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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022155036
(43)【公開日】2022-10-13
(54)【発明の名称】学校における徴収金管理システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 20/14 20120101AFI20221005BHJP
   G06Q 20/10 20120101ALI20221005BHJP
   G06Q 50/10 20120101ALI20221005BHJP
【FI】
G06Q20/14
G06Q20/10 300
G06Q50/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021058358
(22)【出願日】2021-03-30
(71)【出願人】
【識別番号】521134617
【氏名又は名称】福井ネット株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003203
【氏名又は名称】弁理士法人大手門国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】長谷川 正範
(72)【発明者】
【氏名】椋木 陽一郎
【テーマコード(参考)】
5L049
5L055
【Fターム(参考)】
5L049CC11
5L055AA33
(57)【要約】
【課題】 学校において教材費や給食費等の徴収金管理に使用することができ、更に徴収計画の立案や徴収計画に基づく生徒個別の徴収月額の算出を容易に行える学校における徴収金管理システムを提供すること。
【解決手段】 コンピュータを用いた学校における徴収金管理システムにおいて、生徒情報記憶手段と、品目情報記憶手段と、徴収品目管理画面の出力手段と、例外設定画面の出力手段と、前記例外設定画面において、例外属性情報を有する生徒の標準単価情報を標準外単価情報に変更して入力する入力手段と、前記徴収品目の標準単価情報および標準外単価情報に基づき、所定の徴収月におけるクラス内の各生徒の徴収額を集計して生徒別月額情報を算出し、生徒情報および生徒別月額情報から生徒別の徴収データを生成する徴収データ生成手段と、を備えて構成した。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータを用いた学校における徴収金管理システムであって、
生徒情報入力画面から入力された生徒の識別情報、クラス情報および例外属性情報を含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶手段と、
品目情報入力画面から入力された徴収品目の識別情報、対象クラス情報、月単位の標準単価情報および徴収月情報を含む品目情報を記憶する品目情報記憶手段と、
前記徴収品目の品目情報と、クラス情報が対象クラス情報と一致し、かつ、例外属性情報を有する生徒の人数または有無をリスト化して出力する徴収品目管理画面の出力手段と、
前記徴収品目管理画面において、例外属性情報を有する生徒が徴収対象に含まれる徴収品目を選択して入力したとき、生徒の識別情報および例外属性情報をリスト化して出力する例外設定画面の出力手段と、
前記例外設定画面において、例外属性情報を有する生徒の標準単価情報を標準外単価情報に変更して入力する入力手段と、
前記徴収品目の標準単価情報および標準外単価情報に基づき、所定の徴収月におけるクラス内の各生徒の徴収額を集計して生徒別月額情報を算出し、生徒情報および生徒別月額情報から生徒別の徴収データを生成する徴収データ生成手段と、を備えた学校における徴収金管理システム。
【請求項2】
前記品目情報入力画面において、月単位の標準単価情報および徴収月情報を入力する入力手段を備え、かつ、入力された標準単価情報および徴収月情報をリスト化して出力する徴収品目別の標準徴収計画画面の出力手段を備えた、請求項1記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項3】
前記品目情報の中に徴収品目の標準数量情報が含まれると共に、前記徴収品目別の標準徴収計画画面において標準数量情報を入力する入力手段を備え、かつ、前記例外設定画面において例外属性情報を有する生徒の標準数量情報を標準外数量情報に変更して入力する入力手段を備えた、請求項2記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項4】
前記品目情報入力画面において、徴収品目の徴収対象となるクラスを、学校単位、学年単位またはクラス単位で指定して入力する入力手段を備えた、請求項1~3の何れか一つに記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項5】
前記徴収品目の標準単価情報に基づき、各月におけるクラス内の一人の生徒が徴収される徴収額を集計して標準合計月額情報として算出し、標準合計月額情報および徴収月情報をリスト化して出力するクラス別の標準徴収計画画面の出力手段を備えた、請求項1~4の何れか一つに記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項6】
