(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022147102
(43)【公開日】2022-10-06
(54)【発明の名称】サイドフレームのフレーム構造
(51)【国際特許分類】
B60N 2/68 20060101AFI20220929BHJP
A47C 7/02 20060101ALI20220929BHJP
A47C 7/40 20060101ALI20220929BHJP
【FI】
B60N2/68
A47C7/02 A
A47C7/40
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021048218
(22)【出願日】2021-03-23
(71)【出願人】
【識別番号】000220066
【氏名又は名称】テイ・エス テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司
(74)【代理人】
【識別番号】100093045
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 良男
(72)【発明者】
【氏名】漆原 良太
(72)【発明者】
【氏名】新井 拓也
【テーマコード(参考)】
3B084
3B087
【Fターム(参考)】
3B084EC01
3B087DB02
3B087DB03
3B087DB04
3B087DB10
(57)【要約】
【課題】剛性を高めることが可能なサイドフレームのフレーム構造を実現する。
【解決手段】中央部2の周囲に基部1とフランジ部4とを有するクッションサイドフレーム20において、エンボス加工によって基部1とフランジ部4に複数の凸部を設けることにより、その部分の板厚を厚くすることなく剛性を高めることが可能となる。特に、サイドフレームの重心位置よりも遠い部位の剛性を高めることが、サイドフレームの剛性を高めるうえで効果的であるので、クッションサイドフレーム20の外縁側であるフランジ部4と基部1に選択的にエンボス加工による複数の凸部を設けることによって、効率的にクッションサイドフレーム20の剛性を高めることが可能となる。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートフレームの側部に設けられているサイドフレームのフレーム構造であって、
前記サイドフレームは、
フレーム本体部と、前記フレーム本体部の縁が折り起こされて立ち上がった態様に形成されたフランジ部と、を有しており、
少なくとも前記フランジ部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とするサイドフレームのフレーム構造。
【請求項2】
前記フレーム本体部は、
前記フランジ部と繋がっている基部と、前記基部における前記フランジ部から離間した部分が前記フランジ部が立ち上がっている側に隆起した態様に形成された中央部と、を有しており、
少なくとも前記基部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のサイドフレームのフレーム構造。
【請求項3】
前記サイドフレームは前記シートフレームに左右一対設けられており、その左右一対のサイドフレーム同士を連結する連結フレームが配設されており、
前記サイドフレームにおける前記連結フレームとの連結部位の周囲の少なくとも一部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のサイドフレームのフレーム構造。
【請求項4】
前記連結フレームはパイプ状部材であり、
前記サイドフレームには前記パイプ状部材が挿通される挿通孔が形成されており、その挿通孔の周囲の少なくとも一部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のサイドフレームのフレーム構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートなどのシートフレームの側部に設けられているサイドフレームの剛性を高めるためのサイドフレームのフレーム構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両用シートの背もたれ部に設けられているシートバックパネルの剛性を高めるため、シートバックパネルにエンボス加工を施す技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
エンボス加工によってシートバックパネルの略全面に複数の凸部を形成することにより、パネルの板厚を厚くすることなく剛性を高めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1のシートバックパネルのように、比較的単純な形状のパネル部材であれば、略全面に亘ってエンボス加工を施してその剛性を高めることができるが、シートフレームの側部に設けられているサイドフレームは比較的複雑な立体形状を有しており、エンボス加工を施すことが困難な箇所があるため、サイドフレームの剛性を高めるためにはエンボス加工を施す箇所を効果的に選択することが求められる。
【0005】
