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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022155908
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】空気調和機の天井吊下型室内機
(51)【国際特許分類】
   F24F 13/08 20060101AFI20221006BHJP
   F24F 13/32 20060101ALI20221006BHJP
   F24F 13/20 20060101ALI20221006BHJP
   F24F 1/0011 20190101ALI20221006BHJP
   F24F 13/22 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
F24F13/08 A
F24F13/32
F24F13/20 205
F24F1/0011
F24F1/0007 361F
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021059351
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】000006611
【氏名又は名称】株式会社富士通ゼネラル
(74)【代理人】
【識別番号】100083404
【弁理士】
【氏名又は名称】大原 拓也
(72)【発明者】
【氏名】宮田 匡智
【テーマコード(参考)】
3L049
3L050
3L081
【Fターム(参考)】
3L049BB05
3L049BB08
3L049BB10
3L050BD05
3L050BF02
3L050BF05
3L081AA02
3L081AB04
3L081BA06
3L081BB01
(57)【要約】
【課題】被空調室内の所定エリアを個別的に空調する。
【解決手段】天井Cから所定の吊り下げ手段2を介して被空調室R内に吊り下げられる筐体100を備え、筐体100は内部に送風機および熱交換器を含み、筐体100の上面に空気吸込部を設けるとともに筐体100の底面に空気吹出部を設け、その空気吹出部より人の活動エリアに向けて調和空気をスポット的に吹き出し可能とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
天井から所定の吊り下げ手段を介して被空調室内に吊り下げられる筐体を備え、上記筐体は上面に空気吸込部を設け、内部に送風機と熱交換器が配置されており、底面に空気吹出部が環状に形成されていることを特徴とする空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項2】
上記筐体は、上記送風機と上記熱交換器を支持する載置板を有し、上記載置板の下面側には、回転駆動ユニットにより上記空気吹出部に沿って回転する風向板が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項3】
上記風向板は、円状の基部と、上記基部から下方に延びる裾部とを有し、上記裾部と上記筐体の下縁部とにより上記空気吹出部から吹き出される調和空気の通風路が形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項4】
上記風向板は、上記基部から下方に延びる上記裾部の先端までの距離が周方向に沿って変化するように形成されることを特徴とする請求項2または3に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項5】
上記基部には、上記基部の回転中心と同軸の中心を有する円形の蓋板が設けられ、上記蓋板は光を透過する透明材料からなり、上記載置板の下面には上記蓋板を透過して少なくとも当該室内機の運転モードを表示する表示ユニットが配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項6】
上記載置板には、上記熱交換器から滴下する凝縮水を貯留するドレンパンおよび上記ドレンパンから上記凝縮水をくみ上げるドレンポンプが設けられていることを特徴とする請求項2ないし5のいずれか1項に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項7】
上記筐体は、球面で構成された上面を有する半球状に形成され、上記上面の頂部には天井側にまで延びるパイプが取り付けられており、上記パイプ内に、電源ケーブル、ガス側と液側の2本の冷媒配管およびドレン水の排水配管が通されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項8】
上記熱交換器は、上記載置板上において上記送風機の周りを囲むように配置され、上記熱交換器の両端間には電装品収納部と配管接続部とを有する接続ボックスが配置されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【請求項9】
上記筐体には、上記空気吸込部を横切る複数のブリッジ部が設けられており、上記パイプ内の電源ケーブル、ガス側と液側の2本の冷媒配管およびドレン水の排水配管が上記ブリッジ部を通って上記接続ボックスに引き込まれることを特徴とする請求項7または8に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空気調和機の天井吊下型室内機に関し、さらに詳しく言えば、天井から吊り下げられ、被空調室内の所定エリアを個別的に空調するのに適した天井吊下型室内機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
