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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022150623
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】吸湿機能を有する弾性伸縮カバー
(51)【国際特許分類】
   B65D 77/20 20060101AFI20220929BHJP
【FI】
B65D77/20 R
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021053305
(22)【出願日】2021-03-26
(71)【出願人】
【識別番号】521129510
【氏名又は名称】許至鈞
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(74)【代理人】
【識別番号】100167601
【弁理士】
【氏名又は名称】大島 信之
(74)【代理人】
【識別番号】100201329
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 真二郎
(74)【代理人】
【識別番号】100220917
【弁理士】
【氏名又は名称】松本 忠大
(72)【発明者】
【氏名】許蒼宏
【テーマコード(参考)】
3E067
【Fターム(参考)】
3E067AB01
3E067BA04A
3E067BC03A
3E067EA29
3E067EB11
3E067EB17
3E067EB27
3E067EE03
3E067FA01
3E067FC01
3E067GB12
3E067GD10
(57)【要約】
【課題】内部を吸湿して空き缶を再利用することができるため、環境を保護する上、湿気を吸収した飽和レベルに基づき、使用者は、吸湿部材の交換又は還元を行う時期を知ることができるため利用効率が高い、吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを提供する。
【解決手段】吸湿機能を有する弾性伸縮カバーは、カバー1及び収納チャンバ2を備える。カバー1は、伸縮性を備えた軟性弾性材料からなり、様々なサイズの容器の開口部に結合可能である。収納チャンバ2は、カバー1の中央部に配設される。収納チャンバ2内には、吸湿部材が配設される。収納チャンバ2の底端には、複数の吸湿気孔22が形成される。収納チャンバ2の頂端には、湿度表示部材25が設けられる。湿度表示部材25は、吸湿部材が吸収した湿気飽和レベルを表示する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバー及び収納チャンバを備えた、吸湿機能を有する弾性伸縮カバーであって、
前記カバーは、伸縮性を備えた軟性弾性材料からなり、様々なサイズの容器の開口部に結合可能であり、
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に配設され、
前記収納チャンバ内には、吸湿部材が配設され、
前記収納チャンバの底端には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする、
吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項2】
前記収納チャンバの頂端には、湿度表示部材が設けられ、前記湿度表示部材は、前記吸湿部材が吸収した湿気飽和レベルを表示することを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項3】
前記カバーの中央部には、貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記収納チャンバが嵌設されて連結固定され、前記収納チャンバの底端には、下開口が形成され、前記下開口には、下蓋体が対応して着脱可能に設けられ、前記下蓋体には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項4】
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に一体成形され、前記収納チャンバの頂端には、上開口が形成され、前記上開口には、上蓋体が対応して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸湿機能を有する弾性伸縮カバーに関し、特に、廃棄された様々なサイズの容器の開口部をキャップし、その内部を吸湿して空き缶を再利用することができるため、環境を保護することができる上、湿気を吸収した飽和レベルに基づき、使用者は、吸湿部材の交換又は還元を行う時期を知ることができるため、利用効率が高くて吸湿機能を有する弾性伸縮カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
台湾は、島国であるため湿度が高いという特徴を有する。このように湿度が高い環境下では、カビが増殖し易く、保管された物品が長期間空気に触れた場合、物品が変質したりカビが増殖したりする虞があった。一部の業者は、各種密封ケース及び密封缶を開発し、使用者は保管したい物品を密封ケース及び密封缶内に収容することにより、密封ケース及び密封缶を利用して保管した物品を外界空気から隔離し、保管した物品が外界空気の影響を受けることを防ぎ、変質したりカビが増殖したりすることを防いでいた。
【0003】
