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▶ 山根 さゆりの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022151637
(43)【公開日】2022-10-07
(54)【発明の名称】マスクキーパー
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20220929BHJP
   A62B 18/02 20060101ALI20220929BHJP
   A62B 25/00 20060101ALI20220929BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A62B18/02 C
A62B25/00
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022022134
(22)【出願日】2022-02-16
(31)【優先権主張番号】P 2021052676
(32)【優先日】2021-03-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】507245548
【氏名又は名称】山根 さゆり
(72)【発明者】
【氏名】山根 さゆり
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185CC32
2E185CC77
(57)【要約】
【課題】個別に所持する事無く、マスクを収納してマスクケースを形成するマスクキーパーを開発すること。
【解決手段】マスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、複数のシート、若しくは1枚のシートと、返し手段3と、耳掛け紐2とからなり、シートは、重ねて辺を結合し、その外部面と内部面の両面を使用可能に補整してマスクカバーを形成し、返し手段3は、マスクカバーの外部面と内部面を連絡して、マスクカバーの辺、若しくは辺付近の少なくとも1か所に設けて、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーの長さのマスクカバーの外部面を折り返して裏返し、複数折りにしたマスクとマスクカバーを一束にして収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐2は、マスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とするマスクキーパー1。
【選択図】図1

【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、複数のシート、若しくは1枚のシートと、返し手段と、耳掛け紐とからなり、複数のシート、若しくは1枚のシートは、マスクカバーとマスクケースを形成するものであって、複数のシートは重ね合わせて、1枚のシートは折り返して、それらのシートの辺を結合し、その結合したシートの外部面と内部面の両面を使用可能に補整してマスクカバーを形成し、返し手段は、マスクカバーの外部面と内部面を連絡してマスクケースを形成するものであって、マスクカバーの辺、若しくは辺付近の少なくとも1か所に設けて、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを一束にしてマスクカバーの外部面を裏返しができる構成とし、返し手段を介して重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーの長さのマスクカバーの外部面を折り返えして裏返し、マスクカバーの内部面で重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とするマスクキーパー。
【請求項2】
返し補助部を、返し手段に連絡してマスクカバーの少なくとも1か所に設けて、返し手段を拡張できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のマスクキーパー。
【請求項3】
少なくとも1か所に通し開口部を設けた通し部を、マスクカバーの長手方向両端の短手方向の表面側と裏面側にそれぞれ設けて、耳掛け紐を取付け可能にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項4】
マスクケースの型崩れを防止するために、マスクカバーの長手方向のほぼ中央の短手方向内部を結合したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項5】
返し手段を、マスクカバー裏面の長手方向のほぼ中央の短手方向に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項6】
補助具を、返し手段を効率的に活用するために、マスクケース使用時の返し手段とは反対の辺付近のマスクカバー内部に設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項7】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、脱着可能に留め部と受け部を設けてシートの一部を可動可能としたシートと、耳掛け紐とからなり、シートは、折り返し位置を変更して留め部と受け部を接合してマスクカバー、マスクケースを形成するものであって、中心シート、折り返しシート、補助シートで構成し、中心シートは留め部と接合する位置に受け部を備え、中心シートの長手方向両端の短手方向、若しくは片方の端部の短手方向に折り返しシートを設け、折り返しシートの上下端部に留め部を備えた補助シートを設け、シートを外部面と内部面の両面を使用可能に補整した構成とし、中心シート、折り返しシート、補助シートを折り重ねて留め部と受け部を接合してマスクカバーを形成し、折り重ねたマスクカバーの留め部と受け部を分離して、折り返しシートを折り返して裏返し留め部と受け部を接合してマスクカバーの内部面で重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とするマスクキーパー。
【請求項8】
