(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022142005
(43)【公開日】2022-09-30
(54)【発明の名称】ノート
(51)【国際特許分類】
B42D 15/00 20060101AFI20220922BHJP
【FI】
B42D15/00 301K
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021041955
(22)【出願日】2021-03-16
(71)【出願人】
【識別番号】000001351
【氏名又は名称】コクヨ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100085338
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 一博
(72)【発明者】
【氏名】水谷 裕子
(72)【発明者】
【氏名】田中 史郎
(57)【要約】
【課題】中紙が切り替わる度に新たに見出し記入欄を作成しなければならないという従来の煩わしさを好適に解消し得るノートを提供する。
【解決手段】綴じ部材4を用いて、対をなす紙製の表表紙1及び裏表紙2間に当該表表紙1及び裏表紙2よりも上下寸法が短く設定された複数枚の中紙3を綴じるようにしたノートであって、表表紙1及び裏表紙2が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものであり、見開き状態において中紙3により覆われることがない表表紙1及び裏表紙2における内面側の上端部領域R1、R2に、使用者によって任意の見出し情報たる情報項目Jを記入可能な見出し記入欄M1、M2が設けられている。
【選択図】
図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
綴じ部材を用いて、対をなす紙製の表紙間に当該表紙よりも上下寸法又は左右寸法が短く設定された複数枚の中紙を綴じるようにしたノートであって、
前記表紙が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものであり、
見開き状態において前記中紙により覆われることがない前記表紙における内面側の端部領域に、使用者によって任意の見出し情報を記入可能な見出し記入欄が設けられているノート。
【請求項2】
綴じ部材を用いて、対をなす表紙間に当該表紙よりも上下寸法又は左右寸法が短く設定された複数枚の中紙を綴じるようにしたノートであって、
前記表紙が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものであり、
前記表紙と前記中紙との間に、前記表紙と略同じ大きさに設定された紙製の扉紙が綴じられたものであり、
見開き状態において前記中紙により覆われることがない前記扉紙における内面側の端部領域に、使用者によって任意の見出し情報を記載し得る見出し記入欄が設けられているノート。
【請求項3】
前記複数枚の中紙が、前記表紙よりも上下寸法が短く設定されたものであり、
前記端部領域が、前記中紙よりも上に位置している上端部領域である請求項1又は2記載のノート。
【請求項4】
前記見出し記入欄が、左右方向に延びてなる上ガイド線と、この上ガイド線よりも下の位置に平行に設けられ当該上ガイド線と同一の長さをなす下ガイド線と、これら上ガイド線と下ガイド線との間に設けられた記載面とを備えたものである請求項1、2又は3記載のノート。
【請求項5】
前記上ガイド線及び前記下ガイド線に、左右方向の位置を合致させてドット状の目印が一定間隔で設けられている請求項1、2、3又は4記載のノート。
【請求項6】
前記中紙に、左右方向に延びてなる複数の罫線が配設されたものであり、これら罫線にドット状の目印が一定間隔で設けられている請求項1、2、3、4又は5記載のノート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノートに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、執務や学習等に用いられる種々のノートが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【0003】
この種のノートでは、中紙の上部に見出し記入欄が設けられている。中紙の見出し記入欄には、使用者による記入作業によって、所要の情報項目(例えば、物品の使用履歴を管理する場合には、「物品名」、「使用者」、「使用日」、「使用目的」等が挙げられる。)が表示され、それら情報項目に対応する下の位置に具体的な情報が順に記入されるようになっている。
【0004】
