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  • 特開-換気ダクト 図1
  • 特開-換気ダクト 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022015211
(43)【公開日】2022-01-21
(54)【発明の名称】換気ダクト
(51)【国際特許分類】
   F24F 7/08 20060101AFI20220114BHJP
   F24F 13/28 20060101ALI20220114BHJP
   F24F 13/02 20060101ALI20220114BHJP
   F24F 13/20 20060101ALI20220114BHJP
   B01D 46/10 20060101ALI20220114BHJP
   B01D 46/00 20220101ALI20220114BHJP
【FI】
F24F7/08 101G
F24F7/08 101N
F24F13/28
F24F13/02 A
F24F13/20 205
F24F13/02 F
F24F13/02 B
B01D46/10 B
B01D46/10 C
B01D46/00 F
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020117909
(22)【出願日】2020-07-08
(71)【出願人】
【識別番号】593012310
【氏名又は名称】菱熱工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100101856
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 日出夫
(72)【発明者】
【氏名】細萱 修治
(72)【発明者】
【氏名】都築 拓也
【テーマコード(参考)】
3L080
4D058
【Fターム(参考)】
3L080AA02
3L080AA08
3L080AC03
3L080AC05
3L080AD02
4D058JA12
4D058JB50
4D058KC04
4D058MA12
4D058MA15
4D058TA01
4D058UA25
(57)【要約】
【課題】熱交換換気装置の設置に係る作業負荷を低減することができる換気ダクトを提供する。
【解決手段】施設内に配置されて施設外と施設内との換気を行う熱交換換気装置2に流体接続される換気ダクト1であって、内部に排気空間と外気空間とを画成し、熱交換換気装置2が設置される設置状態において熱交換換気装置2の排気孔と排気空間とを連通可能な位置に形成された第1連通孔101Aと、設置状態において熱交換換気装置2の外気孔と外気空間とを連通可能な位置に形成された第2連通孔101Bとを有する本体部2と本体部2の上方に設けられるとともに、排気空間と連通して略上下方向を向く排気流路と、外気空間と連通して略上下方向を向く外気流路とを有し、排気流路と外部とを上下方向に直行する一方向に連通する第3連通孔111Aと、外気流路と外部とを一方向に連通する第4連通孔111Bとが形成された流路部11とを備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
施設内に配置されて施設外と施設内との換気を行う熱交換換気装置に流体接続される換気ダクトであって、
内部に排気空間と外気空間とを画成し、前記熱交換換気装置が設置される設置状態において前記熱交換換気装置の排気孔と前記排気空間とを連通可能な位置に形成された第1連通孔と、前記設置状態において前記熱交換換気装置の外気孔と前記外気空間とを連通可能な位置に形成された第2連通孔とを有する本体部と
前記本体部の上方に設けられるとともに、前記排気空間と連通して略上下方向を向く排気流路と、前記外気空間と連通して略上下方向を向く外気流路とを有し、前記排気流路と外部とを上下方向に直行する一方向に連通する第3連通孔と、前記外気流路と外部とを前記一方向に連通する第4連通孔とが形成された流路部と
を備える換気ダクト。
【請求項2】
前記本体部及び前記流路部は、透過性を有する部材により形成されることを特徴とする請求項1に記載の換気ダクト。
【請求項3】
前記本体部は、空気を濾過可能なエアフィルタを前記外気空間内に着脱可能に形成されるとともに、該エアフィルタの上方において前記外気空間内に噴霧器のノズルを挿通可能な外気挿通孔が設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の換気ダクト。
【請求項4】
前記本体部は、空気を濾過可能なエアフィルタを前記排気空間内に着脱可能に形成されるとともに、該エアフィルタの上方において前記排気空間内に噴霧器のノズルを挿通可能な排気挿通孔が設けられることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の換気ダクト。
【請求項5】