本発明の目的は、剛性を高めることが可能なサイドフレームのフレーム構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
シートフレームの側部に設けられているサイドフレームのフレーム構造であって、
前記サイドフレームは、
フレーム本体部と、前記フレーム本体部の縁が折り起こされて立ち上がった態様に形成されたフランジ部と、を有しており、
少なくとも前記フランジ部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のサイドフレームのフレーム構造において、
前記フレーム本体部は、
前記フランジ部と繋がっている基部と、前記基部における前記フランジ部から離間した部分が前記フランジ部が立ち上がっている側に隆起した態様に形成された中央部と、を有しており、
少なくとも前記基部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のサイドフレームのフレーム構造において、
前記サイドフレームは前記シートフレームに左右一対設けられており、その左右一対のサイドフレーム同士を連結する連結フレームが配設されており、
前記サイドフレームにおける前記連結フレームとの連結部位の周囲の少なくとも一部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のサイドフレームのフレーム構造において、
前記連結フレームはパイプ状部材であり、
前記サイドフレームには前記パイプ状部材が挿通される挿通孔が形成されており、その挿通孔の周囲の少なくとも一部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、フレーム本体部と、フレーム本体部の縁が折り起こされて立ち上がった態様に形成されたフランジ部とを有しているサイドフレームにおいて、少なくともフランジ部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられているので、そのフランジ部の板厚を厚くすることなく剛性を高めることが可能となる。
特に、サイドフレームの重心位置よりも遠い部位の剛性を高めることが、サイドフレームの剛性を高めるうえで効果的であるので、サイドフレームの外縁側であるフランジ部に選択的にエンボス加工による複数の凸部を設けることによって、効率的にサイドフレームの剛性を高めることが可能となる。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、フレーム本体部と、フレーム本体部の縁が折り起こされて立ち上がった態様に形成されたフランジ部とを有しているとともに、フレーム本体部が、フランジ部と繋がっている基部と、基部におけるフランジ部から離間した部分がフランジ部が立ち上がっている側に隆起した態様に形成された中央部とを有しているサイドフレームにおいて、少なくともフランジ部と基部にはエンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられているので、そのフランジ部と基部の板厚を厚くすることなく剛性を高めることが可能となる。
特に、サイドフレームの重心位置よりも遠い部位の剛性を高めることが、サイドフレームの剛性を高めるうえで効果的であるので、サイドフレームの外縁側であるフランジ部と基部に選択的にエンボス加工による複数の凸部を設けることによって、効率的にサイドフレームの剛性を高めることが可能となる。
また、サイドフレームにおけるフレーム本体部の周囲に、基部とフランジ部による立体構造を形成したことにより、サイドフレームの剛性が高められているので、基部とフランジ部に施されているエンボス加工(複数の凸部)との相乗効果によって、サイドフレームの剛性をさらに高めることが可能となる。
【0012】
請求項3に記載の発明によれば、サイドフレームに連結フレームが取り付けられる連結部位は耐荷重性が求められる部位であるので、サイドフレームにおける連結フレームとの連結部位の周囲の少なくとも一部にエンボス加工による複数の凸部が設けられているようにすることで、その連結部位の剛性を高めることが可能となる。
【0013】
請求項4に記載の発明によれば、サイドフレームに形成された挿通孔部分は剛性が低下し易い部位であるので、その挿通孔の周囲の少なくとも一部にエンボス加工による複数の凸部が設けられているようにすることで、その挿通孔周囲の剛性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】一対のクッションサイドフレームと一対のバックサイドフレームを備えているシートフレームの一例を示す斜視図である。
【
図2】本実施形態のサイドフレームのフレーム構造に関する説明図であって、クッションサイドフレームを示す斜視図(a)と、
図2(a)のB-B線における断面図(b)である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、図面を参照して、本発明に係るサイドフレームのフレーム構造の実施形態について詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
