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特開2022-159969情報提供方法およびこれを遂行する電子装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022159969
(43)【公開日】2022-10-18
(54)【発明の名称】情報提供方法およびこれを遂行する電子装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/06 20120101AFI20221011BHJP
【FI】
G06Q30/06 340
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021082402
(22)【出願日】2021-05-14
(31)【優先権主張番号】10-2021-0043917
(32)【優先日】2021-04-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
2.WINDOWS
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】スン・ホ・ジョン
(72)【発明者】
【氏名】ドン・ジュ・チェ
(72)【発明者】
【氏名】ロンジュン・イェ
(72)【発明者】
【氏名】ヘ・ヨン・チョ
(72)【発明者】
【氏名】ウェンファ・ジュ
(72)【発明者】
【氏名】キャサリン・チャン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB66
(57)【要約】
【課題】本発明の目的は、情報提供方法およびこれを遂行する電子装置を提供することである。
【解決手段】多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、使用者によって選択された商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認する段階と、前記少なくとも一つの商品情報に基づいて、前記注文待機商品リストに含まれた商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報を獲得する段階と、指定された条件により、前記商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報のうちいずれか一つの決済期限情報を提供する段階を含むことができる。この他に別の実施形態が可能である。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置の情報提供方法であって、
使用者によって選択された商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認する段階と、
前記少なくとも一つの商品情報および前記使用者の情報に基づいて確認された物流センターの情報に基づいて、前記商品リストに含まれた商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報を獲得する段階と、
指定された条件により、前記商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報のうちいずれか一つの決済期限情報を提供する段階と、を含む、情報提供方法。
【請求項2】
前記決済期限情報を獲得する段階は、
使用者アカウント情報および前記商品のうち少なくとも一部の情報に基づいて、前記商品のうち少なくとも一部に対する配送サービスレベル情報および配送サービスレベルに対応するそれぞれの決済期限情報を獲得する段階を含み、
前記決済期限情報を提供する段階は、
特定配送サービスレベルを有する少なくとも一つの商品のうちいずれか一つの商品に対応する決済期限情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記決済期限情報を獲得する段階は、
使用者アカウント情報および前記商品のうち少なくとも一部の情報に基づいて、前記商品のうち少なくとも一部に対する予想配送日程および前記予想配送日程に対応するそれぞれの決済期限情報を獲得する段階を含み、
前記決済期限情報を提供する段階は、
前記少なくとも一つの商品のうち最も早い予想配送日程に対応する決済期限情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項4】
前記決済期限情報を提供する段階は、
第1使用者インターフェースで、指定されたアイコンが表示された領域と隣接する位置に、前記いずれか一つの決済期限情報を表示する段階を含み、
前記指定されたアイコンは、
商品リスト関連情報を提供する第2使用者インターフェースに切り替えるためのアイコンを含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項5】
前記第1使用者インターフェースは、商品の販売関連情報を提供する、または商品の検索関連情報を提供する、請求項4に記載の情報提供方法。
【請求項6】
前記決済期限情報を提供する段階は、
前記商品リストに含まれた前記少なくとも一つの商品のうち決済期限が最も差し迫った商品に対応する決済期限情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項7】
前記決済期限情報を提供する段階は、
各商品の前記商品リストに追加された順序に基づいて決定されたいずれか一つの商品情報を前記いずれか一つの決済期限情報とともに提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項8】
前記決済期限情報を提供する段階は、
現在の時刻を基準として決済締め切り時刻まで残った残余時間情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項9】
前記商品のうち少なくとも一部に対する予想配送日程および前記予想配送日程に対応する前記それぞれの決済期限情報は、前記使用者の配送先情報のうち少なくとも一つに基づいて決定された特定物流センターの状態情報に基づいて適応的に決定される、請求項3に記載の情報提供方法。
【請求項10】
前記提供されたいずれか一つの決済期限情報は特定商品に対する決済期限情報を含み、
