IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 広東嘉元科技股▲ふん▼有限公司の特許一覧

特開2022-146890電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置
<>
  • 特開-電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置 図1
  • 特開-電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置 図2
  • 特開-電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置 図3
  • 特開-電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置 図4
  • 特開-電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置 図5
  • 特開-電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022146890
(43)【公開日】2022-10-05
(54)【発明の名称】電解銅箔巻取り装置と巻取り前の表面処理装置とを含む装置
(51)【国際特許分類】
   B65H 23/26 20060101AFI20220928BHJP
   B08B 1/02 20060101ALN20220928BHJP
   B08B 1/04 20060101ALN20220928BHJP
   B08B 3/04 20060101ALN20220928BHJP
【FI】
B65H23/26
B08B1/02
B08B1/04
B08B3/04 B
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022024096
(22)【出願日】2022-02-18
(31)【優先権主張番号】202110300434.3
(32)【優先日】2021-03-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】521222176
【氏名又は名称】広東嘉元科技股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】李 伝錚
(72)【発明者】
【氏名】謝 基賢
(72)【発明者】
【氏名】謝 偉成
(72)【発明者】
【氏名】叶 銘
(72)【発明者】
【氏名】古 明煌
(72)【発明者】
【氏名】沈 福輝
【テーマコード(参考)】
3B116
3B201
3F104
【Fターム(参考)】
3B116AA08
3B116AB13
3B116BA02
3B116BA03
3B116BA08
3B116BA15
3B116BB02
3B116BB82
3B116BB87
3B116CC03
3B116CD24
3B201AA08
3B201AB13
3B201BA02
3B201BA03
3B201BA08
3B201BA15
3B201BB02
3B201BB82
3B201BB87
3B201BB92
3B201CB15
3B201CB23
3B201CC14
3B201CD24
3F104AA05
3F104FA01
3F104HA02
3F104KA09
(57)【要約】      (修正有)
【課題】電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置に関し、バリ取りの生産性を改善する。
【解決手段】巻出しローラー1、表面処理機構、スリッター2、巻取りローラー3を順にセットされて、巻出しローラー3に電解銅箔4を巻き、電解銅箔4は表面処理機構、スリッター2を順に経て、巻取りローラー4に巻き取る。表面処理機構は洗浄アセンブリと乾燥アセンブリを含む。表面処理後の電解銅箔4は既にバリ取りをしたので、直接スリットを入れることができて、後のバリ取りが不要である。バリの破片は水洗いプールの液面に浮くため、回収と処理が容易で、水洗い工程で2回の殺菌が完了し、乾燥効率及びスリットの効率が高い。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
巻出しローラー(1)、表面処理機構、スリッター(2)、巻取りローラー(3)を順に備え、前記巻出しローラー(1)に電解銅箔(4)を巻き、前記電解銅箔(4)が前記表面処理機構、前記スリッター(2)を経て前記巻取りローラー(3)に巻き取る電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置において、前記表面処理機構は、洗浄アセンブリと乾燥アセンブリから構成されて、
