(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022156100
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】情報提供方法、プログラム及び情報提供装置
(51)【国際特許分類】
G06T 19/00 20110101AFI20221006BHJP
G06Q 30/02 20120101ALI20221006BHJP
【FI】
G06T19/00 600
G06Q30/02 470
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021059628
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【弁理士】
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【弁理士】
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【弁理士】
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【弁理士】
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 亨祐
(72)【発明者】
【氏名】根建 圭淳
(72)【発明者】
【氏名】松原 一雄
(72)【発明者】
【氏名】山岡 大祐
(72)【発明者】
【氏名】小林 正英
【テーマコード(参考)】
5B050
5L049
【Fターム(参考)】
5B050BA09
5B050BA13
5B050CA07
5B050CA08
5B050DA01
5B050DA10
5B050EA07
5B050EA18
5B050EA19
5B050EA27
5B050FA02
5B050FA09
5B050GA08
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】良好且つ的確に情報提供を行い得る情報提供方法、プログラム及び情報提供装置を提供する。
【解決手段】情報提供方法は、車両60に収納される予定の物品64のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するステップS2と、収納スペース62を撮像することによって得られる撮像画像を取得する画像取得ステップS3と、収納スペースに関する設計データに基づいた収納スペースサイズ情報を取得するステップS4と、収納スペースを含む撮像画像を表示画面28Aに表示するとともに、収納スペースサイズ情報と、物品サイズ情報とに基づいて、物品に対応する画像である物品画像64Aを撮像画像に重畳表示する表示ステップS5と、を有する。
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に収納される予定の物品のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するステップと、
前記車両のうちの前記物品が収納される予定のスペースである収納スペースを端末装置に備えられた撮像部によって撮像することによって得られる撮像画像を取得する画像取得ステップと、
前記収納スペースに関する設計データに基づいた、前記収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報を取得するステップと、
前記収納スペースを含む前記撮像画像を前記端末装置に備えられた表示画面に表示するとともに、前記収納スペースサイズ情報と、前記物品サイズ情報とに基づいて、前記物品に対応する画像である物品画像を前記撮像画像に重畳表示する表示ステップと、
を有する、情報提供方法。
【請求項2】
請求項1に記載の情報提供方法において、
前記物品を前記収納スペースに収納する際に干渉が生ずるか否かを判定するステップを更に備える、情報提供方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報提供方法において、
前記物品を前記収納スペースに収納する際に干渉が生ずる場合、前記表示ステップでは、干渉が生ずる部位である干渉部位を前記表示画面に更に表示する、情報提供方法。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
前記表示画面に対するユーザによる操作に基づいて、前記物品の位置及び前記物品の姿勢のうちの少なくともいずれかを更新するステップを更に有する、情報提供方法。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
前記物品を前記収納スペースに収納する際に干渉が生ずると判定された場合、干渉が生じなくなるような前記物品の位置及び姿勢を算出するステップを更に有する、情報提供方法。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
前記物品を前記収納スペースに収納した際における前記収納スペースの変形又は前記車両の変位を算出するステップを更に有し、
前記表示ステップでは、前記収納スペースの変形又は前記車両の変位を示す情報を更に表示する、情報提供方法。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
前記物品を前記収納スペースに収納した状態で前記車両が加速又は減速した際における前記物品の変位を算出するステップを更に有し、
前記表示ステップでは、前記物品を前記収納スペースに収納した状態で前記車両が加速又は減速した際における前記物品の変位を示す情報を更に表示する、情報提供方法。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の情報提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項9】
