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特開2022-155418アイテム販売情報処理方法および電子装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022155418
(43)【公開日】2022-10-13
(54)【発明の名称】アイテム販売情報処理方法および電子装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20221005BHJP
【FI】
G06Q30/06 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021076086
(22)【出願日】2021-04-28
(31)【優先権主張番号】10-2021-0041128
(32)【優先日】2021-03-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】キュ・ヨン・イ
(72)【発明者】
【氏名】スン・ファン・イ
(72)【発明者】
【氏名】キャサリン・チャン
(72)【発明者】
【氏名】ミン・ジ・ユン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB22
(57)【要約】      (修正有)
【課題】使用者が購入数量に対する制限があるアイテムを選択した情報、使用者情報、および使用者が購入しようとするアイテムの数量に対する情報を活用して、使用者が購入できるアイテムの数量と以降に購入可能な時期と関連した情報を処理するアイテム販売情報処理方法及び電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置による販売情報処理方法は、少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得する段階と、選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認する段階と、確認結果に基づいて特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認する段階と、少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認する段階と、使用者情報を確認する段階と、制限数量情報および使用者情報に基づいて使用者に少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階と、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置の情報処理方法であって、
少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得する段階と、
前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認する段階と、
前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認する段階と、
前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認する段階と、
前記使用者情報を確認する段階と、
前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階と、を含む、アイテム販売情報処理方法。
【請求項2】
前記購入可能数量情報を提供する段階は
前記購入要請数量情報をさらに基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含み、
前記購入要請数量情報は前記少なくとも一つのアイテムのうち個別アイテムに対する個別数量情報を含む、請求項1に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項3】
前記使用者情報を確認する段階は
前記使用者のアカウント情報、前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期の情報、および前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した数量の情報を含む前記使用者情報を確認する段階を含む、請求項1に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項4】
前記使用者情報を確認する段階は
前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期の情報があらかじめ設定された期間の範囲に含まれる場合、前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期に対応する購入した数量の情報である第1数量情報を含む前記使用者情報を確認する段階を含む、請求項3に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項5】
前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階は
前記購入要請数量情報および前記第1数量情報の合計が前記制限数量情報より大きい場合、第2数量情報を含む前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含み、
前記第2数量情報は前記制限数量情報および前記購入要請数量情報の差(difference)であることを特徴とする、請求項4に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項6】
前記購入要請数量情報および前記第1数量情報の合計が前記制限数量情報より同一であるか小さい場合、前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入進行の情報を含むページを提供する段階をさらに含む、請求項4に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項7】
前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムの数量情報は個別アイテムの数量単位に対応して選択されることを特徴とする、請求項1に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項8】
前記購入要請数量情報に基づいて前記少なくとも一つのアイテムに対する推薦数量情報を提供する、請求項5に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項9】
前記購入要請数量情報および前記第1数量情報の合計が前記制限数量情報より大きい場合、前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムを購入できる時期の情報および購入できる数量の情報を提供する段階をさらに含む、請求項5に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項10】
