(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022158742
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】シート用サポート駆動部及びこれを含むサポートアセンブリー
(51)【国際特許分類】
B60N 2/66 20060101AFI20221006BHJP
A47C 7/46 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
B60N2/66
A47C7/46
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021077681
(22)【出願日】2021-04-30
(31)【優先権主張番号】10-2021-0043545
(32)【優先日】2021-04-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】518436629
【氏名又は名称】デチャン シート カンパニー リミテッド-ドンタン
(74)【代理人】
【識別番号】100103894
【弁理士】
【氏名又は名称】家入 健
(72)【発明者】
【氏名】チョ チャンギ
(72)【発明者】
【氏名】パク コンヨン
(72)【発明者】
【氏名】キム ジンオ
(72)【発明者】
【氏名】パク ジュンギュ
(72)【発明者】
【氏名】カン ジョンイル
【テーマコード(参考)】
3B084
3B087
【Fターム(参考)】
3B084HA02
3B087BD05
3B087BD14
(57)【要約】
【課題】限られたスペースで駆動し、適度且つ安全に搭乗者を支持するシート用サポート駆動部、及びこれを含むサポートアセンブリーを提供する。
【解決手段】本発明の一実施形態によれば、シートフレームに回動自在に結合するマットを支持するサポート駆動部は、マットの後方に配置されてモーターの駆動軸に連結され、一側及び他側には互いに反対方向に延びるねじ山が形成されるリードスクリューと、リードスクリューの一側及び他側に螺合され、背面は一側又は他側に移動するようにブラケットを介してシートフレームに結合するナットと、リードスクリューの中央でシートフレームに結合し、ナットよりも前方に突出する支持台と、それぞれの一端はナットのそれぞれに上下部の軸を基準に回動自在に結合し、それぞれの他端は一端から支持台に向かって延びて互いに交差した状態でマットと支持台との間に配置されるリンクと、を含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
シートフレームに回動自在に結合するマットを支持するサポート駆動部であって、
前記マットの後方に配置されてモーターの駆動軸に連結され、一側及び他側には互いに反対方向に延びるねじ山が形成されるリードスクリューと、
前記リードスクリューの一側及び他側に螺合され、背面は一側又は他側に移動するようにブラケットを介して前記シートフレームに結合するナットと、
前記リードスクリューの中央で前記シートフレームに結合し、前記ナットよりも前方に突出する支持台と、
それぞれの一端は前記ナットのそれぞれに上下部の軸を基準に回動自在に結合し、それぞれの他端は一端から前記支持台に向かって延びて互いに交差した状態で前記マットと前記支持台との間に配置されるリンクと、を含み、
前記モーターの駆動による前記リードスクリューの正方向回動に応じて前記ナットが前記支持台に向かって移動し、前記リンクの他端は前記マットを押し出すことを特徴とするサポート駆動部。
【請求項2】
前記リンクのそれぞれは、
前方又は後方に向かってジグザグ状に繰り返しながら前記支持台に向かって延びるように形成されることを特徴とする、請求項1に記載のサポート駆動部。
【請求項3】
前記支持台の後方で一側又は他側に向かって延びたブラケット状に形成されて前記シートフレームに結合するサポートブラケットをさらに含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のサポート駆動部。
【請求項4】
前記支持台は、
上部又は下部に向かって同一の間隔を置いて離隔した位置から前方に突出し、前記リンク同士の間に配置されるガイドが形成されることを特徴とする、請求項1~3のいずれか一項に記載のサポート駆動部。
【請求項5】
シートフレームのバックフレームに回動自在に結合する第1マットと、
モーターの駆動によって回動するリードスクリュー、前記リードスクリューに結合する支持台、前記支持台の一側及び他側で前記リードスクリューに結合するナット、及び一端は前記ナットのそれぞれに上下部の軸を基準に回動自在に結合し、他端は前記第1マットと前記支持台との間で互いに交差するリンクを含む第1サポート駆動部と、
前記シートフレームの底フレームに回動自在に結合する第2マットと、
前記第2マットの下部に配置され、下部モーターの駆動に応じて一部分が上昇して前記第2マットを押し上げるか或いは下降するように形成される第2サポート駆動部と、を含み、
前記リードスクリューの一側及び他側には、互いに反対方向に延びるねじ山が形成され、前記ナットの背面は、ブラケットを介して両側にスライド移動するように前記シートフレームに結合することを特徴とする、サポートアセンブリー。
【請求項6】