撮像部と、
表示画面を有する表示部と、
車両のうちの物品が収納される予定のスペースである収納スペースを、前記撮像部によって撮像することによって得られる撮像画像を取得する画像取得部と、
前記物品のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するとともに、前記収納スペースに関する設計データに基づいた、前記収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報を取得する情報取得部と、
前記収納スペースを含む前記撮像画像を前記表示画面に表示するとともに、前記収納スペースサイズ情報と、前記物品サイズ情報とに基づいて、前記物品に対応する画像である物品画像を前記撮像画像に重畳表示する表示制御部と、
を備える、情報提供装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供方法、プログラム及び情報提供装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、携帯無線通信端末のディスプレイに撮像画像を表示するとともに、当該撮影画像内に含まれる部品の案内を当該ディスプレイに重畳表示することが開示されている。特許文献1では、ディスプレイに重畳表示された部品の案内が押下された場合、当該部品の操作マニュアルが当該ディスプレイに表示され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、重畳表示された部品の案内が押下された場合に当該部品の操作マニュアル等がディスプレイに表示されることを単に開示しているにすぎない。
【0005】
本発明の目的は、良好且つ的確に情報提供を行い得る情報提供方法、プログラム及び情報提供装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による情報提供方法は、車両に収納される予定の物品のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するステップと、前記車両のうちの前記物品が収納される予定のスペースである収納スペースを端末装置に備えられた撮像部によって撮像することによって得られる撮像画像を取得する画像取得ステップと、前記収納スペースに関する設計データに基づいた、前記収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報を取得するステップと、前記収納スペースを含む前記撮像画像を前記端末装置に備えられた表示画面に表示するとともに、前記収納スペースサイズ情報と、前記物品サイズ情報とに基づいて、前記物品に対応する画像である物品画像を前記撮像画像に重畳表示する表示ステップと、を有する。
【0007】
本発明の他の態様によるプログラムは、上記のような情報提供方法をコンピュータに実行させる。
【0008】
本発明の更に他の態様による情報提供装置は、撮像部と、表示画面を有する表示部と、車両のうちの物品が収納される予定のスペースである収納スペースを、前記撮像部によって撮像することによって得られる撮像画像を取得する画像取得部と、前記物品のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するとともに、前記収納スペースに関する設計データに基づいた、前記収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報を取得する情報取得部と、前記収納スペースを含む前記撮像画像を前記表示画面に表示するとともに、前記収納スペースサイズ情報と、前記物品サイズ情報とに基づいて、前記物品に対応する画像である物品画像を前記撮像画像に重畳表示する表示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、良好且つ的確に情報提供を行い得る情報提供方法、プログラム及び情報提供装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】一実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。
【
図2】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
【
図3】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
【
図4】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
【
図5】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
【
図6】一実施形態による情報提供方法の例を示すフローチャートである。
【
図7】一実施形態による情報提供方法の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明による情報提供方法、プログラム及び情報提供装置について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0012】
[一実施形態]
一実施形態による情報提供方法、プログラム及び情報提供装置について
図1~
図7を用いて説明する。
図1は、本実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。
【0013】
本実施形態による情報提供システム10は、車両60に備えられた収納スペース62に収納される予定の物品64(
図2参照)に対応する画像である物品画像64Aを、当該収納スペース62を含む撮像画像66に重畳表示し得るものである(
