(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022159056
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】グラウト注入処理からの廃水を循環させるための方法及び装置
(51)【国際特許分類】
C02F 1/00 20060101AFI20221006BHJP
B01D 36/04 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
C02F1/00 M
B01D36/04
C02F1/00 L
【審査請求】未請求
【請求項の数】11
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022048039
(22)【出願日】2022-03-24
(31)【優先権主張番号】21166475
(32)【優先日】2021-03-31
(33)【優先権主張国・地域又は機関】EP
(71)【出願人】
【識別番号】591203428
【氏名又は名称】イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 有一
(74)【代理人】
【識別番号】100211177
【弁理士】
【氏名又は名称】赤木 啓二
(72)【発明者】
【氏名】フレミング フロスト ハンスン
【テーマコード(参考)】
4D116
【Fターム(参考)】
4D116AA08
4D116BB01
4D116BC17
4D116DD01
4D116GG12
4D116QA06C
4D116QA06F
4D116QA51C
4D116QA51D
4D116QA51F
4D116TT01
4D116TT07
4D116VV09
4D116VV30
(57)【要約】
【課題】オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させる方法の提供。
【解決手段】オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させる方法は、グラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を受け入れるステップと、前記廃水から堆積物が分離される沈殿槽の内部に前記廃水を通過させるステップと、前記沈殿槽から水を除去するステップと、前記沈殿槽から除去された水を再利用するステップとを含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させる方法であって、
グラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を受け入れることと、
前記廃水から堆積物が分離される沈殿槽の内部に前記廃水を通過させることと、
前記沈殿槽から水を除去することと、
前記沈殿槽から除去された水を再利用することと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記沈殿槽から更なる沈殿槽の内部に前記廃水を移送することと、前記更なる沈殿槽から水を除去することと、前記更なる沈殿槽から除去された水を再利用することとを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽は、透水性であるとともに前記堆積物を保持すべく構成される取外し可能なライナを備え、前記方法は、前記取外し可能なライナを前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽から除去して前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽から前記堆積物を除去することを含む、請求項1又は請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記沈殿槽又は前記更なる沈殿槽から除去された水をフィルタに通過させることを更に含む、請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記廃水から可塑剤を濾過することを更に含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
【請求項6】
前記沈殿槽又は前記更なる沈殿槽から除去された水を再利用することは、グラウト注入機器の洗浄及び/又はグラウトの混合のために水を再利用することを含む、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
【請求項7】
オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させるための水循環装置であって、
グラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を受け入れるべく構成される沈殿槽と、
前記沈殿槽の内部に収容される取外し可能なライナであって、前記取外し可能なライナが透水性であるとともに堆積物を保持すべく構成される、取外し可能なライナと、
を備え、
前記取外し可能なライナは、前記沈殿槽から前記堆積物を除去するために前記沈殿槽から取外し可能としている、水循環装置。