前記本体部は、前記外気空間内におけるエアフィルタの着脱位置の下方に着脱可能に設けられ、液体を貯留可能に形成された外気貯留容器を更に有することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の換気ダクト。
【請求項6】
前記本体部は、前記排気空間内におけるエアフィルタの着脱位置の下方に着脱可能に設けられ、液体を貯留可能に形成された排気貯留容器を更に有することを特徴とする請求項4に記載の換気ダクト。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換換気装置に接続されるダクトに関するものである。
【背景技術】
【0002】
公共、私設の施設等において、排気熱から暖房熱や冷熱を回収することによって冷暖房熱の損失を抑制しつつ換気を行う熱交換換気装置が用いられている。このような熱交換換気装置による排気及び吸気は、一般的にダクトを介してなされる。
【0003】
なお、関連する技術として、並列且つ一体的に形成された第1の空気通路および第2の空気通路を有し、両通路の仕切り部分に前記各通路を通過する空気との間に熱交換を行う熱交換部を備えていることを特徴とした換気用ダクト、が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平3-251639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、熱交換換気装置を施設内に設置する場合、施設内において、熱交換換気装置と施設外とを流体接続するダクトを設置する工事が必要となり、熱交換換気装置の設置作業が煩雑となる、という問題があった。
【0006】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、熱交換換気装置の設置に係る作業負荷を低減することができる換気ダクトを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、施設内に配置されて施設外と施設内との換気を行う熱交換換気装置に流体接続される換気ダクトであって、内部に排気空間と外気空間とを画成し、前記熱交換換気装置が設置される設置状態において前記熱交換換気装置の排気孔と前記排気空間とを連通可能な位置に形成された第1連通孔と、前記設置状態において前記熱交換換気装置の外気孔と前記外気空間とを連通可能な位置に形成された第2連通孔とを有する本体部と前記本体部の上方に設けられるとともに、前記排気空間と連通して略上下方向を向く排気流路と、前記外気空間と連通して略上下方向を向く外気流路とを有し、前記排気流路と外部とを上下方向に直行する一方向に連通する第3連通孔と、前記外気流路と外部とを前記一方向に連通する第4連通孔とが形成された流路部とを備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、熱交換換気装置の設置に係る作業負荷を低減することができる換気ダクトを実現できる。本発明のその他の効果については、以下の発明を実施するための形態の項でも説明する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】実施形態に係る熱交換換気システムの全体構成を示す概略図である。
図2】実施形態に係る熱交換換気システムの構成を示す概略斜視図である。
図3】実施形態に係る熱交換換気システムの構成を示す概略側面図である。
図4】実施形態に係る換気ダクト及び噴霧器の構成を示す概略正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
【0011】
図1図4を参照して、本実施形態に係る熱交換換気システムの構成を説明する。図1は、本実施形態に係る熱交換換気システムの全体構成を示す概略図である。図2図3は、それぞれ、本実施形態に係る熱交換換気システムの構成を示す概略斜視図、概略側面図である。図4は、本実施形態に係る換気ダクト及び噴霧器の構成を示す概略正面図である。
【0012】
なお、以下の説明において、各構成要素に付される数字符号に続くアルファベットは、同一構成の異なる2つの部材を区別して示すものであり、2つの部材を区別せずに示す場合にはアルファベットを省略して数字符号のみを付して呼称する。
【0013】
(熱交換換気システム)
図1に示すように、本実施形態に係る熱交換換気システムは、例えば、学校のような施設内において、窓Wが設けられる開口が形成された壁面近傍に設置され、換気ダクト1と熱交換換気装置2とを備える。また、換気ダクト1の一部と熱交換換気装置2は、キャスターにより移動可能に構成された台車3上に設置される。なお、以降の説明において、換気ダクト1と熱交換換気装置2とが設置される施設内の壁面側を後方、その逆側を前方とし、前後方向及び上下方向に直行する方向を側方向とする。
【0014】
(熱交換換気装置)
