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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022158721
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】窓
(51)【国際特許分類】
   E06B 3/16 20060101AFI20221006BHJP
   E06B 1/16 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
E06B3/16
E06B1/16
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021063821
(22)【出願日】2021-04-02
(71)【出願人】
【識別番号】000175560
【氏名又は名称】三協立山株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100184066
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 恭
(72)【発明者】
【氏名】笠原 康貴
(72)【発明者】
【氏名】林 貴規
【テーマコード(参考)】
2E014
【Fターム(参考)】
2E014AA03
2E014BA02
2E014BB00
(57)【要約】      (修正有)
【課題】回転窓において、採光部分を大きくとる。
【解決手段】アルミ合金等の金属材料からなる枠体と、枠体内に配置されるアルミ合金等の金属材料からなる框体を備え、枠体は、見込み寸法が見付け寸法の2倍以上の寸法を有する断面中空矩形の枠材を四周組して形成されているとともに、枠体の内周面はフラットに形成されており、框体は、ガラス間口と中空部が見込み方向に隣接して形成され、中空部に框体を回転自在に保持する回転機構が配置されている。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
枠体と、枠体内に配置される障子を備え、
枠体は、見込み寸法が見付け寸法の2倍以上の寸法を有する断面中空矩形の枠材を四周組して形成されているとともに、枠材の内周面はフラットに形成されており、
障子の框材は、ガラス間口と中空部が見込み方向に隣接して形成されており、中空部に障子を回転自在に保持する回転機構が配置されている窓。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物内の仕切り壁の開口部等に配置される窓に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば、枠体の内周に障子を回転自在に配置してなる窓が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008-190300号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態の窓は、例えば回転窓において、枠体と框体の見付け寸法を小さくして、採光部分を大きくとることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の窓は、枠体と、枠体内に配置される框体を備え、枠体は、見込み寸法が見付け寸法の2倍以上の寸法を有する断面中空矩形の枠材を四周組して形成されているとともに、枠体の内周面はフラットに形成されており、框体は、ガラス間口と中空部が見込み方向に隣接して形成され、中空部に框体を回転自在に保持する回転機構が配置されている窓である。
【発明の効果】
【0006】
本実施形態の窓によれば、枠体と框体の見付け寸法を小さくして、採光部分を大きくとることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】一実施形態の窓を室内側から見た模式図であり、(a)は全体の模式図であり、(b)は一部の模式図である。
図2】一実施形態の窓の竪断面図である。
図3】一実施形態の窓の横断面図である。
図4】一実施形態の窓の上辺部分の竪断面図である。
図5】一実施形態の窓の竪辺部分の断面図である。
図6】他の実施形態の窓を室内側から見た模式図である。
図7】他の実施形態の窓の竪断面図である。
図8】他の実施形態の窓の横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
一実施形態の窓について、室内の仕切り壁に形成された開口部に配置された枠体に対して、障子が360度回転自在に配置された回転窓の例を用いて、図面を参考にして説明する。
【0009】
-全体の構成-
本実施形態の窓は、図1(a)に示すように、枠体1と、枠体1の内周に回転自在に支持される障子2を備えている。
枠体1は、アルミ合金等の金属材料からなる上枠11、下枠12の両端を左、右の竪枠13,13の内周面に当接して四周に組んでなり、開口部の内周面に釘等の固定手段によって固定されている。
【0010】
