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特開2022-156695車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラム
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  • 特開-車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022156695
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G08G 1/16 20060101AFI20221006BHJP
   G08G 1/04 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
G08G1/16 A
G08G1/04
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021060513
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】309036221
【氏名又は名称】三菱重工機械システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100149548
【弁理士】
【氏名又は名称】松沼 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100162868
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 英輔
(74)【代理人】
【識別番号】100161702
【弁理士】
【氏名又は名称】橋本 宏之
(74)【代理人】
【識別番号】100189348
【弁理士】
【氏名又は名称】古都 智
(74)【代理人】
【識別番号】100196689
【弁理士】
【氏名又は名称】鎌田 康一郎
(72)【発明者】
【氏名】北嶋 一欽
(72)【発明者】
【氏名】山本 公之
【テーマコード(参考)】
5H181
【Fターム(参考)】
5H181AA01
5H181BB04
5H181BB15
5H181CC03
5H181CC04
5H181CC14
5H181LL02
5H181LL04
5H181LL07
5H181LL08
(57)【要約】
【課題】特定位置の道路状況を把握できる車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】車群判定装置は、道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得する取得部と、検知情報に基づき、車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定する第一判定部と、検知情報に基づき、車両の車速が所定車速以下か否かを判定する第二判定部と、第一判定部の判定結果と第二判定部の判定結果とに基づき、車群を特定する車群特定部と、を備える。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得する取得部と、
前記検知情報に基づき、前記車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定する第一判定部と、
前記検知情報に基づき、前記車両の車速が所定車速以下か否かを判定する第二判定部と、
前記第一判定部の判定結果と前記第二判定部の判定結果とに基づき、車群を特定する車群特定部と、
を備える車群判定装置。
【請求項2】
前記検知情報に基づき、前記道路が含む複数の車線のうち、前記車両が走行する車線を判定する車線判定部をさらに備える請求項1に記載の車群判定装置。
【請求項3】
前記車群における車両台数が2台より多いか否かを判定する第三判定部をさらに備える請求項1又は2に記載の車群判定装置。
【請求項4】
前記第二判定部が、前記第一判定部で前記所定距離以下ではないと判定された前記車両について判定する請求項1から3のいずれか一項に記載の車群判定装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の車群判定装置と、
前記車群に基づいて、合流支援情報を生成する支援情報生成部と、
を備える合流支援装置。
【請求項6】
道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得し、
前記検知情報に基づき、前記車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定し、
前記検知情報に基づき、前記車両の車速が所定車速以下か否かを判定し、
前記車間距離が所定距離以下か否かを判定した判定結果と、前記車速が所定車速以下か否かを判定した判定結果と、に基づき、車群を特定する
車群判定方法。
【請求項7】
車群判定装置のコンピュータに、
道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得し、