熱交換換気装置2は、施設外からの空気を装置内に引き込むための外気孔と、装置内の空気を施設外へ排気するための排気孔と、装置内の空気を施設内へ給気するための給気孔と、施設内の空気を装置内に引き込むための環気孔と、換気によって損失する熱を回収する熱交換器とを備え(いずれも不図示)、施設内の温度変化を低減させつつ換気を行うものである。外気孔及び排気孔はいずれも熱交換換気装置2における一側面に設けられ、側方向に互いに異なる位置に設けられる。
【0015】
(換気ダクト)
図2及び図3に示すように、換気ダクト1は、熱交換換気装置2の形状に対応して略直方体状に形成されるとともに内部に濾過空間を画成する本体部10と、本体部10に対して上方に延在するように形成され、内部に流路空間を画成する流路部11と、窓Wが開けられることにより一部が開放された施設の開口部を閉塞する板状の部材である閉塞部13と、流路部11と閉塞部13とを接続する接続部14とを備える。なお、本体部10及び流路部11は、アクリル樹脂やガラスなどの透過性を有する部材により形成される。
【0016】
(本体部)
図2に示すように、本体部10には、全体として前後方向及び上下方向に延在する板状に形成され、濾過空間を2つの空間に分断する隔壁部100が内部に設けられる。この隔壁部100によって、濾過空間は排気濾過空間と外気濾過空間とに側方向に分離される。換気ダクト1は、熱交換換気装置2において外気孔及び排気孔が形成される側面に本体部10の一側面を向けるように設置され、この本体部10の一側面には、排気濾過空間と熱交換換気装置2の排気孔とを連通させる連通孔101Aが形成されるとともに、外気濾過空間と熱交換換気装置2の外気孔とを連通させる連通孔101Bが形成される。連通孔101は、換気ダクト1を熱交換換気装置2と同一の設置面に載置した際に、熱交換換気装置2の排気孔及び外気孔に対して、上下方向及び側方向における位置が略一致するように位置に設けられる。
【0017】
本体部10は、排気濾過空間内においてフィルタ113A及び貯留容器106Aを収容可能に形成されるとともに、外気濾過空間内にフィルタ113B及び貯留容器106Bを収容可能に形成される。また、本体部10において側方向に対向する二側面のそれぞれのうち、排気濾過空間を画成する一方の側面において、フィルタ102A、貯留容器105Aを本体部10のそれぞれを本体部10の外部に取り出し可能に形成された取出口103A、取出口106Aが設けられるとともに、外気濾過空間を画成する他方の側面において、フィルタ102B、貯留容器105Bを本体部10のそれぞれを本体部10の外部に取り出し可能に形成された取出口103B、取出口106Bが設けられる。
【0018】
フィルタ102は、平板状に形成され、空気中の塵埃を取り除くエアフィルタであり、濾過空間において、貯留容器106及び連通孔101より上方に位置し、且つその面内方向が上下方向に直行するように載置される。本実施形態においては、フィルタ102は、その面内方向が前後方向及び側方向に平行するように、即ち水平方向に平行するように濾過空間内に載置されるものとする。
【0019】
本体部10の上面には、排気濾過空間と本体部10の外部とを連通するように設けられた挿通孔104Aと、外気濾過空間と本体部10の外部とを連通するように設けられた挿通孔104Bとが設けられる。挿通孔104は、熱交換換気装置2の運転時には蓋部109(図3図4参照)により閉塞されるものとする。なお、挿通孔104及び貯留容器106の機能については後述する。
【0020】
(流路部)
流路部11は、図2に示すように、全体として、上下方向に延在して開放された下端が本体部10の上面に接続され、上面により上端が閉塞された略方形筒状に形成され、流路空間を2つの流路に分断する隔壁部110が内部に設けられる。この隔壁部110によって、2つの流路のうち一方が本体部10における排気濾過空間と連通する排気流路として画成され、他方が本体部10における外気濾過空間と連通する外気流路として画成される。流路部11における後方側面における上端近傍には、流路部11の外部と排気流路とを連通する連通孔111Aと、流路部11の外部と外気流路とを連通する連通孔111Bとが設けられる。
【0021】
(閉塞部)
閉塞部13の構成について説明する。閉塞部13は、上述したように、窓Wが開けられることにより一部が開放された施設の開口部を閉塞する板状の部材であり、図2図4に示すように、後に詳述する接続部14を介して流路部11の排気流路と施設外部とを連通する排気開口131Aと、同様に接続部14を介して流路部11の外気流路と施設外部とを連通する外気開口131Bとが上方側に形成される。
【0022】
(接続部)
接続部14の構成について説明する。接続部14は、図2図4に示すように、内部に接続流路を画成するように全体として両端が開口された略方形筒状に形成されるとともに、接続流路を排気接続流路と外気接続流路との2つの流路に分断する隔壁部140が内部に設けられる。接続部14の側面及び隔壁部140は、シリコンゴムなどの可撓性を有する部材により蛇腹状に形成され、これによって、接続部14が接続流路の流路方向に伸縮自在に構成される。
【0023】
