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特開2022-150028情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022150028
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/12 20120101AFI20220929BHJP
【FI】
G06Q50/12
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021052428
(22)【出願日】2021-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】500175565
【氏名又は名称】株式会社ぐるなび
(74)【代理人】
【識別番号】100167302
【弁理士】
【氏名又は名称】種村 一幸
(74)【代理人】
【識別番号】100181869
【弁理士】
【氏名又は名称】大久保 雄一
(72)【発明者】
【氏名】杉原 章郎
(72)【発明者】
【氏名】小島 朋実
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC24
(57)【要約】
【課題】複数の店舗を含む施設を利用する予約客及びウォークイン客の利便性を向上させることが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明に係る情報処理システムは、同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得処理部と、前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定処理部と、前記設定処理部により設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約処理部と、を備える。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得処理部と、
前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定処理部と、
前記設定処理部により設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約処理部と、
を備える情報処理システム。
【請求項2】
前記設定処理部は、前記第1店舗の予約数又は予約率が前記第1店舗に対して予め設定された第1設定値を超える場合に、前記第2店舗に対して予め設定された前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記設定処理部は、前記第1店舗の予約数又は予約率が前記第1店舗に対して予め設定された第1設定値を超える場合に、前記第1店舗の前記予約数又は前記予約率に基づいて、前記第2店舗に対して予め設定された前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記設定処理部は、前記第1店舗の予約数又は予約率が前記第1店舗に対して予め設定された第1設定値を超える場合に、前記複数の店舗のそれぞれに対応する前記予約可能数又は前記予約可能率を合計した前記施設全体の合計予約可能数又は合計予約可能率に対して予め設定された目標値を下回るように、前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項1~3のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記設定処理部は、前記複数の店舗のうち、前記第1店舗の種類と同一種類の前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項2~4のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記設定処理部は、前記複数の店舗のうち、営業時間帯の少なくとも一部が前記第1店舗と重なる前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項2~5のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記設定処理部は、前記複数の店舗のうち、利用者の現在位置に応じた前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項2~5のいずれかに記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記設定処理部は、前記現在位置と前記第2店舗の位置が近い程、前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記設定処理部は、前記複数の店舗のうち、前記現在位置に近い前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる、
請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項10】
一又は複数のプロセッサーが、
同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得ステップと、
前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにより設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項11】
同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得ステップと、
前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定ステップと、
前記設定ステップにより設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約ステップと、
を一又は複数のプロセッサーに実行させるための情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、店舗の予約を受け付け可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、飲食店などの複数の店舗を含むショッピングモールなどの施設において、利用者の予約条件を満たす店舗を検索して利用者に提示するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。このシステムによれば、利用者は、施設内のいずれかの店舗を予約し易くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004-102723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術によれば、施設に含まれる複数の店舗のそれぞれにおいて予約が入り易くなるため、当該施設に来店する利用者であって、いずれの店舗にも予約していない利用者(ウォークイン客)が、予約をしないで店舗を利用することが困難になる。このため、前記施設は、予約客にとっては利用し易い施設となるが、ウォークイン客にとっては利用し難い施設となってしまう。
【0005】