前記検知情報に基づき、前記車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定し、
前記検知情報に基づき、前記車両の車速が所定車速以下か否かを判定し、
前記車間距離が所定距離以下か否かを判定した判定結果と、前記車速が所定車速以下か否かを判定した判定結果と、に基づき、車群を特定する
ことを実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
道路を走行する際、自車両の周辺を走行する自車両以外の車両の状況を把握することで適切な走行が可能となる。例えば高速道路等における合流区間では、合流道路を走行する車両(以下、合流車両)は、本流道路を走行する車両(以下、本流車両)の状況を確認しながら本流道路に合流する必要がある。
このため、合流区間における運転操作を支援するシステムは、本流車両の状況を的確に特定する必要がある。特に、複数台の車両が互いに狭い間隔で走行している車群を正確に把握することは運転操作のタイミングを適切に把握するうえで重要である。
【0003】
道路における車両の状況を把握する装置として、例えば、特許文献1に開示されるような交通状況判定装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2020-004235号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1では、各車両が車載カメラによって撮影した周辺画像を収集し、道路の渋滞状況を判定している。
しかしながら、例えば特定位置において車載カメラを搭載した車両が少ない場合、特許文献1に開示された装置は、周辺画像を十分に収集できない。
このため、特許文献1に開示された装置は、特定位置の道路状況を把握できないことがある。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、特定位置の道路状況を把握できる車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係る車群判定装置は、道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得する取得部と、前記検知情報に基づき、前記車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定する第一判定部と、前記検知情報に基づき、前記車両の車速が所定車速以下か否かを判定する第二判定部と、前記第一判定部の判定結果と前記第二判定部の判定結果とに基づき、車群を特定する車群特定部と、を備える。
【0008】
本開示に係る車群判定方法は、道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得し、前記検知情報に基づき、前記車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定し、前記検知情報に基づき、前記車両の車速が所定車速以下か否かを判定し、前記車間距離が所定距離以下か否かを判定した判定結果と、前記車速が所定車速以下か否かを判定した判定結果と、に基づき、車群を特定する。
【0009】
本開示に係るプログラムは、車群判定装置のコンピュータに、道路を走行する車両を検知する路側センサから検知情報を取得し、前記検知情報に基づき、前記車両の他車両との車間距離が所定距離以下か否かを判定し、前記検知情報に基づき、前記車両の車速が所定車速以下か否かを判定し、前記車間距離が所定距離以下か否かを判定した判定結果と、前記車速が所定車速以下か否かを判定した判定結果と、に基づき、車群を特定することを実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示の車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラムによれば、特定位置の道路状況を把握できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の実施形態に係る合流支援システムの全体図である。
図2】本開示の実施形態に係る車群判定装置のブロック図である。
図3】本開示の実施形態に係る車群判定装置が取得する画像データの例を示す図である。
図4】本開示の実施形態に係る車群判定装置が各車両IDに関連付けて取得する車両情報の例を示す表である。
図5】本開示の実施形態に係る車群判定方法のフローチャートである。
図6】本開示の実施形態の変形例に係る合流支援システムの全体図である。
図7】本開示の実施形態の変形例に係る車群判定装置が取得する画像データの例を示す図である。
図8】本開示の実施形態に係る車群判定装置、又は合流支援装置が備えるコンピュータのハードウェア構成の例である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本開示に係る各実施形態について、図面を用いて説明する。すべての図面において同一または相当する構成には同一の符号を付し、共通する説明は省略する。
【0013】
<実施形態>
