(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022155825
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】フレンチトースト様食品の製造方法
(51)【国際特許分類】
A21D 13/80 20170101AFI20221006BHJP
【FI】
A21D13/80
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021059240
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】517329801
【氏名又は名称】株式会社三和製玉
(74)【代理人】
【識別番号】100095430
【弁理士】
【氏名又は名称】廣澤 勲
(72)【発明者】
【氏名】松永 豊
(72)【発明者】
【氏名】綿 文禎
【テーマコード(参考)】
4B032
【Fターム(参考)】
4B032DB40
4B032DE06
4B032DG02
4B032DK33
4B032DP66
(57)【要約】
【課題】簡単な製造方法により、厚みを自由に増やすことができ、中心まで調味液が確実に浸透して食味が良好なフレンチトースト様食品の製造方法を提供する。
【解決手段】調味液14は、卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形になり、固形の調味液14を介して複数の多孔性食品12a,12bが一体となる。第1鍋18aに調味液14を流し込み、多孔性食品12aを入れ、加熱し火を通す。他方の第2鍋18bに調味液を流し込み、第1鍋18aの多孔性食品12aを、上下反転させて第2鍋18bに入れて火を通す。空になった第1鍋18aに、他の多孔性食品と調味液を入れ、第1鍋18aの中に、火を通した多孔性食品18aを上下反転させて、他の多孔性食品12bの上に重ねて入れ、火を通す。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに重ねられた複数の多孔性食品と、前記多孔性食品の内部にまで均一に浸透した調味液から成り、前記調味液は卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形であり、固形となった前記調味液を介して前記複数の多孔性食品が一体となるフレンチトースト様食品の製造方法であって、
複数の鍋を有する焼成機を使用し、前記鍋の一つである第1鍋に前記調味液を流し込み、前記多孔性食品を入れて加熱し火を通し、前記鍋の他方の第2鍋に前記調味液を流し込み、前記多孔性食品を上下反転させて前記第2鍋に入れて火を通し、空になった前記第1鍋に他の多孔性食品と調味液を入れ、前記第1鍋の中に、火を通した前記多孔性食品を上下反転させて前記他の多孔性食品の上に重ねて入れ、火を通すことを特徴とするフレンチトースト様食品の製造方法。
【請求項2】
前記焼成機は、複数の前記鍋がヒンジを介して設けられ、各鍋は互いに前記ヒンジを介して回転して他方の前記鍋の開口部を覆うことが可能な構造であり、前記鍋を前記ヒンジを介して反転させながら、火を通した前記多孔性食品を上下反転させて前記他の多孔性食品の上に重ねて入れる請求項1記載のフレンチトースト様食品の製造方法。
【請求項3】
前記多孔性食品は、パン又は高野豆腐、又はくるま麩である請求項1又は2記載のフレンチトースト様食品の製造方法。
【請求項4】
前記多孔性食品どうしの間又は前記多孔性食品の表面に、その他の食材が設けられている請求項1又は2記載のフレンチトースト様食品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、多孔性食品に卵液を使用した調味液を浸透させて加熱調理するフレンチトースト様食品の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、パンの加工食品であるフレンチトーストが一般的に知られており、フレンチトーストは、卵、牛乳、糖類等から成る調味液をパン全体に浸透させた後にオーブンやフライパンで加熱調理して作られる。この様なフレンチトーストには、食味を向上させたり調理時間を短縮したりするため、種々の工夫がされている。例えば、特許文献1に記載のフレンチトースト様食品は、甘味度30超の糖類の含有量が15質量%以上である水溶液と、ケーキ生地を積層し、型に入れて加熱する。これにより、型に入れて焼くパンプディングのようにみずみずしい食感でなおかつ手で持てるような強度に作ることができる。
【0003】
また、特許文献2の多孔性食品に卵液を浸透させる方法及びその装置は、密封可能の容器本体内に所定量の卵液と多孔性食品を収容し、該容器本体を蓋体で密封施蓋するとともに容器本体内を真空雰囲気に保持して卵液を多孔性食品に浸透させる。これにより、卵液を含ませた製品を高能率に大量生産することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2019-92438号公報
