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特開2022-158268介助ベルト、介助シート、および介助具セット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022158268
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】介助ベルト、介助シート、および介助具セット
(51)【国際特許分類】
   A61G 7/065 20060101AFI20221006BHJP
   A61G 1/044 20060101ALI20221006BHJP
   A61G 1/003 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
A61G7/065
A61G1/044
A61G1/003 701
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021063035
(22)【出願日】2021-04-01
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-09-27
(71)【出願人】
【識別番号】520254314
【氏名又は名称】有限会社メットエンタープライズ
(74)【代理人】
【識別番号】110002882
【氏名又は名称】白浜国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】田島 正昭
【テーマコード(参考)】
4C040
【Fターム(参考)】
4C040AA03
4C040GG03
4C040GG04
(57)【要約】
【課題】被介助者の向きや位置を変える作業を容易に行うことができるようにする。
【解決手段】長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部を有する介助ベルトと、この介助ベルトが挿通可能な筒状部を有する無端シート状の介助シートとを備え、筒状部は、介助シートの幅方向に沿って設ける。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
柔軟性を有する長尺のベルト本体を備え、
このベルト本体は、長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部を有していることを特徴とする介助ベルト。
【請求項2】
前記高剛性部は、可撓性を有する樹脂部材を有していることを特徴とする請求項1に記載の介助ベルト。
【請求項3】
前記ベルト本体は、長さ方向両端部にループ状の把持部を有していることを特徴とする請求項1または2に記載の介助ベルト。
【請求項4】
前記ベルト本体は、表裏の少なくとも一方に面ファスナーを有していることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の介助ベルト。
【請求項5】
無端シート状のシート本体と、
このシート本体の幅方向の少なくとも両端部に設けられ、紐状部材を係合可能な係合部と、
を備えたことを特徴とする介助シート。
【請求項6】
前記係合部は、前記シート本体の幅方向に沿って設けられ、前記紐状部材を挿通可能な筒状部を有していることを特徴とする請求項5に記載の介助シート。
【請求項7】
長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部を有する介助ベルトと、
この介助ベルトが挿通可能な筒状部を有する無端シート状の介助シートと、
を備え、
前記筒状部は、前記介助シートの幅方向に沿って設けたことを特徴とする介助具セット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、介助者が被介助者の向きや位置を変えるときに利用する介助ベルト、介助シート、および介助具セットに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、介助者が被介助者の向きや位置を変えるときに利用する介助用具がある。
【0003】
この種の介助用具として、特許文献1には、帯状部材を被介助者の腰まわりに巻き付け、この帯状部材の一端を引っ張ることにより、被介助者の向きを仰向け状態から横向き状態に変換するように構成した介護用補助具が開示されている。
【0004】
また、非特許文献1には、筒状シート部材を被介助者の下に敷き、被介助者を筒状シート部材とともに水平移動させるように構成した介助用具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006-158573
【非特許文献】
【0006】
【非特許文献1】みんなの介護「スライディングシートの使い方を学んで水平移動の負担を軽減」https://www.minnanokaigo.com/channel/bed/no4/
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に開示の介護用補助具では、帯状部材を仰向け状態の被介助者の下に挿入して腰まわりに巻き付ける場合、帯状部材の材質が柔らかいと被介助者の下に帯状部材を挿入する作業が容易にできないという問題がある。
