IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社LIXILグループの特許一覧

<>
  • 特開-複層ガラス 図1
  • 特開-複層ガラス 図2
  • 特開-複層ガラス 図3
  • 特開-複層ガラス 図4
  • 特開-複層ガラス 図5
  • 特開-複層ガラス 図6
  • 特開-複層ガラス 図7
  • 特開-複層ガラス 図8
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022145983
(43)【公開日】2022-10-05
(54)【発明の名称】複層ガラス
(51)【国際特許分類】
   C03C 27/06 20060101AFI20220928BHJP
   E06B 3/67 20060101ALI20220928BHJP
   E06B 5/16 20060101ALI20220928BHJP
【FI】
C03C27/06 101D
E06B3/67 Z
E06B5/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021046741
(22)【出願日】2021-03-22
(71)【出願人】
【識別番号】504163612
【氏名又は名称】株式会社LIXIL
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(74)【代理人】
【識別番号】100161506
【弁理士】
【氏名又は名称】川渕 健一
(74)【代理人】
【識別番号】100179833
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 将尚
(72)【発明者】
【氏名】松浦 翔
(72)【発明者】
【氏名】安部 則弘
【テーマコード(参考)】
2E016
2E239
4G061
【Fターム(参考)】
2E016BA09
2E016CA01
2E016CB01
2E016CC02
2E016CC03
2E016CC04
2E239CA03
2E239CA22
2E239CA43
2E239CA61
4G061AA27
4G061BA01
4G061CB05
4G061CB16
4G061CD02
4G061CD24
(57)【要約】
【課題】板ガラスの破損を抑制することができる複層ガラスを提供する。
【解決手段】複層ガラス1は、隙間をあけて対向して配置された複数のガラス板11,12と、複数のガラス板11,12の周縁部の間を封止する封止部2と、を備え、複数のガラス板11、12及び封止部2によって、中空層s1が形成され、封止部2は、複数のガラス板11,12の周縁部の間に設けられた封着材31と、封着材31に中空層s1と外側とを連通するように形成された貫通孔32を閉塞するシール材33と、を有し、シール材33は、加熱によって、中空層s1と外側とが連通する。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
隙間をあけて対向して配置された複数のガラス板と、
該複数のガラス板の周縁部の間を封止する封止部と、を備え、
前記複数のガラス板及び前記封止部によって、中空層が形成され、
前記封止部は、
前記複数のガラス板の周縁部の間に設けられた封着材と、
前記封着材に前記中空層と外側とを連通するように形成された貫通孔を閉塞するシール材と、を有し、
前記シール材は、加熱によって、前記中空層と前記外側とが連通する複層ガラス。
【請求項2】
前記貫通孔には、前記中空層と前記外側とを連通するように管状部材が設けられ、
前記管状部材の前記外側の端部は、前記シール材で封着されている請求項1に記載の複層ガラス。
【請求項3】
前記シール材は、加熱にともなう化学反応によって、空隙を生じるゴム材料及びエラストマー材料のいずれか一方で構成されている請求項1または2に記載の複層ガラス。
【請求項4】
前記シール材を構成する材料の融点は70℃より大きく、且つ116℃よりも小さい請求項1から3のいずれか一項に記載の複層ガラス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、複層ガラスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から、ペアガラスは、2枚のガラス板が隙間を有して配置され、ガラス板間の隙間がゴム等の封着材で封止された構成である(下記の特許文献1参照)。耐火仕様のペアガラスでは、2枚のガラス板のうち1枚に耐火仕様のガラス板を採用して、火災時におけるガラス板の熱割れを防止するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2019/093319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
