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特開2022-156877情報提供方法、プログラム及び情報提供装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022156877
(43)【公開日】2022-10-14
(54)【発明の名称】情報提供方法、プログラム及び情報提供装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/01 20060101AFI20221006BHJP
   G06Q 30/02 20120101ALI20221006BHJP
【FI】
G06F3/01 510
G06Q30/02 398
【審査請求】有
【請求項の数】13
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021060788
(22)【出願日】2021-03-31
(71)【出願人】
【識別番号】000005326
【氏名又は名称】本田技研工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【弁理士】
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【弁理士】
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【弁理士】
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【弁理士】
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【弁理士】
【氏名又は名称】関口 亨祐
(72)【発明者】
【氏名】根建 圭淳
(72)【発明者】
【氏名】松原 一雄
(72)【発明者】
【氏名】山岡 大祐
(72)【発明者】
【氏名】小林 正英
【テーマコード(参考)】
5E555
5L049
【Fターム(参考)】
5E555AA26
5E555BA01
5E555BB01
5E555BC01
5E555BE17
5E555CA12
5E555CA42
5E555CB12
5E555CB36
5E555CC03
5E555DA01
5E555DB37
5E555DB41
5E555DB52
5E555DB53
5E555DB57
5E555DC09
5E555DC35
5E555DD04
5E555FA00
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】良好に情報を提供し得る情報提供方法、プログラム及び情報提供装置を提供する。
【解決手段】情報提供方法は、端末装置12に備えられた撮像部16によって車両11の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像110を取得する画像取得ステップS1と、端末装置に備えられるとともにユーザによって操作され得る表示画面28Aに撮像画像を表示し、立体図形103A、103Bを撮像画像に重畳表示するとともに、立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイル106を撮像画像に重畳表示する第1表示ステップS2と、複数のサムネイルのうちのいずれかがユーザによって選択された場合に、選択されたサムネイルに対応する情報112を表示画面に表示する第2表示ステップS7と、を有する。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末装置に備えられた撮像部によって車両の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像を取得する画像取得ステップと、
前記端末装置に備えられるとともにユーザによって操作され得る表示画面に前記撮像画像を表示し、立体図形を前記撮像画像に重畳表示するとともに、前記立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイルを前記撮像画像に重畳表示する第1表示ステップと、
複数の前記サムネイルのうちのいずれかが前記ユーザによって選択された場合に、選択された前記サムネイルに対応する情報を前記表示画面に表示する第2表示ステップと、
を有する、情報提供方法。
【請求項2】
請求項1に記載の情報提供方法において、
前記立体図形は、多角柱状、円柱状又は球状の図形である、情報提供方法。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の情報提供方法において、
前記立体図形は、回転軸を中心として回転され得る、情報提供方法。
【請求項4】
請求項3に記載の情報提供方法において、
前記回転軸の長手方向は、垂直方向である、情報提供方法。
【請求項5】
請求項3に記載の情報提供方法において、
前記回転軸の長手方向は、水平方向である、情報提供方法。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の情報提供方法において、
前記立体図形は、前記立体図形の中心点を中心として回転され得る、情報提供方法。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