前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムを購入できる時期の情報は前記あらかじめ設定された期間および前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期の情報に基づいて決定され、
前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムを購入できる数量の情報は第1数量情報に基づいて決定されることを特徴とする、請求項9に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項11】
前記特定カテゴリーに含まれない前記少なくとも一つのアイテムの販売数量に関連した情報を確認する段階と、
前記確認された販売数量に関連した情報があらかじめ設定された数量の範囲を超過する場合、前記特定カテゴリーに含まれない前記少なくとも一つのアイテムの購入不可に関連した情報を提供する段階と、をさらに含み、
前記特定カテゴリーに含まれない前記少なくとも一つのアイテムの販売数量に関連した情報はあらかじめ設定された時間範囲に対応することを特徴とする、請求項1に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項12】
前記選択された少なくとも一つのアイテムが通関制限アイテムに対応するかを確認する段階と、
前記通関制限アイテムに対応する場合、前記通関制限アイテムに対する制限数量情報を確認する段階と、
前記使用者の前記通関制限アイテムに対する購入要請数量情報を確認する段階と、
前記使用者の前記通関アイテムに対する購入時期情報および前記購入時期情報に対応する前記通関制限アイテムの購入数量情報を確認する段階と、
前記通関制限アイテムに対する制限数量情報、購入要請数量情報、および前記購入時期情報に対応する前記通関制限アイテムの購入数量情報に基づいて前記通関制限アイテムの購入可能数量情報を提供する段階と、をさらに含み、
前記通関制限アイテムの購入可能数量情報は前記購入時期情報に対応する前記通関制限アイテムの購入数量情報の通関時期情報に対応して決定されることを特徴とする、請求項1に記載のアイテム販売情報処理方法。
【請求項13】
情報処理方法を遂行する電子装置であって、
プロセッサを含み、
前記プロセッサは
少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得し、
前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認し、
前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認し、
前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認し、
前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する、電子装置。
【請求項14】
非一過性のコンピュータで読み取り可能な保存媒体であって、
コンピュータで読み取り可能な命令語を保存するように構成される媒体を含み、
前記コンピュータで読み取り可能な命令語はプロセッサによって実行される場合、前記プロセッサが:
少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得する段階と、
前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認する段階と、
前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認する段階と、
前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認する段階と、
前記使用者情報を確認する段階と、
前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階と、を含む、アイテム販売情報処理方法を遂行するようにする、非一過性のコンピュータで読み取り可能な保存媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施形態はアイテム販売情報処理方法および電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
Eコマース(e-commerce)を通じて販売されるアイテムは非接触市場の活性化により多様化している。使用者は購入を望むアイテムをクリックおよび決済を通じて気楽に購入して配送してもらうことができる。
【0003】
販売中である多様なアイテムのうち一部のアイテムは販売数量に対する制限が存在し得る。例えば、需要が急増するアイテムは供給が円滑でない場合もあり得るため、事前に販売数量に対する制限が要求され得る。使用者の立場では、このような購入数量の制限に対する情報が提供されると、より容易に購入がなされ得る。
【0004】
参考にできる先行文献として大韓民国特許公開公報第2002-0009262号があり、先行文献では、電子商取引において、アイテムに対する販売を制限しながら制限の理由を使用者に提供する特徴を開示しているが、販売数量が制限されるアイテムに対する使用者アカウント別購入時期による購入可能数量に対する情報を提供することについては開示していないところ、このような問題を解決するための方法および装置が要求され得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
使用者が購入しようとするアイテムのうち一部のアイテムは購入数量に対する制限が存在し得る。使用者が購入数量に制限が存在するアイテムを購入しようとする場合、購入可能なアイテムの数量に対する情報が分からないと購入過程に不便が伴われ得る。
【0006】
前述した問題点を解決するために、本発明は使用者が購入数量に対する制限があるアイテムを選択した情報、使用者情報、および使用者が購入しようとするアイテムの数量に対する情報を活用して、使用者が購入できるアイテムの数量と以降に購入可能な時期と関連した情報を処理する方法および装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の多様な実施形態に係る情報処理方法を遂行する電子装置は、プロセッサを含み、前記プロセッサは少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得し、前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認し、前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認し、前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認し、前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供することができる。
【0008】