ところが、従来のものでは、中紙が切り替わる毎に、新たな中紙の見出し記入欄に対して情報項目を記入しなければならず、使用者に煩わしさを感じさせるものとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、少なくとも、中紙が切り替わる毎に、新たな中紙の見出し記入欄に情報項目を記入しなければならないという従来の煩わしさを好適に解消し得るノートを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
【0008】
請求項1に記載の発明は、綴じ部材を用いて、対をなす紙製の表紙間に当該表紙よりも上下寸法又は左右寸法が短く設定された複数枚の中紙を綴じるようにしたノートであって、前記表紙が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものであり、見開き状態において前記中紙により覆われることがない前記表紙における内面側の端部領域に、使用者によって任意の見出し情報を記入可能な見出し記入欄が設けられているノートである。
【0009】
請求項2に記載の発明は、綴じ部材を用いて、対をなす表紙間に当該表紙よりも上下寸法又は左右寸法が短く設定された複数枚の中紙を綴じるようにしたノートであって、前記表紙が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものであり、前記表紙と前記中紙との間に、前記表紙と略同じ大きさに設定された紙製の扉紙が綴じられたものであり、見開き状態において前記中紙により覆われることがない前記扉紙における内面側の端部領域に、使用者によって任意の見出し情報を記載し得る見出し記入欄が設けられているノートである。
【0010】
請求項3に記載の発明は、前記複数枚の中紙が、前記表紙よりも上下寸法が短く設定されたものであり、前記端部領域が、前記中紙よりも上に位置している上端部領域である請求項1又は2記載のノートである。
【0011】
請求項4に記載の発明は、前記見出し記入欄が、左右方向に延びてなる上ガイド線と、この上ガイド線よりも下の位置に平行に設けられ当該上ガイド線と同一の長さをなす下ガイド線と、これら上ガイド線と下ガイド線との間に設けられた記載面とを備えたものである請求項1、2又は3記載のノートである。
【0012】
請求項5に記載の発明は、前記上ガイド線及び前記下ガイド線に、左右方向の位置を合致させてドット状の目印が一定間隔で設けられている請求項1、2、3又は4記載のノートである。
【0013】
請求項6に記載の発明は、前記中紙に、左右方向に延びてなる複数の罫線が配設されたものであり、これら罫線にドット状の目印が一定間隔で設けられている請求項1、2、3、4又は5記載のノートである。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように本発明によれば、少なくとも、中紙が切り替わる毎に、新たな中紙の見出し記入欄に情報項目を記入しなければならないという従来の煩わしさを好適に解消し得るノートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図7】同実施形態における一使用例を示す見開き状態の正面図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の一実施形態を、
図1~8を参照して説明する。なお、図面では、把握の便宜のために、「中紙3」に相当する部分には色(グレー)を付している。
【0017】
この実施形態に示されたノートは、一般にリングノートと称される構成のものである。
【0018】
ノートは、リング状の綴じ部材4を用いて、対をなす紙製の表紙間すなわち表表紙1と裏表紙2との間に当該表表紙1及び裏表紙2よりも上下寸法が短く設定された複数枚の中紙3を綴じるようにしたものである。
【0019】
表表紙1及び裏表紙2は、縦長矩形状をなしている。表表紙1及び裏表紙2は、それぞれが同一の大きさに設定されている。表表紙1及び裏表紙2は、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものとなっている。なお、この実施形態では、表表紙1及び裏表紙2がA4の大きさに設定されている。
【0020】
表表紙1及び裏表紙2は、紙製のものである。これは、後述する見出し記入欄M1、M2に対して使用者が任意の見出し情報である情報項目Jを柔軟に記入及び消去し得る材質を選択したためである。
【0021】
表表紙1及び裏表紙2の各綴じ元側には、リング状の綴じ部材4が挿通される複数の綴じ部材挿通孔11、21が形成されている。また、表表紙1及び裏表紙2における綴じ元側の上端部近傍には、掛け紐Hを挿通させるための掛け紐挿通孔12、22が形成されている。
【0022】
なお、この実施形態では、
図5に示すように、裏表紙2の内面には、左右方向に延びてなる複数の罫線fが上下方向に一定の間隔を空けて配設されている。各罫線fには、既知の構成である同一形状をなすドット状の目印(符号は省略)が一定の間隔で設けられている。
図5の裏表紙2の例と同様に、
図4に示される表表紙1の内面にも罫線を設けるようにしてもよいのはもちろんのことである。
【0023】