前記生徒情報の例外属性情報の中に学校内に在籍する兄弟情報、就学援助情報、性別情報、転入情報または転出情報が含まれる、請求項1~5の何れか一つに記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項7】
前記生徒別の徴収データから集金用の振替依頼データを生成する振替依頼データ生成手段を備えた、請求項1~6の何れか一つに記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項8】
振替結果データを取り込んで、生徒の識別情報、支払方法情報、生徒別月額情報、振替結果情報、未収金情報をリスト化して表示する入金管理画面の出力手段を備えた、請求項1~7の何れか一つに記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項9】
前記入金管理画面において未収金を有する生徒を選択して入力したとき、入金額を変更して入力する入金編集画面の出力手段を備え、かつ、この入金編集画面において入金額が入力されたとき、前記入金管理画面において生徒別月額情報から入金額を差し引いた未収金情報が表示される、請求項8記載の学校における徴収金管理システム。
【請求項10】
振替結果データを取り込んで、振替結果情報、親口座に入金された合計徴収額情報および親口座から子口座への合計移動額情報をリスト化して表示する資金移動管理画面の出力手段、並びに品目情報、子口座の現在残高情報から算出された支払可能額情報、支払済金額情報、支払予定額情報をリスト化して表示する納入業者への支払登録画面の出力手段を備えた、請求項1~9の何れか一つに記載の学校における徴収金管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、学校において教材費や給食費等の徴収金管理に使用される学校における徴収金管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
小学校や中学校等においては、教材費や給食費、修学旅行等の積立費、PTA会費等の集金を学校側が行う必要があり、クラスの担任教師が生徒に集金袋を渡して保護者から各種費用を徴収する方法が一般的である。しかしながら、クラス内の各生徒は、様々な条件(教材の種類や兄弟の有無、就学補助等)で徴収する費用が異なるケースも多いため、担任教師は各生徒の集金額を個別に算出して集金袋に記載する必要がある。
【0003】
また上記各種費用の集金を現金で行う場合、現金が入った集金袋を生徒が学校に持参する必要があるため、通学時に紛失する危険があるだけでなく、集金額の過不足の確認や学校の口座に入金するまでの現金の保管など、学校側の負担も大きくなる。そこで、従来においては、集金袋を電子化して保護者が学校の口座に各種費用の振り込みを直接行えるようにするシステムも提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
しかしながら、上記電子集金袋を用いたシステムは、担任教師が生徒の集金額を算出する作業について何らサポートがないため、集金額が生徒一律の場合には良いものの、生徒の集金額を個別に算出する必要がある場合、担任教師の負担が大きくなる。特に教材費等の金額が大きい費目を徴収する場合、所定の月に徴収額が偏らないように徴収計画を立てる必要があるが、徴収計画に基づいて毎月の集金額を計算する作業は手間がかかる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平4-88949号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記従来技術の問題を解決することを課題としており、要約すると学校において教材費や給食費等の徴収金管理に使用することができ、更に徴収計画の立案や徴収計画に基づく生徒個別の徴収月額の算出を容易に行える学校における徴収金管理システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記コンピュータを用いた学校における徴収金管理システムにおいて、生徒情報入力画面から入力された生徒の識別情報、クラス情報および例外属性情報を含む生徒情報を記憶する生徒情報記憶手段と、品目情報入力画面から入力された徴収品目の識別情報、対象クラス情報、月単位の標準単価情報および徴収月情報を含む品目情報を記憶する品目情報記憶手段と、前記徴収品目の品目情報と、クラス情報が対象クラス情報と一致し、かつ、例外属性情報を有する生徒の人数または有無をリスト化して出力する徴収品目管理画面の出力手段と、前記徴収品目管理画面において、例外属性情報を有する生徒が徴収対象に含まれる徴収品目を選択して入力したとき、生徒の識別情報および例外属性情報をリスト化して出力する例外設定画面の出力手段と、前記例外設定画面において、例外属性情報を有する生徒の標準単価情報を標準外単価情報に変更して入力する入力手段と、前記徴収品目の標準単価情報および標準外単価情報に基づき、所定の徴収月におけるクラス内の各生徒の徴収額を集計して生徒別月額情報を算出し、生徒情報および生徒別月額情報から生徒別の徴収データを生成する徴収データ生成手段と、を備えて構成することで上記課題を解決した。