前記洗浄アセンブリは洗浄プール(5)を含み、前記洗浄プール(5)は塩水(6)で満たされ、前記塩水(6)には駆動ローラー(7)が浸漬され、前記駆動ローラー(7)の一側にトリミング部を備え、前記トリミング部は前記駆動ローラー(7)から遠い側に阻止部を備え、前記阻止部は前記塩水(6)の液面に対して垂直に設置された第1シリンダー(8)を備え、前記第1シリンダー(8)は前記洗浄プール(5)の上部に位置し、前記第1シリンダー(8)の出力端は前記駆動ローラー(7)と平行に設置されたバリ取りローラー(9)に接続され、前記バリ取りローラー(9)は下部にバッフル(10)を備え、前記バッフル(10)は前記バリ取りローラー(9)と前後方向にずらして設置され、前記バッフル(10)と前記バリ取りローラー(9)は互いに干渉しないように水平に設置され、前記バッフル(10)の端部と前記洗浄プール(5)の壁面との間に隙間を設けて、第2シリンダー(11)の出力端は前記バッフル(10)が前記トリミング部から遠い側に固定し設置され、前記第2シリンダー(11)は前記洗浄プール(5)が前記駆動ローラー(7)から遠い側の壁面に固定され、前記電解銅箔は前記バッフル(10)と前記バリ取りローラー(9)の間に電解銅箔(4)を通すことであり、
前記乾燥アセンブリは、密閉型の乾燥プール(12)を備え、前記乾燥プール(12)は、一部の水(13)で満たされ、前記乾燥プール(12)は、プールの壁に埋め込まれた加熱プレート(14)を備え、前記加熱プレート(14)の高温端は前記水(13)と接触し、前記乾燥プール(12)には、上下に対応する設けられた2つのブラシローラー(15)を備え、前記ブラシローラー(15)の底部の一部は前記水(13)に浸漬され、前記ブラシローラー(15)の一側には上下に対応する設けられたワイピングローラー(16)を備えることであり、
前記の駆動ローラー(7)、トリミング部、バッフル(10)、バリ取りローラー(9)、ブラシローラー(15)、ワイピングローラー(16)を順に前記電解銅箔(4)を通して、前記スリッター(3)に入ること、を特徴とする電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項2】
前記トリミング部は、前記駆動ローラー(7)と平行に設置された電動スライドレール(17)からなり、前記電動スライドレール(17)は前記洗浄プール(5)の底の壁に固定され、前記電動スライドレール(17)は対称に設置された2本のスライドバー(18)に接続されていて、前記スライドバー(18)には切断モーター(19)を固定し設置され、前記切断モーター(19)の出力端にディスクソー(20)を接続し、2つの前記ディスクソー(20)は互いに対向し、2つの前記スライドバー(18)の間に位置し、前記ディスクソー(20)は前記電解銅箔(4)の縁と面一となるように設定されること、を特徴とする請求項1に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項3】
前記バリ取りローラー(9)のローラ表面に第1ブリッスル(21)を敷設し、前記バリ取りローラー(9)の両端部に前記第1ブリッスル(21)を周方向に敷設し、前記バリ取りローラー(9)の両端部の前記第1ブリッスル(21)は前記電解銅箔(4)の端部と面一となること、を特徴とする請求項1に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項4】
前記第1シリンダー(8)の出力端の側壁に上から順に固定された加圧ポンプ(22)とスクリーンカバー(23)を備え、前記スクリーンカバー(23)は前記バリ取りローラー(9)の前側に配置されて、前記スクリーンカバー(23)の開口が前記トリミング部に向けられており、前記スクリーンカバー(23)斜めに設置され、前記スクリーンカバー(23)の開口部の一部が前記塩水(6)に浸漬され、前記加圧ポンプ(22)がパイプにより前記スクリーンカバー(23)内に伸びて前記塩水(6)に浸漬されること、を特徴とする請求項1に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項5】
前記バッフル(10)は前記第2シリンダー(11)の側面から遠い側には傾斜面を設けられ、前記傾斜面はシリコンマットで覆われ、前記電解銅箔(4)は前記シリコンマットと前記バリ取りローラー(9)の底面に順に接触していること、を特徴とする請求項1に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項6】
ベース(24)をさらに備え、前記ベース(24)の周縁にはガードプレート(25)が周方向に固定され、前記洗浄プール(5)、乾燥プール(12)は前記ベース(24)に設けられ、前記巻出しローラー(1)側に近いガードプレート(25)にはチャンネルが設けられ、 前記スリッター(2)側に近い前記ガードプレート(25)に前記チャンネルが設けられ、前記チャンネルにはガードマット(26)が敷設され、前記電解銅箔(4)は前記チャンネルを通過すること、を特徴とする請求項1に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項7】