中紙3は、表表紙1と裏表紙2との間に綴じられている。複数枚の中紙3は、それぞれ同じ大きさをなしている。中紙3は、表表紙1及び裏表紙2よりも上下寸法が短く設定された矩形状をなしている。一方で、中紙3の左右寸法は、表表紙1及び裏表紙2の左右寸法と略同じ寸法に設定されている。中紙3の各綴じ元側にはリング状の綴じ部材4が挿通される複数の綴じ部材挿通孔31が形成されている。
【0024】
なお、中紙3における下端縁3eの位置は、表表紙1及び裏表紙2における下端縁1e、2eの位置に略合致させてある。換言すれば、中紙3は、表表紙1及び裏表紙2と比較して背が低いものとなっている。
【0025】
中紙3には、左右方向に延びてなる複数の罫線kが上下方向に一定の間隔を空けて配設されている。各罫線fには、既知の構成であるドット状の目印(符号は省略)が一定の間隔で設けられている。
【0026】
そして、本実施形態のノートにおける表表紙1及び裏表紙2には、見開き状態(
図4~7を参照)において中紙3により覆われることがない内面側の端部領域すなわち中紙3よりも上に位置している上端部領域R1、R2に、使用者によって任意の見出し情報である情報項目Jを記入可能な見出し記入欄M1、M2が設けられている。
【0027】
見出し記入欄M1、M2は、表表紙1及び裏表紙2の上端部領域R1、R2における下半部、すなわち、上端部領域R1、R2において中紙3の上端に近接した位置に設けられている。換言すれば、見出し記入欄M1、M2は、表表紙1及び裏表紙2の上端部領域R1、R2に中紙3の上端部に沿うように表示されている。
【0028】
見出し記入欄M1、M2は、左右方向に直線状に延びてなる上ガイド線g1と、上ガイド線g1よりも下の位置に平行に設けられ当該上ガイド線g1と同一の長さをなす下ガイド線g2と、上ガイド線g1と下ガイド線g2との間に設けられた記載面g3とを備えている。
【0029】
上ガイド線g1及び下ガイド線g2には、左右方向の位置を合致させて複数種類の形状をなすドット状の目印da、dbが一定間隔で設けられている。
【0030】
記載面g3は、上ガイド線g1及び下ガイド線g2により区成され左右方向に長手をなす帯状の領域である。記載面g3には、使用者の任意により、見出しとなる所定の見出し情報たる情報項目Jが記入され得るようになっている。
【0031】
図7では、情報項目Jのより具体的な記載例を示している。すなわち、物品であるカメラの使用履歴を管理する場合には、記載面g3に記入されるべき見出しとなる所定の情報項目Jとして、「物品名(カメラNo.)」、「使用者」、「持出日」、「使用目的」、「返却日」、及び、「備考」などを挙げることができる。
【0032】
記載面g3には、上ガイド線g1及び下ガイド線g2に設けられた所定位置のドットda、db同士を繋いで縦線S1を表示させることができるようになっている。見出し記入欄M1、M2には、上ガイド線g1、下ガイド線g2、及び、縦線S1を協働させることによって、特定の情報項目Jを囲う表示枠Wを設けることができるようになっている。
【0033】
使用者は、直線を筆記するのに便宜な定規等の道具を用いて、見出し記入欄M1、M2に設けられたドット状の目印da、dbの存在と中紙3の罫線kに設けられたドット状の目印の存在を頼りにして、これらを繋ぐように直線を記入することができる。換言すれば、使用者は、見出し記入欄M1、M2に記入した縦線S1に合わせるようにして、中紙3に縦線S2を表示させることができるようになっている。
【0034】
以上説明したように、本実施形態に係るノートは、リング状の綴じ部材4を用いて、対をなす紙製の表紙たる表表紙1及び裏表紙2間に当該表表紙1及び裏表紙2よりも上下寸法が短く設定された複数枚の中紙3を綴じるようにしたものである。そして、表表紙1及び裏表紙2が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものである。ノートは、見開き状態において中紙3により覆われることがない表表紙1及び裏表紙2における内面側の端部領域たる上端部領域R1、R2に、使用者によって任意の見出し情報である情報項目Jを記入可能な見出し記入欄M1、M2が設けられている。
【0035】
このため、本実施形態のものであれば、少なくとも、中紙が切り替わる毎に、新たな中紙の見出し記入欄に情報項目をいちいち記入しなければならないという従来の煩わしさを好適に解消し得るノートを提供することができるものとなる。
【0036】
つまり、使用者は、表表紙1及び裏表紙2に設けられた見出し記入欄M1、M2を、複数枚の中紙3のそれぞれを利用する場合に共通的に参照することができるようになっている。
【0037】
そのため、本実施形態に係るノートであれば、表表紙1及び裏表紙2に設けられた見出し記入欄M1、M2に所定の情報項目Jを設けるだけで、見出し記入欄M1、M2を参照しつつ中紙3を利用し得るものとなっている。
【0038】
また、表表紙1及び裏表紙2が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されたものであるため、不使用時における収納・保管の適合性や、使用者による取扱いの利便性に優れたものとなっている。
