技術分野
この発明は、電動モータの回転トルクをピストン部材の直線運動に変換することでブレーキパッドをブレーキディスクに押し付ける電動ブレーキ装置
要約特許出願時に添付された[要約書]
【課題】荷重センサの出力に基づく電動モータの良好な制御性を長期にわたって維持することが可能な電動ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】ピストン部材8を摺動可能に収容するピストン摺動孔13をもつキャリパボディ7と、電動モータ1の回転トルクをピストン部材8の直線運動に変換する運動変換機構9と、荷重センサ33とを有する電動ブレーキ装置において、ピストン部材8の外周面に、潤滑剤を保持する潤滑剤保持凹部50を形成した。
【選択図】図1
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、本願の発明者は、使用状態が異なる構成の電動ブレーキ装置を複数準備し、それらの電動ブレーキ装置の各荷重センサの出力に基づいて各電動モータの制御を行なったところ、それぞれの荷重センサで検出される推定荷重の大きさが同じであるにもかかわらず、それらの各電動ブレーキ装置に実際に生じている実荷重の大きさが同じにならない可能性があることが分かった。すなわち、電動ブレーキ装置を長期にわたって使用したときに、荷重センサで検出される推定荷重と、ブレーキパッドとブレーキディスクの間に実際に生じる実荷重との間に差が生じる可能性があることが分かった。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
の課題を解決するため、この発明では、以下の構成の電動ブレーキ装置を提供する。
電動モータと、
ブレーキディスクに接触する位置と離反する位置との間で移動可能に支持されたブレーキパッドと、
前記ブレーキパッドを前記ブレーキディスクに向けて押圧するように前記ブレーキパッドの背面に対向して配置されたピストン部材と、
前記ピストン部材を摺動可能に収容するピストン摺動孔をもつキャリパ・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
この発明の電動ブレーキ装置は、ピストン部材の外周面とピストン摺動孔の内周面のうちの少なくとも一方に、潤滑剤を保持する潤滑剤保持凹部が形成されているので、その潤滑剤保持凹部から供給される潤滑剤によって、ピストン部材の外周面とピストン摺動孔の内周面の間の潤滑性を、長期にわたって維持することができる。そのため、ピストン部材の摺動抵抗が増大しにくく、荷重センサで検出される推定荷重と、ブレーキパッドとブレーキディスクの間に実際に生じる実荷重との差が生じにくい。その結果、荷重センサの出力に基づく電動モータの良好な制御性を長期にわたって維持することが可能である。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
この発明の第1電動ブレーキ装置を示す断面図
【図2】
図1の電動ブレーキ装置をインナ側(図では右側)から見た側面図
【図3】
図2のIII-III線に沿った断面図
【図4】
図3の運動変換機構の近傍の拡大図
【図5】
図4のV-V線に沿った断面図
【図6】
図5の潤滑剤保持凹部の近傍の拡大図
【図7】
この発明の第2電動ブレーキ装置のピストン部材の近傍を示す部分断面図
【図8】
図7のVIII-VIII線に沿った断面図
【図9】
この発明の第3電動ブレーキ装置のピストン部材の近傍を示す部分断面図
【図10】
図9のX-X線に沿った断面図
【図11】
この発明の第4電動ブレーキ装置のピストン部材の近傍を示す部分断面図
【図12】
この発明の第5電動ブレーキ装置のピストン部材の近傍を示す部分断面図
【図13】
図12に示すピストン部材が軸方向前方に移動した状態を示す図
【図14】
この発明の第6電動ブレーキ装置のピストン部材の近傍を示す部分断面図
【図15】
この発明の第7電動ブレーキ装置のピストン部材の近傍を示す部分断面図
【図16】
図14に示す電動ブレーキ装置を車体に取り付けた状態を示す図
【図17】
従来の電動ブレーキ装置を長期にわたって使用し、ピストン部材の外周面とピストン摺動孔の内周面の間の潤滑剤が枯渇したときの、荷重センサで検出される推定荷重と、ブレーキパッドとブレーキディスクの間に実際に生じる実荷重との関係を模式的に示す図
1 電動モータ
3 車輪
4 ブレーキディスク
5 インナ側ブレーキパッド
7 キャリパボディ
8 ピストン部材
9 運動変換機構
13 ピストン摺動孔
15 キャリパブラケット
21 回転軸
22 遊星ローラ
23 キャリヤ
24 螺旋凸条
25 円周溝
33 荷重センサ
50 潤滑剤保持凹部
51 潤滑剤補給孔
53 低摩擦皮膜
C 車輪の中心軸
L ピストン摺動孔の軸線
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