前記ベース(24)の底部に多数の塩水管(27)が設けられ、前記塩水管(27)は前記ベース(24)内に伸びて前記洗浄プール(5)に接続され、前記塩水管(27)は前記ベース(24)から遠い一端に撹拌モーター(28)を備え、前記撹拌モーター(28)の出力端は前記塩水管(27)内に伸びて、撹拌ロッド(29)に接続され、前記撹拌ロッド(29)は前記塩水管(27)にねじ込まれ、前記塩水管(27)は一側に注水口(30)を備え、前記注水口(30)はウォーターポンプ(31)に接続し、前記注水口(30)には塩供給口(32)が設けられること、を特徴とする請求項6に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項8】
2つの前記チャンネルは、それぞれ前記巻出しローラー(1)の巻出し端と前記スリッター(2)の入口と面一となるようにすること、を特徴とする請求項6に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【請求項9】
前記ブラシローラー(15)のローラー面に第2ブリッスル(33)を敷設し、前記ワイピングローラー(16)のローラー面にスポンジ(34)を敷設することを、特徴とする請求項1に記載の電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電解銅箔の製造・生産分野に係り、特に電解銅箔の巻取り装置、巻取り前の表面処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、電解銅箔の製造は、溶液箔生成、表面処理、製品スリットの3工程からなり、溶液箔生成工程では、電解銅箔をガイドローラーで搬送し、その途中の巻取りローラーと巻出しローラーが動力源となる。表面処理工程において電解銅箔を箔生成液、表面処理液に順に通し、洗浄・乾燥・スリットを経ることである。得られた電解銅箔基板の端部にはバリが多数存在するため、スリット工程後に手作業でバリを除去する必要があり、バリの破片の洗浄が困難で生産工程の時間を増やし、人件費も増加する。既存の表面処理装置では乾燥効率が低く、乾燥時間が長く、消毒工程も少なく、その後の生産スケジュールに影響を与える、などの問題がある。
【発明の概要】
【0003】
本発明の目的は、従来技術の上記問題点を解決するために、電解銅箔の巻取り装置、巻取り前の表面処理装置を提供することである。
【0004】
上記目的を達成するために、本発明は、電解銅箔の巻取り装置、巻取り前の表面処理装置を提供して、巻出しローラー(1)、表面処理機構、スリッター(2)、巻取りローラー(3)を順に備え、前記巻出しローラー(1)に電解銅箔(4)を巻き、前記電解銅箔(4)が前記表面処理機構、前記スリッター(2)を経て前記巻取りローラー(3)に巻き取り、前記表面処理機構は、洗浄アセンブリと乾燥アセンブリから構成されて、
前記洗浄アセンブリは洗浄プール(5)を含み、前記洗浄プール(5)は塩水(6)で満たされ、前記塩水(6)には駆動ローラー(7)が浸漬され、前記駆動ローラー(7)の一側にトリミング部を備え、前記トリミング部は前記駆動ローラー(7)から遠い側に阻止部を備え、前記阻止部は前記塩水(6)の液面に対して垂直に設置された第1シリンダー(8)を備え、前記第1シリンダー(8)は前記洗浄プール(5)の上部に位置し、前記第1シリンダー(8)の出力端は前記駆動ローラー(7)と平行に設置されたバリ取りローラー(9)に接続され、前記バリ取りローラー(9)は下部にバッフル(10)を備え、前記バッフル(10)は前記バリ取りローラー(9)と前後方向にずらして設置され、前記バッフル(10)と前記バリ取りローラー(9)は互いに干渉しないように水平に設置され、前記バッフル(10)の端部と前記洗浄プール(5)の壁面との間に隙間を設けて、第2シリンダー(11)の出力端は前記バッフル(10)が前記トリミング部から遠い側に固定し設置され、前記第2シリンダー(11)は前記洗浄プール(5)が前記駆動ローラー(7)から遠い側の壁面に固定され、前記電解銅箔は前記バッフル(10)と前記バリ取りローラー(9)の間に電解銅箔(4)を通すことであり、
前記乾燥アセンブリは、密閉型の乾燥プール(12)を備え、前記乾燥プール(12)は、一部の水(13)で満たされ、前記乾燥プール(12)は、プールの壁に埋め込まれた加熱プレート(14)を備え、前記加熱プレート(14)の高温端は前記水(13)と接触し、前記乾燥プール(12)には、上下に対応する設けられた2つのブラシローラー(15)を備え、前記ブラシローラー(15)の底部の一部は前記水(13)に浸漬され、前記ブラシローラー(15)の一側には上下に対応する設けられたワイピングローラー(16)を備えることであり、
