(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022148413
(43)【公開日】2022-10-06
(54)【発明の名称】プーリ脱着用治具、シャフト引き抜き装置、および、シャフト挿入装置
(51)【国際特許分類】
B25B 27/073 20060101AFI20220929BHJP
【FI】
B25B27/073
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021050090
(22)【出願日】2021-03-24
(71)【出願人】
【識別番号】000142595
【氏名又は名称】株式会社栗本鐵工所
(74)【代理人】
【識別番号】100130513
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 直也
(74)【代理人】
【識別番号】100074206
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 文二
(74)【代理人】
【識別番号】100130177
【弁理士】
【氏名又は名称】中谷 弥一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100187827
【弁理士】
【氏名又は名称】赤塚 雅則
(72)【発明者】
【氏名】西田 雄哉
(72)【発明者】
【氏名】中井 浩喜
【テーマコード(参考)】
3C031
【Fターム(参考)】
3C031DD08
(57)【要約】
【課題】特に大径のプーリのシャフトへの脱着作業をスムーズに行うための治具および装置を提供する。
【解決手段】ベース部4と、ベース部4に設けられ、プーリ2をシャフト3から引き抜く際に、プーリ2に引き抜き力を作用させる引き抜き部材8を挿通するための貫通穴9が形成された第一挿通部5と、ベース部4に設けられ、プーリ2にシャフト3を挿入する際に、シャフト3に挿入力を作用させる挿入部材10を挿通するための貫通穴11が形成された第二挿通部6と、を有するプーリ脱着用治具1、および、このプーリ脱着用治具1を用いたシャフト引き抜き装置13とシャフト挿入装置22を構成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベース部(4)と、
前記ベース部(4)に設けられ、プーリ(2)をシャフト(3)から引き抜く際に、該プーリ(2)に引き抜き力を作用させる引き抜き部材(8)を挿通するための貫通穴(9)が形成された第一挿通部(5)と、
前記ベース部(4)に設けられ、前記プーリ(2)に前記シャフト(3)を挿入する際に、該シャフト(3)に挿入力を作用させる挿入部材(10)を挿通するための貫通穴(11)が形成された第二挿通部(6)と、
を有するプーリ脱着用治具。
【請求項2】
前記第二挿通部(6)が、前記第一挿通部(5)を点対称中心として一対形成されており、前記第二挿通部(6)に形成された貫通穴(11)の位置が、前記シャフト(3)の端部に形成された固定穴(12)の位置に対応している請求項1に記載のプーリ脱着用治具。
【請求項3】
前記ベース部(4)が、前記プーリ(2)の軸方向に貫通して形成された軽量化のための貫通穴(2d)、および、前記プーリ(2)に形成された前記シャフト(3)を挿入するボス(2a)をそれぞれ跨ぐことが可能な請求項1または2に記載のプーリ脱着用治具。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載のプーリ脱着用治具(1)と、
前記プーリ脱着用治具(1)の前記第一挿通部(5)に形成された貫通穴(9)、および、軽量化のためにプーリ(2)に形成された貫通穴(2d)に挿通された状態で、前記プーリ脱着用治具(1)によって前記プーリ(2)に固定される引き抜き部材(8)と、
複数の前記プーリ脱着用治具(1)にそれぞれ固定された前記引き抜き部材(8)同士を連結する連結部材(14)と、
前記連結部材(14)と前記プーリ(2)に挿入されたシャフト(3)との間に介装され、前記引き抜き部材(8)を介して、前記プーリ(2)に対し前記シャフト(3)からの引き抜き力を作用させるジャッキ(15)と、
を有するシャフト引き抜き装置。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1項に記載のプーリ脱着用治具(1)と、
前記プーリ脱着用治具(1)の前記第二挿通部(6)に形成された貫通穴(11)に挿通された状態で、前記プーリ脱着用治具(1)およびプーリ(2)に挿入されるシャフト(3)の端部に形成された固定穴(12)に固定される挿入部材(10)と、
前記プーリ脱着用治具(1)と前記プーリ(2)との間に介装され、前記挿入部材(10)を介して、前記シャフト(3)に対し前記プーリ(2)への挿入力を作用させるジャッキ(23)と、
