(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022155423
(43)【公開日】2022-10-13
(54)【発明の名称】貯水槽
(51)【国際特許分類】
E03B 11/02 20060101AFI20221005BHJP
【FI】
E03B11/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021084211
(22)【出願日】2021-03-30
(71)【出願人】
【識別番号】520049983
【氏名又は名称】山田 正
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(72)【発明者】
【氏名】山田 正
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
(57)【要約】
【課題】 従来の貯水槽は、水道水の水圧に対応するために、相応の厚板に設けられてあるためである。
【解決手段】 モーターにより減圧された水道水は貯水槽の下側部の入水口より流入されて、各強化糟の和水口を通水して軟化した真水となって、モーターのホースにより流台の蛇口に送水されて、常時、非常時に係わらず飲水できるとともに、非常時には貯水槽の蛇口より用水することができる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
水道水の水圧を減圧するモーターが、和水口と満水孔を有する貯水槽の下角部に据置して、そのホースを上面部の入水口に取付けるとともに、該貯水槽の他下角部に水圧の減圧できるモーターを据置して、そのホースを流しの蛇口に取付けて、各強化板の和水口により軟化した真水を発水できるように設けた貯水槽。
【請求項2】
水道水を各モーターで、入出水、減圧されたことにより、ビルや高層マンションなどの流台に安易に設置して、非常時に飲水、用水できるように設けた請求項1記載の貯水槽。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビルや高層マンションに於ける貯水槽の活水化を図った貯水槽に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のビル用などの貯水槽は、市営の貯水タンクよりの配水対策を施したものがある。
【0003】
また、タンクは高架されてあり、受給されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上に述べた、従来の貯水槽では、災害や停電などの非常時のときなどにより、不通の際には困惑を来す恐れがあるものである。
【0005】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しようとするものであり困惑を効果的に解消し、実のある貯水槽を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、本発明は上記目的を達成するために、モーターによる動力で水圧を減圧化することによって、貯水槽自体重量の軽減を図り、ビルや高層マンションの各住の流し台に容易に据置できるように設けたものである。
【0007】
また、第2の課題解決手段は、重量を軽減したことにより、その形体も流台の容積一杯に設置する構成としたものである。
【0008】
上記の第1の課題解決手段による作用は、次の通りである。モーターにより貯水槽に充満されるとともに、送水された流水は強化板により活水されて充満され、さらにモーターによって流しの蛇口に流水されるということによって、常時満水されて飲用用水することができる。
【0009】
また、第2の課題解決手段による作用は、ビルや高層マンションの住宅の流台に容易に設置できて、不慮の災害に備えることができ、安堵できるという効果を発揮する。
【発明の効果】
【0010】
上述したように、本発明の貯水槽は、モーターにより水圧を減圧することができるとともに、設置して、備水を全うすることができ、活用度の高い貯水槽を提供できる。
【0011】
また、軽量にして構成されたため、ビルや高層マンションの流台に容易に備設できて、不慮の災害にも即対応できるという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】 本発明の実施形態を示す貯水槽の部分断面図
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を
図1、
図2に基づいて説明する。
【0014】
図において、1は蛇口2を有する流台で、該流台1の室3に貯水槽5を装置するとともに、該貯水槽の側面下部に入水口にポンプ17を据置して、流水は各板の強化板の横方面の和水口を左、、右、左の各室と流水して、該左方向の左室4の右側部に据置したポンプ17より流出して蛇口2に送水される。
【0015】
9は貯水槽5内に流水を満水にできる和水口10と軽水化できる満水孔11を有する強化板で、前、中、後の室に縦設して、貯水槽5の側面部に設けてある入水口12より、流入した水道水は和水口10を通水して、貯水槽5の下部より排水されるとともに、流台1の蛇口2に流水されている。
【0016】
この際、図示してなしが水道水が停止して3日後は、腐敗を防ぐため攪拌することである。
【0017】
また、15は貯水槽5の上面部に取付けられた制御弁16と安全弁である。
【0018】
また、13は同じく貯水槽5の下部に取付けられた非常時、蛇口と手動ポンプである。
【0019】
ここで、貯水槽5はビルや高層マンションのなどの住宅に容易に設置することができる。
【0020】
以下、上記構成の動作を説明する。モーター6により減圧された水道水はホース7によって、貯水槽5の右側部の入水口12より入水して、強化板9の各部の和水口10を通水して、貯水槽5の下部の右側部のモーター6Aにより、流台1の蛇口2に送水されて、常時、非常時に係わらず飲水できるという効果を発揮する。そして断水や非常時には貯水槽5の蛇口8Aより,飲用、用水できるというさらなる効果を発揮するものである。
【0021】
また、モーターを設けたことで強鞭にして軽体のものであるので、ビルや高層マンションの流台に据置できるという効果を発揮する。以上のように、本実施形態によれば活生効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0022】
1 流台
2 蛇口
3 室
5 貯水槽
6 モーター
7 ホース
8 蛇口
9 強化板
10 和水口
15 安全弁
16 制御弁
17 ポンプ