IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 東芝三菱電機産業システム株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-軸受装置 図1
  • 特開-軸受装置 図2
  • 特開-軸受装置 図3
  • 特開-軸受装置 図4
  • 特開-軸受装置 図5
  • 特開-軸受装置 図6
  • 特開-軸受装置 図7
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022159545
(43)【公開日】2022-10-17
(54)【発明の名称】軸受装置
(51)【国際特許分類】
   F16C 23/06 20060101AFI20221006BHJP
   F16C 35/07 20060101ALI20221006BHJP
   F16C 27/00 20060101ALI20221006BHJP
【FI】
F16C23/06
F16C35/07
F16C27/00 A
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022131555
(22)【出願日】2022-08-22
(62)【分割の表示】P 2018241039の分割
【原出願日】2018-12-25
(71)【出願人】
【識別番号】501137636
【氏名又は名称】東芝三菱電機産業システム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100088672
【弁理士】
【氏名又は名称】吉竹 英俊
(74)【代理人】
【識別番号】100088845
【弁理士】
【氏名又は名称】有田 貴弘
(72)【発明者】
【氏名】大塚 淳司
(72)【発明者】
【氏名】西宮 和彦
(72)【発明者】
【氏名】琴尾 浩介
(57)【要約】
【課題】回転軸による振動の低減化を効果的に抑制することができる軸受装置を得る。
【解決手段】円筒状の軸受ケース5は軸受4の外周面側から軸受4を支持している。軸受ケース5は、外周面上において円周方向に沿って円環状に設けられる一対のOリング用溝53と、一対のOリング用溝53内に設けられる一対のOリング51と、軸受ケース5の側面の円周方向における一方半円側に選択的に設けられ、各々が側面を貫通する4つのケース貫通穴50とを主要構成部として含んでいる。外輪7はその側面の円周方向における一方半円側において、各々が選択的に設けられ外輪7の側面を貫通する4つの外輪貫通穴70を有している。4つのケース貫通穴50と4つの外輪貫通穴70とが、互いに対応する位置関係で設けられる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸を回転自在に支持する円筒状の軸受と、
前記軸受の外周面側から前記軸受を支持する円筒状の軸受ケースと、
前記軸受ケースの外周面に対向する対向面を有し、前記軸受ケースの外周面と対向面とを接触させて前記軸受ケースを支持する軸受用のハウジングと、
前記軸受ケースの外周面上に油を供給する給油回路とを備え、
前記軸受ケースは、
外周面上において円周方向に沿って円環状に設けられる一対の溝と、
前記一対の溝内に設けられる一対のOリングと、
外周面の円周方向における一方半円側に選択的に設けられ、各々が外周面を貫通する複数のケース貫通穴とを含み、
前記一対のOリング間における前記軸受ケースの外周面上の領域が油膜形成領域となり、前記複数のケース貫通穴は前記油膜形成領域に設けられ、
前記軸受ケースの内周面に接する外周面を有する円筒状の外輪と、
前記外輪との間に内部空間を有するよう設けられる円筒状の内輪とを有し、前記内部空間に転動球が配置され、
前記軸受における、前記外輪と前記内輪と前記転動球との組み合わせは1組であり、
前記外輪は、外周面の円周方向における前記一方半円側において、各々が前記複数のケース貫通穴に対応して選択的に設けられ、外周面を貫通する複数の外輪貫通穴を有し、
前記軸受ケースの外周面の円周方向を規定する第1の円及び前記外輪の外周面の円周方向を規定する第2の円の共通の中心を共通中心点としたとき、前記共通中心点から前記複数のケース貫通穴にかけて延びる複数の直線上に前記複数の外輪貫通穴のうちの一の外輪貫通穴が位置する、
軸受装置。
【請求項2】
請求項1記載の軸受装置であって、
前記複数の外輪貫通穴それぞれの先端領域は他の領域より油の流通経路が狭くなる絞り構造を有する、
軸受装置。
【請求項3】
請求項2記載の軸受装置であって、
前記軸受ケース及び前記外輪の外周面の円周方向の前記一方半円側に対向する他方半円側において、前記外輪と前記軸受ケースとの間に設けられる固定用ネジをさらに備える、