【請求項8】
更なる取外し可能なライナを有する更なる沈殿槽であって、前記更なる沈殿槽が前記沈殿槽からの水を受け入れるように配置される、更なる沈殿槽を備える、請求項7に記載の水循環装置。
【請求項9】
前記沈殿槽から前記更なる沈殿槽に水を移送すべく構成されるポンプを備える、請求項8に記載の水循環装置。
【請求項10】
前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽から除去された水を濾過すべく配置される沈殿槽又は第2の沈殿槽の下流にフィルタを備える、請求項7~9のいずれか1項に記載の水循環装置。
【請求項11】
前記フィルタは、前記廃水から可塑剤を濾過すべく構成される、請求項10に記載の水循環装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、グラウト注入処理からの廃水、特にグラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を循環させるための方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させるための方法及び装置を提供することで、オフショアグラウト注入作業の運転費及び環境への影響を低減することができることが判明している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
したがって、本発明の第1の非排他的な目的は、従来技術のグラウト注入洗浄処理における既知の欠点を解消又は少なくとも緩和する、廃水循環の方法及び廃水循環のための装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の1つの態様によれば、オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させる方法が提供され、該方法は、グラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を受け入れることと、前記廃水から堆積物が分離される沈殿槽の内部に前記廃水を通過させることと、前記沈殿槽から水を除去することと、前記沈殿槽から除去された水を再利用することとを含む。
【0005】
いくつかの例において、前記方法は、前記沈殿槽から更なる沈殿槽の内部に前記廃水を移送することを含むことができる。前記方法は、前記更なる沈殿槽から水を除去することと、前記更なる沈殿槽から除去された水を再利用することとを含むことができる。
【0006】
いくつかの例において、前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽は、取外し可能なライナを備えることができる。
【0007】
前記取外し可能なライナは透水性であるとともに前記堆積物を保持すべく構成され得る。
【0008】
前記方法は、前記取外し可能なライナを前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽から除去して前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽から前記堆積物を除去することを含むことができる。
【0009】
いくつかの例において、前記方法は、前記沈殿槽又は前記更なる沈殿槽から除去された水をフィルタに通過させることを含む。
【0010】
いくつかの例において、前記方法は、前記廃水から可塑剤を濾過することを含む。
【0011】
いくつかの例において、前記沈殿槽又は前記更なる沈殿槽から除去された水を再利用することは、グラウト注入機器の洗浄及び/又はグラウトの混合のために水を再利用することを含む。
【0012】
本発明の更なる態様によれば、オフショアグラウト注入処理からの廃水を循環させるための水循環装置が提供され、該装置は、グラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を受け入れるべく構成される沈殿槽と、前記沈殿槽の内部に収容される取外し可能なライナであって、前記取外し可能なライナが透水性であるとともに堆積物を保持すべく構成される、取外し可能なライナとを備え、前記取外し可能なライナは、前記沈殿槽から前記堆積物を除去するために前記沈殿槽から取外し可能としている。
【0013】
いくつかの例において、前記水循環装置は、更なる取外し可能なライナを有する更なる沈殿槽を備える。前記更なる沈殿槽は前記沈殿槽からの水を受け入れるように配置され得る。
【0014】
いくつかの例において、前記水循環装置は、前記沈殿槽から前記更なる沈殿槽に水を移送すべく構成されるポンプを備えることができる。
【0015】
いくつかの例において、前記水循環装置は、前記沈殿槽及び/又は前記更なる沈殿槽から除去された水を濾過すべく配置される沈殿槽又は第2の沈殿槽の下流にフィルタを備えることができる。
【0016】
いくつかの例において、前記フィルタは、前記廃水から可塑剤を濾過すべく構成され得る。
【0017】
