(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022156501
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】半導体集積回路及び電子機器
(51)【国際特許分類】
H04R 3/00 20060101AFI20221006BHJP
【FI】
H04R3/00 310
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021060227
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】320012037
【氏名又は名称】ラピステクノロジー株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】特許業務法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】丸子 亜登
【テーマコード(参考)】
5D220
【Fターム(参考)】
5D220AA50
(57)【要約】
【課題】複数の装置をドライバにより独立して駆動させる際のドライバの数を、各装置に対応したドライバを備える場合に比べて削減した半導体集積回路を提供する。
【解決手段】Soc11は、複数のドライバ100a~100dから成るドライバ群を備え、スピーカ110a、110b及びモータ120a、120bにはそれぞれ2つのドライバが接続され、ドライバ100a~100dは、スピーカ110a、110bのみを駆動させるスピーカ駆動モードの場合は、スピーカ110a、110bに対しては相互に逆相となる信号を、モータ120a、120bに対しては同相となる信号をそれぞれ出力し、モータ120a、120bのみを駆動させるモータ駆動モードの場合は、モータ120a、120bに対しては相互に逆相となる信号を、スピーカ110a、110bに対しては同相となる信号をそれぞれ出力する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の装置及び第2の装置を駆動させる複数のドライバから成るドライバ群を備え、
前記第1の装置及び前記第2の装置にはそれぞれ2つの前記ドライバが接続され、
前記ドライバ群の少なくとも1つの前記ドライバは、前記第1の装置と前記第2の装置の双方と接続され、
前記ドライバ群は、前記第1の装置のみを駆動させる第1の駆動モードの場合は、前記第1の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第2の装置に対しては同相となる信号をそれぞれ出力し、前記第2の装置のみを駆動させる第2の駆動モードの場合は、前記第2の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第1の装置に対しては同相となる信号をそれぞれ出力する、半導体集積回路。
【請求項2】
前記ドライバ群の全ての前記ドライバは、前記第1の装置と前記第2の装置の双方と接続される、請求項1に記載の半導体集積回路。
【請求項3】
前記第1の駆動モード及び前記第2の駆動モードに応じた信号を前記ドライバ群に出力する制御回路をさらに備える、請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
【請求項4】
前記第1の装置と前記第2の装置は、異なる種類の装置である、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
【請求項5】
前記第1の装置はスピーカであり、前記第2の装置はモータである、請求項4に記載の半導体集積回路。
【請求項6】
前記第1の装置と前記第2の装置は、同一の種類の装置である、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
【請求項7】
前記第1の装置及び前記第2の装置はスピーカである、請求項6に記載の半導体集積回路。
【請求項8】
複数のドライバから成るドライバ群と、
それぞれ2つの前記ドライバが接続される第1の装置及び第2の装置と、
前記ドライバ群へ信号を出力する制御回路と、
を備え、
前記ドライバ群の少なくとも1つの前記ドライバは、前記第1の装置と前記第2の装置の双方と接続され、
前記制御回路は、前記第1の装置のみを駆動させる第1の駆動モードの場合は、前記第1の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第2の装置に対しては同相となる信号を前記ドライバ群へ出力し、前記第2の装置のみを駆動させる第2の駆動モードの場合は、前記第2の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第1の装置に対しては同相となる信号を前記ドライバ群へ出力する、電子機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体集積回路及び電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スピーカ及びバイブモータを駆動させるドライバを備える無線選択呼出受信機の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている無線選択呼出受信機は、ドライバがスピーカ及びバイブモータを同時に駆動させていた。