火災時には、耐火仕様のペアガラスであっても、ガラス板及び封着材によって形成される密閉空間の気体が熱膨張を起こすと、密閉空間内の気体の圧力が増大し、ガラス板が割れる虞がある。ガラス板が割れると、封着材が空気中にある酸素に触れる状態となり、封着材も着火し、延焼が拡大する虞がある。
【0005】
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、ガラス板の破損を抑制することができる複層ガラスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る複層ガラスは、隙間をあけて対向して配置された複数のガラス板と、該複数のガラス板の周縁部の間を封止する封止部と、を備え、前記複数のガラス板及び前記封止部によって、中空層が形成され、前記封止部は、前記該複数のガラス板の周縁部の間に設けられた封着材と、前記封着材に記中空層と外側とを連通するように形成された貫通孔を閉塞するシール材と、を有し、前記シール材は、加熱によって、前記中空層と前記外側とが連通する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】第一実施形態に係る複層ガラスの厚さ方向に沿う断面図。
図2】第一実施形態に係る複層ガラスの厚さ方向に沿う断面図で加熱時を示す。
図3】第一実施形態に係る複層ガラスの厚さ方向に沿う断面図で加熱時を示す。
図4】第二実施形態に係る複層ガラスの斜視図。
図5図4のA-A線断面図。
図6図5のB-B線断面図。
図7】比較例のガラス板の中央位置のガラスの厚さ方向の変位を示す図。
図8】実施例のガラス板の中央位置のガラスの厚さ方向の変位を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(第一実施形態)
以下、第一実施形態に係る複層ガラスについて、図面に基づいて説明する。図1に示す本実施形態に係るペアガラス(複層ガラス)1は、耐火仕様である。ペアガラス1は、板ガラス(ガラス板)11と、耐火ガラス(ガラス板)12と、封止部2と、を備えている。
【0009】
板ガラス11は、耐火性能を有していない普通のガラス板である。耐火ガラス12は、耐火性能を有しているガラス板である。
【0010】
板ガラス11及び耐火ガラス12は、板状に形成されている。板ガラス11と耐火ガラス12とは、隙間をあけて対向して配置されている。板ガラス11及び耐火ガラス12の板面は、互いに対向する方向を向いている。板ガラス11及び耐火ガラス12は、正面視(板ガラス11及び耐火ガラス12の板面に直交する方向から見て)略矩形状に形成されているが、形状は適宜設定可能である。
【0011】
本実施形態では、2枚のガラス板のうち1枚を耐火ガラスとしているが、耐火ガラスの替わりに網入りガラスを採用してもよい。板ガラス11を、耐火ガラスまたは網入りガラスとしてもよい。
【0012】
封止部2は、第一封止部20と、第二封止部30と、を有している。正面視略矩形状に形成されたペアガラス1では、四辺ある周縁部のうち三辺の周縁部1aでは、板ガラス11の周縁部11aと耐火ガラス12の周縁部12aとは第一封止部20で封止されている。四辺ある周縁部のうち残りの一辺の周縁部1cでは、板ガラス11の周縁部11cと耐火ガラス12の周縁部12cとは第二封止部30で封止されている。
【0013】
本実施形態では、ペアガラス1の下端部に、ペアガラス1の幅方向の略全長に第一封止部20が設けられている。ペアガラス1の幅方向の両端部に、ペアガラス1の上下方向の略全長に第一封止部20が設けられている。ペアガラス1の上端部に、ペアガラス1の幅方向の略全長に第二封止部30が設けられている。
【0014】
板ガラス11、耐火ガラス12、第一封止部20及び第二封止部30によって、板ガラス11と耐火ガラス12との間には中空層s1が形成されている。中空層s1には、気体が充填されている。第一封止部20及び第二封止部30によって、通常の状態では、中空層s1内の気体が密閉されている。
【0015】
第一封止部20は、第一封着材21を有している。第一封着材21は、板ガラス11の周縁部11aにおける耐火ガラス12の周縁部12a側を向く面11bと、耐火ガラス12の周縁部12aにおける板ガラス11の周縁部11a側を向く面12bとの間を封止するように設けられている。
【0016】
第二封止部30は、第二封着材(封着材)31と、シール材33と、を有している。第二封着材31は、板ガラス11の周縁部11cにおける耐火ガラス12の周縁部12c側を向く面11dと、耐火ガラス12の周縁部12cにおける板ガラス11の周縁部11c側を向く面12dとの間を封止するように設けられている。
【0017】
本実施形態では、第二封止部30はペアガラス1の上端部に設けられているが、第二封止部30はペアガラス1の下端部や幅方向の端部に設けられていてもよい。第一封着材21及び第二封着材31は、例えばゴム系の材料で構成されている。
【0018】
第二封着材31には、中空層s1と外側とを連通するように貫通孔32が形成されている。本実施形態では、貫通孔32は第二封着材31を上下方向に貫通するように形成されている。
【0019】