前記サムネイルに対応する前記情報は、動画像、静止画像、又は、文章から成る、情報提供方法。
【請求項8】
請求項7に記載の情報提供方法において、
前記サムネイルに対応する前記情報は、マニュアル、又は、広告である、情報提供方法。
【請求項9】
請求項1~8のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
複数の前記情報は、複数の種類に分類され、
前記第1表示ステップでは、前記サムネイルに対応する前記情報の種類に応じた色の枠を前記サムネイルの周囲に表示する、情報提供方法。
【請求項10】
請求項1~8のいずれか1項に記載の情報提供方法において、
複数の前記情報は、複数の種類に分類され、
前記第1表示ステップでは、一の種類に属する複数の前記情報にそれぞれ対応する複数の前記サムネイルを一の前記立体図形の前記表面形状に応じた配置で重畳表示し、前記一の種類とは異なる他の種類に属する複数の前記情報にそれぞれ対応する前記サムネイルを他の前記立体図形の前記表面形状に応じた配置で重畳表示する、情報提供方法。
【請求項11】
請求項10に記載の情報提供方法において、
前記情報の種類に応じた色で前記立体図形を表示する、情報提供方法。
【請求項12】
請求項1~11のいずれか1項に記載の情報提供方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
【請求項13】
撮像部と、
ユーザによって操作され得る表示画面を有する表示部と、
前記撮像部によって車両の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部によって取得された前記撮像画像を前記表示画面に表示し、立体図形を前記撮像画像に重畳表示するとともに、前記立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイルを前記撮像画像に重畳表示する表示制御部と、
を備え、
複数の前記サムネイルのうちのいずれかが前記ユーザによって選択された場合、前記表示制御部は、選択された前記サムネイルに対応する情報を前記表示画面に表示する、情報提供装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報提供方法、プログラム及び情報提供装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の情報を提供する車両の情報提供システムが開示されている。特許文献1では、車両の機器及び装備の問合せ対象箇所の写真が携帯端末によって撮影され、撮影された写真が携帯端末から処理サーバに送信される。処理サーバには、携帯端末から送信された写真が示す問合せ対象箇所を認識する認識サーバと、機器及び装備に関する説明を行う複数の説明情報を有するFAQデータベースとが備えられている。処理サーバは、認識サーバによって認識された問合せ対象箇所に対応する説明情報をFAQデータベースから選択して送信する。処理サーバから送信される説明情報は、車両に設けられた表示装置によって表示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2018-36811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1は、写真が示す問合せ対象箇所に対応する説明情報を表示装置によって表示することを単に開示しているに過ぎない。
【0005】
本発明の目的は、良好に情報を提供し得る情報提供方法、プログラム及び情報提供装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による情報提供方法は、端末装置に備えられた撮像部によって車両の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像を取得する画像取得ステップと、前記端末装置に備えられるとともにユーザによって操作され得る表示画面に前記撮像画像を表示し、立体図形を前記撮像画像に重畳表示するとともに、前記立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイルを前記撮像画像に重畳表示する第1表示ステップと、複数の前記サムネイルのうちのいずれかが前記ユーザによって選択された場合に、選択された前記サムネイルに対応する情報を前記表示画面に表示する第2表示ステップと、を有する。
【0007】
本発明の他の態様によるプログラムは、上記のような情報提供方法をコンピュータに実行させる。
【0008】
本発明の更に他の態様による情報提供装置は、撮像部と、ユーザによって操作され得る表示画面を有する表示部と、前記撮像部によって車両の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部によって取得された前記撮像画像を前記表示画面に表示し、立体図形を前記撮像画像に重畳表示するとともに、前記立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイルを前記撮像画像に重畳表示する表示制御部と、を備え、複数の前記サムネイルのうちのいずれかが前記ユーザによって選択された場合、前記表示制御部は、選択された前記サムネイルに対応する情報を前記表示画面に表示する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、良好に情報を提供し得る情報提供方法、プログラム及び情報提供装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】一実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。