前記リンクのそれぞれは、前方又は後方に向かってジグザグ状に繰り返しながら前記支持台に向かって延びるように形成されることを特徴とする、請求項5に記載のサポートアセンブリー。
【請求項7】
前記第1サポート駆動部は、
前記支持台の後方で一側又は他側に向かって延びたブラケット状に形成され、前記シートフレームに結合するサポートブラケットをさらに含むことを特徴とする、請求項5又は6に記載のサポートアセンブリー。
【請求項8】
前記支持台は、
上部又は下部に向かって同一の間隔を置いて離隔した位置から前方に突出して前記リンク同士の間に配置されるガイドが形成されることを特徴とする、請求項5~7のいずれか一項に記載のサポートアセンブリー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示された内容は、シート用サポート駆動部及びこれを含むサポートアセンブリーに係り、より詳細には、車両のシートフレームに結合して搭乗者を支持するシート用サポート駆動部、及びこれを含むサポートアセンブリーに関する。
【背景技術】
【0002】
本明細書で別に表示されない限り、この識別項目で説明される内容は、この出願の請求項に対する従来技術ではなく、この識別項目に記載されるとしても従来技術と認められるわけではない。
【0003】
シートは、搭乗者の臀部を支持するシートクッション、背中を支持するシートバック、搭乗者の腕を置くことができるアームレスト、及び頭部を支持するヘッドレストが設置でき、搭乗者の制御によって、搭乗者に適した形状に調節することができる。
【0004】
搭乗者の骨盤の周囲を支持し且つ位置を調節させるシートサポート装置の場合は、さまざまな構造を持つ製品が製作又は研究されているが、車両の性能及び燃費の上昇のためには、できるだけ少ない部品を用いて製作することにより重量を減少させる必要がある。
【0005】
また、各種の車種に適用される様々なサイズのシートに内蔵されるためには、限られたスペースで変形しながらも搭乗者の身体を適度且つ安定的に支持する構造が必須である。
【0006】
これに関連し、韓国登録特許公報第10-1006730号はランバーサポート装置を開示しており、韓国登録特許公報第10-0805475号は車両用シートのサポート装置を開示している。
【0007】
しかし、従来の発明は、サポートアセンブリーを構成する部品を減少させて重量を最小化し且つ限られたスペースで駆動が可能な発明については開示していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1006730号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10-0805475号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明の目的は、限られたスペースで駆動し、適度且つ安全に搭乗者を支持するシート用サポート駆動部、及びこれを含むサポートアセンブリーを提供することにある。
【0010】
また、上述したような技術的課題に限定されず、以下の説明から別の技術的課題が導き出される可能性もあるのは自明である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
開示された内容の一実施形態によれば、シートフレームに回動自在に結合するマットを支持するサポート駆動部は、前記マットの後方に配置されてモーターの駆動軸と連結され、一側及び他側には互いに反対方向に延びるねじ山が形成されるリードスクリューと、前記リードスクリューの一側及び他側に螺合され、背面は一側又は他側に移動するようにブラケットを介して前記シートフレームに結合するナットと、前記リードスクリューの中央で前記シートフレームに結合し、前記ナットよりも前方に突出する支持台と、それぞれの一端は前記ナットのそれぞれに上下部の軸を基準に回動自在に結合し、それぞれの他端は一端から前記支持台に向かって延びて互いに交差した状態で前記マットと支持台との間に配置されるリンクとを含み、前記モーターの駆動による前記リードスクリューの正方向回動に応じて前記ナットが前記支持台に向かって移動し、前記リンクの他端は前記マットを押し出す。
【0012】
また、前記リンクのそれぞれは、前方又は後方に向かってジグザグ状に繰り返しながら前記支持台に向かって延びるように形成できる。
【0013】
また、前記サポート駆動部は、前記支持台の後方で一側又は他側に向かって延びたブラケット状に形成されて前記シートフレームに結合するサポートブラケットをさらに含むことができる。
【0014】
また、前記支持台は、上部又は下部に向かって同一の間隔を置いて離隔した位置から前方に突出して前記リンク同士の間に配置されるガイドが形成できる。
【0015】
開示された内容の他の実施形態において、サポートアセンブリーは、シートフレームのバックフレームに回動自在に結合する第1マットと、モーターの駆動によって回動するリードスクリュー、前記リードスクリューに結合する支持台、前記支持台の一側及び他側で前記リードスクリューに結合するナット、及び一端は前記ナットのそれぞれに上下部の軸を基準に回動自在に結合し、他端は前記第1マットと支持台との間で互いに交差するリンクを含む第1サポート駆動部と、前記シートフレームの底フレームに回動自在に結合する第2マットと、前記第2マットの下部に配置され、下部モーターの駆動に応じて一部分が上昇して前記第2マットを押し上げるか或いは下降するように形成される第2サポート駆動部と、を含み、前記リードスクリューの一側及び他側には、互いに反対方向に延びるねじ山が形成され、前記ナットの背面は、ブラケットを介して両側にスライド移動するように前記シートフレームに結合する。