空気調和機の室内機を被空調室に設置する方法の一つとして、天井板(天井パネル)を取り付けずにむき出しにされた天井スラブに、天井埋込型カセットエアコン(天井埋込型空気調和機)をアンカーボルト等で吊り下げる方法がある。
【0003】
この天井吊り下げの設置方法は商業施設等でよく見かけるが、室内の上部空間に大型の重量物が浮いて設置される形となるため、見る人に不安定感や圧迫感等を感じさせることがある。また、部屋全体を所定温度に制御する全体空調であることから、部屋全体が設定温度にならなければモータが低速運転に移行しない。特に天井が高い場合には、設定温度になるまで時間がかかり、省エネルギーの観点から好ましくない。
【0004】
全館ダクト空調にする方法もあるが、個別でのオンオフができないため、個人それぞれに適した快適性が得られない。さらには、通常の天井埋込型カセットエアコンでは、風向板制御が上下/左右方向であり調和空気がほぼ直線的に吹き出されることから、利用者の居場所によっては調和空気が直接当たり続け不快感を感ずることがある。
【0005】
ところで、特許文献1には、外観性を重視して、意匠の自由度を高めた天井吊下型の空気調和装置の室内機が提案されている。この室内機は、天井から離れて配置される本体と、本体を天井から吊り下げるための吊り具とで構成されている。
【0006】
図12に示す本体901の外郭は、中央が上に膨らんだ円形の上面902と、中央が下に膨らんだ円形の底面903と、上面902と底面903の間に形成される側面904と、上面902の中央に設けた円柱形の吊り具905でなる。上面902には吸込口906が設けられ、側面904の全周には吹出口907が設けられるが、底面903には吸込口や吹出口等の開口が一切形成されていない、という形態をなし、吊り具905で天井から吊り下げられている。
【0007】
しかしながら、この天井吊下型の空気調和装置の室内機では、部屋全体を空調の対象としており、調温された調和空気が側面904の吹出口907から吹き出される。従って、例えば室内機直下にいる人の活動エリア等を個別に空調するには適していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2007-263545号公報(図5等参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
したがって、本発明の課題は、被空調室内の所定エリアを個別的に空調するのに適した天井吊下型室内機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するため、本発明は、天井から所定の吊り下げ手段を介して被空調室内に吊り下げられる筐体を備え、上記筐体は上面に空気吸込部を設け、内部に送風機と熱交換器が配置されており、底面に空気吹出部が環状に形成されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、被空調室内の所定エリアを個別的に空調するのに適した天井吊下型室内機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】空気調和機の天井吊下型室内機の設置例を示す模式図。
図2】上記室内機を下方から見た外観斜視図。
図3】上記室内機の(a)側面図、(b)底面図。
図4】上記室内機の内部構造を示す模式的な断面図。
図5】上記室内機が備える筐体の内部構造を示す拡大断面図。
図6図3(a)のA-A線断面図。
図7】上記室内機が備える風向板の構成を説明するための模式図。
図8】上記室内機内の風の流れ状態を説明する動作説明図。
図9図3(a)のB-B線断面図。
図10】上記筐体の内部構造を示す分解斜視図。
図11】上記室内機による個別制御システムの一例を示す模式図。
図12】従来の空気調和機の天井吊下型室内機を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
次に、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態を説明するが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。
【0014】
図1に示すように、本発明の空気調和機の天井吊下型室内機(以下、単に「室内機」ということがある)1は天井Cから吊り下げられ、同一の被空調室R内に存在する人の活動エリア、この例では作業デスクW1,W2,…ごとに割り当てて配置することが可能で、それら作業デスクを含む空間を個別に空調するのに適している。
【0015】
図2ないし図5を参照して、この室内機1は、天井Cから所定の吊り下げ手段2を介して被空調室R内に吊り下げられる筐体100を備えている。筐体100は、天井Cのほかに天井スラブもしくは天井スラブに設置されている梁部材等から吊り下げられてもよい。
【0016】
吊り下げ手段2にはワイヤ21を用いることができる。この例では、筐体100は3本のワイヤ21で吊り下げられているが、その本数は特に限定されない。また、ワイヤ21の代わりにターンバックル等で長さを調節することができる吊り下げロッドが使用されてもよい。いずれにしても、筐体100の設置高さは調整可能で、例えば立ち姿勢の人の頭部の上方に合わせて設置することができる。
【0017】
筐体100は、その内部に送風機110と熱交換器120とを備えている。筐体100は、吊り下げられた状態で天井C側に向けられる上面101に空気吸込部130を有し、床面側に向けられる底面102に空気吹出部140を備えている。