本発明の目的は、複数の店舗を含む施設を利用する予約客及びウォークイン客の利便性を向上させることが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る情報処理システムは、同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得処理部と、前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定処理部と、前記設定処理部により設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約処理部と、を備える。
【0007】
本発明に係る情報処理方法は、一又は複数のプロセッサーが、同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得ステップと、前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定ステップと、前記設定ステップにより設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約ステップと、を実行する方法である。
【0008】
本発明に係る情報処理プログラムは、同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得ステップと、前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定ステップと、前記設定ステップにより設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約ステップと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の店舗を含む施設を利用する予約客及びウォークイン客の利便性を向上させることが可能な情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1図1は、本発明の実施形態に係る予約支援システムの全体構成を示す図である。
図2図2は、本発明の実施形態に係る予約支援システムが適用されるショッピングモールのフロアレイアウトの一例を示す図である。
図3図3は、本発明の実施形態に係る予約支援システムの構成を示すブロック図である。
図4図4は、本発明の実施形態に係る予約支援システムで使用される店舗情報の一例を示す図である。
図5図5は、本発明の実施形態に係る予約支援システムで使用される予約情報の一例を示す図である。
図6図6は、本発明の実施形態に係る予約支援システムで使用される予約情報の一例を示す図である。
図7図7は、本発明の実施形態に係る予約支援システムで使用される予約情報の一例を示す図である。
図8図8は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索条件設定ページの一例を示す図である。
図9図9は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索条件設定ページの一例を示す図である。
図10図10は、本発明の実施形態に係る利用者端末に表示される検索結果ページの一例を示す図である。
図11図11は、本発明の実施形態に係る予約支援システムで実行される予約支援処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0012】
[予約支援システム1]
図1に示されるように、本発明の実施形態に係る予約支援システム1は、予約支援装置2と利用者端末3と店舗端末4とを含む。店舗端末4は、店舗ごとに配置される。ここで、前記店舗は、所定の施設に含まれる予約可能な店舗、すなわち同一施設内に入居して営業を行う店舗(例えばテナント)である。前記施設は、ショッピングモール(ショッピングセンター)、商業施設、複合施設、娯楽施設、商業ビル、百貨店、デパートなど複数の店舗が入居する施設(グループ)である。また、前記施設は、経営母体が異なる複数の店舗が入居する施設であってもよい。また、前記施設は、住所又は敷地が同一である複数の店舗が入居する施設であってもよい。また、前記施設は、複数の店舗が同一地域に配置された商店街、飲食店街(商業地域)などであってもよい。なお、例えばショッピングモールが複数の独立した建物(北館、南館など)で構成される場合、当該ショッピングモールは一つ(同一)の施設である。本実施形態では、前記施設の一例として、複数の飲食店を含むショッピングモールSM1を挙げる。なお、前記施設は、例えば複数の娯楽店舗(カラオケルール、卓球場、ボーリング場など)が入居する娯楽施設であってもよいし、飲食店、娯楽店舗、及び小売店舗など複数種類の店舗が入居する複合施設であってもよい。
【0013】
図2には、ショッピングモールSM1のフロアレイアウトの一例を示している。図2に示すように、ショッピングモールSM1には、10軒の飲食店R10~R19が配置されている。飲食店ごとに店舗端末4が配置されている(図1参照)。なお、店舗端末4は、飲食店の店内に設置されてもよいし、飲食店の店外に設置されてもよい。店舗端末4は、飲食店の予約を管理する情報処理装置である。
【0014】
利用者端末3は、飲食店の検索及び予約を要求する利用者によって操作される情報処理装置である。また、利用者端末3は、ショッピングモールSM1を訪れる利用者が所持している情報処理装置である。
【0015】
予約支援装置2、利用者端末3、及び店舗端末4は、インターネット、LAN、WAN、又は公衆電話回線などの通信網N1を介して通信可能である。
【0016】
予約支援装置2は、飲食店を検索するための検索条件を利用者端末3から受付可能であり、検索条件に基づく検索処理を実行して検索結果を利用者端末3に提示する。また、予約支援装置2は、検索結果に含まれる飲食店のうち利用者に選択された飲食店の予約処理を実行する。また、予約支援装置2は、ショッピングモールSM1に含まれる各飲食店の予約可能数又は予約可能率を設定及び変更することにより、ショッピングモールSM1全体の予約を制御する。
【0017】
予約支援システム1は、本発明の情報処理システムの一例である。本実施形態では、予約支援装置2単体が本発明に係る情報処理システムに相当するが、本発明に係る情報処理システムは、予約支援装置2、利用者端末3、及び店舗端末4のうち一又は複数の構成要素を含むものであってもよい。例えば、予約支援装置2、利用者端末3、及び店舗端末4の構成要素が協働して後述する各種の予約支援処理(図11参照)を分担して実行する場合には、その処理を実行する複数の構成要素を含むシステムを本発明に係る情報処理システムとして捉えることが可能である。例えば、予約支援装置2及び店舗端末4が本発明に係る情報処理システムを構成してもよい。
【0018】
[予約支援装置2]
図3に示されるように、予約支援装置2は、制御部21、記憶部22、操作表示部23、及び通信I/F24などを備えるサーバーである。なお、予約支援装置2は、1台のコンピュータに限らず、複数台のコンピュータが協働して動作するコンピュータシステムであってもよい。また、予約支援装置2で実行される各種の処理は、一又は複数のプロセッサーによって分散して実行されてもよい。
【0019】
通信I/F24は、予約支援装置2を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して利用者端末3、店舗端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
【0020】