前記特定商品に対する決済期限情報は、使用者情報に基づいて確認された複数個の物流センターのうち、少なくとも一部で確認された前記特定商品に対する決済期限情報のうち最も遅い決済期限情報である、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項11】
前記使用者の配送先情報は前記使用者の基本配送先情報または最近注文配送先情報を含む、請求項9に記載の情報提供方法。
【請求項12】
前記物流センターの状態情報は前記物流センターでの各商品に対応する在庫情報および前記物流センターの作業人員情報のうち少なくとも一つを含む、請求項9に記載の情報提供方法。
【請求項13】
前記商品リストの変更に対応して前記決済期限情報をアップデートして提供する段階をさらに含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項14】
使用者インターフェースの変更要請受信に対応して前記決済期限情報をアップデートして提供する段階をさらに含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項15】
電子装置であって、
通信モジュール;
データベース;および
前記データベースと電気的に連結されたプロセッサを含み、
前記プロセッサは、
使用者によって選択された商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認し、
前記通信モジュールを通じて、前記少なくとも一つの商品情報に基づいて、前記商品リストに含まれた商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報を獲得する段階と、
指定された条件により、前記それぞれのアイテムに対応する第1属性情報のうちいずれか一つの属性情報を提供するように設定された、電子装置。
【請求項16】
情報提供方法を遂行するようにするコンピュータ読み取り可能な保存媒体に保存されたアプリケーションにおいて、前記情報提供方法は、
使用者によって選択された商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認する段階と、
前記少なくとも一つの商品情報に基づいて、前記商品リストに含まれた商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報を獲得する段階と、
指定された条件により、前記商品のうち少なくとも一部に対応する決済期限情報のうちいずれか一つの決済期限情報を提供する段階と、を含む、アプリケーション。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施形態は情報提供方法およびこれを遂行する電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術が発展し、スマートフォン、タブレットPCなどの携帯端末が普及するにつれて電子商取引市場が商用化されている。特に最近では感染病の拡散などの理由により、オフライン売り場に直接訪問して商品を購入する比重は減った反面、携帯端末などを利用して電子商取引市場でオンラインで商品を購入する比重が急増する傾向である。このような電子商取引市場ではオンライン上でネットワークを通じて購入者と販売者間に取り引きがなされ、注文が完了した商品は配送サービスを通じて購入者が設定した配送先に配送され得る。
【0003】
一方、電子商取引市場が活性化する傾向につれて、販売者と購入者間の売買を仲介し配送サービスを提供する売買仲介サービスも急速に発展している。例えば、売買仲介サービスを具現する物流管理システムは所定の商品を販売者に発注し、発注した商品を販売者から供給されて物流センターの倉庫に保管してから、購入者から注文が発生すれば該当物品を倉庫から出庫して配送員を通じて購入者に配送する一連のサービスを管理および提供することができる。
【0004】
しかし、このような売買仲介サービスを通じて商品を購入する購入者としては、注文を完了してから注文した商品が配送されるまでに所要する時間に対する負担を感じ得る。例えば、購入者は特定の物品を購入したが物品が実際に使用しようとした日程内に配送されない状況が発生し得るため、緊急に使用を必要とする物品の場合にはやむを得ずオフラインで購入する場合が存在し得る。
【0005】
したがって、売買仲介サービスを提供するシステムでは、注文された商品が購入者に配送完了する時までの概略的な予想時間情報を予測して提供することによって、購入者に配送所要時間に対する不確実性を低くさせてオンライン購入を誘導しようとする方法を模索している。
【0006】
例えば、従来技術ではそれぞれの販売商品に対して実際に販売した履歴を調査して、商品が注文完了してから購入者に配送完了するまでに所要された平均時間情報(例:「平均5日以内に配送完了した製品である」のような情報)を商品の販売画面に露出する方式が使われたことがある。
【0007】
一方、多くのオンライン販売サイトでは、購入者が特定商品に対してまだ注文を完了してはいないものの、関心商品または注文待機商品として所定の商品(ら)のリストを保管/保存できるようにするショッピングカート機能を提供している。購入者はショッピングカートに保管した商品(ら)に対して追って注文を完了することができ、または変心してショッピングカートに保管された商品(ら)のうち少なくとも一部をリストから除外(削除)させて該当商品(ら)を注文しないこともある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本開示の多様な実施形態は、電子商取引システムでショッピングカートに保管された商品に関連した情報を提供することによって、ショッピングカートに含まれた商品に対する使用者の注文を誘導できる電子装置の情報提供方法およびこれを遂行する装置を提案しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、使用者アカウントに対応する注文待機商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認する段階;前記少なくとも一つの商品情報に基づいて、前記注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品に対応する決済期限情報を獲得する段階;および指定された条件により、前記それぞれの商品に対応する決済期限情報のうちいずれか一つの決済期限情報を提供する段階を含むことができる。
【0010】