図4参照)。
【0014】
端末装置(ユーザ端末、携帯端末、情報提供装置)12は、車両60のユーザによって所持され得る。端末装置12には、撮像部16と、センサ群18と、演算部20と、記憶部22と、通信部24と、操作部26と、表示部28とが備えられ得る。なお、端末装置12には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられ得るが、ここでは説明を省略する。サーバ装置14には、演算部48と、記憶部50と、通信部52とが備えられ得る。なお、サーバ装置14には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられ得るが、ここでは説明を省略する。
【0015】
端末装置12には、本実施形態による情報提供方法をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが予めインストールされる。アプリケーションプログラムの起動は、例えばユーザによる操作に基づいて行われ得る。
【0016】
撮像部16、即ち、カメラは、端末装置12の少なくとも背面側に備えられ得る。撮像部16によって撮像することによって得られる画像である撮像画像66(
図2参照)は、端末装置12の正面側、即ち、前面側に備えられた表示部28の表示画面28A(
図2参照)に表示され得る。
【0017】
センサ群18には、例えば、3Dセンサ30、即ち、3Dイメージセンサ等が備えられ得る。3Dセンサ30としては、例えば、ToF(Time of Flight)方式の距離画像センサが用いられ得るが、これに限定されるものではない。ToF方式の距離画像センサは、周囲の物体からレーザ光が跳ね返ってくる時間を算出することで、周囲の状況の3次元画像を取得し得るものである。3Dセンサ30によって取得される3Dデータは、後述する3D計測部38に供給され得る。
【0018】
演算部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graph ics Processing Unit)等のプロセッサ(processor)、即ち、処理回路(processing circurity)によって構成され得る。演算部20には、制御部34と、画像取得部36と、3D計測部38と、算出部40と、判定部42と、表示制御部44と、情報取得部46とが備えられ得る。制御部34と、画像取得部36と、3D計測部38と、算出部40と、判定部42と、表示制御部44と、情報取得部46とは、記憶部22に記憶されているプログラムが演算部20によって実行されることによって実現され得る。
【0019】
なお、制御部34、画像取得部36、3D計測部38、算出部40、判定部42、表示制御部44、情報取得部46の少なくとも一部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路によって実現されるようにしてもよい。また、制御部34、画像取得部36、3D計測部38、算出部40、判定部42、表示制御部44、情報取得部46の少なくとも一部が、ディスクリートデバイスを含む電子回路によって構成されるようにしてもよい。
【0020】
記憶部22には、不図示の揮発性メモリと、不図示の不揮発性メモリとが備えられ得る。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられ得る。不揮発性メモリとしては、例えばROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられ得る。データ等が、例えば揮発性メモリに記憶され得る。プログラム、テーブル、マップ等が、例えば不揮発性メモリに記憶され得る。記憶部22の少なくとも一部が、上述したようなプロセッサ、集積回路等に備えられていてもよい。
【0021】
通信部24には、例えば、携帯電話網に対応し得る不図示の通信モジュールが備えられている。通信部24は、携帯電話網を介して通信を行い得る。通信部24は、サーバ装置14に備えられた通信部52との間で中継局54とネットワーク56とを介して通信を行い得る。
【0022】
操作部26は、ユーザが端末装置12を操作する際に用いられ得る。表示部28には、不図示の表示素子が備えられている。表示素子としては、例えば、液晶表示素子、有機エレクトロルミネッセンス表示素子等が用いられ得る。このような表示素子が備えられた不図示のタッチパネルによって、操作部26と表示部28とが構成され得る。
【0023】
制御部34は、端末装置12の全体の制御を司る。
【0024】
画像取得部36は、撮像部16によって撮像することによって得られる撮像画像66(
図2参照)を取得し得る。物品64(
図2参照)が撮像部16によって撮像されることによって、物品64を含む撮像画像66が画像取得部36によって取得され得る(
図2参照)。物品64が収納される予定のスペースである収納スペース62(
図3参照)、即ち、収納部位(収納空間)が撮像部16によって撮像されることによって、当該収納スペース62を含む撮像画像66が画像取得部36によって取得され得る。
【0025】
3D計測部38は、3Dセンサ30から供給される情報に基づいて、3D計測を行い得る。3Dセンサ30から供給される3Dデータは、撮像部16によって取得される撮像画像66と対応付けられ得る。撮像部16によって物品64が撮像された際には、3D計測部38は、当該撮像部16によって取得された撮像画像66に対応付けられた3Dデータに基づいて、当該物品64に関する3D情報を取得し得る。
【0026】
表示制御部44は、表示部28の表示の制御を司る。表示制御部44は、表示部28の表示画面28Aに撮像画像66を表示するとともに、物品64に対応する画像である物品画像64A(