挿入シートを、少なくとも1か所に挿入開口部を設けてマスクカバーの外部面又は内部面の辺、若しくは辺付近に結合し、布等を挿入することでマスクとして使用可能としたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項9】
係止具を、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に設けて、マスクカバーをマスク紐に係止してマスクに保持できることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8のいずれかに記載のマスクキーパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はマスクのマスクカバーとマスクケースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
最近は、花粉症予防や、インフルエンザ、コロナなどのウィルス感染防止のためにマスクの需要が増加している。そのために、マスクと重ねて使用するファッション性のあるマスクカバーが考案され、また、マスクを使用しない時にマスクを保管するマスクケースやマスクホルダーが考案されている。
【0003】
これまで、マスクケースはマスクを収納するだけ、マスクカバーはマスクに重ねて使用するだけの物が多く、所持したり室内で使用したりする際には、マスク、マスクカバー、マスクケースを個別に管理しなければならず不便であった。例えば特許文献1の実登第3047179号公報、特許文献2の実登第3166686号公報、特許文献3の実登第3221326号公報に記載されているマスクケースなどは、単体のためにマスクケースやマスクカバーなどを個別に所持しなければならないし、置き場所を決めて紛失しないように気を付けなければならない。
【0004】
特許文献4の実登第3227229号公報はマスクカバー本体内部に不織布フィルターを挿入する構成であり、特許文献5の実登第3228247号公報はマスク本体内部に保冷剤などを挿入する構成であり、特許文献7の特開2020-105875号公報はマスク本体に袋状の収容部が備えられて、その内部に特殊なものを挿入する構成であり、特許文献4の実登第3227229号公報、特許文献5の実登第3228247号公報、特許文献7の特開2020-105875号公報はマスクケースの使用目的が無い為にマスクケースにする構成はなく、マスクケースは別に所持しなければならない。
【0005】
特許文献6の特開2015-119806号公報に記載されているマスクカバー兼用マスクケースは、マスクケースとして使用する事ができても、上下のシート部材の間にスリット(開口)が設けられているために、マスクをマスクケースに収容した時に、マスクの顔に接触する面の一部が露出するので、保管時に、他所に接触して不衛生となるから、バックやポケットに入れる時の入れる場所や、室内に置く時の置き場所や置き方を考慮しなければならない。また、特許文献1の実登第3047179号公報、特許文献2の実登第3166686号公報、特許文献3の実登第3221326号公報、特許文献4の実登第3227229号公報、特許文献5の実登第3228247号公報、特許文献6の特開2015-119806号公報、特許文献7の特開2020-105875号公報には、マスクカバーを折ってマスクケースとして使用する構成は記載されておらず、マスクケースをコンパクトに使用する構成ではないので所持するのに不便である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実登第3047179号公報
【特許文献2】実登第3166686号公報
【特許文献3】実登第3221326号公報
【特許文献4】実登第3227229号公報
【特許文献5】実登第3228247号公報
【特許文献6】特開2015-119806号公報
【特許文献7】特開2020-105875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
マスクを使用する際に、マスクケースを個別に所持する事が無く持ち運びが便利で、マスクケースの紛失を防止し、マスクとしての使用が可能で、マスクを衛生的に収納するマスクカバーと兼用のマスクケースを開発すること。
【課題を解決するための手段】
【0008】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、複数のシート、若しくは1枚のシートと、返し手段と、耳掛け紐とからなり、複数のシート、若しくは1枚のシートは、マスクカバーとマスクケースを形成するものであって、複数のシートは重ね合わせて、1枚のシートは折り返して、それらのシートの辺を結合し、その結合したシートの外部面と内部面の両面を使用可能に補整してマスクカバーを形成し、返し手段は、マスクカバーの外部面と内部面を連絡してマスクケースを形成するものであって、マスクカバーの辺、若しくは辺付近の少なくとも1か所に設けて、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを一束にしてマスクカバーの外部面を裏返しができる構成とし、返し手段を介して重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーの長さのマスクカバーの外部面を折り返えして裏返し、マスクカバーの内部面で重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とする。
【0009】
返し補助部を、返し手段に連絡してマスクカバーの少なくとも1か所に設けて、返し手段を拡張できるようにしたことを特徴とする。
【0010】
少なくとも1か所に通し開口部を設けた通し部を、マスクカバーの長手方向両端の短手方向の表面側と裏面側にそれぞれ設けて、耳掛け紐を取付け可能にしたことを特徴とする。
【0011】
マスクケースの型崩れを防止するために、マスクカバーの長手方向のほぼ中央の短手方向内部を結合したことを特徴とする。
【0012】
返し手段を、マスクカバー裏面の長手方向のほぼ中央の短手方向に設けたことを特徴とする。
【0013】
補助具を、返し手段を効率的に活用するために、マスクケース使用時の返し手段とは反対の辺付近のマスクカバー内部に設けたことを特徴とする。
【0014】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、脱着可能に留め部と受け部を設けてシートの一部を可動可能としたシー
