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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022015139
(43)【公開日】2022-01-21
(54)【発明の名称】骨壺
(51)【国際特許分類】
   A61G 17/08 20060101AFI20220114BHJP
【FI】
A61G17/08 C
A61G17/08 J
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020117807
(22)【出願日】2020-07-08
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-09-29
(71)【出願人】
【識別番号】519252240
【氏名又は名称】株式会社えくぼ
(74)【代理人】
【識別番号】100129056
【弁理士】
【氏名又は名称】福田 信雄
(72)【発明者】
【氏名】大野 益通
(57)【要約】      (修正有)
【課題】納骨において、複数の遺骨を混在することなく一体に収納することが出来ると共に、収容する個体数に制限がない骨壷を提供する。
【解決手段】骨壺1であって、複数の筒部10と、複数の蓋部40から成り、筒部の両端部には、螺子部があり、蓋部には、一面または両面に螺子部があり、筒部の螺子部と、蓋部の螺子部は、螺合可能であり、複数の筒部と、複数の蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ異なる領域に封止可能な構成とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の筒部と、複数の蓋部から成り、
該筒部の両端部には、螺子部があり、
該蓋部には、一面または両面に螺子部があり、
該筒部の螺子部と、該蓋部の螺子部は、螺合可能であり、
複数の該筒部と、複数の該蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ異なる領域に封止可能であることを特徴とする骨壺。
【請求項2】
複数の前記筒部は、軸方向の長さが異なることを特徴とする請求項1に記載の骨壺。
【請求項3】
前記筒部及び前記蓋部の材質は、アルミニューム、又は、ステンレスであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の骨壺。
【請求項4】
前記筒部の軸方向に自立可能であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の骨壺。
【請求項5】
前記筒部の螺子部は、両端が雌螺子であり、前記蓋部の螺子部は、一面又は両面が雄螺子であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の骨壺。
【請求項6】
前記筒部の螺子部は、一方が雌螺子であり、他方が雄螺子であり、前記蓋部の螺子部は、両面の一方が雌螺子であり、他方が雄螺子であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の骨壺。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、骨壺に関し、詳しくは、複数の遺骨を隣り合って共に安置し得る骨壷に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、人口の大都市集中や少子高齢化等によって、墓を個人所有することができないことが多くなっている。その際、一手段として、納骨堂への合祀がある。納骨堂への骨壺の収容は、空きスペースへ順に配置されていくことが多い。従って、配偶者や近親者が隣り合って配置されることが少なく、合祀をためらうこともある。また、一般的な墓であっても、配偶者等を常に最も近くに配置して欲しいとの要望もある。
【0003】
隣り合う配置の方法として、1つの外装部内に複数の遺骨収納領域を持ち、複数の遺骨を領域ごとに収納することで複数の故人の遺骨を収納する技術が提案され、公知となっている(特許文献1参照)。
しかしながら、該技術提案によれば、外装内の容量が限られることから、同時に収容できる個体数に限りがある。
そこで、納骨において、複数の遺骨を、混在することなく、一体に収納することが出来ると共に、収容する個体数に制限がない構成が求められていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2018-89126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題点、すなわち、納骨堂などへの骨壺の収容等において、配偶者や近親者が隣り合って安置することが難しいという問題点に鑑み、複数の骨壺を一体化することによって課題を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る骨壺は、複数の筒部と、複数の蓋部から成り、筒部の両端部には、螺子部があり、蓋部には、一面または両面に螺子部があり、筒部の螺子部と、蓋部の螺子部は、螺合可能であり、複数の筒部と、複数の蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ、異なる領域に封止可能であることを手段とする。