また、接続部14は、一方の開口が流路部11に接続可能に形成されるとともに、他方の開口が閉塞部13に接続可能に形成され、接続状態において、接続部14は、流路部11に設けられた連通孔111Aと閉塞部13の排気開口131Aとを排気接続流路を介して流体接続するとともに、流路部11に設けられた連通孔111Bと閉塞部13の外気開口131Bとを外気接続流路を介して流体接続する。
【0024】
接続部14は、接続状態においてその流路方向が前後方向を向き、この際、前後方向に伸縮可能となる。これによって、閉塞部13と換気ダクト1との前後方向距離が調整可能となる。例えば、施設の開口部に対して施設内側に設けられた手すりH(図1図3参照)の前後方向位置に合わせて換気ダクト1の設置位置を調整することができる。
【0025】
(換気ダクトにおける流路)
換気ダクト1における流路について説明する。図4に示すように、熱交換換気装置2の排気孔から排出された空気は、本体部10の挿通孔101Aを介して排気濾過空間に流入し、流路部11の排気流路を通過し、接続部14を介して施設の外部に排出される。排気濾過空間から排気流路へ流入する空気は、本体部10に装着されたフィルタ103Aによって清浄される。
【0026】
また、熱交換換気装置2が外気孔から装置内に施設外の空気を引き込む際には、接続部14を介して流路部11の外気流路に空気が流入し、本体部10の外気濾過空間を通過し、本体部10の挿通孔101Bを介して熱交換換気装置2内に引き込まれる。外気流路から外気濾過空間へ流入する空気は、本体部10に装着されたフィルタ103Bによって清浄される。
【0027】
(フィルタの洗浄方法)
フィルタ103の洗浄方法について説明する。本体部10に装着されたフィルタ103は、上述したように、取出口103から本体部10の外部に取り出し可能となっており、フィルタ103は、洗浄または交換時において、取出口103から取り出される。また、噴霧器4を用いることによって、濾過空間内に載置された状態でフィルタ103を洗浄可能となっている。
【0028】
噴霧器4は、少なくとも除菌効果を有する薬剤を貯留するタンク40と、タンク40内を加圧するためのピストン41と、噴霧ノズル42とを備え、ピストン41によりタンク40内を加圧した後、噴霧ノズル42に設けられたレバーなどの操作部(不図示)が操作されることによって、噴霧ノズル42から霧化された薬剤を噴出する。
【0029】
濾過空間内に載置された状態でフィルタ103を洗浄する場合、洗浄作業を行う作業者が、蓋部109が取り外されて開放された挿通孔104から噴霧器4の噴霧ノズル42を濾過空間内に挿通し、噴霧ノズル42から薬剤を噴出させることによって薬剤をフィルタ103に散布する。薬剤の散布によって、フィルタ103が殺菌されるとともに、フィルタ103に捕集された塵埃を含んだ薬剤が下方に落下する。
【0030】
下方に落下した薬剤は、フィルタ103の下方に設けられた貯留容器106に貯留され、作業員は、洗浄作業が終了した後、貯留容器105を取出口106から本体部10の外部に取り出し、貯留された薬剤を廃棄して本体部10内に収容する。
【0031】
本実施形態に係る換気ダクト1によれば、床面等に設置可能な本体部10と上方に延在する流路部11とを備えることによって、熱交換換気装置2を設置するたびに施設外と熱交換換気装置2とを接続するダクトを構築するため工事が不要となる。また、本体部10及び流路部11の全体が透過性を有する素材により形成されているため、作業者が濾過空間及び流路空間内の状態、特に衛生状態を容易に視認することができる。
【0032】
また、フィルタ103を着脱可能に形成された本体部10において、噴霧ノズル42を濾過空間内に挿入可能に挿通孔104を形成することによって、フィルタ103を取り外すことなく、フィルタ103の除菌、洗浄を行うことができる。更に、フィルタ103の下方に着脱可能に貯留容器105を設けることによって、清掃作業後に汚染された薬剤を容易に廃棄することができる。
【0033】
なお、上述した実施形態において、排気濾過空間、外気濾過空間のそれぞれ対して、1つの挿通孔104をそれぞれ設けることとしたが、排気濾過空間、外気濾過空間のそれぞれに対して、複数の挿通孔104を設けるようにしても良い。この際、複数の挿通孔104を前後方向や左右方向に互いに異ならせることによって、噴霧器4により薬剤を噴霧可能な領域を拡張することができる。
【0034】
本発明は、その要旨または主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができる。そのため、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示すものであって、明細書本文には、何ら拘束されない。更に、特許請求の範囲の均等範囲に属する全ての変形、様々な改良、代替および改質は、全て本発明の範囲内のものである。
【符号の説明】
【0035】
1 換気ダクト
10 本体部
11 流路部
101A 連通孔(第1連通孔)
101B 連通孔(第2連通孔)
111A 連通孔(第3連通孔)
111B 連通孔(第4連通孔)
図1
図2
図3
図4