【0008】
また、非特許文献1に開示の介助用具では、被介助者の膝や肩などを押して被介助者を筒状シート部材とともに水平移動させるため、被介助者に負担がかかり作業が容易にできないという問題がある。
【0009】
本発明は、上記事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、介助者が被介助者の向きや位置を変える作業を容易に行うことができるようにした介助ベルト、介助シート、および介助具セットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明に係る介助ベルトは、柔軟性を有する長尺のベルト本体を備え、このベルト本体は、長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部を有していることを特徴とするものである。
【0011】
高剛性部は、可撓性を有する樹脂部材を有していることが好ましい。
【0012】
また、ベルト本体は、長さ方向両端部にループ状の把持部を有していることが好ましい。
【0013】
さらに、ベルト本体は、表裏の少なくとも一方に面ファスナーを有していることが好ましい。
【0014】
さらに、本発明に係る介助シートは、無端シート状のシート本体と、このシート本体の幅方向の少なくとも両端部に設けられ、紐状部材を係合可能な係合部とを備えたことを特徴とするものである。
【0015】
係合部は、シート本体の幅方向に沿って設けられ、紐状部材を挿通可能な筒状部を有していることが好ましい。
【0016】
さらに、本発明に係る介助具セットは、長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部を有する介助ベルトと、この介助ベルトが挿通可能な筒状部を有する無端シート状の介助シートとを備え、筒状部は、介助シートの幅方向に沿って設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、介助者が被介助者の向きや位置を変える作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図面は、本開示に係る本発明の特定の実施の形態を示し、発明の不可欠な構成ばかりでなく、選択的及び好ましい実施の形態を含む。
図1】本発明に係る介助ベルトの一実施例を示す斜視図。
図2】同介助ベルトの表面を示す平面図。
図3】同介助ベルトのII-II線断面図。
図4】同介助ベルトの裏面を示す平面図。
図5】本発明に係る介助シートの一実施例を示す斜視図。
図6】同介助シートを示す平面図。
図7】同介助シートVI-VI線断面図。
図8】本発明に係る介助具セットの使用状態を説明するための斜視図。
図9】同介助具セットの他の使用状態を説明するための斜視図。
図10】前記介助ベルトの使用状態を説明するための斜視図。
図11】前記介助ベルトの他の使用状態を説明するための斜視図。
図12】前記介助シートの変形例を示す斜視図。
図13】前記介助シートの他の変形例を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
【0020】
本発明に係る介助具セットは、紐状部材としての介助ベルト1(図1に示す。)と介助シート2(図5に示す。)を備えている。
【0021】
この介助ベルト1は、図2図4にも示すように、長尺のベルト本体3を備えている。
【0022】
このベルト本体3は、たとえば丈夫な織物などのベルト原反4を加工して形成され、柔軟性を有している。
【0023】
このベルト本体3の両端部にはそれぞれループ状の把持部5,5が形成されている。
【0024】
また、ベルト本体3の長さ方向中途部には曲がり難い高剛性部6が一方の把持部5に連接して形成されている。
【0025】
すなわち、ベルト原反4には、一端側から把持部5の長さに相当する位置に第1折返し部位7が設定され、さらにこの第1折返し部位7から把持部5の長さに相当する位置に第1固着部位8が設定されている。
【0026】
そして、ベルト原反4の一端側が第1折返し部位7で折返され、ベルト原反4の一端縁が第1固着部位8で縫製により固着されることにより、一方の把持部5が形成されている。
【0027】
また、ベルト原反4には、他端側から把持部5の長さに高剛性部6の長さを加えた長さに相当する位置に第2折返し部位9が設定され、さらにこの第2折返し部位9から把持部5の長さに相当する位置に第2固着部位10が設定され、さらにこの第2固着部位10から高剛性部6の長さに相当する位置に第3固着部位11が設定されている。
【0028】
そして、ベルト原反4の他端側が第2折返し部位9折返され、第2固着部位10で縫製により固着されることにより、他方の把持部5が形成されている。
【0029】
さらに、第2折返し部位10で折返されたベルト原反4の第3固着部位11および第2固着部位10から第3固着部位11までの両側縁が縫製により固着されることにより袋状部12が形成され、この袋状部12内に可撓性を有するたとえばポリカーボネート板からなるプレート(樹脂部材)13が収容されることにより、高剛性部6が形成されている。