多様な実施形態に係る電子装置は、通信モジュール;データベース;および前記データベースと電気的に連結されたプロセッサを含み、前記プロセッサは、使用者アカウントに対応する注文待機商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認し、前記通信モジュールを通じて、前記少なくとも一つの商品情報に基づいて、前記注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品に対応する決済期限情報を獲得する段階;および指定された条件により、前記それぞれのアイテムに対応する第1属性情報のうちいずれか一つの属性情報を提供するように設定され得る。
【0011】
多様な実施形態に係るアプリケーションは、使用者アカウントに対応する注文待機商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認する段階;前記少なくとも一つの商品情報に基づいて、前記注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品に対応する決済期限情報を獲得する段階;および指定された条件により、前記それぞれの商品に対応する決済期限情報のうちいずれか一つの決済期限情報を提供する段階を含む情報提供方法を遂行するようにするコンピュータ読み取り可能な保存媒体に保存され得る。
【発明の効果】
【0012】
多様な実施形態によると、電子商取引システムで使用者にショッピングカートに保管された商品に関連した情報を提供することによって、ショッピングカートに含まれた商品に対する使用者の注文完了を誘導できる。
【0013】
特に、速い配送や割引価格適用などの使用者特典に関連した決済期限情報の提供を通じて、使用者が不本意に特典を受けられない状況を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本開示の多様な実施形態に係る情報提供システムを示す概略的な構成ブロック図である。
図2】本開示の一実施形態に係る電子装置の概略的な構成ブロック図である。
図3】本開示の一実施形態に係る使用者端末の概略的な構成ブロック図である。
図4】本開示の一実施形態に係る電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
図5】本開示の一実施形態に係る電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
図6】本開示の一実施形態に係る使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
図7】本開示の一実施形態に係る使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
図8】本開示の一実施形態に係る使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
図9】本開示の一実施形態に係る使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
実施形態で使われる用語は、本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などにより変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0016】
明細書全体においてある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」などの用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたりハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0017】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0018】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0019】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施形態について、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0020】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
実施形態を説明するにおいて、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関わらない技術内容については説明を省略する。これは不要な説明を省略することによって本発明の要旨を曖昧にせず明確に伝達するためである。
【0022】
同様の理由により、添付図面において一部の構成要素は誇張または省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0023】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確となるであろう。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施形態は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0024】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは特定方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成して、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0025】
また、各ブロックは特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目されたい。例えば、連続して図示されている二つのブロックは事実上実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0026】
図1は、本開示の多様な実施形態に係るアイテム関連情報を提供するシステムを示す概略的な構成ブロック図である。
【0027】
多様な実施形態によると、情報提供システムは、電子装置100(例:サーバー)、使用者端末200、およびネットワーク50を含むことができる。
【0028】
