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特開2022-140338子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022140338
(43)【公開日】2022-09-26
(54)【発明の名称】子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子
(51)【国際特許分類】
   A63B 5/00 20060101AFI20220915BHJP
   A63B 23/04 20060101ALI20220915BHJP
【FI】
A63B5/00 Z
A63B23/04 Z
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022032820
(22)【出願日】2022-03-03
(31)【優先権主張番号】202110269896.3
(32)【優先日】2021-03-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】522084902
【氏名又は名称】鄭州航空工業管理学院
(74)【代理人】
【識別番号】100145470
【弁理士】
【氏名又は名称】藤井 健一
(72)【発明者】
【氏名】孫建華
(72)【発明者】
【氏名】趙紫浩
(72)【発明者】
【氏名】曹再輝
(57)【要約】      (修正有)
【課題】子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子を提供する。
【解決手段】ベース1の底部のコーナーにコンタクトローラー2が取付けられ、ベース1の頂面の左側に回転台3が前後に取り付けられ、回転台3における回転部は駆動コンポーネントによってそれを回転させ、回転台3における回転部に、第一リンク4が接続され、第一リンク4の外端に、第一伸縮レバー5が接続され、第一伸縮レバー5の内側に、縦棒が配置され、縦棒の間は、支持装置を通して接続され、縦棒の内側に、胴体シートベルトが接続され、ベース1の頂部の前側に、フットマット10が取付けられ、フットマット10内に、圧力センサ11がはめ込まれ、ベースの頂部の右側が支持装置と対応するところに、外側に防護柵を有するベッドボディが設けられる。本装置はタイムリーで効果的に子供の状況に対して自身状態の切り替えを行い、子供の安全が損傷を受けないことを保証することができる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、
ベース(1)を有し、ベース(1)の底部のコーナーに、何れもコンタクトローラー(2)が取付けられ、ベース(1)の頂面の左側に回転台(3)が前後対称に取り付けられ、回転台(3)における回転部は、駆動コンポーネントによってそれを回転させ、回転台(3)における回転部に、何れも第一リンク(4)が固定するように接続され、第一リンク(4)の外端に、何れも長さをロックことができる第一伸縮レバー(5)が固定するように接続され、第一伸縮レバー(5)と第一リンク(4)は互いに垂直であり、2本の第一伸縮レバー(5)の可動棒の上端は、第二リンク(6)を通して固定するように接続され、前後2本の第一伸縮レバー(5)の内側に何れも縦棒(7)が設けられ、縦棒(7)の上部は、何れも弾性バンド(8)を通して対応な第一伸縮レバー(5)の可動棒と固定するように接続され、縦棒(7)の下部は、弾性バンド(8)を通して対応な第一伸縮レバー(5)の固定棒と固定するように接続され、前後両側の縦棒(7)の間は、支持装置を通して接続され、支持装置によって人体の後側を支持することが可能であり、縦棒(7)の内側に、胴体シートベルト(9)が接続され、胴体シートベルト(9)と支持装置を組み合わせることにより、人体を固定することができるようになり、ベース(1)の頂部の前側に、フットマット(10)が取付けられ、フットマット(10)内に、圧力センサ(11)がはめ込まられ、圧力センサ(11)は駆動コンポーネントと接続され、ベース(1)の頂部の右側が支持装置と対応するところに、外側に防護柵を有するベッドボディ(12)が設けられることを特徴とする子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項2】