【0008】
また本発明では、上記品目情報入力画面において、月単位の標準単価情報および徴収月情報を入力する入力手段を備え、かつ、入力された標準単価情報および徴収月情報をリスト化して出力する徴収品目別の標準徴収計画画面の出力手段を備えた構成を採用できる。
【0009】
また本発明では、上記品目情報の中に徴収品目の標準数量情報を含めると共に、上記徴収品目別の標準徴収計画画面において標準数量情報を入力する入力手段を備え、かつ、上記例外設定画面において例外属性情報を有する生徒の標準数量情報を標準外数量情報に変更して入力する入力手段を備えることもできる。
【0010】
また本発明では、上記品目情報入力画面において、徴収品目の徴収対象となるクラスを、学校単位、学年単位またはクラス単位で指定して入力する入力手段を備えることもできる。
【0011】
また本発明では、各月の各生徒の徴収額を容易に把握できるように、上記徴収品目の標準単価情報に基づき、各月におけるクラス内の一人の生徒が徴収される徴収額を集計して標準合計月額情報として算出し、標準合計月額情報および徴収月情報をリスト化して出力するクラス別の標準徴収計画画面の出力手段を備えることもできる。
【0012】
また本発明では、生徒別の例外設定をより詳細に行えるように、上記生徒情報の例外属性情報の中に学校内に在籍する兄弟情報、就学援助情報、性別情報、転入情報または転出情報を含めることができる。
【0013】
また本発明では、委託者に口座振替依頼を容易に行えるようにするために、上記生徒別の徴収データから集金用の振替依頼データを生成する振替依頼データ生成手段を備えることもできる。
【0014】
また本発明では、口座振替の結果を容易に把握できるように、振替結果データを取り込んで、生徒の識別情報、支払方法情報、生徒別月額情報、振替結果情報、未収金情報をリスト化して表示する入金管理画面の出力手段を備えることもできる。
【0015】
また本発明では、預り金や現金での集金にも対応できるように、上記入金管理画面において未収金を有する生徒を選択して入力したとき、入金額を変更して入力する入金編集画面の出力手段を備え、かつ、この入金編集画面において入金額が入力されたとき、前記入金管理画面において生徒別月額情報から入金額を差し引いた未収金情報が表示されるようにすることもできる。
【0016】
また本発明では、振替結果データを取り込んで、振替結果情報、親口座に入金された合計徴収額情報および親口座から子口座への合計移動額情報をリスト化して表示する資金移動管理画面の出力手段、並びに品目情報、子口座の現在残高情報から算出された支払可能額情報、支払済金額情報および支払予定額情報をリスト化して表示する納入業者への支払登録画面の出力手段を備えることで、一括して入金された親口座から費目等ごとに資金を子口座に移し、納入業者への支払い処理を子口座ごとに行うこともできる。
【発明の効果】
【0017】
請求項1に係る本発明では、学校に在籍する生徒の生徒情報と徴収品目の品目情報を登録し、徴収品目の対象クラスにおいて徴収品目の金額を所定の月に割り振って月単位の徴収額として登録することでクラス別の徴収計画を容易に立てることができる。また本発明では、徴収品目の徴収額に減額または増額が必要な生徒の例外設定を行い、所定の徴収月における徴収月額を自動算出することで生徒別の徴収データを生成できるため、学校側の負担を大幅に軽減できる。
【0018】
請求項2に係る本発明では、徴収品目の品目情報として登録した月単位の単価情報および徴収月情報をリスト化して徴収品目別の標準徴収計画画面として出力することで、徴収品目別の徴収計画の確認を容易に行うことができる。また請求項5に係る本発明では、登録された単価情報に基づいて各月におけるクラス内の一人の生徒が徴収される徴収額を集計して合計月額情報として算出し、合計月額情報および徴収月情報をリスト化してクラス別の標準徴収計画画面として出力することで、クラス別の徴収計画を容易に行うことができる。
【0019】
請求項3に係る本発明では、徴収品目の品目情報の中に数量情報を含めて、例外設定で生徒個別の数量情報を変更して入力することができるため、例外設定における登録内容の変更をより詳細に行うことができる。また請求項4にかかる本発明では、生徒情報の例外属性情報の中に学校内に在籍する兄弟情報、就学援助情報、性別情報、転入情報または転出情報を含めることにより例外設定の条件設定をより詳細に行うことができる。
【0020】
請求項6に係る本発明では、品目情報入力画面において、徴収品目の徴収対象となるクラスを、学校単位、学年単位またはクラス単位で指定して入力することができるため、対象クラス情報の登録をより簡単に行うことができる。
【0021】
請求項7に係る本発明では、生徒別の徴収データから集金用の振替依頼データを自動生成することができるため、振替依頼データを委託者に送るだけで口座振替による集金を簡単に行うことができる。更に請求項8に係る本発明では、振替結果データを取り込んで、生徒の識別情報、支払方法情報、生徒別月額情報、振替結果情報、未収金情報をリスト化して入金管理画面を出力することができるため、入金確認も容易に行える。