図2】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
図3】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
図4】表示部の表示画面の表示の例を示す図である。
図5】一実施形態による情報提供方法の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
本発明による情報提供方法、プログラム及び情報提供装置について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0012】
[一実施形態]
一実施形態による情報提供方法、プログラム及び情報提供装置について図1図5を用いて説明する。図1は、本実施形態による情報提供システムを示すブロック図である。
【0013】
本実施形態による情報提供システム10は、端末装置(ユーザ端末、携帯端末、情報提供装置)12と、サーバ装置(サーバ)14とによって構成され得るが、これに限定されるものではない。
【0014】
端末装置12には、撮像部16と、センサ群18と、演算部20と、記憶部22と、通信部24と、操作部26と、表示部28とが備えられている。なお、端末装置12には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられ得るが、ここでは説明を省略する。サーバ装置14には、演算部48と、記憶部50と、通信部52とが備えられている。なお、サーバ装置14には、これらの構成要素以外の構成要素も備えられ得るが、ここでは説明を省略する。
【0015】
端末装置12には、本実施形態による情報提供方法をコンピュータに実行させるためのアプリケーションプログラムが予めインストールされる。アプリケーションプログラムの起動は、例えばユーザによる操作に基づいて行われ得る。
【0016】
撮像部16、即ち、カメラは、端末装置12の少なくとも背面側に備えられ得る。撮像部16によって撮像することによって得られる画像である撮像画像110(図2参照)は、端末装置12の正面側、即ち、前面側に備えられた表示部28の表示画面28A(図2参照)に表示され得る。撮像部16は、車両11(図2参照)の少なくとも一部を撮像することによって撮像画像110を取得し得る。
【0017】
センサ群18には、例えば、加速度センサ30と、ジャイロセンサ32とが含まれ得る。加速度センサ30は、例えば、3方向の加速度を同時に計測し得る。ジャイロセンサ32、即ち、角速度センサは、例えば、3方向の角速度を同時に計測し得る。加速度センサ30及びジャイロセンサ32によって取得される情報に基づいて、端末装置12の3次元の挙動が把握され得る。
【0018】
演算部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等のプロセッサ(processor)、即ち、処理回路(processing circurity)によって構成され得る。演算部20には、制御部34と、画像取得部36と、較正部38と、位置姿勢判定部40と、判定部42と、表示制御部44と、情報取得部46とが備えられ得る。制御部34と、画像取得部36と、較正部38と、位置姿勢判定部40と、判定部42と、表示制御部44と、情報取得部46とは、記憶部22に記憶されているプログラムが演算部20によって実行されることによって実現され得る。
【0019】
なお、制御部34、画像取得部36、較正部38、位置姿勢判定部40、判定部42、表示制御部44、情報取得部46の少なくとも一部が、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路によって実現されるようにしてもよい。また、制御部34、画像取得部36、較正部38、位置姿勢判定部40、判定部42、表示制御部44、情報取得部46の少なくとも一部が、ディスクリートデバイスを含む電子回路によって構成されるようにしてもよい。
【0020】
記憶部22には、不図示の揮発性メモリと、不図示の不揮発性メモリとが備えられ得る。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられ得る。不揮発性メモリとしては、例えばROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられ得る。データ等が、例えば揮発性メモリに記憶され得る。プログラム、テーブル、マップ等が、例えば不揮発性メモリに記憶され得る。記憶部22の少なくとも一部が、上述したようなプロセッサ、集積回路等に備えられていてもよい。
【0021】
通信部24には、例えば、携帯電話網に対応し得る不図示の通信モジュールが備えられている。通信部24は、携帯電話網を介して通信を行い得る。通信部24は、サーバ装置14に備えられた通信部52との間で中継局54とネットワーク56とを介して通信を行い得る。
【0022】