上述した各密封ケース及び密封缶は、外界空気が保管している物品に触れることを防ぐという期待される効果を達成することができるが、実際に使用すると分かるように、密封ケース及び密封缶中の空気が水分を含むため、密封ケース及び密封缶の中に物品を保管しても、残留した水分によりその物品が変質したりカビが増殖したりし、物品の保存効果や時間の長短に制限を受けた。そのため、その全体の構造に改善の余地があった。
【0004】
一部の業者は保存する物品の収納空間を乾燥した状態に保つために、様々な除湿器を開発し、除湿器により収納空間内を乾燥させることができる。しかし、このような除湿器は構造が複雑で大型であったため、高価で電力供給が必要である上、小さな特定の空間で使用するには適していなかった。
【0005】
こうした現状に鑑み、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、実用性が高い、吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを完成させた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の主な目的は、従来廃棄されていた様々なサイズの空き缶容器に使用でき、容器の開口部を閉止するとともに、閉止状態の容器内部に吸湿作業を行い、容器内部に残留した湿気を吸収して容器内部を乾燥した状態に保ち、容器内部に保管した物品が湿気により変質したりカビが増殖したりすることを防ぐことができるため便利であり、空き缶容器を再利用することができるため環境汚染を防ぎ、使用者が、吸収した湿気の飽和レベルに基づき、適時、吸湿部材の交換又は還元を行うことができるため実用性が高い、吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、カバー及び収納チャンバを備えた、吸湿機能を有する弾性伸縮カバーであって、前記カバーは、伸縮性を備えた軟性弾性材料からなり、様々なサイズの容器の開口部に結合可能であり、前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に配設され、前記収納チャンバ内には、吸湿部材が配設され、前記収納チャンバの底端には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを提供する。
【0008】
前記収納チャンバの頂端には、湿度表示部材が設けられ、前記湿度表示部材は、前記吸湿部材が吸収した湿気飽和レベルを表示することが好ましい。
【0009】
前記カバーの中央部には、貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記収納チャンバが嵌設されて連結固定され、前記収納チャンバの底端には、下開口が形成され、前記下開口には、下蓋体が対応して着脱可能に設けられ、前記下蓋体には、複数の吸湿気孔が形成されることが好ましい。
【0010】
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に一体成形され、前記収納チャンバの頂端には、上開口が形成され、前記上開口には、上蓋体が対応して着脱可能に設けられることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す分解斜視図である。
図2】本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す組立斜視図である。
図3】本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す組立断面図である。
図4】本発明の他の実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す分解斜視図である。
図5】本発明の他の実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す組立断面図である。
図6】本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーの使用状態の説明図である。
図7】本発明の他の実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーの使用状態の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の技術手段及びそれにより達成可能な効果を、より完全かつ明白に開示するために、開示した添付の図面及び符号と併せて本発明を以下に詳説する。
【0013】
まず、図1図3を参照する。図1は、本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す分解斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す組立斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す組立断面図である。
図1図3に示すように、本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーは、少なくともカバー1及び収納チャンバ2から構成されてなる。
【0014】
カバー1は、伸縮性を備えた軟性弾性材料(例えば、シリコン、ゴムなどの材料)からなる。カバー1の表面には、複数の凹溝部11が取り囲むように設けられ、各凹溝部11によりカバー1の伸縮量を大きくすることができる。カバー1の外周縁には、シールリング12が設けられる。カバー1には、シールリング12に対応して外方に延びた突片13が突設される。カバー1の中央部には、貫通孔14が形成される。
【0015】