電子装置100は、アイテム(商品)関連情報を提供するための多様な処理を遂行する装置であり、少なくとも一つの使用者端末200からネットワーク50を通じて受信される使用者入力により、オンライン販売サービスと関連した各種機能を実行することができる。
【0029】
電子装置100は、ネットワークサーバーで具現される多数のコンピュータシステムまたはコンピュータソフトウェアを含むことができる。例えば、電子装置100は多様な情報をウェブページまたはアプリケーションによって提供される使用者インターフェースの形態で構成して提供することができる。
【0030】
例えば、電子装置100は、イントラネットまたはインターネットのようなコンピュータネットワークを通じて他のネットワークサーバーと通信できる下位装置と連結されて作業遂行要請を受け付け、それに対する作業を遂行して遂行結果を提供するコンピュータシステムおよびコンピュータソフトウェアを指称し得る。その他にも、電子装置100は、ネットワークサーバー上で動作できる一連のアプリケーションと、内部に構築されている各種データベース(120、図2)を含む広義の概念として理解され得る。例えば、電子装置100は、ドス(DOS)、ウインドウ(Windows)、リナックス(登録商標)(Linux(登録商標))、ユニックス(UNIX(登録商標))、またはMac OS(MacOS)等の運営体制により多様に提供されるネットワークサーバープログラムを利用して具現され得る。
【0031】
ネットワーク50は、電子装置100と使用者端末200、または電子装置100と外部装置(例:物流管理サーバー300)を連結する役割をすることができる。例えば、ネットワーク50は、使用者端末200が前記電子装置100に連結されてパケットデータを送受信できるように接続経路を提供することができる。
【0032】
例えば、一実施形態に係る情報提供システムの動作は電子装置100を通じて具現され得、使用者端末200はネットワーク50を通じて前記オンライン販売サービスと関連した情報提供システムに連結され得る。
【0033】
電子装置100は使用者端末200またはその他の外部装置(例:物流管理サーバー300、図5参照)から受信した情報をデータベース(例:図2のデータベース120)に保存したり、前記データベースに保存された情報を使用者端末200または外部装置に伝送することができる。
【0034】
他の実施形態によると、情報提供システムの電子装置100で処理され得る機能のうち少なくとも一部の機能は使用者端末200を通じて具現されてもよい。
【0035】
一例として、使用者はネットワーク50を通じてアプリケーション形式の情報提供システム関連プログラムを受信し、これを使用者端末200に設置して使うことができる。
【0036】
一方、多様な実施形態に係る情報提供システムは、単一の物理的装置で具現され得、複数の物理的装置が有機的に結合された方式で具現されてもよい。例えば、電子装置100で提供する機能のうち一部はいずれか一つの物理的装置によって具現され、残りの一部は他の物理的装置によって具現され得る。例えば、いずれか一つの物理的装置は、電子装置100の一部で具現され得、他の物理的装置は、使用者端末200の一部または他の外部装置の一部で具現され得る。場合により、情報提供システムに含まれたそれぞれの構成要素はそれぞれ互いに異なる物理的装置に分散して配置され、前記分散配置された構成要素が有機的に結合されて、本開示の情報提供システムの機能および動作を遂行するように具現されてもよい。
【0037】
図2は、本開示の一実施形態に係る電子装置の概略的な構成ブロック図である。
【0038】
図2を参照すると、多様な実施形態に係る電子装置100(例:サーバー)は、プロセッサ110、データベース120、および通信モジュール130のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0039】
プロセッサ110は、本開示の多様な実施形態に係る情報提供方法を遂行するための一連の機能を処理することができ、電子装置100の他の構成要素(例:データベース120、通信モジュール130)の動作を全般的に制御することができる。
【0040】
例えば、プロセッサ110は、特定の使用者アカウントに対応するアイテムリストに含まれた少なくとも一つのアイテム情報を確認し、通信モジュール130を利用して外部装置からそれぞれのアイテムに対応する属性情報を獲得することができる。例えば、前記属性情報は、アイテムリストに含まれた各アイテム(ら)に対応する決済期限(deadline)情報を含むことができる。例えば、プロセッサ110は使用者アカウントに対応する所定の情報およびアイテム関連情報を、通信モジュール130を利用して外部装置(例:物流管理サーバー300)に伝送し、前記外部装置から使用者アカウント情報および各アイテム情報に対応する決済期限情報を受信することができる。
【0041】
例えば、プロセッサ110は、指定された条件に基づいて、アイテムリストに含まれた一つ以上のアイテムそれぞれに対応する属性情報のうちいずれか一つの属性情報を選択することができる。例えば、一実施形態でプロセッサ110は、各アイテム(ら)の決済期限情報のうち最も決済期限が差し迫ったアイテムに対応する決済期限情報を選択することができる。
【0042】
また、プロセッサ110は前記選択したいずれか一つのアイテムに対応する属性情報(例:決済期限情報)を提供することができる。例えば、プロセッサ110は特定の使用者インターフェース(第1使用者インターフェース)上に前記属性情報が表示されるように情報を提供することができる。例えば、プロセッサ110は特定の使用者インターフェース(第1使用者インターフェース)に表示される特定アイコンの隣接領域に前記属性情報を表示することができる。ここで、前記特定アイコンは現在の使用者インターフェースと異なる使用者インターフェース(第2使用者インターフェース)に画面を切り替えるショートカット機能を支援するアイコンに該当し得る。例えば、前記属性情報の提供は使用者にとって第1使用者インターフェースから第2使用者インターフェースへの画面の切り替えを誘導する案内情報の提供に該当し得る。
【0043】
一実施形態によると、前記第1使用者インターフェースは特定商品の販売関連情報または商品検索関連情報を提供する画面に対応し得る。また、第2使用者インターフェースはアイテムリスト関連情報を提供する画面に対応し得る。例えば、前記アイテムリスト関連情報は使用者が購入予定商品として登録した商品または購入待機中である商品として保存したショッピングカート商品リスト(または注文待機商品リスト)を含むことができる。