前記の駆動ローラー(7)、トリミング部、バッフル(10)、バリ取りローラー(9)、ブラシローラー(15)、ワイピングローラー(16)を順に前記電解銅箔(4)を通して、前記スリッター(3)に入ること、を特徴とする電解銅箔巻取り装置、巻取り前の表面処理装置を提供する。
【0005】
好ましくは、前記トリミング部は、前記駆動ローラー(7)と平行に設置された電動スライド(17)からなり、前記電動スライドレール(17)は前記洗浄プール(5)の底の壁に固定され、前記電動スライドレール(17)は対称に設置された2本のスライドバー(18)に接続されていて、前記スライドバー(18)には切断モーター(19)を固定し設置され、前記切断モーター(19)の出力端にディスクソー(20)を接続し、2つの前記ディスクソー(20)は互いに対向し、2つの前記スライドバー(18)の間に位置し、前記ディスクソー(20)は前記電解銅箔(4)の縁と面一となるように設定されること、を特徴とするとよい。
【0006】
好ましくは、前記バリ取りローラー(9)のローラ表面に第1ブリッスル(21)を敷設し、前記バリ取りローラー(9)の両端部に前記第1ブリッスル(21)を周方向に敷設し、前記バリ取りローラー(9)の両端部の前記第1ブリッスル(21)は前記電解銅箔(4)の端部と面一となること、を特徴とするとよい。
【0007】
好ましくは、前記第1シリンダー(8)の出力端の側壁に上から順に固定された加圧ポンプ(22)とスクリーンカバー(23)を備え、前記スクリーンカバー(23)は前記バリ取りローラー(9)の前側に配置されて、前記スクリーンカバー(23)の開口が前記トリミング部に向けられており、前記スクリーンカバー(23)斜めに設置され、前記スクリーンカバー(23)の前記開口部の一部が前記塩水(6)に浸漬され、前記加圧ポンプ(22)がパイプにより前記スクリーンカバー(23)内に伸びて前記塩水(6)に浸漬されること、を特徴とするとよい。
【0008】
好ましくは、前記バッフル(10)は前記第2シリンダー(11)の側面から遠い側には傾斜面を設けられ、前記傾斜面はシリコンマットで覆われ、前記電解銅箔(4)は前記シリコンマットと前記バリ取りローラー(9)の底面に順に接触していること、を特徴とするとよい。
【0009】
好ましくは、ベース(24)をさらに備え、前記ベース(24)の周縁にはガードプレート(25)が周方向に固定され、前記洗浄プール(5)、乾燥プール(12)は前記ベース(24)に設けられ、前記巻出しローラー(1)側に近いガードプレート(25)にはチャンネルが設けられ、 前記スリッター(2)側に近い前記ガードプレート(25)に前記チャンネルが設けられ、前記チャンネルにはガードマット(26)が敷設され、前記電解銅箔(4)は前記チャンネルを通過すること、を特徴とするとよい。
【0010】
好ましくは、前記ベース(24)の底部に多数の塩水管(27)が設けられ、前記塩水管(27)は前記ベース(24)内に伸びて前記洗浄プール(5)に接続され、前記塩水管(27)は前記ベース(24)から遠い一端に撹拌モーター(28)を備え、前記撹拌モーター(28)の出力端は前記塩水管(27)内に伸びて、撹拌ロッド(29)に接続され、前記撹拌ロッド(29)は前記塩水管(27)にねじ込まれ、前記塩水管(27)は一側に注水口(30)を備え、前記注水口(30)はウォーターポンプ(31)に接続し、前記注水口(30)には、塩供給口(32)が設けられること、を特徴とするとよい。
【0011】
好ましくは、2つの前記チャンネルは、それぞれ前記巻出しローラー(1)の巻出し端と前記スリッター(2)の入口と面一となるようにすること、を特徴とするとよい。
【0012】
好ましくは、前記ブラシローラー(15)のローラー面に第2ブリッスル(33)を敷設し、前記ワイピングローラー(16)のローラー面にスポンジ(34)を敷設することを、特徴とするとよい。
【0013】
本発明は、以下の技術的効果を開示する。本発明は、表面処理工程における洗浄工程をさらに改良し、巻出しローラーが電解銅箔を洗浄プールに移送して塩水に浸漬し、塩水は洗浄機能を維持しつつ電解銅箔の表面を殺菌し、駆動ローラーがトリミング部に案内して、トリミング部が電解銅箔のエッジをトリミングし、トリミングされたバリの破片は塩水に落ち、塩水の浮力によってバリは液面に浮かび、電解銅箔はバッフルとバリ取りローラーを順に通過する。バッフルを通過する際に、電解銅箔の下面にある破片をこすり落とすことができる。バッフルの両端と洗浄プールの壁の間の隙間により、破片をブロックしながら水の通過が保証される。バリ取りローラーが時計回りに回転して電解銅箔の上面及び端の破片を取り除ける。バッフルとバリ取りローラーの相対位置は第1シリンダーと第2シリンダーによって調整され、電解銅箔の通過部に張力を維持され、バリ取りローラーの回転によってその近傍の水流を乱し破片の通過を阻止するため、バリ取りローラー前の液面上に破片が浮き、回収・洗浄しやすくなっている。