本発明の多様な実施形態に係る非一過性のコンピュータで読み取り可能な保存媒体は、コンピュータで読み取り可能な命令語を保存するように構成される媒体を含み、前記コンピュータで読み取り可能な命令語はプロセッサによって実行される場合、前記プロセッサが少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得する段階、前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認する段階、前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認する段階、前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認する段階、前記使用者情報を確認する段階、および前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含む、アイテム販売情報処理方法を遂行するようにすることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の多様な実施形態に係るアイテム販売情報処理方法は、使用者が購入しようとするアイテムに対する購入数量に対する情報および購入時期に対する情報を提供して効率的な購入がなされ得る。
【0010】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置は、使用者が購入しようとするアイテムが購入制限数量が存在するアイテムであるかを確認し、確認されたアイテムに対する購入に関連した情報を使用者の購入履歴を含んだ使用者情報を活用して提供することによって、より便利な購入環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の多様な実施形態に係る電子装置の構成要素を示すブロック図である。
図2】本発明の多様な実施形態に係る販売情報処理方法の概略的なフローチャートである。
図3】本発明の多様な実施形態に係るアイテム選択に関する使用者の選択に関連した例示図である。
図4】本発明の多様な実施形態に係るアイテムの数量選択に関連した例示図である。
図5a】本発明の多様な実施形態に係るアイテムに関連した購入可能数量情報に関する例示図である。
図5b】本発明の多様な実施形態に係るアイテムに関連した購入可能数量情報に関する例示図である。
図6】本発明の多様な実施形態に係るアイテムに関連した購入可能数量情報を提供するフローチャートである。
図7】本発明の多様な実施形態に係る通関制限アイテムに関連した購入可能数量情報を提供する概略的なフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施形態で使われる用語は、本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などにより変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0013】
明細書全体においてある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」などの用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたり、ハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0014】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0015】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0016】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施形態について、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0017】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
実施形態を説明するにおいて、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関わらない技術内容については説明を省略する。これは不要な説明を省略することによって本発明の要旨を曖昧にせず明確に伝達するためである。
【0019】
同様の理由により、添付図面において一部の構成要素は誇張または省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0020】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確となるであろう。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施形態は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0021】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムのインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムのインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムのインストラクションは特定方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータで読み取り可能なメモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータで読み取り可能なメモリに保存されたインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムのインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成して、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0022】
また、各ブロックは特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目されたい。例えば、連続して図示されている二つのブロックは事実上実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0023】
図1は、本発明の多様な実施形態に係る電子装置の構成要素を示すブロック図である。
【0024】
図1を参照すると、電子装置100の内部構成要素は図示された構成要素のみに限定されない。電子装置100はプロセッサ110、トランシーバー120、および保存部130のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0025】
プロセッサ110は、本発明の多様な実施形態に係るアイテム販売情報処理方法を遂行するための一連の段階を処理することができる。プロセッサ110は電子装置100の他の構成要素を制御することができる。
【0026】
トランシーバー120は電子装置100の保存部130に保存された情報またはプロセッサ110により処理された情報を他の装置に送信したり、他の装置から電子装置100に情報を受信する機能を遂行することができる。
