(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022158295
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】監視カメラの耐水ケース
(51)【国際特許分類】
G03B 17/08 20210101AFI20221006BHJP
G03B 15/00 20210101ALI20221006BHJP
G03B 17/56 20210101ALI20221006BHJP
H04N 5/225 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
G03B17/08
G03B15/00 S
G03B17/56 H
H04N5/225 430
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021063072
(22)【出願日】2021-04-01
(71)【出願人】
【識別番号】000124591
【氏名又は名称】河村電器産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078721
【弁理士】
【氏名又は名称】石田 喜樹
(72)【発明者】
【氏名】高橋 典夫
【テーマコード(参考)】
2H101
2H105
5C122
【Fターム(参考)】
2H101CC01
2H101CC54
2H101CC60
2H105DD07
2H105EE06
5C122DA11
5C122EA02
5C122GE06
5C122GE11
5C122GE20
5C122GG17
(57)【要約】
【課題】 ワイパーを使わなくても透明板が汚れ難い監視カメラの耐水ケースを提供する。
【解決手段】 カメラ収容部Bに収容したカメラ10による撮像を可能とする開口部Aを前面に有し、背部にケーブル送出部4を備えたケース本体2と、開口部Aを閉塞して窓を形成する透明板3とを有し、開口部Aは周囲にフランジ部21を有して平坦な面が周設されており、このフランジ部21の前面に透明板3をガスケット7を介して当接して窓が形成され、透明板3はフランジ部にネジ締めされて密着され、カメラ収容部Bを気密な状態とした。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
収容したカメラによる撮像を可能とする開口部を前面に有し、背部にケーブル送出部を備えたケース本体と、前記開口部を閉塞して窓を形成する透明板とを有して、前記カメラを浸水及び雨水から保護する監視カメラの耐水ケースであって、
前記開口部は、周囲にフランジ部を有して平坦な面が周設されており、平坦な前記フランジ部の前面に前記透明板を当接させて前記窓が形成され、
前記透明板は、周囲3ヶ所から5ヶ所が前記フランジ部にネジ締めされて密着されることを特徴とする監視カメラの耐水ケース。
【請求項2】
前記ケース本体は、前記フランジ部の内側に、後方に膨出させて内部にカメラ収容部を形成した膨出部を有し、
当該膨出部の前面全体が前記開口部であり、
前記膨出部の下部から前記フランジ部の下端にかけて、前記フランジ部及び前記膨出部に付着した水の流れを案内して滴下させるための排水用リブが形成されて成ることを特徴とする請求項1記載の監視カメラの耐水ケース。
【請求項3】
前記透明板は、前記フランジ部にネジ締めするためのネジ挿通孔を有し、
前記ネジ挿通孔は、前記カメラの上部となる前記窓の中央上部には設けないことを特徴とする請求項1又は2記載の監視カメラの耐水ケース。
【請求項4】
前記膨出部は、上部に平坦な面を持たないことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の監視カメラの耐水ケース。
【請求項5】
前記膨出部の周囲側部は、4面から8面の平坦な面を連結した多角形で形成され、最上部には面の連結部が配置されることを特徴とする請求項4記載の監視カメラの耐水ケース。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は監視カメラに関し、特に水没する恐れのある場所に設置される監視カメラの耐水ケースに関する。
【背景技術】
【0002】
屋外に設置される監視カメラは、雨水の侵入を防ぐために防水構造のケースに収容されているが、屋外に設置されることでカメラの撮影窓となるケースの透明板が汚れ易く、その対策が考えられている。
例えば、特許文献1のカメラケースは、透明板にワイパーを取り付けて、透明板が汚れても、容易に拭き取って透明な状態を維持可能とした。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のカメラケースの透明板は、周囲全体が枠部材でケースに保持される構造が採用されているため、枠部材と透明板との間の段差部に塵やゴミが貯まり易く、その塵やゴミが風雨により、特に水没した際に透明板全体に広がり、透明板が汚れる大きな要因となっていた。