を有するシャフト挿入装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば、ジョークラッシャなどのシャフトをプーリに脱着する際に用いられるプーリ脱着用治具、シャフト引き抜き装置、および、シャフト挿入装置に関する。
【背景技術】
【0002】
原石やアスファルトなどの非常に大きな塊を大量に粉砕するための一次破砕機としてジョークラッシャが従来から用いられている。このジョークラッシャは、V字形に配置された固定歯と可動歯を有し、この可動歯を両端にプーリが取り付けられた偏心シャフトによって偏心運動させることで、被処理物を両歯間で圧縮して粉砕している。
【0003】
従来、ジョークラッシャのメンテナンスは、粉砕に伴って摩耗した歯表面のライナの補修や交換が主であった。ところが、最近は偏心シャフトを交換することで、より長期に亘ってジョークラッシャを継続使用する要望が増えてきている。この場合、劣化した偏心シャフトからプーリを一旦引き抜き、新品の偏心シャフトをプーリに挿入する作業が行われる。
【0004】
シャフトからプーリを引き抜くための工具として、例えば、下記の特許文献1~3に示すものが提案されている。
【0005】
特許文献1においては、プーリー20の鍔片2000にプーリー抜き工具の下端8bの爪802を掛け、この爪802に引き抜き力を作用させてこのプーリー20を引き抜いている(特許文献1の段落0046、
図2などを参照)。また、特許文献2においては、ベアリング1の外輪3に軸取付部材抜き工具10の引張アーム18の係止爪20を係止し、リンク機構によって引張アーム18を移動することでベアリング1を取付軸5から引き抜いている(特許文献2の段落0026~0028、
図2などを参照)。また、特許文献3においては、プーリ1に形成された孔10、10’にプーリ固定用ナット24で寸切ボルト22を固定するとともに、各寸切ボルト22をベース板21で連結し、ベース板21とシャフト1Sとの間にラムジャッキ装置5を介在させて、ラムジャッキ装置5のラム5Aを伸張させてベース板21の方向にプーリ1を引き寄せている(特許文献3の段落0020~0029、
図2などを参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実用新案登録第3160459号公報
【特許文献2】特開2017-47485号公報
【特許文献3】特開2019-63922号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1、2に係る構成では、プーリー(またはベアリング)をその外径側から工具で挟み込んで引き抜いているが、これは比較的小型のプーリの引き抜きに適した方法である。例えば、上記のジョークラッシャなどの大型装置のシャフトを支持するプーリは非常に大きく(例えば直径が2.5メートル)、この大型のプーリを外径側から挟み込む工具を用意して作業を行うのは現実的には難しい。
【0008】
また、特許文献3に係る構成は、プーリに形成された孔に挿通された寸切ボルトをプーリ固定用ナットで固定しているが、上記のようにジョークラッシャなどの大型装置に用いられるプーリはその軽量化のために大きな孔(例えば直径500ミリメートル)が形成されており、その孔に用いられるナットは非常に大径(例えば外径が600ミリメートル)のものを用いなければならず現実的には難しい。また、この特許文献3に係る構成はプーリの引き抜きには適している一方で、新たなシャフトの挿入には適しておらず、その挿入作業のために工具を別途用意しなければならない煩わしさがある。
【0009】
そこで、この発明は、特に大径のプーリのシャフトへの脱着作業をスムーズに行うことを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するため、この発明においては、
ベース部と、
前記ベース部に設けられ、プーリをシャフトから引き抜く際に、該プーリに引き抜き力を作用させる引き抜き部材を挿通するための貫通穴が形成された第一挿通部と、
前記ベース部に設けられ、前記プーリに前記シャフトを挿入する際に、該シャフトに挿入力を作用させる挿入部材を挿通するための貫通穴が形成された第二挿通部と、
を有するプーリ脱着用治具を構成した。
【0011】
このプーリ脱着用治具は、第一挿通部に引き抜き部材を挿通することによってプーリをシャフトから引き抜く引き抜き作業と、第二挿通部に挿入部材を挿通することによってシャフトにプーリを挿入する挿入作業の両方の作業に用いることができるため、各々の作業に対する治具を用意しなくて済むことから作業準備が容易となり、その結果、一連の脱着作業をスムーズに行うことができる。
【0012】
前記構成においては、
前記第二挿通部が、前記第一挿通部を点対称中心として一対形成されており、前記第二挿通部に形成された貫通穴の位置が、前記シャフトの端部に形成された固定穴の位置に対応しているのが好ましい。