【0022】
請求項9に係る本発明では、入金額を変更して入力する入金編集画面の出力することができ、更にこの入金編集画面において入金額を入力すれば、入金管理画面において生徒別月額情報から入金額を差し引いた未収金情報が表示されるため、現金による預り金がある場合や支払いが分割して行われた場合でも入金管理を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の実施形態における徴収金管理システムの構成を示す概略図である。
図2】本発明の実施形態における徴収金管理システムの処理の手順を示すフロー図である。
図3】本発明の実施形態における生徒情報入力画面を示す参考図である。
図4】本発明の実施形態における納入業者情報入力画面を示す参考図である。
図5】本発明の実施形態における費目情報入力画面を示す参考図である。
図6】本発明の実施形態における品目情報入力画面を示す参考図である。
図7】本発明の実施形態における徴収品目別の標準徴収計画画面を示す参考図である。
図8】本発明の実施形態における徴収品目管理画面および例外設定画面を示す参考図である。
図9】本発明の実施形態におけるクラス別の標準徴収計画画面を示す参考図である。
図10】本発明の実施形態における生徒別徴収データ作成画面を示す参考図である。
図11】本発明の実施形態における振替依頼管理画面を示す参考図である。
図12】本発明の実施形態における徴収金管理システムの処理の手順を示すフロー図である。
図13】本発明の実施形態における振替結果取込画面および入金管理画面を示す参考図である。
図14】本発明の実施形態における未収金検索画面を示す参考図である。
図15】本発明の実施形態における預り金管理画面を示す参考図である。
図16】本発明の実施形態における徴収金管理システムの処理の手順を示すフロー図である。
図17】本発明の実施形態における親口座から子口座への資金移動管理画面および資金移動登録画面を示す参考図である。
図18】本発明の実施形態における品目別の支払管理画面および支払登録画面を示す参考図である。
図19】本発明の実施形態における納入業者別の支払確認画面および支払内訳確認画面を示す参考図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
本発明の実施形態を図1図15に基づいて説明する。なお図中、符号Uで指示するものは、ユーザ端末であり、符号Wで指示するものは、ウェブサーバである。また符号Dで指示するものは、データベースサーバである。また符号Sで指示するものは、生徒情報であり、符号Hで指示するものは、品目情報である。またPで指示するものは、コンピュータの出力装置に表示される各種画面である。
【0025】
「学校における徴収金管理システムのハードウェア構成」
本実施形態のハードウェア構成について説明する。本実施形態では、学校における徴収金管理システムに、記憶装置(主記憶装置や一次記憶装置)、入力装置(キーボードやマウス)、出力装置(モニタ)、演算装置(CPU)を備えたコンピュータを使用する。また本実施形態では、図1に示すようにコンピュータとしてユーザ端末U(PC)、ウェブサーバWおよびデータベースサーバDを使用し、クライアントであるユーザ端末Uを学校外に設置されたウェブサーバWにインターネットを介して接続し、更にウェブサーバWとデータベースサーバDをネットワークで接続して、複数のコンピュータの記憶装置や演算装置を利用している。
【0026】
ちなみに徴収金管理システムのハードウェア構成およびネットワーク構成に関しては、本実施形態の構成に限定されず、例えば学校内に設置されたスタンドアローンのコンピュータを使用することもでき、また学校内に設置されたホストコンピュータにユーザ端末をLAN接続して使用することもできる。またユーザ端末に関しても、デスクトップ型PCやノート型PCだけでなく、タブレットやスマートフォンなどの携帯端末を使用することもできる。そして、これらのハードウェアをソフトウェアで連動させてシステムの記憶手段、入力手段および出力手段としている。
【0027】
「学校における徴収金管理システムのソフトウェア構成」
[1]基本情報の登録について
[1-1]利用者情報の登録手段
本実施形態のソフトウェア構成について振替依頼までの処理を図2のフロー図に沿って説明する。本実施形態の徴収金管理システムでは、まず徴収金管理システムの使用にあたり基本情報の登録を行う。具体的には利用者情報の入力手段及び記憶手段として、利用者情報入力画面をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で利用者名、ユーザID、パスワード、利用権限等の情報をユーザ端末Uから入力し、これらの利用者情報を記憶装置に記憶させている。
【0028】
[1-2]学校情報登録手段