操作表示部23は、各種の情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
【0021】
記憶部22は、各種の情報を記憶するHDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)などの不揮発性の記憶部である。具体的に、記憶部22には、店舗情報D1、予約情報D2などのデータが記憶される。店舗情報D1には、検索対象及び予約対象の飲食店に関する情報が含まれる。予約情報D2には、ショッピングモールSM1に含まれる飲食店ごとに、予約に関する各種情報が含まれる。図4は店舗情報D1の一例を示す図であり、図5は予約情報D2の一例を示す図である。なお、予約情報D2は、ショッピングモールごとに記憶部22に記憶される。図5に示す予約情報D2は、ショッピングモールSM1の予約情報を例示している。また、記憶部22には、飲食店の店内、外観などを示す画像データ、飲食店の場所を示す地図データなども記憶されている。
【0022】
図4に示されるように、店舗情報D1には、飲食店ごとに、対応する「店舗ID」、「店舗名」、「エリア」、「ジャンル」、「営業時間」、「施設名」などの情報が含まれる。前記店舗IDは、飲食店の識別情報であり、前記店舗名は、飲食店の名称である。前記エリアは、飲食店の所在地の地域名称などである。前記ジャンルは、飲食店で提供されるサービスの内容を識別可能な情報(種別)であって、例えば料理ジャンルを示す。前記営業時間は、飲食店の営業時間である。前記施設名は、飲食店が所属する施設(ショッピングモール、商業ビル、商業地域など)の名称である。また、店舗情報D1には、飲食店の詳細な住所及び電話番号、飲食店のホームページ、予約ページなどのウェブページにアクセスするためのアクセス情報(URL)、予算、飲食店の画像の識別情報などが含まれてもよい。
【0023】
図5に示されるように、予約情報D2には、ショッピングモールSM1に含まれる飲食店ごとに、対応する「店舗ID」、「店舗名」、「席数」、「予約可能数」、「予約可能率」、「設定値」、「予約数」、「予約率」などの情報が含まれる。前記席数は、飲食店において利用者が利用する席、テーブルなどの合計数(利用可能数、収容可能人数)である。前記予約可能数は、前記席数のうち予約の受け付けが可能な上限数(予約可能枠)である。例えば飲食店R10の管理者は、20席のうち8席について予約を受け付け可能とする場合に前記予約可能数を「8」に設定する。管理者は、ショッピングモールSM1内の利用者(ウォークイン客)が来店したときに受け入れできるように前記予約可能数を制限する。なお、前記予約可能数が前記席数と同一の数に設定されてもよい。制御部21は、管理者による前記予約可能数の設定操作に応じて予約情報D2に前記予約可能数を登録する。前記予約可能率は、前記席数に対する前記予約可能数の割合を示す情報である。制御部21は、前記予約可能数を取得すると前記予約可能率を算出して予約情報D2に登録する。このように、制御部21は、管理者の設定操作に応じて予め前記予約可能数及び前記予約可能率を設定する。
【0024】
前記予約数は、現在の予約数を示す情報である。前記予約率は、前記予約可能数(予約可能枠)に対する前記予約数の割合を示す情報である。制御部21は、利用者から予約を受け付けるごとに前記予約数及び前記予約率を更新して予約情報D2に登録する。
【0025】
前記設定値は、予め設定された前記予約可能数又は前記予約可能率を変更するための判定基準を示す情報である。具体的には、制御部21は、ショッピングモールSM1に含まれる第1飲食店の前記予約率が前記設定値を超えた場合に、ショッピングモールSM1に含まれる第2飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を変更する処理(詳細は後述)を実行する。制御部21は、管理者による前記設定値の設定操作に応じて予約情報D2に前記設定値を登録する。例えば、前記設定値は、前記予約可能数よりも小さい値、又は、前記予約可能率よりも低い値に設定される。制御部21は、前記予約可能数又は前記予約可能率を変更した場合には変更後の前記予約可能数又は前記予約可能率を予約情報D2に登録する。
【0026】
制御部21は、予約情報D2に基づいて予約処理を実行する。具体的には、制御部21は、各飲食店について、前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として利用者からの予約を受け付ける。
【0027】
なお、他の実施形態として、店舗情報D1及び予約情報D2の一部又は全部が、予約支援装置2から通信網N1を介してアクセス可能な他のサーバーに記憶されてもよい。この場合、予約支援装置2の制御部21は、前記他のサーバーから前記情報を取得して、後述の予約支援処理(図11参照)などの各処理を実行してもよい。
【0028】
また、記憶部22には、利用者端末3に表示される予約サイト(例えば飲食店予約サイト)に含まれる、検索条件設定ページP1(図8図9参照)、検索結果ページP2(図10参照)、経路案内ページ(不図示)などの各種のウェブページを生成するためのレイアウトデータ及び画像データなども記憶される。記憶部22には、店舗端末4に表示される予約管理サイト(例えば飲食店予約管理サイト)に含まれる、予約設定ページ(不図示)などの各種のウェブページを生成するためのレイアウトデータ及び画像データなども記憶される。飲食店の管理者は、店舗端末4に表示される予約設定ページにおいて前記予約可能数、前記予約可能率、前記設定値などを設定することができる。
【0029】
なお、本実施形態において、予約支援装置2の制御部21は、前記各種のウェブページを生成してそのウェブページの情報を利用者端末3及び店舗端末4に送信することにより、利用者端末3及び店舗端末4のそれぞれに前記各種のウェブページを表示させることが可能である。また、他の実施形態として、予約支援装置2の制御部21は、利用者端末3及び店舗端末4のそれぞれに前記各種のウェブページを表示するために必要なデータを送信することにより、利用者端末3の制御部31及び店舗端末4の制御部41のそれぞれに前記各種のウェブページの表示を実行させてもよい。
【0030】
なお、前記予約サイト及び前記予約管理サイトは、予め設定された一つのドメインに属するウェブページの集合体であってもよいが、例えば同一の予約支援装置2の記憶部22に記憶された複数のドメインに属するウェブページの集合体を前記予約サイトとして捉えてもよい。また、前記予約サイト及び前記予約管理サイトに含まれる各種のページは、複数のサーバーに分散して記憶されたものであってもよい。
【0031】
さらに、記憶部22には、制御部21に後述の予約支援処理(図11参照)を実行させるための予約支援プログラムなどの制御プログラムが記憶されている。例えば、前記予約支援プログラムは、CD又はDVDなどのコンピュータ読取可能な記録媒体に非一時的に記録されており、予約支援装置2が備えるCDドライブ又はDVDドライブなどの読取装置(不図示)で読み取られて記憶部22に記憶される。
【0032】
制御部21は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の演算処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶される不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部21は、前記ROM又は記憶部22に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより予約支援装置2を制御する。