軸受装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、高速に回転する回転軸を受ける軸受装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、高速回転用の回転軸に対応可能な軸受装置が要求されている。このため、軸受装置は、回転軸の高速回転に対応するための軸受装置として、潤滑方式を採用する以外に、危険速度等が起因して発生する共振現象を減衰させる減衰機能が必要不可欠となっている。
【0003】
このため、軸受外周部に油膜ダンパ(スクイズフィルムダンパ)機構を設け、共振現象による軸受振動を低減させる技術が軸受装置に要求されている。油膜ダンパ機構を設けた軸受装置として例えば特許文献1で開示された軸受支持装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013-204740号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の軸受装置では、回転軸による振動の低減化抑制技術が不十分であるという問題点があった。
【0006】
この発明は上記問題点を解決するためになされたもので、回転軸による振動の低減化を効果的に抑制することができる軸受装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る請求項1記載の軸受装置は、回転軸を回転自在に支持する円筒状の軸受と、前記軸受の外周面側から前記軸受を支持する円筒状の軸受ケースと、前記軸受ケースの外周面に対向する対向面を有し、前記軸受ケースの外周面と対向面とを接触させて前記軸受ケースを支持する軸受用のハウジングと、前記軸受ケースの外周面上に油を供給する給油回路とを備え、前記軸受ケースは、外周面上において円周方向に沿って円環状に設けられる一対の溝と、前記一対の溝内に設けられる一対のOリングと、外周面の円周方向における一方半円側に選択的に設けられ、各々が外周面を貫通する複数のケース貫通穴とを含み、前記一対のOリング間における前記軸受ケースの外周面上の領域が油膜形成領域となり、前記複数のケース貫通穴は前記油膜形成領域に設けられ、前記軸受ケースの内周面に接する外周面を有する円筒状の外輪と、前記外輪との間に内部空間を有するよう設けられる円筒状の内輪とを有し、前記内部空間に転動球が配置され、前記軸受における、前記外輪と前記内輪と前記転動球との組み合わせは1組であり、前記外輪は、外周面の円周方向における前記一方半円側において、各々が前記複数のケース貫通穴に対応して選択的に設けられ、外周面を貫通する複数の外輪貫通穴を有し、前記軸受ケースの外周面の円周方向を規定する第1の円及び前記外輪の外周面の円周方向を規定する第2の円の共通の中心を共通中心点としたとき、前記共通中心点から前記複数のケース貫通穴にかけて延びる複数の直線上に前記複数の外輪貫通穴のうちの一の外輪貫通穴が位置する。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の本願発明である軸受装置は、油圧回路からの給油により、一対のOリング間における軸受ケースの外周面上の油膜形成領域に油膜が形成される。すなわち、ハウジングの対向面と軸受ケースの外周面との間に油膜が形成される。
【0009】
この際、外周面おける軸方向の両端部近傍に一対の溝及び一対のOリングを設けることにより、軸受ケースの外周面上の大部分の領域を油膜形成領域とすることができるため、比較的広い領域で油膜ダンパ機構を発揮させることができる分、回転軸による振動の低減化を効果的に図ることができる。
【0010】
加えて、軸受ケースの側面を貫通する複数のケース貫通穴及び軸受の側面を貫通する複数の外輪貫通穴を介して、油膜形成領域における油膜を形成する油の一部を軸受内にも供給することができる。このため、請求項1記載の本願発明は、装置を大型化することなく軸受を冷却することができる。
【0011】
軸受内への油の供給は、選択的に形成された複数のケース貫通穴及び複数の外輪貫通穴のみを介して行われるため、軸受内への油供給量を制限して油膜形成領域における油膜の形成を安定して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】この発明の実施の形態である軸受装置の全体構成を示す説明図である。
図2図1で示した軸受ケースの外観構造を模式的に示す斜視図である。
図3図1で示した外輪の外観構造を模式的に示す斜視図である。
図4】軸受ケース及び外輪における側面の円周方向における位置関係を模式的に示す説明図である。
図5図1で示した内輪の外観構造を模式的に示す斜視図である。
図6】本実施の形態の軸受装置における油供給系統を模式的に示すブロック図である。
図7】油膜の形成状態を模式的に示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