図4参照)を撮像画像66に重畳表示し得る。即ち、本実施形態では、拡張現実(AR:Augmented Reality)表示が行われ得る。物品画像64Aは、物品64を撮像部16によって撮像することによって得られる撮像画像66に基づいて取得され得るが、これに限定されるものではない。物品64に関する情報が掲載されているウェブサイト等から、物品画像64Aが取得されるようにしてもよい。表示制御部44は、収納スペース62のサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報と、物品64のサイズに関する情報である物品サイズ情報とに基づいて、物品64に対応する画像である物品画像64Aを撮像画像66に重畳表示し得る。より具体的には、表示制御部44は、収納スペースサイズ情報と、物品サイズ情報とに基づいて、表示画面28A上における物品画像64Aのサイズを調整し得る。表示制御部44は、表示部28の表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて、表示画面28A上における物品画像64Aの位置を更新し得る。また、表示制御部44は、表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて、表示画面28A上における物品画像64Aの姿勢を更新し得る。
【0027】
情報取得部46は、車両60に収納される予定の物品64のサイズに関する情報、即ち、当該物品64の形状及び寸法に関する情報を取得し得る。物品64のサイズに関する情報、即ち、物品サイズ情報は、例えば以下のようにして取得され得る。即ち、撮像部16によって物品64を撮像することによって撮像画像66を取得すると、3Dセンサ30から供給される3Dデータが当該撮像画像66に対応付けられる。3D計測部38は、当該撮像画像66に対応付けられた3Dデータに基づいて、当該物品64のサイズを計測し得る。このように、3D計測部38による3D計測によって物品サイズ情報が取得され得る。なお、物品サイズ情報が、当該物品64に関する情報が掲載されたウェブサイト等から取得されるようにしてもよい。
【0028】
情報取得部46は、収納スペース62のサイズに関する情報、即ち、収納スペース62の形状及び寸法に関する情報を取得し得る。収納スペース62のサイズに関する情報、即ち、収納スペースサイズ情報としては、収納スペース62に関する設計データ(CADデータ)に基づくサイズ情報が用いられ得る。設計データに基づくサイズ情報、即ち、設計データに基づく収納スペースサイズ情報は、端末装置12に備えられた記憶部22に予め記憶され得るが、これに限定されるものではない。設計データに基づく収納スペースサイズ情報が、サーバ装置14に備えられた記憶部50に記憶されていてもよい。この場合には、設計データに基づく収納スペースサイズ情報がサーバ装置14から端末装置12に供給され得る。また、当該車両60に関する情報が掲載されたウェブサイト等から、設計データに基づく収納スペースサイズ情報が取得されるようにしてもよい。
【0029】
判定部42は、物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずるか否かを判定し得る。換言すれば、判定部42は、物品64を収納スペース62に収納し得るか否かを判定し得る。物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずるか否かは、物品64のサイズに関する情報である物品サイズ情報と、収納スペース62のサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報とに基づいて判定され得る。判定部42は、物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずる部位である干渉部位68(
図5参照)を判定し得る。表示制御部44は、判定部42によって判定された干渉部位68を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示し得る。
【0030】
算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した際に干渉が生じなくなるような当該物品64の位置及び姿勢を算出し得る。物品64を収納スペース62に収納した際に干渉が生じなくなるような当該物品64の位置及び姿勢は、物品64のサイズに関する情報と、収納スペース62のサイズに関する情報とに基づいて算出され得る。即ち、収納スペース62に収納した際に干渉が生じなくなるような物品64の位置及び姿勢は、当該物品64の形状及び寸法に関する情報と、当該収納スペース62の形状及び寸法に関する情報とに基づいて算出され得る。
【0031】
算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を算出し得る。収納スペース62の変形は、物品64の質量に関する情報と、収納スペース62に用いられている材料の変形特性に関する情報とに基づいて算出され得る。材料の変形特性は、当該材料に加わる荷重と、当該材料の変形量との関係を示すものである。表示制御部44は、算出部40によって算出された収納スペース62の変形を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示し得る。物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報は、収納スペース62の変形を示す画像であってもよいし、収納スペース62の変形量を示す数値等であってもよい。
【0032】