【0030】
また、ベルト本体3の表裏には面ファスナー14…が設けられている。
【0031】
この面ファスナー14…は、多数の鉤状突起を有する突起部15と、多数の輪材を有する輪材部16とを有し、突起部15の突起と輪材部16の輪材とが相互にかみ合って密着するようになっている。
【0032】
すなわち、ベルト本体3の表面には、複数の突起部15…および複数の輪材部16…が設けられ、裏面には、一つの輪材部16が設けられ、これらを適宜組み合わせて密着させることにより、介助ベルト1を一時的にループ状に形成することができるようになっている。
【0033】
なお、突起部15および輪材部16の個数および長さは、必要に応じて設定すればよい。
【0034】
介助シート2は、図5図7に示すように、シート本体21を備えている。
【0035】
このシート本体21は、平面状のシート原反22の両端部を連結することによ
り無端状に形成されている。
【0036】
このシート原反22は、シート本体21の内周側になる面がたとえばナイロン(商標名)などのポリアミド合成樹脂で形成され、滑り易くなっている。
【0037】
また、シート原反22は、シート本体21の外周側になる面がたとえばポリアミド合成樹脂素材にパイパロンコーテイングを施し防水加工され、滑り難く形成されている。
【0038】
したがって、シート原反22は、内周側同士の摩擦は軽減したまま、外周側と被介助者とは滑り難くなるように構成されている。
【0039】
また、このシート本体21には筒状部(係合部)24がシート本体21の幅方向に沿って設けられ、この筒状部24には介助ベルト1が挿通可能になっている。
【0040】
すなわち、この筒状部24は、シート原反22の両端部を介助ベルト1の幅より若干長い長さで重ね合わせ、両端部の位置で幅方向に縫合により固着することによって形成されている。
【0041】
以上の構成において、介助具セットを使用する場合を図7および図8を参照しながら説明する。
【0042】
先ず、被介助者Pの身体を水平移動させる場合について説明すると、高齢者や障害者は、身体を動かし難い場合が多く、ベッド41上の丁度良い位置に横になることが難しい。
【0043】
たとえば寝相やギャッチアップなどで身体が足元の方へずれてしまった場合や、車いすや歩行器などでベッドから一度離れて再び戻ってきた場合などに、丁度良い位置に身体を戻すことが困難なことが多い。
【0044】
特に、ベッド41にはL字型柵42が取り付けられているので、一旦ベッド41に腰かけてからさらに奥へと座り直さなければ丁度良い位置で横になることは難しい。
【0045】
このような場合、ベッド41の足元の方から頭部の方へ身体を水平移動させる必要が生じる。
【0046】
この場合、先ず、ベッド41の中央に介助シート2を敷く。
【0047】
このとき、筒状部24は介助シート2の中程になるようにする。
【0048】
また、筒状部24には予め介助ベルト1を挿通させておく。このとき、介助ベルト1には、高剛性部6が設けられているので、介助ベルト1を筒状部24に容易に挿入することができる。
【0049】
そして、この介助シート2上に被介助者Pに仰向け状態に寝てもらい、介助者Qはベッド41の頭部側から介助ベルト1の把持部5,5を両手で持って引くと、介助シート2は内周面同士で滑り合って無限軌道のように移動し、ベッド41の頭部側へ被介助者Pとともにスライドする。
【0050】
このとき、介助シート2の内周面は滑り易いので、介助シート2の幅が被介助者Pの腰幅(肩幅)より狭くても介助シート2を十分に引っ張ることができる。
【0051】
そして、被介助者Pがベッド41の丁度良い位置になったら被介助者Pを横向きにして介助シート2を横から引き抜く。
【0052】
次に、被介助者Pの身体を仰向けから横向きに変換する場合について説明する。
【0053】
先ず、図9に示すように、ベッド41上に仰向けで寝ている被介助者Pの肩と腰との間の隙間に介助ベルト1を挿入する。
【0054】
このとき、介助ベルト1の高剛性部6のある側を把手部5を折り畳んだまま身体の下に通す。
【0055】
この場合、介助ベルト1には、高剛性部6が設けられているので、身体の下に通し易い。
【0056】
しかも、、高剛性部6は、袋状部12に可撓性を有するプレート13を収容し
て構成されているため、弾力性があり、身体の下への挿通作業が非常に行い易い。
【0057】
さらに、高剛性部6は、柔軟性を有するベルト本体1の一部で、曲がり難い程度の柔軟性を有しているため、固いものに比べ皮膚を傷付けるリスクを軽減することができる。
【0058】
さらに、ベルト本体1の素材としてたとえば車のシートベルトに用いる素材を採用することにより、耐久性や皮膚に擦れても傷つき難い滑らかな質感を確保することができる。
【0059】
このように身体の下を挿通して向こう側から出てきた介助ベルト1の端を、図10に示すように、面状ファスナー14でベッド41の柵42に固定する。
【0060】