【0007】
また、本発明に係る骨壺は、複数の筒部について、軸方向の長さが異なることを手段とする。
【0008】
さらに、本発明に係る骨壺は、筒部及び蓋部の材質が、アルミニューム、又は、ステンレスであることを手段とする。
【0009】
またさらに、本発明に係る骨壺は、筒部の軸方向に自立可能であることを手段とする。
【0010】
さらにまた、本発明に係る骨壺は、筒部の螺子部が、両端とも雌螺子であり、蓋部の螺子部は、一面又は両面とも雄螺子であることを手段とする。
【0011】
そしてまた、本発明に係る骨壺は、筒部の螺子部が、一方が雌螺子であり、他方が雄螺子であり、蓋部の螺子部は、両面の一方が雌螺子であり、他方が雄螺子であることを手段とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る骨壺によれば、複数の遺骨を、混在することなく、一体として、個体数に制限なく共に収納することができるので、配偶者や近親者、ペット等を確実に、隣接して安置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明に係る骨壺の実施例の全体斜視図である。
図2】本発明に係る骨壺の実施例の正面図である。
図3】本発明に係る骨壺の実施例のバリエーションの模式図である。
図4】本発明に係る骨壺の組み立て手順を示す図である。
図5】本発明に係る骨壺の他の実施例の斜視図である。
図6】本発明に係る骨壺の他の実施例の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明に係る骨壺は、納骨において、複数の遺骨を、混在することなく、一体に収納することが出来ると共に、収容する個体数に制限がない構成としたことを最大の特徴とする。
以下、本発明に係る骨壺の実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0015】
なお、本実施例で示される骨壺の全体形状及び各部の形状は、下記に述べる実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内、即ち、同一の作用効果を発揮できる形状及び寸法の範囲内で変更することができるものである。
【実施例0016】
図1から図4に従って、本発明を説明する。
図1は、本発明に係る骨壺の実施例の全体斜視図である。図2は、骨壺の正面図である。図3は、骨壺の形態のバリエーションを示す模式図である。図4は、骨壺の組み立て手順を示す図である。
骨壺1は、複数の筒型の形状の集合体であり、複数の筒型が軸方向に連なり、全体として、1つの筒型を形成する構造である。この構造により、複数の遺骨を混在することなく、一体に安置するものである。骨壺1は、所定の底面積を持つ筒状であることから、納骨堂内で自立可能であり、設置時の作業が容易である。
骨壺1は、筒部10と蓋部40とから構成されている。
【0017】
筒部10は、遺骨70を収納する容器である。筒型であり、端部は解放されている。両端部の内側には、蓋部40と螺合するための雌螺子部11が切られている。筒の形状は、円筒でも四角筒でも六角筒等の多角筒でもよい。本例では、形状をシンプルにできる円筒としている。筒部10の大きさは、収納する遺骨70の容積によって、複数の種類を持つ。人の遺骨70の場合は、例えば、円筒の直径を120mm、軸方向の長さは250mm、筒の厚さを5mmとすることで、約2リットルの容積を確保することができる。人用の筒部10は、最も容積が大きい筒部大型20となる。
遺骨70は、直接、筒部10内に収納しても良いし、遺骨70を袋に入れ、袋を筒部10内に収納しても良い。また、遺骨70の収納に際し、粉骨化した上で収納することも可能であり、それにより隙間なく収納可能で容量が増すと共に、収納し易くなる。
【0018】
ペットも共に安置することも可能である。ペットの種類によって、必要な容量が異なる。例えば、以下のような容量が考えられる。
・ハムスター、小鳥、爬虫類(小さめ)等は0.042リットル
・フュレット、モルモット、デグー等は0.072リットル
・子猫、子犬、ウサギ、超小型犬等は0.148リットル
・猫、小型犬、チワワ等は0.229リットル
・小~中型犬、シーズー、ヨークシャーテリア等は0.348リットル
・中型犬、柴犬、ビーグル、シェルティー等は0.693リットル
・大型犬、ラブラドール、ゴールデンリバー、ハスキー等は1.12 リットル
【0019】
筒部10の容量をきめ細かく分けてもいいし、例えば、限定して2乃至4種類程度にまとめても良い。例として、大型犬、中型犬用として、軸方向の長さ180mmのものを用意する。容量は、約1.5リットルである。ここでは、筒部中型21と称する。それ以下の大きさのペット用として、軸方向の長さ90mmのものを用意する。容量は、約0.6リットルである。ここでは、筒部小型22と称する。