算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位、即ち、鉛直方向における車体の変位を算出し得る。車両60の変位は、物品64の質量に関する情報と、車両60の変位特性に関する情報とに基づいて算出され得る。車両60の変位特性は、当該車両60に加わる荷重と、当該車両60の変位量との関係を示すものである。表示制御部44は、算出部40によって算出された収納スペース62の変形を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示し得る。物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報は、車両60の変位を示す画像であってもよいし、車両60の変位量を示す数値等であってもよい。
【0033】
算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を算出し得る。物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位は、当該物品64の質量、当該物品64の重心等に基づいて算出され得る。表示制御部44は、物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示し得る。車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報としては、当該物品64の変位後の位置及び姿勢を示す画像であってもよいし、当該物品64の変位を示す数値等であってもよい。
【0034】
図2は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。収納スペース62に収納する予定の物品64を撮像することによって得られた撮像画像66が表示部28の表示画面28Aに表示されている例が
図2には示されている。
【0035】
図3は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。収納スペース62が備えられた車両60を撮像することによって得られた撮像画像66が表示部28の表示画面28Aに表示されている例が
図3には示されている。
【0036】
図4は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。物品64に対応する画像である物品画像64Aを重畳表示させた状態が
図4には示されている。物品64のサイズに関する情報である物品サイズ情報と、収納スペース62のサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報とに基づいて、表示画面28A上における物品64のサイズが調整され得る。収納スペース62のサイズに対して物品64のサイズが充分に小さい場合の例が
図4には示されている。
【0037】
図5は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。収納スペース62に物品64を収納する際に干渉が生ずる場合の例が
図5には示されている。
図5に示すように、表示部28の表示画面28Aには、干渉部位68を示す情報が表示され得る。
【0038】
次に、本実施形態による情報提供方法の例について
図6を用いて説明する。
図6は、本実施形態による情報提供方法の例を示すフローチャートである。
【0039】
ステップS1において、収納スペース62に収納する予定の物品64が撮像部16によって撮像される。画像取得部36は、撮像部16によって物品64を撮像することによって得られる撮像画像66を取得する。この後、ステップS2に遷移する。
【0040】
ステップS2において、情報取得部46は、物品64のサイズに関する情報、即ち、物品サイズ情報を取得する。上述したように、3D計測部38による3D計測によって物品サイズ情報が取得され得るが、これに限定されるものではない。上述したように、物品サイズ情報が、当該物品64に関する情報が掲載されたウェブサイト等から取得されるようにしてもよい。この後、ステップS3に遷移する。
【0041】
ステップS3において、収納スペース62が撮像部16によって撮像される。画像取得部36は、撮像部16によって収納スペース62を撮像することによって得られる撮像画像66を取得する。この後、ステップS4に遷移する。
【0042】
ステップS4において、情報取得部46は、収納スペース62のサイズに関する情報、即ち、収納スペースサイズ情報を取得し得る。上述したように、収納スペースサイズ情報としては、収納スペース62に関する設計データに基づくサイズ情報が用いられ得る。この後、ステップS5に遷移する。
【0043】
ステップS5において、表示制御部44は、表示部28の表示画面28Aに撮像画像66を表示するとともに、物品64に対応する画像である物品画像64Aを撮像画像66に重畳表示する。この後、ステップS6に遷移する。
【0044】
ステップS6において、判定部42は、物品画像64Aを移動させる操作がユーザによって行われたか否かを判定する。物品画像64Aを移動させるためにユーザによって行われる操作は、例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された物品画像64Aに対するドラッグの操作であるが、これに限定されるものではない。物品画像64Aを移動させる操作がユーザによって行われた場合には(ステップS6においてYES)、ステップS7に遷移する。物品画像64Aを移動させる操作がユーザによって行われていない場合には(ステップS6においてNO)、ステップS8に遷移する。
【0045】
ステップS7において、表示制御部44は、表示部28の表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて、物品画像64Aの位置を更新する。この後、ステップS8に遷移する。
【0046】