前記支持装置は、アークロッド(13)を有し、縦棒(7)の頂部に、何れも外端が左側に向いているアークロッド(13)が固定するように接続され、前後2本のアークロッド(13)の外端は同じ中空筒体(14)を通して固定するように接続され、中空筒体(14)の前後内側壁の間に、ガイドローラーが回転可能に接続されて且つガイドローラーの外側に布(15)が巻き付かられ、縦棒(7)と接続するアークロッド(13)の内側に、同じ延長方向に沿って第一スライド溝(16)が設けられ、中空筒体(14)の側壁が第一スライド溝(16)と対応するところに、それと連通している長状貫通穴(18)が設けられ、布(15)の前後両側に、何れも複数の第一スライドブロック(17)が固定するように接続され、第一スライドブロック(17)は、長状貫通穴(18)を通して第一スライド溝(16)内に入ることが可能であり、第一スライドブロック(17)は第一スライド溝(16)に沿って摺動するが第一スライド溝(16)から抜け出さなく、最も外側の前後の二つの第一スライドブロック(17)の間は、位置制限ロッド(19)を通して固定するように接続され、位置制限ロッド(19)の一端に、ロック装置が設けられ、ロック装置によって、位置制限ロッド(19)が第一スライド溝(16)内に移動する際の位置ロックを実現することができることを特徴とする請求項1に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項3】
前記中空筒体(14)は、ガイドローラーと接続するところに、トーションばねが取付けられることを特徴とする請求項2に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項4】
前記縦棒(7)は、長さロック可能且つその可動棒が下に向いている伸縮レバーであり、伸縮レバーの可動棒の外側に、第一スライド溝(16)と連通する第二スライド溝が設けられ、第一スライドブロック(17)は、第二スライド溝内に移動することができることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項5】
前記ロック装置は、第三リンク(20)を有し、位置制限ロッド(19)の外側に、第三リンク(20)が固定するように接続され、第三リンク(20)のもう一端に、穴が開けられていて且つ穴に可動なボルト(21)が設けられ、縦棒(7)とアークロッド(13)の外側がボルト(21)と対応するところに、何れも複数のねじ穴(22)が縦に並べて均等に設けられることを特徴とする請求項2に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項6】
前記ベース(1)の底部が左側のコンタクトローラー(2)と対応するところに、何れも溝が設けられていて且つ溝内に開口が下に向いているボックス(23)が設けられ、ボックス(23)の前後の側壁がコンタクトローラー軸と対応するところに、何れも縦方向の貫通溝が設けられ、ボックス(23)は溝に沿って上下に摺動でき、ベース(1)の頂部の前側に、ガイド縦穴(24)が前後対称に設けられ、ガイド縦穴(24)と対応な溝の間は、第一貫通穴(25)を通して連通され、ガイド縦穴(24)の上側に、押さえ板(26)が設けられ、押さえ板(26)は、対応な回転台(3)の左側に位置し、押さえ板(26)と対応なボックス(23)の間は、第四リンク(27)を通して固定するように接続され、第四リンク(27)は、ガイド縦穴(24)及び第一貫通穴(25)の中に上下に移動でき、ボックス(23)により、コンタクトローラー(2)を完全に覆うことができ、押さえ板(26)とベース(1)の頂面の間に、ばね(28)が固定するように接続され、第一リンク(4)は、反時計回りに回転しているときに、押さえ板(26)を下向きに押さえることができることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項7】
前記ベッドボディ(12)の底部に、電動昇降装置(31)が設けられ、ベッドボディ(12)の左側に、下向きに傾斜したスライドプレート(29)がヒンジ接続されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項8】
前記第一伸縮レバー(5)は、電動式伸縮レバーであることを特徴とする請求項1に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【請求項9】
前記縦棒(7)の下部に、足のシートベルト(30)が設けられることを特徴とする請求項1に記載の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は子供のジャンプ娯楽施設の分野に関し、具体的に、子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子に関する。
【背景技術】
【0002】