【0016】
また、前記リンクのそれぞれは、前方又は後方に向かってジグザグ状に繰り返しながら前記支持台に向かって延びるように形成できる。
【0017】
また、前記第1サポート駆動部は、前記支持台の後方で一側又は他側に向かって延びたブラケット状に形成されて前記シートフレームに結合するサポートブラケットをさらに含むことができる。
【0018】
また、前記支持台は、上部又は下部に向かって同一の間隔を置いて離隔した位置から前方に突出して前記リンク同士の間に配置されるガイドが形成できる。
【発明の効果】
【0019】
本明細書に開示された一実施形態によれば、サポートアセンブリーは、リンク同士が互いに交差した状態で密着するマットの中央部分を押し出す構造を持っており、限られたスペースで最小限のパワーによってマットを押し出すという利点がある。
【0020】
また、サポートアセンブリーは、同じ形状のサポート駆動部を用いてさまざまな位置で搭乗者の身体を支持することができ、従来の技術とは異なり、マットを押し出しながら搭乗者の荷重が集中するマットの中央部側に向かってリンクが移動しながらマットを安定的に支持するので、マットの変形が防止されるという利点がある。
【0021】
また、サポートアセンブリーは、リンクがマットを押し出さず、サポートブラケットに折り畳まれた状態でもマットの中央側に密着して支持台と共にマットを安定的に支持するので、従来技術とは異なり、リンクが折り畳まれた状態でもマットの変形が防止されるという利点がある。
【0022】
また、このように記載された本発明の効果は、発明者が認知するか否かを問わず、記載された内容の構成によって当然発揮されるものなので、上述した効果は、記載された内容に基づく幾つかの効果に過ぎず、発明者が把握又は実在するすべての効果を記載したものと認められてはならない。
【0023】
また、本発明の効果は、明細書の全体的な記載によってさらに把握されるべきであり、たとえ明示的な文章で記載されていなくても、記載され内容の属する技術分野における通常の知識を有する者が本明細書を介してそのような効果を持つものと認めることができる効果であれば、本明細書に記載された効果と認めるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本明細書に開示された内容の一実施形態によるサポートアセンブリーの使用状態図である。
【
図2】
図1のサポートアセンブリーの分解斜視図である。
【
図3】
図1のサポートアセンブリーの分解斜視図である。
【
図5】
図1の第1又は第2サポート駆動部の駆動を示す模式図である。
【
図6】
図1の後方ブラケット及び第2サポート駆動部を示す斜視図である。
【
図7】
図1の後方ブラケット及び第2サポート駆動部を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、添付図面を参照して、好適な実施形態に係るシート用サポート駆動部及びこれを含むサポートアセンブリーの構成、動作及び作用効果について説明する。ちなみに、以下の図面において、各構成要素は、利便性及び明確性のために省略されているか或いは概略的に図示されており、各構成要素の大きさは、実際のサイズを反映するのではない。また、明細書全体にわたって同一の参照符号は同一の構成要素を指し示し、個別図面における同一の構成に対する図面符号は省略する。
【0026】
図1~
図7に示すように、サポートアセンブリー100は、上部支持部200、第1サポート駆動部300、下部支持部400、及び第2サポート駆動部500を含む。
【0027】
サポートアセンブリー100は、シートバックフレーム10及びシートクッションフレーム20で構成されたシートフレームに結合し、搭乗者の操作によって変形することで、シートに着座した搭乗者の骨盤を適度に支持する。
【0028】
具体的には、上部支持部200は、下部ブラケット205、上部ブラケット210、第1支持部材220、第2支持部材230、第1ブラケット240、回動部材250及び第1マット260を含む。
【0029】
上部支持部200の一端は、シートバックフレーム10の下部でシートバックフレーム10の両側を連結するように形成され、上部支持部の他端は、上部に向かって延びてシートバックフレーム10の両側に結合する。
【0030】
下部ブラケット205は、一側又は他側に延びるブラケット状に形成され、下部ブラケット205の一側及び他側は、シートバックフレーム10の一側及び他側に結合し、回動部材250を介して第1支持部材220と結合する。
【0031】
上部ブラケット210は、シートバックフレーム10の上部で一側又は他側に向かって延びるブラケット状に形成され、一側と他側がシートバックフレーム10の一側及び他側と結合する。
【0032】
第1支持部材220は、一側及び他側の一部分が上部に向かって垂直に折り曲げられて第1ブラケット240と結合し、下部は回動部材250を介して下部ブラケット205に回動可能に結合する。
【0033】
