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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022143861
(43)【公開日】2022-10-03
(54)【発明の名称】キーシートおよび表示器
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/02 20060101AFI20220926BHJP
   H01H 36/00 20060101ALI20220926BHJP
   H01H 13/702 20060101ALI20220926BHJP
【FI】
G06F3/02 400
G06F3/02 F
H01H36/00 J
H01H13/702
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021044605
(22)【出願日】2021-03-18
(71)【出願人】
【識別番号】390008235
【氏名又は名称】ファナック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【弁理士】
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【弁理士】
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【弁理士】
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【弁理士】
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 亨祐
(72)【発明者】
【氏名】有本 公平
【テーマコード(参考)】
5B020
5G046
5G206
【Fターム(参考)】
5B020DD04
5B020DD22
5G046AA02
5G046AB02
5G046AC22
5G046AD02
5G206HU50
5G206KS07
5G206KS15
5G206KU36
(57)【要約】
【課題】絶縁手袋を装着したままでも静電容量式のタッチパネルに対するタッチ操作が可能になるキーシートと、そのキーシートを有する表示器とを提供する。
【解決手段】タッチパネル14付きディスプレイ12の表示面12aに設けられるキーシート16であって、ディスプレイ12に表示される表示ボタン18の位置に押下可能に突出した複数の操作ボタン24が形成された導電性シート20と、導電性シート20とタッチパネル14との間に設けられ、複数の操作ボタン24の位置に複数の孔26が形成された絶縁シート22と、を備える。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
静電容量式のタッチパネル付きのディスプレイに設けられるキーシートであって、
前記ディスプレイに表示される表示ボタンの位置に押下可能に突出した複数の操作ボタンが形成された導電性シートと、
前記導電性シートと前記タッチパネルとの間に設けられ、複数の前記操作ボタンの位置に複数の孔が形成された絶縁シートと、
を備える、キーシート。
【請求項2】
請求項1に記載のキーシートであって、
前記操作ボタンは、ドーム状に形成されている、キーシート。
【請求項3】
請求項1または2に記載のキーシートであって、
前記操作ボタンは、光を透過可能である、キーシート。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載のキーシートであって、
前記操作ボタンは、表示ボタンに対応した文字、記号、または模様が印字されている、キーシート。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のキーシートであって、
前記絶縁シートは、絶縁性の両面テープである、キーシート。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のキーシートであって、
前記操作ボタンは、前記導電性シートと同一の材料で構成されている、キーシート。
【請求項7】
静電容量式のタッチパネル付きであり表示ボタンが表示されるディスプレイと、
前記ディスプレイに設けられるキーシートと、
を備え、
前記キーシートは、
前記ディスプレイに表示される前記表示ボタンの位置に押下可能に突出した複数の操作ボタンが形成された導電性シートと、
前記導電性シートと前記タッチパネルとの間に設けられ、複数の前記操作ボタンの位置に複数の孔が形成された絶縁シートと、
を有する、表示器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電容量式のタッチパネルに取り付けるキーシートと、そのキーシートを有する表示器とに関する。
【背景技術】
【0002】
タッチパネル付き表示器が知られている。特許文献1にはその一例が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-106079号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タッチパネル付き表示器は、例えば工場に配備される工作機械やロボット等の操作盤にも適用されることがある。工場で作業するオペレータは、安全のために絶縁手袋を装着するのが一般的である。