【0018】
筐体100は直方体であってもよいが、本実施形態においては、筐体100は上面101が球面、底面102が平面で形成された半球状としている。筐体100は、上面101の頂部を上にして吊り下げられ、空気吸込部130はその上面101の球面に沿って形成されている。空気吸込部130を除く筐体100の内面には断熱材105が設けられている。
【0019】
図10を併せて参照して、空気吸込部130には、吸込グリル131が着脱可能に嵌め込まれている。この例において、吸込グリル131は3つのピース131a,131b,131cに分割されており、見かけ上、これら3つのピース131a,131b,131cが筐体100の外形の一部分に含まれるように空気吸込部130に嵌合されている。吸込グリル131の下にはエアフィルタ132が取り付けられている。
【0020】
筐体100の底面102側には、載置板150が設けられている。載置板150は後述する送風路ブリッジ部141で筐体100に支持されている。載置板150の上面側に送風機110と熱交換器120とが配置される。送風機110には、ファンモータ111により駆動されるターボファン112が用いられ、載置板150の中央に配置されている。
【0021】
熱交換器120は、載置板150上においてターボファン112の周りを囲むように配置されている。熱交換器120は上面101側から見て断面C字状に形成されており、断面C字状に形成された熱交換器120の両端間には、後述する電装品収納部と配管接続部とを有する接続ボックス121が設けられている。熱交換器120を筐体100の外形に合わせてターボファン112の周りを囲むように配置することにより、最大の熱交換容量と効率のよい送風を実現することができる。
【0022】
載置板150の周辺には、空気吹出部140が環状に形成されている。空気吹出部140内には、載置板150を筐体100の下面102に支持する送風路ブリッジ部141が4箇所に等間隔で設けられている。
【0023】
図6の4本の矢印で示すように、ターボファン112により例えば反時計回りの空気流が発生するとして、各送風路ブリッジ部141は、極力その通風抵抗とならないように、反時計回りの空気流の流れに沿った方向の角度を有することが好ましい。
【0024】
また、載置板150には、運転時に熱交換器120から滴下する凝縮水を貯留するドレンパンが形成されている。載置板150の上面全体がドレンパンとして形成されてもよいし、熱交換器120の下部に沿った部分のみにドレンパンが形成されてもよい。
【0025】
載置板150の下面側には、モータ駆動により環状の空気吹出部140に沿って回転する風向板160が設けられている。風向板160を空気吹出部140に沿って回転させる構成の一つとして、載置板150の下面には、円形の回転ガイドリブ152が形成されている。
【0026】
風向板160は、回転ガイドリブ152に沿って回転する円形の基部161と、基部161から下方に向けて連続的に漸次拡径する裾部165とを有し、裾部165と筐体100の下縁部103とにより空気吹出部140から吹き出される調和空気の送風通路104が形成される。
【0027】
本実施形態において、風向板160の基部161は回転ガイドリブ152の外周側に嵌合している。図5を参照して、回転ガイドリブ152の内周側の一部分に風向板160を回転させる回転駆動ユニット170が設けられている。
【0028】
詳しくは図示されていないが、回転駆動ユニット170は回転ガイドリブ152の内周側の一部分に配置されるモータを備えている。モータはピニオン歯車を有し、風向板160の基部161の内周側にはラック歯が形成されている。回転ガイドリブ152には、上記ピニオン歯車をラック歯にかみ合わせる開口部が形成されている。
【0029】
これにより、風向板160は回転駆動ユニット170のモータにより360゜回転することができ、風向板160全体を上下方向に動かすこともできる。
【0030】
図7の模式図を併せて参照して、風向板160の裾部165の下面166は、ターボファン112の中心O1(この中心O1は基部161の回転中心でもある)を通る軸線112aに対して斜めに交差する仮想的な傾斜面(図7に二点鎖線で示される面)の仮想面上に位置するように形成されている。言い換えれば、基部161から下方に延びる裾部165の先端である下面166までの距離が周方向に沿って変化している。具体的には、基部161から下方に沿って延びる裾部165の下面166までの距離が最も遠くなる箇所を下端166a、基部161から下方に沿って延びる裾部165の下面166までの距離が最も近くなる箇所を上端を166bとすると、下端166aでは送風通路104が長くなり吹き出される調和空気が横方向に広げられ、上端166bでは送風通路104が短くなり吹き出される調和空気が斜め下方に向けられることになる。
【0031】
送風通路104は、筐体100の底面102の全周にわたって形成されているが、送風通路104の長さは、下端166aから上端166bにかけて連続的に変化している。
【0032】
図8に、下端166aの箇所から吹き出される調和空気の向きを実線矢印で示し、上端166bの箇所から吹き出される調和空気の向きを鎖線矢印で示す。これによれば、風向板160が回転することにより、図1に示すように、室内機1から下方に向けて調和空気が螺旋状として吹き出されることになる。
【0033】
図7を参照して、裾部165の下面166は、筐体100を基部161の中心O1の軸線方向から見た底面視では円形であり、その円形の中心O2は基部161の中心O1から(Xの距離分)ずらされている。基部161には、基部161の回転中心O1と同軸の中心を有する蓋板181が設けられている。