電解銅箔に追従する次の工程に進むことなく、洗浄プールの処理後、電解銅箔の洗浄工程は基本的に完了し、加熱プレートが乾燥プールの水を加熱し、電解銅箔は2本のブラシローラーの間を通り、絞られる。ブラシローラーに浸した少量の水は、一方では電解銅箔基板を再び拭き、他方では電解銅箔を熱伝達して予熱し、2つのブラシローラーを通過した後の電解銅箔は、すでに高温になっているため、ワイピングローラーを通過する前に乾燥しやすく、最後にワイピングローラーを通過した後は、電解銅箔に付着した水滴を乾燥させて、スリッターにスリッター加工を行い、製造工程を完了することができる。本発明は、表面処理後の電解銅箔は既にバリ取りをしたので、直接スリットを入れることができて、後のバリ取りが不要である。バリの破片は水洗いプールの液面に浮くため、回収と処理が容易で、水洗い工程で2回の殺菌が完了し、乾燥効率及びスリットの効率が高い。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明の実施形態または従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態で使用される添付図面について簡単に説明する。以下の説明における添付図面は、本発明の一部の実施形態に過ぎず、他の添付図面は、当業者であれば、これらの図面に基づいて何らの創作労力なしに得られることは明らかである。
図1】本発明の電解銅箔の巻取り装置、巻取り前の表面処理装置の構造を示す模式図である。
図2図1におけるAの部分拡大図である。
図3図1におけるBの部分拡大図である。
図4】本発明のトリミング部を示す側面図である。
図5】本発明の受け皿の構造を示す模式図である。
図6】本発明の中中空ボールの構造を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態における技術的解決策を添付図面とともに明確かつ完全に説明するが、説明された実施形態は本発明の実施形態の一部に過ぎず、その全てではないことは明らかである。 本発明における実施形態に基づき、当業者が創意工夫をすることなく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれる。
【0016】
本発明の上述の目的、特徴および利点をより明白かつ理解しやすくするために、添付の図面および特定の実施形態と合わせて、以下に本発明をさらに詳細に説明する。
<実施例1>
【0017】
本発明は、巻出しローラー(1)、表面処理機構、スリッター(2)、巻取りローラー(3)を順に備え、前記巻出しローラー(1)に電解銅箔(4)を巻き、前記電解銅箔(4)が前記表面処理機構、前記スリッター(2)を経て前記巻取りローラー(3)に巻き取り、前記表面処理機構は、洗浄アセンブリと乾燥アセンブリから構成される。巻出しローラー1を通して電解銅箔4の基板を巻き出して、洗浄アセンブリ、乾燥アセンブリを順に通り洗浄、乾燥処理し、スリット、巻き取りを行うように構成された電解銅箔の巻取り装置、巻取り前の表面処理装置を提供する。
【0018】
前記洗浄アセンブリは、洗浄プール5からなり、前記洗浄プール5は塩水6で満たされる。前記塩水6は、除去されたゴミが液面に浮遊できるように浮力が高く、同時に洗浄と殺菌機能を有し、前記塩水(6)には駆動ローラー(7)が浸漬され、前記駆動ローラー(7)の一側にトリミング部を備え、前記トリミング部は前記駆動ローラー(7)から遠い側に阻止部を備え、前記阻止部は前記塩水(6)の液面に対して垂直に設置された第1シリンダー(8)を備え、前記第1シリンダー(8)は前記洗浄プール(5)の上部に位置し、前記第1シリンダー(8)の出力端は前記駆動ローラー(7)と平行に設置されたバリ取りローラー(9)に接続され、前記バリ取りローラー(9)は下部にバッフル(10)を備え、前記バッフル(10)は前記バリ取りローラー(9)と前後方向にずらして設置され、前記バッフル(10)と前記バリ取りローラー(9)は互いに干渉しないように水平に設置され、前記バッフル(10)の端部と前記洗浄プール(5)の壁面との間に隙間を設けて、第2シリンダー(11)の出力端は前記バッフル(10)が前記トリミング部から遠い側に固定し設置され、前記第2シリンダー(11)は前記洗浄プール(5)が前記駆動ローラー(7)から遠い側の壁面に固定され、前記電解銅箔は前記バッフル(10)と前記バリ取りローラー(9)の間に電解銅箔(4)を通すことである。
【0019】
前記乾燥アセンブリは、密閉型の乾燥プール(12)を備え、前記乾燥プール(12)は、一部の水(13)で満たされ、前記乾燥プール(12)は、プールの壁に埋め込まれた加熱プレート(14)を備え、前記加熱プレート(14)の高温端は前記水(13)と接触し、前記乾燥プール(12)には、上下に対応する設けられた2つのブラシローラー(15)を備え、前記ブラシローラー(15)の底部の一部は前記水(13)に浸漬され、前記ブラシローラー(15)の一側には上下に対応する設けられたワイピングローラー(16)を備えることである。