この汚れに対して、特許文献1では窓にワイパーを取り付けることで対処し、強制的に汚れやゴミを除去した。しかしながら、このような構成はコスト高となっていたし、水没した場合ワイパーが故障する恐れがあった。
【0005】
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、ワイパーを使わなくても透明板が汚れ難い監視カメラの耐水ケースを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する為に、請求項1の発明は、収容したカメラによる撮像を可能とする開口部を前面に有し、背部にケーブル送出部を備えたケース本体と、開口部を閉塞して窓を形成する透明板とを有して、カメラを浸水及び雨水から保護する監視カメラの耐水ケースであって、開口部は、周囲にフランジ部を有して平坦な面が周設されており、平坦なフランジ部の前面に透明板を当接させて窓が形成され、透明板は、周囲3ヶ所から5ヶ所がフランジ部にネジ締めされて密着されることを特徴とする。
この構成によれば、透明板はケース本体のフランジ部に対してその前面に配置されるため、透明板の前面はネジ以外の突起部を無くす事ができる。そして、ネジ締めヶ所は3~5ヶ所であるため、塵やゴミが滞留し易い凹凸を少なくできる。よって、透明板前面に塵やゴミが付き難く、ひいては透明板を汚れ難くできる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の構成において、ケース本体は、フランジ部の内側に、後方に膨出させて内部にカメラ収容部を形成した膨出部を有し、当該膨出部の前面全体が開口部であり、膨出部の下部からフランジ部の下端にかけて、フランジ部及び膨出部に付着した水の流れを案内して滴下させるための排水用リブが形成されて成ることを特徴とする。
この構成によれば、ケース本体に付着した水は、排水用リブに案内されて滴下され易いため、水滴が長時間に亘り留まることが無く、ケース本体を金属製としても錆び難い。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、透明板は、フランジ部にネジ締めするためのネジ挿通孔を有し、ネジ挿通孔は、カメラの上部となる窓の中央上部には設けないことを特徴とする。
この構成によれば、カメラの真上となる位置にはネジ止め部がない。よって、ゴミ等の付着物が透明板の中央に付き難くでき、カメラの正面を汚れ難くできる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の構成において、膨出部は、上部に平坦な面を持たないことを特徴とする。
この構成によれば、膨出部の上部は平坦でないため、水溜まりができ難い。よって、その内側であるカメラ収容部の上部に結露が発生し難いし、ケース本体を金属製としても錆び難い。
【0010】
請求項5の発明は、請求項4に記載の構成において、膨出部の周囲側部は、4面から8面の平坦な面を連結した多角形で形成され、最上部には面の連結部が配置されることを特徴とする。
この構成によれば、膨出部の周囲は4面から8面の多角形で形成され、且つ上部を平坦にしないため、水滴が流れ落ち易くカメラ収容部の上部に結露が発生し難い。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、透明板はケース本体のフランジ部に対してその前面に配置されるため、透明板の前面はネジ以外の突起部を無くす事ができる。そして、ネジ締めヶ所は3~5ヶ所であるため、塵やゴミが滞留し易い凹凸を少なくできる。よって、透明板前面に塵やゴミが付き難く、ひいては透明板を汚れ難くできる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明に係る監視カメラの耐水ケースの一例を示す斜視図である。
【
図2】
図1の耐水ケースを後方から見た斜視図である。
【
図5】天井から垂下させるための取付部材を加えた説明図である。
【
図6】
図5の構成を反対側から見た分解説明図である。
【
図7】排水用リブの変更例を示すケース本体の背面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1,2は本発明に係る監視カメラの耐水ケースの一例を示し、
図1は斜視図、
図2は後方から見た斜視図である。何れもカメラ10を収容し、ケーブルKが接続された状態を示している。
耐水ケース1は、収容したカメラ10による撮像を可能とする開口部Aを有し、背部にケーブル送出部4を有するケース本体2と、開口部Aを閉塞してケース本体2を密閉し、窓を形成する透明板3とを有している。透明板3はケース本体2にネジ5で固定されている。尚、カメラ10を囲む円形突起11は照明用のLEDである。
【0014】
ケース本体2は金属製であり、前面周囲に円盤状のフランジ部21を有し、透明板3を密着させるための平坦な面を形成している。そして、フランジ部21の内側は、後方に膨出させて内部にカメラ収容部Bを設けた膨出部22が形成されている。結果、カメラ収容部Bの前面全体が開口部Aとなっている。