【特許文献2】特開平10-108615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記背景技術の場合、パンの中央部まで調味液を浸透させることが難しく、フレンチトーストの厚みを自由に増やすことができなかった。また、特許文献2の場合は、真空装置が必要であり大掛かりで装置が複雑である。
【0006】
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な製造方法により、厚みを自由に増やすことができ、中心まで調味液が確実に浸透して食味が良好なフレンチトースト様食品の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、互いに重ねられた複数の多孔性食品と、前記多孔性食品の内部にまで均一に浸透した調味液から成り、前記調味液は卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形であり、固形となった前記調味液を介して前記複数の多孔性食品が一体となるフレンチトースト様食品の製造方法であって、複数の鍋を有する焼成機を使用し、前記鍋の一つである第1鍋に前記調味液を流し込み、前記多孔性食品を入れて加熱し火を通し、前記鍋の他方の第2鍋に前記調味液を流し込み、前記多孔性食品を上下反転させて前記第2鍋に入れて火を通し、空になった前記第1鍋に他の多孔性食品と調味液を入れ、前記第1鍋の中に、火を通した前記多孔性食品を上下反転させて前記他の多孔性食品の上に重ねて入れ、火を通すフレンチトースト様食品の製造方法である。
【0008】
前記焼成機は、複数の前記鍋がヒンジを介して設けられ、各鍋は互いに前記ヒンジを介して回転して他方の前記鍋の開口部を覆うことが可能な構造であり、前記鍋を前記ヒンジを介して反転させながら、火を通した前記多孔性食品を上下反転させて前記他の多孔性食品の上に重ねて入れるものである。
【0009】
前記多孔性食品は、パン又は高野豆腐、又はくるま麩等である。前記調味液は、卵液、調味料、増粘剤等が所定の比率で配合されたものである。また、前記多孔性食品どうしの間又は前記多孔性食品の表面に、その他の食材が設けられていても良い。
【発明の効果】
【0010】
本発明のフレンチトースト様食品の製造方法は、簡単な製造方法により、厚みを自由に増やすことができ、中心まで調味液が浸透して食味が良好な食品を提供することができる。さらに、互いに重ねられた複数の多孔性食品の内部にまで均一に卵液を含む調味液が浸透し、種々の多孔性食品と調味液の組み合わせにより、新しい食品形態を容易に作ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】この発明の第一実施形態のフレンチトースト様食品の製造方法の概略図である。
【
図2】この発明の第一実施形態のその他のフレンチトースト様食品の製造方法の概略図である。
【
図3】この発明の第一実施形態のフレンチトースト様食品の斜視図である。
【
図4】この発明の第二実施形態のフレンチトースト様食品の製造方法の概略図である。
【
図5】この発明の第二実施形態のフレンチトースト様食品の斜視図である。
【
図6】この発明の第三実施形態のフレンチトースト様食品の斜視図である。
【
図7】この発明の第四実施形態のフレンチトースト様食品の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1~
図3はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態のフレンチトースト様食品10は、矩形の所定形状にカットしたほぼ一定厚みの多孔性食品であるパン12が2層に重ねられて設けられている。2層のパン12には調味液14が内部にまで均一に浸透して設けられ、調味液14は卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形となっており、固形となった調味液14を介して2層のパン12が一体となっている。フレンチトースト様食品10は、カットした断面を見ても、食しても、一つの厚い多孔性食品12のようになっている。パン12は、同形状の矩形にカットされた第1パン12aと第2パン12bから成る。
【0013】
ここで、調味液14について説明する。調味液14の配合は、以下の表に示すとおりである。主原料である卵液と牛乳の他、調味料である砂糖やバニラエッセンス、増粘剤である澱粉が所定の比率で配合されている。
【0014】
【表1】
次に、フレンチトースト様食品10の製造方法について
図1に基づいて説明する。フレンチトースト様食品10の製造には、玉子焼き自動焼成機16を使用する。玉子焼き自動焼成機16は、矩形の底面と、底面に連続する4つの側面から成り上方が開口した鍋18が設けられ、鍋18の下方には、図示しないガスバーナー等の加熱装置が備えられている。鍋18は、同形状の第1鍋18aと第2鍋18bが並んで設けられている。第1鍋18aと第2鍋18bは、ヒンジ20を介して連結され、ヒンジ20を中心に180°回転可能であり、第1鍋18aの上に第2鍋18bを倒立させて閉じたり、その逆に第2鍋18bの上に第1鍋18aを倒立させて閉じたりすることが可能である。第1鍋18aと第2鍋18bは、図示しない加熱装置により所定温度に加熱される。