【0020】
前記の駆動ローラー(7)、トリミング部、バッフル(10)、バリ取りローラー(9)、ブラシローラー(15)、ワイピングローラー(16)を順に前記電解銅箔(4)を通して、前記スリッター(3)に入る。巻出しローラー1が電解銅箔4を洗浄プール5に移送して塩水6に浸漬し、塩水6は洗浄機能を維持しつつ電解銅箔4の表面を殺菌し、駆動ローラー7がトリミング部に案内して、トリミング部が電解銅箔4のエッジをトリミングし、トリミングされたバリの破片は塩水6に落ち、塩水6の浮力によってバリは液面に浮かび、電解銅箔4はバッフル10とバリ取りローラー9を順に通過する。バッフル10を通過する際に、電解銅箔4の下面にある破片をこすり落とすことができる。バッフル10の両端と洗浄プール5の壁の間の隙間により、破片をブロックしながら水の通過が保証される。バリ取りローラー9が時計回りに回転して電解銅箔4の上面及び端の破片を取り除ける。バッフル10とバリ取りローラー9の相対位置は第1シリンダー8と第2シリンダー11によって調整され、電解銅箔4の通過部に張力を維持され、バリ取りローラー9の回転によってその近傍の水流を乱し破片の通過を阻止するため、バリ取りローラー9前の液面上に破片が浮き、回収・洗浄しやすくなっている。電解銅箔4に追従する次の工程に進むことなく、洗浄プール5の処理後、電解銅箔4の洗浄工程は基本的に完了し、加熱プレート14が乾燥プール12の水13を加熱し、電解銅箔4は2本のブラシローラー15の間を通り、絞られる。ブラシローラー15に浸した少量の水13は、一方では電解銅箔4の基板を再び拭き、他方では電解銅箔4を熱伝達して予熱し、2つのブラシローラー15を通過した後の電解銅箔4は、すでに高温になっているため、ワイピングローラー16を通過する前に乾燥しやすく、最後にワイピングローラー16を通過した後は、電解銅箔4に付着した水滴を乾燥させて、スリッター2にスリッター加工を行い、製造工程を完了することができる。
【0021】
さらに最適な解決策としては、前記トリミング部は、前記駆動ローラー(7)と平行に設置された電動スライド(17)からなり、前記電動スライドレール(17)は前記洗浄プール(5)の底の壁に固定され、前記電動スライドレール(17)は対称に設置された2本のスライドバー(18)に接続されていて、前記スライドバー(18)には切断モーター(19)を固定し設置され、前記切断モーター(19)の出力端にディスクソー(20)を接続し、2つの前記ディスクソー(20)は互いに対向し、2つの前記スライドバー(18)の間に位置し、前記ディスクソー(20)は前記電解銅箔(4)の縁と面一となるように設定される。電動スライドレール17は電解銅箔4の基板の幅に応じてスライドバー18のピッチを調整されるので、ディスクソー20は電解銅箔4基板のバリを容易に除去できるように構成されている。
【0022】
さらに最適な解決策としては、前記バリ取りローラー(9)のローラ表面に第1ブリッスル(21)を敷設し、前記バリ取りローラー(9)の両端部に前記第1ブリッスル(21)を周方向に敷設し、前記バリ取りローラー(9)の両端部の前記第1ブリッスル(21)は前記電解銅箔(4)の端部と面一となる。バリ取りローラー9の上記2本のブリッスルにより、電解銅箔4の上面及び縁の破片を除去できる。
【0023】
さらに最適な解決策としては、前記第1シリンダー(8)の出力端の側壁に上から順に固定された加圧ポンプ(22)とスクリーンカバー(23)を備え、前記スクリーンカバー(23)は前記バリ取りローラー(9)の前側に配置されて、前記スクリーンカバー(23)の開口が前記トリミング部に向けられており、前記スクリーンカバー(23)斜めに設置され、前記スクリーンカバー(23)の前記開口部の一部が前記塩水(6)に浸漬され、前記加圧ポンプ(22)がパイプにより前記スクリーンカバー(23)内に伸びて前記塩水(6)に浸漬される。加圧ポンプ22がチャンネルにより前記スクリーンカバー23に挿入して前記塩水6に浸漬され、加圧ポンプ22のスイッチを入れて水がスクリーンカバー23に向かってゆっくり流れるようにすると、破片がスクリーンカバー23に流入して回収されると同時に、バリ取りローラー9とバッフル10の位置に溜まった破片がそこに流れてスクリーンカバー23の外縁に触れ、圧力を受けてスクリーンカバー23の網目に埋め込まれることが可能となる。
【0024】
さらに最適な解決策としては、前記バッフル(10)は前記第2シリンダー(11)の側面から遠い側には傾斜面を設けられ、前記傾斜面はシリコンマットで覆われ、前記電解銅箔(4)は前記シリコンマットと前記バリ取りローラー(9)の底面に順に接触している。一方では電解銅箔4との接触面積が増え、他方では摩擦損失が低減される。
【0025】