障子2は、アルミ合金等の金属材料からなる上框21、下框22及び左、右の竪框23,23を四周に組んで内周にガラス等のパネル体を嵌め込んで形成されており、枠体1の左右の竪枠13,13に対して回転機構5によって回転自在に支持されている。
なお、障子2の左右の竪框23,23の上下端部には、端部キャップが装着されている。
【0011】
-枠体-
本実施形態の枠体1の上枠11及び下枠12は、同一の断面形状を有している。
上枠11及び下枠12は、図2図4に示すように、断面略矩形の中空部を有する長尺部材であり、中空部の外周壁11a,12aが釘等の固定手段bによって仕切り壁Aに形成された開口部の内周面に固定されている。
上枠11及び下枠12は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0012】
上枠11及び下枠12は、中空部の内周壁11b,12bに内周方向に突出する部分を有しておらず、上枠11及び下枠12の内周面はほぼフラットに形成されており、内周壁11b,12bの中空部側に左右の竪枠13,13を連結するためのタッピングホール11c,12cが設けられている。
【0013】
本実施形態の枠体1の左右の竪枠13,13は、図3図5に示すように、断面略矩形の中空部を有する長尺部材であり、中空部の外周壁13aが釘等の固定手段bによって仕切り壁Aに形成された開口部の内周面に固定されている。
竪枠13は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0014】
竪枠13は、中空部の内周壁13bの見込み方向両端から内周方向に延びるリブ13c,13cが設けられており、両端に設けられたリブ13c,13cの間は内周方向に突出する部分を有しておらず、リブ13c,13c間の内周面はほぼフラットに形成されている。
【0015】
竪枠13の内周面で両リブ13c,13c間には、補強板材4がビスb2等の固定手段によって固定されている。
なお、竪枠13の内周面に固定された補強板材4の厚みは、竪枠13の見込み方向両端に形成されたリブ13cの高さ寸法と同じもしくは小さく形成されており、竪枠13に固定された補強板材4の見込み方向両端部が竪枠13のリブ13cによって覆われている。
【0016】
-障子-
本実施形態の障子2の上框21及び下框22は、同一の断面形状を有している。
上框21及び下框22は、図2図4に示すように、ガラス間口21a,22aと、ガラス間口21a,22aの見込み方向に隣接する断面略矩形の中空部21b,22bを有している。
上框21及び下框22は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0017】
上框21及び下框22は、外周面はほぼフラットに形成されており、それぞれ上枠11及び下枠12のフラットな内周面に対して所定の間隔をあけて対向している。
また、上框21及び下框22は、ガラス間口21a,22aにグレイジングチャンネルを介してガラス等のパネル材が配置されており、ガラス間口21a,22aの底部にはグレイジングチャンネルを保持するガラス間口補助材21d,22dが配置されている。なお、ガラス間口補助材21d,22dは、框材に対して一体的に形成されていてもよい。
【0018】
本実施形態の障子2の左右の竪框23,23は、図3図5に示すように、ガラス間口23aと、ガラス間口23aの見込み方向に隣接する断面略矩形の中空部23bを有している。
左右の竪框23,23は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0019】
左右の竪框23,23は、外周面の見込み方向両端にリブ23c,23cが設けられており、両リブ23c,23cの間は内周方向に突出する部分を有しておらず、両リブ23c,23c間の外周面はほぼフラットに形成されている。
【0020】
左右の竪枠13,13の内周面と左右の竪框23,23の外周面との間であって、高さ方向でほぼ中央位置には、障子2を回転自在に支持する回転機構5が配置されている。
回転機構5は、枠側部材51と障子側部材52を有しており、左右の竪枠13,13の内周面に固定された枠側部材51に対して、左右の竪框23,23の外周面に固定された障子側部材52を係合することで、枠体1に対して障子2が回転自在に支持されている。
【0021】
本実施形態の回転機構5の枠側部材51は、図1(b),図5に示すように、金属材料からなる曲げ材等によって形成されており、枠側部材51の上下に設けられる固定部51a,51aと、固定部51a,51aの間に形成され固定部51aよりも内周側に位置する係合部51bを有している。
枠側部材51は、上下の固定部51a,51aが竪枠13,13の内周面に固定された補強板材4,4とともに左右の竪枠13,13にビスb1によってビス止めされ、左右の竪枠13,13に固定されている。
【0022】
本実施形態の回転機構5の障子側部材52は、固定板52aと、固定板52aの一面に設けられた本体部52bと、固定板52aの他面から突出して回転自在に支持される軸部52cを有している。