学校情報の入力手段および記憶手段に関しては、学校情報入力画面をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で学校の識別情報である学校名や団体コード等を入力して、これらの学校情報を記憶装置に記憶させている。また本実施形態では、学校情報の登録において、口座振替の委託者情報の入力画面を出力し、この入力画面で識別情報である委託者名、取引銀行名、取引銀行コード、取引支店名、取引支店コード、預金種目、口座番号、口座名義、引落日、基本手数料、基本手数料課金対象などの情報を入力し、これらの委託者情報も学校情報と関連付けて記憶装置に記憶させている。
【0029】
[1-3]クラスの基本情報登録手段
クラス情報の入力手段および記憶手段に関しては、クラス情報入力画面をモニタに出力し、この入力画面でクラスの識別情報であるクラス名や年度、学部、学年、担任名などの情報を入力し、これらのクラス情報を記憶装置に記憶させている。
【0030】
[1-4]生徒情報登録手段
生徒情報Sの入力手段および記憶手段に関しては、図3(a)に示す生徒情報入力画面P1をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で各生徒の識別情報S1(氏名、生徒番号、出席番号等)、クラス情報S2(クラス名、年度等)、性別情報S3、連絡先情報S4(保護者名、電話番号、メールアドレス等)、例外属性情報S5(学校内に在籍する兄弟情報、就学援助情報、転入情報、転出情報等)、支払方法情報S6(振替、現金等)などの情報を入力し、これらの生徒情報Sを記憶装置に記憶させている。
【0031】
また上記支払方法情報S6が振替の生徒については、図3(b)に示す生徒情報入力画面P1で口座情報S7(引落銀行名、引落銀行コード、引落銀行支店名、引落銀行支店コード、預金種目、口座番号、口座名義等)を入力し、生徒情報Sとして記憶装置に記憶させている。またクラス情報S2のクラス名や年度は、予め登録したクラスの基本情報から選択して入力することができる。性別情報S3については、男性と女性で異なる徴収品目がある場合には、どちらかの性別を例外属性情報S5に含めることもできる。
【0032】
[1-5]納入業者情報登録手段
納入業者情報Tの入力手段および記憶手段に関しては、図4(a)に示す納入業者情報入力画面P2をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で納入業者の識別情報T1(納入業者名、住所等)、支払方法情報T2(振替、現金等)および連絡先情報T3(担当者、電話番号、メールアドレス等)を入力し、これらの納入業者情報Tを記憶装置に記憶させている。また支払方法情報T2が振替の納入業者については、図4(b)に示す納入業者情報入力画面P2で口座情報T4(銀行名、銀行コード、支店名、支店コード、預金種目、口座番号、口座名義等)を入力し、納入業者情報Tとして記憶装置に記憶させている。
【0033】
[1-6]費目情報登録手段
費目情報Eの入力手段および記憶手段に関しては、図5(a)(b)に示す費目情報入力画面P3をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で費目の識別情報E1(費目名等)および費目用口座情報E2(銀行名、銀行コード、支店名、支店コード、預金種目、口座番号、口座名義等)を入力し、これらの費目情報Eを記憶装置に記憶させている。
【0034】
[2]品目情報の登録について
[2-1]識別情報等の登録手段
次に本実施形態の徴収金管理システムでは、上記基本情報の登録を行った後、徴収品目の品目情報Hの登録を行う。具体的には品目情報Hの識別情報H1等の入力手段及び記憶手段として、図6(a)に示す品目情報入力画面P4をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で品目情報の識別情報H1(品目名、年度、品目コード等)、費目情報H2、固定費・変動費情報H3および納入業者情報H4を入力し、これらの品目情報Hを記憶装置に記憶させている。なお本明細書中における「固定費」とは、年度内において毎月定額で徴収する費用であり、「変動費」とは、年度内の選択した月において年額を分割した月額で徴収する費用である。
【0035】
[2-2]対象クラス登録手段
品目情報Hの対象クラス情報H5の入力手段及び記憶手段に関しては、図6(b)に示す品目情報入力画面P4をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で徴収品目の徴収対象となる対象クラス情報H5(クラス名等)を入力し、これらの品目情報Hを記憶装置に記憶させている。なお本実施形態では、対象クラス情報H5を予め登録したクラスの基本情報から選択して入力することができ、また対象クラス情報H5を学校単位、学年単位またはクラス単位で指定して入力することもできる。
【0036】
[2-3]標準単価情報及び徴収月の登録手段
品目情報Hの標準単価情報H6等の入力手段及び記憶手段に関しては、図7(a)に示す品目情報入力画面P4をユーザ端末Uのモニタに出力し、この入力画面で月単位の標準単価情報H6、標準数量情報H7および徴収月情報H8を入力し、これらの品目情報Hを記憶装置に記憶させている。また本実施形態では、入力された標準単価情報H6、標準数量情報H7、徴収月情報H8、標準単品月額情報N1(単価×数量)および標準単品年額情報N2をリスト化して図7(b)に示す徴収品目別の標準徴収計画画面P5としてユーザ端末Uのモニタに出力することができる。また本実施形態では、標準徴収計画画面P5において徴収月を複数選択することで標準単価情報H6や標準数量情報H7を一括変更することもできる。なお本明細書中における「単価情報」とは、年額(または徴収品目の金額)を徴収月数で等分した月額を意味する。