【0027】
保存部130は電子装置100の所定の保存空間に具現されたデータ構造であって、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能が自由に遂行され得る。例えば、保存部130はデータの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールドまたは構成要素を含むことができる。保存部130は電子装置100が情報提供方法を遂行するのに関連したデータを保存することができる。例えば、保存部130はプロセッサ110の実行動作のための命令語またはデータを保存することができる。
【0028】
図2は、本発明の多様な実施形態に係る販売情報処理方法の概略的なフローチャートである。
【0029】
段階S210で、電子装置はアイテムに対する使用者の選択情報を獲得することができる。例えば、使用者は端末機を通じて複数のアイテムに関する情報を含むページを提供してもらうことができる。電子装置は端末機を通じて入力される使用者のアイテムに関する選択を受信し、アイテムに対する使用者の選択情報を獲得することができる。
【0030】
段階S220で、電子装置は使用者によって選択されたアイテムが特定カテゴリーに含まれるものであるかを確認することができる。例えば、特定カテゴリーは購入数量に対する制限があるアイテムを含むものであり得る。特定カテゴリーは伝染病が蔓延して需要が急増するマスク、洗浄剤などの衛生用品に関連したアイテムであるか、供給が不足して需要が増加するアイテムであり得、国または州政府の政策上1人当たりの購入数量に制限があるアイテムを含むことができる。電子装置は特定カテゴリーに含まれるアイテムの情報を保存部または外部装置から受信することができ、使用者が選択したアイテムが特定カテゴリーに含まれるアイテムであるかを確認することができる。
【0031】
段階S230で、電子装置は選択されたアイテムが特定カテゴリーに含まれるかを確認した結果に基づいて、アイテムの購入数量に対する制限数量情報を確認することができる。例えば、マスクが特定カテゴリーに含まれるアイテムである場合、電子装置は使用者がマスクを選択して購入のための詳細ページに移動する入力を獲得することができる。電子装置は使用者が選択したアイテムであるマスクが特定カテゴリーに含まれるかを確認し、マスクを購入できる購入制限数量情報を確認することができる。特定カテゴリーに含まれるアイテムに対する購入制限数量情報は政策により変更され得る。例えば、伝染病の対応段階によりマスクの購入制限数量が変わり得る。
【0032】
段階S240で、電子装置は使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認することができる。購入要請数量情報は使用者が選択したアイテムを購入しようとする数量に対する情報を意味し得る。例えば、使用者がマスクを選択して100個を購入しようとすると、マスクに対する購入要請数量情報は100個に対応し得る。
【0033】
段階S250で、電子装置は使用者情報を確認することができる。例えば、特定カテゴリーに含まれるアイテムに対する購入制限数量は時期別基準が付加され得る。マスクに対する購入制限数量は1人当たり1ヶ月の期間内に100個に決定され得る。使用者情報は使用者のアカウント情報、使用者のアカウントを通じて特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入した時期の情報、および使用者のアカウントを通じて特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入した数量の情報を含むことができる。例えば、電子装置は使用者のアカウントを通じて特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入した時期の情報があらかじめ設定された期間の範囲に含まれるかを確認することができる。ここで、あらかじめ設定された期間の範囲は1ヶ月の期間であり得、特定カテゴリーに含まれるアイテムに対する購入制限数量に関連した期間の範囲に該当する。電子装置は使用者のアカウントを通じて特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入した時期に対応する購入した数量の情報である第1数量情報を確認することができる。例えば、電子装置は第1使用者がマスクを2021年2月1日に10個、2021月2月10日に20個、2021年2月20日に30個を購入した第1数量情報を確認することができる。
【0034】
段階S260で、電子装置は特定カテゴリーに含まれるアイテムに関連した購入可能数量情報を提供することができる。例えば、電子装置はマスクに関連した購入可能数量情報をアイテムの購入のための詳細ページの少なくとも一部の領域または使用者がアイテムの購入数量を設定する入力をするページの少なくとも一部の領域に提供することができる。電子装置を通じて提供されるアイテムに関連した購入可能数量情報は多様なページ内で提供され得る。
【0035】
図3は、本発明の多様な実施形態に係るアイテム選択に関する使用者の選択に関連した例示図である。
【0036】
図3を参照すると、電子装置は使用者の端末機を通じてマスク購入のための詳細ページに移動する入力に対応してアイテムに関するページ310を提供することができる。
【0037】
電子装置はマスクが特定カテゴリーに含まれるかを確認することができる。電子装置は確認結果に基づいて特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認することができる。例えば、電子装置はマスクを購入しようとする使用者が購入できる購入可能数量情報を確認することができる。このような購入可能数量情報は価格情報が提供されている領域付近の一部の領域330に提供され得る。購入可能数量情報が提供される一部の領域330は一例に過ぎず、制限されない。
【0038】
多様な実施形態によると、電子装置は使用者が選択したアイテムであるマスクに対する購入要請数量情報を確認することができる。例えば、使用者はマスクに対する購入要請数量を選択するための入力を遂行することができ、使用者はアイテムの数量を選択するための領域320を通じて購入要請数量を選択することができる。購入要請数量を選択する例示は以下の図4で説明する。
【0039】
図4は、本発明の多様な実施形態に係るアイテムの数量選択に関連した例示図である。
【0040】
図4を参照すると、電子装置は使用者の購入要請数量の選択のためのオプションを提供することができる。図4に図示された例示は図3のマスクの購入要請数量に関連した例であり、他のアイテムに対する購入要請数量の例はこれと異なり得る。例えば、特定カテゴリーに粉ミルクが含まれる場合、粉ミルクの購入要請数量に関連した例はグラム(g)単位で提供され得る。
【0041】