ステップS8において、判定部42は、物品画像64Aの姿勢を変更させる操作がユーザによって行われたか否かを判定する。物品画像64Aの姿勢を変更させる操作がユーザによって行われた場合には(ステップS8においてYES)、ステップS9に遷移する。物品画像64Aの姿勢を変更させる操作がユーザによって行われていない場合には(ステップS8においてNO)、ステップS10に遷移する。
【0047】
ステップS9において、表示制御部44は、表示部28の表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて、物品画像64Aの姿勢を更新する。この後、ステップS10に遷移する。
【0048】
ステップS10において、判定部42は、物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずるか否かを判定する。上述したように、物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずるか否かは、物品サイズ情報と、収納スペースサイズ情報とに基づいて判定され得る。物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずるか否かが判定部42によって判定される過程で、当該物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずる部位である干渉部位68が判定部42によって判定され得る。
【0049】
物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生ずることが判定部42によって判定された場合(ステップS11においてYES)、ステップS12に遷移する。物品64を収納スペース62に収納する際に干渉が生じないことが判定部42によって判定された場合(ステップS11においてNO)、干渉が生じない旨が表示部28の表示画面28Aに表示されるとともに、
図6に示す処理が完了する。
【0050】
ステップS12において、表示制御部44は、判定部42によって判定された干渉部位68を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示する。この後、ステップS13に遷移する。
【0051】
ステップS13において、物品64を収納スペース62に収納した際に干渉が生じなくなるような位置及び姿勢を算出することを要するか否かが、ユーザに対して問い合わせられる。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のYESボタンがユーザによって押されることによって、干渉が生じなくなるような位置及び姿勢の算出部40による算出が是認され得る。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のNOボタンがユーザによって押されることによって、干渉が生じなくなるような位置及び姿勢の算出部40による算出が否認され得る。干渉が生じなくなるような位置及び姿勢の算出がユーザによって是認された場合(ステップS13においてYES)、ステップS14に遷移する。干渉が生じなくなるような位置及び姿勢の算出がユーザによって否認された場合(ステップS13においてNO)、
図6に示す処理が完了する。なお、干渉が生じなくなるような位置及び姿勢の算出の是非をユーザに問い合わせることなく、干渉が生じなくなるような位置及び姿勢が算出部40によって算出されるようにしてもよい。
【0052】
ステップS14において、算出部40は、干渉が生じなくなるような位置及び姿勢を算出する。干渉が生じなくなるような当該物品64の位置及び姿勢は、物品64のサイズに関する情報と、収納スペース62のサイズに関する情報とに基づいて算出され得る。この後、ステップS15に遷移する。
【0053】
ステップS15において、表示制御部44は、干渉が生じなくなるような位置及び姿勢を表示部28の表示画面28Aに表示する。こうして、
図6に示す処理が完了する。
【0054】
次に、本実施形態による情報提供方法の例について
図7を用いて説明する。
図7は、本実施形態による情報提供方法の例を示すフローチャートである。物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形等を表示部28の表示画面28Aに表示場合の例が
図7には示されている。
【0055】
ステップS21において、物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報を表示することを要するか否かが、ユーザに対して問い合わせられる。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のYESボタンがユーザによって押されることによって、物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報の表示が是認され得る。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のNOボタンがユーザによって押されることによって、物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報の表示が否認され得る。物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報の表示がユーザによって是認された場合(ステップS21においてYES)、ステップS22に遷移する。物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報の表示がユーザによって否認された場合(ステップS21においてNO)、ステップS24に遷移する。
【0056】