【0044】
プロセッサ110は、その他にも後述する本開示の多様な実施形態に係る情報提供に関連した多様な機能を具現することができる。
【0045】
データベース120は、電子装置100の所定の保存空間に具現されたデータ構造であって、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能が自由に遂行され得る。例えば、データベース120はデータの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールドまたは構成要素を有することができる。
【0046】
データベース120は電子装置100の多様な機能に関連したデータを保存することができる。例えば、データベース120は、本開示の多様な実施形態に係る情報提供方法に関連した多様なデータ(例:使用者アカウント関連情報、注文待機商品関連情報、配送関連情報など)を保存することができ、プロセッサ110の実行動作のための命令語またはデータを保存することができる。
【0047】
通信モジュール130は電子装置100のデータベース120に保存された情報またはプロセッサ110により処理された所定の情報を他の装置(例:図5の使用者端末200、物流管理サーバー300等)に伝送したり、他の装置から電子装置100に情報を受信する機能を遂行することができる。例えば、通信モジュール130は使用者端末200から所定の使用者入力情報(例:関心商品設定入力、画面の切り替え入力、決済要請入力など)を受信することができる。例えば、通信モジュール130は情報を送受信するためのトランシーバーを含むことができる。
【0048】
図3は、本開示の一実施形態に係る使用者端末200の概略的な構成ブロック図である。
【0049】
図3を参照すると、一実施形態に係る使用者端末200はプロセッサ210、メモリ220、通信モジュール230、およびディスプレイ240のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0050】
プロセッサ210は使用者端末200の各種機能の実行と関連して全般的な制御を遂行することができる。プロセッサ210は、使用者端末200の他の構成要素、例えばメモリ220、通信モジュール230、およびディスプレイ240のうち少なくとも一つと電気的に連結されて、前記各構成要素を利用して多様な機能を具現することができる。
【0051】
例えば、プロセッサ210は通信モジュール230(例:トランシーバー)を利用してオンライン商品購入に関連したアプリケーションまたはプログラムを受信することができ、メモリ220に関連データを保存することができる。また、プロセッサ210はディスプレイ240(例:タッチスクリーンパネル)を通じて前記アプリケーションまたはプログラム関連使用者インターフェース画面を表示したり、各種使用者入力情報を獲得して通信モジュール230を通じて他の装置(例:電子装置100)に伝送することができる。
【0052】
図4は、本開示の一実施形態に係る電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
【0053】
図4を参照すると、一実施形態に係る情報提供方法によると、電子装置100(例:プロセッサ110)は段階410で、アイテムリスト(例:注文待機商品リスト)に含まれたアイテム情報を確認することができる。例えば、電子装置100は特定の使用者アカウントに対応する注文待機商品リストに含まれた少なくとも一つの商品情報を確認することができる。
【0054】
例えば、使用者は使用者端末200を利用して購入しようとする少なくとも一つの商品を選択し、選択した商品を注文したり、または注文待機商品(例:ショッピングカート商品)リストに追加することができる。電子装置100は前記使用者端末200から注文待機商品リストに特定商品を追加したり、またはすでに追加された商品のうち少なくとも一つを削除する入力情報を受信することができ、該当使用者アカウントに対応する現在のショッピングカート商品(ら)を確認することができる。例えば、前記段階410で確認される商品情報は、注文待機商品リストに含まれた商品の識別情報を含むことができる。
【0055】
次に、段階420で、電子装置100(例:プロセッサ110)はアイテムリスト(例:注文待機商品リスト)に含まれたそれぞれのアイテム(例:商品)に対応する属性情報を獲得することができる。
【0056】
例えば、電子装置100は段階410で使用者アカウントに対応する注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品情報を確認し、通信モジュール130を利用して前記確認されたそれぞれの商品情報および使用者アカウント関連情報を外部装置(例:物流管理サーバー300)に伝送することができ、前記通信モジュール130を利用して各商品に対応する属性情報を受信することができる。この時、各商品に対応する属性情報は、各商品の注文または配送に関連した決済期限情報(決済締め切り時間情報)を含むことができる。
【0057】
段階430で、電子装置100(例:プロセッサ110)は指定された条件により、アイテムリストに含まれたそれぞれのアイテム(ら)に対応するそれぞれの属性情報のうちいずれか一つのアイテムに対応する属性情報を決定し、前記決定されたいずれか一つの属性情報を提供することができる。
【0058】
例えば、電子装置100は注文待機商品リストに含まれた各商品(ら)に対応するそれぞれの決済期限(ら)に関する情報を獲得し、指定された条件に基づいて、これらのうち提供するいずれか一つの決済期限情報を決定することができる。
【0059】
例えば、電子装置100は特定の使用者アカウントに対応する注文待機商品リストに第1商品および第2商品が含まれていることを確認することができる。電子装置100は使用者アカウントに関連した情報および前記第1商品と第2商品それぞれの識別情報を外部装置(例:物流管理サーバー300)に伝送し、前記外部装置から第1商品に対応する第1決済期限情報と第2商品に対応する第2決済期限情報を獲得することができる。例えば、第1決済期限情報は第1商品を第1価格で購入できる注文締め切り時間および/または第1商品を第1予定配送日程内に配送を受け得る注文締め切り時間に該当し得、第2決済期限情報は第2商品を第2価格で購入できる注文締め切り時間および/または第2商品を第2予定配送日程内に配送を受け得る注文締め切り時間に該当し得る。一実施形態によると、電子装置100は第1決済期限と第2決済期限のうち現在の時点を基準として期限が差し迫った対象を確認し、該当商品に対応する決済期限情報を提供するように決定することができる。例えば、第1決済期限が30分以内であり、第2決済期限が1時間20分以内である場合、電子装置100は第1決済期限を提供するように決定することができる。