多様な実施形態によると、電子装置は使用者のアイテムの購入要請数量を選択する入力を受信して購入要請数量情報を確認することができる。使用者は端末機を通じてアイテムの購入要請数量を選択するページ410で購入要請数量を選択することができる。電子装置は使用者が選択した購入要請数量を確認することができ、確認した購入要請数量情報に基づいて購入可能数量情報を一定の領域420に提供してもよい。ここで、一定の領域420は使用者が選択した購入要請数量に対応する領域であり得る。例えば、使用者がアイテムの購入要請数量を選択するページ410で「50個入り*1個」を選択した場合、電子装置は使用者が購入できる購入可能数量情報を「50個入り*1個」の右側の一定の領域420に提供することができる。
【0042】
図5aおよび図5bは、本発明の多様な実施形態に係るアイテムに関連した購入可能数量情報に関する例示図である。
【0043】
図5aおよび図5bを参照すると、電子装置は制限数量情報、使用者情報、および購入要請数量情報に基づいて使用者にアイテムに関連した購入可能数量情報を提供することができる。アイテムに関連した購入可能数量情報は特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入できる時期の情報および数量の情報を含むことができる。
【0044】
図5aおよび図5bで提供されるページは購入可能数量情報を提供するページ500を含むことができる。購入可能数量情報は図3の一部の領域330または図4の一定の領域420に提供されてもよいが、図5aおよび図5bでの購入可能数量情報を提供するページ500は、複数のアイテムに対してアイテムを購入できる時期の情報および数量の情報を共に提供することができる。図5aおよび図5bで説明される例示である第1アイテムおよび第2アイテムは、特定カテゴリーに含まれるアイテムを前提とする。
【0045】
多様な実施形態によると、使用者は端末機を通じて特定カテゴリーに含まれる複数のアイテムを購入することができる。例えば、使用者は特定カテゴリーに含まれるアイテムである第1アイテムおよび第2アイテムを共に購入することができる。電子装置は使用者が選択したアイテムが特定カテゴリーに含まれるかを確認し、選択したアイテムに対する購入要請数量情報を確認し、使用者の購入可能数量情報を個別アイテムにより提供することができる。
【0046】
一実施形態によると、電子装置は特定カテゴリーに含まれるアイテムに対する使用者の購入要請数量情報および第1数量情報の合計を制限数量情報と比較することができる。ここで、第1数量情報は使用者のアカウントを通じて特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入した時期に対応する購入した数量の情報を含むことができる。電子装置は購入要請数量情報および第1数量情報の合計が制限数量情報より大きい場合、第2数量情報を含むアイテムに関連した購入可能数量情報を提供することができる。ここで、第2数量情報は制限数量情報および購入要請数量情報の差(difference)を含むことができる。例えば、使用者がマスクを購入しようとする場合、電子装置は10個の購入要請数量情報および100個の第1数量情報を確認し、マスクに対する制限数量情報である100個を確認し、購入要請数量情報および第1数量情報の合計(例:110個)と制限数量情報(例:100個)を比較することができる。電子装置は購入要請数量情報および第1数量情報の合計が制限数量情報より大きいと確認し、制限数量情報および購入要請数量情報の差に該当する0個の第2数量情報を購入可能数量情報にして使用者に提供することができる。
【0047】
図5aを参照すると、電子装置は第1アイテムに対する購入可能数量情報521を提供することができる。一例として、電子装置は使用者の購入要請数量情報および第1数量情報の合計を確認して第2数量情報であるN個の第1アイテムに対する購入可能数量情報521を提供することができる。電子装置は使用者情報に基づいて第1アイテムに対する購入可能数量情報521を提供することができ、図5aでは「年/月/日」の情報を共に提供することができる。電子装置は使用者のアカウントを通じてアイテムを購入した時期の情報および数量の情報を確認して図5aでのような「年/月/日」の情報を共に提供することができる。
【0048】
電子装置は第2アイテムに対する購入不可能数量情報522を提供することができる。一例として、電子装置は使用者の購入要請数量情報および第1数量情報の合計を確認して第2数量情報であるM個の第2アイテムに対する購入不可能数量情報522を提供することができる。ここで、例えば説明する購入不可能数量情報は、電子装置が特定カテゴリーに含まれるアイテムに対して購入制限数量を超過して購入しようとする使用者に提供することができる。例えば、使用者が購入制限数量が100個である第2アイテムを購入しようとする場合、購入要請数量情報は20個であり第1数量情報は90個であれば、電子装置は購入要請数量情報に対応する20個が購入不可能であるという情報を提供するか、購入制限数量を超過しない範囲を除いた10個が購入不可能であるという情報を提供することができる。
【0049】
多様な実施形態によると、電子装置は第2アイテムに対する購入可能数量情報523を提供することができる。図5aおよび図5bを参照すると、電子装置は、図5aで使用者が選択した第2アイテムのM個に対して購入が不可能であるという情報とともに「年/月/日」の時期の情報を含んだ第2アイテムの購入可能数量情報を提供することができる。例えば、使用者が購入制限数量が100個である第2アイテムを購入しようとする場合、購入要請数量情報は20個であり第1数量情報は90個であれば、電子装置は購入要請数量情報に対応する20個が購入不可能であるという情報および「年/月/日」から10個の購入が可能であるという情報を提供することができる。ここで、使用者が10個の第2アイテムを購入可能であるという情報は電子装置が確認した使用者情報から獲得することができる。例えば、使用者が2021年2月1日以前には第2アイテムを購入した履歴がなく、使用者が2021年2月1日に90個の第2アイテムを購入した履歴が存在することを仮定することができる。電子装置は使用者が特定カテゴリーに含まれるアイテムである第2アイテムを購入した最初の時期である2021年2月1日を始点とし、あらかじめ設定された期間の範囲(例:1ヶ月)に含まれる2021年2月28日を終点とする、使用者のアカウントを通じてアイテムを購入した時期に対する情報を確認することができる。使用者が2021年2月10日に20個の第2アイテムを購入しようとする場合、電子装置は第1数量情報を90個と確認し、20個の購入が不可能であるという情報と「2021年2月28日」まで10個が購入可能であるという情報を提供することができる。他の例として、電子装置は第1数量情報を90個と確認し、10個の購入が不可能であるという情報と「2021年3月1日」から100個の購入が可能であるという情報を提供することができる。このように第2アイテムに対する購入可能数量情報523は多様な方式で提供され得、例示した方式に制限されない。
【0050】