トと、耳掛け紐とからなり、シートは、折り返し位置を変更して留め部と受け部を接合してマスクカバー、マスクケースを形成するものであって、中心シート、折り返しシート、補助シートで構成し、中心シートは留め部と接合する位置に受け部を備え、中心シートの長手方向両端の短手方向、若しくは片方の端部の短手方向に折り返しシートを設け、折り返しシートの上下端部に留め部を備えた補助シートを設け、シートを外部面と内部面の両面を使用可能に補整した構成とし、中心シート、折り返しシート、補助シートを折り重ねて留め部と受け部を接合してマスクカバーを形成し、折り重ねたマスクカバーの留め部と受け部を分離して、折り返しシートを折り返して裏返し留め部と受け部を接合してマスクカバーの内部面で重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とする。
【0015】
挿入シートを、少なくとも1か所に挿入開口部を設けてマスクカバーの外部面又は内部面の辺、若しくは辺付近に結合し、布等を挿入することでマスクとして使用可能としたことを特徴とする。
【0016】
係止具を、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に設けて、マスクカバーをマスク紐に係止してマスクに保持できることを特徴とする。
【発明の効果】
【0017】
複数折りにしたマスクカバーをマスクケースにする構成としたことで、マスク不使用時にマスクケースにマスクを収納すればコンパクトに収納する事ができて、所持するのに便利でありマスクケースの紛失を防ぐことができる。
【0018】
顔から取り外したマスクとマスクカバーの折り方で、マスクの顔接触部分とマスクカバーの外気に触れた面を区分して収納することができるので衛生的である。
【0019】
マスクカバーに、挿入開口部を設けて挿入シートを結合した構成としたので、挿入開口部から不織布、ガーゼ、キッチンペーパーなどを挿入シートに挿入することができるので、挿入する素材を調整して花粉やウィルスなどを軽減するマスクとしての使用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明のマスクキーパー1の図面。(実施例1)
図2】マスクキーパー1のマスクカバーの使用時の図面。
図3】マスクキーパー1の構成を示す図面。
図4】マスクキーパー1とマスクの使用時の図面。
図5】マスクキーパー1とマスクの構成を示す図面。
図6】マスクキーパー1のマスクケースの収納方法を示す図面。
図7】マスクキーパー1のマスクケースの収納方法を示す図面。
図8】マスクキーパー1のマスクをマスクケースに収納した状態を示す図面。
図9】別の実施例のマスクキーパー1-1Aの図面。(実施例2)
図10】マスクキーパー1-1Aのマスクケースの図面。
図11】別の実施例のマスクキーパー1-1Bの図面。(実施例3)
図12】マスクキーパー1-1Bの構成を示す図面。
図13】別の実施例のマスクキーパー1-1Cの構成を示す図面。(実施例4)
図14】マスクキーパー1-1の耳掛け紐の構成図面。
図15】マスクキーパー1-1の通し開口部の図面。
図16】マスクキーパー1-1の通し部の断面図。
図17】別の実施例のマスクキーパー1-2の図面。(実施例5)
図18】別の実施例のマスクキーパー1-3の図面。(実施例6)
図19】マスクキーパー1-3のマスクとの構成を示す図面。
図20】別の実施例のマスクキーパー1-4の断面図。(実施例7)
図21】別の実施例のマスクキーパー1-5の図面。(実施例8)
図22】別の実施例のマスクキーパー101の図面。(実施例9)
図23】マスクキーパー101とマスクの構成を示す図面。
図24】マスクキーパー101のマスクケースの収納方法を示す図面。
図25】マスクキーパー101のマスクケースの収納方法を示す図面。
図26】別の実施例のマスクキーパー201のマスクケースの図面。(実施例10)
図27】マスクキーパー201のマスクカバーの使用時の図面。
図28】マスクキーパー201の構成を示す図面。
図29】マスクキーパー201とマスクの構成を示す図面。
図30】マスクキーパー201のマスクケースの収納方法を示す図面。
図31】マスクキーパー201のマスクケースの収納方法を示す図面。
図32】マスクキーパー201のシート204の状態を示す図面。
図33】マスクキーパー201のマスクをマスクケースに収納した状態を示す図面。
図34】マスクキーパー201をマスクケースにした状態を示す図面。
図35】別の実施例のマスクキーパー201-2の図面。(実施例11)
図36】マスクキーパー201-2の構成を示す図面。
図37】別の実施例のマスクキーパー301の図面。(実施例12)
図38】マスクキーパー301の連結部を示す図面。
図39】マスクキーパー301の連結部の構成を示す図面。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明を実施するための形態について、図面に基づいて説明する。説明において、マスクキーパー1、マスクキーパー1-1A、マスクキーパー1-1B、マスクキーパー1-1C、マスクキーパー1-2、マスクキーパー1-3、マスクキーパー1-4、マスクキーパー1-5、マスクキーパー101のシート面1-a、シート面101-aは外気に触れる面、シート面1-b、シート面1-b3、シート面101-bはマスクカバーの内部面、シート面1-c、シート面1-c1、シート面1-c2、シート面1-c3、シート面101-cは使用方法によりマスク又は顔に接触する面とする。また、マスクカバー使用中の外気と接触する面を表面、マスク又は顔に接触する面を裏面、マスクカバー全体の外部の面を外部面、シートを結合して形成されたマスクカバー内部の面を内部面、マスクカバーを折り返して裏返った面を表と表記しています。そして、特許願に記載のマスクキーパーは、機能によってマスクカバー、マスクケースと呼称を変えています。マスクカバーはマスクに重ねて使用する物、マスクケースはマスクカバーでマスクとマスクカバーを収納したもの又はマスクカバーを収納したものです。
【実施例0022】
