(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022149009
(43)【公開日】2022-10-06
(54)【発明の名称】給水ホースユニット及び洗濯機
(51)【国際特許分類】
D06F 39/08 20060101AFI20220929BHJP
E03C 1/02 20060101ALI20220929BHJP
F16L 21/02 20060101ALI20220929BHJP
F16J 15/10 20060101ALI20220929BHJP
F16J 15/06 20060101ALI20220929BHJP
【FI】
D06F39/08 301A
D06F39/08 301B
E03C1/02
F16L21/02 F
F16J15/10 N
F16J15/06 L
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021050924
(22)【出願日】2021-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】399048917
【氏名又は名称】日立グローバルライフソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】中澤 健次
(72)【発明者】
【氏名】根本 昭夫
(72)【発明者】
【氏名】谷口 一成
(72)【発明者】
【氏名】高野 雅樹
(72)【発明者】
【氏名】菊池 政芳
【テーマコード(参考)】
2D060
3B166
3H015
3J040
【Fターム(参考)】
2D060AA01
2D060AC03
3B166AA04
3B166AA05
3B166AA12
3B166AE01
3B166AE02
3B166BA35
3B166CA01
3B166DC42
3B166DC43
3B166DC44
3H015BB01
3H015BC01
3H015BC08
3J040AA17
3J040BA03
3J040EA02
3J040EA16
3J040FA05
3J040HA21
(57)【要約】
【課題】
本発明は、水栓側継手と給水ホース側継手との接続部における水封性能を更に向上することができる給水ホース部及びその給水ホース部を備えた洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明の給水ホースユニット20は、水を供給する水栓側の継手70と洗濯機とを接続する給水ホース30と、給水ホース30の水栓側の端部に設けられる給水ホース側継手50と、を備える。給水ホース側継手50は、水栓側の継手70との接続部に、水封部56を有する。水封部56は、水栓側の継手70と接続された場合、水栓側の継手70に当接される第1当接部56c及び第2当接部56dを有する。第1当接部56cと第2当接部56dは、給水ホース30の長手方向Aに、所定の間隔離れて設けられる。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水を供給する水栓側の継手と洗濯機とを接続する給水ホースと、前記給水ホースの水栓側の端部に設けられる給水ホース側継手と、を備える給水ホースユニットであって、
前記給水ホース側継手は、水栓側の継手との接続部に、水封部を有し、
前記水封部は、水栓側の継手と接続された場合、水栓側の継手に当接される第1当接部及び第2当接部を有し、
前記第1当接部と前記第2当接部は、前記給水ホースの長手方向に、所定の間隔離れて設けられたことを特徴とする給水ホースユニット。
【請求項2】
請求項1に記載の給水ホースユニットであって、
前記水封部は、円環状を成す一つの弾性部材で構成され、
前記第1当接部及び前記第2当接部は、円環状を成す前記弾性部材の内周面から径方向内側に突出し、さらに前記弾性部材の内周面と対向するように延設される形状を成す給水ホースユニット。
【請求項3】
請求項2に記載の給水ホースユニットであって、
前記水封部は、前記第1当接部及び前記第2当接部における、それぞれの前記長手方向に沿う断面がU字形状を成し、前記第1当接部及び前記第2当接部が成す二つのU字形状が前記長手方向に結合された形状である給水ホースユニット。
【請求項4】
請求項3に記載の給水ホースユニットであって、
前記第1当接部及び前記第2当接部は、前記弾性部材の内周面と対向するように延設される延設形状部が前記給水ホース側継手と前記給水ホースとの接続部の側に向かって延設される給水ホースユニット。
【請求項5】
請求項4に記載の給水ホースユニットであって、
前記水封部は、円環状を成す前記弾性部材の外周面に第1水封部が構成され、前記第1当接部の前記延設形状部の内周面に第2水封部が構成され、前記第2当接部の前記延設形状部の内周面に第3水封部が構成される給水ホースユニット。
【請求項6】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の給水ホースユニットであって、
前記水封部は、前記長手方向に延びる主水封部を有し、
前記第2当接部は、前記主水封部の水栓側の部分を構成し、