操作部26は、ユーザが端末装置12を操作する際に用いられ得る。表示部28には、不図示の表示素子が備えられている。表示素子としては、例えば、液晶表示素子、有機エレクトロルミネッセンス表示素子等が用いられ得る。このような表示素子が備えられた不図示のタッチパネルによって、操作部26と表示部28とが構成され得る。
【0023】
制御部34は、端末装置12の全体の制御を司る。
【0024】
画像取得部36は、撮像部16によって撮像することによって得られる撮像画像110(図2参照)を取得し得る。
【0025】
較正部38は、較正処理を実行し得る。ユーザに対する情報提供を開始するに先立って、較正、即ち、キャリブレーションが行われ得る。かかる較正は、本実施形態によるアプリケーションプログラムが起動された状態で、例えば、車内100(図2参照)に備えられた不図示のホームボタンを、端末装置12の撮像部16を用いて撮像することによって行われ得る。より具体的には、表示部28の表示画面28Aの中心部にホームボタンが所定のサイズで表示されるように、ユーザが端末装置12の撮像部16を当該ホームボタンに正対させる。較正部38は、ホームボタンを含む撮像画像110と、センサ群18から供給される信号とに基づいて、端末装置12の位置及び姿勢を判定し得る。端末装置12の位置及び姿勢が予め決められた範囲内であると判定した場合、較正部38は、較正が成功したと判定し、較正を完了させる。較正が完了すると、表示制御部44は、較正が完了したことを示す情報を表示部28の表示画面28Aに表示する。較正が完了したことを示す情報としては、例えば、不図示のチェックマーク等が挙げられ得る。
【0026】
位置姿勢判定部40は、端末装置12の位置及び姿勢を判定し得る。位置姿勢判定部40は、端末装置12の位置及び姿勢に関する情報、即ち、位置姿勢情報を記憶部22に格納する。位置姿勢判定部40は、較正の際に得られた位置姿勢情報を基準にしつつ、画像取得部36によって取得される撮像画像110と、センサ群18から供給される信号とに基づいて、位置姿勢情報を随時更新する。
【0027】
表示制御部44は、表示部28の表示の制御を司る。図2は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。表示制御部44は、撮像部16によって撮像することによって得られる撮像画像110、即ち、画像取得部36によって取得される撮像画像110を、表示部28の表示画面28Aに表示し得る。車両11の室内、即ち、車内(車室内)100が撮像部16によって撮像された場合の撮像画像110の例が、図2には示されているが、これに限定されるものではない。車室の外側が撮像部16によって撮像されるようにしてもよい。表示制御部44は、立体図形103A、103Bを撮像画像110に重畳表示しつつ、当該立体図形103A、103Bの表面形状に応じた配置でサムネイル106を撮像画像110に重畳表示し得る。即ち、本実施形態では、拡張現実(AR:Augmented Reality)表示が行われ得る。なお、立体図形一般について説明する際には、符号103を用い、個々の立体図形について説明する際には、符号103A、103Bを用いる。
【0028】
図2に示すように、車両11には、複数の機器102A~102Oが備えられ得る。機器一般について説明する際には、符号102を用い、個々の機器について説明する際には、符号102A~102Oを用いる。機器102Aは、例えばインフォテイメントマルチ表示装置である。機器102Bは、例えば走行系モニタである。機器102C、102Dは、例えば走行系リアモニタである。機器102Eは、例えば、ステアリングホイールである。機器102Fは、例えばコンテンツマルチスイッチである。機器102Gは、例えば走行系スイッチである。機器102Hは、例えばインフォテイメントスイッチである。機器102Iは、例えば簡単駐車スイッチである。機器102Jは、例えばハザードスイッチである。機器102Kは、例えばエアコンディショナー、即ち、空調装置である。機器102Lは、例えばコンソール走行系スイッチである。機器102Mは、例えばETC車載器である。機器102Nは、例えばサイドカメラミラーシステム調整スイッチである。機器102Oは、例えばドアノブである。
【0029】
判定部42は、拡張現実表示の対象が、画像取得部36によって取得された撮像画像110に含まれているか否かを判定し得る。拡張現実表示の対象としては、例えば、車両11に備えられた機器102等が挙げられ得る。車両11に備えられた機器102としては、車内100に備えられた機器102であってもよいし、車室の外側に備えられた機器102であってもよい。拡張現実表示の対象が撮像画像110に含まれているか否かの判定は、位置姿勢判定部40によって得られた位置姿勢情報と、画像取得部36によって取得された撮像画像110とに基づいて行われ得る。拡張現実表示の対象が撮像画像110に含まれているか否かを、画像取得部36によって取得された撮像画像110のみならず、位置姿勢情報にも基づいて判定するのは、より正確な判定を行うためである。車両11に備えられた機器102を示す情報は、記憶部22に予め記憶されている。より具体的には、車両11に備えられた複数の機器102の各々の位置情報、これらの機器102の各々の画像情報等が記憶部22に予め記憶されている。判定部42は、記憶部22に記憶されたこれらの情報と、画像取得部36によって取得された撮像画像110から得られる情報とを対比する。これにより、判定部42は、車両11に備えられた機器102が当該撮像画像110に含まれているか否かを判定し得る。また、判定部42は、当該撮像画像110に含まれている機器102が、車両11に備えられた複数の機器102のうちのいずれの機器102であるかについても判定し得る。こうして、判定部42は、拡張現実表示の対象が、画像取得部36によって取得された撮像画像110に含まれているか否かを判定し得る。