本出願の範囲内で、先行する段落、請求項、及び/又は以下の説明及び図面に記載される各種の態様、実施形態、実施例、及び代替例、特にそれらの個々の特徴は、個別に又は任意の組合せで採用され得ることが明示的に意図される。すなわち、実施形態の全て及び/又は任意の実施形態の特徴は、このような特徴が非互換でない限り任意の方式及び/又は組合せで組合され得る。疑義回避のため、「~してもよい」、「及び/又は」、「例えば(“e.g.”, “for example”)」という文言及び本明細書中に使用される同様のいずれの文言も、同様に記載されるいかなる特徴も存在する必要がないような非限定と解釈されるべきである。実際、選択的な特徴の任意の組合せは、これらの特徴が明示的に請求されているか否かを問わず本発明の範囲から逸脱していない限り明示的に想到される。本出願人は、出願当初の任意の請求項を変更する又はそれに応じて何らかの新しい請求項を提出する権利を保有しており、この権利には、出願当初の任意の請求項を補正し、当初には該当する態様で請求されていなくとも他の任意の請求項に従属させる及び/又は他のいずれかの請求項の任意の特徴を組込む権利が含まれる。
【0018】
本発明の例示的な実施形態(複数の場合もある)は、以下の添付図面において説明される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【発明を実施するための形態】
【0020】
オフショアグラウト注入では、例えば海底構造物、土台、及び/又はエネルギー機器の据付時に、ホース及びポンプ等を含むグラウト注入機器によって水と混合されてグラウト注入現場に移送されるグラウト材料を使用する。グラウト注入現場ではグラウトは硬化又は固化する。通常、このグラウト材料は、グラウト注入機器を運搬する船舶(船)で水と混合される。使用後、グラウト注入機器は、目詰まりを生じる結果となり得る硬化したグラウトの堆積を防止すべく洗浄される。グラウト注入機器の洗浄には水及び任意で洗浄剤が使用される。このようなグラウト注入機器の洗浄処理からの廃水は、規制により海中への廃棄を阻止しているゆえ、廃棄のために一旦保持されてから港へ返還され得る。ただしこれは、オフショア構造物の事業主にとっては大きな負担となることが多い。
【0021】
図1を参照すると、例示的な実施形態による水循環装置1が示されている。この水循環装置1は、オフショアグラウト注入用のグラウト注入機器、例えば風力タービン又はオイル機器及びガス機器の土台又はジャケット等の据付対象の海底構造物に横付けされた船舶上で使用され得る。水循環装置1は、グラウト注入処理、例えばオフショアグラウト注入処理からの廃水、例えばグラウト注入機器の洗浄処理からの廃水を少なくとも部分的に洗浄すべく利用可能としている。水循環装置1から排出される水は、例えばグラウトの混合又はグラウト注入機器の洗浄のために再利用され得る。
【0022】
図1の装置に沿って左から右に見ると、水循環装置1は、取外し可能なライナ3を内部に収容した沈殿槽2を含む。沈殿槽2は、グラウト注入機器の洗浄処理からの廃水Wを受け入れるべく構成される。沈殿槽2の内部では、取外し可能なライナ3の底部に廃水からの堆積物が沈殿する。
【0023】
沈殿槽2は、廃水の受け入れ量を画定する蓋なしの容器である。
【0024】
取外し可能なライナ3は透水性であるとともに堆積物を保持すべく構成される。取外し可能なライナ3は、堆積物Sを除去して沈殿槽2の内部に水を残すように沈殿槽2から取外し可能としている。
【0025】
下流において沈殿槽2と直列に配置されるのは、第2の取外し可能なライナ5を内部に収容した第2の沈殿槽4である。第2の取外し可能なライナ5は、透水性であるとともに、この第2の取外し可能なライナを第2の沈殿槽4から取外すことにより堆積物を除去し、第2の沈殿槽4の内部に水を残すように堆積物を保持すべく構成される。
【0026】
沈殿槽2から第2の沈殿槽4にはポンプ及びパイプによって水が移送される。
【0027】
例示の例において、取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5は、それぞれ沈殿槽2及び更なる沈殿槽4の内部で吊り下げられる。廃水Wは、沈殿槽2に入ると取外し可能なライナ3を通され、第2の沈殿槽4の内部に移送されると第2の取外し可能なライナ5を通過する。したがって、沈殿槽2及び第2の沈殿槽4の底部には濾過水が蓄積する。沈殿槽2及び第2の沈殿槽4からはパイプ及びポンプによって水が移送されるが、この場合パイプは沈殿槽2又は第2の沈殿槽4の底部に向かって延びている。
【0028】
代替例において、取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5は、それぞれ沈殿槽2及び第2の沈殿槽5の内積に略適合している。したがって、沈殿槽2及び第2の沈殿槽4の底部に向かって堆積物が沈殿し、沈殿槽2及び第2の沈殿槽4の上部に向かう水が有する堆積成分が少なくなる。このような例では、パイプ及びポンプは、沈殿槽2及び第2の沈殿槽4の上部から引水すべく配置され得る。このような実施例では、取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5を取外すことにより堆積物が除去される一方、沈殿槽2及び第2の沈殿槽4の内部に水を残している。
【0029】
