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特開2022-151555爪先のあかぎれの傷口が開かないように抑えて、自分の指紋も使えるようにし、巻いているテープが長時間剥がれないようにしたあかぎれ対策用の指に巻くテープ。
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  • 特開-爪先のあかぎれの傷口が開かないように抑えて、自分の指紋も使えるようにし、巻いているテープが長時間剥がれないようにしたあかぎれ対策用の指に巻くテープ。 図1
  • 特開-爪先のあかぎれの傷口が開かないように抑えて、自分の指紋も使えるようにし、巻いているテープが長時間剥がれないようにしたあかぎれ対策用の指に巻くテープ。 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022151555
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】爪先のあかぎれの傷口が開かないように抑えて、自分の指紋も使えるようにし、巻いているテープが長時間剥がれないようにしたあかぎれ対策用の指に巻くテープ。
(51)【国際特許分類】
   A61F 13/10 20060101AFI20220930BHJP
   A61F 13/02 20060101ALI20220930BHJP
【FI】
A61F13/10 H
A61F13/02 310T
A61F13/02 310M
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
【公開請求】
(21)【出願番号】P 2021194918
(22)【出願日】2021-11-08
(71)【出願人】
【識別番号】593078442
【氏名又は名称】水戸 貞夫
(72)【発明者】
【氏名】水戸 貞夫
(57)【要約】      (修正有)
【課題】爪先のあかぎれの傷口を開かないように抑え、指先をいつもと同じように自分の指紋を使って、仕事、スポーツをできるようにして、長時間剥がれないようにしたテープを提供する。
【解決手段】爪先に固定するための三角形状の爪先に固定する部分2と指側面を覆うための横巻テープ3、4を有し、さらにテープが剥がれにくくするために指を一周して固定するための半月形状部分5、横巻テープと縦巻きテープが繋がっている部分6、縦巻きテープ7を有する爪先のあかぎれ用剥離紙付きテープである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
親指で爪先の右あるいは左側の爪先にあかぎれがあるものと仮定して説明しますと、親指を横から見て上半分の部分に貼れる幅のテープを自分から見える親指の手前側第一関節より爪先を回り外側第一関節までの長さのテープを横巻テープとして用意し、最初に横巻テープ中心部分を爪先に貼り固定し、あかぎれのある爪先の傷口を抑えながら、自分から見える手前側・外側の第一関節までテープを横巻に巻き、親指の側面にテープを密着させ、さらに親指の背の方に折り曲げて密着させるのだがテープが剥がれやすく不安定なので、その対処方法として親指の第一関節の折れ線を目安にテープを親指自体に縦に一周させることが必要であり、横に巻くテープと縦に指を一周するテープを、右端または左端に二つのテープが別々ではなく繋げている構造にしており、テープを指に巻く前のテープのその形状は、横に巻くテープと縦に指を一周するテープは幅約3cm長さ約7cmの一枚のテープの中に上下にあって、繋げてカットしていて一体化した形状にしている爪先のあかぎれ用剥離紙付きテープである。
【請求項2】
横に巻くテープの両端に半月状にカットした部分を設けていて、その半月状のテープを起こし反転し、縦に巻いたテープをその上から巻くと、横巻テープの半月状の部分と縦に巻いたテープの粘着部分同士が貼り合わされるようになり、より長時間剥がれないようにしたものである。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、冬に近い季節の時期に指先を使って仕事、スポーツをする人に、爪先のあかぎれの傷口がある人は、それでも仕事、スポーツもこなさなければならない状況において、このテープは、爪先のあかぎれの傷口を開かないように抑え、指先をいつもと同じように自分の指紋を使って、仕事、スポーツをできるようにして、長時間剥がれないようにしたテープに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、爪先のあかぎれ用のテープは、指全体を包んで、あかぎれの傷口を抑えるのが一般的で、自分の指の指紋を使えないものがほとんどで、長時間剥がれないようにすることが難しいものでした。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