【0034】
蓋板181は円形でその中心が基部161の回転中心O1と一致しているため、風向板160が回転しても蓋板181は静止して見え、蓋板181の周りの部分のみが偏心して回転しているように見える。これにより、風向板160が回転していながらも、風向板160全体が回転しているように見えない視覚効果を生じることから、利用者に対して視覚的に不安感や違和感を与える(言い換えれば、利用者が風向板160を見続けたときに眩暈を起こす)ことを防ぐことができる。
【0035】
本実施形態において、蓋板181は光を透過する透明材料からなり、載置板150の下面には蓋板181を透過して当該室内機1の運転モード、タイマー入り,切り、送風の強弱等を表示する表示ユニット182が配置されている。なお、表示ユニット182を例えば筐体100の下縁部103の部分に配置してもよい。
【0036】
図3図4図9および図10等を参照して、筐体100の頂部には、天井Cにまで延びるパイプ200が取り付けられている。パイプ200内には、電源ケーブル210、ガス側と液側の2本の冷媒配管220(221,222)およびドレン水の排水配管230が通されている。
【0037】
これら電源ケーブル210、ガス側と液側の2本の冷媒配管220(221,222)およびドレン水の排水配管230の一端は上記接続ボックス121に引き込まれ、他端は天井Cに沿って配線、配管されるか、もしくは天井裏に配線、配管され、図示しない室外機等に接続される。なお、パイプ200を筐体100の吊り下げ手段として用いることもできる。
【0038】
図10に示すように、筐体100には、空気吸込部130を横切る支持アーム133が設けられており、上記パイプ200内の電源ケーブル210、冷媒配管220およびドレン水の排水配管230は所定の支持アーム133を通って接続ボックス121に引き込まれている。接続ボックス121には、電装品収納部、配管接続部およびドレンポンプ122が設けられている。
【0039】
室内機1の運転時には、ターボファン112の回転により室内空気が空気吸込部130から筐体100内に吸い込まれ、熱交換器120を通る際に冷媒と熱交換されて調温された調和空気となり、空気吹出部140から送風通路104を通って被空調室Rに向けて吹き出される。
【0040】
室内機1の運転時、風向板160を回転させると、裾部166の下端166aの箇所からは調和空気が横方向に広げられて吹き出され(図8の実線矢印参照)、上端166bの箇所からは調和空気が斜め下方に向けて吹き出される(図8の鎖線矢印参照)。
【0041】
これにより、図1に示すように、室内機1から下方に向けて調和空気が螺旋状に吹き出されるため、例えば被空調室R内が広い室内でも、調和空気を特定のエリアに向けてスポット的に吹き出すことができるので、所望の人の活動エリアを個別的に空調することができる。
【0042】
図11に、各活動エリアW1~W6それぞれに室内機1を天井Cから吊り下げ、その各室内機1をマルチ接続が可能な室外機3に接続し、各室内機1をコントローラ4で個別に制御可能とした例を示すが、例えばWiFi等の通信接続媒体を利用して携帯電話機5からコントローラ4を操作して各室内機1を制御することもできる。
【0043】
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態の記載に限定されるものではない。当業者であるならば上記実施形態に加えられる変更もしくは改良も本発明の技術的範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
1 室内機
100 筐体
101 筐体の上面
102 筐体の底面
103 筐体の下縁部
104 送風通路
110 送風機
111 ファンモータ
112 ターボファン
120 熱交換器
121 接続ボックス
122 ドレンポンプ
130 空気吸込部
131 吸込グリル
132 エアフィルタ
133 支持アーム
140 空気吹出部
141 送風路ブリッジ部
150 載置板
152 回転ガイドリブ
160 風向板
161 風向板の基部
165 風向板の裾部
170 回転駆動ユニット
181 蓋板
182 表示ユニット
2 吊り下げ手段
21 ワイヤ
200 パイプ
210 電源ケーブル
220 冷媒配管
230 排水配管
3 コントローラ
4 携帯電話機
C 天井
W1,W2,W3,W4,W5,W6 人の活動エリア
R 被空調室

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
【手続補正書】
【提出日】2021-04-05
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項5】
上記基部には、上記基部の回転中心と同軸の中心を有する円形の蓋板が設けられ、上記蓋板は光を透過する透明材料からなり、上記載置板の下面には上記蓋板を透過して少なくとも当該室内機の運転モードを表示する表示ユニットが配置されていることを特徴とする請求項3または4に記載の空気調和機の天井吊下型室内機。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0035】
本実施形態において、蓋板181は光を透過する透明材料からなり、載置板150の下面には蓋板181を透過して当該室内機1の運転モード、タイマー入り,切り、送風の強弱等を表示する表示ユニット182が配置されている。なお、表示ユニット182を例えば筐体100の下縁部103の部分に配置してもよい。