(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022149560
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】検出装置および検出システム
(51)【国際特許分類】
F16K 37/00 20060101AFI20220929BHJP
F16N 7/38 20060101ALI20220929BHJP
【FI】
F16K37/00 D
F16N7/38 B
F16N7/38 D
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021051774
(22)【出願日】2021-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】000002853
【氏名又は名称】ダイキン工業株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】500077292
【氏名又は名称】ダイキン潤滑機設株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101454
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 卓二
(74)【代理人】
【識別番号】100176463
【弁理士】
【氏名又は名称】磯江 悦子
(74)【代理人】
【識別番号】100183232
【弁理士】
【氏名又は名称】山崎 敏行
(72)【発明者】
【氏名】秦野 淳一
【テーマコード(参考)】
3H065
【Fターム(参考)】
3H065AA04
3H065BA01
3H065BA07
3H065BB11
3H065BB24
3H065CA01
(57)【要約】
【課題】多機種の弁装置の動作検出に対応できる検出装置を提案する。
【解決手段】検出装置(S)は、ピストンとピストンに連動するインジケータピン(53)とを収納するハウジングを備えた弁装置に取り付けられる取付部材(10)と、取付部材(10)に取り付けられ、インジケータピン(53)側に押ボタン(22)を有するマイクロスイッチ(20)と、取付部材(10)に取り付けられ、ハウジング(51)から突出するインジケータピン(53)によりマイクロスイッチ(20)の押ボタン(22)をオンさせるアクチュエータ(30)とを備える。マイクロスイッチ(20)は、アクチュエータ(30)と別体である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ピストン(52)と上記ピストン(52)に連動するインジケータピン(53)とを収納するハウジング(51)を備えた弁装置(V,V1,V2,V3)に取り付けられる取付部材(10)と、
上記取付部材(10)に取り付けられ、上記インジケータピン(53)側に押ボタン(22)を有するマイクロスイッチ(20)と、
上記取付部材(10)に取り付けられ、上記ハウジング(51)から突出する上記インジケータピン(53)により上記マイクロスイッチ(20)の上記押ボタン(22)をオンさせるアクチュエータ(30)と
を備え、
上記マイクロスイッチ(20)は、上記アクチュエータ(30)と別体である、検出装置(S)。
【請求項2】
請求項1に記載の検出装置(S)において、
上記マイクロスイッチ(20)は、上記押ボタン(22)を有する本体部(21)と、上記本体部(21)から上記インジケータピン(53)が突出する方向に沿って延びる端子(23~25)とを備える、検出装置(S)。
【請求項3】
請求項1または2に記載の検出装置(S)において、
上記アクチュエータ(30)は、上記インジケータピン(53)が上記ハウジング(51)に没入している状態で上記マイクロスイッチ(20)の上記押ボタン(22)に接触している、検出装置(S)。
【請求項4】
請求項1から3までのいずれか1つに記載の検出装置(S)において、
上記アクチュエータ(30)は、上記ハウジング(51)から突出する上記インジケータピン(53)により弾性変形して上記マイクロスイッチ(20)の上記押ボタン(22)をオンにする板バネ構造を有する、検出装置(S)。
【請求項5】
請求項1から4までのいずれか1つに記載の検出装置(S)と、
上記検出装置(S)により動作が検出される上記弁装置(V,V1~V4)と
を備える、検出システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、検出装置および検出システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、検出装置としては、給油動作に追従して上下動するインジケータピンを備えた分配弁において、インジケータピンの動作軌跡上にリミットスイッチを臨ませて、分配弁の作動状態を検出するものがある(例えば、特開平2-120600号公報(特許文献1)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平2-120600号公報(第11図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記検出装置では、スイッチレバーと一体のリミットスイッチが用いられているため、分配弁などを含む多機種の弁装置のインジケータピンのストロークに応じてリミットスイッチの位置調整が必要となる。このため、上記検出装置では、多機種の弁装置の動作検出に対応できない。