貫通孔32には、シール材33が設けられている。通常の状態で、シール材33は、貫通孔32を閉塞している。
【0020】
シール材33は、例えば加熱にともなう化学反応によって、空隙を生じるゴム材料及びエラストマー材料のいずれか一方で構成されている。具体的には、シール材33は、ブチルゴム、シリコーン、変性シリコーン、ポリウレタン、ポリサルファイド、アクリル樹脂、ポリイソブチレン等の材料で構成されている。
【0021】
シール材33は、例えば融点が70℃より大きく、且つ116℃よりも小さい材料で構成されていればよい。具体的には、シール材33は、ポリエチレン、エチレン-エチルアクリレートプラスチック、シクロオレフィンコポリマー、エチレン-酢酸ビニル、ポリプロピレン、エチレン-アクリル酸プラスチック、エチレン-メタクリル酸プラスチック、エチレン-ブチルアクリレートプラスチック、熱可塑性ポリウレタンエラストマ、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレンプラスチック、ポリブテン、ポリフッ化ビニリデン、熱可塑性ポリオレフィン,エチレン/オクテン、エチレンプロピレンジエンモノマー、ポリアミド6/66/610、ポリウレタン、ポリアミド、ポリ-α-オレフィン、ポリアミド6、ポリブチレンテレフタレート、ポリスチレン等の材料で構成されている。
【0022】
シール材33が加熱によって貫通孔32に空隙を生じさせるゴム材料及びエラストマー材料のいずれか一方で構成されている場合には、図2に示すように、ペアガラス1が加熱されると、シール材33が加熱にともなう化学反応によって、複数の空隙36aが上下方向につらなって中空層s1と外側とを連通する連通路36が形成される。
【0023】
シール材33が融点が70℃より大きく、且つ116℃よりも小さい材料で構成されている場合には、図3に示すように、ペアガラス1が加熱され116℃未満で、シール材33が第二封着材31よりも先に溶融する。シール材33が溶融することで、貫通孔32の一部が、中空層s1と外側とを連通する連通路36となる。後述する実験結果より、一般的に、ペアガラスは加熱されて封着材が116℃以上になるとガラスの破損が生じやすくなる。116℃未満でシール材33が溶融して連通路36が形成されるため、板ガラス11及び耐火ガラス12の破損の前に連通路36が形成される。通常の状態では、窓の機能(耐風圧強度、水密、気密、断熱、遮音、衝撃、開閉力、視界等)を喪失しないことが必要であり、常温領域である70℃未満では問題なく使用可能である。
【0024】
このように構成されたペアガラス1では、通常の状態では、中空層s1の内部の気体は、封止部2によって密閉されている。火災時には、ペアガラス1の温度上昇にともない、シール材33の状態変化や化学反応等によって、中空層s1と外側とを連通する連通路36が形成され、中空層s1の内部の流体が外側に抜けていき、圧力上昇による板ガラス11及び耐火ガラス12の破損を抑制することができる。
【0025】
ペアガラス1では、シール材33が加熱によって空隙を生じるゴム材料及びエラストマー材料のいずれか一方で構成されている場合には、ペアガラス1が加熱されると、シール材33の化学反応によって、シール材33に中空層s1と外側とを連通する連通路36が形成される。中空層s1の内部の流体が連通路36を通って外側に抜けていき、圧力上昇による板ガラス11及び耐火ガラス12の破損を抑制することができる。
【0026】
ペアガラス1では、シール材33が融点が70℃より大きく、且つ116℃よりも小さい材料で構成されている場合には、ペアガラス1が加熱され116℃未満で、シール材33が溶融して、中空層s1と外側とを連通する連通路36が形成される。中空層s1の内部の流体が連通路36を通って外側に抜けていき、圧力上昇による板ガラス11及び耐火ガラス12の破損を抑制することができる。
【0027】
(第二実施形態)
次に、第二実施形態に係る複層ガラスについて、主に図4から図6を用いて説明する。下記に示す実施形態の説明において、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0028】
図5に示すように、本実施形態に係るペアガラス1Aの第二封止部30Aは、第二封着材(封着材)31Aと、チューブ(管状部材)4と、シール材33Aと、を有している。第二封止部30Aは、ペアガラス1の上端部に設けられているものとして説明する。第二封着材31Aは、板ガラス11の周縁部11cの面11dと、耐火ガラス12の周縁部12cの面12dとの間を封止するように設けられている。第二封着材31Aには、中空層s1と外側とを連通するように貫通孔32Aが形成されている。図6に示すように、本実施形態では、貫通孔32Aは、ペアガラス1Aの幅方向の端部近傍に形成されている。
【0029】
図5に示すように、板ガラス11と耐火ガラス12との間には、第二封着材31Aに隣接して下側にスペーサー35が設けられている。スペーサー35は、ペアガラス1の幅方向の略全長に設けられている。スペーサー35によって、板ガラス11と耐火ガラス12との間の中空層s1の寸法が維持されている。