子供がまだ一人で歩かないとき、大人が抱っこして遊ぶ必要があるが、ずっと抱っこしていると、大人にも一定の負担をもたらす。特に家事など他の事情がある場合、抱っこするのが難しいため、子供のジャンプ装置という発明が生じ、子供がその中でジャンプして遊ぶことができ、子供が泣くのを防ぐことができる。それとともに、大人が短い期間に離れて家事やその他のことをやることもできるが、子供はこの年に眠気が強く、ほんの少し遊ぶとだんだん眠くなって疲れてしまう。大人が他のことをしているうちに、子供はすでに半醒半睡の状態になっているかもしれない。このとき、子供は立っている状態であれば、その頭が横に垂れ下がってしまい、タイムリーに発見されないと、首曲がりにより子供にダメージを与える。大人が子供と一緒に遊んでいる場合、子供がだんだん寝ていくと、子供を抱きようとしたら、子供の束縛を解くと動きが大きすぎて、子供目が覚めやすく、子供がまた遊び始めるかもしれないので、特に上記の欠陥に対して子供用ジャンプ娯楽椅子を提案する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、上記不足を解決するために、子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の目的を実現するために、本発明の使用する技術的な解決方案は以下の通りである。子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、ベースを有し、ベースの底部のコーナーに、何れもコンタクトローラーが取付けられ、ベースの頂面の左側に回転台が前後対称に取り付けられ、回転台における回転部は、駆動コンポーネントによってそれを回転させ、回転台における回転部に、何れも第一リンクが固定するように接続され、第一リンクの外端に、何れも長さをロックことができる第一伸縮レバーが固定するように接続され、第一伸縮レバーと第一リンクは互いに垂直であり、2本の第一伸縮レバーの可動棒の上端は、第二リンクを通して固定するように接続され、前後2本の第一伸縮レバーの内側に何れも縦棒が設けられ、縦棒の上部は、何れも弾性バンドを通して対応な第一伸縮レバーの可動棒と固定するように接続され、縦棒の下部は、弾性バンドを通して対応な第一伸縮レバーの固定棒と固定するように接続され、前後両側の縦棒の間は、支持装置を通して接続され、支持装置によって人体の後側を支持することが可能であり、縦棒の内側に、胴体シートベルトが接続され、胴体シートベルトと支持装置を組み合わせることにより、人体を固定することができるようになり、ベースの頂部の前側に、フットマットが取付けられ、フットマット内に、圧力センサがはめ込められ、圧力センサは駆動コンポーネントと接続され、ベースの頂部の右側が支持装置と対応するところに、外側に防護柵を有するベッドボディが設けられる。
【0005】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記支持装置は、アークロッドを有し、縦棒の頂部に、何れも外端が左側に向いているアークロッドが固定するように接続され、前後2本のアークロッドの外端は同じ中空筒体を通して固定するように接続され、中空筒体の前後内側壁の間に、ガイドローラーが回転可能に接続されて且つガイドローラーの外側に布が巻き付かられ、縦棒と接続するアークロッドの内側に、同じ延長方向に沿って第一スライド溝が設けられ、中空筒体の側壁が第一スライド溝と対応するところに、それと連通している長状貫通穴が設けられ、布の前後両側に、何れも複数の第一スライドブロックが固定するように接続され、第一スライドブロックは、長状貫通穴を通して第一スライド溝内に入ることが可能であり、第一スライドブロックは第一スライド溝に沿って摺動するが第一スライド溝から抜け出さなく、最も外側の前後の二つの第一スライドブロックの間は、位置制限ロッドを通して固定するように接続され、位置制限ロッドの一端に、ロック装置が設けられ、ロック装置によって、位置制限ロッドが第一スライド溝内に移動する際の位置ロックを実現することができる。
【0006】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記中空筒体は、ガイドローラーと接続するところに、トーションばねが取付けられる。
【0007】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記縦棒は、長さロック可能且つその可動棒が下に向いている伸縮レバーであり、伸縮レバーの可動棒の外側に、第一スライド溝と連通する第二スライド溝が設けられ、第一スライドブロックは、第二スライド溝内に移動することができる。
【0008】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記ロック装置は、第三リンクを有し、位置制限ロッドの外側に、第三リンクが固定するように接続され、第三リンクのもう一端に、穴が開けられていて且つ穴に可動なボルトが設けられ、縦棒とアークロッドの外側がボルトと対応するところに、何れも複数のねじ穴が縦に並べて均等に設けられる。