【0060】
以下、図5を参照して本開示の多様な実施形態に係る情報提供方法をさらに詳しく説明する。
【0061】
図5は、本開示の一実施形態に係る情報提供方法に関するフローチャートである。
【0062】
図5を参照すると、多様な実施形態に係る電子装置100は少なくとも一つの外部装置(例:使用者端末200、物流管理サーバー300)と情報を送受信して商品の販売に関連した情報提供機能を遂行することができる。
【0063】
例えば、段階510で、電子装置100は特定の使用者端末200から伝送される使用者入力情報を受信することができる。例えば、使用者(例:購入者)は使用者端末200に設置された商品販売関連アプリケーションまたはプログラムを利用して(またはウェブページを通じて)、電子装置100側に商品の購入に関連した使用者入力情報を伝送することができる。
【0064】
使用者端末200から受信される使用者入力情報は商品の購入に関連した多様な情報が含まれ得る。例えば、前記使用者入力情報は、使用者のアカウント情報、使用者アカウントに対応する配送先設定情報、商品情報、および商品のショッピングカートリストアップ情報のうち少なくとも一部を含むことができる。例えば、電子装置100は前記使用者入力情報のうち少なくとも一部に基づいて注文待機商品リストを設定および管理することができる。
【0065】
段階520で、電子装置100は、前記使用者端末200に対応する使用者アカウントに対する注文待機商品リスト(ショッピングカートリスト)を確認することができる。例えば、電子装置100は注文待機商品リストに含まれた少なくとも一つの商品それぞれを確認することができ、前記注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品に関する識別情報(例:商品名、商品類型など)を確認することができる。一方、一実施形態で電子装置100は注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品が前記注文待機商品リストに追加された順序に関連した情報を確認および保存することができる。
【0066】
段階530で、電子装置100は前記段階520で確認したそれぞれの商品情報および使用者情報を物流管理サーバー300に伝送することができ、段階540で物流管理サーバー300から各商品別決済期限情報を受信することができる。
【0067】
一実施形態によると、電子装置100は使用者情報として使用者配送先情報(例:使用者アカウントに対応する基本配送先情報または使用者の最近注文配送先情報)を物流管理サーバー300に伝送することができる。例えば、物流管理サーバー300は段階530で受信する使用者配送先情報および注文待機商品に含まれたそれぞれの商品情報に基づいて、各商品別に配送作業を遂行する物流センターを決定することができる。例えば、物流管理サーバー300は各商品を使用者配送先の住所に配送するのに必要とされる予想費用情報に基づいて、それぞれの商品別に予想所要費用が最も低い物流センターを決定することができる。例えば、前記予想所要費用は各物流センターと使用者配送先間の距離情報や各物流センターでの在庫情報、各商品の保管特性、各物流センターの規模、使用可能人員、または天気などのその他の変数関連情報のうち少なくとも一つに基づいて決定され得る。次に、物流管理サーバー300は前記決定された各商品別物流センターから使用者配送先に配送を完了するまでに所要される予想配送日程情報を推定することができる。また、物流管理サーバー300は、前記予想配送日程を遂行するために要求される最小限の決済締め切り時間情報、すなわち決済期限情報(例:カットオフタイム(cut-off time))を推定することができる。例えば、物流管理サーバー300は注文時点(決済時点)または注文予想時点での商品の在庫情報や保管特性、物流センターの使用可能人員情報、物流センターの規模、天気などのような変数関連情報のうち少なくとも一つに基づいて決定され得る。例えば、第1商品は第1物流センターで処理されるように割り当てられ、第2商品は第2物流センターで割り当てられた場合、前記第1商品と第2商品はいずれも同一の予想配送日程(例:翌日配送完了予定など)を遵守するように設定され得る。その反面、第1物流センターから使用者配送先までの距離が第2物流センターから使用者配送先までの距離より遠い場合、第1商品の保管条件が第2商品の保管条件より厳しい場合、第1商品に対応する決済期限は第2商品に対応する決済期限より近く(より差し迫って)設定され得る。
【0068】
また、前記配送日程情報および決済期限情報のうち少なくとも一つは、各物流センターの状態情報(例:在庫情報、作業人員情報など)により適応的に決定され得る。例えば、第1商品の配送作業を遂行するように決定された物流センターでの状況が変更されることによって、前記第1商品に対する予想配送日程および/または決済期限情報が流動的に変更され得る。例えば、特定物流センターで第1商品の在庫が残り少ない場合、または災難や気象悪化などの理由で該当物流センターでの作業人員が足りなくなった場合、物流管理サーバー300は第1商品の予想配送日程を遅らせたり、または既存予想配送日程に対応する決済期限を操り上げることができ、このような予想配送日程情報および決済期限情報の変更情報をリアルタイムに電子装置100に伝送することができる。一方、使用者の配送住所をカバーする複数の物流センターがある場合、特定商品に対する決済期限情報を決定する時に前記複数の物流センターのうち最も遅い決済期限を有する物流センターの決済期限情報に基づいて使用者に提供される決済期限情報を決定することができる。
【0069】
