(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022151423
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】椎間板ヘルニア治療薬。
(51)【国際特許分類】
A61K 45/00 20060101AFI20220929BHJP
A61P 19/00 20060101ALI20220929BHJP
A61P 25/00 20060101ALI20220929BHJP
【FI】
A61K45/00
A61P19/00
A61P25/00
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021081946
(22)【出願日】2021-03-25
(71)【出願人】
【識別番号】506264258
【氏名又は名称】石井 均
(72)【発明者】
【氏名】石井 均
【テーマコード(参考)】
4C084
【Fターム(参考)】
4C084AA17
4C084NA14
4C084ZA02
4C084ZA96
(57)【要約】 (修正有)
【課題】椎間板ヘルニアの治療薬を提供する。
【解決手段】変性剤を人体に投与することにより、椎間板ヘルニアの原因である身体に侵入した細菌やウイルスのDNAとRNAを変性により壊し、増殖を防ぎ、椎間板ヘルニアの治療をするための、変性剤という椎間板ヘルニアの治療薬を提供する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
椎間板ヘルニアの治療方法として、痛みの原因の一つである炎症を防ぐため、変性剤を人体に投与することにより、変性をおこし、炎症の原因である身体に侵入した細菌やウイルスのDNAとRNAを壊すことにより増殖を防ぎ、炎症の治療をすることによる、変性剤という椎間板ヘルニアの治療薬。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、椎間板ヘルニア治療薬に関する。
【背景技術】
椎間板ヘルニアを治療する有効な薬がない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
椎間板ヘルニア治療薬を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
本発明の目的を達成するため、次の構成を採用する。
椎間板ヘルニアの痛みの原因の一つは、神経の周りの炎症である。
変性剤を人体に投入することにより、炎症の原因である身体に侵入した細菌やウイルスのDNAとRNAを壊すことにより増殖を防ぎ、炎症の治療をする。
細菌、ウイルス、などの炎症の病原体は、核酸を持っている。
核酸とは、DNAとRNAのことである。
DNAとRNAは塩基間で水素結合しているが、変性剤を加えてアルカリ性にすると、水素イオンを放出するため変性し、DNAとRNAの二重らせんが1本鎖ごと2本に分離する。
変性剤を加えてDNAとRNAを壊すことにより、細菌、ウイルスの増殖を防ぐことができるため、変性剤という炎症を治療することによる椎間板ヘルニア治療薬となる。
炎症の部分を標的とする変性剤を有効成分とするリポソーム医薬品として、人体に投与する方法もある。
【発明の効果】
変性剤という炎症の治療薬を人体に投与することにより、椎間板ヘルニアを治療する。
代表的な変性剤は、尿素薬がある。
【発明を実施するための形態】
変性剤という椎間板ヘルニアの治療薬を飲み薬として飲むか、注射により投与する。
炎症の部分を標的とする変性剤を有効成分とするリポソーム医薬品として、人体に投与する方法もある。
代表的な変性剤は、尿素薬がある。
[引用文献]
特願2020-155862