図5aおよび図5bを参照すると、電子装置は第2アイテムに対する購入不可能数量情報522および購入可能数量情報523を提供しながら、使用者の購入要請数量情報に基づいて推薦数量情報を提供してもよい。例えば、電子装置は現在使用者が購入可能な第2アイテムの数量情報を11個と確認することができる。電子装置は、使用者の第2アイテムに対する購入要請数量情報を20個と確認した場合、使用者に第2アイテムに対する推薦数量情報として10個または11個を提供することができる。ここで、電子装置が推薦数量情報として10個を提供する場合は、特定カテゴリーに含まれるアイテムが一束10個の単位で販売している場合を含むことができ、販売者が販売中であるアイテムの数量単位が束である場合のみ存在できる場合を含むことができる。
【0051】
図6は、本発明の多様な実施形態に係るアイテムに関連した購入可能数量情報を提供するフローチャートである。
【0052】
図6を参照すると、電子装置は特定カテゴリーに含まれるアイテムに対する購入要請数量情報、第1数量情報、および制限数量情報に基づいて購入可能数量情報を提供することができる。
【0053】
段階610で、電子装置はアイテムを購入した時期があらかじめ設定された期間の範囲に含まれるかを確認することができる。例えば、使用者が2021年2月1日以前にはアイテムを購入した履歴がなく、使用者が2021年2月1日に90個のアイテムを購入した履歴が存在することを仮定することができる。電子装置は使用者が特定カテゴリーに含まれるアイテムであるアイテムを購入した最初の時期である2021年2月1日を始点とし、あらかじめ設定された期間の範囲(例:1ヶ月)に含まれる2021年2月28日を終点とする、使用者のアカウントを通じてアイテムを購入した時期に対する情報を確認することができる。電子装置は使用者がアイテムを購入した時期があらかじめ設定された期間の範囲に含まれるかを確認することができ、始点および終点の範囲内でのアイテムに対する購入数量情報を確認することができる。電子装置は、使用者が選択したアイテムを購入しようとする現在の購入時期があらかじめ設定された期間の範囲に含まれない場合、使用者が選択したアイテムを購入しようとする現在の購入の試みがアイテムを購入する最初の時期に該当するものとして確認し、図6の過程を終了することができる。電子装置は、使用者が選択したアイテムを購入しようとする現在の購入時期があらかじめ設定された期間の範囲に含まれる場合、段階620に進行することができる。使用者が選択したアイテムを購入しようとする現在の購入時期があらかじめ設定された期間の範囲に含まれるかどうかは、現在の購入時期以前に選択したアイテムを購入した購入履歴が存在するかどうかを確認するか、あらかじめ設定された期間の範囲内に購入した購入履歴が存在するかどうかを確認して判断することができる。
【0054】
段階620で、電子装置はアイテムを購入した時期に対応する第1数量情報を確認することができる。第1数量情報は使用者のアカウントを通じて特定カテゴリーに含まれるアイテムを購入した時期に対応する購入した数量の情報を含むことができる。例えば、電子装置は使用者が2021年2月1日に90個のアイテムを購入した第1数量情報を確認することができる。
【0055】
段階630で、電子装置は購入要請数量情報および第1数量情報の合計を制限数量情報と比較することができる。使用者が、100個の購入制限数量であるアイテムに対して、2021年2月1日に90個のアイテムを購入した履歴が存在することを仮定し、2021年2月1日のアイテムの購入が始点となって1ヶ月のあらかじめ設定された期間の範囲が電子装置によって確認され得る。ここで、あらかじめ設定された期間の範囲は2021年2月1日から1ヶ月である2021年2月28日までの範囲に該当する。一例として、使用者が2021年2月10日に20個のアイテムを購入しようとする場合、電子装置は購入要請数量および第1数量情報の合計が制限数量情報より大きいものと確認することができる。電子装置は購入要請数量情報および第1数量情報の合計が制限数量情報より大きい場合、段階640に進行することができ、小さい場合には段階650に進行することができる。
【0056】
段階640で、電子装置はアイテムに関連した購入可能数量情報を使用者に提供することができる。例えば、使用者が2021年2月10日に20個のアイテムを購入しようとする場合、電子装置は第1数量情報を90個と確認し、20個の購入が不可能であるという情報と「2021年2月28日」まで10個の購入が可能であるという情報を提供することができる。他の例として、電子装置は第1数量情報を90個と確認し、10個の購入が不可能であるという情報と「2021年3月1日」から100個の購入が可能であるという情報を提供することができる。
【0057】
段階650で、電子装置はアイテムに関連した購入進行の情報を提供することができる。電子装置は、購入要請数量情報および第1数量情報の合計が制限数量情報より同一であるか小さい場合、使用者にアイテムに関連した購入進行の情報を含むページを提供することができる。
【0058】
図7は、本発明の多様な実施形態に係る通関制限アイテムに関連した購入可能数量情報を提供する概略的なフローチャートである。
【0059】
図7を参照すると、電子装置は特定カテゴリーに含まれないアイテムであっても、通関制限アイテムであるかを確認して購入可能数量情報を提供することができる。ここで、通関制限アイテムは国外でアイテムを購入して通関時に数量が制限されるアイテムを含むことができ、健康機能補助食品を含むことができる。
【0060】
段階710で、電子装置は選択されたアイテムが通関制限アイテムに対応するかを確認することができる。電子装置は選択されたアイテムが通関制限アイテムに対応しない場合、図7の過程を終了することができ、通関制限アイテムに対応する場合には段階720に進行することができる。
【0061】
段階720で、電子装置は通関制限アイテムに対する制限数量情報、購入要請数量情報、購入時期情報に対応する購入数量情報を確認することができる。通関制限アイテムが健康機能食品である場合、電子装置は通関制限アイテムに対する制限数量情報を6個と確認することができる。電子装置は使用者の通関制限アイテムに対する購入要請数量情報を確認することができる。電子装置は使用者が以前に購入した履歴を通じて通関制限アイテムに対する購入時期情報および購入時期情報に対応する通関制限アイテムの購入数量情報を確認することができる。例えば、電子装置は使用者が2021年2月1日に通関制限アイテム4個を購入した購入数量情報を確認することができる。
【0062】
多様な実施形態によると、通関制限アイテムのうち健康機能食品に対して、第1健康機能食品および第2健康機能食品を選択して購入しようとする使用者を仮定することができる。大韓民国の場合、健康機能食品は1人に対して1回の通関時に6個まで購入できるように制限されている。一例として、使用者が第1健康機能食品および第2健康機能食品を同時に購入しながら合計6個を購入する場合、電子装置は通関制限アイテムの通関時期が同一のものと確認することができる。電子装置は同時に購入した通関制限アイテムが同一の配送番号および通関番号が与えられることを前提として、通関時期が同一のものと確認することができる。他の例として、使用者が第1健康機能食品を2021年2月1日に3個購入し、第2健康機能食品を2021年2月3日に4個購入する場合、電子装置は通関制限アイテムの通関時期が同一または異なるものと確認することができる。電子装置が通関制限アイテムの通関時期が同一のものと確認するのは、異なる日に購入しても同一の人が購入したアイテムに対して通関が同一の日に共になされ得る場合が存在するためである。電子装置が通関制限アイテムの通関時期が異なるものと確認するのは、異なる日に購入して同一の人が購入したアイテムに対して通関が異なる日になされ得る場合が存在するためである。このように使用者の通関制限アイテムに対する購入日が異なりながらも隣接した日付である場合、電子装置はあらかじめ設定された時期によって購入アイテムに対する通関時期を確認することができる。