実施例1のマスクキーパー1を図1図8に基づいて説明する。図1に図示しているのは、マスクキーパー1のマスクケースとして使用する時の図面である。マスクキーパー1とマスクAを重ねて中央で折り、マスクカバーのシート面1-aを返し手段3を介して折り返して裏返して、シート面1-bでマスクとマスクカバーを覆いマスクケースを形成している。
【0023】
図2図3図4図5図6に図示しているように、マスクキーパー1は、複数に重ねたシートの辺を結合してマスクカバーを形成し、マスクケースを形成するために、結合して形成されたマスクカバーの結合部分の外部面と内部面を使用可能に補整して、マスクカバーの長手方向両端の短手方向に外部面と内部面を連絡する返し手段3を設けて、返し手段3を介してマスクカバーの外部面を折り返して裏返し、内部面を表にしてマスクケースを形成する構成とした。そして、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に、返し手段3の邪魔にならない位置に耳掛け紐2の端部を結合している。返し手段3をマスクカバーの長手方向両端に設けることにより右利き、左利きのどちらも使用が容易な構成とした。実施例では返し手段3を長手方向両端に設けているが、片側でもよく特に限定するものではない。
【0024】
図4図5に図示しているように、マスク使用時には、マスクAとマスクキーパー1を重ねて使用し、図6図7に示しているように、マスク不使用時にマスクをマスクケースに収納するために、顔から取り外して重なった状態のマスクAとマスクキーパー1を、マスクAが内側になるように二つ折りにして、二つ折りにしたマスクキーパー1のシート面1-aの一方を、返し手段3を介してシート面1-bが表になるように折り返して裏返し、二つ折りにしたマスクAとマスクキーパー1を覆ったことで、図8に示したようにマスクとマスクカバーの外気に触れた面を区分して収納する袋状のマスクケースが形成される。形成された袋状のマスクケース内部の、マスクAとシート面1-cの間、若しくは折り返したシート面1-aと折り返していないシート面1-aの間に、耳掛け紐2とマスク紐A-2を収納するとマスクAの顔に接触する部分が衛生的となる。実施例1ではマスクとマスクカバーをマスクの顔に接触する面を合わせて二つ折りにしている。マスクの顔に接触する面がマスクカバーの外気に触れる面に接触することのない折り方を採用すると衛生的であるが、返し手段3を介して複数折りにしたマスクとマスクカバーを一束にして、素早くマスクカバーを折り返して裏返しマスクケースを形成することができればよく、マスクとマスクカバーの折り方、折り数を特に限定するものではない。
【0025】
本願発明のマスクキーパーはマスクカバーの外部面を折り返して裏返し、マスクを収納する袋状のマスクケースを形成するために、シートの裁断部分、結合部分は補整してマスクカバーの外部面、内部面の両面を使用可能とした。
【実施例0026】
実施例2のマスクキーパー1-1Aを図9図10に基づいて説明する。図9図10に図示しているように、マスクキーパー1-1Aは、マスクキーパー1の構成とほぼ同様であるが、重ね合わせたシートの辺を結合して、返し手段3をマスクキーパー1の裏面の長手方向両端の辺付近の短手方向に設けている。マスク使用時には、マスクAとマスクキーパー1-1Aを重ねて使用し、マスク不使用時にマスクAとマスクキーパー1-1Aをマスクケースに収納するために、顔から取り外して重なった状態のマスクAとマスクキーパー1-1Aを、マスクAが内側になるように二つ折りにして、二つ折りにしたマスクキーパー1-1Aのシート面1-aの一方を、返し手段3を介してシート面1-bが表になるように折り返して裏返し、さらにシート面1-c3をシート面1-b3が表になるように折り返して裏返して、マスクAのマスク紐A-2側端部とマスク紐A-2、マスクキーパー1-1Aの耳掛け紐2側端部と耳掛け紐2を覆うことで、図10に示したように、マスクとマスクカバーの外気に触れた面を区分して収納する袋状のマスクケースが形成される。実施例2のマスクキーパー1-1Aは、返し手段3をマスクカバーの裏面の長手方向両端の辺付近の短手方向に設けているが片側でもよく、また場合によっては表面でもよくマスクキーパー1-1Aが最大限に機能すれば特に限定するものではない。
【実施例0027】
実施例3のマスクキーパー1-1Bを図11図12に基づいて説明する。図11に図示しているように、マスクキーパー1-1Bは、マスクキーパー1の構成とほぼ同様であるが、裏面のシート面1-cの下部付近の長手方向に、返し手段3に連絡して切り込み状の返し補助部4を設けている。返し補助部4の返し手段3側端部には伸縮性のある連結部材5を施して、返し手段3が拡張する構成としたので、マスクキーパー1-1Bの外部面を容易に折り返して裏返しをする事ができる。
【0028】
返し補助部4の位置、長さ、形状と、連結部材5の素材、長さ、形状、接合位置、接合方法、有無は、返し手段3の機能を最大限に活用することができて、マスクキーパー1-1Bが最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【実施例0029】
実施例4のマスクキーパー1-1Cを図13図16に基づいて説明する。図13図14図15図16に図示しているように、マスクキーパー1-1Cは、マスクキーパー1の構成とほぼ同様であるが、マスクカバーの長手方向両端の短手方向の表面側と裏面側のそれぞれに、耳掛け紐2を取り付けるための通し部6を設け、通し部6の上下端部には通し開口部3-dを設けてる。
【0030】
図15図16に図示しているように、耳掛け紐2を、マスクカバーのシート面1-a側に設けた通し部6内部の下端付近に耳掛け紐2の端部を結合して、通し部6内部を通して上端の通し開口部3-dから出た耳掛け紐2を、マスクカバーのシート面1-c側に設けた通し部6の下端の通し開口部3-dから通し部6内部を通して、シート面1-c側に設けた通し部6の上端付近に耳掛け紐2の端部を結合している。
【0031】
図15図16は耳掛け紐2の結合位置を図14と変更している。通し部6の上下端に通し開口部3-dを設けることにより図14図15図16のどちらの方法でも耳掛け紐を使用する事ができる。また、マスクカバーの長手方向両端の短手方向の表面側と裏面側に通し部6、通し開口部3-dを設けた事で、マスクカバーの短手方向の長さが調節出来てマスクカバーが使いやすくなる。
【0032】