【0005】
タッチパネルのタッチ検出方式にはいくつか種類があることが知られているが、その中の一つに特許文献1でも採用されている静電容量式がある。静電容量式は、タッチしたときのタッチパネルの傷つきにくい点や、複数点以上のマルチタッチにも対応することができるとの点で好ましい。しかしながら、静電容量式のタッチパネルには、絶縁手袋でタッチしたときに、そのタッチを検出できないとの問題がある。
【0006】
本発明は、絶縁手袋を装着したままでも静電容量式のタッチパネルに対するタッチ操作が可能になるキーシートと、そのキーシートを有する表示器とを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、静電容量式のタッチパネル付きのディスプレイに設けられるキーシートであって、前記ディスプレイに表示される表示ボタンの位置に押下可能に突出した複数の操作ボタンが形成された導電性シートと、前記導電性シートと前記タッチパネルとの間に設けられ、複数の前記操作ボタンの位置に複数の孔が形成された絶縁シートと、を備える。
【0008】
本発明の第2の態様は、静電容量式のタッチパネル付きであり表示ボタンが表示されるディスプレイと、前記ディスプレイに設けられるキーシートと、を備え、前記キーシートは、前記ディスプレイに表示される前記表示ボタンの位置に押下可能に突出した複数の操作ボタンが形成された導電性シートと、前記導電性シートと前記タッチパネルとの間に設けられ、複数の前記操作ボタンの位置に複数の孔が形成された絶縁シートと、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、絶縁手袋を装着したままでも静電容量式のタッチパネルに対するタッチ操作が可能になるキーシートと、そのキーシートを有する表示器とが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】実施の形態に係る表示器を表す斜視図である。
図2図1の表示器の分解斜視図である。
図3図3Aは、図1のIIIA-IIIA線矢視断面図である。図3Bは、図3Aの操作ボタンを押下したときの状態を示す図である。
図4】変形例2に係る導電性シートを表す図である。
図5図5Aは、変形例3に係る表示器を表す図である。図5Bは、図5Aの表示器について、キーシートをめくった状態を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明のキーシートおよび表示器について、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
【0012】
[実施の形態]
図1は、実施の形態に係る表示器10を表す斜視図である。図2は、図1の表示器10の分解斜視図である。
【0013】
表示器10は、表示および操作用のインタフェースとして、例えば工作機械を制御する数値制御装置、あるいはロボットを制御するロボットコントローラに設けられる。図1および図2に示すように、本実施の形態に係る表示器10は、ディスプレイ12と、タッチパネル14と、キーシート16とを備える。なお、図面では、キーシート16に関して、見分け易さのために厚みをあえて大きく描いている。
【0014】
ディスプレイ12は、本実施の形態ではLCD(Liquid Crystal Display)とする。ただしディスプレイ12の材料は液晶に限定されず、例えば有機EL(Organic Electro-Luminescence)を用いてもよい。ディスプレイ12は、情報が表示される表示面12aを有する。
【0015】
表示面12aには、複数の表示ボタン18が表示される。複数の表示ボタン18は、オペレータがタッチ操作することを想定して表示されるものである。なお、表示面12aには複数の表示ボタン18のほかにも情報を表示してよい。表示面12a上の表示レイアウトは、前述した工作機械の操作用、あるいはロボットの操作用といった用途に応じて、予め決められているものとする。
【0016】
タッチパネル14はディスプレイ12に取り付けられており(図2)、その上にキーシート16が設けられる(図1)。タッチパネル14は、表示ボタン18に対するタッチ操作を検出する。タッチパネル14のタッチ検出方式は、静電容量式である。静電容量式は、タッチパネル14にタッチしたときにタッチパネル14が傷つきにくい点や、複数点以上のマルチタッチにも対応することができるとの点で優れる。
【0017】
図2に示すように、キーシート16は、導電性シート20と、絶縁シート22とを有する。
【0018】
導電性シート20は、弾性および導電性を有するシート状の部材である。導電性シート20には複数の操作ボタン24が形成される。
【0019】
複数の操作ボタン24は、ディスプレイ12に表示される表示ボタン18の位置に対応して形成される。複数の操作ボタン24の各々は導電性シート20の表面をドーム状に盛り上げるようにして形成される。なお、本実施の形態の操作ボタン24の底部は円形であるが、底部の形状が円形に限定されるわけではない。
【0020】