【0063】
段階730で、電子装置は通関制限アイテムに対する購入数量情報の通関時期情報を確認することができる。例えば、使用者が2021年2月1日に通関制限アイテム4個を購入した場合、電子装置は通関制限アイテム4個に対する通関時期情報を2021年2月5日と確認することができる。電子装置は通関時期情報をあらかじめ設定された時期に基づいて確認することができる。例えば、電子装置は使用者が第1健康機能食品を2021年2月1日に3個購入したものと確認した場合、あらかじめ設定された時期を3日に設定して通関制限アイテムである第1健康機能食品3個に対する通関時期を2021年2月4日と確認することができる。このように、電子装置が通関制限アイテムに対する購入数量情報の通関時期情報を確認することは、個別使用者1人に対して確認することを含むことができる。ここで、あらかじめ設定された時期を3日にしたのは、購入時期が異なっても通関時期が同一であり得るためである。電子装置は通関制限アイテムの通関時期を予想して通関時期を確認し、通関制限アイテムの購入可能数量情報を使用者に提供することができる。
【0064】
段階740で、電子装置は通関時期情報に基づいて通関制限アイテムに対する使用者の購入数量情報および購入要請数量情報の合計が制限数量情報より大きいかを確認することができる。例えば、購入数量情報は段階720で確認した購入時期情報に対応する購入数量情報に対応し得る。電子装置は通関制限アイテムに対する使用者の購入数量情報および購入要請数量情報の合計が制限数量情報より大きい場合、段階750に進行することができる。電子装置は通関制限アイテムに対する使用者の購入数量情報および購入要請数量情報の合計が制限数量情報より小さい場合には段階760に進行することができる。
【0065】
段階750で、電子装置は通関制限アイテムの購入可能数量情報を提供することができる。例えば、電子装置は使用者が第1健康機能食品を2021年2月1日に3個購入したものと確認した場合、あらかじめ設定された時期を3日に設定して通関制限アイテムである第1健康機能食品3個に対する通関時期を2021年2月4日と確認することができる。電子装置は使用者に2021年2月4日までは通関制限アイテムの購入可能数量情報を3個にして提供することができる。他の例として、電子装置は2021年2月5日以降には使用者が通関制限アイテムを購入しようとする場合、通関制限アイテムの購入可能数量情報を6個にして提供することができる。
【0066】
段階760で、電子装置は通関制限アイテムに関連した購入進行の情報を提供することができる。電子装置は段階740での比較情報を通じて使用者に通関制限アイテムに関連した購入進行の情報を提供することができる。
【0067】
多様な実施形態によると、電子装置は使用者が選択したアイテムが特定カテゴリーに含まれなくても販売数量が急増する情報を確認することができる。例えば、電子装置は販売中である全体アイテムのうち販売数量がリアルタイムに急増するアイテムが存在するかモニタリングすることができる。電子装置は確認された販売数量に関連した情報があらかじめ設定された数量の範囲を超過する場合、特定カテゴリーに含まれないアイテムの購入不可に関連した情報を提供することができる。例えば、電子装置は特定の使用者または不特定多数の使用者が特定カテゴリーに含まれないアイテムをあらかじめ設定された数量の範囲を超過して購入する場合、該当アイテムに対する買い占めと判断して購入不可に関連した情報を提供することができる。
【0068】
多様な実施形態によると、電子装置は特定カテゴリーに含まれないアイテムの販売数量に関連した情報をあらかじめ設定された時間範囲で確認することができる。例えば、電子装置はあらかじめ設定された時間範囲(例:30分)で特定カテゴリーに含まれないアイテム(例:オレンジ)の販売数量があらかじめ設定された数量の範囲(例:1000個)を超過する場合、購入不可に関連した情報を使用者に提供することができる。
【0069】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法は、少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得する段階、前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認する段階、前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認する段階、前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認する段階、前記使用者情報を確認する段階、および前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含むことができる。
【0070】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記購入可能数量情報を提供する段階は前記購入要請数量情報をさらに基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含み、前記購入要請数量情報は前記少なくとも一つのアイテムのうち個別アイテムに対する個別数量情報を含むことができる。
【0071】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記使用者情報を確認する段階は前記使用者のアカウント情報、前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期の情報、および前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した数量の情報を含む前記使用者情報を確認する段階を含むことができる。
【0072】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記使用者情報を確認する段階は前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期の情報があらかじめ設定された期間の範囲に含まれる場合、前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期に対応する購入した数量の情報である第1数量情報を含む前記使用者情報を確認する段階を含むことができる。
【0073】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階は前記購入要請数量情報および前記第1数量情報の合計が前記制限数量情報より大きい場合、第2数量情報を含む前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含み、前記第2数量情報は前記制限数量情報および前記購入要請数量情報の差(difference)であることを特徴とすることができる。