【0033】
ところで、従来の技術によれば、例えばショッピングモールSM1に含まれる複数の飲食店のそれぞれにおいて予約が入り易くなるため、ウォークイン客が飲食店を利用することが困難になる。このため、ショッピングモールSM1は、予約客にとっては利用し易い施設となるが、ウォークイン客にとっては利用し難い施設となってしまう。これに対して、本実施形態に係る予約支援システム1によれば、ショッピングモールSM1を利用する予約客及びウォークイン客の利便性を向上させることが可能である。
【0034】
具体的に、制御部21は、図3に示されるように、設定処理部211、検索処理部212、受付処理部213、予約処理部214、取得処理部215などの各種の処理部を含む。なお、制御部21は、前記CPUで前記情報処理プログラムに従った各種の処理を実行することによって前記各種の処理部として機能する。また、一部又は全部の前記処理部が電子回路で構成されていてもよい。なお、前記予約支援プログラムは、複数のプロセッサーを前記処理部として機能させるためのプログラムであってもよい。
【0035】
設定処理部211は、予約に関する各種情報を設定する。具体的には、設定処理部211は、飲食店の管理者による設定操作に応じて、予め飲食店の前記席数、前記予約可能数、前記予約可能率、及び前記設定値を設定する。設定処理部211は、前記席数、前記予約可能数、前記予約可能率、及び前記設定値を含む予約情報D2(図5参照)を記憶部22に記憶する。なお、設定処理部211は、前記予約可能数又は前記予約可能率に基づいて前記設定値を算出してもよい。例えば、設定処理部211は、前記予約可能率に所定割合(例えば80%)を乗じた値(=(予約可能数÷席数)×0.8)を前記設定値としてもよい。
【0036】
また、設定処理部211は、ショッピングモールSM1に含まれる各飲食店の予約情報D2に基づいて、ショッピングモールSM1全体の予約情報D2を登録する。例えば図5に示すように、設定処理部211は、飲食店R10~R19を含むショッピングモールSM1全体の席数(合計席数)、予約可能数(合計予約可能数)、予約可能率(合計予約可能率)を算出して予約情報D2に登録する。
【0037】
検索処理部212は、利用者端末3からエリア、利用日時(来店日、来店時間)、及び利用人数などの検索条件を含む検索要求を受け付ける。エリア、利用日時、及び利用人数の各情報は、予約可能な飲食店を検索する検索処理に用いられる。
【0038】
例えば、検索処理部212は、前記検索要求の要求元の利用者端末3に検索条件設定ページP1(図8参照)を表示させる。検索条件設定ページP1には、希望のエリアを入力するエリア入力欄K11、希望の来店日を入力する来店日入力欄K12、希望の来店時間を入力する来店時間入力欄K13、利用人数を入力する利用人数入力欄K14などが含まれる。
【0039】
利用者が検索条件設定ページP1(図8参照)において前記各情報を入力して「決定」の決定ボタンK15を押下すると、検索処理部212は、利用者端末3から検索要求を受け付ける。
【0040】
検索処理部212は、前記検索要求を受け付けた場合に飲食店を検索するための検索処理を実行する。具体的に、検索処理部212は、前記検索処理において、店舗情報D1(図4参照)及び予約情報D2(図5参照)を参照して、予約を受け付け可能な飲食店を検索する。例えば、検索処理部212は、予約情報D2の前記予約数が前記予約可能数に達していない飲食店、換言すると前記予約率が100%未満の飲食店を検索する。
【0041】
他の実施形態として、検索処理部212は、利用者端末3に図9に示す検索条件設定ページP1を表示させてもよい。図9に示す検索条件設定ページP1には、施設を入力する施設入力欄K16が含まれる。利用者は、飲食店を検索する際に施設名を検索条件として設定することができる。例えば、利用者は、施設入力欄K16にショッピングモールSM1を入力する。この場合、検索処理部212は、ショッピングモールSM1に含まれる複数の飲食店のうち前記検索条件で予約が可能な飲食店を検索する。
【0042】
検索処理部212は、検索処理の検索結果を出力する。具体的に、検索処理部212は、前記検索結果を前記検索要求の要求元の利用者端末3に送信することにより、検索結果ページP2(図10参照)を利用者端末3に表示させる。これにより、利用者端末3において、利用者は前記検索結果として表示される飲食店から、予約を希望する飲食店を選択することが可能となる。
【0043】
図10に示す検索結果ページP2は、検索処理部212がショッピングモールSM1を検索条件の一つとして検索した場合(図9参照)の検索結果を示している。図10に示されるように、検索結果ページP2には、前記検索条件を満たすショッピングモールSM1内の各飲食店の情報(飲食店情報R1)が一覧表示される。各飲食店情報R1には、飲食店の概要、画像、飲食店の詳細ページを表示させるための詳細ボタンK22、予約要求を行うための予約ボタンK23などが表示される。利用者は、検索結果ページP2に予約希望の飲食店がある場合に、対応する飲食店情報R1の予約ボタンK23を押下して予約要求を行う。一方、利用者は、検索結果ページP2に予約希望の飲食店がない場合には、条件変更ボタンK21を押下する。条件変更ボタンK21が押下されると、検索処理部212は、検索条件設定ページP1(図8図9参照)を再表示させて、利用者から検索条件の変更操作を受け付ける。
【0044】
受付処理部213は、利用者から予約対象の飲食店の予約要求を受け付ける。具体的には、受付処理部213は、利用者が検索結果ページP2において所望の飲食店に対応する予約ボタンK23を押下した場合に当該飲食店の予約要求を受け付ける。
【0045】
予約処理部214は、前記予約要求に基づいて、予約対象の飲食店の予約が可能な場合に予約処理を実行する。具体的には、予約処理部214は、予約情報D2(図5参照)の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から予約を受け付ける。予約処理部214は、前記予約処理を実行すると、予約対象の飲食店に対応する予約情報D2(図5参照)において前記予約数及び前記予約率を登録及び更新する。これにより、予約情報D2は、予約を受け付けるごとにリアルタイムに更新される。なお、予約処理部214は、前記予約処理が完了すると、例えば予約完了メールを利用者端末3及び店舗端末4に送信する。予約処理部214は、本発明の予約処理部の一例である。
【0046】
取得処理部215は、施設に含まれる複数の飲食店のうち少なくともいずれかの飲食店の予約状況を取得する。例えば、取得処理部215は、ショッピングモールSM1に含まれる10軒の飲食店R10~R19の予約情報D2(図5参照)を記憶部22から取得する。また、取得処理部215は、例えばショッピングモールSM1に含まれるいずれかの飲食店について予約が受け付けられるごとに、更新された予約情報D2を取得する。取得処理部215は、本発明の取得処理部の一例である。
【0047】
例えば飲食店R10の予約が受け付けられた場合に、取得処理部215は、飲食店R10の予約情報D2又は飲食店R10~R19全体の予約情報D2を取得する。