ある実施形態に係る車群判定装置について、図面を参照しながら説明する。
【0014】
(合流支援システムの全体構成)
合流支援システム100は、道路RRと合流する合流道路RMを走行する車両に対し、道路RRとの合流区間において、道路RRを走行する車両の状況に応じて、運転操作を支援するためのシステムである。
例えば、道路RRは、高速道路等の本線道路であってもよい。
例えば、合流道路RMは、高速道路等の本線道路に合流するランプであってもよい。
【0015】
図1に示すように、合流支援システム100は、合流支援装置1と、路側センサ2と、路側無線機3と、合流道路RMを走行する車両に搭載される車載器VMaと、を備える。
以下の説明において、道路RRを走行する車両を「車両VV」、合流道路RMを走行する車両を「合流車両VM」とも表記する。
図1において、各車両は矢印に示す方向に走行している。
例えば、本実施形態に係る合流車両VMは、自動運転車両であってもよい。
【0016】
以下、道路RRが延びている方向であって、各車両が走行する方向をX方向とも表記する。
また、道路RRの幅方向であって、道路RRから合流道路RMに向く方向をY方向とも表記する。
【0017】
(合流支援装置の構成)
図2に示すように、合流支援装置1は、車群判定装置11と、支援情報生成部12と、を備える。
合流支援装置1は、専用通信回線、又は公共通信回線によって、路側センサ2と通信可能に接続されている。
合流支援装置1は、専用通信回線、又は公共通信回線によって、路側無線機3と通信可能に接続されている。
例えば、合流支援装置1は、道路(高速道路等)の本流道路である道路RRに、合流道路RMが合流する合流区間の周辺に設置されてもよいし、合流区間から離れた遠隔地に設定されてもよい。
例えば、後述するプログラムを実行することにより、コンピュータを合流支援装置1として機能させてもよい。
【0018】
(車群判定装置の構成)
車群判定装置11は、取得部111と、第一判定部113と、第二判定部114と、車群特定部115と、を備える。
車群判定装置11は、車線判定部112と、第三判定部116と、をさらに備えてもよい。
例えば、後述するプログラムを実行することにより、コンピュータを車群判定装置11として機能させてもよい。
【0019】
取得部111は、道路RRを走行する車両VVを検知する路側センサ2から検知情報DDを取得する。
例えば、検知情報DDは、複数の車両VVを含む道路RRの所定領域AAの画像データD1を含んでもよい。
例えば、所定領域AAは、道路RRと合流道路RMとの合流区間の直前に設定されてもよい。
【0020】
例えば、取得部111は、画像データD1に含まれる複数の車両VVを個別に識別し、識別した各車両VVに対し、他の車両VVと識別可能な車両IDを付与してもよい。
例えば、取得部111は、異なる時刻における複数の画像データD1間で車両VV別にマッチング処理を行い、同一視できる車両VVについて、同一の車両IDを付与してもよい。
例えば、取得部111は、異なる時刻に取得された複数の画像データD1の間における経時変化から、複数の車両VVについて所定領域AAを通過する順を求め、所定領域AAを通過する時系列順に車両IDを付与してもよい。
【0021】
車線判定部112は、検知情報DDに基づき、道路RRが含む複数の車線LLのうち、車両VVが走行する車線LLを判定する。
例えば、車線判定部112は、道路RRが有するX方向に向かう複数の車線(道路RRの片側車線が有する複数の車線)である複数の車線LLのうち、車両VVが走行する車線LLを判定する。
例えば、車線判定部112は、複数の車両VVに亘り、各車両VVが走行する車線LLを判定し、判定した車線LLを各車両に付与した車両IDに関連付けてもよい。
【0022】
例えば、図3に示すように、道路RRが片側車線に車線L1と車線L2とを有する場合、車線判定部112は、画像データD1に含まれる車両V1について、所定領域AAにおける車両V1の位置から、車線L1と車線L2のうち、車両V1が走行する車線L1を判定してもよい。
【0023】
第一判定部113は、検知情報DDに基づき、車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定する。
例えば、第一判定部113は、複数の車両VVに亘り各車両VVの他車両との車間距離D2を取得し、所定距離r以下か否かを判定し、取得した車間距離D2と判定結果とを各車両VVに付与した車両IDに関連付けてもよい。
例えば、第一判定部113は、取得された車間距離D2と、車群判定装置11に予め記憶された所定距離rとを比較してもよい。
例えば、所定距離r=10mに設定し、第一判定部113は、車両VVの他車両との車間距離D2が10m以下か否かを判定してもよい。
【0024】
例えば、図3に示すように、第一判定部113は、画像データD1に含まれる車両V1と車両V1の直前の車両V2とを特定し、車両V1と車両V2の位置を特定することにより、X方向についての車両V1と車両V2との車間距離を、車両V1の他車両との車間距離D2として取得してもよい。
なお、図3に示す場合、車線L2を走行する複数の車両の車間距離に比べて、車線L1を走行する複数の車両の車間距離は詰まっており、車線L1において、渋滞発生、事故発生、あおり運転発生の可能性がある。