ついで、介助ベルト1の固定されていない手前側の端を被介助者Pの身体の上から柵42を通し、再び手前側に持ってきて引っ張ると同時に被介助者Pの肩を押して仰向けから横向きに体位を変換する。
【0061】
ついで、介助ベルト1の引っ張るために掴んでいる部分と被介助者Pの背中に巻き付いている部分とを面状ファスナー14で固定する。
【0062】
これにより、介助者Qが完全に手を離した状態で被介助者Pの横向きの固定が可能になり、横向きでの介助を容易に行うことができる。
【0063】
ここで、介助ベルト1のベルト本体3に設けられた面状ファスナー14の占める割合を少なくすることにより、介助中で手袋を使っている場合などに面状ファスナー14の留め辛さおよび外し辛さを軽減することができる。
【0064】
ついで、介助が終わったら、横向きのまま、仰向けになったときに背中が乗る位置に介助シート2を敷く。
【0065】
ついで、面状ファスナー14を外し、介助ベルト1を引き抜いて、ゆっくりと身体を元の仰向けの状態に戻す。
【0066】
これにより、介助ベルト1は介助者Qの手元に戻り、介助シート2は被介助者Pの肩から腰にかけて敷かれた状態になる。
【0067】
以上の構成によれば、介助者Qが被介助P者の向きや位置を変える作業を容易に行うことができる。
【0068】
なお、上記実施形態では、 介助ベルト1に、面状ファスナー14を設けたが、この面状ファスナー14の代わりに、たとえばボタン、ホック、紐などの留め具を設けてもよい。
【0069】
また、介助シート2は、筒状部24に、介助ベルト(紐状部材)1を挿通して使用するようにしたが、これに限定されることはない。
【0070】
たとえば図11に示すように、幅方向両端近傍に穴(係合部)51,51を設け、この穴51,51に紐(紐状部材)52を挿通させて、この紐52を引くことにより、介助シート2をスライドさせるように構成してもよく、図12に示すように、幅方向両端部に固定部(係合部)61,61を設け、この固定部61,61にそれぞれ紐(紐状部材)62,62を縫合などで予め固定しておき、この紐62,62を引くことにより、介助シート2をスライドさせるように構成してもよい。
【符号の説明】
【0071】
1 紐状部材(介助ベルト)
2 介助シート
3 ベルト本体
5 把持部
6 高剛性部
13 樹脂部材(プレート)
14 面ファスナー
21 シート本体
24 係合部(筒状部)
51 係合部(穴)
52 紐状部材(紐)
61 係合部(固定部)
62 紐状部材(紐)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
【手続補正書】
【提出日】2022-08-12
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベルト原反を加工して形成された柔軟性を有する長尺のベルト本体を備え、
このベルト本体は、長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部と、長さ方向両端部にループ状の把持部とを有し、
該把持部は、前記ベルト原反の両端を折返して形成し、
前記高剛性部は、前記ベルト原反を折返して形成された袋状部に可撓性を有する樹脂部材を収容して形成し、
さらに、前記樹脂部材は、可撓性を有するプレートで構成した、
ことを特徴とする介助ベルト。
【請求項2】
前記ベルト本体は、表裏の少なくとも一方に面ファスナーを有していることを特徴とする請求項1に記載の介助ベルト。
【請求項3】
無端シート状のシート本体と、
紐状部材を係合可能な係合部と、
を備え、
前記係合部は、前記シート本体の幅方向に沿って設けられ、前記紐状部材を挿通可能な筒状部を有している、
ことを特徴とする介助シート。
【請求項4】
長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部を有する介助ベルトと、
この介助ベルトが挿通可能な筒状部を有する無端シート状の介助シートと、
を備え、
前記筒状部は、前記介助シートの幅方向に沿って設けたことを特徴とする介助具セット。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
上記課題を解決するために、本発明に係る介助ベルトは、ベルト原反を加工して形成された柔軟性を有する長尺のベルト本体を備え、このベルト本体は、長さ方向中途部に曲がり難い高剛性部と、長さ方向両端部にループ状の把持部とを有し、この把持部は、前記ベルト原反の両端を折返して形成し、高剛性部は、ベルト原反を折返して形成された袋状部に可撓性を有する樹脂部材を収容して形成し、さらに、樹脂部材は、可撓性を有するプレートで構成したことを特徴とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
さらに、本発明に係る介助シートは、無端シート状のシート本体と、紐状部材を係合可能な係合部とを備え、この係合部は、シート本体の幅方向に沿って設けられ、紐状部材を挿通可能な筒状部を有していることを特徴とするものである。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【補正の内容】