ステップS22において、算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を算出する。上述したように、収納スペース62の変形は、物品64の質量に関する情報と、収納スペース62に用いられている材料の変形特性に関する情報とに基づいて算出され得る。この後、ステップS23に遷移する。
【0057】
ステップS23において、表示制御部44は、算出部40によって算出された収納スペース62の変形を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示し得る。上述したように、物品64を収納スペース62に収納した際における収納スペース62の変形を示す情報は、収納スペース62の変形を示す画像であってもよいし、収納スペース62の変形量を示す数値等であってもよい。この後、ステップS24に遷移する。
【0058】
ステップS24において、物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報を表示することを要するか否かが、ユーザに対して問い合わせられる。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のYESボタンがユーザによって押されることによって、物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報の表示が是認され得る。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のNOボタンがユーザによって押されることによって、物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報の表示が否認され得る。物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報の表示がユーザによって是認された場合(ステップS24においてYES)、ステップS25に遷移する。物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報の表示がユーザによって否認された場合(ステップS24においてNO)、ステップS27に遷移する。
【0059】
ステップS25において、算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を算出する。上述したように、車両60の変位は、物品64の質量に関する情報と、車両60の変位特性に関する情報とに基づいて算出され得る。この後、ステップS26に遷移する。
【0060】
ステップS26において、表示制御部44は、算出部40によって算出された車両60の変位を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示し得る。上述したように、物品64を収納スペース62に収納した際における車両60の変位を示す情報は、車両60の変位を示す画像であってもよいし、車両60の変位量を示す数値等であってもよい。この後、ステップS27に遷移する。
【0061】
ステップS27において、物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報を表示することを要するか否かが、ユーザに対して問い合わせられる。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のYESボタンがユーザによって押されることによって、車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報の表示が是認され得る。例えば、表示部28の表示画面28Aに表示された不図示のNOボタンがユーザによって押されることによって、車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報の表示が否認され得る。車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報の表示がユーザによって是認された場合(ステップS27においてYES)、ステップS28に遷移する。車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報の表示がユーザによって否認された場合(ステップS27においてNO)、
図7に示す処理が完了する。
【0062】
ステップS28において、算出部40は、物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を算出する。物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位は、当該物品64の質量、当該物品64の重心等に基づいて算出され得る。この後、ステップS29に遷移する。
【0063】
ステップS29において、表示制御部44は、物品64を収納スペース62に収納した状態で車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示する。上述したように、車両60が加速又は減速した際における当該物品64の変位を示す情報としては、当該物品64の変位後の位置及び姿勢を示す画像であってもよいし、当該物品64の変位を示す数値等であってもよい。こうして、
図7に示す処理が完了する。
【0064】
このように、本実施形態によれば、収納スペース62を含む撮像画像66が表示画面28Aに表示されるとともに、当該収納スペース62に収納される予定の物品64に対応する画像である物品画像64Aが当該撮像画像66に重畳表示される。物品画像64Aが撮像画像66に重畳表示される際には、収納スペース62のサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報と、物品64のサイズに関する情報である物品サイズ情報とに基づいて、表示画面28A上における物品画像64Aのサイズが調整される。しかも、かかる収納スペースサイズ情報は、収納スペース62に関する設計データに基づく高精度な情報である。従って、本実施形態によれば、物品画像64Aを撮像画像66に的確に重畳表示させることができ、ひいては、良好且つ的確に情報提供を行うことができる。