ここで、取得処理部215が予約情報D2を取得すると、設定処理部211は、予約対象の飲食店R10の更新された前記予約率が前記設定値を超えたか否かを判定する。例えば図5に示す例では、飲食店R10の更新された前記予約率「37%」が飲食店R10に対応付けられた前記設定値「30%」を超えているため、設定処理部211は、飲食店R10の前記予約率が前記設定値を超えたと判定する。設定処理部211は、飲食店R10の前記予約率が前記設定値を超えた場合に、前記予約可能率を変更する変更対象の飲食店(対象飲食店)を抽出する。前記対象飲食店は、本発明の第2店舗の一例である。
【0048】
具体的には、設定処理部211は、飲食店R10~R19のうち、飲食店R10の種類と同一又は類似の種類の飲食店を抽出する。例えば飲食店R10のジャンルが「和食」のため、設定処理部211は、「和食」の飲食店R11を前記対象飲食店として抽出する。また、設定処理部211は、飲食店R10~R19のうち、前記予約可能数又は前記予約可能率が飲食店R10の前記予約可能数又は前記予約可能率よりも高い飲食店を前記対象飲食店として抽出してもよい。
【0049】
また、設定処理部211は、飲食店R10~R19のうち、飲食店R10の営業時間帯に基づいて前記対象飲食店を抽出してもよい。例えば設定処理部211は、飲食店R10~R19のうち、営業時間帯の少なくとも一部が飲食店R10と重なる他の飲食店を前記対象飲食店として抽出する。
【0050】
設定処理部211は、前記対象飲食店を抽出すると、飲食店R10の予約状況に基づいて、前記対象飲食店の予約可能率を設定する。具体的には、設定処理部211は、前記対象飲食店として飲食店R11を抽出すると、抽出した飲食店R11に対して予め設定された前記予約可能率「50%」(図5参照)を変更する。具体的には、設定処理部211は、飲食店R11の前記予約可能率を予め設定された前記予約可能率「50%」よりも低い値に変更する。例えば、設定処理部211は、前記予約可能率「50%」を「30%」に下げる。設定処理部211は、前記予約可能率を変更すると、予約情報D2を更新する。例えば図6に示すように、設定処理部211は、飲食店R11の前記予約可能率を「50%」から「30%」に変更し、飲食店R11の前記予約可能数を変更後の前記予約可能率「30%」に応じた数「6」(=20×0.3)に変更する。また、設定処理部211は、飲食店R11の前記予約可能数及び前記予約可能率の変更に応じてショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能数及び前記合計予約可能率を変更する。
【0051】
なお、設定処理部211は、飲食店R10の前記予約率「37%」に基づいて、飲食店R11の前記予約可能率「50%」を変更してもよい。例えば、設定処理部211は、飲食店R10の予約率が高い程、飲食店R11の前記予約可能率の低下率(低下幅)を大きくしてもよい。これにより、飲食店R10の予約が多くなる程、ウォークイン客が飲食店R11を利用し易くなる。
【0052】
また、設定処理部211は、ショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能数又は前記合計予約可能率に対して予め設定された目標値を下回るように、前記対象飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を変更してもよい。前記目標値は、例えば、ショッピングモールSM1の管理者により予め設定されてもよいし、前記合計席数及び前記合計予約可能数に基づいて算出(例えば前記目標値=(合計予約可能数÷合計席数)×0.9)されてもよい。また、設定処理部211は、ショッピングモールSM1の前記合計予約可能率「41%」(図5参照)を超えない範囲内で、前記対象飲食店の前記予約可能率を変更してもよい。すなわち、設定処理部211は、前記対象飲食店の前記予約可能率を41%以下に設定する。
【0053】
ここで、設定処理部211は、前記対象飲食店として、複数の飲食店を抽出してもよい。例えば、設定処理部211は、飲食店R10~R19のうち、予め設定された前記予約可能率が所定値(例えば50%)以上の飲食店R11,R14,R15,R17を前記対象飲食店として抽出する。そして、設定処理部211は、抽出した飲食店R11,R14,R15,R17のそれぞれに対応する前記予約可能率を変更する。また、設定処理部211は、ショッピングモールSM1に対して予め設定された前記目標値を下回るように、飲食店R11,R14,R15,R17のそれぞれに対応する前記予約可能率を変更する。
【0054】
設定処理部211は、飲食店R11,R14,R15,R17のそれぞれに対応する前記予約可能率を変更すると、予約情報D2を更新する。例えば図7に示すように、設定処理部211は、飲食店R11の前記予約可能率を「30%」に変更し、飲食店R14の前記予約可能率を「25%」に変更し、飲食店R15の前記予約可能率を「28%」に変更し、飲食店R17の前記予約可能率を「33%」に変更する。また、設定処理部211は、変更した前記予約可能率に応じて、飲食店R11,R14,R15,R17のそれぞれに対応する前記予約可能数を変更する。また、設定処理部211は、各予約可能数及び各予約可能率の変更に応じてショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能数及び前記合計予約可能率を変更する。
【0055】
他の実施形態として、設定処理部211は、前記予約可能率に代えて前記予約可能数を変更してもよい。具体的には、設定処理部211は、前記対象飲食店を抽出すると、前記予約率が前記設定値を超えている飲食店(例えば飲食店R10)の予約状況に基づいて、前記対象飲食店の予約可能数を設定(変更)する。
【0056】
設定処理部211が前記対象飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を設定(変更)すると、予約処理部214は、設定後の前記予約可能数又は前記予約可能率に基づいて利用者から前記対象飲食店の予約を受け付ける。例えば、予約処理部214は、飲食店R11について、前記予約数が前記予約可能数「6」(図6参照)になるまで利用者から予約を受け付けることが可能である。これにより、飲食店R10では多くの予約客を確保できる一方、飲食店R11では、予約客用の席数が少なくなりウォークイン客用の席数が多くなるため、ウォークイン客を受け入れ易くなる。
【0057】
このように、飲食店R10の予約率が高くなった場合に他の飲食店R11の予約可能数(予約可能率)を下げることにより、ウォークイン客が飲食店R11を利用し易くなる。また、ショッピングモールSM1全体として、各飲食店において予約客及びウォークイン客を確保することができる。
【0058】
[利用者端末3]
図3に示されるように、利用者端末3は、制御部31、記憶部32、操作表示部33、及び通信I/F34などを備える。利用者端末3は、例えば携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。
【0059】
通信I/F34は、利用者端末3を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して予約支援装置2、店舗端末4などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
【0060】
操作表示部33は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
【0061】