さらに最適な解決策としては、ベース(24)をさらに備え、前記ベース(24)の周縁にはガードプレート(25)が周方向に固定され、前記洗浄プール(5)、乾燥プール(12)は前記ベース(24)に設けられ、前記巻出しローラー(1)側に近いガードプレート(25)にはチャンネルが設けられ、 前記スリッター(2)側に近い前記ガードプレート(25)に前記チャンネルが設けられ、前記チャンネルにはガードマット(26)が敷設され、前記電解銅箔(4)は前記チャンネルを通過する。ガードマット26はチャンネルを通るときに電解銅箔4の基材の摩耗の問題を防止できるような設計になっている。
【0026】
さらに最適な解決策としては、前記ベース(24)の底部に多数の塩水管(27)が設けられ、前記塩水管(27)は前記ベース(24)内に伸びて前記洗浄プール(5)に接続され、前記塩水管(27)は前記ベース(24)から遠い一端に撹拌モーター(28)を備え、前記撹拌モーター(28)の出力端は前記塩水管(27)内に伸びて、撹拌ロッド(29)に接続され、前記撹拌ロッド(29)は前記塩水管(27)にねじ込まれ、前記塩水管(27)は一側に注水口(30)を備え、前記注水口(30)はウォーターポンプ(31)に接続し、前記注水口(30)には塩供給口(32)が設けられる。ウォーターポンプ31により水を洗浄プール5に供給し、水が注水口30に入ると塩供給口32により一定の割合で塩を入れ、塩-水混合物を撹拌ロッド29を介して塩水管27内で十分に混合し洗浄プール5へ供給する。
【0027】
さらに最適な解決策としては、2つの前記チャンネルは、それぞれ前記巻出しローラー(1)の巻出し端と前記スリッター(2)の入口と面一となるようにする。
【0028】
さらに最適な解決策としては、前記ブラシローラー(15)のローラー面に第2ブリッスル(33)を敷設し、前記ワイピングローラー(16)のローラー面にスポンジ(34)を敷設する。第2ブリッスル33はブラシローラー15が電解銅箔4の表面を清掃することを容易にするために設けられ、スポンジ34はワイピングローラー16が電解銅箔4の基板上の水滴を吸収することを容易にするための優れた水吸収機能を有している。
<実施例2>
【0029】
上記実施例1と異なる点は、巻出しローラー1に近いガードプレート25の内側に、チャンネル直下に位置するコレクションボックス35を備える洗浄アセンブリが設けられ、コレクションボックス35の上端口に網状漏斗36が被さる。ガードプレート25の内側に開口が下向きのノズル37が固定され、ノズル37がチャンネルの上方に位置する。チャンネルの下方にブラシ本体38が設けられ、ブラシ本体38がチャンネル部分を通過する電解銅箔4の下面に接触する。網状漏斗36内にはガイドローラー39が設けられており、電解銅箔4はガイドローラー39を通過する網状漏斗36の上端口に沿って伝わり、洗浄プール5側のプールの壁のトップにあるガイドローラー39に伝わってから、駆動ローラー7に伝わる。
【0030】
電解銅箔4の表面には多くの塵が存在し、洗浄プール5に多量の塵が侵入するのを防ぐため、洗浄プール5に入る前に塵を洗浄する工程を行い、ノズル37から水流を導入する電解銅箔4の表面を洗い流し、上面の塵を洗い流す。ここから絶えず水流が噴射されるため、漏れた水はブラシ本体38を濡らす。電解銅箔4はブラシ本体38を通過した後、その下面を清掃し、汚れた水はコレクションボックス35内に落下して捕集され、その後の処理に便利である。
<実施例3>
【0031】
上記実施例2と異なる点は、コレクションボックス35の底部に下水管が接続され、下水管はベース24を貫通してフィルターボックス40に接続され、ウォーターポンプ31もベース24の下方に位置し、ウォーターポンプ31はドレインパイプ41に接続され、ドレインパイプ41の分岐管はそれぞれの注水口30に1つずつ接続し、ウォーターポンプ31と乾燥プール12は配管により接続し、それぞれ洗浄プール5と乾燥プール12に水源を提供する。 フィルターボックス40の出水口と他の給水口はそれぞれドレインパイプ41、乾燥プール12に接続しており、配管には循環ポンプ42が設けられ、循環ポンプ42によって動力が供給される。コレクションボックス35から下りた汚水は濾過されてドレインパイプ41に送られ、洗浄プール5に水源が供給される。乾燥プール12の水は一定期間使用後にフィルターボックス40に回収されて濾過され、再びドレインパイプ41に供給され、乾燥プール12内の清水13が循環され、水質が確保されると同時に、水資源の浪費が大幅に削減される。
<実施例4>
【0032】