【0005】
本開示では、多機種の弁装置の動作検出に対応できる検出装置を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の検出装置は、
ピストンと上記ピストンに連動するインジケータピンとを収納するハウジングを備えた弁装置に取り付けられる取付部材と、
上記取付部材に取り付けられ、上記インジケータピン側に押ボタンを有するマイクロスイッチと、
上記取付部材に取り付けられ、上記ハウジングから突出する上記インジケータピンにより上記マイクロスイッチの上記押ボタンをオンさせるアクチュエータと
を備え、
上記マイクロスイッチは、上記アクチュエータと別体である。
【0007】
本開示によれば、取付部材に取り付けられたアクチュエータによって、ハウジングから突出するインジケータピンにより、マイクロスイッチとは別体のアクチュエータを介してマイクロスイッチの押ボタンをオンさせる。アクチュエータがマイクロスイッチとは別体であるので、マイクロスイッチや押ボタンがインジケータピンの移動軌跡上の障害物にならないようにマイクロスイッチとインジケータピンの配置をずらすことで、分配弁などを含む多機種の弁装置のインジケータピンのストロークの長短に対してマイクロスイッチの位置調整をすることなく対応でき、多機種の弁装置の動作検出に対応できる。本開示の検出装置は、多機種の弁装置に適用可能である。
【0008】
また、本開示の1つの態様に係る検出装置では、
上記マイクロスイッチは、上記押ボタンを有する本体部と、上記本体部から上記インジケータピンが突出する方向に沿って延びる端子とを備える。
【0009】
本開示によれば、マイクロスイッチの本体部から弁装置のインジケータピンが突出する方向に沿って端子が延びているので、押ボタンをオンさせるアクチュエータの動きが端子によって妨げられないようにできる。
【0010】
また、本開示の1つの態様に係る検出装置では、
上記アクチュエータは、上記インジケータピンが上記ハウジングに没入している状態で上記マイクロスイッチの上記押ボタンに接触している。
【0011】
本開示によれば、弁装置のインジケータピンがハウジングに没入している状態で、アクチュエータがマイクロスイッチの押ボタンに接触しているので、インジケータピンのストロークの長短に係わらずに、インジケータピンがハウジングから突出してすぐにマイクロスイッチの押ボタンをオンすることができる。
【0012】
また、本開示の1つの態様に係る検出装置では、
上記アクチュエータは、上記ハウジングから突出する上記インジケータピンにより弾性変形して上記マイクロスイッチの上記押ボタンをオンにする板バネ構造を有する。
【0013】
本開示によれば、弁装置のハウジングから突出するインジケータピンにより、板バネ構造を有するアクチュエータが弾性変形してマイクロスイッチの押ボタンをオンにするので、簡単な構成でマイクロスイッチの押ボタンのオンオフが繰り返し容易に行える。
【0014】
また、本開示の検出システムは、
上記のいずれか1つの検出装置と、
上記検出装置により動作が検出される上記弁装置と
を備える。
【0015】
本開示によれば、多機種の弁装置の動作検出に対応できる検出システムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本開示の第1実施形態の検出装置の正面図である。
【
図2】
図1のII-II線から見た検出装置の断面図である。
【
図3】第1実施形態の検出装置が取り付けられた分配弁の正面図である。
【
図4】第1実施形態のインジケータピンが突出したときの分配弁および検出装置の正面図である。
【
図5】第1実施形態の検出装置と分配弁とを備えた検出システムの正面図である。
【
図6】第1実施形態の検出装置と分配弁とを備えた検出システムの側面図である。
【
図7】本開示の第2実施形態の検出システムの一例としての給油システムの構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、実施形態を説明する。なお、図面において、同一の参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものである。また、長さ、幅、厚さ、深さ等の図面上の寸法は、図面の明瞭化と簡略化のために実際の尺度から適宜変更されており、実際の相対寸法を表してはいない。
図1において、左右方向をX軸方向(右方向)、前後方向をY軸方向(紙面に垂直な方向)、上下方向をZ軸方向(上方向)とする(
図2~
図4においても同様)。
【0018】
〔第1実施形態〕
図1は、本開示の第1実施形態の検出装置Sの正面図であり、
図2は、
図1のII-II線から見た検出装置Sの断面図である。
【0019】
第1実施形態の検出装置Sは、
図1,