特許文献1に開示されている構成では、スピーカとバイブモータとをそれぞれ独立して駆動させる場合には、スピーカとバイブモータとに対応したドライバがそれぞれ必要であった。ドライバは半導体素子の中でも非常に大きく、ドライバの数を増やすことはチップ面積に影響を及ぼす。また、スピーカとバイブモータとのそれぞれを駆動させるドライバの搭載はコストアップに繋がる。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、複数の装置をドライバにより独立して駆動させる際のドライバの数を、各装置に対応したドライバを備える場合に比べて削減した半導体集積回路及び電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様に係る半導体集積回路は、第1の装置及び第2の装置を駆動させる複数のドライバから成るドライバ群を備え、前記第1の装置及び前記第2の装置にはそれぞれ2つの前記ドライバが接続され、前記ドライバ群の少なくとも1つの前記ドライバは、前記第1の装置と前記第2の装置の双方と接続され、前記ドライバ群は、前記第1の装置のみを駆動させる第1の駆動モードの場合は、前記第1の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第2の装置に対しては同相となる信号をそれぞれ出力し、前記第2の装置のみを駆動させる第2の駆動モードの場合は、前記第2の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第1の装置に対しては同相となる信号をそれぞれ出力する。
【0007】
本発明の第2態様に係る半導体集積回路は、第1態様に係る半導体集積回路であって、前記ドライバ群の全ての前記ドライバは、前記第1の装置と前記第2の装置の双方と接続される。
【0008】
本発明の第3態様に係る半導体集積回路は、第1態様又は第2態様に係る半導体集積回路であって、前記第1の駆動モード及び前記第2の駆動モードに応じた信号を前記ドライバ群に出力する制御回路をさらに備える。
【0009】
本発明の第4態様に係る半導体集積回路は、第1態様~第3態様のいずれかに係る半導体集積回路であって、前記第1の装置と前記第2の装置は、異なる種類の装置である。
【0010】
本発明の第5態様に係る半導体集積回路は、第4態様に係る半導体集積回路であって、前記第1の装置はスピーカであり、前記第2の装置はモータである。
【0011】
本発明の第6態様に係る半導体集積回路は、第1態様~第3態様のいずれかに係る半導体集積回路であって、前記第1の装置と前記第2の装置は、同一の種類の装置である。
【0012】
本発明の第7態様に係る半導体集積回路は、第6態様に係る半導体集積回路であって、前記第1の装置及び前記第2の装置はスピーカである。
【0013】
本発明の第8態様に係る電子機器は、複数のドライバから成るドライバ群と、それぞれ2つの前記ドライバが接続される第1の装置及び第2の装置と、前記ドライバ群へ信号を出力する制御回路と、を備え、前記ドライバ群の少なくとも1つの前記ドライバは、前記第1の装置と前記第2の装置の双方と接続され、前記制御回路は、前記第1の装置のみを駆動させる第1の駆動モードの場合は、前記第1の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第2の装置に対しては同相となる信号を前記ドライバ群へ出力し、前記第2の装置のみを駆動させる第2の駆動モードの場合は、前記第2の装置に対しては相互に逆相となる信号を、前記第1の装置に対しては同相となる信号を前記ドライバ群へ出力する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、モードに応じた信号を出力することにより、複数の装置をドライバにより独立して駆動させる際のドライバの数を、各装置に対応したドライバを備える場合に比べて削減した半導体集積回路及び電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本実施形態に係る電子機器の概略構成を示す図である。
【
図2】本実施形態に係る電子機器におけるドライバ、スピーカ及びモータの接続例を示す図である。
【
図3】本実施形態に係る電子機器におけるドライバ、スピーカ及びモータの接続例を示す図である。
【
図4】本実施形態に係る電子機器を使用した情報処理システムの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本開示の実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。なお、各図面において同一または等価な構成要素および部分には同一の参照符号を付与している。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
【0017】
図1は、本実施形態に係る電子機器の概略構成を示す図である。
【0018】
図1に示した電子機器10は、メインSoC11、振動ドライバ12、コーデック(CODEC)回路13、スピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bを含む。振動ドライバ12及びコーデック回路13で、スピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bを駆動させるドライバ群100を構成する。