【0030】
スペーサー35は、断面視略矩形状の環状に形成されている。スペーサー35の上部の第一壁部35aには、上下方向に貫通する第一貫通孔35bが形成されている。第一貫通孔35bは、貫通孔32Aと連通している。スペーサー35の下部の第二壁部35cには、上下方向に貫通する第二貫通孔35dが形成されている。第二貫通孔35dは、ペアガラス1の厚さ方向の中央に1箇所形成されていてもよいし、ペアガラス1の厚さ方向に複数箇所形成されていてもよい。第二貫通孔35dは、スペーサー35の内部に配置される乾燥材(不図示)と中空層s1の内部の気体とを連通するための孔であってもよい。
【0031】
第一貫通孔35b及び貫通孔32Aには、チューブ4が挿通されている。図6に示すように、チューブ4は、略L字状に形成されている。チューブ4は、第一直線部41と、第二直線部42と、を有している。
【0032】
第一直線部41は、上下方向に延びている。第一直線部41の下端部41aは、スペーサー35の第一壁部35aと第二壁部35cとの間に配置されている。ペアガラス1Aを板ガラス11及び耐火ガラス12側から見ると、スペーサー35でチューブ4が隠れるため、チューブ4の露出を抑制することができる。スペーサー35を設けない場合には、チューブ4の下端部41aを第二封着材31Aの下面と面一にすれば、チューブ4の露出を抑制することができる。
【0033】
第二直線部42は、第一直線部41の上端部からペアガラス1Aの幅方向の中央側に折曲している。第二直線部42は、第二封着材31Aの上面31uに沿って配置されている。このように、チューブ4は、中空層s1と外側とを連通するように設けられている。
【0034】
第二直線部42の端部42aは、シール材33Aで封着されている。通常の状態では、チューブ4の端部42aは、シール材33Aによって閉塞している。チューブ4の第二直線部42の端部42a側及びシール材33Aは、テープ等の保護部材37で覆われて第二封着材31Aの上面31uに固定されている。
【0035】
ペアガラス1Aが加熱されると、シール材33Aの状態変化や化学反応等によってシール材33Aに孔(連通路)36A(図4の二点鎖線参照)が開くとともに、保護部材37が剥がれたり溶融したりする。これによって、中空層s1と外側とが連通された状態となる。
【0036】
(実施例、比較例)
上記のペアガラス1A(実施例)と、従来のペアガラス(比較例)について、火災環境を再現するために小型の加熱炉を活用し(加熱条件:ISO834 標準加熱曲線)、対照実験を実施した。実施例のペアガラス1Aでは、シール材33Aにブチルシールを使用した。比較例では、従来のガラス仕様(耐熱強化-Low-Eペアガラス)を使用した。
【0037】
図6に示すように、実験の結果、比較例では、5分46秒でガラス破損が発生した。実施例のペアガラス1Aでは、20分間加熱してもガラス割れが発生しなかった。
【0038】
実施例と比較例で対照実験中にデジタル画像相関法を用いて、ガラスの変形量(ペアガラスの厚さ方向)を測定した。比較例では、試験開始から徐々に膨らみペアガラスの厚さ方向の変位が大きくなり、そのままガラス破損に至った。実施例では、図8に示すように、加熱の途中でガラスの厚さ方向の変形量が急激に減少していることが分かる。これは実施例に設けたシール材33Aに熱により孔が開き、ペアガラス1A内の高圧気体がシール材33Aに生じた孔を通って外側に抜けたことで、ガラスの変形が小さくなったことを示している。
【0039】
このように構成されたペアガラス1では、通常の状態では、中空層s1の内部の気体は、封止部2によって密閉されている。火災時には、ペアガラス1の温度上昇にともない、チューブ4の端部42aを封着しているシール材33Aの状態変化や化学反応等によって、シール材33Aに孔36Aが開く。中空層s1と外側とがチューブ4及びシール材33Aの孔36Aによって連通された状態となり、中空層s1の内部の流体がチューブ4及びシール材33Aの孔36Aを通って外側に逃げていき、圧力上昇によるガラス板の破損を抑制することができる。
【0040】
上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
【0041】
実施形態では、ペアガラスを例に挙げて説明したが、2枚以上のガラス板を備えた複層ガラスであればよい。例えばトリプルガラスの場合には、各ガラス板の間に封着材とシール材とを備えた封止部が設けられていればよい。
【符号の説明】
【0042】
1、1A…ペアガラス(複層ガラス)、2…封止部、4…チューブ(管状部材)、11…板ガラス(ガラス板)、11a,11c…周縁部、12…耐火ガラス(ガラス板)、12a,12c…周縁部、31,31A…第二封着材(封着材)、32,32A…貫通孔、33,33A…シール材、36,36A…連通路、42a…端部、s1…中空層
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8