このように、筒部10の種類として筒部大型20、筒部中型21、筒部小型22の3種類を持つことで、人や様々なペットの遺骨70に対応することができる。
【0020】
筒部10の材質は、アルミニューム、アルミ合金、ステンレスが好適である。軽く腐食しにくいからである。軽いことで、安置作業が容易になる。腐食しにくいことで、安置後の長期間の遺骨70の保存に耐えることができる。
【0021】
蓋部40は、筒部10の端部を閉じるためのものである。丸棒材を加工して作られる。材質は、筒部10と同じアルミニューム、アルミ合金、ステンレスが好適である。複数の筒部10を一体化することから、蓋部40には、端部用蓋部50と中間用蓋部51の2つの種類がある。
【0022】
端部用蓋部50は、骨壺1の端部に設けられるものである。筒部10の底面積とほぼ同じ広さの板面を2面持ち、筒部10の端部側には、突出した部分を持ち、その部分に筒部10の雌螺子部11に対応する雄螺子部41が形成されている。筒部10の端部の雌螺子部11と端部用蓋部50の雄螺子部41を螺合することによって、筒部10の端部が閉じられ、容器となる。
【0023】
中間用蓋部51は、2つの筒部10を接続しつつ、2つの筒部10の端部を閉じる部材である。中間用蓋部51の両板面には、突出した部分を持ち、その部分に筒部10の雌螺子部11に対応する雄螺子部41が形成されている。2つの筒部10の端部と中間用蓋部51の両面の雄螺子部41を螺合することによって、2つの筒部10は一体化し、2つの筒部10の端部は閉じられ、筒部10は密閉される。
このように、蓋部40の螺子部は、一面が雄螺子部41のものと、両面が雄螺子部41のものとがある。
【0024】
骨壺1の形状のバリエーションについて、図3に沿って説明する。
配偶者等と隣り合って安置されたい場合は、図3(a)のように、2つの人用の筒部10である筒部大型20を2つ用い、上下に接続する。骨壺1の上端と下端は、雌螺子部31で閉じられ、2つの筒部10間は、雄螺子部32で接続され、2つの筒部10は閉じられている。
【0025】
人と大型犬の場合を図3(b)に示す。筒部10は、筒部大型20と筒部中型21を用いる。筒部大型20には、人の遺骨70を入れ、筒部中型21には、大型犬の遺骨70を入れる。筒部10の端部は、端部用蓋部50、中間用蓋部51によって閉じる。
【0026】
図3(c)、図3(d)は、中型犬以下のペットを複数収納する場合の例である。人の遺骨70を筒部大型20に入れ、ペットの遺骨70を複数の筒部小型22に分けて入れる。
このように、複数の遺骨70を、制限無く、一体として収納し、安置することができる。
【0027】
次に、一人目を収納後、2人目を収納する場合の手順を図4に沿って、説明する。一緒に安置されたい場合であっても、亡くなる時期は異なることが多い。一方が亡くなった後、他方が亡くなった際の収納の手順を示す。
一方を収納する際は、1つの筒部10の両端を端部用蓋部50によって閉じる。その後、他方が亡くなった際、筒部10の上部の端部用蓋部50を外し、中間用蓋部51に付け替え、新たに、もう一つの筒部10を中間用蓋部51に接続する。新たな筒部10の中に遺骨70を入れ、上部を端部用蓋部50で閉じる。
筒部10の上部の端部用蓋部50を外す際、遺骨70が袋に入っていれば、遺骨70が露出することなく、作業を行うことができる。
【0028】
このように、本実施例の骨壺によれば、複数の故人の遺骨を異なる領域に封止可能であり、混在することなく、一体として、個体数に制限なく収納することができるので、配偶者や近親者、ペット等を確実に、隣接して安置することができる。
【0029】
また、複数の遺骨70を上下の階層として安置できるので、買主を上、ペットを下の階層とすることで、買主とペットに関係に則した安置を行うことができる。
【0030】
また、納骨堂を管理する側についても、納骨堂の移転等で骨壺を移動するような場合、隣り合って安置すべき遺骨を、必ず、隣り合って安置できるので作業上の負担が軽減される。
【実施例0031】
他の実施例について図5図6を用いて説明する。実施例1と同様の部分は省略する。図5は、他の実施例の斜視図である。図6は、他の実施例の正面図である。
実施例1によって、複数の遺骨を混在することなく、数の制限もなく、一体として安置することができる。しかしながら、遺骨を追加する際に、先の遺骨の入った容器の蓋を開放しなければならず、永眠を妨げるイメージを持つ場合もある。また、再安置する場合、筒部の表面への氏名等の記載が薄くなると、上下の判断がつきにくい場合もあり、不用意に、逆さに安置してしまう可能性もある。
そこで、先の遺骨を開放することなく、上下の区別がつきやすい構造が求められていた。
【0032】
本実施例に係る骨壷1は、第2の筒部30と第2の蓋部60から構成されている。材質は、実施例1と同じである。
第2の筒部30は、実施例1と同様に筒状である。上端部の内側には、雌螺子部31があり、第2の蓋部60の雄螺子部61と螺合する。下端部の外側には、雄螺子部32があり、第2の蓋部60の雌螺子部62と螺合する。上端部と下端部で、形状が異なるので、上下を誤ることはない。