収納チャンバ2は、貫通孔14に嵌設されて連結固定される。収納チャンバ2の底端には、下開口21が形成される。下開口21には、下蓋体211が対応して着脱可能に設けられる。下蓋体211には、複数の吸湿気孔22が形成される。収納チャンバ2の頂端には、複数の感応孔23が形成される。
収納チャンバ2内には、吸湿部材24が配設される。吸湿部材24は、多孔性粉末材料及び接着剤を調合してからモールド成形したブロック体であり、このブロック体の吸湿部材24は、加熱還元処理を施すと吸湿力が回復し、繰り返して使用することができる。収納チャンバ2の上端には、各感応孔23に対応した湿度表示部材25が設けられる。湿度表示部材25は、吸湿部材24が吸収した湿気飽和レベルを表示する。
【0016】
図4及び図5を参照する。図4は、本発明の他の実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す分解斜視図である。図5は、本発明の他の実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーを示す組立断面図である。
図4及び図5に示すように、本発明の他の実施形態では、収納チャンバ2がカバー1の中央部に一体成形され、収納チャンバ2の底部には複数の吸湿気孔22が形成される。収納チャンバ2の頂端には、上開口26が形成される。上開口26には、対応して上蓋体261が着脱可能に設けられる。上蓋体261には、複数の感応孔23が形成される。
収納チャンバ2内には、吸湿部材24が配設される。吸湿部材24は、多孔性粉末材料及び接着剤を調合してからモールド成形したブロック体であり、このブロック体の吸湿部材24は、加熱還元処理を施すと吸湿力が回復し、繰り返して使用することができる。収納チャンバ2の上端には、各感応孔23に対応した湿度表示部材25が設けられる。湿度表示部材25は、吸湿部材24が吸収した湿気飽和レベルを表示する。
【0017】
図6及び図7を参照する。図6は、本発明の一実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーの使用状態の説明図である。図7は、本発明の他の実施形態に係る吸湿機能を有する弾性伸縮カバーの使用状態の説明図である。
図6及び図7に示すように、実際に使用する場合、カバー1が軟性の弾性材料からなるため、使用者はカバー1を容易に引き離すことができ、カバー1の表面に複数の凹溝部11が取り囲むように設けられ、各凹溝部11を利用することによりカバー1の伸縮量を大きくすることができる。カバー1は、その弾性を利用してその直径を伸縮させることができるため、様々なサイズの容器3の開口部をキャップし、カバー1の外周縁のシールリング12を利用することにより、カバー1が容器3の開口部を覆って位置決めさする。カバー1により容器3を閉止すると、カバー1の中央部の収納チャンバ2が容器3内にちょうど位置し、収納チャンバ2内に収容された吸湿部材24により、閉止状態の容器3内部に対して吸湿作業を行い、容器3内部に残留した湿気が収納チャンバ2の各吸湿気孔22を通り、収納チャンバ2内に収容された吸湿部材24により吸収され、閉止された状態の容器3内を乾燥した状態に維持し、カバー1内に収容されている物品が湿気の影響を受けて変質したり、カビが増殖したりすることを防ぐ。また、吸湿部材24が吸収した湿気は、収納チャンバ2の上端に形成した各感応孔23を通り、湿度表示部材25により感知されて表示されるため、使用者は、吸湿部材24が吸収した湿気の飽和レベルを知ることができる。そのため、使用者は吸湿部材24の交換又は還元の時期を容易に判断することができる。
【0018】
使用者がカバー1を開くとき、カバー1が軟性の弾性材料からなるため、カバー1には、シールリング12に対応して外方に延びた突片13が突設され、使用者が指で突片13に力を加えると、容器3の開口部からカバー1を引き離すことができる。
【0019】
収納チャンバ2内に収容された吸湿部材24が満杯になるまで湿気を吸収し、交換又は還元する場合、収納チャンバ2の下蓋体211又は上蓋体261を開き、下開口21又は上開口26を介して収納チャンバ2内の吸湿部材24を取出し、吸湿部材24に対して加熱還元処理を行って吸湿力を回復させるか、新しい吸湿部材24と交換し、サイクル使用を達成することができる。
【0020】
上述したことから分かるように、本発明の吸湿機能を有する弾性伸縮カバーは、従来技術と比べ、以下(1)~(3)の長所を有する。
(1)従来廃棄されていた様々なサイズの空き缶容器に応用し、軟性弾性材料からなるカバーにより、容器の開口部を閉止し、気密容器又は防湿密封缶を形成し、空き缶容器を再利用することができるため環境汚染を防ぐことができる。
(2)収納チャンバ内の吸湿部材は、吸湿気孔を介して閉止状態の容器内部に吸湿作業を行い、容器内部に残留した湿気を吸収し、容器内部を乾燥した状態に保ち、容器内部に保管した物品が湿気の影響を受けて変質したりカビが増殖したりすることを防ぐことができるため、物品の保管に便利である。
(3)吸湿部材が吸収した湿気は、湿度表示部材により表示されるため、使用者は、吸収した湿気の飽和レベルに基づき、吸湿材の交換又は加熱還元処理を適時行い、吸湿力を正常な状態に保ち、持続性のある防湿機能を得ることができるため実用性が高い。
【符号の説明】
【0021】
1 カバー
2 収納チャンバ
3 容器
11 凹溝部
12 シールリング
13 突片
14 貫通孔
21 下開口
22 吸湿気孔
23 感応孔
24 吸湿部材
25 湿度表示部材
26 上開口
211 下蓋体
261 上蓋体
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2022-03-18