竪框23は、障子側部材52が固定される部位の中空部の外周壁が切り欠かれて開口が形成されており、障子側部材52は、本体部52bが開口から左右の竪框23の中空部23b,23b内に納められ、軸部52cを竪框23の外周面から突出させた状態で、固定板52aが竪框23,23の外周面にビスb3,b3によってビス止めされ、左右の竪框23,23に固定されている。
【0023】
そして、左右の竪枠13,13の内周面に固定された枠側部材51に対して、左右の竪框23,23の外周面に固定された障子側部材52の軸部52cを係合することで、枠体1に対して障子2が両方向に360度回転自在に支持されている。
なお、枠体1に対して障子2を回転自在に支持する回転機構5の構成は、何ら限定されるものではない。
【0024】
-本実施形態の外倒し窓の効果-
以上のように、本実施形態の窓は、開口部の内周面に固定される枠材を見込み寸法が見付け寸法の2倍以上の寸法を有する断面略矩形の中空形状とすること、及び/又は障子の框材を見込み寸法が見付け寸法の2倍以上の寸法を有する形状とすることで、必要な強度を保ちながら、枠体の見付け寸法を小さく抑えることができ、採光部分を広く獲得することができる。
【0025】
そして、本実施形態の窓は、障子の框材は、ガラス間口と中空部が見込み方向に隣接して形成されており、障子の框材を支持する回転機構の障子側部材を框材の中空部内に配置することで、框体の見付け寸法及び枠体と框体との間の寸法を小さく抑えることができ、障子の採光部分を広く獲得することができる。
【0026】
また、枠体の内周面は、内周方向に突出する部分が形成されることなく、フラットに形成されており、障子の框体の外周面は、外周方向に突出する部分が形成されることなく、フラットに形成されることで、枠体の内周面と障子の外周面を接近させて障子の採光部分を広く獲得することができるとともに、障子を360度回転させることができ、使い勝手の良い窓を提供することができる。
【0027】
-他の実施形態-
窓は、単一の回転窓に限らず、回転窓と他の窓を上下もしくは左右に隣接させてなる連窓であってもよい。
他の実施形態の窓について、開口部の下方にFIX窓が配置され、上方に回転窓が配置されてなる連窓の例を用いて、図面を参考に説明する。
【0028】
本実施形態の窓は、図6に示すように、枠体1と、枠体1の内周上方に回転自在に配置される障子2と、枠体1の内周下方に固定される障子3を備えている。
枠体1は、アルミ合金等の金属材料からなる上枠11、下枠16及び左、右の竪枠13,13を四周に組んでなり、竪枠13,13の高さ方向中間位置を連結する横材15を有している。
【0029】
枠体1の内周上方に配置される障子2は、アルミ合金等の金属材料からなる上框21、下框22及び左、右の竪框23,23を四周に組んで内周にガラス等のパネル体を嵌め込んで形成されており、枠体1を構成する上枠11,横材15及び左右の竪枠13,13の内周面に配置され、左右の竪枠13,13に対して回転機構5によって360度回転自在に支持されている。
なお、障子2を備える回転窓の基本的な構成は、図1ないし図5に示す窓と同様であるので、以下、図面に同じ符号を付与して詳細な説明は省略する。
【0030】
枠体1の内周下方に固定される障子3は、アルミ合金等の金属材料からなる上框31、下框32及び左、右の竪框33,33を四周に組んで内周にガラス等のパネル体を嵌め込んで形成されており、枠体1を構成する横材15,下枠16及び左右の竪枠13,13の内周面に配置され、取付金具7(図6には、記載されていない。)によって固定されている。
【0031】
本実施形態の枠体1の横材15は、図7に示すように、断面略矩形の中空部を有する長尺部材であり、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0032】
横材15は、中空部の下壁15aの見込み方向両端から下方に延びるリブ15c,15cが設けられており、下壁15aの中空部側に左右の竪枠13,13を連結するためのタッピングホール15d,15dが設けられている。
また、横材15は、中空部の上壁15bは、上方に突出するものがなくフラットに形成されている。
【0033】
本実施形態の枠体1の下枠16は、図7に示すように、中空部を有する長尺部材であり、中空部の外周壁16aが釘等の固定手段bによって仕切り壁Aに形成された開口部の内周面に固定されている。
下枠16は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0034】
下枠16は、中空部の内周壁16bの見込み方向両端から内周方向に延びるリブ16c,16cが設けられているとともに、見込み方向中央部分に上方に突出する突出部16dが設けられている。
【0035】
本実施形態の枠体1の左右の竪枠13,13は、図8に示すように、断面略矩形の中空部を有する長尺部材であり、中空部の外周壁13a,13aが釘等の固定手段bによって仕切り壁Aに形成された開口部の内周面に固定されている。
左右の竪枠13,13は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0036】