【0030】
なお、上記においては、拡張現実表示の対象が、車両11に備えられた機器102である場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、拡張現実表示の対象が車両11であってもよい。車両11を示す情報も、記憶部22に予め記憶されている。判定部42は、記憶部22に記憶された車両11を示す情報と、画像取得部36によって取得された撮像画像110から得られる情報とを対比する。これにより、判定部42は、当該車両11が当該撮像画像110に含まれているか否かを判定し得る。
【0031】
拡張現実表示の対象が撮像画像110に含まれていることが判定部42によって判定された場合、情報取得部46は、サムネイル106、即ち、サムネイル画像を取得する。より具体的には、情報取得部46は、複数のサムネイル106を取得する。サムネイル106、即ち、サムネイル106を表示するための情報は、例えばサーバ装置14から供給され得る。情報取得部46は、サムネイル106の提供を要求するリクエスト信号を、通信部24を介してサーバ装置14に送信する。サーバ装置14は、当該サーバ装置14に備えられた記憶部50からサムネイル106を読み出し、当該サーバ装置14に備えられた通信部52を介して端末装置12にサムネイル106を送信する。情報取得部46は、サムネイル106をサーバ装置14から受信する。なお、サムネイル106が、端末装置12に備えられた記憶部22に既に格納されている場合には、サムネイル106をサーバ装置14から取得することを要しない。このような場合には、情報取得部46は、端末装置12に備えられた記憶部22から、サムネイル106を取得し得る。
【0032】
表示制御部44は、上述したように、画像取得部36によって取得された撮像画像110を表示部28の表示画面28Aに表示し得るとともに、拡張現実表示の対象が当該撮像画像110に含まれている場合に、以下のような処理を行い得る。即ち、このような場合、表示制御部44は、立体図形103を当該撮像画像110に重畳表示しつつ、立体図形103の表面形状に応じた配置で複数のサムネイル106を撮像画像110に重畳表示し得る。立体図形103の形状が多角柱状である場合の例が図2には図示されているが、これに限定されるものではない。例えば、立体図形103の形状が、円柱状であってもよいし、球状であってもよい。
【0033】
表示制御部44は、表示部28の表示画面28Aに様々な種類の情報112(図3図4参照)を表示し得る。情報112の種類としては、例えば、マニュアル、広告等が挙げられ得るが、これに限定されるものではない。表示制御部44は、情報112の種類に応じた複数の立体図形103A、103Bを表示画面28Aに表示し得る。表示制御部44は、一の種類に属する複数の情報112にそれぞれ対応する複数のサムネイル106を、一の立体図形103Aの表面形状に応じた配置で撮像画像110に重畳表示し得る。例えば、表示制御部44は、複数のマニュアルにそれぞれ対応する複数のサムネイル106を、立体図形103Aの表面形状に応じた配置で撮像画像110に重畳表示し得る。表示制御部44は、一の種類とは異なる他の種類に属する複数の情報112にそれぞれ対応する複数のサムネイル106を、他の立体図形103Bの表面形状に応じた配置で撮像画像110に重畳表示し得る。例えば、表示制御部44は、複数の広告にそれぞれ対応する複数のサムネイル106を、立体図形103Bの表面形状に応じた配置で撮像画像110に重畳表示し得る。
【0034】
複数の情報112は、複数の種類に分類され得る。表示制御部44は、サムネイル106に対応する情報112の種類に応じた色の枠108R、108Bを、当該サムネイル106の周囲に表示し得る。表示制御部44は、当該情報112が例えばマニュアルである場合には、例えば赤色の枠108Rを、当該情報112に対応するサムネイル106の周囲に表示する。表示制御部44は、当該情報112が例えば広告である場合には、例えば青色の枠108Bを、当該情報112に対応するサムネイル106の周囲に表示する。枠一般について説明する際には、符号108を用い、個々の枠について説明する際には、符号108A、108Bを用いる。表示制御部44は、当該情報112が例えばお役立ち情報である場合には、例えば不図示の緑色の枠を、当該情報112に対応するサムネイル106の周囲に表示する。
【0035】
表示制御部44は、情報112の種類に応じた色で立体図形103を表示し得る。情報112の種類が例えばマニュアルである場合には、表示制御部44は、当該情報112に応じたサムネイル106が配される立体図形103Aを例えば赤色で表示するようにしてもよい。情報112の種類が例えば広告である場合には、表示制御部44は、当該情報112に応じたサムネイル106が配される立体図形103Bを例えば青色で表示するようにしてもよい。
【0036】