前記第1当接部は、前記第2当接部より前記洗濯機の側の、前記主水封部の部分を構成する給水ホースユニット。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか1項に記載の給水ホースユニットを備えた洗濯機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機及びその給水ホースユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野の背景技術として、特開2001-321594号公報(特許文献1)に記載された洗濯機がある。特許文献1の洗濯機は、給水栓の蛇口の先端に、給水ユニットの第3継手がその円周方向に設けられた4本のねじにより、パッキンに圧接して固定されている。第4継手はパッキンに圧接するように、第3継手に、ねじ部によりねじ締め固定されている。第2継手は、ばねにより、第1継手の外周部をスライド可能に構成され、爪部が第4継手のつば部に引っ掛けて固定されている。給水ホースは加締金具により第1継手と加締めにより結合されている(段落0025-0027参照)。ここで、第1継手乃至第4継手のナンバリングは、特許文献1の洗濯機における継手の構成を分かり易くするため、本明細書の筆者が行ったものである。
【0003】
特許文献1には、この状態において、通常は各接続部の水密性が維持されているため、「水漏れ」の要素はないことが説明されている(段落0027参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の第3継手及び第4継手は給水栓(以下、水栓という)の側に設けられる継手であり、第4継手が直接、水栓の蛇口に一体的に設けられる場合もある。以下、第3継手及び第4継手は水栓側継手と呼んで説明する。また、第1継手及び第2継手は給水ホースの側に設けられる継手であり、以下、給水ホース側継手と呼んで説明する。また特許文献1の給水ユニットは、以下、給水ホース部と呼んで説明する。
【0006】
水栓側継手が水栓の蛇口に一体的に設けられている場合や、水栓の蛇口に長期間に亘って装着されたままになっている水栓側継手を使用する場合は、水栓側継手における給水ホース側継手との接続部にごみや汚れが強固に付着していたり、水栓側継手が金属の場合に腐食が生じていたりする場合がある。特に屋外の水栓を用いる場合は、ごみや汚れの付着、或いは腐食の発生している可能性が高くなる。水栓側継手におけるごみや汚れの付着或いは腐食は、水栓側継手と給水ホース側継手との接続部からの漏水を発生させ易くなる。
【0007】
このため本発明では、水栓側継手と給水ホース側継手との接続部における水封性能を更に向上することができる給水ホース部及びその給水ホース部を備えた洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の給水ホースユニットは、
水を供給する水栓側の継手と洗濯機とを接続する給水ホースと、前記給水ホースの水栓側の端部に設けられる給水ホース側継手と、を備える給水ホースユニットであって、
前記給水ホース側継手は、水栓側の継手との接続部に、水封部を有し、
前記水封部は、水栓側の継手と接続された場合、水栓側の継手に当接される第1当接部及び第2当接部を有し、
前記第1当接部と前記第2当接部は、前記給水ホースの長手方向に、所定の間隔離れて設けられる。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、水栓側継手と給水ホース側継手との接続部における水封性能を更に向上することができる給水ユニット、及びその給水ユニットを備えた洗濯機を提供することができる。
【0010】
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明に係る洗濯機の一実施例について、洗濯機を右側方から見た外観図である。
【
図2】本発明に係る洗濯機の一実施例について、給水ホースユニットを水栓に接続した状態を示す説明図である。
【
図3】本発明に係る洗濯機における給水ホースユニットの一実施例について、水栓側継手と給水ホース側継手とを分離した状態を示す断面図であり、給水ホースの長手方向に沿う断面を示す断面図である。
【
図4】
図3に示す給水ホース側継手を拡大して示す断面図である。
【
図5】
図3に示す水栓側継手と給水ホース側継手とを接続した状態を示す断面図である。
【
図6】本発明の給水ホース側継手で使用される水封部を示す斜視図であり、給水ホースの長手方向に沿う断面を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明に係る実施例を説明する。
【0013】
図1及び
図2を用いて、本発明に係る洗濯機の一実施例について説明する。
【0014】
図1は、本発明に係る洗濯機100の一実施例について、洗濯機100を右側方から見た外観図である。
【0015】
洗濯機100は、筐体110を備え、筐体110の内側には、図示しない外槽、内槽、モータ、給水ユニット、除湿手段、加熱手段、送風手段等が設けられている。筐体110の上面には給水口120が設けられ、給水口120から前述の給水ユニットを介して、洗濯機100の外槽に給水される。
