(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022140184
(43)【公開日】2022-09-26
(54)【発明の名称】インナーマスクリング
(51)【国際特許分類】
A41D 13/11 20060101AFI20220915BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021075400
(22)【出願日】2021-03-11
(71)【出願人】
【識別番号】598036517
【氏名又は名称】相澤 利夫
(72)【発明者】
【氏名】相澤 利夫
(57)【要約】 (修正有)
【課題】息が漏れることを防止するインナーマスクリングを提供する。
【解決手段】ロープ状の綿をガーゼで海苔巻き状に巻き接着し、その始点と終点をつないで輪にするのであるが、その長さは、鼻梁、口、下あごを一周して覆い、輪が鼻と口の周りに堤防のような形状を呈し、綿の弾力性により、マスクと顔の皮膚の間の空間を全周にわたって隙間なく遮蔽することで、マスクと顔の皮膚の隙間から、息が漏れることを防止するインナーマスクリング。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロープ状の綿をガーゼで海苔巻き状に巻き接着し、その始点と終点をつないで輪にするのであるが、その長さは、鼻梁、口、下あごを一周して覆い、輪が鼻と口の周りに堤防のような形状を呈し、綿の弾力性により、マスクと顔の皮膚の間の空間を全周にわたって隙間なく遮蔽することで、マスクと顔の皮膚の隙間から、息が漏れることを防止するインナーマスクリング。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ガーゼで巻いた綿を輪状にし、その輪で鼻と口を囲み、その上に不織布マスクをすることで、マスクの横からの息漏れを防止するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、マスクを2重にして使うことはあるが、それでマスクの横からの息漏れを防止することはできない。
【発明の開示】
【発明が開示しようとする課題】
【0003】
マスクの使用では、不織布マスクからの息漏れがコロナウイルスとの関係で問題となっている。現在では、専門家によれば性能については不織布マスクだけで十分で、ただ、息漏れしない物がもとめられている。本発明はこの点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
ロープ状の綿をガーゼで海苔巻き状に巻き接着し、その始点と終点をつないで輪にするのであるが、その長さは、鼻梁、口、下あごを一周して覆い、輪が鼻と口の周りに堤防のような形状を呈し、綿の弾力性により、マスクと顔の皮膚の間の空間を全周にわたって隙間なく遮蔽することで、マスクと顔の皮膚の隙間から、息が漏れることを防止するインナーマスクリング。
【発明の効果】
【0005】
本発明を使用することで、呼吸は不織布マスクだけを通過し、直接外気とのやり取りがなくなるため、ウイルスを含む外気は不織布マスクにより濾過されて、安全が保たれる。
【発明を実施すべき最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施形態について説明する。
ロープ状の綿(1)をガーゼ(2)で海苔巻き状に巻き接着し、その始点と終点をつないで輪にするのであるが、その長さは、鼻梁、口、下あごを一周して覆い、輪が鼻と口の周りに堤防のような形状を呈し、綿の弾力性により、マスクと顔の皮膚の間の空間を全周にわたって隙間なく遮蔽することで、マスクと顔の皮膚の隙間から、息が漏れることを防止するインナーマスクリング。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図3】 不織布マスク、インナーマスクリングを装着時の正面透視図
【符号の説明】
【0008】
1 ロープ状の綿
2 ガーゼ