通し部6の形状、大きさ、素材、結合場所、結合方法と、通し開口部3-dの形状、大きさ、位置と、耳掛け紐2の通し方、結合方法、結合場所は、マスクキーパー1-1Cが最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【実施例0033】
実施例5のマスクキーパー1-2を図17に基づいて説明する。図17に図示しているように、マスクキーパー1-2は、マスクキーパー1の構成とほぼ同様であるが、マスクカバーの長手方向中央付近の短手方向の内部面を結合している。そのように結合することによって、マスクケースとして持ち歩いている時に、マスクケースの形崩れを防止する事ができる。マスクカバーの中央付近の結合方法、結合位置は、マスクキーパー1-2が最大限に機能して形崩れを防止すればよく特に限定するものではない。
【実施例0034】
実施例6のマスクキーパー1-3を図18図19に基づいて説明する。図18図19に図示しているようにマスクキーパー1-3は、複数に重ねたシートの辺を結合してマスクカバーを形成し、マスクケースを形成するために、結合して形成されたマスクカバーの結合部分の外部面と内部面を使用可能に補整して、その長手方向のほぼ中央の短手方向に外部面と内部面を連絡する返し手段3-aを設け、シート面1-aに挿入シート9を重ねて、長手方向両端の短手方向と長手方向の下端を結合して、シート面1-aと挿入シート9の長手方向の上端に挿入開口部3-bを設けている。そして、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に、挿入開口部3-bの邪魔にならない位置に耳掛け紐2の端部を結合している。返し手段3-aを、マスクキーパー1-3裏面のほぼ中央の短手方向に設けたので右利き、左利きのどちらも使用が容易となる。
【0035】
図19に図示しているように、マスク使用時にはマスクキーパー1-3とマスクAを重ねて使用し、マスク不使用時にはマスクをマスクケースに収納するために、顔から取り外して重なった状態のマスクAとマスクキーパー1-3を、それぞれを外側に折り返し、返し手段3-aを介してシート面1-c2をシート面1-bが表なるように折り返して裏返したことで、マスクとマスクカバーの外気に触れた面を区分して収納する袋状のマスクケースが形成される。
【実施例0036】
実施例7のマスクキーパー1-4を図20に基づいて説明する。図20に図示しているのはマスクキーパー1-4の断面図である。マスクキーパー1-4は、マスクキーパー1の構成とほぼ同様であるが、シート面1-bの長手方向のほぼ中央付近の短手方向両端に補助具7を結合した構成である。補助具7を引きながら、返し手段3を介して二つ折りにしたシート面1-aの一方を折り返すと速やかにマスクケースができる。そして、表に露出した補助具7を、マスクケースとなったシート面1-bの表側と裏側から返し手段3の位置に移動させると邪魔にならないし、マスクケースからマスクがはみ出すことを防止できる。又補助具7を可動式にすればマスクケースに収納する事ができる。
【0037】
補助具7の素材、形状、長さ、太さ、結合位置、結合方法は、折り返すシート面を効率よく折り返す補助が出来て、マスクキーパー1-4が最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【実施例0038】
実施例8のマスクキーパー1-5を図19図21に基づいて説明する。図21に図示しているように、マスクキーパー1-5は、マスクキーパー1の構成とほぼ同様であるが、マスクとして使用可能にするためにマスクキーパー1-5内部のシート面1-bに挿入シート9を挿入して、シート面1-bと挿入シート9の長手方向の上端と下端を結合して、長手方向両端の短手方向にシート面1-a側のシート面1-bと挿入シート9で返し手段3を形成し、顔から取り外したマスクキーパー1-5を顔接触面のシート面1-cを内側にして二つ折りにし、返し手段3を介して二つ折りにしたシート面1-aの一方を折り返して裏返して、挿入シート9で分離されたシート面1-a側のシート面1-bと挿入シート9でマスクケースが形成される。そして、長手方向両端の短手方向のシート面1-c側のシート面1-bと挿入シート9で挿入開口部3-bを形成して、挿入開口部3-bから花粉やウィルスを軽減するための布等を挿入すればマスクとしての使用が可能となり、使用時に挿入した布等の落下を防止できる。
【0039】
図19に示したマスクキーパー1-3は、マスクとして使用可能にするために、シート面1-aと挿入シート9を重ねて長手方向両端の短手方向と長手方向下端を接合して、シート面1-aと挿入シート9の長手方向上端に挿入開口部3-bを設けているので、マスク使用時に花粉やウィルスを軽減するための布等を挿入開口部3-bから挿入してマスクとしての使用が可能となり、また、挿入した布等の落下を防ぐことができる。マスクキーパー1-3は、シート面1-aと挿入シート9の長手方向上端に挿入開口部3-bを設けているが、シート面1-aと挿入シート9を重ねて長手方向上下端部を結合して、長手方向の両端、若しくは片側の短手方向に挿入開口部3-bを設けてもよく特に限定するものではない。
【実施例0040】
実施例9のマスクキーパー101を図22図25図に基づいて説明する。図22図23図24に図示しているように、マスクキーパー101は、複数に重ねたシートの辺を結合してマスクカバーを形成し、マスクケースを形成するために、結合して形成されたマスクカバーの結合部分の外部面と内部面を使用可能に補整して、マスクカバーの長手方向両端の短手方向に外部面と内部面を連絡する返し手段3を設けて、返し手段3を介してマスクカバーの外部面を折り返して裏返し、内部面を表にしてマスクケースを形成する構成とし、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に、返し手段3の邪魔にならない位置に係止具102を設けた構成とした。返し手段3をマスクカバーの両端に設けることにより右利き、左利きのどちらも使用が容易な構成とした。
【0041】