【0016】
外槽は、水を受ける水槽を構成し、洗濯室及び乾燥室として機能するものであり、筐体10内において弾性支持されている。内槽は、外槽内に設けられ、洗濯物を収容してモータによって回転駆動される。除湿手段は、乾燥運転時に生じる高温多湿の空気を冷却して除湿する機能を有している。加熱手段は、乾燥運転時に除湿された空気を加熱する機能を有している。送風手段は、加熱手段、外槽(内槽)、除湿手段の順に空気を循環させる機能を有している。
【0017】
本実施例は、洗濯機100として乾燥機能を備える洗濯乾燥機を例示するものであるが、乾燥機能を有しない洗濯機であってもよい。また本実施例は、内槽の回転軸が鉛直方向に沿うように配置される縦型洗濯機を例示するものであるが、内槽の回転軸が水平方向、または水平方向から少し傾斜した方向に沿うように配置されるドラム式洗濯機であってもよい。
【0018】
図2は、本発明に係る洗濯機100の一実施例について、給水ホースユニット20を水栓60に接続した状態を示す説明図である。
【0019】
給水口120は、洗濯機100の後方上面に設けられており、洗濯機100の上面より略鉛直上方に突出し、給水ホースユニット20の一端部が接続される。
【0020】
給水ホースユニット20は、給水ホース30と、給水ホース30の一端側に設けられ洗濯機100の給水口120に接続される継手40と、給水ホース30の他端側に設けられ水栓60に接続される継手50と、を有する。水栓60の蛇口には水栓側継手70が設けられ、水栓側継手70に給水ホース30の他端側に設けられた継手50が接続される。以下、継手50は給水ホース側継手と呼んで説明する。
【0021】
図3乃至
図6を用いて、給水ホース側継手50について説明する。
【0022】
図3は、本発明に係る洗濯機100における給水ホースユニット20の一実施例について、水栓側継手70と給水ホース側継手50とを分離した状態を示す断面図であり、給水ホース30の長手方向に沿う断面を示す断面図である。
図4は、
図3に示す給水ホース側継手50を拡大して示す断面図である。
【0023】
水栓側継手70は水栓60の蛇口に設けられる継手である。水栓側継手70は、水栓60の蛇口を受ける受け部71と、給水ホース側継手50の内側に挿入される嵌入部72と、径方向外側に張り出したフランジ部73と、嵌入部73の外周に設けられ径方向内側に窪んだ環状溝77と、を有する。
【0024】
給水ホース側継手50は給水ホース30の端部に設けられる継手である。給水ホース側継手50は、第1継手部50Aと第2継手部50Bとを含んで構成される。
【0025】
第1継手部50Aは、嵌入部72を受ける嵌入部受け部(凹部)51と、給水ホースを接続する給水ホース取付部58と、径方向外側に向かって窪むように嵌入部受け部51の内周面に形成された環状溝57と、環状溝57に配設された水封部56と、を備える。
【0026】
第2継手部50Bは、ばね53により、第1継手部50Aの外周部をスライド可能に構成される。また第2継手部50Bは、爪部52aとバネ部52cとを有する係止部52を備える。
【0027】
第1継手部50Aと第2継手部50Bとで形成される環状溝部には、球体で構成される係止部材54が配設されている。
【0028】
給水ホース取付部58の内周側には給水の流路58aが形成されており、給水ホース30は加締金具35により給水ホース取付部58と加締めにより結合されている。
【0029】
図5は、本発明に係る洗濯機100における給水ホースユニット20の一実施例について、水栓側継手70と給水ホース側継手50とを接続した状態を示す断面図であり、給水ホース30の長手方向に沿う断面を示す断面図である。なお
図5中の矢印Aは、給水の流れる方向及び給水ホース30の長手方向を示している。
【0030】
水栓側継手70の嵌入部72を給水ホース側継手50の嵌入部受け部51に嵌挿することにより、給水ホース側継手50の側に設けられた球体の係止部材54が水栓側継手70の環状溝77に嵌まり、給水ホース側継手50は水栓側継手70に接続(係合)された状態となる。
【0031】
さらに水栓側継手70と給水ホース側継手50とを接続した状態で、第2継手部50Bの係止部52の爪部52aを水栓側継手70のフランジ部73に係止することで、給水ホース側継手50が水栓側継手70に係止される。このために係止部52にはバネ部52cが設けられており、係止部52はバネ部52cにより揺動可能に構成される。
【0032】
本実施例では、水栓側継手70を水栓60の蛇口とは別体に構成して蛇口に取り付ける場合を例示している。しかし水栓側継手70は水栓60の蛇口と一体に形成することもできる。いずれの場合も、給水ホース側継手50は水栓60側に設けられた水栓側継手70に接続される。
【0033】
次に、
図5および
図6を用いて、水封部(パッキン)56について説明する。
図6は、本発明の給水ホース側継手50で使用される水封部56を示す斜視図であり、給水ホースの長手方向に沿う断面を示した図である。
