特開2022-141104IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、例えば工作機械の主軸に用いられるアンギュラ玉軸受

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】軸受の内径、外径、幅の基本寸法が従来品と同じでありながら、高速回転性能と負荷容量を十分に両立できるアンギュラ玉軸受を提供する。
【解決手段】本発明は、内輪1および外輪2の軌道面1a,2a間に介在する複数のボール3を有し、これらボール3が円筒形状の保持器4の円周方向複数箇所に設けられたポケットPtに保持されたアンギュラ玉軸受である。そして、ボール3の直径Daに対する、隣接するボール3,3の中心間の距離Pcからボール3の直径Daを差し引いたボール間距離Pdの比が、0.16以上0.35以下である。さらに、外輪2の軌道面2aの溝2gの直径Doをボール3の直径Daで除した外輪溝曲率Roに対する、内輪1の軌道面1aの溝1gの直径Diをボール3の直径Daで除した内輪溝曲率Riの比が、0.97以上0.99以下である。
【選択図】図2C

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかし、このような従来技術による軸受では、適用する工作機械の主軸の構造を大幅に変更したり、複雑化したりする必要があり、従来品と同じ基本寸法での高速回転性能と負荷容量との両立を十分に満足することができなかった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のアンギュラ玉軸受は、内輪と、外輪と、これら内輪および外輪の軌道面間に介在する複数のボールと、円筒形状であって前記ボールを円周方向複数箇所に設けられたポケットで保持する保持器とを有し、前記ボールの直径に対する、隣接する前記ボールの中心間の距離から前記ボールの直径を差し引いたボール間距離の比が、0.16以上0.35以下であり、前記外輪の軌道面の溝の直径を前記ボールの直径で除した外輪溝曲率・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のアンギュラ玉軸受は、前記ボールの直径に対する、隣接する前記ボールの中心間の距離から前記ボールの直径を差し引いたボール間距離の比が、0.16以上0.35以下であり、前記外輪の軌道面の溝の直径を前記ボールの直径で除した外輪溝曲率に対する、前記内輪の軌道面の溝の直径を前記ボールの直径で除した内輪溝曲率の比が、0.97以上0.99以下であるので、軸受の内径、外径、幅の基本寸法が従来品と同じでありながら、高速回転時の発熱が抑えられるとともに、負荷容量が確保され、高速回転性能と負荷容量を十分に両立できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の第1実施形態のアンギュラ玉軸受の縦断面図である。
【図2A】 同アンギュラ玉軸受の内輪の縦断面図である。
【図2B】 同アンギュラ玉軸受の外輪の縦断面図である。
【図2C】 同アンギュラ玉軸受の横断面図である。
【図2D】 図2Cの部分拡大図である。
【図3】 同アンギュラ玉軸受と従来のアンギュラ玉軸受の比較例を示す図である。
【図4】 本発明の第2実施形態のアンギュラ玉軸受の縦断面図である。
【図5】 高速回転試験機の概略を示す縦断面図である。

選択図 図2C出願人が指定した本件の代表的な図

1…内輪、1a…内輪の軌道面、1g…内輪の軌道面の溝、2外輪、2a…外輪の軌道面、2b…外輪の外周面、2c…外輪の内周面、2g…外輪の軌道面の溝、3…ボール、4,4A…保持器、4a…保持器の内周面、4b…保持器の外周面、Da…ボールの直径、Di…内輪の軌道面の溝の直径、Do…外輪の軌道面の溝の直径、H…軸受断面高さ、Pc…ボールの中心間の距離、Pd…ボール間距離、Pt…保持器のポケット、Ri…内輪溝曲率、Ro…外輪溝曲率、Tomin…外輪最小肉厚

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