さらに他の実施形態によると、電子装置100は前記使用者情報として使用者の配送サービスレベルに関する情報を物流管理サーバー300に伝送することができる。例えば、前記使用者の配送サービスレベル関連情報は使用者のメンバーシップ加入の有無に関する情報または使用者の既存の購入履歴情報のうち少なくとも一つに基づいて決定され得る。例えば、ある使用者が商品の購入に関連したメンバーシップに加入した場合、または多数の購入履歴情報が確認される場合、電子装置100および物流管理サーバー300は該当使用者のアカウント情報に基づいて特定物品の配送サービスレベルを高く設定し、当日配送、翌日明け方配送、または翌日配送のような配送日程に関連した締め切り日程を遵守するようにサービス基準を設定することができる。一方、販売商品のうち少なくとも一部は、販売者による直接配送、在庫不足などの理由で前記高いレベルの配送サービスを支援しないこともあり得るため、物流管理サーバー300は前記使用者の配送サービスレベル関連情報だけでなく個別商品情報に基づいて予想配送日程情報を確認することができ、それぞれの予想配送日程に対応するそれぞれの決済期限情報を確認することができる。
【0070】
一実施形態によると、電子装置100は使用者配送先情報と商品情報に基づいて各商品を配送できる複数の物流センターを確認し、それぞれの物流センターからそれぞれの決済期限情報を確認することができる。例えば、電子装置100は一つの商品に対して、第1物流センターと第2物流センターですべて翌日配送サービスが提供され得るものと確認され、第1物流センターで前記翌日配送に対応する第1決済期限が第2物流センターで前記翌日配送に対応する第2決済期限よりさらに余裕がある場合、前記商品を配送する物流センターを第1物流センターに決定し、前記第1決済期限情報を確認して提供してもよい。
【0071】
段階550で、電子装置100は物流管理サーバー300から獲得した情報に基づいて、注文待機商品リストに含まれた各商品(ら)の決済期限(ら)に関する情報を確認することができる。
【0072】
例えば、電子装置100は物流管理サーバー300から各商品(ら)の予想配送日程と該当予想配送日程サービスが提供され得る決済期限情報を獲得することができ、各商品別決済期限情報を比較することができる。
【0073】
一実施形態によると、電子装置100は前記注文待機商品リストに含まれた商品(ら)のうち、速い配送サービスが適用されるものと確認された少なくとも一つの商品を確認し、それぞれの決済期限情報を比較することができる。
【0074】
例えば、特定の使用者アカウントに対応するショッピングカートリストに翌日明け方配送が可能な第1商品および第2商品、翌日内配送が可能な第3商品、そして3日内配送が可能な第4商品がそれぞれ含まれている場合、一実施形態で電子装置100は予想配送日程が最も速い第1商品および第2商品を対象に、これらのうち決済期限が差し迫った商品の決済期限情報を選択することができる。他の実施形態で電子装置100は配送サービスレベルに基づいて特別配送対象に該当する第1~第3商品のうち決済期限が最も差し迫った商品の決済期限を選択してもよい。
【0075】
段階560で電子装置100は使用者端末200に前記選択した特定決済期限情報を提供することができる。
【0076】
一実施形態によると、電子装置100は前記注文待機リストに含まれた商品のうちいずれか一つに対する商品情報を前記選択した決済期限情報とともに伝送することができる。例えば、電子装置100は翌日明け方配送が可能な第1商品および第2商品のうち前記翌日明け方配送に対応する決済期限がさらに早い第1商品の決済期限情報を使用者端末200に伝送することができ、この時、前記伝送する決済期限に対応する商品(例:第1商品)の情報(例:商品の識別情報(商品名または商品の種類に関する情報))を共に伝送することができる。ある実施形態で電子装置100は使用者の注文待機商品リストに商品が追加された順序に基づいて、最も最近にショッピングカートに追加された商品に関する情報を伝送したり、または配送サービスレベルに基づいて特別配送が可能なものと判断された商品(例:第1~第3商品)のうち、最も最近に注文待機商品リストに追加されたいずれか一つの商品情報を前記選択した決済期限情報とともに伝送してもよい。すなわち段階560で使用者端末200に伝送される決済期限情報に対応する商品(例:第1商品)と前記使用者端末200に伝送される商品情報の商品(例:第2商品)は異なってもよい。他の実施形態で電子装置100は前記特定商品情報を使用者端末200に伝送しなくてもよく、注文待機商品リストに含まれた商品の数量情報を伝送したり配送サービスレベル関連情報または予想配送日程情報を伝送してもよい。
【0077】
段階570で使用者端末200は前記段階560で受信した決済期限情報を表示することができる。例えば、前記決済期限情報は使用者端末200のディスプレイ240を通じて第1使用者インターフェース上の一地点に表示され得る。
【0078】
一実施形態によると、使用者端末200は前記第1使用者インターフェースでショッピングカートショートカットアイコンと隣接した地点に前記決済期限情報を表示することができる。例えば、使用者端末200のディスプレイ240を通じて表示される決済期限情報は、現在の時刻を基準として決済締め切り時刻まで残った残余時間の形態で表示され得る。例えば、前記残余時間情報はリアルタイムに(例:秒単位で)前記残余時間が減っていることが表れるタイマーの形態で表示され得る。
【0079】
例えば、決済期限情報は商品の販売商品情報を示す第1使用者インターフェース上に表示され得、注文待機商品リスト(ショッピングカートリスト)情報を示す第2使用者インターフェースに切り替えるためのショッピングカートショートカットアイコンと隣接した位置に表示され得る。
【0080】
一方、使用者端末200で特定の使用者インターフェース画面を切り替える使用者入力を受信することに基づいて、電子装置100は段階520~段階560のうち少なくとも一部の動作を再び遂行することによって、決済期限情報をアップデートして表示することができる。
【0081】
電子装置100は物流管理サーバー300から特定商品に対応する物流センターの状態情報が変更されたことを示す情報を受信したり、使用者端末200から注文待機商品リストに含まれる商品を追加、削除(または決済完了)する情報を受信することにより前記決済期限情報をアップデートして表示することができる。
【0082】
また、電子装置100は特定商品の決済期限が指定された大きさ以下(例:0 sec)となる場合、前記商品の決済期限情報を更新して再獲得して使用者端末200に提供する決済期限情報を再び選択することができる。
【0083】