竪枠13は、中空部の内周壁13bの見込み方向両端から内周方向に延びるリブ13c,13cが設けられており、両端に設けられたリブ13c,13cの間は内周方向に突出する部分を有しておらず、リブ13c,13c間の内周面はほぼフラットに形成されている。
【0037】
本実施形態の障子3の上框31は、図7に示すように、ガラス間口31aと、ガラス間口31aに見込み方向に隣接する断面略矩形の中空部31bを有している。
上框31は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0038】
上框31は、外周面はほぼフラットに形成されており、ガラス間口31aにグレイジングチャンネルを介してガラス等のパネル材が配置されている。
【0039】
本実施形態の障子3の下框32は、ガラス間口32aと、ガラス間口32aに見込み方向に隣接する断面略矩形の中空部32bを有している。
下框32は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0040】
下框32は、中空部32bの外周面がガラス間口32aの外周面に比べて内周に位置しており(凹んでおり)、中空部23bの反ガラス間口側の端部にガラス間口32aの外周面よりも下方に延びる突出片32cが形成されている。
下框32は、ガラス間口32aにグレイジングチャンネルを介してガラス等のパネル材が配置されている。
【0041】
本実施形態の障子3の左右の竪框33,33は、図8に示すように、ガラス間口33aと、ガラス間口33aに見込み方向に隣接する断面略矩形の中空部33bを有している。
竪框33は、見込み寸法が見付け寸法に比べて大きい扁平形状をしており、少なくとも見込み寸法は、見付け寸法の2倍以上の寸法を有している。
【0042】
竪框33は、ガラス間口33aの外周面が中空部33bの外周面に比べて内周に位置しており(凹んでおり)、ガラス間口33aにグレイジングチャンネルを介してガラス等のパネル材が配置されている。
【0043】
-取付金具による障子3の固定-
本実施形態の障子3を構成する各框材は、枠体1を構成する各枠材の内周面に取付金具7によって固定されている。
障子2を固定する取付金具7は、アルミ合金等の金属材料からなり、固定部7aと、固定部7aに対してほぼ直角に連続する保持部7bを有する断面略L字状の長尺部材である。
【0044】
窓の周辺部分において、取付金具7は、図7図8に示すように、枠材の内周面に固定部7aがビスb4によってビス止めされ、保持部7bが框材側となるように枠材に固定されている。
下枠16の内周壁16bに固定された取付金具7,7は、下枠16の突出部16dの上面にガラス間口32aが支持された下框32の両見付け面を保持部7b,72によって挟持することで障子2を下枠16に保持している。
【0045】
横材15の下壁15aに固定された取付金具7は、障子3の上框31の外周面と横材15の下壁15aの内周面との間に隙間をあけた状態で上框31の両見付け面を保持部7b,7bによって挟持している。
【0046】
竪枠13の内周壁13bに固定された取付金具7は、障子3の竪框33の外周面と竪枠13の内周面との間に隙間をあけた状態で竪框33の両見付け面を保持部7b,7bによって挟持しており、障子3の竪框33のガラス間口33aの外周面と竪枠13の内周面との間にはスペーサ8が挿入されている。
【0047】
なお、枠材(横材)の内周壁に固定された取付金具7の固定部7aの厚みは、枠材(横材)の見込み方向両端に形成されたリブの高さ寸法と同じ、もしくは小さく形成されており、枠材に固定された取付金具7の固定部7aの見込み方向両端部が枠材のリブによって覆われている。
【0048】
また、枠材(横材)の内周壁に固定された取付金具7の保持部7bの内周端は、枠材に取り付けられた障子3の框材の内周端と同じもしくは内周端よりも内周側に位置している。
【0049】
以上のように、本実施形態の窓においては、共通の竪枠13,13を用いて上段に回転窓を配置し下方にFIX窓を配置することできるので、連窓のバリエーションを簡単に増やすことができるとともに、施工が容易である。
【0050】
なお、連窓に構成するに際しては、上下の障子2,2間に配置される枠材(横材)15は、上面に回転窓の下枠12の内周面の形状を有し、下面にFIX窓の上枠の内周面の形状を有する専用の横材15を用いてもよいが、独立した回転窓とFIX窓を上下に重ねて竪枠13,13を図示しない連結材によって連結することで連窓を形成してもよい。
【0051】
なお、連窓について、隣接して配置される窓はFIX窓に限定されるものではなく、回転窓や開き窓等を左右もしくは上下に隣接して配置される連窓など、連窓を形成するための窓種については、特に限定されない。
以上の実施形態は,請求項に記載された発明を限定するものではなく,例示として取り扱われることはいうまでもない。
【符号の説明】
【0052】
1 :枠体
13 :竪枠
2 :障子
23 :竪框
23a :ガラス間口
23b :中空部
5 :回転機構
51 :枠側部材
52 :障子側部材

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8