(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022151412
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】脳卒中治療薬
(51)【国際特許分類】
A61K 38/53 20060101AFI20220929BHJP
A61P 9/10 20060101ALI20220929BHJP
A61P 43/00 20060101ALI20220929BHJP
A61P 25/00 20060101ALI20220929BHJP
A61K 9/127 20060101ALI20220929BHJP
A61K 47/24 20060101ALI20220929BHJP
【FI】
A61K38/53
A61P9/10
A61P43/00 121
A61P25/00
A61K9/127
A61K47/24
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021080656
(22)【出願日】2021-03-23
(71)【出願人】
【識別番号】506264258
【氏名又は名称】石井 均
(72)【発明者】
【氏名】石井 均
【テーマコード(参考)】
4C076
4C084
【Fターム(参考)】
4C076AA19
4C076BB01
4C076BB40
4C076CC01
4C076CC11
4C076DD63F
4C076FF16
4C084AA02
4C084AA03
4C084BA44
4C084DC28
4C084MA02
4C084MA24
4C084MA65
4C084NA05
4C084ZA011
4C084ZA361
4C084ZC751
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新規かつ有効な脳卒中治療薬を提供する。
【解決手段】酵素テロメラーゼと酵素ASB7の両方をリポソーム医薬品として投与する脳卒中治療薬である。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
酵素テロメラーゼと酵素ASB7の両方をリポソーム医薬品として投与する脳卒中治療薬。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、脳卒中治療薬に関する。
【背景技術】
【0002】
有効な脳卒中治療薬がない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
脳卒中治療薬を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の目的を達成するため、次の構成を採用する。
脳卒中とは、脳の血管が破けたり、詰まったりして、その先の細胞に栄養が届かなくなり、脳の働きに障害が起きる疾患です。脳血管障害ともいわれます。
脳卒中は原因により、脳梗塞、一過性脳虚血発作などの、脳の血管が詰まるタイプと、脳出血、くも膜下出血などの、脳の血管が破れるタイプの大きく2つに分けられます。
脳梗塞は脳血管の狭窄または閉塞により、脳組織への血流が低下し、神経細胞が死んだ状態をいいます。
脳出血は脳内の血管が断裂し、内に出血が生じます。この際に、脳実質、いわゆる中枢神経を損傷し神経症状を呈する疾患です。
このように、脳卒中の原因の一つは、脳の神経細胞の死滅や損傷であり、脳の神経細胞を再生する薬剤を投与することにより、神経細胞を復活させて、脳卒中を治療する。
引用文献特願2020-70634の発明は、酵素テロメラーゼと酵素ASB7の両方をリポソーム医薬品とする再生医療薬を人体に投与して、再生医療を行う。引用文献特願2020-70634の再生医療薬を脳の神経細胞を標的とするリポソーム医薬品として投与することにより、脳卒中を治療する。
【発明の効果】
【0005】
酵素テロメラーゼと酵素ASB7の両方を脳の神経細胞を標的とするリポソーム医薬品とする再生医療薬を人体に投与して、脳卒中を治療する。
【発明を実施するための形態】
【0006】
脳卒中治療薬を、飲み薬として飲む。
脳卒中治療薬を、手術により、欠損した神経細胞以外の正常に機能している神経細胞に直接投与する。
脳卒中治療薬の投与の量は神経細胞の再生する割合に応じて決める。
【引用文献】
特願2020-70634
【手続補正書】
【提出日】2021-03-25
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
酵素テロメラーゼと酵素ASB7の両方を合わせた医薬品として投与する脳卒中治療薬。