【0009】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記ベースの底部が左側のコンタクトローラーと対応するところに、何れも溝が設けられていて且つ溝内に開口が下に向いているボックスが設けられ、ボックスの前後の側壁がコンタクトローラー軸と対応するところに、何れも縦方向の貫通溝が設けられ、ボックスは溝に沿って上下に摺動でき、ベースの頂部の前側に、ガイド縦穴が前後対称に設けられ、ガイド縦穴と対応な溝の間は、第一貫通穴を通して連通され、ガイド縦穴の上側に、押さえ板が設けられ、押さえ板は、対応な回転台の左側に位置し、押さえ板と対応なボックスの間は、第四リンクを通して固定するように接続され、第四リンクは、ガイド縦穴及び第一貫通穴の中に上下に移動でき、ボックスにより、コンタクトローラーを完全に覆うことができ、押さえ板とベースの頂面の間に、ばねが固定するように接続され、第一リンクは、反時計回りに回転しているときに、押さえ板を下向きに押さえることができる。
【0010】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記ベッドボディの底部に、電動昇降装置が設けられ、ベッドボディの左側に、下向きに傾斜したスライドプレートがヒンジ接続される。
【0011】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記第一伸縮レバーは、電動式伸縮レバーである。
【0012】
上記の子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、前記縦棒の下部に、足のシートベルトが設けられる。
【発明の効果】
【0013】
従来の技術と比べて、本発明の有益な効果は以下の通りである。本発明は、使用するときに、本発明を所定の位置に移動した後、ユーザはコンタクトローラーをロックし、このとき、第一伸縮レバーは、可動レバーで上向きの縦方向なロック状態となり、子供を胴体シートベルトと支持装置の間に入れて、次に胴体シートベルトによって子供を縛り、子供を縦棒、支持装置、胴体シートベルトと一体とし、子供が跳躍するとき、弾性バンドを通してそれを引っ張りたり支持したりし、子供が遊んでいるとき、子供の足はフットマットの上に踏むことができる。このとき、本発明は作動し、圧力センサにより、フットマットにかけられたた圧力を監視し、子供が活発で、立ち続け難しく、子供がフットマットの上で遊んでいる限り、圧力センサが監視する圧力数値は絶えず変化している。子供が遊んで疲れた後、睡眠状態に入ると、子供が跳躍していないため、圧力センサが監視する圧力の数値は変わらず、一定時間持続した後、子供が睡眠に入ったと判定し、子供が寝た後、頭を片側に垂らして脊椎や首などの部位を損傷することを防止するために、圧力センサがコントローラーに信号を送信し、コントローラーは、駆動ユニットを制御し、回動台の回転部を動かして、第一リンクと第一伸縮レバーを時計回りに90度回転させ、第一リンクは一定の長さを有するため、子供は後ろに横になる過程で、縦棒がベッドボディと平行になるまで支持装置に持ち上げられる。このとき、子供は支持装置に持ち上げられながらベッドボディの内側の上方に位置してベッドボディと衝突しない。弾性バンドは共に子供と支持装置を引っ張って、このとき、子供が寝たばかりで、眠りが浅くて、ハンモックのような本装置は比較的に良い快適性を有するため子供を起こさなく、子供に次第に熟睡するのに、過渡時間を与えて、このとき、大人は縦棒と支持装置を揺らすことができ、子供はベッドボディ内で揺らし、これにより、深い眠りをとるのを助けるとともに、この過程で、シートベルトは子供の体に対して一時的に寒さに耐える役割を果たし、子供が徹底的に熟睡した後、胴体シートベルトを取り外すと同時に、駆動コンポーネントの駆動縦棒を垂直状態に回復させ、ユーザが子供に布団をかぶせるのに便利である。同時に起立した第二リンクは、ユーザが本発明を寝室などの暗い場所に引き寄せて熟睡させるための引手として用いることができる。本発明は構造が簡単で、設計が巧みで、子供の遊び好きと眠気が強い天性に対して、トランポリン遊びと休憩機能を結合し、子供が遊び疲れた後に睡眠状態に入ると、立っている寝姿が子供の健康を損なう。このとき、大人がそばにいる場合、子どものシートベルトなどの束縛をほどいて抱きしめる動きが大きいと、子どもを起こしやすくなる。しかし、このとき、大人は家事などの影響でタイムリーに発見されなければ、意外な事故の発生を招きやすい。