図23図24図25に示したように、使用時にマスクキーパー101とマスクAを重ねて使用するために、マスクカバーに設けた係止具102を、マスクAのマスクシートとマスク紐A-2の結合部付近のマスク紐A-2に係止してマスクカバーをマスクに保持し、マスク不使用時にマスクケースに収納するために、顔から取り外して重なった状態のマスクAとマスクキーパー101を、マスクAが内側になるように二つ折りにして、二つ折りにしたシート面101-aの一方を返し手段3を介してシート面101-bが表になるように折り返して裏返したことにより、マスクとマスクカバーの外気に触れた面を区分して収納する袋状のマスクケースが形成される。形成された袋状のマスクケース内部の、マスクAとシート面101-cの間、又は折り返したシート面1-aと折り返していないシート面101-aの間にマスク紐A-2を収納するとマスクAの顔に接触する部分が衛生的となる。
【0042】
係止具102の素材、形状、大きさ、位置、取付方法は、係止具102が容易に破損することなく、マスクキーパー101とマスクAとの着脱が容易でマスクキーパー101が容易に落下することなく、マスクAを安全に使用する事ができて、返し手段3の機能を最大限に活用することができてマスクキーパー101が最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【実施例0043】
実施例10のマスクキーパー201を図26図34に基づいて説明する。マスクキーパー201は実施例4のマスクキーパー1-3の構成を変化させた物である。図26図34に図示しているように、マスクキーパー201は、図26に示したマスクケースにするために、耳掛け紐202と、中心シート203、折り返しシート204、補助シート205と、留め部206と、受け部207で構成されている。中心シート203の長手方向両端の短手方向上下端部に耳掛け紐202の端部を結合し、中心シート203の長手方向両端の短手方向に折り返しシート204を設け、折り返しシート204の上下に留め部206を備えた補助シート205を設けて、中心シート203のシート面203-a、シート面203-cの上下に、補助シート205のシート面205-b、シート面205-dの端部に備えた留め部206と接合できる位置に受け部207を設けた構成とした。シート面205-aをシート面204-aに折り重ね、その面をシート面203-aに折り重ねて、シート面205-bに設けた留め部206とシート面203-aに設けた受け部207を接合して、シート面205-cをシート面204-cに折り重ね、その面をシート面203-cに折り重ねて、シート面205-dに設けた留め部206とシート面203-cに設けた受け部207を接合してマスクカバーを形成し、シート面204-b、 シート面204-dにマスクAを重ねて使用する構成となる。
【0044】
図30図31図32図33に示されているように、マスク使用時にマスクキーパー201とマスクAを重ねて使用し、マスク不使用時にはマスクAを顔接触部分が内側になるよう二つ折りにして、シート面204-d側に設けた耳掛け紐202と、マスク紐A-2が同一方向になるようにシート面204-dに重ね、シート面205-bに設けた留め部206とシート面203-aに設けた受け部207を分離し、シート面203-a、シート面204-a、シート面205-aを一つの面にして、そのシートを中心シート203の中央からマスクAとは反対側に折り返して、更にシート面204-d側の耳掛け紐202とマスク紐A-2と共に中心シート203の中央の折り返し始点まで折り返して、裏返ったシート面204-bを二つ折りにしたマスクAに重ね、図31図32に示しているように、シート面205-bに設けた留め部206と、シート面203-aに設けた受け部207とを接合させるとマスクケースとなる。利き手によりシート面203-a、シート面203-cのどちらの操作も可能な構成となっている。又マスクの顔接触部分が内側になるよう二つ折りにし、中心シート203を中央からマスクAとは反対側に折ったことで、マスクカバーの外気に触れる部分と、マスクの顔接触部分を区分して収納できるのでマスクAの顔に接触する部分が衛生的となる。実施例10では中心シート203の長手方向両端の短手方向に折り返しシート204を設けた構成としているが、長手方向端部の短手方向の片方の端部又は長手方向のほぼ中央から左右のどちらかの上端部、若しくは長手方向のほぼ中央から左右のどちらかの下端部、若しくは左右両方でもよくマスクキーパー201が最大限に機能すれば特に限定するものではない。
【実施例0045】
実施例11のマスクキーパー201-2を図35図36に基づいて説明する。図35図36に図示しているように、マスクキーパー201-2は、マスクキーパー201をマスクとして使用可能にするために、挿入開口部3-cを設けて挿入シート209を結合している。挿入シート209と中心シート203を重ねて、その長手方向の上端と下端を結合して、長手方向両端の短手方向に、中心シート203と挿入シート209の間に挿入開口部3-cを設けた構成とした。その構成としたことで使用時に花粉やウィルスを軽減するための布等を挿入でき、挿入した布等の落下を防止できる。
【実施例0046】
実施例12のマスクキーパー301を図37図39に基づいて説明する。図37に図示しているように、マスクキーパー301は、マスクキーパー201の耳掛け紐202を係止具302に変更した構成となっている。マスクキーパー201の長手方向両端の短手方向上下端部に、シート面304-b、シート面304-dの折り返しの邪魔にならない位置に係止具受308を設けて、係止具受308に係止具302を連結している。マスクキーパー301にはシートに係止部受け308を設けているが、係止具302が有効に機能する構成であれば係止部受け308の有無を特に限定するものではない。
【0047】
図38図39は係止具302と、係止具受308の構成を拡大して示している。係止具302を、係止具受308に連結し、マスクAのマスクシートとマスク紐A-2の結合部付近のマスク紐A-2に係止して、マスクAにマスクキーパー301を保持する構成とした。また、マスクキーパー101、マスクキーパー301に挿入シートを設けた場合、係止具102、係止具302、係止具受308に市販のマスク紐を取り付けてマスクとしての使用も可能となる。
【0048】
係止具302、係止具受308の素材、形状、大きさ、位置、連結方法、取付方法は、係止具302、係止具受308が容易に破損することなく、マスクキーパー103とマスクAとの着脱が容易でマスクキーパー103が容易に落下することなく、マスクAを安全に使用する事ができて、マスクキーパー301が最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【0049】