【0013】
このようにすると、プーリのシャフトへの挿入作業において、このシャフトにその軸方向に沿った挿入力を安定的に作用させることができ、その挿入作業をスムーズに行うことができる。
【0014】
前記各構成においては、
前記ベース部が、前記プーリの軸方向に貫通して形成された軽量化のための貫通穴、および、前記プーリに形成された前記シャフトを挿入するボスをそれぞれ跨ぐことが可能とするのが好ましい。
【0015】
このようにすると、ベース部(プーリ脱着用治具)がプーリに形成された貫通穴やボスに落ち込むのを防止するための補助具(ワッシャなど)を装着する必要がないため、一連のプーリ脱着作業をスムーズに行うことができる。
【0016】
また、この発明においては、
上記いずれかのプーリ脱着用治具と、
前記プーリ脱着用治具の前記第一挿通部に形成された貫通穴、および、軽量化のためにプーリに形成された貫通穴に挿通された状態で、前記プーリ脱着用治具によって前記プーリに固定される引き抜き部材と、
複数の前記プーリ脱着用治具にそれぞれ固定された前記引き抜き部材同士を連結する連結部材と、
前記連結部材と前記プーリに挿入されたシャフトとの間に介装され、前記引き抜き部材を介して、前記プーリに対し前記シャフトからの引き抜き力を作用させるジャッキと、
を有するシャフト引き抜き装置を構成した。
【0017】
このようにすると、プーリに形成された貫通穴の近傍に引き抜き力を作用させることができ、このプーリを外径側から挟み込んで引き抜く必要がない。しかも、引き抜き部材の固定のために、一般的な大きさのナットなどの固定部材を用いることができる。このため、大口径のプーリの引き抜き作業をスムーズに行うことができる。
【0018】
また、この発明においては、
上記いずれかのプーリ脱着用治具と、
前記プーリ脱着用治具の前記第二挿通部に形成された貫通穴に挿通された状態で、前記プーリ脱着用治具およびプーリに挿入されるシャフトの端部に形成された固定穴に固定される挿入部材と、
前記プーリ脱着用治具と前記プーリとの間に介装され、前記挿入部材を介して、前記シャフトに対し前記プーリへの挿入力を作用させるジャッキと、
を有するシャフト挿入装置を構成した。
【0019】
このようにすると、引き抜き作業で用いたプーリ脱着用治具をそのままシャフトの挿入作業に用いることができるため、一連の引き抜き・挿入作業をスムーズに行うことができる。
【発明の効果】
【0020】
この発明では、プーリをシャフトから抜き挿しするための部材であって、引き抜き部材および挿入部材を挿通する貫通穴が形成されたプーリ脱着用治具を用いることによって、特に大径のプーリのシャフトへの脱着作業をスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】この発明に係るプーリ脱着用治具の一実施形態を示す正面図
【
図3】この発明に係るシャフト引き抜き装置の一実施形態を示す断面図
【
図5】
図3に示すシャフト引き抜き装置によってシャフトを引き抜いている状態を示す断面図
【
図6】この発明に係るシャフト挿入装置の一実施形態を示す断面図
【
図7】
図6に示すシャフト挿入装置によってシャフトを挿入している状態を示す断面図
【発明を実施するための形態】
【0022】
この発明に係るプーリ脱着用治具1の一実施形態を
図1および
図2に示す。このプーリ脱着用治具1は、特にジョークラッシャなどに採用される大径のプーリ2をシャフト3に脱着する作業に適したものである。このプーリ2は、その中心にシャフト3を挿入するためのボス2aが形成され、最外周がベルト案内面2bとなっている。そして、ボス2aとベルト案内面2bは、径方向に延びるフランジ2cによって接続されている。フランジ2cには、プーリ2の軸方向に貫通する軽量化のための貫通穴2dが所定間隔ごとに形成されている。また、シャフト3は、その両端部がプーリ2のボス2aに挿入されている。
【0023】
プーリ脱着用治具1は、ベース部4と、第一挿通部5と、第二挿通部6を有している。
【0024】
ベース部4は、プーリ2に形成された軽量化のための貫通穴2d、および、シャフト3を挿入するボス2aをそれぞれ跨ぐことが可能な外径の円板状の部材である。このベース部4の一方の面には、補強用のリブ7が縦横に2本ずつ平行に立設されている。このリブ7の形状や有無は、適宜変更することができる。
【0025】
第一挿通部5は、ベース部4の中央に設けられている。この第一挿通部5には、プーリ2をシャフト3から引き抜く際に、このプーリ2に引き抜き力を作用させる引き抜き部材8(例えば、後述する寸切ボルト)を挿通するための貫通穴9が形成されている。この貫通孔9の内径は、引き抜き部材8よりも少し大きめとなっており、引き抜き部材8をスムーズに挿通することができる。
【0026】