本装置は大人の監視に代わって、タイムリーで効果的に子供の状況に対して自身状態の切り替えを行い、それによって子供の安全が損傷を受けないことを保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明の実施形態または既存技術の実施形態をより明確に説明するために、以下では、実施形態または既存技術の説明において使用する必要がある図面について簡単に説明するが、以下に説明する図面は、本発明のいくつかの実施形態であることは明らかであり、当業者にとって、創造的な労働性を払うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0015】
図1】本発明の3D構造の概略図である。
図2】本発明の正面図である。
図3図2の左側面図である。
図4】本発明の一つの使用状態の正面図である。
図5図4の平面図である。
図6図4の軸側面図である。
図7】ベースの部分断面構造の概略図である。
図8】布と縦棒7を組み合わせる際の接続概略図である。
図9図8の側面図である。
図10図9のI箇所の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
本発明の実施形態の目的、技術方案および利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態の図面に関連して、本発明の実施形態における技術方案を明確かつ完全に説明する。説明された実施形態は、すべての実施形態ではなく、本発明の一部の実施形態であることは明らかである。本発明の実施形態によれば、当業者が創造的な労働を行わないことを前提として得た他のすべての実施形態は、本発明の保護の範囲に属する。
【0017】
子供の脚力を鍛えるためのジャンプ娯楽椅子であり、図に示すように、ベース1を有し、ベース1の底部のコーナーに、何れもコンタクトローラー2が取付けられ、ベース1の頂面の左側に回転台3が前後対称に取り付けられ、回転台3における回転部は、駆動コンポーネントによってそれを回転させ、回転台3における回転部に、何れも第一リンク4が固定するように接続され、第一リンク4の外端に、何れも長さをロックことができる第一伸縮レバー5が固定するように接続され、第一伸縮レバー5と第一リンク4は互いに垂直であり、2本の第一伸縮レバー5の可動棒の上端は、第二リンク6を通して固定するように接続され、前後2本の第一伸縮レバー5の内側に何れも縦棒7が設けられ、縦棒7の上部は、何れも弾性バンド8を通して対応な第一伸縮レバー5の可動棒と固定するように接続され、縦棒7の下部は、弾性バンド8を通して対応な第一伸縮レバー5の固定棒と固定するように接続され、前後両側の縦棒7の間は、支持装置を通して接続され、支持装置によって人体の後側を支持することが可能であり、縦棒7の内側に、胴体シートベルト9が接続され、胴体シートベルト9と支持装置を組み合わせることにより、人体を固定することができるようになり、ベース1の頂部の前側に、フットマット10が取付けられ、フットマット10内に、圧力センサ11がはめ込められ、圧力センサ11は駆動コンポーネントと接続され、ベース1の頂部の右側が支持装置と対応するところに、外側に防護柵を有するベッドボディ12が設けられる。本発明は、使用するときに、本発明を所定の位置に移動した後、ユーザはコンタクトローラー2をロックし、このとき、第一伸縮レバー5は、可動レバーで上向きの縦方向なロック状態となり、子供を胴体シートベルトと支持装置の間に入れて、次に胴体シートベルトによって子供を縛り、子供を縦棒7、支持装置、胴体シートベルトと一体とし、子供が跳躍するとき、弾性バンド8を通してそれを引っ張りたり支持したりし、子供が遊んでいるとき、子供の足はフットマット10の上に踏むことができる。このとき、本発明は作動し、圧力センサ11により、フットマットにかけられたた圧力を監視し、子供が活発で、立ち続け難しく、子供がフットマットの上で遊んでいる限り、圧力センサ11が監視する圧力数値は絶えず変化している。子供が遊んで疲れた後、睡眠状態に入ると、子供が跳躍していないため、圧力センサ11が監視する圧力の数値は変わらず、一定時間持続した後、子供が睡眠に入ったと判定し、子供が寝た後、頭を片側に垂らして脊椎や首などの部位を損傷することを防止するために、圧力センサ11がコントローラーに信号を送信し、コントローラーは、駆動ユニットを制御し、回動台3の回転部を動かして、第一リンク4と第一伸縮レバー5を時計回りに90度回転させ、第一リンク4は一定の長さを有するため、子供は後ろに横になる過程で、縦棒7がベッドボディ12と平行になるまで支持装置に持ち上げられる。このとき、子供は支持装置に持ち上げられながらベッドボディの内側の上方に位置してベッドボディと衝突しない。