判定部42は、立体図形103を回転させるための操作がユーザによって行われたか否かを、表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて判定し得る。立体図形103を回転させるための操作がユーザによって行われたことが判定部42によって判定された場合、表示制御部44は、立体図形103を回転させる表示を行い得る。立体図形103は、例えば回転軸104を中心として回転され得る。表示制御部44は、立体図形103の表面形状に応じて配置したサムネイル106の位置を、当該立体図形103の回転に応じて変化させる。回転軸104の長手方向は、例えば、垂直方向、即ち、鉛直方向であるが、これに限定されるものではない。例えば、回転軸104の長手方向が、水平方向であってもよい。回転軸104を中心として立体図形103が回転され得る場合の例が図2には図示されているが、これに限定されるものではない。立体図形103の中心点104Aを中心として、当該立体図形103が回転されるようにしてもよい。
【0037】
判定部42は、サムネイル106がユーザによって選択されたか否かを、表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて判定し得る。サムネイル106がユーザによって選択されたことが判定部42によって判定されると、情報取得部46は、以下のような処理を行う。即ち、このような場合、情報取得部46は、選択されたサムネイル106を示す情報を、通信部24を介してサーバ装置14に送信する。サーバ装置14は、当該サムネイル106に対応する情報112を、当該サーバ装置14に備えられた記憶部50から読み出し、当該サーバ装置14に備えられた通信部52を介して端末装置12に送信する。情報取得部46は、サーバ装置14から情報112を受信する。表示制御部44は、情報取得部46によって取得された当該情報112を、表示部28の表示画面28Aに表示する。なお、選択されたサムネイル106に対応する情報112が、端末装置12に備えられた記憶部22に既に格納されている場合には、かかる情報112をサーバ装置14から取得することを要しない。このような場合には、情報取得部46は、端末装置12に備えられた記憶部22から、かかる情報112を取得し得る。このように、サムネイル106がユーザによって選択されたことが判定部42によって判定されると、表示制御部44は、選択されたサムネイル106に対応する情報112を表示部28の表示画面48Aに表示する。図3は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。マニュアルが表示部28の表示画面28Aに表示される場合の例が、図3には示されている。より具体的には、車両11に備えられた機器102のマニュアルが表示部28の表示画面28Aに表示される場合の例が図3には示されている。図4は、表示部の表示画面の表示の例を示す図である。広告が表示部28の表示画面28Aに表示される場合の例が図3には示されている。より具体的には、子ども服の広告が表示部28の表示画面28Aに表示される場合の例が図4には示されている。
【0038】
情報112は、例えば、動画像、静止画像、文章等から成るが、これに限定されるものではない。情報112が動画像から成る場合、当該動画像を構成する複数の画像のうちのいずれかの縮小画像がサムネイル106、サムネイル画像として用いられ得る。情報112が静止画像から成る場合、当該静止画像の縮小画像がサムネイル106、即ち、サムネイル画像として用いられ得る。情報112が文章から成る場合、例えば、当該文章の一部に対応する縮小画像が、サムネイル106として用いられ得る。
【0039】
判定部42は、立体図形103を例えばスワイプする操作がユーザによって行われたか否かを、表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて判定し得る。立体図形103を例えばスワイプする操作がユーザによって行われたことが判定部42によって判定された場合、表示制御部44は、以下のような処理を行い得る。即ち、かかる場合、表示制御部44は、スワイプする操作が行われた当該立体図形103を表示部28の表示画面28Aから消去するとともに、当該立体図形103の表面形状に応じた配置で重畳表示されていた複数のサムネイル106を消去する。
【0040】
表示制御部44は、図2に示すように、表示画面28Aの一部には、複数の操作ボタン60A~60Cを更に表示し得る。操作ボタン60Aは、例えば、お役立ち情報ボタンである。操作ボタン60Bは、例えば、警告灯一覧ボタンである。操作ボタン60Cは、例えば、設定ボタンである。なお、操作ボタン60A~60Cは、これらに限定されるものではない。操作ボタン60A、即ち、お役立ち情報ボタンは、ユーザにとって役に立つことが想定される情報が表示される画面に遷移するためのボタンである。操作ボタン60B、即ち、警告灯一覧ボタンは、警告灯の一覧を表示する画面に遷移するためのボタンである。操作ボタン60C、即ち、設定ボタンは、アプリケーションプログラムに関する様々な設定を行うための画面に遷移するためのボタンである。表示画面28Aには、再較正ボタン60D、音声検索ボタン60E等が更に表示され得るが、これに限定されるものではない。再較正ボタン60Dは、再較正の実行を指示するためのボタンである。音声検索ボタン60Eは、音声検索の実行を指示するためのボタンである。
【0041】
次に、本実施形態による情報提供方法の例について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態による情報提供方法の例を示すフローチャートである。