第2支持部材230は、一側及び他側の一部分が上部に向かって垂直に折り曲げられて上部ブラケット210と結合し、下部は第1ブラケット240にインサートされた状態で第1ブラケット240と結合する。
【0034】
第1ブラケット240は、内側空間が下部に向かって開放された長方形のフレーム状に形成され、第2支持部材230の下部縁の一部分は、第1ブラケット240と結合した状態で第1ブラケット240の下部に露出される。
【0035】
第1マット260の一端は、プレート状に形成され、第2支持部材230の下部縁の一部分と一側又は他側に延びた軸を基準に回動自在に結合する。
【0036】
第1マット260の他端は、一端から下部に向かって所定の距離だけ延びて搭乗者の臀部(Hip)と背中を支持し、後方に配置される第1サポート駆動部300の駆動に応じて前方又は後方に向かって移動する。
【0037】
第1サポート駆動部300は、第1サポートブラケット310、第1モーター320、第1リードスクリュー330、335、連結ソケット338、支持台340、第1ナット350、360、及び第1リンク370、380を含む。
【0038】
第1サポート駆動部300は、第1支持部材220の前方で結合部材221を介して第1支持部材220に着脱可能に結合し、第1モーター320の駆動に応じて第1リンク370、380が前方又は後方に向かって移動する。
【0039】
第1サポートブラケット310は、フレーム311及びレール312、313、314、315を含む。
【0040】
第1サポートブラケット310は、一側又は他側に向かって延び、表面が前後方に向かう垂直板状に形成され、一側及び他側のそれぞれが第1支持部材220の一側及び他側の一部分に結合する。
【0041】
具体的には、フレーム311は、一側又は他側に向かって延び、表面が前後方に向かう垂直板状に形成され、一側及び他側には、フレーム311を貫通する長方状の貫通溝310a、310bが形成される。
【0042】
貫通溝310aは、フレーム311の一側に位置した両側に延びた長方状の前面の一部分が後方に向かって陥没して形成される。
【0043】
貫通溝310bは、フレーム311の他側に位置した長方状の前面の一部分が後方に向かって陥没して貫通溝310aと同じ形状に形成される。
【0044】
レール312の一端は、貫通溝310aの下部に該当するフレーム311の内側面が前方に向かってプレート状に延設され、レールの他端は一端から上部に向かって一端に対して垂直に折り曲げられるように形成される。
【0045】
レール313の一端は、貫通溝310aの上部に該当するフレーム311の内側面が前方に向かってプレート状に延設され、レールの他端は、一端から下部に向かって一端に対して垂直に折り曲げられてレール312の他端と離隔するように形成される。
【0046】
レール314の一端は、貫通溝310bの下部に該当するフレーム311の内側面が前方に向かってプレート状に延設され、レールの他端は、一端から上部に向かって一端に対して垂直に折り曲げられるように形成される。
【0047】
レール315の一端は、貫通溝310bの上部に該当するフレーム311の内側面が前方に向かってプレート状に延設され、レールの他端は、一端から下部に向かって一端に対して垂直に折り曲げられてレール314の他端と離隔するように形成される。
【0048】
第1モーター320は、第1サポートブラケット310の他側に結合し、第1モーター320の駆動軸は、一側に向かって延びて貫通溝310bで第1リードスクリュー335と結合する。
【0049】
第1リードスクリュー330は、レール312、313それぞれの他端の間で一側又は他側に向かって延設され、他側の一部分は連結ソケット338を介して第1リードスクリュー335に連結される。
【0050】
第1リードスクリュー335は、レール314、315それぞれの他端の間で一側又は他側に向かって延設され、一側の一部分は、連結ソケット338を介して第1リードスクリュー330に連結される。
【0051】
第1リードスクリュー330、335のそれぞれの外側に形成されるねじ山の方向は、互いに反対方向となるように配置され、第1リードスクリュー330、335のそれぞれに螺合される第1ナット350、360のそれぞれは、第1リードスクリュー330、335の正方向回動によって連結ソケット338に移動する。
【0052】
一方、第1リードスクリュー330、335は、互いに連結されて一体型に製作でき、一体型に製作されるリードスクリューの一側及び他側のねじ山は、互いに反対方向に延びるように形成される。
【0053】
連結ソケット338は、円筒状に形成され、一側の一部分は第1リードスクリュー330の他側の一部分と結合し、他側の一部分は第1リードスクリュー335の一側の一部分と結合する。
【0054】
したがって、第1モーター320の駆動によって前記駆動軸が正回転又は逆回転すると、第1リードスクリュー330、335は、前記駆動軸及び連結ソケット338を介して正回転又は逆回転する。
【0055】
支持台340は、後方の中央にアーチ状の貫通溝340aを有する六面体状に形成され、貫通溝340aに連結ソケット338が挿入された状態で貫通溝340aの上下部に位置した背面が第1サポートブラケット310の前面と結合する。
【0056】
支持台340は、支持台本体341、下部ガイド342、上部ガイド343及び回動ガイド344、345、346、347を含む。
【0057】