記憶部32は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部32には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)などの通信プロトコルに従って予約支援装置2などの外部装置との間で通信処理を制御部31に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、予約支援装置2との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。なお、記憶部32には、地図データ等の他の情報が記憶されていてもよい。
【0062】
制御部31は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部31は、前記ROM又は記憶部32に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより利用者端末3を制御する。
【0063】
具体的に、制御部31は、記憶部32に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部311として機能する。ブラウザ処理部311は、予約支援装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部33に表示させ、操作表示部33に対する操作を予約支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。すなわち、利用者端末3は、制御部31によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、予約支援装置2の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部31に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
【0064】
具体的に、利用者端末3では、予約支援システム1で提供される予約サービスの前記予約サイトに対応する所定のURLへのアクセス要求を行うためのユーザー操作が行われた場合に、制御部31が、予約支援装置2から前記予約サイトのウェブページのデータを取得して、操作表示部33に前記予約サイトのウェブページを表示させる。なお、例えば前記所定のURLへのアクセス要求は、予め登録されたウェブサイトの一覧からの選択操作、情報検索サイトにおける検索結果からの選択操作、又はテキスト入力操作などによって行われる。また、利用者端末3に予約支援装置2に対応する専用アプリケーションがインストールされている場合には、利用者端末3の利用者が当該専用アプリケーションを起動する操作を行うことにより操作表示部33に前記予約サイトのウェブページが表示される。
【0065】
利用者は、利用者端末3を操作することにより、前記予約サイトの検索条件設定ページP1(図8図9参照)において所望の検索条件を設定して飲食店の検索を要求し、検索結果ページP2(図10参照)を閲覧することができる。さらに利用者は、検索結果として提示された飲食店の中から所望の飲食店を選択して予約の申し込み(予約要求)を行うことができる。
【0066】
[店舗端末4]
図3に示されるように、店舗端末4は、制御部41、記憶部42、操作表示部43、及び通信I/F44などを備える。店舗端末4は、例えば、タブレット端末又はパーソナルコンピューターのような情報処理装置である。なお、店舗端末4は、予約支援装置2と同一の機能をさらに備えてもよいし、予約支援装置2と一体の情報処理装置であってもよい。
【0067】
通信I/F44は、店舗端末4を有線又は無線で通信網N1に接続し、通信網N1を介して予約支援装置2、利用者端末3などの外部機器との間で所定の通信プロトコルに従ったデータ通信を実行するための通信インターフェースである。
【0068】
操作表示部43は、各種のウェブページなどの情報を表示する液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示部と、操作を受け付けるマウス、キーボード、又はタッチパネルのような操作部とを備えるユーザーインターフェースである。
【0069】
記憶部42は、各種の情報を記憶するHDD、SSD又はフラッシュメモリーなどの不揮発性の記憶部である。例えば、記憶部42には、ブラウザプログラム等の制御プログラムが記憶される。具体的に、前記ブラウザプログラムは、HTTPなどの通信プロトコルに従って予約支援装置2などの外部装置との間で通信処理を制御部41に実行させるための制御プログラムである。また、前記ブラウザプログラムは、予約支援装置2との間で予め定められた通信プロトコルに従って通信処理を実行するための専用アプリケーションであることも考えられる。
【0070】
また、記憶部42には、飲食店に対応する予約を管理する予約管理情報(不図示)が記憶される。前記予約管理情報には、予約者名、利用人数、来店日、来店時間、料理コースなどの情報が含まれる。
【0071】
制御部41は、CPU、ROM、及びRAMなどの制御機器を有する。前記CPUは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。前記ROMは、前記CPUに各種の処理を実行させるためのBIOS及びOSなどの制御プログラムが予め記憶された不揮発性の記憶部である。前記RAMは、各種の情報を記憶する揮発性又は不揮発性の記憶部であり、前記CPUが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される。そして、制御部41は、前記ROM又は記憶部42に予め記憶された各種の制御プログラムを前記CPUで実行することにより店舗端末4を制御する。
【0072】
具体的に、制御部41は、記憶部42に記憶されている前記ブラウザプログラムに従って各種の処理を実行することによりブラウザ処理部411として機能する。ブラウザ処理部411は、予約支援装置2から通信網N1を介して提供されるウェブページを操作表示部43に表示させ、操作表示部43に対する操作を予約支援装置2に入力するブラウザ処理を実行することが可能である。すなわち、店舗端末4は、制御部41によって前記ブラウザプログラムが実行されることにより、予約支援装置2の操作用端末として機能することが可能である。なお、制御部41に含まれる一部又は全部の処理部は電子回路で構成されていてもよい。
【0073】
例えば、店舗端末4では、予約支援システム1で提供される前記予約管理サイトに対応する所定のURLへのアクセス要求を行うためのユーザー操作が行われた場合に、制御部41が、予約支援装置2から前記予約管理サイトのウェブページのデータを取得して、操作表示部43に前記予約管理サイトのウェブページを表示させる。例えば、制御部41は、予約設定ページ(不図示)を表示させて、飲食店の管理者から前記予約可能数、前記予約可能率、前記設定値などの設定操作を受け付ける。制御部41が前記設定操作を受け付けると、予約支援装置2の制御部21は、前記予約可能数、前記予約可能率、前記設定値を予約情報D2(図5参照)に登録する。なお、各飲食店の店舗端末4は、自店舗の予約情報D2を記憶部42に記憶してもよい。
【0074】
また、制御部41は、予約支援装置2において予約処理が完了すると、予約支援装置2から予約完了メールを取得する。制御部41は、前記予約完了メールを取得すると、前記予約管理情報に予約内容を登録する。
【0075】
[予約支援処理]