【0037】
[3]例外設定の登録について
[3-1]徴収品目管理画面の出力手段
次に本実施形態の徴収金管理システムでは、上記品目情報Hの登録を行った後、品目情報Hの例外設定の登録を行う。具体的には、まず生徒情報Sのクラス情報S2が品目情報Hの対象クラス情報H5と一致する生徒の中で、生徒情報Sに例外属性情報S5を有する生徒を抽出し、品目情報H、対象クラス数情報M1、例外属性情報S5を有する生徒の人数情報M2(または有無情報)をリスト化して図8(a)に示す徴収品目管理画面P6としてユーザ端末Uのモニタに出力する。この徴収品目管理画面P6では、例外属性情報S5を有する生徒が徴収対象に含まれる徴収品目をクリックで選択して入力できるようになっている。
【0038】
[3-2]例外設定画面の出力手段、例外設定手段
また上記徴収品目管理画面P6で徴収品目を選択して入力したときには、生徒の識別情報S1、クラス情報S2および例外属性情報S5をリスト化して図8(b)に示す例外設定画面P7としてユーザ端末Uのモニタに出力する。そして、標準外単価情報H9および標準外数量情報H10の入力手段および記憶手段として、上記例外設定画面P7において、例外属性情報S5を有する生徒の標準単価情報H5を標準外単価情報H9に、または標準数量情報H7を標準外数量情報H10に変更して入力し、これらの例外設定情報を記憶装置に記憶させている。
【0039】
[4]クラス別の標準徴収計画画面の出力について
[4-1]標準徴収計画画面の出力手段
本実施形態の徴収金管理システムでは、上記例外設定の登録を行った後、クラス別の標準徴収計画の確認を行う。上記徴収品目の標準単価情報H6に基づき、各月におけるクラス内の一人の生徒が徴収される徴収額を集計して標準合計月額情報N3として算出し、対象クラス情報、標準合計月額情報N3および徴収月情報H8をリスト化して図9に示すクラス別の標準徴収計画画面P8としてユーザ端末Uのモニタに出力する。そして、クラス別の標準徴収計画をチェックして問題がある場合には、品目情報Hの登録に戻り品目別の標準徴収計画を修正してクラス別の標準徴収計画の再チェックを行う。
【0040】
[5]生徒別の徴収データの生成について
[5-1]生徒別の徴収データ生成手段
本実施形態の徴収金管理システムでは、上記クラス別の標準徴収計画の確認を行った後、生徒別徴収データの自動作成を行う。具体的には、所定月の徴収月情報H8、クラス情報、標準合計月額情報N3をリスト化した図10(a)に示す生徒別徴収データ作成画面P9をユーザ端末Uのモニタに出力し、内容に問題がなければ画面上の作成ボタンをクリックして徴収データの作成を開始する。そして、徴収品目の標準単価情報H6および標準外単価情報H9に基づき、所定の徴収月におけるクラス内の各生徒の徴収額を集計して生徒別月額情報N4を算出し、図10(b)に示す生徒情報Sおよび生徒別月額情報N4を含む徴収データを生成する。
【0041】
なお本実施形態では、図10(b)に示すように上記生徒別徴収データに生徒の支払方法情報S6や例外属性情報S5だけでなく、振替手数料情報Fを追加している。この振替手数料情報Fは、学校情報を登録する際に一緒に登録を行った委託者情報の基本手数料の金額が利用され、生徒情報の支払方法情報S6が振替の生徒のみに適用される。また委託者情報の基本手数料課金対象が、長子や末子等になっている場合には、それに該当する兄弟情報(例外属性情報S5)を有する生徒のみに適用される。
【0042】
[6]集金用の振替依頼データの生成について
[6-1]振替依頼データ生成手段
本実施形態の徴収金管理システムでは、上記生徒別徴収データの生成を行った後、集金用の口座振替依頼データの自動作成を行う。具体的には、振替依頼情報R(振替依頼日、引落日、振替件数および振替金額等)がリスト化された図11(a)(b)に示す振替依頼管理画面P10をユーザ端末Uのモニタに出力し、内容に問題がなければ画面上の作成ボタンをクリックして振替依頼データの作成を開始する。この際、振替依頼データの基礎となる振替依頼情報Rには、支払方法情報S6が振替の生徒の生徒情報S(口座情報S7等)および生徒別月額情報N4が抽出される。また振替金額には、生徒別月額情報N4に振替手数料Fが上乗せされる。そして、所定のフォルダに作成された振替依頼データを、本システムを利用して或いはメール等で委託者に送付し、集金のための振替依頼を行う。
【0043】
[7]振替結果データの取り込みについて
[7-1]振替結果データ取り込み手段
本実施形態の徴収金管理システムのソフトウェア構成について入金後の未収金管理を図12のフロー図に沿って説明する。本実施形態の徴収金管理システムでは、委託者から口座振替の振替結果データが送付された後、この振替結果データをシステムに取り込んで入金管理を行う。具体的には振替結果情報K(委託者情報、引落日、振替済件数、振替済金額、振替不能件数および振替不能金額等)がリスト化された図13(a)に示す振替結果取込画面P11をユーザ端末Uのモニタに出力し、画面上の実行ボタンをクリックして所定のフォルダ内の振替結果データをシステムに取り込む。