【0025】
第二判定部114は、検知情報DDに基づき、車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定する。
例えば、第二判定部114は、複数の車両VVに亘り各車両VVの車速D3を取得し、所定車速β以下か否かを判定し、取得した車速D3と判定結果とを、各車両VVに付与した車両IDに関連付けてもよい。
例えば、第二判定部114は、画像データD1に含まれる複数の車両VVを個別に特定し、異なる時刻に取得された複数の画像データD1間における各車両VVの位置の経時変化から、各車両VVの車速D3を取得してもよい。
例えば、第二判定部114は、取得された車速D3と、車群判定装置11に予め記憶された所定車速βとを比較してもよい。
例えば、所定車速β=50km/hに設定し、第一判定部113は、車両VVの車速D3が50km/h以下か否かを判定してもよい。
【0026】
例えば、第二判定部114は、第一判定部113で所定距離r以下ではないと判定された車両VVについて、車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定してもよい。
【0027】
車群特定部115は、第一判定部113の判定結果と第二判定部114の判定結果とに基づき、車群GGを特定する。
例えば、車群特定部115は、第一判定部113が、車間距離D2が所定距離r以下であると判定した車両VVを、同一の車群GGとして特定してもよい。
例えば、車群特定部115は、第二判定部114が、車速D3が所定車速β以下であると判定した車両VVを、同一の車群GGとして特定してもよい。
【0028】
例えば、車群特定部115は、第一判定部113が、車間距離D2が所定距離r以下であると判定した車両VVのうち、車線判定部112が判定した車線LLが同一の複数の車両VVであって、時系列順に付与された車両IDが連続する複数の車両VVを、同一の車群GGとして特定してもよい。その際、連続する複数の車両VVのさらに前の車両を同一の車群GGに加えてもよい。
例えば、各車両VVについて、図4に示すような車線LL及び車間距離D2が取得され、所定距離r=10mが設定された場合、車群特定部115は、グループG1で囲まれた部分に関連する車両VVのグループを、車群GGとして特定してもよい。
なお、この例では、車両IDが連続する複数の車両VV(車両IDが102、103、104の車両)のさらに前の車両(車両IDが101の車両)をグループG1とし、同一の車群GGに加えている。
【0029】
例えば、車群特定部115は、第二判定部114が、車速D3が所定車速β以下であると判定した車両VVのうち、車線判定部112が判定した車線LLが同一の複数の車両VVであって、時系列順に付与された車両IDが連続する複数の車両VVを、同一の車群GGとして特定してもよい。
例えば、各車両VVについて、図4に示すような車線LL及び車速D3が取得され、所定車速β=50km/hが設定された場合、車群特定部115は、グループG2で囲まれた部分に関連する車両VVのグループを、車群GGとして特定してもよい。
【0030】
第三判定部116は、車群GGにおける車両台数が2台より多いか否かを判定する。
例えば、第三判定部116は、車間距離D2に基づき特定した車群GGについて、車両台数が2台より多いか否かを判定してもよい。
第三判定部116は、車群GGの車両台数が2台より多いと判定した場合、渋滞発生又は事故発生の可能性があることをさらに検知してもよい。
第三判定部116は、車群GGの車両台数が2台より多くないと判定した場合、あおり運転発生の可能性があることをさらに検知してもよい。
【0031】
すなわち、車両台数が2台より多いと判定された車群GGは、2台より多い車両を含む車群が短い車間距離にて走行していることからみて、第三判定部116は、上述のとおり、渋滞発生又は事故発生の可能性があることを検知してもよい。
また、車両台数が2台より多くないと判定された車群GGは、2台の車両が短い車間距離にて走行していることからみて、第三判定部116は、上述のとおり、あおり運転発生の可能性があることを検知してもよい。
【0032】
例えば、第三判定部116は、車速D3に基づき特定した車群GGについて、渋滞発生又は事故発生の可能性があることをさらに検知してもよい。
すなわち、車速D3に基づき特定された車群GGは、2台以上の車両を含む車群が遅い速度にて走行していることからみて、第三判定部116は、上述のとおり、渋滞発生又は事故発生の可能性があることを検知してもよい。
【0033】
例えば、車群特定部115で特定される車群GGがない場合、第三判定部116は、車群の挙動は正常であることをさらに検知してもよい。
【0034】
(支援情報生成部の構成)
支援情報生成部12は、車群GGに基づいて、合流支援情報DAを生成する。
例えば、支援情報生成部12は、車群判定装置11が車群GGを判定した場合、車群GGが合流区間に近づいている旨の情報を作成し、合流支援情報DAに含めてもよい。
【0035】