【0042】
まず、ステップS1において、車両11の少なくとも一部が撮像部16によって撮像される。これにより、画像取得部36が、撮像部16によって撮像された撮像画像110を取得する。この後、ステップS2に遷移する。
【0043】
ステップS2において、判定部42は、拡張現実表示の対象が撮像画像110に含まれているか否かを判定する。拡張現実表示の対象が撮像画像110に含まれている場合(ステップS2においてYES)、ステップS3に遷移する。拡張現実表示の対象が撮像画像110に含まれていない場合(ステップS2においてNO)、ステップS1以降の処理が繰り返される。
【0044】
ステップS3において、情報取得部46は、複数のサムネイル106、即ち、複数のサムネイル画像を取得する。具体的には、情報取得部46は、サムネイル106の提供を要求するリクエスト信号を、通信部24を介してサーバ装置14に送信する。サーバ装置14は、当該サーバ装置14に備えられた記憶部50からサムネイル106を読み出し、当該サーバ装置14に備えられた通信部52を介して端末装置12にサムネイル106を送信する。情報取得部46は、サムネイル106をサーバ装置14から受信する。なお、サムネイル106が、端末装置12に備えられた記憶部22に既に格納されている場合には、サムネイル106をサーバ装置14から取得することを要しない。このような場合には、情報取得部46は、端末装置12に備えられた記憶部22から、サムネイル106を取得し得る。この後、ステップS4に遷移する。
【0045】
ステップS4において、表示制御部44は、立体図形103を撮像画像110に重畳表示するとともに、立体図形103の表面形状に応じた配置で複数のサムネイル106を撮像画像110に重畳表示する。この後、ステップS5に遷移する。
【0046】
ステップS5において、判定部42は、サムネイル106を選択する操作がユーザによって行われたか否かを判定する。サムネイル106を選択する操作がユーザによって行われていないことが判定部42によって判定された場合(ステップS5においてNO)、ステップS6に遷移する。サムネイル106を選択する操作がユーザによって行われたことが判定部42によって判定された場合(ステップS5においてYES)、ステップS8に遷移する。
【0047】
ステップS6において、判定部42は、立体図形103を回転させる操作がユーザによって行われたか否かを判定する。立体図形103を回転させる操作がユーザによって行われたことが判定部42によって判定された場合(ステップS6においてYES)、ステップS7に遷移する。立体図形103を回転させる操作がユーザによって行われていないことが判定部42によって判定された場合(ステップS6においてNO)、ステップS1以降の処理が繰り返される。
【0048】
ステップS7において、表示制御部44は、立体図形103を回転させる表示を行う。より具体的には、表示制御部44は、ユーザによる操作量に応じた回転量で立体図形103を回転させる。表示制御部44は、当該立体図形103の表面形状に応じて配置された複数のサムネイル106の位置を、当該立体図形103の回転に対応するように変化させる。ステップS7が完了した場合には、ステップS1以降の処理が繰り返される。
【0049】
ステップS8において、情報取得部46は、選択されたサムネイル106に応じた情報112を取得する。具合的には、上述したように、情報取得部46が、選択されたサムネイル106を示す情報を、通信部24を介してサーバ装置14に送信する。サーバ装置14は、当該サムネイル106に対応する情報112を、当該サーバ装置14に備えられた記憶部50から読み出し、当該サーバ装置14に備えられた通信部52を介して端末装置12に送信する。情報取得部46は、サーバ装置14から情報112を受信する。こうして、情報取得部46は、選択されたサムネイル106に応じた情報112を取得し得る。なお、選択されたサムネイル106に対応する情報112が、端末装置12に備えられた記憶部22に既に格納されている場合には、かかる情報112をサーバ装置14から取得することを要しない。このような場合には、情報取得部46は、端末装置12に備えられた記憶部22から、かかる情報112を取得し得る。この後、ステップS9に遷移する。
【0050】
ステップS9において、表示制御部44は、情報取得部46によって取得された情報112を表示部28の表示画面28Aに表示する。即ち、表示制御部44は、ユーザによって選択されたサムネイル106に対応する情報112を、表示部28の表示画面28Aに表示する。こうして、図5に示す処理が完了する。
【0051】
このように、本実施形態によれば、撮像部16によって撮像された撮像画像110が表示部28の表示画面28Aに表示される。そして、拡張現実表示の対象が当該撮像画像110に含まれている場合、立体図形103が当該撮像画像110に重畳表示され得るとともに、当該立体図形103の表面形状に応じた配置で複数のサムネイル106が重畳表示され得る。ユーザは、表示画面28Aに表示された立体図形103を回転させることができる。そして、複数のサムネイル106のうちのいずれかがユーザによって選択されると、選択されたサムネイル106に対応する情報112が表示画面28Aに表示され得る。このように、本実施形態によれば、立体図形103の表面形状に応じた配置で複数のサムネイル106が重畳表示され得るため、複数のサムネイル106が表示部28の表示画面28Aに煩雑に表示されるのを防止しつつ、良好に情報を提供することができる。