【0044】
[7-2]入金管理画面の出力手段、入金編集手段
そして上記振替結果取込画面P11で振替結果データをシステムに取り込んだ後、生徒情報S(生徒の識別情報S1、クラス情報S2および例外属性情報S5)、生徒別月額情報N4、振替結果情報K(引落日や振替結果、入金額等)をリスト化して図13(b)に示す入金管理画面P12としてユーザ端末Uのモニタに出力する。また本実施形態では、入金管理画面P12において生徒別月額情報N4から入金額を差し引いた金額を未収金情報Cとしてリスト上に表示している。そして上記入金管理画面P12において未収金を有する生徒を選択して入力し、表示された入金編集画面(図示せず)で入金額情報Fを手動で入力したときには、入金管理画面において生徒別月額情報N4から新たな入金額情報Fを差し引いた未収金情報Cが表示される。なおこの入金管理画面P12では、支払方法が振替の生徒だけでなく現金の生徒も一緒に表示される。
【0045】
[8]未収金の検索について
[8-1]未収金検索画面の出力手段
本実施形態の徴収金管理システムでは、上記入金の管理を行った後、未収金を有する生徒の検索を行う。具体的には、品目情報H(識別情報H1、費目情報H2、標準単価情報H6等)、引落日K、徴収品目別の合計数量情報Q、合計徴収額情報L1、入金額情報Fおよび未収金情報Cをリスト化して図14に示す未収金検索画面P13としてユーザ端末Uのモニタに出力する。そしてこの検索画面上で検索対象(費目あるいは徴収品目)を入力して徴収品目の一覧を表示し、未収金がある徴収品目の有無の確認を行う。更に未収金検索画面で未収金がある徴収品目を選択してクリックすることにより、図14(b)に示す未収金を有する生徒の生徒情報S(識別情報S1やクラス情報S2、例外属性情報S5等)および徴収品目別の各生徒の徴収額情報L2、入金額情報Fおよび未収金情報Cの詳細情報画面を出力し、未収金を有する生徒の有無の確認を行う。
【0046】
[9]預り金の検索について
[9-1]預り金管理画面の出力手段
本実施形態の徴収金管理システムでは、上記未収金の検索を行った後、未収金を有する生徒の中に預り金を有する生徒がいた場合には、預り金の出金処理を行う。具体的には、生徒情報S(識別情報S1やクラス情報S2等)、預り金情報A1および出金情報A2がリスト化された図15に示す預り金管理画面P14をユーザ端末Uのモニタに出力し、この管理画面上で出金を選択して表示された出金登録画面で出金日と出金額を入力することで、出金の処理を行う。この際、預り金管理画面P14の預り金情報A1の残額は出金額を差し引いた金額となる。そして預り金管理画面P14で登録を行った出金額は、入金編集画面において同じ額の入金額の登録を行う。また預り金管理画面P14では、預り金を選択して表示される預り金登録画面(図示せず)で預り日と預り金を入力することで新たな預り金の登録も行える。
【0047】
[10]預り金が無い場合の処理について
[10-1]支払い計画の作成
本実施形態の徴収金管理システムでは、上記未収金の検索を行った後、未収金を有する生徒の中に預り金の無い生徒がいた場合には、未収金の支払い計画の作成を行う。具体的には、クラス別の標準徴収計画の中で徴収額が小さい月を選択して支払い計画を作成することができる。また品目情報の例外設定画面P7において未収金となった徴収品目の徴収月情報H8を変更することもできる。その場合には、未収金が発生した徴収月の徴収額をゼロまたは入金分に減額して、未収金を徴収月に設定されていない月に振り分け、或いは設定された徴収月の徴収額に上乗せすることができる。
【0048】
[10-2]督促メールの自動送信
また本実施形態の徴収金管理システムでは、未収金を有する生徒の中に預り金の無い生徒がいた場合に、督促メールの自動送信を行う。具体的には、生徒情報の連絡先情報としてメールアドレスが登録されていた場合に、生徒情報Sや品目情報H、生徒別月額情報N4等を利用して督促状のひな型文面データを加工し、本システムから各生徒の保護者に督促メールを自動送信することができる。
【0049】
[10-3]報告書の自動作成
また本実施形態の徴収金管理システムでは、未収金を有する生徒の中に預り金の無い生徒がいた場合に、報告書の自動作成を行う。具体的には、生徒情報Sや品目情報H、生徒別月額情報N4等を利用して報告書のひな型文面データを加工し、校内(職員会議)向け或いは校外(教育委員会等)向けの報告書データを自動作成することができる。
【0050】
[11]親口座から子口座への資金移動処理について
本実施形態の徴収金管理システムのソフトウェア構成について入金後の支払管理を図16のフロー図に沿って説明する。本実施形態の徴収金管理システムでは、上記振替結果データを読み込んで入金の確認を行った後、入金された親口座から費目ごとに開設された子口座への資金移動を行う。具体的には、振替結果情報K(引落日等)や親口座に入金された合計徴収額情報B1、徴収人数情報B2、資金移動の移動日情報B3、合計移動額情報B4、移動対象人数情報B5などをリスト化して図17(a)に示す資金移動管理画面P15としてユーザ端末Uのモニタに出力する。