なお、以下でいうシートは、例えば車両用シート、航空機用シート、船舶用シート等の乗物用のシートであるが、シートが乗物用のシートである場合に限定されない。
【0016】
図1は、シートフレーム100を示す斜視図である。
シートフレーム100は、例えば、
図1に示すように、シートバックフレーム10と、シートバックフレーム10の下部の左右にそれぞれ設置された一対のクッションサイドフレーム20,20と、左右一対のクッションサイドフレーム20,20の間に配置されるクッションパッド(図示省略)を支持する座部フレーム30等を備えている。
【0017】
シートバックフレーム10は左右一対のバックサイドフレーム11,11を備え、その上部にバックサイドフレーム11,11同士を連結するパイプ状の上部フレーム12を備えている。
また、シートバックフレーム10の下端部には、シートバックフレーム10を左右一対のクッションサイドフレーム20,20の後端部に連結する支軸50が設けられている。
この支軸50は左右方向(ここではシートの幅方向)に沿って取り付けられており、各クッションサイドフレーム20,20に対して、シートバックフレーム10の上端部側が前後に移動する方向にシートバックフレーム10を回動可能に支持している。
【0018】
左右一対のクッションサイドフレーム20,20には、クッションサイドフレーム20,20同士を連結する連結フレーム40が配設されている。連結フレーム40は左右方向(シートの幅方向)に沿って取り付けられている。
ここでの連結フレーム40はパイプ状部材であり、連結パイプである連結フレーム40の両端部は、左右一対のクッションサイドフレーム20,20にそれぞれ設けられている挿通孔21に挿通されて取り付けられている。
【0019】
座部フレーム30は、左右一対のクッションサイドフレーム20,20の前端部に配設されている。
この座部フレーム30は、左右方向に沿った支持軸60を介して一対のクッションサイドフレーム20,20に回動可能に配設されており、座部フレーム30の前端部側を上下に昇降させる回動が可能になっている。
【0020】
なお、上記各フレーム(10,20,30,40)等は、主に防錆性の金属(例えば、ステンレススチール)から形成されている。
また、
図1においては、シートのシートフレーム100のみを図示しているが、シートフレーム100にクッションやカバーが取り付けられて、ユーザーが座るシートが構成される。
【0021】
次に、本実施形態のサイドフレームのフレーム構造について説明する。
まず、シートフレーム100の側部に設けられているクッションサイドフレーム20のフレーム構造について説明する。
【0022】
図2(a)に示すクッションサイドフレーム20は、シートフレーム100における右側部に設けられているサイドフレームである。
なお、シートフレーム100における左側部のクッションサイドフレーム20は、右側部のクッションサイドフレーム20とシートの幅方向(左右方向)にほぼ対称な形状を有している。
【0023】
サイドフレームであるクッションサイドフレーム20は、例えば、
図2(a)(b)に示すように、フレーム本体部3と、フレーム本体部3の縁が折り起こされて立ち上がった態様に形成されたフランジ部4と、を有している。
フレーム本体部3は、フランジ部4と繋がっている基部1と、基部1におけるフランジ部4から離間した部分が隆起した態様に形成された中央部2と、を有している。
フレーム本体部3の中央部2は、フランジ部4が立ち上がっている側に隆起して盛り上がった態様に形成されている。つまり、中央部2は、基部1に繋がっておりフランジ部4と同じ面側に立ち上がっている部分と、基部1と略平行であってフランジ部4が立ち上がっている側の一段高い配置にある部分を有している。
【0024】
このクッションサイドフレーム20における中央部2は、
図2(a)に示すように、基部1やフランジ部4と比べて複雑な形状に形成されている。
具体的には、クッションサイドフレーム20の中央部2には、連結フレーム40を挿通するための挿通孔21が形成されている。
この挿通孔21が形成されている部位は、基部1によって略U字状に囲われている。
つまり、クッションサイドフレーム20に連結フレーム40が取り付けられる連結部位である挿通孔21の周囲の少なくとも一部を基部1が囲うようになっている。
【0025】
例えば、クッションサイドフレーム20は、ステンレス板をプレス加工して成形した部材であり、基部1を基準にすると、基部1の外縁側にステンレス板が折り起こされてなるフランジ部4が形成されており、基部1の内側にステンレス板が押し出されてなる中央部2が形成されている。
【0026】
そして、
図3に示すように、クッションサイドフレーム20のフランジ部4と基部1には、エンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられている。
例えば、フランジ部4と基部1に施すエンボス加工は、予めステンレス板におけるフランジ部4と基部1に相当する所定位置に施しておき、プレス加工によって形成されるフランジ部4と基部1にエンボス加工による複数の凸部が設けられているようにする。
なお、プレス加工の際にフランジ部4と基部1に複数の凸部を形成したり、プレス加工の後工程でフランジ部4と基部1に複数の凸部を形成したりするようにしてもよい。