返し手段3、返し手段3-aの形状、大きさ、数、位置は、返し手段3、返し手段3-aが容易に破損することなく最大限に機能して、本願発明のマスクキーパーが最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。実施例の図面において返し手段3、返し手段3-aは、マスクケースの長手方向の短手方向に設けているが、短手方向の長手方向に設けてもよく特に限定するものではない。
【0050】
シートの形状、大きさ、素材、数、組み合わせ、結合方法、結合位置は、強度と柔軟性があり本願発明のマスクキーパーが最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【0051】
挿入シート9、挿入シート209の形状、大きさ、素材、結合場所、結合方法、結合位置と、挿入開口部3-b、挿入開口部3-cの形状、大きさ、位置は、強度と柔軟性があり容易に破損することなくマスクとしての機能を最大限に活用できて、本願発明のマスクキーパーが最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【0052】
耳掛け紐2、耳掛け紐202の位置、形状、長さ、素材、結合方法、取付方法は、強度と伸縮性があり容易に破損することなく耳掛け紐2、耳掛け紐202を安全に耳にかけて使用でき、返し手段3、返し手段3-a、挿入開口部3-b、挿入開口部3-cの機能を最大限に活用する事ができて、本願発明のマスクキーパーが最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【0053】
留め部206、受け部207、留め部306、受け部307の位置、素材、形状、大きさ、結合方法、接合方法は、強度があり容易に破損することなく繰り返し使用する事ができ、留め部206と受け部207、留め部306と受け部307が自在に脱着できて、マスクキーパー201、マスクキーパー201-2、マスクキーパー301が最大限に機能する構成であればよく特に限定するものではない。
【符号の説明】
【0054】
1 マスクキーパー
1-1A マスクキーパー
1-1B マスクキーパー
1-1C マスクキーパー
1-2 マスクキーパー
1-3 マスクキーパー
1-4 マスクキーパー
1-5 マスクキーパー
1-a シート面
1-b シート面
1-b3 シート面
1-c シート面
1-c1 シート面
1-c2 シート面
1-c3 シート面
2 耳掛け紐
A マスク
A-2 マスク紐
3 返し手段
3-a 返し手段
3-b 挿入開口部
3-c 挿入開口部
3-d 通し開口部
4 返し補助部
5 連結部材
6 通し部
7 補助具
9 挿入シート
101 マスクキーパー
101-a シート面
101-b シート面
101-c シート面
102 係止具
201 マスクキーパー
201-2 マスクキーパー
202 耳掛け紐
203 中心シート
203-a シート面
203-c シート面
204 折り返し シート
204-a シート面
204-b シート面
204-c シート面
204-d シート面
205 補助シート
205-a シート面
205-b シート面
205-c シート面
205-d シート面
206 留め部
207 受け部
209 挿入シート
301 マスクキーパー
302 係止具
304-b シート面
304-c シート面
304-d シート面
305-a シート面
305-b シート面
305-d シート面
306 留め部
307 受け部
308 係止具受
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34
図35
図36
図37
図38
図39
【手続補正書】
【提出日】2022-06-27
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、複数のシート、若しくは1枚のシートと、返し手段と、耳掛け紐とからなり、複数のシート、若しくは1枚のシートは、マスクカバーとマスクケースを形成するものであって、複数のシートは重ね合わせて、1枚のシートは折り返して、それらのシートの辺を結合し、その結合したシートの裁断部分、結合部分は補整して、外部面と内部面の両面を使用可能にしてマスクカバーを形成し、返し手段は、マスクカバーの外部面と内部面を連絡してマスクカバーを折り返しができる構成とし、マスクカバーの辺、若しくは辺付近の少なくとも1か所に設けて、マスクケースを形成するものであって、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを一束にして、マスクカバーの外部面を折り返して裏返しができる構成とし、返し手段を介して、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーの長さの、マスクカバーの外部面を折り返えして裏返して、表となったマスクカバーの内部面で、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とするマスクキーパー。
【請求項2】
マスクカバーの少なくとも1か所に、連結部材で伸縮を可能にした返し補助部を、返し手段に連絡して返し手段を拡張できるように設けたことを特徴とする請求項1に記載のマスクキーパー。
【請求項3】
スクカバーの長手方向両端の短手方向の表面側と裏面側に、上 端付近から下端付近に、耳掛け紐が通る空間を備えた通し部をそれぞれに設けて、通し部には、表面側の上端付近と裏面側の下端付近、表面側の下端付近と裏面側の上端付近、又は表面側と裏面側の上下端付近のいずれかに、耳掛け紐を、通し部に通すための通し開口部を設けて、耳掛け紐を取付け可能にしたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項4】
マスクケースの型崩れを防止するために、マスクカバーの長手方向のほぼ中央の短手方向内部を結合したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項5】
返し手段を、マスクカバー裏面の長手方向のほぼ中央の短手方向に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項6】