【0052】
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
【0053】
例えば、情報112が表示部28の表示画面28Aに表示される際、不図示のスピーカからBGMが出力されるようにしてもよい。
【0054】
また、上記実施形態では、表示画面28Aに対するユーザによる操作に基づいて、立体図形103に対する操作が行われる場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、不図示のマイクロフォンを介して行われる音声入力に基づいて、立体図形103に対する操作が行われるようにしてもよい。
【0055】
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
【0056】
情報提供方法は、端末装置(12)に備えられた撮像部(16)によって車両(11)の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像(110)を取得する画像取得ステップ(S1)と、前記端末装置に備えられるとともにユーザによって操作され得る表示画面(28A)に前記撮像画像を表示し、立体図形(103A、103B)を前記撮像画像に重畳表示するとともに、前記立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイル(106)を前記撮像画像に重畳表示する第1表示ステップ(S3)と、複数の前記サムネイルのうちのいずれかが前記ユーザによって選択された場合に、選択された前記サムネイルに対応する情報(112)を前記表示画面に表示する第2表示ステップ(S8)と、を有する。このような構成によれば、立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイルが重畳表示され得るため、複数のサムネイルが表示部の表示画面に煩雑に表示されるのを防止しつつ、良好に情報を提供することができる。
【0057】
前記立体図形は、多角柱状、円柱状又は球状の図形であるようにしてもよい。
【0058】
前記立体図形は、回転軸(104)を中心として回転され得るようにしてもよい。このような構成によれば、立体図形を回転させることにより、複数のサムネイルがユーザによって把握され得る。
【0059】
前記回転軸の長手方向は、垂直方向であるようにしてもよい。
【0060】
前記回転軸の長手方向は、水平方向であるようにしてもよい。
【0061】
前記立体図形は、前記立体図形の中心点(104A)を中心として回転され得るようにしてもよい。
【0062】
前記サムネイルに対応する前記情報は、動画像、静止画像、又は、文章から成るようにしてもよい。
【0063】
前記サムネイルに対応する前記情報は、マニュアル、又は、広告であるようにしてもよい。
【0064】
複数の前記情報は、複数の種類に分類され、前記第1表示ステップでは、前記サムネイルに対応する前記情報の種類に応じた色の枠(108R、108G)を前記サムネイルの周囲に表示するようにしてもよい。このような構成によれば、情報の種類がユーザによって容易に把握され得る。
【0065】
複数の前記情報は、複数の種類に分類され、前記第1表示ステップでは、一の種類に属する複数の前記情報にそれぞれ対応する複数の前記サムネイルを一の前記立体図形の前記表面形状に応じた配置で重畳表示し、前記一の種類とは異なる他の種類に属する複数の前記情報にそれぞれ対応する前記サムネイルを他の前記立体図形の前記表面形状に応じた配置で重畳表示するようにしてもよい。このような構成によれば、情報の種類がユーザによって容易に把握され得る。
【0066】
前記情報の種類に応じた色で前記立体図形を表示するようにしてもよい。
【0067】
プログラムは、上記のような情報提供方法をコンピュータに実行させる。
【0068】
情報提供装置(12)は、撮像部と、ユーザによって操作され得る表示画面を有する表示部(28)と、前記撮像部によって車両の少なくとも一部を撮像することにより得られた撮像画像を取得する画像取得部(36)と、前記画像取得部によって取得された前記撮像画像を前記表示画面に表示し、立体図形を前記撮像画像に重畳表示するとともに、前記立体図形の表面形状に応じた配置で複数のサムネイルを前記撮像画像に重畳表示する表示制御部(44)と、を備え、複数の前記サムネイルのうちのいずれかが前記ユーザによって選択された場合、前記表示制御部は、選択された前記サムネイルに対応する情報を前記表示画面に表示する。
【符号の説明】
【0069】
10:情報提供システム 11:車両
12:端末装置 14:サーバ装置
16:撮像部 18:センサ群
20、48:演算部 22、50:記憶部
24、52:通信部 26:操作部
28:表示部 28A:表示画面
30:加速度センサ 32:ジャイロセンサ
34:制御部 36:画像取得部
38:較正部 40:位置姿勢判定部
42:判定部 44:表示制御部
46:情報取得部 54:中継局
56:ネットワーク 60A~60C:操作ボタン
60D:再較正ボタン 60E:音声検索ボタン
100:車内 102A~102O:機器
103A、103B:立体図形 104:回転軸
104A:中心点 106:サムネイル
108B、108R:枠 110:撮像画像
112:情報
図1
図2
図3
図4
図5