弾性バンドは共に子供と支持装置を引っ張って、このとき、子供が寝たばかりで、眠りが浅くて、ハンモックのような本装置は比較的に良い快適性を有するため子供を起こさなく、子供に次第に熟睡するのに、過渡時間を与えて、このとき、大人は縦棒7と支持装置を揺らすことができ、子供はベッドボディ12内で揺らし、これにより、深い眠りをとるのを助けるとともに、この過程で、シートベルトは子供の体に対して一時的に寒さに耐える役割を果たし、子供が徹底的に熟睡した後、胴体シートベルトを取り外すと同時に、駆動コンポーネントの駆動縦棒を垂直状態に回復させ、ユーザが子供に布団をかぶせるのに便利である。同時に起立した第二リンク6は、ユーザが本発明を寝室などの暗い場所に引き寄せて熟睡させるための引手として用いることができる。本発明は構造が簡単で、設計が巧みで、子供の遊び好きと眠気が強い天性に対して、トランポリン遊びと休憩機能を結合し、子供が遊び疲れた後に睡眠状態に入ると、立っている寝姿が子供の健康を損なう。このとき、大人がそばにいる場合、子どものシートベルトなどの束縛をほどいて抱きしめる動きが大きいと、子どもを起こしやすくなる。しかし、このとき、大人は家事などの影響でタイムリーに発見されなければ、意外な事故の発生を招きやすい。本装置は大人の監視に代わって、タイムリーで効果的に子供の状況に対して自身状態の切り替えを行い、それによって子供の安全が損傷を受けないことを保証することができる。
【0018】
具体的には、図に示すように、本実施形態に記載の支持装置は、アークロッド13を有し、縦棒7の頂部に、何れも外端が左側に向いているアークロッド13が固定するように接続され、前後2本のアークロッド13の外端は同じ中空筒体14を通して固定するように接続され、中空筒体14の前後内側壁の間に、ガイドローラーが回転可能に接続されて且つガイドローラーの外側に布15が巻き付かられ、縦棒7と接続するアークロッド13の内側に、同じ延長方向に沿って第一スライド溝16が設けられ、中空筒体14の側壁が第一スライド溝16と対応するところに、それと連通している長状貫通穴18が設けられ、布15の前後両側に、何れも複数の第一スライドブロック17が固定するように接続され、第一スライドブロック17は、長状貫通穴18を通して第一スライド溝16内に入ることが可能であり、第一スライドブロック17は第一スライド溝16に沿って摺動するが第一スライド溝16から抜け出さなく、最も外側の前後の二つの第一スライドブロック17の間は、位置制限ロッド19を通して固定するように接続され、位置制限ロッド19の一端に、ロック装置が設けられ、ロック装置によって、位置制限ロッド19が第一スライド溝16内に移動する際の位置ロックを実現することができる。本支持装置により、支持作用を果たす必要がある場合には、位置制限ロッド19によって布15を長状貫通穴18から引き出し、両側の第一スライドブロック17が布をまっすぐにしながら布を第一スライド溝16内に進入させ、布15が適切な長さに引き伸ばされて子供を包み、縦棒7を平らにした後に子供を支持することができ、ロック装置により位置制限ロッド19と布の位置を固定することで、布と胴体シートベルトは共に子供の体を縛ることができる。本支持装置が使用しない場合、布を収納することができ、布が長期にわたって外側に露出することを防止し、常に洗浄を必要とする。それと同時に、上向きに曲がったアークロッド13は、布に合わせて日除けの役割を果たし、子供が遊ぶときに、直射日光を浴びて体を損傷する状況が回避される。子供が寝たばかりの場合、縦棒は時計回りに水平に回転して、布15は完全に子供を持ち上げ、このとき、布15は弾性バンドと組み合わせて、揺れることができるハンモックを構成し、子供の快適性を向上させ、子供がより早く熟睡でき、また、アークロッドを布と組み合わせて、同じように横になっている子供に対して光を遮る役割を果たすことができる。そして、子供が熟睡した後に、布を床体に近づけて比較的小さな隙間を残した後、位置制限ロッド19のロックを解除し、第一リンクによって、布15を縦棒とアークロッド13の境界に収めると、このとき子供の体は完全にベッドボディと接触し、この操作によってユーザは布とバンドが子供に対する束縛をより軽い動作で解除することが可能になり、束縛を解除する時、動作が大きすぎて子供が目を覚ますことが回避され、また、位置制限ロッド19によって、布を縦棒とアークロッド13の境まで押しても、依然として日よけの効果を果たし、ユーザが子供を寝室などの光の暗いところに押すまで、胴体シートベルトは子供の腹部を一時的にカバーし寒さを防ぐことが可能であり、ユーザは駆動コンポーネントを制御し第一リンクと縦棒を一定角度回転させてベッドボディから離れることができ、このとき、ユーザは厚い布団に着替えて子供に蓋をして寒さを防ぐことができる。