<実施の形態>
図1はこの発明の実施の形態である軸受装置の全体構成を示す説明図である。同図に示すように、軸受装置100は、回転軸9を回転自在に支持する円筒状の軸受4と、軸受4の外周面側から軸受4を支持する円筒状の軸受ケース5と、軸受ケース5の外周面に対向する対向面(内周面)を有し、軸受ケース5の外周面と対向面とを一対のOリング51を介して接触させて軸受ケース5を支持する軸受用のハウジング1とを主要構成部として含んでいる。
【0014】
図2図1で示した軸受ケース5の外観構造を模式的に示す斜視図である。図1及び図2に示すように、軸受ケース5は内部に軸受4を収容するため空洞部を有する円筒状を呈している。
【0015】
軸受ケース5は、外周面上において円周方向に沿って円環状に設けられる一対のOリング用溝53(一対の溝)と、一対のOリング用溝53内に設けられる一対のOリング51と、軸受ケース5の側面の円周方向における一方半円側(上部半円側)に選択的に設けられ、各々が側面を貫通する4つのケース貫通穴50(図2では2つのケース貫通穴50のみ図示)とを主要構成部として含んでいる。なお、図2では説明の都合上、一対のOリング51の図示を省略している。
【0016】
このように、軸受ケース5は、側面を貫通する複数のケース貫通穴として4つのケース貫通穴50を有している。また、図2に示すように、一対のOリング用溝53は、軸受ケース5の側面における軸方向(底面と上面とを結ぶ方向)の両端部近傍に設けられる。そして、一対のOリング51間における軸受ケース5の外周面上の領域が油膜形成領域R5となり、4つのケース貫通穴50は油膜形成領域R5に選択的に設けられる。
【0017】
さらに、図2に示すように、軸受ケース5の側面において、上部半円部と下部半円部との境界に一対の回り止め窪み55が設けられる。
【0018】
一対の回り止め窪み55に対しハウジング1側から回転方向に拘束することにより、ハウジング1内で軸受ケース5が回転する現象を防止することができる。
【0019】
軸受4は、内輪6、外輪7及び転動球8を主要構成要素として含んでいる。外輪7は軸受ケース5内周面に接する外周面を有する円筒状を呈し、内輪6は外輪7との間に内部空間を有するよう設けられる円筒状を呈している。そして、内輪6と外輪7との間の内部空間に転動球8が配置される。
【0020】
図1に示すように、外輪7は外輪側部7a、外輪側部7b及び外輪中心部7cにより構成され、外輪側部7a,7b間に外輪中心部7cが挟まれる位置関係を有している。
【0021】
外輪7の上部の外輪中心部7cにおいて、外輪中心部7cを貫通する外輪貫通穴70が設けられる。さらに、外輪7の下部の外輪中心部7cにおいて、外輪中心部7cを貫通する貫通穴71が設けられる。貫通穴71は、下方領域に、上部領域より幅広構造の回転方向に拘束するための窪みが形成され、この窪みがネジ収容領域71xとなる。
【0022】
図3は外輪7の外観構造を模式的に示す斜視図である。図1及び図3に示すように、外輪7は、側面の円周方向における一方半円側(図3の上部半円側)において、各々が複数のケース貫通穴50に対応して選択的に設けられ、側面を貫通する複数の外輪貫通穴である4つの外輪貫通穴70(図3では2つの外輪貫通穴70のみ図示)を有する。
【0023】
さらに、外輪7は、側面の円周方向における一方半円側に対向する他方半円側(下部半円側)に設けられる1つの貫通穴71を有している。
【0024】
図4は軸受ケース5及び外輪7における側面の円周方向における位置関係を模式的に示す説明図である。図4で示すA-A断面が図1で示す構造となる。
【0025】
図4に示すように、軸受ケース5の4つのケース貫通穴50と、外輪7の4つの外輪貫通穴70とが、対応するケース貫通穴50及び外輪貫通穴70間で連続的に繋がるように、互いに対応する位置関係で設けられる。すなわち、図4に示すように、軸受ケース5の側面の円周方向を規定する円及び外輪7の側面の円周方向を規定する円の共通の中心を中心点C1とすると、中心点C1から4つのケース貫通穴50にかけて延びる4つの直線上に4つの外輪貫通穴70のうちの一の外輪貫通穴70が必ず位置するように設けられる。すなわち、4つのケース貫通穴50と4つの外輪貫通穴70とは1対1に対応し、対応するケース貫通穴50と外輪貫通穴70とは中心点C1を起点として同一直線上に存在する。
【0026】
なお、外輪貫通穴70の先端領域は他の領域より油の流通経路が狭くなり、かつ、2つに分岐する絞り構造70sを有し、これら絞り構造70sによって油の流れを制限することにより、軸受4の内輪6及び転動球8に安定した油の供給を行うことができる。
【0027】
また、図2及び図4に示すように、軸受ケース5の側面において、上部半円部と下部半円部との境界に一対の回り止め窪み55が設けられる。したがって、一対の回り止め窪み55を結ぶ線上に中心点C1が存在する。