【0015】
まず、
図1(a)に示すように、第1鍋18aに調味液14を流し込み、第1パン12aを入れる。調味液14の量は、第1パン12aが沈む程度であり、例えば40mlである。第1パン12aの底側は調味液14が浸透し、調味液14が片面に浸透した状態で加熱し、第1パン12aと調味液14に火を通す。
【0016】
次に、第2鍋18bにも調味液14を入れる。調味液14の量は、第1鍋18aの第1パン12aの表面から内部に浸透し周囲にも調味液14が接着する程度の量を投入する。ここでは例えば40mlである。この後、
図1(b)に示すように、第1鍋18aを、ヒンジ20を中心に回転させて、第2鍋18bの上方の開口部を塞ぐように閉じる。第1鍋18aで火を通した第1パン12aは、上下を反転させて、第1パン12aの調味液14が浸透していない開口部側から、第2鍋18bの中へ落下する。これにより、開口部側にも調味液14が浸透し、調味液14が第1パン12aの内部に均一に浸透した状態で、第2鍋18bで火を通す。
【0017】
次に、
図1(c)に示すように、第1鍋18aを元の位置に戻し、空になった第1鍋18aの中に、第1パン12aと同形状の第2パン12bを入れ、第2パン12bが沈む程度の調味液14を流し込む。
【0018】
次に、
図1(d)に示すように、第2鍋18bを、ヒンジ20を中心に回転させて第1鍋18aに閉じる。第2鍋18bで調味液14を均一に浸透させて火を通した第1パン12aは、上下を反転させて、第1鍋18aの第2パン12bの上に落下し、重なる。
【0019】
そして、
図1(e)に示すように、第1鍋18aの中で、第一パン12aと第2パン12bが重ねられた状態で火を通し、フレンチトースト様食品10が作られる。第1鍋18aを反転させて、フレンチトースト様食品10を取り出し、製品となる。
【0020】
この実施形態では、フレンチトースト様食品10は2層であるが、鍋18の深さに応じて、空になった第1鍋18a又は第2鍋18bの中にパン12と調味液14を入れ、ヒンジ20を中心に回転させて、上下を反転させて落下し重ねる工程を繰り返して、層数を増やして厚くしてもよい。厚みは、例えば2cm~5cm程度に自在に調整することができる。
【0021】
なお、使用する玉子焼き自動焼成機16は、上記以外でも良い。例えば
図2に示すように、第2鍋18bの隣に第3鍋18cが設けられ、第1鍋18a、第2鍋18b、第3鍋18cが一方向に並べられて連続してフレンチトースト様食品10を製造するものでも良い。第1鍋18a、第2鍋18b、第3鍋18cが各々複数列設けられたものでも良い。鍋が4つ以上並べられたものでも良い。
【0022】
この実施形態のフレンチトースト様食品10の製造方法は、簡単な製造方法により、厚みを自由に増やすことができ、中心まで調味液14が浸透して食味が良好なものを製造することができる。さらに、以下の作用効果を有するものである。十分な厚みを有するフレンチトースト様食品10を作ることができ、厚くても中心まで調味液14を浸透させることができ食味が良好となる。数回に分けて重ねるため、中部のどの位置でもふわふわな仕上がりになる。パン12の層数を変更することにより厚みを自由に増やすことができる。また使用するパン12の厚みも自由に変更することができ、パン12を薄くすればパン12の中まで調味液14を早く浸透させることができる。一般的な玉子焼き自動焼成機16を使用するため、温度制御が正確であり、効率よく製造することができる。第一パン12aを反転させて第2パン12bに重ねる工程を加熱しながら行うことができる。四角い鍋18の中で焼くため、四角形できれいに焼くことができ、パン12が矩形でなくても、四角形に焼くことができる。また、パン12の側面にもしっかり調味液14が付き、硬さを感じさせない側面に仕上げることができる。厚みにかかわらずに、形状を四角く保ちながら焼き上げることができ、調味液14の配合を変えることで、種々の味付けの商品を作ることができる。
【0023】
次にこの発明の第二実施形態について説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。
図5は、この実施形態のフレンチトースト様食品22を示すものであり、フレンチトースト様食品22は、矩形の所定形状にカットしたほぼ一定厚みの多孔性食品である高野豆腐23と、高野豆腐23の内部にまで均一に浸透した調味液24からなり、調味液24は卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形となっている。
【0024】
ここで、調味液24について説明する。調味液24の配合は、以下の表に示すとおりである。
【0025】
【表2】
次に、フレンチトースト様食品22の製造方法について