複数の操作ボタン24を含め、導電性シート20は光を透過可能な材料から構成されるとよい。これにより、複数の表示ボタン18を含めた表示面12aに表示される情報に対する視認性を良好に保つことができる。
【0021】
オペレータは、後でも説明するが、操作したい表示ボタン18に対応する操作ボタン24を凹ませるように押下することで、操作ボタン24越しに表示ボタン18に対するタッチ操作を行うことができる。オペレータは弾性の操作ボタン24を押すことにより、キーシート16が設けられない場合には得られなかった操作感を得ることができる。
【0022】
絶縁シート22は、絶縁性を有するシート状の部材である。絶縁シート22は、導電性シート20とタッチパネル14との間に設けられる。これにより、操作ボタン24が押下された場合を除き、静電容量式のタッチパネル14と導電性シート(操作ボタン24)20とは接触しなくなる。したがって、導電性シート20を設けることによるタッチパネル14のタッチ誤検出を防止することができる。
【0023】
絶縁シート22には、複数の操作ボタン24の位置に複数の孔26が形成される。本実施の形態の複数の孔26の各々は円形状を有するが、これに限定されるわけではない。
【0024】
複数の孔26の各々の大きさは、対応する表示ボタン18と同一または表示ボタン18よりも小さいとよい。これにより、操作ボタン24によってタッチ可能な領域を、操作ボタン24が対応する表示ボタン18の表示領域内に収めることができる。
【0025】
絶縁シート22は、限定されないが本実施の形態では両面テープである。これにより、導電性シート20を絶縁シート22上に容易に固定することができる。また、キーシート16全体をディスプレイ12(タッチパネル14)上に容易に固定することができる。
【0026】
また、本実施の形態の絶縁シート22は、透明である。これにより、表示面12aに表示される情報が絶縁シート22で隠れてしまうことが防止される。
【0027】
図3Aは、図1のIIIA-IIIA線矢視断面図である。
【0028】
以下、図3Aに断面を示した操作ボタン24について説明する。なお、図3A図1中の複数の操作ボタン24のうちの一つの断面を示すものであるが、以下でする説明は、他の操作ボタン24についても同様である。
【0029】
操作ボタン24は、断面視で見ると薄膜状であり、タッチパネル14との間に空洞Cを形成する。図3Aに示すように、操作ボタン24に何ら力が加えられていない状態では、操作ボタン24とタッチパネル14とは接触しない。
【0030】
図3Bは、図3Aの操作ボタン24を押下したときの状態を示す図である。押下は絶縁手袋を装着したオペレータの指により行われているものとする。
【0031】
操作ボタン24は、押下することで弾性変形してタッチパネル14と接触する。静電容量式のタッチパネル14は、絶縁性の物質(絶縁手袋)が接触してもその接触を検出することは困難であるが、導電性の操作ボタン24が接触することにより、その接触を検出することができる。図3Bの例であれば、タッチパネル14は、変形した操作ボタン24との接触点Pにおけるタッチ操作を検出する。したがって、絶縁手袋を装着したままのオペレータであっても、操作ボタン24を押下することで、表示ボタン18に対するタッチ操作を行うことが可能である。
【0032】
操作ボタン24を押下により弾性変形させるためには、その弾性の強さにもよるが、オペレータはそれなりの力を操作ボタン24に加える必要がある。したがって、本実施の形態によれば、オペレータは操作ボタン24を押下することによる操作感を得ることができる。
【0033】
図3Bのように押下された操作ボタン24は、オペレータが指を離すことで、自身の復元力により、図3Aの状態に戻ることができる。これにより、タッチパネル14がオペレータの意図しないタッチ検出を行うおそれが低減される。
【0034】
このように、本実施の形態によれば、絶縁手袋を装着したままでも静電容量式のタッチパネル14に対するタッチ操作が可能になるキーシート16と、そのキーシート16を有する表示器10とが提供される。
【0035】
[変形例]
以上、本発明の一例として実施の形態が説明された。上記実施の形態には、多様な変更または改良を加えることが可能である。また、その様な変更または改良を加えた形態が本発明の技術的範囲に含まれ得ることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0036】
以下、実施の形態に係る変形例について、具体例をいくつか挙げて説明する。ただし、実施の形態で既に説明した構成要素には、実施の形態と同一の符号を付す。また、以下では実施の形態との相違点を主に説明することとし、重複する説明はできるだけ省略する。
【0037】
(変形例1)
キーシート16は、ディスプレイ12の表示面12aのうち表示ボタン18が表示される領域に重ねることができればよく、必ずしも表示面12a全体をカバーする必要はない。例えば表示面12aにおける表示レイアウトが、複数の操作ボタン24を表示する領域と、複数の操作ボタン24を表示しない領域とで分かれているのであれば、キーシート16は、複数の操作ボタン24を表示する領域を少なくともカバーすればよい。この場合、キーシート16(導電性シート20および絶縁シート22)は、透明でなくてもよい。