以下、図11を参照しつつ、予約支援システム1において実行される予約支援処理について説明する。具体的に、本実施形態では、予約支援装置2の制御部21によって前記予約支援処理が実行される。また、制御部21は、利用者端末3各々からの予約要求に応じて予約支援処理を実行する。
【0076】
なお、本発明は、前記予約支援処理に含まれる一又は複数のステップを実行する予約支援方法の発明として捉えることができる。また、ここで説明する前記予約支援処理に含まれる一又は複数のステップは適宜省略されてもよい。なお、前記予約支援処理における各ステップは同様の作用効果を生じる範囲で実行順序が異なってもよい。さらに、ここでは制御部21が前記予約支援処理における各ステップを実行する場合を例に挙げて説明するが、一又は複数のプロセッサーが当該予約支援処理における各ステップを分散して実行する予約支援方法も他の実施形態として考えられる。前記予約支援方法は、本発明の情報処理方法の一例であり、前記予約支援プログラムは、本発明の情報処理プログラムの一例である。
【0077】
ここでは、利用者がショッピングモールSM1に含まれる飲食店R10の予約要求を行った場合の予約支援処理について説明する。なお、予約支援装置2の記憶部22には、ショッピングモールSM1に対応する予約情報D2(図5参照)が記憶されているものとする。
【0078】
先ず、ステップS11において、制御部21は、利用者端末3から飲食店の予約要求を受け付けたか否かを判定する。例えば、利用者は、利用者端末3に表示される検索結果ページP2(図10参照)において、飲食店R10の予約の申し込みを行う。制御部21は、利用者端末3から、飲食店R10の予約要求を受け付ける。制御部21は、前記予約要求に応じて利用者の予約を確定させると、予約情報D2の飲食店R10の前記予約数及び前記予約率を更新する(図5参照)。また、制御部21は、予約を確定させると、予約完了メールを利用者端末3及び飲食店R10の店舗端末4に送信する。ステップS11は、本発明の予約ステップの一例である。
【0079】
制御部21が利用者端末3から前記予約要求を受け付けると(S11:Yes)、処理はステップS12に移行する。制御部21は、利用者端末3から前記予約要求を受け付けるまで待機する(S11:No)。
【0080】
ステップS12において、制御部21は、予約対象の飲食店R10が配置されるショッピングモールSM1に対応する予約情報D2(図5参照)を取得する。また、制御部21は、予約情報D2に含まれる飲食店R10の更新された予約率を取得する。ステップS12は、本発明の取得ステップの一例である。また、前記予約対象の飲食店(ここでは飲食店R10)は、本発明の第1店舗の一例である。
【0081】
次にステップS13において、制御部21は、飲食店R10の前記予約率が飲食店R10に対して予め設定された前記設定値(本発明の第1設定値)を超えたか否かを判定する。前記設定値は、飲食店R10の管理者により設定されてもよいし、制御部21が飲食店R10の前記席数及び前記予約可能数に基づいて算出(例えば設定値=(予約可能数÷席数)×0.8)してもよい。ここでは、飲食店R10の前記設定値が「30%」に設定されている(図5参照)。
【0082】
飲食店R10の前記予約率が飲食店R10に対応する前記設定値を超えた場合(S13:Yes)、処理はステップS14に移行する。一方、飲食店R10の前記予約率が飲食店R10に対応する前記設定値を超えない場合(S13:No)、処理はステップS11に戻る。ステップS11に戻ると、制御部21は、利用者から新たな予約要求を受け付けるまで待機する。ここでは、飲食店R10の更新された前記予約率「37%」が前記設定値「30%」を超えるため、処理はステップS14に移行する。
【0083】
ステップS14において、制御部21は、前記予約可能数又は前記予約可能率を変更する変更対象の飲食店(対象飲食店)を抽出する。ここでは、制御部21は、ショッピングモールSM1に含まれる飲食店R10~R19の中から、予約対象の飲食店R10とは異なる一又は複数の前記対象飲食店を抽出する。例えば、制御部21は、飲食店R10とジャンルが同じ飲食店、飲食店R10と営業時間帯が同じ(又は営業時間帯の一部が重複する)飲食店、前記予約可能数又は前記予約可能率が飲食店R10よりも高い飲食店、及び、前記予約可能数又は前記予約可能率が予め設定された所定値以上の飲食店のうち少なくともいずれかの飲食店を前記対象飲食店として抽出する。
【0084】
例えば、制御部21は、飲食店R10~R19のうち、予め設定された前記予約可能率が所定値(例えば50%)以上の飲食店R11,R14,R15,R17を前記対象飲食店として抽出する。前記対象飲食店(ここでは飲食店R11,R14,R15,R17)は、本発明の第2店舗の一例である。
【0085】
ステップS15において、制御部21は、前記対象飲食店の予約可能数又は予約可能率を変更する。例えば図7に示すように、制御部21は、飲食店R11の前記予約可能率を「50%」(図5参照)から「30%」に変更し、飲食店R14の前記予約可能率を「58%」(図5参照)から「25%」に変更し、飲食店R15の前記予約可能率を「50%」(図5参照)から「28%」に変更し、飲食店R17の前記予約可能率を「55%」(図5参照)から「33%」に変更する。また、設定処理部211は、変更した前記予約可能率に応じて、飲食店R11,R14,R15,R17のそれぞれに対応する前記予約可能数を変更する。また、設定処理部211は、各予約可能数及び各予約可能率の変更に応じてショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能数及び前記合計予約可能率を変更する。制御部21は、前記各情報を変更すると予約情報D2を更新する(図7参照)。ステップS15は、本発明の設定ステップの一例である。
【0086】
次にステップS16において、制御部21は、ショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能数又は前記合計予約可能率が、前記合計予約可能数又は前記合計予約可能率に対して予め設定された目標値未満であるか否かを判定する。例えば前記合計予約可能率の前記目標値は、前記合計席数及び前記合計予約可能数に基づいて「37%」(=(合計予約可能数「72」÷合計席数「174」)×0.9)に設定される。前記対象飲食店の予約可能数又は予約可能率を変更した後のショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能率が前記目標値未満である場合(S16:Yes)、処理はステップS11に戻る。ステップS11に戻ると、制御部21は、変更された前記対象飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率(図7参照)を上限として、利用者から各飲食店R10~R19の予約を受け付ける。
【0087】
一方、ショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能率が前記目標値以上である場合(S16:No)、処理はステップS15に戻り、制御部21は、前記対象飲食店の予約可能率をさらに下げる変更処理を行う。制御部21は、ショッピングモールSM1全体の前記合計予約可能率が前記目標値未満にまるまで前記対象飲食店の予約可能率の変更処理を繰り返す。
【0088】
以上のようにして、制御部21は、前記予約支援処理を実行する。制御部21は、利用者から予約要求を受け付けるごとに前記予約支援処理を実行して、予約状況に応じて前記対象飲食店の予約可能数又は予約可能率を変更する処理を実行する。