例えば、車間距離D2が所定距離r以下の車群GGを車群判定装置11が特定した場合、支援情報生成部12は、車間距離の短い車群GGが合流区間に近づいている旨の情報を作成し、合流支援情報DAに含めてもよい。
例えば、車速D3が所定車速β以下の車群GGを車群判定装置11が判定した場合、支援情報生成部12は、車速の遅い車群GGが合流区間に近づいている旨の情報を作成し、合流支援情報DAに含めてもよい。
【0036】
例えば、支援情報生成部12は、車群判定装置11が検知した渋滞発生又は事故発生の可能性と、あおり運転発生の可能性とを、合流支援情報DAに含めてもよい。
例えば、支援情報生成部12は、道路RR上における本流車両の位置を示す情報を合流支援情報DAに含めてもよい。
【0037】
(路側センサの構成)
路側センサ2は、道路RRを走行する車両VVを検知する。
例えば、路側センサ2は、道路RRの所定領域AAを見下ろす画像を撮影し、複数の車両VVを含む道路RRの所定領域AAの画像データD1を含む検知情報DDを取得してもよい。
例えば、路側センサ2は、所定領域AAが、X方向について道路RRを走行する複数の車両VVが収まる領域となるように、設定されてもよい。
例えば、路側センサ2は、所定領域AAが、Y方向について複数の車線LLが収まる領域となるように、設定されてもよい。
例えば、路側センサ2は、所定時刻で繰り返し撮影を行い、異なる時刻にわたり複数の画像データD1を取得してもよい。
例えば、路側センサ2は、LiDAR(Light Detection And Ranging)、カメラ等のエリアセンサを含んでもよい。
例えば、路側センサ2は、通信回線を介して、取得した検知情報DDを合流支援装置1に提供してもよい。
【0038】
(路側無線機の構成)
路側無線機3は、通信回線を介して、合流支援装置1から合流支援情報DAを取得してもよい。
例えば、路側無線機3は、取得した合流支援情報DAを、合流道路RMを走行する合流車両VMに搭載された車載器VMaに送信して、ドライバー等へ通知してもよい。
例えば、路側無線機と車載器VMaとは、狭域通信(Dedicated Short Range Communications:DSRC)技術に基づく無線通信を行ってもよい。
例えば、路側無線機3は、合流支援情報DAを、合流車両VMに搭載された車載器VMaに送信して通知するほか、路側に立てた表示板等へ送信して、合流道路RMを走行する合流車両VMに、表示板、スピーカ等を介して表示や音声で合流支援情報DAを通知してもよい。
【0039】
(動作)
本実施形態の車群判定装置11の動作について説明する。
車群判定装置11の動作は、本実施形態の車群判定方法に相当する。
【0040】
まず、図5に示すように、取得部111は、道路RRを走行する車両VVを検知する路側センサ2から検知情報DDを取得する(ST01:検知情報を取得するステップ)。
【0041】
ST01を実施後、車線判定部112は、検知情報DDに基づき、道路RRが含む複数の車線LLのうち、車両VVが走行する車線LLを判定する(ST02:車線を判定するステップ)。
例えば、以下のステップは、判定された車線LL別に実施されてもよい。
【0042】
例えば、ST02において、車線判定部112は、車線L1か車線L2かを判定してもよい。その際、図5に示すように、以下のステップは、車線L1を走行している判定された車両VVと、車線L2を走行している判定された車両VVと、を別々に実施してもよい。
【0043】
ST02を実施後、第一判定部113は、検知情報DDに基づき、車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定する(ST03:車間距離を判定するステップ)。
車間距離D2が所定距離r以下である判定した場合(ST03:Yes)、ST05に進む。
【0044】
車間距離D2が所定距離r以下でない判定した場合(ST03:No)、第二判定部114は、検知情報DDに基づき、車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定する(ST04:車速を判定するステップ)。
車速D3が所定車速β以下である判定した場合(ST04:Yes)、ST05に進む。
車速D3が所定車速β以下でない判定した場合(ST04:No)、ST06に進む。
【0045】
ST05において、車群特定部115は、第一判定部113の判定結果と第二判定部114の判定結果とに基づき、車群GGを特定する(ST05:車群を特定するステップ)。
例えば、ST03を実施後、車群特定部115は、第一判定部113が、車間距離D2が所定距離r以下であると判定した車両VVに基づき、車群GGを特定してもよい。
例えば、ST04を実施後、車群特定部115は、第二判定部114が、車速D3が所定車速β以下であると判定した車両VVに基づき、車群GGを特定してもよい。
【0046】
ST05を実施後、第三判定部116は、車群GGにおける車両台数が2台より多いか否かを判定する(ST06:車両台数を判定するステップ)。
例えば、ST06において、第三判定部116は、車群GGの車両台数が2台より多いと判定した場合(ST06-1:Yes)、渋滞発生又は事故発生の可能性があることをさらに検知してもよい。