第二挿通部6は、第一挿通部5と隣り合うように、ベース部4の中央近傍に設けられている。この第二挿通部6は、第一挿通部5を点対称中心として一対形成されている。各第二挿通部6には、プーリ2にシャフト3を挿入する際に、このシャフト3に挿入力を作用させる挿入部材10(例えば、後述する寸切ボルト)を挿通するための貫通穴11が形成されている。この貫通穴11の内径は、挿入部材10よりも少し大きめとなっており、挿入部材10をスムーズに挿入することができる。各第二挿通部6に形成された貫通穴11の位置は、シャフト3の端部に形成された固定穴12の位置に対応している。よって、貫通穴11は、固定穴12の位置や個数によって適宜変更することができる。
【0027】
この発明に係るシャフト引き抜き装置13を
図3から
図5に示す。このシャフト引き抜き装置13は、プーリ2からシャフト3を引き抜く際に用いられる装置であって、上記において説明したプーリ脱着用治具1と、引き抜き部材8と、連結部材14と、ジャッキ15を有している。
【0028】
引き抜き部材8は、寸切ボルトである。この引き抜き部材8の一端側は、プーリ脱着用治具1の第一挿通部5に形成された貫通穴9、および、軽量化のためにプーリ2に形成された貫通穴2dに挿通される。プーリ2は、プーリ脱着用治具1とプーリ2に形成された貫通穴2dよりも大径の円形ワッシャ16および角形ワッシャ17によって軸方向の両側から挟み込まれた上で、その両側からナット18で締め付けられて、プーリ脱着用治具1および引き抜き部材8に固定される。このナット18は、引き抜き部材8(寸切ボルト)の径に対応していればよく、汎用のナット18を使用することができるため利便性が高い。このプーリ脱着用治具1は、プーリ2のフランジ2cのいずれの面に設けることもできるが、連結部材14に対向する面の反対側の面に設けるのが好ましい。
【0029】
連結部材14は、プーリ2と複数のプーリ脱着用治具1にそれぞれ固定された引き抜き部材8同士を連結する部材である。この連結部材14は断面長方形の角筒状をなし、この断面長方形の対向する辺側に引き抜き部材8の他端側がそれぞれ挿通される。その長方形の中央部には、補強部材19が設けられている。連結部材14に挿通された引き抜き部材8の他端側は、角形ワッシャ20を介してナット21によってこの連結部材14に固定される。これにより、プーリ2、プーリ脱着用治具1、引き抜き部材8、および、連結部材14が所定の位置関係で位置決めされる。
【0030】
ジャッキ15は、連結部材14の中央部とプーリ2に挿入されたシャフト3との間に介装され、引き抜き部材8を介して、プーリ2に対しシャフト3からの引き抜き力を作用させる部材である。このジャッキ15を伸張させると、
図5に示すように、プーリ2がシャフト3から引き抜かれる。
【0031】
この発明に係るシャフト挿入装置22を
図6および
図7に示す。このシャフト挿入装置22は、プーリ2にシャフト3を挿入する際に用いられる装置であって、上記において説明したプーリ脱着用治具1と、挿入部材10と、ジャッキ23を有している。
【0032】
挿入部材10は、寸切ボルトである。この挿入部材10は、プーリ脱着用治具1の第二挿通部6に形成された貫通穴11に挿入された状態で、その一端側が、プーリ2のボス2aに預け入れられたシャフト3の端部に形成された一対の固定穴12(タップ穴)にそれぞれねじ込まれる。そして、挿入部材10の他端側は、プーリ脱着用治具1の第二挿通部6にナット24で固定される。これにより、シャフト3、プーリ脱着用治具1、および、挿入部材10が所定の位置関係で位置決めされる。なお、この実施形態では、挿入部材10を2本用いる構成としたが、その数はシャフト3に形成された固定穴12の数に合わせて適宜変更することができる。
【0033】
ジャッキ23は、プーリ脱着用治具1のベース部4とプーリ2との間に介装され、挿入部材10を介して、シャフト3に対しプーリ2への挿入力を作用させる部材である。この実施形態では2箇所にジャッキ23を設けたが、その数は適宜変更することができる。このジャッキ23を伸張させると、
図7に示すように、プーリ2にシャフト3が挿入される。
【0034】
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味およびすべての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0035】
1 プーリ脱着用治具
2 プーリ
2a ボス
2b ベルト案内面
2c フランジ
2d 貫通穴
3 シャフト
4 ベース部
5 第一挿通部
6 第二挿通部
7 リブ
8 引き抜き部材
9、11 貫通穴
10 挿入部材
12 固定穴
13 シャフト引き抜き装置
14 連結部材
15、23 ジャッキ
16 円形ワッシャ
17、20 角形ワッシャ
18、21、24 ナット
19 補強部材
22 シャフト挿入装置