【0019】
メインSoC11は、電子機器10の動作を制御する半導体チップである。振動ドライバ12は、メインSoC11からの信号に基づいて、モータ120a、120bを振動させるためのドライバである。コーデック回路13は、メインSoC11からの信号に基づいて、スピーカ110a、110bから音を出力させるための回路である。
【0020】
メインSoC11は、スピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bを駆動させるための信号を出力する。スピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bは、それぞれメインSoC11から信号が送られることで駆動する。スピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bは、それぞれ2つのドライバからの信号に基づき駆動する。そのため、単にスピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bにそれぞれ2つのドライバを用意すると、ドライバの数が8個になる。
【0021】
しかし、ドライバは半導体素子の中でも非常に大きく、ドライバの数を増やすことはチップ面積に影響を及ぼす。また、スピーカとバイブモータとのそれぞれを駆動させるドライバの搭載はコストアップに繋がる。
【0022】
本実施形態に係る電子機器10は、以下で説明するように、8個より少ない数のドライバでスピーカ110a、110b、及びモータ120a、120bを駆動させることを特徴とする。
【0023】
図2は、本実施形態に係る電子機器10におけるドライバ、スピーカ及びモータの接続例を示す図である。
図2には、4つのドライバ100a~100dからなるドライバ群100、2つのスピーカ110a、110b、2つのモータ120a、120bが示されている。
【0024】
ドライバ100a~100dは、
図1のSoc11に搭載される。ドライバ100a~100dは、スピーカ110a、110bを駆動させる場合と、モータ120a、120bを駆動させる場合とで異なる信号を出力する。電子機器10がスピーカ110a、110bを駆動させるモードをスピーカ駆動モード、モータ120a、120bを駆動させるモードをモータ駆動モードと称する。スピーカ駆動モードとモータ駆動モードとを切り替えるための信号は、メインSoC11が出力する。
【0025】
スピーカ駆動モードの場合、ドライバ100a、100cからはSP+信号が出力され、ドライバ100b、100dからはSP-信号が出力される。SP+信号は正相の信号であり、SP-信号は逆相の信号である。
【0026】
スピーカ駆動モードでは、スピーカ110aにはドライバ100aからSP+信号が入力され、ドライバ100bからSP-信号が入力される。同様に、スピーカ110bにはドライバ100cからSP+信号が入力され、ドライバ100dからSP-信号が入力される。このように、スピーカ駆動モードでは、スピーカ110a、110bには正相及び逆相の信号が入力される。すなわち、スピーカ110a、110bはBTL(Balanced Transformer Less)接続となっている。スピーカ110a、110bに正相及び逆相の信号が入力されることで、スピーカ110a、110bは信号に応じた音を出力する。
【0027】
一方、スピーカ駆動モードでは、モータ120aには、ドライバ100a、100cからはSP+信号が入力され、モータ120bには、ドライバ100b、100dからはSP-信号が出力される。このように、スピーカ駆動モードでは、モータ120a、120bには同相の信号が入力される。モータ120a、120bは、同相の信号が入力されると振動しない。
【0028】
このように、スピーカ駆動モードではドライバ100a、100cからSP+信号を出力し、ドライバ100b、100dからSP-信号を出力することで、本実施形態に係る電子機器10は、4つのドライバで2つのスピーカから音を出力し、2つのモータを振動させないよう制御することができる。
【0029】
一方、モータ駆動モードの場合、ドライバ100a、100bからはMO+信号が出力され、ドライバ100c、100dからはMO-信号が出力される。MO+信号は正相の信号であり、MO-信号は逆相の信号である。
【0030】
モータ駆動モードでは、スピーカ110aにはドライバ100aからMO+信号が入力され、ドライバ100bからもMO+信号が入力される。同様に、スピーカ110bにはドライバ100cからMO-信号が入力され、ドライバ100dからもMO-信号が入力される。このように、モータ駆動モードでは、スピーカ110a、110bには同相の信号が入力される。スピーカ110a、110bは、同相の信号が入力されると音を出力しない。
【0031】
一方、モータ駆動モードでは、モータ120aには、ドライバ100aからはMO+信号が入力され、ドライバ100cからはMO-信号が入力される。同様に、モータ120bには、ドライバ100bからはMO+信号が入力され、ドライバ100dからはMO-信号が入力される。このように、モータ駆動モードでは、モータ120a、120bには逆相の信号が入力される。モータ120a、120bは、逆相の信号が入力されると、信号に応じて振動する。
【0032】