例えば、ST06において、第三判定部116は、車群GGの車両台数が2台より多くないと判定した場合(ST06-1:No)、あおり運転発生の可能性があることをさらに検知してもよい。
【0047】
例えば、ST06において、第三判定部116は、車速D3に基づき特定した車群GGについて、渋滞発生又は事故発生の可能性があることを検知してもよい(ST06-2)。
例えば、ST06において、車群特定部115で特定される車群GGがない場合、第三判定部116は、車群の挙動は正常であることをさらに検知してもよい(ST06-3)。
なお、ST06を実施後、ST01に戻り、再び各ステップを繰り返す。
【0048】
(作用及び効果)
本実施形態によれば、車群判定装置11は、路側センサ2からの検知情報DDに基づき、車群GGを特定している。
このため、車群判定装置11は、路側センサ2の検知範囲内であれば、車両VVごとに異なる機能によらず車群GGを特定することができる。
したがって、車群判定装置11は、特定位置の道路状況を把握することができる。
【0049】
本実施形態によれば、車群判定装置11は、車線LL別に車群GGを特定することができる。
このため、車群判定装置11は、車線LL別に特定位置の道路状況を把握することができる。
【0050】
本実施形態によれば、車群判定装置11は、渋滞発生又は事故発生の可能性に関連する車群と、あおり運転発生の可能性に関連する車群と、を判定できる。
このため、車群判定装置11は、渋滞発生又は事故発生の可能性と、あおり運転発生の可能性と、を検知できる。
【0051】
本実施形態によれば、第二判定部114が、第一判定部113で所定距離r以下ではないと判定された車両VVについて判定しているため、車群判定装置11は、車間距離が長いながら、減速して走行している車群を特定できる。
このため、車群判定装置11は、車間距離が長さに関わらず、渋滞発生又は事故発生の可能性を検知できる。
【0052】
本実施形態によれば、合流支援装置1は、特定位置の道路状況を把握することができる車群GGに基づいて、合流支援情報DAを生成できる。
したがって、合流支援装置1は、特定位置の道路状況に応じて支援できる。
【0053】
(変形例)
上述の実施形態の一例では、路側センサ2は、道路RRの所定領域AAを見下ろす画像を撮影しているが、車群GGを特定できる画像データD1を取得できるなら、路側センサ2は、どのように構成されてもよい。
例えば、車群判定装置11は、路側センサ2の変形例として、路側センサ2aを含んでもよい。
例えば、路側センサ2aは、図6に示すように、地点A1において、道路RRの路側から走行する各車両VVを横切るように検知するラインセンサを含んでもよい。
【0054】
例えば、路側センサ2aは、道路RRの路側から走行する各車両を横切るようにレーザを照射するレーザスキャナ2a1とレーザスキャナ2a2とを含んでもよい。その際、高さ方向にレーザを走査するレーザスキャナ2a1とレーザスキャナ2a2とが、地点A1付近において、X方向上流と下流とに所定のセンサ間隔で設置されてもよい。
【0055】
例えば、レーザスキャナ2a1、及びレーザスキャナ2a2の各レーザスキャナは、X方向に垂直な面内でレーザを走査してもよい。
例えば、レーザスキャナ2a1、及びレーザスキャナ2a2の各レーザスキャナは、道路RRの路側に各車両VVと同程度の高さに設けられてもよい。その際、レーザスキャナ2a1、及びレーザスキャナ2a2の各レーザスキャナは、X方向に垂直な面内で水平方向を中心にレーザを走査してもよい。
例えば、レーザスキャナ2a1、及びレーザスキャナ2a2の各レーザスキャナは、各車両との距離を測定できてもよい。
【0056】
例えば、図7に示すように、路側センサ2aは、各車両VVついて、車間距離、車高、車長等を特定可能な画像データD1を取得できてもよい。
例えば、路側センサ2aは、車両VVと各レーザスキャナとの距離と、両レーザスキャナ間の距離と、各レーザスキャナが走行する車両VVを検知する時刻の時間差とから各車両VVの走行する車線や車速を計測できてもよい。
【0057】
上述の実施形態の一例では、車群判定装置11は、車線LL別に車群GGを特定しているが、車群GGを特定できるなら、車群判定装置11はどのように構成されてもよい。
変形例として、車群判定装置11は、複数車線を有する道路について、車線を区別せず車群GGを特定してもよい。
他の変形例として、車群判定装置11は、一車線しか有さない道路については、車線LLを特定せず車群GGを特定してもよい。
【0058】
上述の実施形態の一例では、車群判定装置11が合流支援装置1に設けられているが、車群GGを判定できるなら、車群判定装置11はどのように構成されてもよい。
変形例として、車群判定装置11は、合流支援装置1とは別に設けられてもよい。
他の変形例として、車群判定装置11は、合流道路と合流しない道路に対し設けられてもよい。その際、車群判定装置11は、特定した車群GGに関する情報を、管制センター等の監視盤に提供したり、前方、後方又は周辺の車両の車載器に提供したりしてもよい。
【0059】