【0033】
第2の蓋部60は、2つの板部を持ち、一方の板部は突出し、第2の筒部30の雌螺子部31に対応する雄螺子部61を持つ。他方の板部は、凹部を持ち、第2の筒部30の雄螺子部32に対応する雌螺子部62を持つ。
【0034】
組み立ては、第2の蓋部60の1つを雌螺子部62が上になるように置き、第2の蓋部60の雌螺子部62と第2の筒部30の雄螺子部32を螺合する。第2の筒部30の中に遺骨70を収納する。収納後、2つ目の第2の蓋部60の雄螺子部61と、第2の筒部30の上端の雌螺子部31を螺合することで、遺骨70を密閉する。
次に、2人目の遺骨70を収納する際は、新たな第2の筒部30の雄螺子部32を第2の蓋部60の雌螺子部62に螺合することにより、2段目の収納部分ができる。2人目の遺骨70を収納し、骨壺1の最上部の端部に三番目の第2の蓋部60を固定することで、一体化した骨壺1が完成する。
尚、上下の向きについては、上記実施例と逆転させる態様であっても構わない。
【0035】
このように、本実施例によって、1人目の遺骨70を露出することなく、2人目の遺骨70を収納できる。また、第2の筒部30の表面の記載が薄くなっても、骨壺1の上下関係は、形状から明確であるので、上下の取違は発生しないため、安置作業が容易になる。
【産業上の利用可能性】
【0036】
本発明に係る骨壺は、合祀等の需要が高まる現況にあって、複数の遺骨を近くに共に安置したいと願う故人や残された家族の願望を実現するための技術として、産業上の利用可能性は大きいと解する。
【符号の説明】
【0037】
1 骨壺
10 筒部
11 雌螺子部
20 筒部大型
21 筒部中型
22 筒部小型
30 第2の筒部
31 雌螺子部
32 雄螺子部
40 蓋部
41 雄螺子部
50 端部用蓋部
51 中間用蓋部
60 第2の蓋部
61 雄螺子部
62 雌螺子部
70 遺骨
図1
図2
図3
図4
図5
図6
【手続補正書】
【提出日】2020-12-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
複数の筒部と、複数の蓋部から成り、
該筒部の形状は円筒であって、両端部には、螺子部があり、
該蓋部には、一面または両面に螺子部があり、
該筒部の螺子部と、該蓋部の螺子部は、螺合可能であり、
複数の該筒部と、複数の該蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ異なる領域に封止可能であることを特徴とする骨壺。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る骨壺は、複数の筒部と、複数の蓋部から成り、筒部の形状は円筒であって、両端部には、螺子部があり、蓋部には、一面または両面に螺子部があり、筒部の螺子部と、蓋部の螺子部は、螺合可能であり、複数の筒部と、複数の蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ、異なる領域に封止可能であることを手段とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
筒部10は、遺骨70を収納する容器である。筒型であり、端部は解放されている。両端部の内側には、蓋部40と螺合するための雌螺子部11が切られている。筒の形状は、形状をシンプルにできる円筒である。筒部10の大きさは、収納する遺骨70の容積によって、複数の種類を持つ。人の遺骨70の場合は、例えば、円筒の直径を120mm、軸方向の長さは250mm、筒の厚さを5mmとすることで、約2リットルの容積を確保することができる。人用の筒部10は、最も容積が大きい筒部大型20となる。
遺骨70は、直接、筒部10内に収納しても良いし、遺骨70を袋に入れ、袋を筒部10内に収納しても良い。また、遺骨70の収納に際し、粉骨化した上で収納することも可能であり、それにより隙間なく収納可能で容量が増すと共に、収納し易くなる。
【手続補正書】
【提出日】2021-07-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
複数の筒部と、複数の蓋部から成り、
該筒部の形状は端部が解放された円筒であって、両端部には、螺子部があり、
該蓋部には、一面または両面に螺子部があり、
該筒部の螺子部と、該蓋部の螺子部は、螺合可能であり、
複数の該筒部と、複数の該蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ異なる領域に封止可能であることを特徴とする骨壺。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る骨壺は、複数の筒部と、複数の蓋部から成り、筒部の形状は端部が解放された円筒であって、両端部には、螺子部があり、蓋部には、一面または両面に螺子部があり、筒部の螺子部と、蓋部の螺子部は、螺合可能であり、複数の筒部と、複数の蓋部を、螺合により一体化することによって、複数の遺骨を、それぞれ、異なる領域に封止可能であることを手段とする。