コロナ禍になってから手の消毒でアルコールを使うため、皮膚が弱くなり、指先に力の掛かる仕事をしている人、スポーツをしている人には、爪先のあかぎれは、寒い季節が来ると現れ、痛みを伴い私たちを悩ませています。そこで、傷口を開かないようにテープで抑え、指先をいつもと同じように自分の指紋を使えて、長時間剥がれずに仕事、スポーツができることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、本発明は、親指で爪先の右あるいは左側の爪先にあかぎれがあるものと仮定して、親指を横から見て、上半分を親指の背の部分とし、指紋のある下半分を親指の指紋部分とし説明しますと、親指を横から見て上半分の部分に貼れる幅のテープを、最初にテープの中心部分の三角形状になっている部分のテープを親指の爪部分にテープを貼り固定し、自分の手前から見た親指の手前側外側の第一関節まであかぎれのある爪先の傷口を抑えながら横巻に巻き、まだ密着していない部分は、親指の背の部分に折り曲げて密着させ、親指の背の部分にテープは密着するのだが、テープが親指の背の部分に乗っているだけで、テープが剥がれやすく不安定なので、その対処方法として親指の第一関節の折れ線を目安にテープを親指自体に縦に一周させることが必要であり、テープの横巻と縦に一周する縦巻きのテープを別々にテープを用意するのではなく、横に巻くテープと縦に指を一周するテープを、右用左用で右端または左端に二つのテープが幅約3cm長さ約7cm程の一枚のテープの中で繋がるようにカットした形状にしており、テープを使用する前のテープの形は、横に巻くテープと縦に指を一周するテープが一枚の幅広テープの上と下にあり、その上下のテープを右端または左端で一つの繋がったテープとしたものであり、さらに横巻きしたテープが剥がれにくいようにするため、横巻テープの両端に設けた半月状の部分を反転し、粘着部分を出し、縦巻きテープの粘着部分を合わせ、テープが親指より剥がれにくくしたものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明のあかぎれの傷口を抑えるテープは、これまで指全体を包むものがほとんどでしたが、爪先にあるあかぎれの傷口は縦筋で切れることが多く、傷口を抑えるにはテープを横巻にすると、開いた傷口はより密着して抑えてくれるものであり、指の上半分だけ巻いても、テープ自体が剥がれやすい状態にあるので、横巻に使用したテープに繋げた指自体を縦に一周する縦巻きテープを第一関節の線に沿って巻くことによって剥がれにくくすることができるものであり、広く指紋部分が出て、あかぎれの傷口は抑えられ、指の指紋のある部分はテープを巻く以前と同じように使えるものであり、仕事、スポーツをしていてもテープが物とか自分の指に擦れることがあっても、横巻きテープの半月形状の折り返しにより横縦のテープの粘着部分が密着して剥がれにくくしているので長くあかぎれの傷を抑えてくれる剥離紙付きのテープである。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 本発明のあかぎれの傷口にテープを巻く途中の上からの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1において、最初に横巻テープの三角形状の爪先に固定する部分2を貼って固定し、横巻テープを指先に密着させ、親指を横から見て上半分の部分に貼れる幅の手前側・外側の横巻テープ3・4をあかぎれのある爪先の傷口を抑えながら、親指の手前側外側の第一関節まで横巻に巻き密着させるのだが、テープが親指の背の部分に乗っているだけで、テープが剥がれやすく不安定なので、その対処方法として親指の第一関節の折れ線を目安に縦巻きテープ7を親指自体に縦に一周させることが必要であり、手前側・横巻きテープ3・4と縦に指を一周する縦巻きテープ7を、テープの右端または左端で横巻テープと縦巻きテープが繋がっている部分6を設け、さらに横巻きしたテープが剥がれにくいようにするため、横巻テープの両端に反転して使用する半月形状部分5を反転し、粘着部分を出し、縦巻きテープ7の粘着部分を合わせテープが親指より剥がれにくくしたものである。
図2は、指に貼る前のテープ表面から見たテープの原型である。
【符号の説明】
【008】
1 爪あかぎれ
2 三角形状の爪先に固定する部分
3 手前側横巻きテープ
4 外側横巻テープ
5 反転して使用する半月形状部分
6 横巻テープと縦巻きテープが繋がっている部分
7 縦巻きテープ
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2022-01-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
図1】 本発明のあかぎれの傷口にテープを巻く途中の上からの斜視図である。
図2】 本発明のあかぎれの傷口にテープを巻く前のテープ表面から見たテープの原型の正面図である。