上述の実施形態では、車群判定装置11は、車間距離D2に関する判定と、車速D3に関する判定を行っているが、車群GGを特定できるならどのように判定してもよい。
変形例として、車群判定装置11は、最初に検知情報DDに基づき、車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定し、次に検知情報DDに基づき、車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定してもよい。
他の変形例として、車群判定装置11は、検知情報DDに基づき、車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定すると同時に、車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定してもよい。
【0060】
上述の実施形態の一例では、第一判定部113は、予め記憶された所定距離rにより判定しているが、所定距離rはどのように設定されてもよい。
変形例として、第一判定部113は、検知情報DDに基づき、判定する車両VVを含む車群の車速を特定し、特定した車速が大きいほど所定距離rが大きくなるように、判定する車両VVに関連して所定距離rを逐次設定してもよい。
他の変形例として、第一判定部113は、検知情報DDに基づき、判定する車両VVの車速を特定し、特定した車速が大きいほど所定距離rが大きくなるように、判定する車両VVに関連して所定距離rを逐次設定してもよい。
【0061】
(コンピュータの構成)
なお、上述の各実施形態においては、合流支援装置1、又は車群判定装置11の機能を実現するためのプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをマイコンといったコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各種処理を行うものとしている。ここで、コンピュータシステムのCPUの各種処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって上記各種処理が行われる。また、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、DVD-ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしてもよい。
【0062】
上述の各実施形態において、合流支援装置1、又は車群判定装置11の機能を実現するためのプログラムを実行させるコンピュータのハードウェア構成の例について説明する。
【0063】
図8に示すように、合流支援装置1、又は車群判定装置11が備えるコンピュータは、CPU91と、メモリ92と、記憶/再生装置93と、Input Output Interface(以下、「IO I/F」という。)94と、通信Interface(以下、「通信I/F」という。)95と、を備える。
【0064】
メモリ92は、合流支援装置1、又は車群判定装置11で実行されるプログラムで使用されるデータ等を一時的に記憶するRandom Access Memory(以下、「RAM」という。)等の媒体である。
記憶/再生装置93は、CD-ROM、DVD、フラッシュメモリ等の外部メディアへデータ等を記憶したり、外部メディアのデータ等を再生したりするための装置である。
IO I/F94は、合流支援装置1と他の装置との間で、又は車群判定装置11と他の装置との間で情報等の入出力を行うためのインタフェースである。
通信I/F95は、インターネット、専用通信回線等の通信回線を介して、他の装置との間で通信を行うインタフェースである。
【0065】
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、開示の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、開示の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲とその均等の範囲に含まれるものとする。
【0066】
<付記>
各実施形態に記載の車群判定装置、合流支援装置、車群判定方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
【0067】
(1)第1の態様に係る車群判定装置11は、道路RRを走行する車両VVを検知する路側センサ2から検知情報DDを取得する取得部111と、前記検知情報DDに基づき、前記車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定する第一判定部113と、前記検知情報DDに基づき、前記車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定する第二判定部114と、前記第一判定部113の判定結果と前記第二判定部114の判定結果とに基づき、車群GGを特定する車群特定部115と、を備える。
【0068】
本態様によれば、車群判定装置11は、路側センサ2からの検知情報DDに基づき、車群GGを特定している。