例において、取外し可能なライナ3及び/又は第2の取外し可能なライナ5は、フィルタバッグ、例えばジオテクスタイルバッグ又は脱水バッグを備えてもよい。この取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5は、ポリプロピレン(例えば不織布ポリプロピレン)又はベントキャンバスを備えてもよい。取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5は透水性であるとともに堆積物を保持すべく構成される。取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5は、これら取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5並びに堆積物を沈殿槽2及び第2の沈殿槽4から押し上げるための1つ以上のリフティングハンドルを含んでもよい。
【0030】
例において、水循環装置1は、例えば第2の沈殿槽4の下流に、第3の沈殿槽、第4の沈殿槽、第5の沈殿槽、第6の沈殿槽、又は任意の適切な数の追加の沈殿槽を含んでもよい。水循環装置1は、例えば直列に配置される沈殿槽を6台まで含んでもよい。各追加の沈殿槽は、沈殿槽2及び第2の沈殿槽4と同一又は同様の態様で動作すべく構成され得る。各追加の沈殿槽は、取外し可能なライナ3及び第2の取外し可能なライナ5と同一又は同様な態様で動作すべく構成される、それぞれの取外し可能なライナを有してもよい。このような追加の沈殿槽は、より高い割合の堆積物を廃水から除去するのを担い得る。
【0031】
第2の沈殿槽4の下流には第1のフィルタ6aがある。この第1のフィルタ6aは、第2の沈殿槽4から除去された水を濾過すべく配置される。この例では、第1のフィルタ6aは、水から可塑剤を除去すべく構成される。
【0032】
第1のフィルタ6aの下流には、第1のフィルタ6aを通過した水を受け入れるための保留槽7がある。
【0033】
本例において、沈殿槽2と4及び保留槽7のそれぞれは、取外し可能なライナ3と5及び第1のフィルタ6aと一緒にハウジング、例えば廃水スキップ8又はインタモーダルコンテナの内部に配置される。したがって、水循環装置1は、船舶に対して容易に据付け及び取外しが行えると共に既存の廃水スキップの接地面積だけを占めている。
【0034】
保留槽7の下流には、水からの更なる汚染物及び/又は堆積物のための第2のフィルタ6bがある。この第2のフィルタ6bは、保留槽7を出た水から更なる汚染物及び/又は堆積物を濾過すべく配置される。
【0035】
第2のフィルタ6bの下流には、この例では中間バルクコンテナの形態の貯蔵槽9がある。再利用Rのために貯蔵槽9の内部には水が貯蔵される。貯蔵槽9は移動可能としてもよい。貯蔵槽9は、水を補充すべく水循環装置1に取付け可能とし、さらにまた再利用Rのため給水を行うべく移動可能としてもよい。
【0036】
貯蔵槽9の内部に貯蔵された水は、以降、グラウトの混合及び/又はグラウト注入機器の洗浄のために再利用Rされ得る。この水は、清浄水又は新鮮水及び任意の追加材料(例えば洗浄剤)と組合されて再利用のための所望量を供給してもよい。
【0037】
いくつかの例では廃水から除去される堆積物が僅かしかなく、このような例では第2の沈殿槽4、第1のフィルタ6a、及び第2のフィルタ6bは省略されてもよい。例えば、グラウト注入機器の洗浄のために水が再利用される場合、塊物及び一部の堆積物を除去すれば十分である。別の例では、グラウトを混合させるために水が再利用される場合も塊物及び一部の堆積物を除去すれば十分である。いくつかの例では、より高い割合の堆積物を除去すれば、グラウト注入機器の洗浄及び/又はグラウトの混合のために水の再利用が可能となる。いくつかの例では、廃水から少なくとも一部の可塑剤を除去すれば、グラウト注入機器の洗浄及び/又はグラウトの混合のために水の再利用が可能となる。
【0038】
本明細書の記載及び請求項全体を通じて、「備える」及び「含む」という文言並びにそれらの変化形は、「非限定的に含むこと」を意味し、他の構成部材、整数、ステップを排除することを意図したものではない(排除するものではない)。本明細書の記載及び請求項全体を通じて、単数のものは、文脈から特に単数であることを要件としていない限り複数のものも包含する。特に不定冠詞が使用される場合、本明細書では、文脈から特に単数であることを要件としていない限り、単数のみならず複数と考えるものと理解される。
【0039】
本発明の特定の態様、実施形態、例に関連して記載される特徴、整数、特性、或いはグループは、それらと非互換でない限り本明細書中に記載される他のいずれの態様、実施形態、又は例にも適用可能であると理解される。本明細書に開示される特徴の全て(いずれの添付請求項、要約書、図面も含む)及び/又は同様に開示されるいずれの方法又は処理のステップの全ては、このような特徴及び/又はステップのうちの少なくともいくつかが互いに排他的である組合せを除いていずれの組合せで組合されてもよい。本発明は、いずれの上記実施形態の細部に限定されるものではない。本発明は、本明細書に開示される特徴のうちのいずれの新規のもの若しくはいずれの新規の組合せ、又は同様に開示されるいずれの方法若しくは処理のステップのうちのいずれの新規のもの若しくはいずれの新規の組合せにも拡大する。
【外国語明細書】