図2に示すように、凹部10aを有する取付部材10と、取付部材10の凹部10a内に取り付けられた直方体形状のマイクロスイッチ20と、取付部材10に取り付けられたアクチュエータ30と、取付部材10の側壁部11に設けられた配線引出部40とを備えている。検出装置Sは、取付部材10の凹部10aを覆うカバー部材12を備えている。取付部材10には、凹部10aを囲むように溝10bが設けられている。溝10bに嵌められたパッキン(図示せず)により、取付部材10とカバー部材12との間をシールする。
【0020】
マイクロスイッチ20は、正面視において四角形状の本体部21と、本体部21の左側面21aから-X方向に突出する押ボタン22と、端子23,24,25とを有する。本体部21の左側面21aは、インジケータピン53が突出する方向に対して平行になるように、マイクロスイッチ20を配置している。このようなマイクロスイッチ20の配置にすることにより、検出装置Sを小型化できる。また、インジケータピン53のストロークの長短に係わらず、インジケータピン53がマイクロスイッチ20と干渉しない。
【0021】
端子23,24,25は、インジケータピン53が突出する方向に沿って本体部21から延びている。端子23,24,25に一端が接続された配線(図示せず)が、配線引出部40内を通って外部に吐き出される。
【0022】
アクチュエータ30は、取付部材10とマイクロスイッチ20との間に挟まれて固定された平板状の固定部31と、固定部31の下端から-Y方向に屈曲した板バネ基部32と、板バネ基部32から-X方向に延びてZ方向側に屈曲する板バネ先端部33とを有する。板バネ基部32と板バネ先端部33とで板バネ構造を形成している。アクチュエータ30は、板バネ先端部33がインジケータピン53の中心軸と交差するように取付部材10に取り付けられている。インジケータピン53の中心軸と板バネ先端部33とのなす角度は約30degとしている。
【0023】
この検出装置Sのマイクロスイッチ20は、アクチュエータ30と別体である。マイクロスイッチ20と取付部材10との間にアクチュエータ30の固定部31が挟まれた状態で、ねじ26,27によりマイクロスイッチ20を取付部材10に固定している。
【0024】
図3は、検出装置Sが取り付けられた分配弁Vの正面図である。分配弁Vは、弁装置の一例である。この分配弁Vは、4つの吐出口から夫々潤滑油を吐出する。
【0025】
分配弁Vは、
図3に示すように、ピストン52と、ピストン52に連動するインジケータピン53とを収納するハウジング51を備えている。ハウジング51に設けられた流路を切り換えるスプール54をハウジング51内に収納している。分配弁Vは、ピストン52,インジケータピン53,スプール54で構成された分配弁部をハウジング51内に4つ収納している(
図3では1つの分配弁部を示す)。
【0026】
分配弁Vは、インジケータピン53を出没可能に支持する貫通穴55aを有する連結部55を備えている。連結部55は、分配弁Vと検出装置Sとを連結している。
【0027】
アクチュエータ30の板バネ先端部33は、インジケータピン53がハウジング51に没入している状態でマイクロスイッチ20の押ボタン22に接触している。
【0028】
分配弁Vは、2つの供給口(図示せず)から交互に供給される潤滑油の圧力によって、ピストン52が上下動することにより吐出口51aから潤滑油を吐出する。
【0029】
図4は、インジケータピン53が突出したときの分配弁Vおよび検出装置Sの正面図である。
【0030】
図4に示すように、ハウジング51から突出するインジケータピン53によって、アクチュエータ30の板バネ構造(板バネ基部32と板バネ先端部33)が弾性変形して、板バネ先端部33がマイクロスイッチ20の押ボタン22をX方向に押し込んでマイクロスイッチ20をオンにする。
【0031】
検出装置Sでは、インジケータピン53の突出方向(Z方向)に対して押ボタン22が押し込まれる方向が直交しているが、インジケータピン53の突出方向への力を、アクチュエータ30の板バネ構造によって押ボタン22を押し込む方向に変換している。
【0032】
図5は、第1実施形態の検出装置Sと分配弁Vとを備えた検出システムの正面図であり、
図6は、検出装置Sと分配弁Vとを備えた検出システムの側面図である。
【0033】
第1実施形態の検出装置Sによれば、取付部材10に取り付けられたアクチュエータ30によって、ハウジング51から突出するインジケータピン53により、マイクロスイッチ20とは別体のアクチュエータ30を介してマイクロスイッチ20の押ボタン22をオンさせる。検出装置Sは、アクチュエータ30がマイクロスイッチ20とは別体であるので、マイクロスイッチ20や押ボタン22がインジケータピン53の移動軌跡上の障害物にならないようにマイクロスイッチ20とインジケータピン53の配置をずらすことで、分配弁などを含む多機種の分配弁V(弁装置)のインジケータピン53のストロークの長短に対してマイクロスイッチ20の位置調整をすることなく対応でき、多機種の分配弁Vの動作検出に対応できる。したがって、第1実施形態の検出装置Sは、多機種の弁装置に適用可能である。
【0034】