【0019】
具体的には、図に示すように、本実施形態に記載の中空筒体14は、ガイドローラーと接続するところに、トーションばねが取付けられる。それにより、ガイドローラーにおける布が自動に下に移動することがなく、ずっとまっすぐな状態になっている。
【0020】
さらに、図に示すように、本実施形態に記載の縦棒7は、長さロック可能且つその可動棒が下に向いている伸縮レバーであり、伸縮レバーの可動棒の外側に、第一スライド溝16と連通する第二スライド溝が設けられ、第一スライドブロック17は、第二スライド溝内に移動することができる。子供の成長が速いため、縦棒7と組み合わせる布の長さを調整することができることにより、本装置は異なる成長時期の子供に適応することが可能になるとともに、縦棒7が水平状態になった後、ユーザは縦棒7を長くすることによって子供の足をよりよく支持することができる。
【0021】
さらに、図に示すように、本実施形態に記載のロック装置は、第三リンク20を有し、位置制限ロッド19の外側に、第三リンク20が固定するように接続され、第三リンク20のもう一端に、穴が開けられていて且つ穴に可動なボルト21が設けられ、縦棒7とアークロッド13の外側がボルト21と対応するところに、何れも複数のねじ穴22が縦に並べて均等に設けられる。位置制限ロッド19が所定位置に移動するたびに、ボルト21を対応なネジ穴22にねじ込むことにより、位置制限ロッド19と布を固定することが実現される。
【0022】
さらに、図に示すように、本実施形態に記載のベース1の底部が左側のコンタクトローラー2と対応するところに、何れも溝が設けられていて且つ溝内に開口が下に向いているボックス23が設けられ、ボックス23の前後の側壁がコンタクトローラー軸と対応するところに、何れも縦方向の貫通溝が設けられ、ボックス23は溝に沿って上下に摺動でき、ベース1の頂部の前側に、ガイド縦穴24が前後対称に設けられ、ガイド縦穴24と対応な溝の間は、第一貫通穴25を通して連通され、ガイド縦穴24の上側に、押さえ板26が設けられ、押さえ板26は、対応な回転台3の左側に位置し、押さえ板26と対応なボックス23の間は、第四リンク27を通して固定するように接続され、第四リンク27は、ガイド縦穴24及び第一貫通穴25の中に上下に移動でき、ボックス23により、コンタクトローラー2を完全に覆うことができ、押さえ板26とベース1の頂面の間に、ばね28が固定するように接続され、第一リンク4は、反時計回りに回転しているときに、押さえ板26を下向きに押さえることができる。本発明がジャンプ娯楽椅子の状態である場合、第一リンク4は押さえ板26を下に押しさえ、ばね28は圧縮され、第四リンク27はボックス23を下に移動させてボックス23の底面が地面に近接するまで移動させ、本装置と地面の摩擦力を増大させ、このとき、子供がジャンプするときに、本装置は移動せず、ユーザがコンタクトローラーをロックしないことにより意外な発生を招くことが回避される。本発明が寝台状態である場合、第一リンク4が時計回りに回転し、ばね28が押さえ板を上に戻してコンタクトローラーが自由に移動できるようにすると、ユーザは本発明を押して動くことができる。遊び時のロックと休憩時の移動可能な状態を自動切り替えることが可能であるため、安全で便利である。
【0023】
さらに、図に示すように、本実施形態に記載のベッドボディ12の底部に、電動昇降装置31が設けられ、ベッドボディ12の左側に、下向きに傾斜したスライドプレート29がヒンジ接続される。電動昇降装置とスライドプレート29により、子供がベッドから降りるのに便利である。
【0024】
さらに、図に示すように、本実施形態に記載の第一伸縮レバー5は、電動式伸縮レバーである。電動伸縮レバーによって、簡単且つ快速に縦棒の高さを調節できるようになり、また、電動伸縮レバーは縦棒が水平に横になる過程で子供が安全にベッドに入るように補助することができる。
【0025】
さらに、図に示すように、本実施形態に記載の縦棒7の下部に、足のシートベルト30が設けられる。足のシートベルト30により、子供をしっかり縛ることができる。
【0026】
最後に説明すべきなのは、上述は本発明の好適な実施形態にすぎず、本発明を限定するものではないが、前記実施形態を参照して本発明を詳細に説明するが、当業者にとっては、前記各実施形態に記載の技術的態様を修正したり、その一部の技術的特徴を同等に置換したりすることができる。本発明の精神及び原則において行われたいかなる修正、均等置換、改善等は、本発明の保護範囲内に含まれる。
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