支持台本体341は、後方に貫通溝340aを有する六面体状に形成され、背面は貫通溝310a、310b同士の間に位置するフレーム311の前面に着脱可能に面結合する。
【0058】
下部ガイド342の一端は、支持台本体341の下部端に位置する前面に連結され、下部ガイドの他端は、一端から前方に向かって所定の距離だけ延びて回動ガイド344と共に第1リンク370の一部分を取り囲む。
【0059】
回動ガイド344の一端は、下部ガイド342の上部に所定の距離だけ離隔した位置で支持台本体341の前面に連結され、回動ガイドの他端は、前方に向かって下部ガイド342の他端と同じ垂直線上に該当する位置まで延びる。
【0060】
回動ガイド345の一端は、回動ガイド344の上部に所定の距離だけ離隔した位置で支持台本体341の前面に連結され、回動ガイドの他端は、前方に向かって回動ガイド344の他端と同じ垂直線上に該当する位置まで延びる。
【0061】
回動ガイド346の一端は、回動ガイド345の上部に所定の距離だけ離隔した位置で支持台本体341の前面に連結され、回動ガイドの他端は、前方に向かって回動ガイド345の他端と同じ垂直線上に該当する位置まで延びる。
【0062】
回動ガイド347の一端は、回動ガイド346の上部に所定の距離だけ離隔した位置で支持台本体341の前面に連結され、回動ガイドの他端は、前方に向かって回動ガイド346の他端と同じ垂直線上に該当する位置まで延びる。
【0063】
回動ガイド346と上部ガイド343との間には、第1リンク380の一部分が挿入されるスロット溝が形成され、第1リンク380が移動する過程で、回動ガイド346及び上部ガイド343は、第1リンク380の移動方向をガイドする。
【0064】
第1ナット350は、ナット本体351、スライダー352a、352b及びガイド353、354を含み、第1ナット360は、ナット本体361、スライダー362a、362b及びガイド363、364を含む。
【0065】
第1ナット350の一端は、一側又は他側に延びる円筒状に形成され、支持台340の一側に該当する位置で第1リードスクリュー330に螺合され、第1ナットの他端は、一端の前方に長方形のプレート状に形成される。
【0066】
第1ナット360の一端は、一側又は他側に延びる円筒状に形成され、支持台340の他側に該当する位置で第1リードスクリュー335に螺合され、第1ナットの他端は、一端の前方に長方形のプレート状に形成される。
【0067】
ナット本体351の一端は、第1リードスクリュー330を取り囲む円筒状に形成され、ナット本体の他端は、一端の前方で上部及び下部の一部分が前方に突出したブラケット状に形成される。
【0068】
スライダー352a、352bのそれぞれは、上部又は下部に向かって延びる垂直板状に形成され、ナット本体351の一端の上部及び下部でナット本体351の一端の上部及び下部に向かって延びるように形成される。
【0069】
ガイド353の一端は、ナット本体351の底面とスライダー352aとの間に位置するナット本体351の背面に連結され、ガイドの他端は、地面に対して水平な水平板状に後方に向かって所定の距離だけ延びる。
【0070】
ガイド354の一端は、ナット本体351の上部面とスライダー352bとの間に位置するナット本体351の背面に連結され、ガイドの他端は、地面に対して水平な水平板状に後方に向かって所定の距離だけ延びる。
【0071】
スペーサー355は、六面体状をし、ナット本体351の他端で支持台340に隣接した位置に形成され、ナット本体351に回動自在に結合する第1リンク370がナット本体351から離脱することを防止する。
【0072】
ナット本体361の一端は、第1リードスクリュー335を取り囲む円筒状に形成され、ナット本体の他端は、一端の前方で上部及び下部の一部分が前方に突出したブラケット状に形成される。
【0073】
スライダー362a、362bのそれぞれは、上部又は下部に向かって延びる垂直板状に形成され、ナット本体361の一端の上部及び下部でナット本体361の一端の上部及び下部に向かって延設される。
【0074】
ガイド363の一端は、ナット本体361の底面とスライダー362aとの間に位置するナット本体361の背面に連結され、ガイドの他端は、地面に対して水平な水平板状に後方に向かって所定の距離だけ延びる。
【0075】
ガイド364の一端は、ナット本体361の上部面とスライダー362bとの間に位置するナット本体361の背面に連結され、ガイドの他端は、地面に対して水平な水平板状に後方に向かって所定の距離だけ延びる。
【0076】
スペーサー365は、六面体状をし、ナット本体361の他端で支持台340に隣接する位置に形成され、ナット本体361に回動自在に結合する第1リンク380がナット本体351から離脱することを防止する。
【0077】
図4に示すように、レール312の他端はスライダー352aとナット本体351の背面との間に挿入され、レール312の一端はスライダー352aとガイド353との間に挿入される。
【0078】
レール313の他端は、スライダー352bとナット本体351の背面との間に挿入され、レール313の一端は、ガイド354とスライダー352bとの間に挿入される。
【0079】
レール314、315も、レール312、313と同じ形状に形成されて第1ナット360に結合し、レール314、315に結合した第1ナット360は、第1リードスクリュー335の回動によってレール314、315に沿って一側又は他側へスライド移動する。