【0051】
上記徴収品目管理画面P15では、過去の資金移動を確認することができ、また新規の資金移動ボタンをクリックすることで、図17(b)に示す資金移動登録画面P16がユーザ端末Uのモニタに出力される。資金移動登録画面P16では、費目情報Eや子口座の現在残高情報B6、費目別の移動額情報B7、子口座の移動後残高情報B8などをリスト化して表示し、費目別の移動額情報B7に金額を入力して登録ボタンをクリックすることで親口座から子口座への資金移動の登録を行うことができる。また資金移動の登録を行った後は、図17(a)に示す資金移動管理画面P15に戻り、費目別の移動額を合計した合計移動額情報B4が自動的に表示される。なお本実施形態では、子口座を費目単位で開設しているが、費目単位である必要はなく、例えば、徴収品目単位や学年単位、納入業者単位で子口座を開設することもできる。
【0052】
[12]品目別の納入業者への支払登録について
次に上記親口座から子口座への資金移動処理を行った後、図18(a)に示す品目別支払状況管理画面P17をユーザ端末Uのモニタに出力することで納入業者への支払状況を確認することができる。この品目別支払状況管理画面P17では、費目情報Eや品目情報H(識別情報H1や納入業者情報H4)、現在残高情報B6から算出された支払可能額情報V1、支払済金額情報V2、支払予定額情報V3がリスト化して表示され、各品目情報を選択して入力することで、図18(b)に示す品目別の支払登録画面P18をユーザ端末Uのモニタに出力できる。この品目別の支払登録画面P18には、費目情報Eや品目情報H、支払可能額情報V1、支払済金額情報V2、支払予定額情報V3、支払単価情報V4、支払総数量情報V5、支払予定数量情報V6、費目ごとの合計徴収額情報B1、徴収人数情報B2などがリスト化して表示され、支払予定数量または支払予定額を入力して登録ボタンをクリックすることで納入業者への支払登録を行うことができる。
【0053】
[13]納入業者への支払処理について
次に上記品目別の納入業者への支払登録を行った後、図19(a)に示す納入業者別の支払確認画面P19をユーザ端末Uのモニタに出力することで登録された納入業者への支払内容を確認することができる。この納入業者別の支払確認画面P19では、納入業者情報T(識別情報T1や支払方法情報T2等)や、納入業者ごとに集計された支払予定額情報V3がリスト化して表示され、各納入業者情報を選択して入力することで、図19(b)に示す納入業者別の支払内訳確認画面P20をユーザ端末Uのモニタに出力できる。この支払内訳確認画面P20では、費目情報Eや品目情報H、支払単価情報V4、支払予定数量情報V6、支払予定額情報V3などがリスト化して表示され、内容を確認した上で問題がなければ実行ボタンをクリックすることで支払処理を実行できる。この際、支払方法情報T2が振替の納入業者について振替依頼データを自動生成することもできる。
【符号の説明】
【0054】
U ユーザ端末 W ウェブサーバ D データベースサーバ S 生徒情報 S1 識別情報 S2 クラス情報 S3 性別情報 S4 連絡先情報 S5 例外属性情報 S6 支払方法情報 S7 口座情報 T 納入業者情報 T1 識別情報 T2 支払方法情報 T3 連絡先情報 T4 口座情報 E 費目情報 E1 識別情報 E2 費目用口座情報 H 品目情報 H1 識別情報 H2 費目情報 H3 固定費・変動費情報 H4 納入業者情報 H5 対象クラス情報 H6 標準単価情報 H7 標準数量情報 H8 徴収月情報 H9 標準外単価情報 H10 標準外数量情報 N1 標準単品月額情報 N2 標準単品年額情報 N3 標準合計月額情報 N4 生徒別月額情報 M1 対象クラス数情報 M2 生徒の人数情報 P1 生徒情報入力画面 P2 納入業者情報入力画面 P3 費目情報入力画面 P4 品目情報入力画面 P5 徴収品目別の標準徴収計画画面 P6 徴収品目管理画面 P7 例外設定画面 P8 クラス別の標準徴収計画画面 P9 生徒別徴収データ作成画面 P10 振替依頼管理画面 P11 振替結果取込画面 P12 入金管理画面 P13 未収金検索画面 P14 預り金管理画面 P15 資金移動管理画面 P16 資金移動登録画面 P17 品目別の支払管理画面 P18 品目別の支払登録画面 P19 納入業者別の支払確認画面 P20 納入業者別の支払内訳確認画面 F 振替手数料情報 R 振替依頼情報 K 振替結果情報 F 入金額情報 C 未収金情報 Q 徴収品目別の合計数量情報 L1 徴収品目別の合計徴収額情報 L2 生徒別の徴収額情報 A1 預り金情報 A2 出金情報 B1 合計徴収額情報 B2 徴収人数情報 B3 移動日情報 B4 合計移動額情報 B5 移動対象人数情報 B6 子口座の現在残高情報 B7 費目別の移動額情報 B8 子口座の移動後残高情報 V1 支払可能額情報 V2 支払済金額情報 V3 支払予定額情報 V4 支払単価情報 V5 支払総数量情報
図1
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