【0028】
図4に示すように、軸受ケース5及び外輪7は、それぞれの側面の円周方向における上記他方半円側に設けられる軸受ケース5の貫通穴57及び貫通穴71を有している。
【0029】
図5は内輪6の外観構造を模式的に示す斜視図である。図1及び図5に示すように、内輪6は外輪7との間に内部空間が形成されるように、外輪7の側面より小さい径の側面を有して円筒状に形成される。
【0030】
そして、図1に示すように、固定用ネジである底部ネジ73は、軸受ケース5及び外輪7の側面の上記他方半円側において、外輪7と軸受ケース5との間に設けられ、外輪中心部7cの回転方向の動きを拘束している。
【0031】
図6は本実施の形態の軸受装置における油供給系統を模式的に示すブロック図である。同図に示す給油回路10から軸受ケース5の外周面上に油が供給される。軸受ケース5の外周面上に供給された油は、軸受ケース5の4つのケース貫通穴50及び外輪7の4つの外輪貫通穴70のみを介して、軸受4の内部に供給される。
【0032】
なお、図1において、油の流れを矢印で示している。図1に示すように、給油回路10から軸受ケース5及び外輪7の外輪中心部7cを介して軸受4の外輪7及び転動球8に供給された油は、外輪7の外周方向の他方半円側において軸受4から外部に排出される。
【0033】
図7は油膜の形成状態を模式的に示す説明図である。同図に示すように、一対のOリング51間における軸受ケース5の外周面上の領域が油膜形成領域R5となる。したがって、給油回路10から軸受ケース5の外周面上に油が供給されると、軸受ケース5の外周面とハウジング1の対向面(内周面)との間の油膜形成領域R5に油膜25が形成される。
【0034】
本実施の形態の軸受装置は、油圧回路10からの給油により、図1及び図7に示すように、油膜形成領域R5に油膜25が形成される。なぜなら、一対のOリング51によって軸受ケース5の外周面上の油膜形成領域R5は、油膜形成領域R5に選択的に設けられる4つのケース貫通穴50を除いて、他の領域から遮断される閉鎖空間となるからである。
【0035】
なお、図7では模式的に示しているため、油膜25が所定の厚みを有する態様で図示しているが、実際には油膜25の厚みは微小である。
【0036】
さらに、図1及び図2に示すように、一対のOリング用溝53を軸受ケース5の側面における軸方向の両端部近傍に設けることにより、軸受ケース5の外周面の大部分の領域を油膜形成領域R5とすることができるため、比較的広い領域で油膜25による油膜ダンパ機構を発揮させることができる。
【0037】
その結果、本実施の形態の軸受装置100は、高速回転用の回転軸9に対応し、回転軸9による振動を油膜による減衰によって効果的に低減することができる。
【0038】
加えて、軸受ケース5の4つのケース貫通穴50(複数のケース貫通穴)及び軸受4の4つの外輪貫通穴70(複数の外輪貫通穴)を介して、油膜形成領域R5における油膜25を形成する油の一部を軸受4内に供給している。このため、本実施の形態の軸受装置100は、装置を大型化することなく軸受4を冷却することができる。
【0039】
この際、軸受4内への油の供給は、油膜形成領域R5に選択的に形成された4つのケース貫通穴50と4つの外輪貫通穴70とのみを介することにより、軸受4への油供給量に制限されることによって、油膜形成領域R5における油膜25の形成を安定して行うことができる。
【0040】
実施の形態の軸受装置100において、複数の外輪貫通穴70それぞれの先端領域は他の領域より油の流通経路が狭くなる絞り構造70sを有している。すなわち、軸受装置100において、外輪7の外輪中心部7cに設けられる外輪貫通穴70の先端領域は他の領域より油の流通経路が狭くなる絞り構造70sを有している。
【0041】
このため、実施の形態の軸受装置100は、軸受4内の内輪6及び転動球8への油の供給をスムーズにして、油膜形成領域R5における油膜25の形成を安定して維持することができる。
【0042】
さらに、底部ネジ73よって、外輪7と軸受ケース5とを固定することにより、外輪7の外輪中心部7cによる回転方向の動きを拘束することができる。
【0043】
その結果、本実施の形態の軸受装置100は、比較的少ない部材で回転軸9による振動の低減化及び軸受4の冷却を図ることができる効果を奏する。
【0044】
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
【符号の説明】
【0045】
1 ハウジング
4 軸受
5 軸受ケース
6 内輪
7 外輪
9 回転軸
25 油膜
50 ケース貫通穴
51 Oリング
53 Oリング用溝
71 貫通穴
70 外輪貫通穴
73 底部ネジ
R5 油膜形成領域
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7