【0038】
(変形例2)
複数の操作ボタン24には、表示ボタン18に対応した文字、記号、または模様を印字してもよい。あるいは、複数の操作ボタン24の色彩を、表示ボタン18に対応して異ならせてもよい。これにより、オペレータは操作ボタン24の色や印字を見ることで、操作ボタン24と表示ボタン18との対応関係を確認できる。
【0039】
図4は、変形例2に係る導電性シート20A(20)を表す図である。
【0040】
図4に本変形例に係る導電性シート20Aを例示する。例示の導電性シート20Aは複数の操作ボタン24A(24)を有する。複数の操作ボタン24Aの各々には、対応する表示ボタン18に対応する文字、記号が印字されている。
【0041】
本変形例では、透明でない材料からなる導電性シート20Aを用いた場合であっても表示ボタン18の位置をオペレータに認識させることが可能である。ただしその場合は、複数の操作ボタン24A以外の部分について、表示面12aに表示される情報が透明でない導電性シート20Aに隠されてしまうおそれがある。したがってそのような場合には、変形例1を参照して、表示面12a上のうち、複数の操作ボタン24の表示領域のみにキーシート16が設けられるようにするとよい。この場合には、変形例1でも説明したように、絶縁シート22も透明でなくてよい。
【0042】
(変形例3)
図5Aは、変形例3に係る表示器10を表す図である。図5Bは、図5Aの表示器10について、キーシート16をめくった状態を表す図である。
【0043】
キーシート16は、表示器10の一部、例えば図5Aに示す一端10aに固定されてもよい。これにより、キーシート16をディスプレイ12に被せたり(図5A)、めくったりすることができる(図5B)。本変形例によれば、絶縁シート22は両面テープである必要はなく、ディスプレイ12に貼り付かなくてもよい。
【0044】
(変形例4)
実施の形態では、複数の孔26を全て円形状とした。複数の孔26の形状は、操作ボタン24を押下したときに操作ボタン24とタッチパネル14とが接触するようになっていれば、適宜変更してもよい。
【0045】
[実施の形態から得られる発明]
上記実施の形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
【0046】
<第1の発明>
静電容量式のタッチパネル(14)付きのディスプレイ(12)に設けられるキーシート(16)であって、前記ディスプレイ(12)に表示される表示ボタン(18)の位置に押下可能に突出した複数の操作ボタン(24)が形成された導電性シート(20)と、前記導電性シート(20)と前記タッチパネル(14)との間に設けられ、複数の前記操作ボタン(24)の位置に複数の孔(26)が形成された絶縁シート(22)と、を備える。
【0047】
これにより、絶縁手袋を装着したままでも静電容量式のタッチパネル(14)に対するタッチ操作が可能になるキーシート(16)が提供される。
【0048】
前記操作ボタン(24)は、ドーム状に形成されてもよい。これにより、タッチ操作のために操作ボタン(24)を押し込むことが必要になるので、オペレータに操作感を与えることができる。
【0049】
前記操作ボタン(24)は、光を透過可能であってもよい。これにより、オペレータが表示ボタン(18)を視認しようとする際に、操作ボタン(24)が視認の妨げになることが回避される。
【0050】
前記操作ボタン(24)は、表示ボタン(18)に対応した文字、記号、または模様が印字されていてもよい。これにより、オペレータは操作ボタン(24)を見ることで、操作ボタン(24)と表示ボタン(18)との対応関係を確認できる。
【0051】
前記絶縁シート(22)は、絶縁性の両面テープであってもよい。これにより、導電性シート(20)を絶縁シート(22)上に容易に固定することができる。また、キーシート(16)全体をディスプレイ(12)(タッチパネル(14))上に容易に固定することができる。
【0052】
前記操作ボタン(24)は、前記導電性シート(20)と同一の材料で構成されてもよい。これにより、複数の操作ボタン(24)が形成された導電性シート(20)を容易に製造できる。
【0053】
<第2の発明>
表示器(10)であって、静電容量式のタッチパネル(14)付きであり表示ボタン(18)が表示されるディスプレイ(12)と、ディスプレイ(12)に設けられるキーシート(16)と、を備え、前記キーシート(16)は、前記ディスプレイ(12)に表示される表示ボタン(18)の位置に押下可能に突出した複数の操作ボタン(24)が形成された導電性シート(20)と、前記導電性シート(20)と前記タッチパネル(14)との間に設けられ、複数の前記操作ボタン(24)の位置に複数の孔(26)が形成された絶縁シート(22)と、を有する。
【0054】
これにより、絶縁手袋を装着したままでも静電容量式のタッチパネル(14)に対するタッチ操作が可能になるキーシート(16)を有する表示器(10)が提供される。
【符号の説明】
【0055】
10…表示器 12…ディスプレイ
12a…表示面 14…タッチパネル
16…キーシート 18…表示ボタン
20…導電性シート 22…絶縁シート
24…操作ボタン 26…孔
図1
図2
図3
図4
図5