【0080】
レール312、313に結合した第1ナット350は、前記駆動軸及び第1リードスクリュー330の正方向回動によってレール312、313に沿って連結ソケット338に向かって移動する。
【0081】
レール314、315に結合した第1ナット360は、前記駆動軸及び第1リードスクリュー335の正方向回動によってレール314、315に沿って連結ソケット338に向かって移動する。
【0082】
第1リンク370は、外側部材371、加圧部材372及び内側部材373を含み、第1リンク380は、外側部材381、加圧部材382及び内側部材383を含む。
【0083】
第1リンク370の一端は、上部又は下部に向かって延びる軸を基準に第1ナット350と回動自在に結合し、第1リンクの他端は、他側及び前方に向かって傾斜するように延びて第1マット260の背面に密着する。
【0084】
第1リンク380の一端は、上部又は下部に向かって延びる軸を基準に第1ナット360と回動自在に結合し、第1リンクの他端は、第1リンク370と交差しながら一側及び前方に向かって傾斜するように延びて第1マット260の背面に密着する。
【0085】
一方、第1リンク370、380は、図示されているリンク状ではなく、一側又は他側に延びたプレート状に形成でき、互いに交差した状態で第1マット260と密着することができる。
【0086】
図2及び
図3に示すように、外側部材371の一端は、フック状に形成され、第1ナット本体351の他端の下部に上部又は下部に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合する。
【0087】
外側部材371の中央部は、一端よりも所定の角度だけ前方に折り曲げられた状態で、スティック状に他側及び前方に向かって所定の距離だけ傾斜するように延びて支持台340の前方に配置される。
【0088】
外側部材371の他端は、一端から所定の角度だけ後方に向かって折り曲げられた状態で他側及び前方に向かって所定の距離だけ傾斜するように延びて第1マット260の後方に配置される。
【0089】
加圧部材372の一端は、スティック状に形成されて外側部材371の他端に連結され、加圧部材の他端は、一端から外側部材371に対して垂直に上部に向かって所定の距離だけ延びて第1マット260の背面に密着する。
【0090】
内側部材373の一端は、加圧部材372の他端にスティック状に連結され、一側に向かって外側部材371の他端と平行な状態を維持して所定の距離だけ延びる。
【0091】
内側部材373の中央部は、一端から外側部材371及び下部に向かって所定の距離だけ傾斜するように延び、さらに一側及び後方に向かって折り曲げられた後、所定の距離だけ支持台340に向かって延びて回動ガイド346、347同士の間に挿入される。
【0092】
内側部材373の他端は、中央部よりも所定の角度だけ前方に向かって折り曲げられ、外側部材371と平行に第1ナット350に向かって延びて第1ナット本体351の他端の上部に回動自在に結合する。
【0093】
図4に示すように、外側部材371の中央部は、外側部材371の一端が第1ナット本体351に結合した状態で、下部ガイド342と回動ガイド344との間を通り過ぎて他側及び前方に向かって延びる。
【0094】
したがって、下部ガイド342及び回動ガイド344は、加圧部材372が前方又は後方に向かって移動する過程で外側部材371の移動を安定的にガイドし、回動ガイド346、347は、加圧部材372が前方又は後方に向かって移動する過程で内側部材373の移動を安定的にガイドする。
【0095】
図2及び
図3に示すように、外側部材381の一端は、フック状に形成され、第1ナット本体361の他端の上部に上部又は下部に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合する。
【0096】
外側部材381の中央部は、一端から所定の角度だけ前方に向かって折り曲げられた状態で一側及び前方に向かって所定の距離だけ延びて支持台340の前方で回動ガイド347と上部ガイド343との間に挿入される。
【0097】
外側部材381の他端は、中央部よりも所定の角度だけ後方に向かって折り曲げられた状態で一側及び前方に向かって所定の距離だけ傾斜するように延びて第1マット260の一側後方に配置される。
【0098】
加圧部材382の一端の一部分は、スティック状に形成されて外側部材381の他端に連結され、加圧部材の他端は、一端から外側部材381に対して垂直に下方に向かって所定の距離だけ延びて第1マット260の背面に密着する。
【0099】
加圧部材382は、加圧部材372と同じ水平線上で支持台340を挟んで加圧部材372と対向するように配置される。
【0100】
内側部材383の一端は、加圧部材382の他端にスティック状に連結され、他側に向かって外側部材381の他端と平行な状態を維持して所定の距離だけ延びる。
【0101】
内側部材383の中央部は、一端から外側部材381及び上部に向かって所定の距離だけ傾斜するように延び、さらに他側及び後方に向かって折り曲げられた後、所定の距離だけ支持台340に向かって延びて回動ガイド344、345同士の間に挿入される。
【0102】