【0027】
このように、エンボス加工によってクッションサイドフレーム20のフランジ部4と基部1に複数の凸部を設けることにより、その部分の板厚を厚くすることなく剛性を高めることが可能となる。
特に、サイドフレームの重心位置よりも遠い部位の剛性を高めることが、サイドフレームの剛性を高めるうえで効果的であるので、クッションサイドフレーム20の外縁側であるフランジ部4と基部1に選択的にエンボス加工による複数の凸部を設けることによって、効率的にクッションサイドフレーム20の剛性を高めることが可能となる。
【0028】
また、クッションサイドフレーム20に連結フレーム40が取り付けられる連結部位は耐荷重性が求められる部位であるので、クッションサイドフレーム20の挿通孔21の周囲の少なくとも一部がエンボス加工による複数の凸部が設けられている基部1に囲われているようにすることで、その連結部位の剛性を高めることが可能となっている。
特に、クッションサイドフレーム20に形成された挿通孔21部分は剛性が低下し易い部位であるので、その挿通孔21の周囲に複数の凸部が設けられている基部1を配置することは、その連結部位の剛性を高めるうえで有効である。
【0029】
また、クッションサイドフレーム20におけるフレーム本体部3の周囲に、基部1とフランジ部4による立体構造を形成したことにより、クッションサイドフレーム20の曲げ剛性が高められているので、基部1とフランジ部4に施されているエンボス加工(複数の凸部)との相乗効果によって、クッションサイドフレーム20の剛性をさらに高めることが可能となっている。
【0030】
また、挿通孔21を形成するなど複雑な形状加工が求められる中央部2ではなく、中央部2の周囲の基部1とフランジ部4にエンボス加工を施すようにすることで、クッションサイドフレーム20の加工性が向上するので、クッションサイドフレーム20の剛性向上と加工性向上を両立させ易くなっている。
【0031】
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではない。
例えば、
図4に示すように、サイドフレームとしては、フレーム本体部3と、フレーム本体部3の縁が折り起こされて立ち上がった態様に形成されたフランジ部4と、を有しているものでもよい。ここでのサイドフレームは、例えば、バックサイドフレーム11である。
例えば、バックサイドフレーム11のフレーム本体部3は、基部1や中央部2を有しておらず、フレーム本体部3の外縁側にステンレス板が折り起こされてなるフランジ部4が形成されている。
このバックサイドフレーム11におけるフレーム本体部3は、フランジ部4と比べて複雑な形状に形成されている。
【0032】
そして、
図4に示すように、バックサイドフレーム11のフランジ部4には、エンボス加工が施されてなる複数の凸部が設けられている。
なお、バックサイドフレーム11のフランジ部4に施すエンボス加工は、前述したクッションサイドフレーム20のエンボス加工と同様であるので、その説明は省略する。
【0033】
このように、エンボス加工によってバックサイドフレーム11のフランジ部4に複数の凸部を設けることにより、その部分の板厚を厚くすることなく剛性を高めることが可能となる。
特に、サイドフレームの重心位置よりも遠い部位の剛性を高めることが、サイドフレームの剛性を高めるうえで効果的であるので、バックサイドフレーム11の外縁側であるフランジ部4に選択的にエンボス加工による複数の凸部を設けることによって、効率的にバックサイドフレーム11の剛性を高めることが可能となる。
【0034】
また、例えば、支軸50を挿通させるための貫通孔を形成するなど複雑な形状加工が求められるフレーム本体部3ではなく、フレーム本体部3の周囲のフランジ部4にエンボス加工を施すようにすることで、バックサイドフレーム11の加工性が向上するので、バックサイドフレーム11の剛性向上と加工性向上を両立させ易くなっている。
【0035】
以上のように、本実施形態のサイドフレームのフレーム構造であれば、サイドフレームの外縁側の部位に選択的にエンボス加工による複数の凸部を設けることによって、効率的にサイドフレームの剛性を高めることが可能となる。
【0036】
なお、以上の実施の形態においては、クッションサイドフレーム20のフレーム構造として
図3のフレーム構造を例示し、バックサイドフレーム11のフレーム構造として
図4のフレーム構造を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
図4のフレーム構造を有するクッションサイドフレーム20や、
図3のフレーム構造を有するバックサイドフレーム11であってもよい。
【0037】
また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0038】
1 基部
2 中央部
3 フレーム本体部
4 フランジ部
10 シートバックフレーム
11 バックサイドフレーム(サイドフレーム)
12 上部フレーム
20 クッションサイドフレーム(サイドフレーム)
21 挿通孔
30 座部フレーム
40 連結フレーム
50 支軸
60 支持軸
100 シートフレーム