このため、車群判定装置11は、路側センサ2の検知範囲内であれば、車両VVごとに異なる機能によらず車群GGを特定することができる。
したがって、車群判定装置11は、特定位置の道路状況を把握することができる。
【0069】
(2)第2の態様に係る車群判定装置11は、(1)の車群判定装置11であって、前記検知情報DDに基づき、前記道路RRが含む複数の車線LLのうち、前記車両VVが走行する車線LLを判定する車線判定部112をさらに備える。
【0070】
本態様によれば、車群判定装置11は、車線LL別に車群GGを特定することができる。
このため、車群判定装置11は、車線LL別に特定位置の道路状況を把握することができる。
【0071】
(3)第3の態様に係る車群判定装置11は、(1)又は(2)の車群判定装置11であって、前記車群GGにおける車両台数が2台より多いか否かを判定する第三判定部116をさらに備える。
【0072】
本態様によれば、車群判定装置11は、渋滞発生又は事故発生の可能性に関連する車群と、あおり運転発生の可能性に関連する車群と、を判定できる。
このため、車群判定装置11は、渋滞発生又は事故発生の可能性とあおり運転発生の可能性とを検知できる。
【0073】
(4)第4の態様に係る車群判定装置11は、(1)から(3)のいずれかの車群判定装置11であって、前記第二判定部が、前記第一判定部で前記所定距離以下ではないと判定された前記車両について判定する。
【0074】
本態様によれば、車群判定装置11は、車間距離が長いながら、減速して走行している車群を特定できる。
このため、車群判定装置11は、車間距離が長さに関わらず、渋滞発生又は事故発生の可能性を検知できる。
【0075】
(5)第5の態様に係る合流支援装置1は、(1)から(4)のいずれかの車群判定装置11と、前記車群GGに基づいて、合流支援情報DAを生成する支援情報生成部12と、を備える。
【0076】
本態様によれば、合流支援装置1は、特定位置の道路状況を把握することができる車群GGに基づいて、合流支援情報DAを生成できる。
したがって、合流支援装置1は、特定位置の道路状況に応じて支援できる。
【0077】
(6)第6の態様に係る車群判定方法は、道路RRを走行する車両VVを検知する路側センサ2から検知情報DDを取得し、前記検知情報DDに基づき、前記車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定し、前記検知情報DDに基づき、前記車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定し、前記車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定した判定結果と、前記車速D3が所定車速β以下か否かを判定した判定結果と、に基づき、車群GGを特定する。
【0078】
本態様によれば、車群判定方法は、路側センサ2からの検知情報DDに基づき、車群GGを特定している。
このため、車群判定方法は、路側センサ2の検知範囲内であれば、車両VVごとに異なる機能によらず車群GGを特定することができる。
したがって、車群判定方法は、特定位置の道路状況を把握することができる。
【0079】
(7)第7の態様に係るプログラムは、車群判定装置のコンピュータに、道路RRを走行する車両VVを検知する路側センサ2から検知情報DDを取得し、前記検知情報DDに基づき、前記車両VVの他車両との車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定し、前記検知情報DDに基づき、前記車両VVの車速D3が所定車速β以下か否かを判定し、前記車間距離D2が所定距離r以下か否かを判定した判定結果と、前記車速D3が所定車速β以下か否かを判定した判定結果と、に基づき、車群GGを特定することを実行させる。
【0080】
本態様によれば、プログラムは、車群判定装置11のコンピュータに、路側センサ2からの検知情報DDに基づき、車群GGを特定させる。
このため、プログラムは、車群判定装置11のコンピュータに、路側センサ2の検知範囲内であれば、車両VVごとに異なる機能によらず車群GGを特定させることができる。
したがって、プログラムは、特定位置の道路状況を把握することができる。
【符号の説明】
【0081】
1 合流支援装置
2 路側センサ
2a 路側センサ
2a1 レーザスキャナ
2a2 レーザスキャナ
3 路側無線機
11 車群判定装置
12 支援情報生成部
91 CPU
92 メモリ
93 記憶/再生装置
94 IO I/F
95 通信I/F
100 合流支援システム
111 取得部
112 車線判定部
113 第一判定部
114 第二判定部
115 車群特定部
116 第三判定部
A1 地点
AA 所定領域
D1 画像データ
D2 車間距離
D3 車速
DA 合流支援情報
DD 検知情報
G1 グループ
G2 グループ
GG 車群
L1 車線
L2 車線
LL 車線
r 所定距離
RM 合流道路
RR 道路
V1 車両
V2 車両
VM 合流車両
VMa 車載器
VV 車両
β 所定車速
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8