インジケータピン53がハウジング51内に没入している状態では、どのタイプの分配弁Vでもインジケータピン53の先端部分のみが突出しているだけであるので、インジケータピン53のストロークが異なっていても、突出したインジケータピン53がハウジング51内に収まる範囲内において、マイクロスイッチ20の押ボタン22の位置を分配弁V近傍にすることで動作検出が可能となる。また、インジケータピン53の径が極端に異なる分配弁Vなどは別として、インジケータピン53の径が異なっていても、アクチュエータ30が弾性変形してインジケータピン53に追従するので、径の大小変化がマイクロスイッチ20の押ボタン22の作動範囲内であれば対応可能である。
【0035】
また、マイクロスイッチ20の本体部21から分配弁Vのインジケータピン53が突出する方向に沿って端子23,24,25が延びているので、押ボタン22をオンさせるアクチュエータ30の動きが端子23,24,25によって妨げられないようにできる。
【0036】
なお、
図3に示すように、分配弁Vのインジケータピン53がハウジング51に没入している状態で、アクチュエータ30がマイクロスイッチ20の押ボタン22に接触するようにしてもよい。これにより、インジケータピン53のストロークの長短に係わらずに、インジケータピン53がハウジング51から突出してすぐにマイクロスイッチ20の押ボタン22をオンすることができる。
【0037】
また、分配弁Vのハウジング51から突出するインジケータピン53により、板バネ構造を有するアクチュエータ30が弾性変形してマイクロスイッチ20の押ボタン22をオンにするので、簡単な構成でマイクロスイッチ20の押ボタン22のオンオフが繰り返し容易に行える。
【0038】
また、検出装置Sと分配弁Vとで構成された検出システムによれば、多機種の分配弁Vの動作検出に対応できる検出システムを実現することができる。
【0039】
〔第2実施形態〕
図7は、本開示の第2実施形態の検出システムの一例としての給油システムの構成を示す図である。
図7において、300は給油ポンプ100などを制御する制御盤である。
【0040】
この給油システムは、
図7に示すように、潤滑油を供給する給油ポンプ100と、供給主管L1,L2と供給枝管L11,L12を介して接続された分配弁V1~V4と、各分配弁V1~V4に設けられた検出装置Sとを備えている。給油ポンプ100からの潤滑油を、供給主管L1,L2と供給枝管L11,L12と分配弁V1~V4と給油管L21とを介して軸受200に供給する。分配弁V4は、第1実施形態の分配弁Vと同様の構成をしている。なお、この給油システムにおいて、潤滑油を供給する対象は軸受200に限らない。
【0041】
分配弁V1は、
図3に示すピストン52,インジケータピン53,スプール54で構成された分配弁部をハウジング51内に1つ備えている。分配弁V2は、上記分配弁部をハウジング51内に2つ備えている。分配弁V3は、上記分配弁部をハウジング51内に3つ備えている。
【0042】
分配弁V4は、4つの分配弁部に検出装置Sが夫々取り付けられている。分配弁V3は、3つの分配弁部に検出装置Sが夫々取り付けられている。分配弁V2は、2つの分配弁部に検出装置Sが夫々取り付けられている。分配弁V1は、1つの分配弁部に検出装置Sが取り付けられている。
【0043】
給油システムは、供給主管L1,L2の一端に接続された圧力制御弁V5を備えている。この圧力制御弁V5を介して分配弁V2が接続されている。
【0044】
上記給油システムによれば、検出装置Sと分配弁V1,V2,V3とを備えた検出システムを用いることによって、分配弁V1,V2,V3の動作を確実に検出することができる。
【0045】
上記第2実施形態では、検出システムとしての給油システムについて説明したが、検出システムはこれに限らず、本開示の検出装置と弁装置を備えたものであればよい。
【0046】
上記第1,第2実施形態では、弁装置として分配弁V,V1,V2,V3を備えた検出システムについて説明したが、弁装置はこれに限らず、切換弁などの他の構成の弁装置にこの開示の検出システムを適用してもよい。
【0047】
上記第1,第2実施形態では、取付部材10とカバー部材12とで形成されたケーシング内にマイクロスイッチ20を収納したが、マイクロスイッチが取り付けられた板状の取付部材でもよい。
【0048】
本開示の具体的な実施の形態について説明したが、本開示は上記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、本開示の範囲内で種々変更して実施することができる。
【符号の説明】
【0049】
10…取付部材
10a…凹部
10b…溝
11…側壁部
12…カバー部材
20…マイクロスイッチ
21…本体部
22…押ボタン
23,24,25…端子
30…アクチュエータ
31…固定部
32…板バネ基部
33…板バネ先端部
40…配線引出部
51…ハウジング
52…ピストン
53…インジケータピン
54…スプール
55…連結部
55a…貫通穴
100…給油ポンプ
200…軸受
300…制御盤
L1,L2…供給主管
L11,L12…供給枝管
L21…給油管
S…検出装置
V,V1~V4…分配弁(弁装置)
V5…圧力制御弁