ケーブル送出部4は、膨出部22の背面下部に設けられ、内部でカメラ10に接続されたケーブルKが送出される。
【0015】
フランジ部21は、等間隔で3ヶ所に透明板3を連結するためのネジ孔23が設けられている。ネジ孔23は、中央下端と上部の左右対称位置に配置され、正三角形を成すように配置され、中央上部にはネジ孔を配置しないよう形成されている。
尚、透明板3を連結するネジ5の数は3個でなくても良く、ネジ孔23の数はネジ5の数に応じて変更される。但し、中央上部及びその近傍にネジ5が配置されないよう構成される。
【0016】
図4は、
図3の耐水ケース1の背面図に示すC-C線断面を示し、フランジ部21の断面説明図である。但し、中央のカメラ収容部Bは省略してある。
図4に示すように、フランジ部21の前面には、ガスケット7を配置するための溝(ガスケット溝)24が周設されている。このガスケット溝24にリング状のガスケット7が収容されている。フランジ部21の前面に密着するよう配置された透明板3が、ネジ5の螺入によりガスケット7に圧接されることで、カメラ収容部Bの気密性が維持されるよう構成されている。
【0017】
ガスケット溝24を形成したフランジ部21の背部は、ガスケット溝24の位置に合わせてリブ25が周設されて厚肉形成されている。また、ネジ孔23形成部もリブ25を拡張して形成した厚肉部25aを有し、堅牢な構造としている。このようにリブ25を設けることで、フランジ部21全体を薄くしても、3ヶ所のネジ止めのみで堅牢で且つ良好な密閉性を維持するよう構成されている。
【0018】
また、膨出部22の周囲側面は、同一幅の6つの面を有する正六角形で形成されている。そして、左右に垂直な面が配置され、中央上部及び中央下部は面の連結部である角部が配置され、平坦な面とならないよう形成されている。
左右側面には、天井等に取り付けるための取付部材8を装着するためのネジ孔27aが設けられている。このネジ孔27aは、筒状のボス27を膨出部22に取り付けて形成され、左右それぞれ2ヶ所設けられている。ボス27を設けることで、ネジ孔27aが膨出部22を貫通して内部のカメラ収容部Bに連通しないよう形成されている。
【0019】
ケーブル送出部4は、膨出部22を貫通形成した穴を有しているが、専用のシール部材(図示せず)を配置して挿通したケーブルKとの間の隙間を無くしてカメラ収容部Bの気密性を維持している。
【0020】
透明板3は、円形のガラス板であり、フランジ部21のネジ孔23に合致する周囲3ヶ所にネジ挿通孔31が穿設されている。こうして、連結の際には透明板3の周囲をフランジ部21に密着させ、ネジ挿通孔31に挿通したネジ5をフランジ部21のネジ孔23に螺入することで、透明板3はフランジ部21に密着し固定される。また、透明板3により圧設されたガスケット7の作用で、カメラ収容部Bが気密状態となる。
【0021】
また、ケース本体2の下部には、ケース本体2の周囲に付いた水滴をスムーズに下方に滴下させるためのリブ(排水用リブ)6が形成されている。排水用リブ6は、膨出部22の下部に第1リブ6a、フランジ部21の背部に第2リブ6b、フランジ部21の下部に第3リブ6cが形成され、計3ヶ所に形成されている。
何れのリブ6も垂下するように形成されている。また、第1リブ6a及び第2リブ6bは、最下部の第3リブ6cに向けて下部が傾斜形成され、一直線状に配置されている。
こうして、ケース本体2及び透明板3に付いた水滴が、最後はフランジ部21下端の第3リブ6cに集まって下方に滴下されるよう形成されている。
【0022】
このように、耐水ケース1は、ケース本体1に開口部Aを備えても、ガスケット7を介した透明板3により密閉されるため、良好な気密性を維持できる。
そして、透明板3はケース本体2のフランジ部21に対してその前面に密着するよう配置され、透明板3をケース本体2に密着させるネジ5以外の突起部を無くす事ができる。そして、ネジ締めヶ所は3ヶ所であるため、塵やゴミが滞留し易い凹凸を少なくできる。よって、透明板3の前面に塵やゴミが付き難く、ひいては透明板3を汚れ難くできる。
また、ケース本体2に付着した水は、排水用リブ6に案内されて滴下され易いため、水滴が長時間に亘り留まることが無く、ケース本体2を金属製としても錆び難い。
更に、カメラ10の真上となる位置にはネジ止め部がない。よって、ゴミ等の付着物が透明板3の中央に付き難く、カメラ10の正面の汚れを防止できる。
加えて、膨出部22の上部は面と面の角部が配置されて平坦でないため、水溜まりができ難い。よって、その内側であるカメラ収容部Bの上部に結露が発生し難いし、ケース本体2を金属製としても錆び難い。
【0023】
図5,6はカメラ10を天井に取り付けるための取付部材8を耐水ケース1に取り付けた説明図であり、
図5は側方から見た斜視図、
図6は反対側となる斜め前方から見た分解説明図である。取付部材8は、耐水ケース1に取り付けられる連結金具81とアンカーボルトで天面に取り付けられる固定金具82とで構成されている。