し手段を効率的に活用するために、マスクカバー内部に、マスク カバーを折り返して裏返す補助をするための補助具を、マスクケース使用時の返し手段とは反対の辺付近の、返し手段と平衡に折り返しができる位置に設けたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項7】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不 使用時にマスクケースとして使用するものであって、脱着可能に留め部と受け部を設けてシートの一部を可動可能としたシートと、耳掛け紐とからなり、シートは、折り返し位置を変更して、留め部と受け部を接合してマスクカバー、マスクケースを形成するものであって、中心シート、折り返しシート、補助シートで構成し、中心シートは留め部と接合する位置に受け部を備え、中心シートの長手方向両端の短手方向、若しくは片方の端部の短手方向に折り返しシートを設け、折り返しシートの上下端部に留め部を備えた補助シートを設け、シートの裁断部分、結合部分は補整して、シートを外部面と内部面の両面を使用可能にした構成とし、中心シートに折り返しシート、補助シートを折り重ねて、その補助シートの留め部と中心シートの受け部を接合してマスクカバーを形成し、重ねて使用したマスクとマスクカバーのそれぞれを外側に複数折りにし、マスクカバーの補助シートの留め部と中心シートの受け部を分離して、折り返しシートを、複数折りにしたマスク側に折り返して裏返し、さらに補助シートを折り返して裏返して、補助シートの留め部と中心シートの受け部を接合したことで、表となったマスクカバーの内部面で、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とするマスクキーパー。
【請求項8】
挿入シートを、少なくとも1か所に挿入開口部を設けてマスクカバーの外部面又は内部面の辺、若しくは辺付近に結合し、布等を挿入することでマスクとして使用可能としたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6又は請求項7のいずれかに記載のマスクキーパー。
【請求項9】
係止具を、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に設けて、マスクカバーをマスク紐に係止してマスクに保持できることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8のいずれかに記載のマスクキーパー。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、複数のシート、若しくは1枚のシートと、返し手段と、耳掛け紐とからなり、複数のシート、若しくは1枚のシートは、マスクカバーとマスクケースを形成するものであって、複数のシートは重ね合わせて、1枚のシートは折り返して、それらのシートの辺を結合し、その結合したシートの裁断部分、結合部分は補整して、外部面と内部面の両面を使用可能にしてマスクカバーを形成し、返し手段は、マスクカバーの外部面と内部面を連絡してマスクカバーを折り返しができる構成とし、マスクカバーの辺、若しくは辺付近の少なくとも1か所に設けて、マスクケースを形成するものであって、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを一束にして、マスクカバーの外部面を折り返して裏返しができる構成とし、返し手段を介して、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーの長さの、マスクカバーの外部面を折り返えして裏返して、表となったマスクカバーの内部面で、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
マスクカバーの少なくとも1か所に、連結部材で伸縮を可能にした返し補助部を、返し手段に連絡して返し手段を拡張できるように設けたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
スクカバーの長手方向両端の短手方向の表面側と裏面側に、上端付近から下端付近に、耳掛け紐が通る空間を備えた通し部をそれぞれに設けて、通し部には、表面側の上端付近と裏面側の下端付近、表面側の下端付近と裏面側の上端付近、又は表面側と裏面側の上下端付近のいずれかに、耳掛け紐を、通し部に通すための通し開口部を設けて、耳掛け紐を取付け可能にしたことを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
し手段を効率的に活用するために、マスクカバー内部に、マスクカバーを折り返して裏返す補助をするための補助具を、マスクケース使用時の返し手段とは反対の辺付近の、返し手段と平衡に折り返しができる位置に設けたことを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
マスク使用時にマスクに重ねて使用するマスクカバーを、マスク不使用時にマスクケースとして使用するものであって、脱着可能に留め部と受け部を設けてシートの一部を可動可能としたシートと、耳掛け紐とからなり、シートは、折り返し位置を変更して、留め部と受け部を接合してマスクカバー、マスクケースを形成するものであって、中心シート、折り返しシート、補助シートで構成し、中心シートは留め部と接合する位置に受け部を備え、中心シートの長手方向両端の短手方向、若しくは片方の端部の短手方向に折り返しシートを設け、折り返しシートの上下端部に留め部を備えた補助シートを設け、シートの裁断部分、結合部分は補整して、シートを外部面と内部面の両面を使用可能にした構成とし、中心シートに折り返しシート、補助シートを折り重ねて、その補助シートの留め部と中心シートの受け部を接合してマスクカバーを形成し、重ねて使用したマスクとマスクカバーのそれぞれを外側に複数折りにし、マスクカバーの補助シートの留め部と中心シートの受け部を分離して、折り返しシートを、複数折りにしたマスク側に折り返して裏返し、さらに補助シートを折り返して裏返して、補助シートの留め部と中心シートの受け部を接合したことで、表となったマスクカバーの内部面で、重ねて複数折りにしたマスクとマスクカバーを収納する袋状のマスクケースを形成し、耳掛け紐は、耳にかけてマスクカバーを顔に保持するものであって、マスクカバーの長手方向両端の短手方向上下端部に取り付けたことを特徴とする。