特開 2022-151431 腸炎治療薬。

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2022151431

(43)【公開日】2022-10-07

(54)【発明の名称】腸炎治療薬。

(51)【国際特許分類】

   A61K 45/00 20060101AFI20220929BHJP

   A61P 1/04 20060101ALI20220929BHJP

   A61K 31/17 20060101ALN20220929BHJP

【ＦＩ】

A61K45/00

A61P1/04

A61K31/17

【審査請求】有

【請求項の数】1

【出願形態】書面

(21)【出願番号】P 2021081955

(22)【出願日】2021-03-26

(71)【出願人】

【識別番号】506264258

【氏名又は名称】石井 均

(72)【発明者】

【氏名】石井 均

【テーマコード（参考）】

4C084

4C206

【Ｆターム（参考）】

4C084AA17

4C084MA24

4C084MA52

4C084MA66

4C084NA14

4C084ZA661

4C084ZA662

4C084ZC412

4C206AA01

4C206HA27

4C206MA01

4C206MA04

4C206MA44

4C206MA72

4C206MA86

4C206NA14

4C206ZA66

4C206ZC41

(57)【要約】      （修正有）

【課題】腸炎治療薬を提供する。
【解決手段】腸炎の治療方法は、変性剤を人体に投与することにより、腸炎の原因である身体に侵入した細菌やウイルスのＤＮＡとＲＮＡを変性させて壊し、増殖を防ぐ方法である。そのため、変性剤が、腸炎の治療をするための治療薬となる。腸炎の部分を標的とする変性剤を有効成分とするリポソーム医薬品として、人体に投与する方法もある。
【選択図】なし

【特許請求の範囲】

【請求項1】

腸炎の治療方法として、変性剤を人体に投与することにより、変性をおこし腸炎の原因である身体に侵入した細菌やウイルスや寄生虫のＤＮＡとＲＮＡを壊すことにより増殖を防ぎ、腸炎の治療をするための、変性剤という腸炎の治療薬。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

本発明は、腸炎治療薬に関する。

【背景技術】

腸炎を根本的に治療する薬がない。

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

腸炎治療薬を提供することを目的とする。

【課題を解決するための手段】

本発明の目的を達成するため、次の構成を採用する。
腸炎とは、小腸や大腸などの腸に炎症が生じた状態を言う。
変性剤を人体に投入することにより、腸炎の原因である身体に侵入した細菌やウイルスのＤＮＡとＲＮＡを壊すことにより増殖を防ぎ、腸炎の治療をする。
細菌やウイルスなど腸炎の病原体は、核酸を持っている。
核酸とは、ＤＮＡとＲＮＡのことである。
ＤＮＡとＲＮＡは塩基間で水素結合しているが、変性剤を加えてアルカリ性にすると、水素イオンを放出するため変性し、ＤＮＡとＲＮＡの塩基間の水素結合が壊れる。
変性剤を加えてＤＮＡとＲＮＡを壊すことにより、細菌やウイルスの増殖を防ぐことができるため、変性剤という腸炎治療薬となる。
腸炎の部分を標的とする変性剤を有効成分とするリポソーム医薬品として、人体に投与する方法もある。

【発明の効果】

変性剤という腸炎の治療薬を人体に投与することにより、腸炎を治療する。
代表的な変性剤は、尿素薬がある。

【発明を実施するための形態】

変性剤という腸炎の治療薬を手術により、大腸や小腸に注入する。
大腸や小腸を標的とする変性剤を有効成分とするリポソーム医薬品として、飲み薬として飲むか、注射により投与する。
代表的な変性剤は、尿素薬がある。

【引用文献】

特願２０２０－１５５８６２