【0074】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記購入要請数量情報および前記第1数量情報の合計が前記制限数量情報より同一であるか小さい場合、前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入進行の情報を含むページを提供する段階をさらに含むことができる。
【0075】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムの数量情報は個別アイテムの数量単位に対応して選択されることを特徴とすることができる。
【0076】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法は、前記購入要請数量情報に基づいて前記少なくとも一つのアイテムに対する推薦数量情報を提供することができる。
【0077】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法は、前記購入要請数量情報および前記第1数量情報の合計が前記制限数量情報より大きい場合、前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムを購入できる時期の情報および購入できる数量の情報を提供する段階をさらに含むことができる。
【0078】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法において、前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムを購入できる時期の情報は、前記あらかじめ設定された期間および前記使用者のアカウントを通じて前記少なくとも一つのアイテムを購入した時期の情報に基づいて決定され、前記特定カテゴリーに含まれる前記少なくとも一つのアイテムを購入できる数量の情報は第1数量情報に基づいて決定されることを特徴とすることができる。
【0079】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法は、前記選択された少なくとも一つのアイテムが通関制限アイテムに対応するかを確認する段階、前記通関制限アイテムに対応する場合、前記通関制限アイテムに対する制限数量情報を確認する段階、前記使用者の前記通関制限アイテムに対する購入要請数量情報を確認する段階、前記使用者の前記通関アイテムに対する購入時期情報および前記購入時期情報に対応する前記通関制限アイテムの購入数量情報を確認する段階、および前記通関制限アイテムに対する制限数量情報、購入要請数量情報、および前記購入時期情報に対応する前記通関制限アイテムの購入数量情報に基づいて前記通関制限アイテムの購入可能数量情報を提供する段階をさらに含み、前記通関制限アイテムの購入可能数量情報は前記購入時期情報に対応する前記通関制限アイテムの購入数量情報の通関時期情報に対応して決定されることを特徴とすることができる。
【0080】
本発明の多様な実施形態に係る電子装置の情報処理方法は、前記選択された少なくとも一つのアイテムが通関制限アイテムに対応するかを確認する段階、前記通関制限アイテムに対応する場合、前記通関制限アイテムの通関時期を確認する段階、および前記通関時期に基づいて前記通関制限アイテムの購入可能数量情報を提供する段階をさらに含み、前記通関制限アイテムの購入可能数量情報は前記通関時期に対応して決定されることを特徴とすることができる。
【0081】
本発明の多様な実施形態に係る情報処理方法を遂行する電子装置は、プロセッサを含み、前記プロセッサは少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得し、前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認し、前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認し、前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認し、前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供することができる。
【0082】
本発明の多様な実施形態に係る非一過性のコンピュータで読み取り可能な保存媒体は、コンピュータで読み取り可能な命令語を保存するように構成される媒体を含み、前記コンピュータで読み取り可能な命令語はプロセッサによって実行される場合、前記プロセッサが少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報を獲得する段階、前記選択された少なくとも一つのアイテムのうち少なくとも一部が特定カテゴリーに含まれるかを確認する段階、前記確認結果に基づいて前記特定カテゴリーに対応する制限数量情報を確認する段階、前記少なくとも一つのアイテムに対する使用者の選択情報に基づいて購入要請数量情報を確認する段階、前記使用者情報を確認する段階、および前記制限数量情報および前記使用者情報に基づいて前記使用者に前記少なくとも一つのアイテムに関連した購入可能数量情報を提供する段階を含む、アイテム販売情報処理方法を遂行するようにすることができる。
【0083】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定の用語が使われているが、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明である。
【0084】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータが読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータが読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、CD-ROM(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータが読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0085】
本実施形態は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャヴァ(Java)、アセンブラ(assembler)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成として限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0086】
前述した実施形態は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【符号の説明】
【0087】
100 電子装置
110 プロセッサ
120 トランシーバー
図1
図2
図3
図4
図5a
図5b
図6
図7
【外国語明細書】