【0034】
本実施例の洗濯機100の給水ホースユニット20は、水を供給する水栓60側の継手(水栓側継手)70と洗濯機100とを接続する給水ホース30と、給水ホース30の水栓60側の端部に設けられる給水ホース側継手50と、を備える。給水ホース側継手50は、水栓60側の継手70との接続部に、水封部56を有する。水封部56は、水栓60側の継手70と接続された場合、水栓60側の継手70に当接される第1当接部56c及び第2当接部56dを有する。第1当接部56cと第2当接部56dは、給水ホース30の長手方向Aに、所定の間隔L離れて設けられる。
【0035】
水封部56は、円環状を成す一つの弾性部材で構成され、円環部(円筒部)56aを有する。
【0036】
第1当接部56c及び第2当接部56dは、円環状を成す弾性部材56aの内周面56iから径方向内側に突出し、さらに弾性部材56aの内周面56iと対向するように延設される形状を成す。すなわち第1当接部56c及び第2当接部56dは、径方向内側に突出する径方向突出部56c1,56d1と、径方向突出部56c1,56d1の最内周部から弾性部材56aの内周面56iと対向するように延設される延設形状部56c2,56d2と、を有する。延設形状部56c2,56d2は、ほぼ給水ホース30の長手方向Aに沿うように延設される。
【0037】
この場合、水封部56は、第1当接部56c及び第2当接部56dにおける、それぞれの長手方向Aに沿う断面がU字形状を成し、第1当接部56c及び第2当接部56dが成す二つのU字形状が長手方向Aに結合された形状となる。
【0038】
なお、第1当接部56c及び第2当接部56dは、弾性部材56aの内周面56iと対向するように延設される延設形状部56c2,56d2が給水ホース30との接続部(給水ホース取付部)58の側に向かって延設される。
【0039】
水封部56は、円環状を成す弾性部材56aの外周面56oに第1水封部が構成され、第1当接部56cの延設形状部56c2の内周面に第2水封部が構成され、第2当接部56dの延設形状部56d2の内周面に第3水封部が構成される。第1水封部56oは、嵌入部受け部51の内周面に形成された環状溝57と水封部56の外周面との間を通って洗濯機100側から水栓60側に漏れる水を封止する。第2水封部56c2及び第3水封部56d2は、水栓側継手70の嵌入部72と水封部56の内周側との間を通って洗濯機100側から水栓60側に漏れる水を封止する。
【0040】
本実施例では、第2水封部56c2と第3水封部56d2とにより水封部56の内周側における水封構造を2重化することができ、水栓側継手70側に大きな傷がある場合も水封の確実性を向上することができ、水封部56の信頼性を高めることができる。また第2水封部56c2と第3水封部56d2とが一つの部材に構成されるため、第2水封部56c2と第3水封部56d2とを別々の部材で構成して給水ホースの長手方向に重ねる場合よりも、水封部56を小型化することができると共に、組立工数が増加することもない。すなわち、本実施例の水封部56は、小さな取付スペースに組み込むのに有利であり、また組立が容易である。
【0041】
さらに本実施例の水封部56は、水栓側継手70に給水ホース側継手50を接続する際に、第3水封部56d2が水栓側継手70の嵌入部72に付着した異物を除去しながら、水栓側継手70の嵌入部72における、給水ホース側継手50の嵌入部受け部51への嵌挿が行われる。このため、異物が水封部56の、特に第2水封部56c2に挟まった状態になることを抑制し、水封部56の信頼性が向上する。
【0042】
このように本実施例の給水ホースユニット20は、従来と同等のスペースに配置することができ、異物除去と水栓側継手70の傷に対して有利で、信頼性を向上することができる水封部56を備える。
【0043】
また本実施例では、水封部56は長手方向Aに延びる主水封部を有し、第2当接部56dは主水封部の水栓60側の部分を構成し、第1当接部56cは第2当接部56dより洗濯機100の側の主水封部の部分を構成する。
【0044】
上述した給水ホースユニットを洗濯機100に備えることにより、洗濯機100の信頼性を向上することができる。
【0045】
なお、本発明は上記した各実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
【符号の説明】
【0046】
20…給水ホースユニット、30…給水ホース、50…給水ホース側継手、51…給水ホース側継手50の嵌入部受け部、56…水封部、56a…水封部56の円環部、56c…水封部56の第1当接部、56c1…第1当接部56cの径方向突出部、56c2…第1当接部56cの延設形状部(第2水封部)、56d…水封部56の第2当接部、56d1…第2当接部56dの径方向突出部、56d2…第2当接部56dの延設形状部(第3水封部)、56i…弾性部材(円環部)56aの内周面、56o…弾性部材56aの外周面(第1水封部)、57…環状溝、58…給水ホース側継手50と給水ホース30との接続部(給水ホース取付部)、60…水栓、70…水栓側継手、72…水栓側継手70の嵌入部、100…洗濯機。