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバー及び、吸湿機能を備えた収納チャンバとを有する弾性伸縮カバーであって、
前記カバーは、伸縮性を有する軟質弾性材料からなるシート状であり、様々なサイズの容器の開口部の外周面に被せて結合可能であり、
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に配設され、
前記収納チャンバ内には吸湿部材が配置され、
前記収納チャンバの底端には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする
吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項2】
前記収納チャンバの頂端には、湿度表示部材が設けられ、前記湿度表示部材は、前記吸湿部材が吸収した湿気飽和レベルを表示することを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項3】
前記カバーの中央部には、貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記収納チャンバが嵌設されて連結固定され、前記収納チャンバの底端には、下開口が形成され、前記下開口には、下蓋体が対応して着脱可能に設けられ、前記下蓋体には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項4】
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に一体成形され、前記収納チャンバの頂端には、上開口が形成され、前記上開口には、上蓋体が対応して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項5】
前記カバーは、該カバーの表面に取り囲むように凹溝部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によれば、カバー及び、吸湿機能を備えた収納チャンバとを有する弾性伸縮カバーであって、前記カバーは、伸縮性を有する軟質弾性材料からなるシート状であり、様々なサイズの容器の開口部の外周面に被せて結合可能であり、前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に配設され、前記収納チャンバ内には吸湿部材が配置され、前記収納チャンバの底端には、複数の吸湿気孔が形成される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に一体成形され、前記収納チャンバの頂端には、上開口が形成され、前記上開口には、上蓋体が対応して着脱可能に設けられることが好ましい。
前記カバーは、該カバーの表面に取り囲むように凹溝部が設けられている
【手続補正書】
【提出日】2022-09-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
カバー及び、吸湿機能を備えた収納チャンバとを有する弾性伸縮カバーであって、
前記カバーは、全体形状がドーム形を呈し、伸縮性を有する軟質弾性材料からなるシート状であり、カバーの外周縁にシールリングが設けられ、様々なサイズの容器の開口部の外周面に被せて結合可能であり、
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に配設され、
前記収納チャンバ内には吸湿部材が配置され、
前記収納チャンバの底端には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする
吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項2】
前記収納チャンバの頂端には、湿度表示部材が設けられ、前記湿度表示部材は、前記吸湿部材が吸収した湿気飽和レベルを表示することを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項3】
前記カバーの中央部には、貫通孔が形成され、前記貫通孔には、前記収納チャンバが嵌設されて連結固定され、前記収納チャンバの底端には、下開口が形成され、前記下開口には、下蓋体が対応して着脱可能に設けられ、前記下蓋体には、複数の吸湿気孔が形成されることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項4】
前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に一体成形され、前記収納チャンバの頂端には、上開口が形成され、前記上開口には、上蓋体が対応して着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【請求項5】
前記カバーは、該カバーの表面に取り囲むように凹溝部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸湿機能を有する弾性伸縮カバー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の第1の形態によればカバー及び、吸湿機能を備えた収納チャンバとを有する弾性伸縮カバーであって、前記カバーは、全体形状がドーム形を呈し、伸縮性を有する軟質弾性材料からなるシート状であり、カバーの外周縁にシールリングが設けられ、様々なサイズの容器の開口部の外周面に被せて結合可能であり、前記収納チャンバは、前記カバーの中央部に配設され、前記収納チャンバ内には吸湿部材が配置され、前記収納チャンバの底端には、複数の吸湿気孔が形成される。