図4に基づいて説明する。フレンチトースト様食品22の製造には、玉子焼き自動焼成機16を使用する。高野豆腐23は、製造の前にだし汁や卵液に所定時間浸漬させておく。まず、第1鍋18aに調味液24を流し込み、高野豆腐23を入れ、火を通す。次に第2鍋18bに調味液24を流し込み、ヒンジ20を回転させて、第1鍋18aを第2鍋18bに閉じる。第1鍋18aで火を通した高野豆腐23は、上下を反転させて、調味液24が浸透していない開口部側から、第2鍋18bの中へ落下する。そして、開口部側にも調味液24が浸透し、調味液24が高野豆腐23の内部に均一に浸透した状態で火を通す。
【0026】
これによりフレンチトースト様食品22が作られ、第2鍋18bを反転させて、フレンチトースト様食品22を取り出し、製品となる。フレンチトースト様食品22は、高野豆腐23が1層であるが、上記の実施形態のように2層以上でも良い。
【0027】
この実施形態のフレンチトースト様食品22によれば、高野豆腐23を使用し、調味液24の味付けを塩やだしで行うことにより、お惣菜等に応用することができる。卵液が浸漬した高野豆腐という、新しい食品形態を作ることができる。
【0028】
次にこの発明の第三実施形態について
図6に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態のフレンチトースト様食品26は、ほぼ一定厚みの多孔性食品であるくるま麩28と、くるま麩28の内部にまで均一に浸透した調味液24から成り、調味液24は卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形となっている。くるま麩28は、一定厚みのドーナツ状であり、厚み方向に複数層に重ねられ、フレンチトースト様食品26の外観は円柱形状になる。くるま麩28には、中央に穴が開いているため、穴の中は調味液24で満たされている。調味液24の配合は、第2実施形態と同じである。
【0029】
フレンチトースト様食品26の製造方法は、第2実施形態と同じである。ただし、玉子焼き自動焼成機16の鍋18は、円形の底面と、円筒形の側面から成るものを使用する。くるま麩28は1層であるが、2層以上でも良い。
【0030】
この実施形態のフレンチトースト様食品26によれば、くるま麩28を使用し、調味液24の味付けを塩やだしで行うことにより、お惣菜等に応用することができる。卵液が浸漬したくるま麩という、新しい食品形態を作ることができる。
【0031】
次にこの発明の第四実施形態について説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は、同様の符号を付して説明を省略する。
図7は、この実施形態のフレンチトースト様食品30を示すものであり、フレンチトースト様食品30は、矩形の所定形状にカットしたほぼ一定厚みの多孔性食品であるパン12が使用され、二重に重ねられた第1パン12aと第2パン12bの間にハム32が挟まれている。2層のパン12には、調味液34が内部にまで均一に浸透して設けられ、調味液34は卵液を含み加熱により適度な弾力を有する固形となっており、固形となった調味液34を介して2層の第1パン12aと第2パン12bとハム32が一体となっている。
【0032】
ここで、調味液34について説明する。調味液34の配合は、以下の表に示すとおりである。
【0033】
【表3】
フレンチトースト様食品30の製造方法は、上記実施形態のフレンチトースト様食品10の製造方法とほぼ同じである。第1鍋18aに調味液34を流し込み、ハム32と第1パン12aを入れ、第1パン12aとハム32、調味液34に火を通す。次に、第2鍋18bに調味液34を流し入れ、第1鍋18aを回転させて第2鍋18bに閉じる。第1鍋18aで火を通したハム32と第1パン12aは第2鍋18bの中に落下し、火を通す。空になった第1鍋18aの中に、第2パン12bと調味液34を入れ、第2鍋18bを第1鍋18aに閉じ、第1パン12aとハム32は、第1鍋18aの第2パン12bの上に落下し、重なる。第1パン12aと第2パン12bがハム32を挟んで重ねられた状態で火を通し、フレンチトースト様食品30が作られる。第1鍋18aを反転させて、フレンチトースト様食品30を取り出し、製品となる。
【0034】
この実施形態のフレンチトースト様食品30によれば、調味液34の味付けに甘みをなくし、ハム32を加え、たんぱく質を含み、食事に適した商品とすることができる。二重に重ねられた第1パン12aと第2パン12bの間にハム32が挟まっているという、新しい食品形態を作ることができる。たんぱく質を含む栄養に富み、食事に適した商品とすることができる。ハム32以外にベーコン等の食材を挟んでもよい。
【0035】
この発明のフレンチトースト様食品とその製造方法は、上記実施形態に限定されるものではなく、多孔性食品は上記以外でも良く、調味液の配合も変更可能である。玉子焼き自動焼成機以外の装置で製造してもよい。
【符号の説明】
【0036】
10,22,26,30 フレンチトースト様食品
12 パン
12a 第1パン
12b 第2パン
14,24,34 調味液
16 玉子焼き自動焼成機
18 鍋
18a 第1鍋
18b 第2鍋
23 高野豆腐
28 くるま麩
32 ハム