内側部材383の他端は、中央部よりも所定の角度だけ前方に向かって折り曲げられ、外側部材381と平行に第1ナット360に向かって延びて第1ナット本体361の他端の下部に回動自在に結合する。
【0103】
内側部材383の他端は、外側部材371の上部に該当する位置で外側部材371と交差しながら第1ナット本体361に向かって延びて第1ナット本体361の下部に回動自在に結合する。
【0104】
図4に示すように、外側部材381の一端は、第1ナット本体361に結合した状態で、上部ガイド343と回動ガイド347との間を通り過ぎて一側及び前方に向かって延びる。
【0105】
内側部材383の他端は、回動ガイド344、345同士の間を通り過ぎて他側及び後方に向かって延びて第1ナット本体361の下部に回動自在に結合する。
【0106】
したがって、上部ガイド343及び回動ガイド347は、加圧部材382が前方又は後方に向かって移動する過程で外側部材381の移動を安定的にガイドし、回動ガイド344、345は、加圧部材382が前方又は後方に向かって移動する過程で内側部材383の移動を安定的にガイドする。
【0107】
図5に示すように、第1モーター320の駆動軸が逆方向に回転すると、第1リードスクリュー330、335が逆回転し、第1ナット350、360が支持台340を挟んで一側及び他側に向かってそれぞれ移動する。
【0108】
第1ナット350、360が第1サポートブラケット310の一側及び他側に移動した状態で、外側部材371の他端、加圧部材372、内側部材373の一端及び内側部材373の中央部の一部は、第1サポートブラケット310の背面と平行に配置される。
【0109】
第1ナット350、360が第1サポートブラケット310の一側及び他側に移動した状態で、外側部材381の他端、加圧部材382、内側部材383の一端及び内側部材383の中央部の一部分は、第1サポートブラケット310の背面と平行に配置される。
【0110】
したがって、第1ナット350、360が第1サポートブラケット310の一側及び他側に移動した状態で、第1マット260の背面は、外側部材371の他端、加圧部材372、内側部材373の一端、内側部材373の中央部、外側部材381の他端、加圧部材382、内側部材383の一端、及び内側部材383の中央部に密着して搭乗者を安定的に支持する。
【0111】
また、車両に加わる外力が第1マット260に加わる場合には、外側部材371の他端、加圧部材372、内側部材373の一端、内側部材373の中央部、外側部材381の他端、加圧部材382、内側部材383の一端、及び内側部材383の中央部が第1マット260に密着した状態で支持台340によって支持されるので、第1リンク370、380の耐久性が改善されるという利点がある。
【0112】
逆に、第1モーター320の駆動軸が正回転する場合には、第1リードスクリュー330、335が正回転し、第1ナット350、360が支持台340に向かってそれぞれ移動する。
【0113】
このとき、外側部材371、381の他端、加圧部材372、382及び内側部材373、383の一端と中央部は、前方に向かって移動し、第1マット260の他端は、加圧部材372、382によって前方に向かって移動する。
【0114】
したがって、互いに交差するように配置される第1リンク370、380は、第1ナット350、360の移動に応じて前方又は後方に向かって移動し、互いに向かって延びて交差配置されるため、最小限のスペースで変形しながら第1マット260の位置を移動させるという利点がある。
【0115】
図6及び
図7に示すように、下部支持部400は、後方ブラケット405、前方ブラケット410、415、第1下部支持部材420、第2下部支持部材430、第3下部支持部材440、第4下部支持部材445、中央ブラケット450、455、第5下部支持部材460、第2マット470、及び固定ブラケット480を含む。
【0116】
図1及び
図6に示すように、下部支持部400の一端部は、シートクッションフレーム20の後方に形成される回動軸21に結合し、下部支持部の他端部は、シートクッションフレーム20の内部で前方に向かって所定の距離だけ延びてシートクッションフレーム20に結合する。
【0117】
具体的には、後方ブラケット405は、ブラケット本体406及びフック部材408を含む。
【0118】
ブラケット本体406は、回動軸21から前方及び下方に向かって傾斜するように延びる四角プレート状に形成され、第1下部支持部材420、第2下部支持部材430、第3下部支持部材440及び第4下部支持部材445の一部分がインサートされる。
【0119】
フック部材408は、ブラケット本体406の上部から上方に突出したアーチ状に後方に向かって放物線延長されるように形成され、回動軸21の上部を取り囲みながら回動軸21と結合する。
【0120】
前方ブラケット410、415のそれぞれは、後方ブラケット405の前方一側及び他側に所定の距離だけ離隔した位置に配置され、第1~第4下部支持部材420、430、440、445の他端に結合する。
【0121】
第1下部支持部材420の一端は、ブラケット本体406の一側にインサートされてブラケット本体406と結合し、第1下部支持部材420の他端は、中央ブラケット455を貫通して前方に延びて前方ブラケット410と結合する。
【0122】