【0039】
見出し記入欄M1、M2が、左右方向に延びてなる上ガイド線g1と、上ガイド線g1よりも下の位置に平行に設けられ当該上ガイド線g1と同一の長さをなす下ガイド線g2と、上ガイド線g1と下ガイド線g2との間に設けられた記載面g3とを備えたものである。
【0040】
このため、使用者は、見出しを構成する種々の見出し情報すなわち情報項目Jを上ガイド線g1と下ガイド線g2との間に特定された記載面g3に筆記し易いため、きれいな見出しの作成に寄与し得るものとなっている。
【0041】
上ガイド線g1及び下ガイド線g2に、左右方向の位置を合致させてドット状の目印da、dbが一定間隔で設けられている。
【0042】
このため、使用者が上ガイド線g1の目印daと下ガイド線g2の目印dbとを縦線S1で繋ぐことにより、見出しとなる情報項目Jを囲う表示枠Wを好適に設けることができるようになっている。
【0043】
中紙3に、左右方向に延びてなる複数の罫線kが配設されたものであり、これら罫線kにドット状の目印が一定間隔で設けられている。
【0044】
このため、中紙3に見出し記入欄M1、M2の縦線S1と合致した縦線S2を極めて綺麗に設けることができるようになっている。
【0045】
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
【0046】
例えば、ノートは、
図9に示すような構成のものであってもよい。
【0047】
ノートは、表表紙1と中紙3との間、及び、裏表紙2と中紙3との間に、表表紙1及び裏表紙2と略同じ大きさに設定された仲介紙である紙製の扉紙5が綴じられた構成のものとなっている。この実施形態では、見開き状態において中紙3により覆われることがない扉紙5における内面側の端部領域たる上端部領域R5に、使用者によって任意の見出し情報を記載し得る見出し記入欄M5が設けられている。
【0048】
すなわち、
図9に示されるノートは、リング状の綴じ部材4を用いて、対をなす表紙である表表紙1及び裏表紙2間に当該表表紙1及び裏表紙2よりも上下寸法が短く設定された複数枚の中紙3を綴じるようにしたものである。そして、表表紙1及び裏表紙2が、JIS規格により定められたA3、A4、A5、B4、又は、B5の大きさに設定されている。さらに、この実施形態では、表表紙1と中紙3との間、及び、裏表紙2と中紙3との間に、それぞれ、表表紙1及び裏表紙2と略同じ大きさに設定された紙製の扉紙5が綴じられている。ノートは、見開き状態において中紙3により覆われることがない各扉紙5における内面側の端部領域である上端部領域R5に、使用者によって任意の見出し情報を記載し得る見出し記入欄M5が設けられている。
【0049】
中紙3における下端縁3eの位置は、表表紙1、裏表紙2、及び、扉紙5における下端縁1e、2e、5eの位置に略合致させてある。換言すれば、中紙3は、表表紙1、裏表紙2、及び、扉紙5と比較して背が低いものとなっている。
【0050】
各扉紙5の内面側には見出し記入欄M5が設けられているという点、見出し記入欄M5は上ガイド線g1、下ガイド線g2、及び、記載面g3を備えたものである点、扉紙5の綴じ元側には綴じ部材挿通孔51や掛け紐挿通孔52が設けられている点、中紙3と裏表紙2との間に位置する扉紙5には罫線fが設けられている点は、上述した実施形態における表表紙1及び裏表紙2の例と同様である。つまり、
図9に示された他の実施例は、上述した実施形態において表表紙1及び裏表紙2の内面側に設けていた種々の表示物を扉紙5に設けるようにしたものである。
【0051】
このようなものであっても、所期の目的を達成することができるものとなっている。なお、
図9に示された他の実施形態のものであれば、表表紙1及び裏表紙2に対して使用者により文字等が記入されることを考慮しなくてもよいことになる。そのため、表表紙1及び裏表紙2には、強度に優れた材質のもの(例えば、合成樹脂により形成されたもの)を無理なく適用し得るものとなり、耐久性に優れたノートを提供し得る設計の自由度に優れたものとなる。
【0052】
その他、ノートの各構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0053】
綴じ部材は、種々の構成のものを適用することができるのは言うまでもない。
【0054】
複数枚の中紙は、対をなす表紙間に当該表紙よりも左右寸法が短く設定されたものであってもよい。このようなものであれば、対をなす表紙における側端部領域(綴じ元側と反対側に位置する領域)に見出し記入欄を好適に設けることができるものとなる。
【0055】
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【符号の説明】
【0056】
1…表表紙(表紙)
2…裏表紙(表紙)
3…中紙
4…綴じ部材
R1、R2…上端部領域(端部領域)
M1、M2…見出し記入欄