トリミング部とスクリーンカバー23との間には、液面より上に位置する回転ローラー43を含む破片収集部が設けられており、回転ローラー43のローラー面には周方向に四つの受け皿44が設けられ、各受け皿44の間の角度が90°で、受け皿44の断面形状が直角台形で、受け皿44の先端がトリミング部に向かっており、受け皿44の先端には円弧状のガイド突起45が設けられており、円弧状のガイド突起45は受け皿44の破片をすくい取ることを容易にするように設けられる。円弧状のガイド突起45と受け皿44の他端との間にはメッシュポケット47が固定されたテンションカバー46が着脱可能に連結されている。回転ローラー43の上方にはスクリュースライダー48も設けられ、スクリュースライダー48のスライドテーブル端には連結ロッド49が設けられ、連結ロッド49の下方には定盤50が固定され、定盤50の下面にはエアーポンプ51と第3エアシリンダ52が固定され、第3エアシリンダ52のピストンロッドは下向きで横方向に回転モーター53が固定され、回転モーター53の出力軸には中空ボール54が固定され、中空ボール54には複数のスルーホール55が開設され、中空ボール54の表面には複数の第3ブリッスル56が敷設されている。中空ボール54の内腔とエアーポンプ51との間にはエアーパイプが接続されており、使用中、回転ローラー43が受け皿44を回転させ、最下部の受け皿44が液面に接触したときに液面の破片をすくい上げることができ、180°まで反転して最上端位置に達した後、遠心力により破片が振り切って、放物線の軌跡でスクリーンカバー23内に落下し、破片の清掃効率が向上する。拾わなかった破片も後続のバリ取りローラー9とバッフル10で止められる。メッシュポケット47の交換が必要な場合は、まずテンションカバー46を外し、テンションカバー46の作用で直接メッシュポケット47をとじて、残った破片が流出しないようにする。メッシュポケット47を外した後、まず受け皿44の内部を洗浄し、一番上の受け皿44が液面と垂直に反転したとき、スクリュースライダー48、第3シリンダー52で中空ボール54の位置を調整し、中空ボール54を受け皿44に入らせて、エアーポンプ51および回転モーター53をオンにすると、中空ボール54が回転し、その表面の第3ブリッスル56によって受け皿44の内腔を清掃することができ、エアーポンプ51の作用でスルーホール55が負圧状態になり、残りの破片を取り除くことができ、清掃品質と効率を確保し、人件費を低減することができる。
<実施例5>
【0033】
乾燥プール12と洗浄プールとの間にチャンネルを設け、チャンネルの入口にシールプレート57を設ける。シールプレート57に電解銅箔4に適合する長孔58が開けられる。チャンネル内には上下に対応する2つのプレスローラー59を設け、電解銅箔4の表面にごみの一部が付着しても、長孔58を通過する際に削られ、2つのプレスローラー59の押圧作用で完全に残った破片を取り除くことができる。
【0034】
本発明の説明において、「ポートレート」、「水平」、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「トップ」、「底面」、「内側」、「外側」などで示される向きまたは位置関係は、図面に示される向きまたは位置関係に基づいており、本発明の説明を容易にするためだけであって、指している装置または要素が特定の方位、特定の方位で構成され、操作されなければならないことを示したり示唆したりするものではなく、本発明を限定するものとは理解できない、ということが理解されるべきである。
【0035】
以上述べた実施例は、本発明の好ましい態様を説明しただけであり、本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の設計精神を逸脱することなく、当業者が本発明の請求項に対して行った様々な変形や改良は、本発明の特許請求の範囲によって定められる保護範囲内に収まるべきである。
【符号の説明】
【0036】
1 巻出しローラー
2 スリッター
3 巻取りローラー
4 電解銅箔
5 洗浄プール
6 塩水
7 駆動ローラー
8 第1シリンダー
9 バリ取りローラー
10 バッフル
11 第2シリンダー
12 乾燥プール
13 水
14 加熱プレート
15 ブラシローラー
16 ワイピングローラー
17 電動スライドレール
18 スライドバー
19 切断モーター
20 ディスクソー
21 第1ブリッスル
22 加圧ポンプ
23 スクリーンカバー
24 ベース
25 ガードプレート
26 パッド
27 塩水管
28 撹拌モーター
29 撹拌ロッド
30 注水口
31 ウォーターポンプ
32 塩供給口
33 第2ブリッスル
34 スポンジ
35 コレクションボックス
36 網状漏斗
37 ノズル
38 ブラシ本体
39 ガイドローラー
40 フィルターボックス
41 ドレインパイプ
42 循環ポンプ
43 回転ローラー
44 受け皿
45 円弧状のガイド突起
46 テンションカバー
47 メッシュポケット
48 スクリュースライダー
49 連結ロッド
50 定盤
51 エアーポンプ
52 第3シリンダー
53 回転モーター
54 中空ボール
55 スルーホール
56 第3ブリッスル
57 シールプレート
58 長穴
59 加圧ローラー
図1
図2
図3
図4
図5
図6