【0065】
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
【0066】
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
【0067】
情報提供方法は、車両(60)に収納される予定の物品(64)のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するステップ(S2)と、前記車両のうちの前記物品が収納される予定のスペースである収納スペース(62)を端末装置(12)に備えられた撮像部(16)によって撮像することによって得られる撮像画像(66)を取得する画像取得ステップ(S3)と、前記収納スペースに関する設計データに基づいた、前記収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報を取得するステップ(S4)と、前記収納スペースを含む前記撮像画像を前記端末装置に備えられた表示画面(28A)に表示するとともに、前記収納スペースサイズ情報と、前記物品サイズ情報とに基づいて、前記物品に対応する画像である物品画像(64A)を前記撮像画像に重畳表示する表示ステップ(S5)と、を有する。このような構成によれば、収納スペースを含む撮像画像が表示画面に表示されるとともに、当該収納スペースに収納される予定の物品に対応する画像である物品画像が当該撮像画像に重畳表示される。物品画像が撮像画像に重畳表示される際には、収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報と、物品のサイズに関する情報である物品サイズ情報とに基づいて、表示画面上における物品画像のサイズが調整される。しかも、かかる収納スペースサイズ情報は、収納スペースに関する設計データに基づく高精度な情報である。従って、このような構成によれば、物品画像を撮像画像に的確に重畳表示させることができ、ひいては、良好且つ的確に情報提供を行うことができる。
【0068】
前記物品を前記収納スペースに収納する際に干渉が生ずるか否かを判定するステップ(S10)を更に備えるようにしてもよい。このような構成によれば、干渉が生ずるか否かをユーザが良好且つ的確に把握し得る。
【0069】
前記物品を前記収納スペースに収納する際に干渉が生ずる場合、前記表示ステップでは、干渉が生ずる部位である干渉部位(68)を前記表示画面に更に表示するようにしてもよい。このような構成によれば、干渉部位をユーザが良好且つ的確に把握し得る。
【0070】
前記表示画面に対するユーザによる操作に基づいて、前記物品の位置及び前記物品の姿勢のうちの少なくともいずれかを更新するステップを更に有するようにしてもよい。このような構成によれば、物品の位置又は姿勢を変更することによって当該物品を収納し得るか否かをユーザが良好且つ的確に把握し得る。
【0071】
前記物品を前記収納スペースに収納する際に干渉が生ずると判定された場合、干渉が生じなくなるような前記物品の位置及び姿勢を算出するステップ(S14)を更に有するようにしてもよい。このような構成によれば、干渉が生じなくなるような物品の位置及び姿勢をユーザが良好且つ的確に把握し得る。
【0072】
前記物品を前記収納スペースに収納した際における前記収納スペースの変形又は前記車両の変位を算出するステップ(S22、S25)を更に有し、前記表示ステップでは、前記収納スペースの変形又は前記車両の変位を示す情報を更に表示するようにしてもよい。このような構成によれば、収納スペースの変形又は車両の変位をユーザが良好且つ的確に把握し得る。
【0073】
前記物品を前記収納スペースに収納した状態で前記車両が加速又は減速した際における前記物品の変位を算出するステップ(S28)を更に有し、前記表示ステップでは、前記物品を前記収納スペースに収納した状態で前記車両が加速又は減速した際における前記物品の変位を示す情報を更に表示するようにしてもよい。このような構成によれば、車両が加速又は減速した際における物品の変位をユーザが良好且つ的確に把握し得る。
【0074】
プログラムは、上記のような情報提供方法をコンピュータに実行させる。
【0075】
情報提供装置(12)は、撮像部と、表示画面を有する表示部(28)と、車両のうちの物品が収納される予定のスペースである収納スペースを、前記撮像部によって撮像することによって得られる撮像画像を取得する画像取得部(36)と、前記物品のサイズに関する情報である物品サイズ情報を取得するとともに、前記収納スペースに関する設計データに基づいた、前記収納スペースのサイズに関する情報である収納スペースサイズ情報を取得する情報取得部(46)と、前記収納スペースを含む前記撮像画像を前記表示画面に表示するとともに、前記収納スペースサイズ情報と、前記物品サイズ情報とに基づいて、前記物品に対応する画像である物品画像を前記撮像画像に重畳表示する表示制御部(44)と、を備える。
【符号の説明】
【0076】
10:情報提供システム 12:端末装置
14:サーバ装置 16:撮像部
18:センサ群 20、48:演算部
22、50:記憶部 24、52:通信部
26:操作部 28:表示部
28A:表示画面 30:3Dセンサ
34:制御部 36:画像取得部
38:3D計測部 40:算出部
42:判定部 44:表示制御部
46:情報取得部 54:中継局
56:ネットワーク 60:車両
62:収納スペース 64:物品
64A:物品画像 66:撮像画像
68:干渉部位