【0089】
以上説明したように、本実施形態に係る予約支援装置2は、同一施設(例えばショッピングモールSM1)に含まれる複数の店舗(例えば飲食店R10~R19)のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する。また、予約支援装置2は、複数の店舗に含まれる第1店舗(例えば飲食店R10)の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗(例えば飲食店R11)の予約可能数又は予約可能率を設定する。そして、予約支援装置2は、設定した前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能とする。
【0090】
前記構成では、例えば、ショッピングモールSM1内の飲食店R10に多くの予約が入った場合に、ショッピングモールSM1内の他の飲食店R11の予約可能数を下げて予約客を少なくする。これにより、飲食店R11において、ショッピングモールSM1内にいるウォークイン客を受け入れ易くなる。このように、ショッピングモールSM1内の複数の飲食店において、ある飲食店の予約状況に基づいて他の飲食店の予約を制限することにより、ショッピングモールSM1を利用する予約客及びウォークイン客の利便性を向上させることが可能になる。また、ショッピングモールSM1に含まれる全ての飲食店が予約で埋まってしまう事態を回避することができるため、ウォークイン客が飲食店を利用し易くなる。
【0091】
また、ウォークイン客は検索及び予約を行うことなく飲食店を利用し易くなるため、予約支援システム1における検索及び予約の処理負荷が軽減される。このため、予約支援システム1は、検索処理及び予約処理に関する通信トラフィックの低減、及びコンピュータリソースの有効利用が可能となる。
【0092】
本発明の情報処理システムは、上述の実施形態に限定されない。本発明の他の実施形態として、設定処理部211は、複数の飲食店に含まれる第1飲食店の予約状況に基づいて、前記複数の飲食店に含まれる第2飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を上げる変更処理を実行してもよい。例えば、設定処理部211は、飲食店R10の前記予約数又は前記予約率が飲食店R10に対して予め設定された前記設定値を下回る場合に、飲食店R11に対して予め設定された前記予約可能数又は前記予約可能率を上げる。これにより、飲食店R11及びショッピングモールSM1全体を予約し易くすることができる。
【0093】
また、本発明の他の実施形態として、設定処理部211は、複数の飲食店に含まれる第1飲食店の予約状況に基づいて、前記複数の飲食店に含まれる第2飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を設定してもよい。例えば、ショッピングモールSM1に含まれる飲食店R10~R19のそれぞれに対して、前記設定値が予め設定されており、前記予約可能数及び前記予約可能率は予め設定されていない。この場合に、例えば、ショッピングモールSM1に含まれる第1飲食店の前記予約率が前記設定値を超えた場合に、設定処理部211は、ショッピングモールSM1に含まれる第2飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を新たに設定する。例えば、設定処理部211は、第2飲食店の前記予約可能率を前記設定値よりも低い値に設定し、当該予約可能率に応じて前記予約可能数を設定する。このように、設定処理部211は、ショッピングモールSM1に含まれる複数の飲食店において、他の飲食店の予約状況に基づいて自店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を設定してもよい。さらに、設定処理部211は、他の飲食店の予約状況に基づいて、自店舗に対して設定した前記予約可能数又は前記予約可能率を変更してもよい。
【0094】
また、本発明の他の実施形態として、設定処理部211は、利用者の現在位置に基づいて、ショッピングモールSM1に含まれる飲食店R10~R19の中から、前記予約可能率を変更する前記対象飲食店を抽出してもよい。具体的には、設定処理部211は、利用者の現在位置に近い飲食店を前記対象飲食店として抽出し、当該飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を変更する。例えば、設定処理部211は、飲食店R10~R19のうち、利用者が多くいる場所に最も近い飲食店を前記対象飲食店として抽出し、当該飲食店の前記予約可能数又は前記予約可能率を下げる。これにより、前記対象飲食店はウォークイン客を受け入れ易くなる。なお、設定処理部211は、さらに利用者の現在位置と前記対象飲食店の位置が近い程、前記予約可能数又は前記予約可能率を下げてもよい。これにより、前記対象飲食店は、飲食店の近くにいる利用者をより受け入れ易くなる。なお、設定処理部211は、各利用者が所持する利用者端末3の位置情報を取得することにより利用者の現在位置を把握することができる。
【0095】
他の実施形態として、例えば、ショッピングモールSM1の複数のフロアに分散して飲食店が配置されている場合に、設定処理部211は、前記予約率が前記設定値を超えた飲食店と同じフロアの飲食店を前記対象飲食店として抽出してもよい。例えば予約客が多い人気店が配置されているフロアには利用者が集まり易い。このため、同じフロアの他の飲食店はウォークイン客を受け入れ易くなる。
【0096】
また、設定処理部211は、前記予約率が前記設定値を超えた飲食店と異なるフロアの飲食店を前記対象飲食店として抽出してもよい。これにより、予約客が多い人気店が配置されているフロアから他のフロアに利用者を分散させることができる。そして、他のフロアの飲食店はウォークイン客を受け入れ易くなる。
【0097】
本実施形態に係る予約支援システム1は、同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得処理部215と、前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定処理部211と、設定処理部211により設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約処理部214と、を備えるシステムとして構成されてもよい。
【0098】
また、本実施形態に係る予約支援方法は、一又は複数のプロセッサーが、同一施設に含まれる複数の店舗のうち少なくともいずれかの店舗の予約状況を取得する取得ステップと、前記複数の店舗に含まれる第1店舗の予約状況に基づいて、前記複数の店舗に含まれる第2店舗の予約可能数又は予約可能率を設定する設定ステップと、前記設定ステップにより設定される前記第2店舗の前記予約可能数又は前記予約可能率を上限として、利用者から前記第2店舗の予約を受け付け可能な予約ステップと、を実行する方法であってもよい。また、本実施形態に係る予約支援プログラムは、前記各ステップを一又は複数のプロセッサーに実行させるためのプログラムであってもよい。
【符号の説明】
【0099】
1 :予約支援システム
2 :予約支援装置
3 :利用者端末
4 :店舗端末
211 :設定処理部
212 :検索処理部
213 :受付処理部
214 :予約処理部
215 :取得処理部
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