連結金具81は、膨出部22の左右側面に連結される2つの連結片81aと、固定金具82に連結するための係合片81bとを有し、全体はコ字状に形成されている。
【0024】
尚、膨出部22に設けられたネジ孔27aを有するボス27は、左右それぞれ前後方向に2個配置されている。そして、前方のネジ孔27aがカメラ10の上下方向の角度(チルト角)を変更する回転軸として作用し、後方のネジ孔27aがカメラ10の角度固定に作用する。
【0025】
連結片81aは、膨出部22の前後2つのボス27に対応して、回転中心となる軸孔83と、角度を設定して固定するために軸孔83を中心に扇形状に配置された複数の角度孔84の2種類の孔が設けられている。こうして、左右それぞれ2個のネジ85で耐水ケース1に取り付けられ、この2種類の孔83,84によりカメラ10のチルト角を変更可能としている。
図5,6はカメラ10を水平に配置して固定した状態を示している。
但し、一方の連結片81aに設けられた角度孔84(
図5に示す)は、互いに連結されて雲形を成している。また、軸孔83を長孔として、ネジ85を完全に抜き取らなくても角度変更操作を可能としている。
【0026】
チルト角の変更は、角度孔84が雲形の一方の連結片81aは、2つのネジ85を緩めるだけで変更することができる。角度孔84が独立形成されている他方は、軸孔83を緩め、角度孔84のネジ85を一旦取り外すことで変更される。
【0027】
このように角度孔84を雲形とすることで、ネジ85を外さず角度変更可能としている。また、他方の角度孔84は独立した孔とすることで、ネジ85が緩んでも外力によりチルト角が変化しないよう形成されている。
尚、ここでは角度孔84を、左右で異なる形状としているが、双方とも雲形としても良いし、双方とも独立した孔としても良い。
【0028】
係合片81bは、円盤状に形成され、周囲3ヶ所に固定金具82に係止して仮止めするための係止爪86が上方に突設されている。そして、仮止めした後ネジ88により固定するためのネジ挿通孔87が設けられている。
【0029】
固定金具82は円盤状に形成され、中央にアンカーボルト(図示せず)を挿通する穴(固定穴)82aを有している。固定穴82aに天井に打設したアンカーボルトを挿通し、ナット13で締め付けて固定金具82は固定される。
この固定金具82には、連結金具81の係止爪86を係止させる係止穴82bが同一円周上に複数配置されている。また、ネジ88を螺入するネジ孔89が係止穴82bと対を成すように複数配置されている。
係止穴82bは、カメラ10のパン角度を30度刻みで変更できるよう、12ヶ所形成されており、係止爪86を係止させる係止穴82bを変更することで、パン角度を変更できる。
こうして、係止爪86を係止穴82bに係止させることで仮止めができ、取付作業をし易くしている。また、カメラ10のパン角度を30度刻みで変更できる。
【0030】
図7は排水用リブ6の変更例を示すケース本体2の背面図である。
図7では、中央下端に加えて膨出部22の左右側面の下部にも排水用リブ61を設けている。このように中央下部に限らず、水滴が留まりやすい部位に更に設けても良い。尚、ケーブル送出部は省略してある。
【0031】
また
図8は、ケース本体2の他の形状を示し、ケース本体2の形状、透明板3のネジ止めヶ所の数を変更した場合を示している。ここでは、膨出部22の周囲側部を4つの平面から成る四角形、またフランジ部21も同様に四角形としている。更に透明板3のネジ止めヶ所を4ヶ所とした場合を示している。
このように、膨出部22、フランジ部21の形状は四角形であっても良い。特に膨出部22は、上部に平坦な面を配置しない四角形から八角形であれば、カメラ10を収容できる空間を形成できるし、ケース本体2に付いた水滴が下方に流れ易く、カメラ収容部Bの上部に結露が発生し難い。
また、透明板3のネジ止めヶ所は、このように4ヶ所としても良く、多いことで堅牢に固定できる。但し、ネジ5の数が増えると、水没等の際にゴミ等がネジ5の頭に引っかかり易くなり、窓の前面が汚れやすくなるため、5ヶ所以下が望ましい。
【0032】
図9は取付部材8の変更例を示している。
図9では連結金具81の係合片81bに複数のダルマ穴90を同一円周上に配置すると共に、固定金具82にネジ孔89を同様に同一円周上に配置している。固定金具82に複数のネジ88を螺入し、このネジ88にダルマ穴90を係止させることで仮止めを可能としている。仮止め後は、ネジ88を締め付ければ固定が完了となる。
【0033】
尚、上記実施形態では、ケース本体2は金属製、透明板3はガラス製としているが、双方とも合成樹脂製でも良い。
【符号の説明】
【0034】
1・・耐水ケース、2・・ケース本体、3・・透明板、4・・ケーブル送出部、6・・排水用リブ、7・・ガスケット、8・・取付部材、10・・カメラ、21・・フランジ部、22・・膨出部、23・・ネジ孔、31・・ネジ挿通孔、A・・開口部、B・・カメラ収容部。