このように、モータ駆動モードではドライバ100a、100bからMO+信号を出力し、ドライバ100c、100dからMO-信号を出力することで、本実施形態に係る電子機器10は、4つのドライバで2つのスピーカから音を出力させず、2つのモータを振動させるよう制御することができる。
【0033】
2つのスピーカ及び2つのドライバをそれぞれ独立して駆動させる場合は、ドライバの数が8つ必要になる。これに対して本実施形態に係る電子機器10は、4つのドライバで2つのスピーカ及び2つのドライバを駆動させることができる。
【0034】
上述した例では、4つのドライバで2つのスピーカと2つのモータとの動作を制御する場合を示した。続いて、3つのドライバで1つのスピーカと1つのモータとの動作を制御する場合を説明する。
【0035】
図3は、本実施形態に係る電子機器10におけるドライバ、スピーカ及びモータの接続例を示す図である。
図3には、3つのドライバ100a~100cからなるドライバ群100、1つのスピーカ110a、1つのモータ120aが示されている。
【0036】
スピーカ駆動モードの場合、ドライバ100a、100cからはSP+信号が出力され、ドライバ100bからはSP-信号が出力される。SP+信号は正相の信号であり、SP-信号は逆相の信号である。
【0037】
スピーカ駆動モードでは、スピーカ110aにはドライバ100aからSP+信号が入力され、ドライバ100bからSP-信号が入力される。このように、スピーカ駆動モードでは、スピーカ110aには正相及び逆相の信号が入力される。すなわち、スピーカ110aはBTL接続となっている。スピーカ110aに正相及び逆相の信号が入力されることで、スピーカ110aは信号に応じた音を出力する。
【0038】
一方、スピーカ駆動モードでは、モータ120aには、ドライバ100a、100cからはSP+信号が入力される。このように、スピーカ駆動モードでは、モータ120aには同相の信号が入力される。モータ120aは、同相の信号が入力されると振動しない。
【0039】
このように、スピーカ駆動モードではドライバ100a、100cからSP+信号を出力し、ドライバ100bからSP-信号を出力することで、本実施形態に係る電子機器10は、3つのドライバで1つのスピーカから音を出力し、1つのモータを振動させないよう制御することができる。
【0040】
一方、モータ駆動モードの場合、ドライバ100a、100bからはMO+信号が出力され、ドライバ100cからはMO-信号が出力される。MO+信号は正相の信号であり、MO-信号は逆相の信号である。
【0041】
モータ駆動モードでは、スピーカ110aにはドライバ100aからMO+信号が入力され、ドライバ100bからもMO+信号が入力される。このように、モータ駆動モードでは、スピーカ110aには同相の信号が入力される。スピーカ110aは、同相の信号が入力されると音を出力しない。
【0042】
一方、モータ駆動モードでは、モータ120aには、ドライバ100aからはMO+信号が入力され、ドライバ100cからはMO-信号が入力される。このように、モータ駆動モードでは、モータ120aには逆相の信号が入力される。モータ120aは、逆相の信号が入力されると、信号に応じて振動する。
【0043】
このように、モータ駆動モードではドライバ100a、100bからMO+信号を出力し、ドライバ100cからMO-信号を出力することで、本実施形態に係る電子機器10は、3つのドライバで1つのスピーカから音を出力させず、1つのモータを振動させるよう制御することができる。
【0044】
1つのスピーカ及び1つのドライバをそれぞれ独立して駆動させる場合は、ドライバの数が6つ必要になる。これに対して本実施形態に係る電子機器10は、3つのドライバで1つのスピーカ及び1つのドライバを駆動させることができる。
【0045】
以上説明したように本発明の実施形態に係る電子機器10は、1つの装置にそれぞれ2つのドライバを接続して駆動させる場合と比較して、ドライバの数を少なくすることが出来る。本発明の実施形態に係る電子機器10は、1つの装置にそれぞれ2つのドライバを接続して駆動させる場合と比べてドライバの数を削減することで、回路規模を削減し、コストを削減することができる。
【0046】
上述の例では、スピーカ及びモータを駆動させる場合を示したが、本発明は係る例に限定されるものでは無い。例えば
図2に示した例において、電子機器10は、4つのドライバで4つのスピーカを駆動させてもよく、4つのドライバで4つのモータを駆動させてもよい。また例えば
図3に示した例において、電子機器100は、3つのドライバで2つのスピーカを駆動させてもよく、3つのドライバで2つのモータを駆動させてもよい。
【0047】
図4は、本実施形態に係る電子機器を使用した情報処理システムの例を示す図である。
図4に示した情報処理システムは、ゲーム機1と、ゲーム機1との間で無線通信を行う電子機器10と、を含む。電子機器10は、ゲーム機1を操作するコントローラである。
【0048】
電子機器10は、ゲーム機1で実行されるゲームプログラムの内容に応じて、スピーカから音を出力したり、モータを駆動させて振動したりする。本実施形態に係る電子機器10は、上述したように少ない数のドライバでスピーカ及びモータを駆動させることができるので、ドライバに要する回路面積を削減できる。
【符号の説明】
【0049】
10 電子機器
100 ドライバ群
100a、100b、100c、100d ドライバ
110a、110b スピーカ
120a、120b モータ