第2下部支持部材430の一端は、ブラケット本体406の他側にインサートされてブラケット本体406と結合し、第2下部支持部材430の他端は、中央ブラケット455を貫通して前方に延びて前方ブラケット415と結合する。
【0123】
第3下部支持部材440の一端は、第1下部支持部材420の他側でブラケット本体406にインサートされてブラケット本体406と結合し、第3下部支持部材440の他端は、中央ブラケット455を貫通して前方に延びて前方ブラケット410と結合する。
【0124】
第4下部支持部材445の一端は、第3及び第2下部支持部材440、430の間でブラケット本体406にインサートされてブラケット本体406と結合し、第4下部支持部材445の他端は、中央ブラケット455を貫通して前方に延びて前方ブラケット415と結合する。
【0125】
中央ブラケット450は、後方ブラケット405と前方ブラケット410との間で第1及び第3下部支持部材420、440と結合し、固定ブラケット480を介して第2サポート駆動部500と結合する。
【0126】
中央ブラケット455は、後方ブラケット405と前方ブラケット415との間で第2及び第4下部支持部材430、445と結合し、固定ブラケット480を介して第2サポート駆動部500と結合する。
【0127】
第5下部支持部材460の一端は、後方及び上部に向かって傾斜するように延びるスティック状に形成され、中央ブラケット450に一側又は他側に延びた軸を基準に回動自在に結合し、第5下部支持部材の中央部は、一端から他側に向かって垂直に折り曲げられた後、所定の距離だけ延びる。
【0128】
第5下部支持部材460の他端は、中央部から前方及び下部に向かって垂直に折り曲げられた後、所定の距離だけ傾斜するように延び、中央ブラケット455と一側又は他側に延びた軸を基準に回動自在に結合する。
【0129】
第2マット470は、一側又は他側に延びる長方形のプレート状に形成され、両側及び上部縁が第5下部支持部材460と結合して第5下部支持部材460と一緒に回動する。
【0130】
固定ブラケット480のそれぞれは、中央ブラケット450、455のそれぞれの下部に結合し、第2サポート駆動部500の一側及び他側は、固定ブラケット480のそれぞれを介して下部支持部400と結合する。
【0131】
第2サポート駆動部500は、下部支持部400に結合する以外は第1サポート駆動部300と実質的に同様なので、同じ参照番号と名称を使用し、重複説明は省略する。
【0132】
第2サポート駆動部500は、第1サポートブラケット310、第1モーター320、第1リードスクリュー330、335、連結ソケット338、支持台340、第1ナット350、360、及び第1リンク370、380を含む。
【0133】
第1サポートブラケット310の一側は、一側に配置される固定ブラケット480の下部に着脱可能に結合し、第1サポートブラケット310の他側は、他側に配置される固定ブラケット480に結合する。
【0134】
第1サポートブラケット310が固定ブラケット480に結合した状態で、支持台340及び第1ナット350、360は第3及び第4下部支持部材440、445の下部に配置される。
【0135】
第1ナット350、360が支持台340と隣接する位置に配置された状態で、第1リンク370、380のそれぞれの他端は、支持台340によって上部に向かって移動し、第1リンク370、380に密着する第2マット470は、上部に向かって移動する。
【0136】
第1ナット350、360のそれぞれが支持台340と離隔して一側及び他側に移動すると、第1リンク370、380のそれぞれの他端は搭乗者の荷重によって下部に向かって移動する。
【0137】
したがって、サポートアセンブリー100は、シートバックフレーム10に設置された第1サポート駆動部300、及びシートクッションフレーム20に設置された第2サポート駆動部500によって搭乗者の臀部(Hip)、背中及び骨盤を適度に支持するという利点がある。
【0138】
また、同じ形状の第1及び第2サポート駆動部300、500を介して製作が可能であって製造コストが減少し、第1リンク370、380同士が互いに交差して配置された構造のため、限られたスペースで搭乗者の荷重が偏る箇所を効果的に上昇させることができるので、様々なサイズのシートに使用できる互換性及び耐久性が改善されという利点がある。
【0139】
以上、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明したが、本明細書に記載された実施形態と図面に示された構成は、本発明の最も好適な一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替することができる様々な均等物と変形例があり得ることを理解すべきである。したがって、上述した実施形態は、あらゆる面で例示的なもので、限定的なものではないと理解されるべきであり、本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導き出されるすべての変更又は変形形態が本発明の範囲に含まれると解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0140】
100 サポートアセンブリー
200 上部支持部
300 第1サポート駆動部
400 下部支持部
500 第2サポート駆動部