さらに他の実施形態によると、電子装置100は注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品(ら)のうち割引クーポンの適用が可能な特定商品(ら)を識別し、該当割引クーポンと関連して設定された決済期限情報を確認することができ、前記確認した決済期限情報および/または割引クーポンに関連した商品情報(例:割引対象商品情報、割引価格情報など)を使用者端末200に提供してもよい。例えば、電子装置100は注文待機商品リスト(ショッピングカートリスト)に20分以内に注文完了時に割引特典が適用され得る商品が含まれているという通知情報を前記ショッピングカートショートカットアイコンと隣接する位置に提供することによって、使用者に期限内注文を完了するように決済を誘導してもよい。
【0084】
例えば、電子装置100は注文待機商品リストに複数の割引対象商品が含まれていれば、各商品に対応する決済期限が最も差し迫った商品の決済期限情報を選択して提供することができる。電子装置100はショッピングカートリストに含まれた商品のうち、複数の割引対象商品に対応する決済期限と特定配送サービスレベル(例:特別配送、明け方配送など)に対応する決済期限をすべて比較して、決済期限が最も差し迫った商品の決済期限情報を提供することができる。例えば、電子装置100は前記最も差し迫った決済期限が特別配送(または予想配送日程)に対応する決済期限である場合、前記決済期限情報と前記特別配送(または予想配送日程)関連情報を共に提供することができ、前記最も差し迫った決済期限が割引特典に対応する決済期限である場合には、前記決済期限情報と前記割引特典関連情報を共に提供することができる。
【0085】
図6図9は、本開示の多様な実施形態に係る使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
【0086】
図6は、一実施形態に係る電子装置100で提供する第1使用者インターフェース600画面を概略的に図示したものである。
【0087】
例えば、第1使用者インターフェース600は電子装置100で提供する商品販売サービスに対するメイン画面に該当し得、これを通じて特定商品の割引情報や推薦商品情報などを提供することができる。
【0088】
前記第1使用者インターフェース600には、注文待機商品リスト(ショッピングカートリスト)関連インターフェース(例:図9の第2使用者インターフェース900)に進入できるショッピングカートショートカットアイコン620が表示され得る。
【0089】
電子装置100は注文待機商品リストに含まれた商品のうちいずれか一つの決済期限情報640を前記ショッピングカートショートカットアイコン620と隣接した位置に提供することができる。例えば、電子装置100は注文待機商品リストに含まれた商品のうち少なくとも一つが翌日明け方中(例:午前7時以前)に配送完了され得ることを示す予定配送日程情報と、このために30分40秒以内に注文待機商品に対する決済が完了されなければならないことを示す決済期限情報をポップアップメッセージの形態で提供することができる。
【0090】
図7は、他の実施形態に係る電子装置100で提供する第1使用者インターフェース700の例示的な画面を図示したものである。
【0091】
図7に図示された通り、一実施形態に係る第1使用者インターフェース700は特定カテゴリーまたは特定商品の類型に対応する販売商品情報の検索結果を提供する画面に該当し得る。
【0092】
例えば、電子装置100はそれぞれの商品販売情報を提供するにおいて、各商品の配送サービスレベル情報(例:「一般配送」、「特別配送」、「明け方配送」等)、各商品の予想配送日程情報(例:「明日(木)到着保障」、「2月2日到着保障」等)、予想配送日程に対応する決済期限情報(例:「午後9時前に注文時、「明日(木)到着保障など)のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0093】
電子装置100は注文待機商品リストに含まれた商品のうちいずれか一つに対応する決済期限情報740を注文待機商品リスト関連アイコン720と隣接した位置に提供することができる。電子装置100は前記決済期限情報740を現在の時刻を基準として決済締め切り時刻まで残った残余時間の形態で提供することができる。例えば、電子装置100は前記残余時間をリアルタイムにカウントダウンされる形態で表示することができる。
【0094】
ある実施形態によると、電子装置100は注文待機商品リストに含まれたそれぞれの商品に対応する決済期限情報に基づいて、決済期限が最も差し迫った商品に対する決済期限が所定の大きさを超過する場合(例:決済期限が12時間以上残った場合等)には、該当決済期限情報を決済締め切り時刻(例:「午後12時まで注文」)の形態で表示することができる。または、前記決済期限情報の表示を省略することができる。
【0095】
図8は、さらに他の実施形態に係る電子装置100で提供する第1使用者インターフェース800を図示したものであり、例えば電子装置100で選別した推薦割引商品情報を提供する使用者インターフェース画面に該当し得る。
【0096】
前述した通り、電子装置100は注文待機商品リストに進入するアイコン820付近に特定商品の決済期限関連情報840を提供することができる。
【0097】
例えば、第1使用者インターフェース800上に提供される決済期限関連情報840は、注文待機商品リストに含まれた特定商品の類型情報(例:「B社おむつ商品」)、注文待機商品リストに含まれた特定商品の予想配送日程情報(例:「明け方配送保障」)および前記予想配送日程に対応する決済期限情報(例:「30分25秒内に注文」)のうち少なくとも一つを含むことができる。例えば、前記商品類型情報に対応する商品と前記決済期限情報に対応する商品は互いに異なり得る。
【0098】
図9は、一実施形態に係る電子装置100で提供する第2使用者インターフェース900を示した図面であり、第2使用者インターフェース900は注文待機商品リスト、すなわちショッピングカートリストに含まれた商品情報を示すインターフェース画面に該当し得る。
【0099】
電子装置100は第2使用者インターフェース900を通じて、ショッピングカートに含まれたそれぞれの商品に対するそれぞれの配送サービスレベル情報、予想配送日程情報、前記予想配送日程に対応するそれぞれの決済期限情報のうち少なくとも一つを提供することができる。
【0100】
第2使用者インターフェース900は前記ショッピングカートに含まれた商品のうち少なくとも一つを削除する使用者入力または決済完了するための使用者入力を受信する項目を含むことができる。
【0101】
ある実施形態によると、電子装置100は第1使用者インターフェースを通じてショッピングカートに含まれた特定商品に対応する決済期限情報を表示する場合には、現在時刻対比残余時刻情報として前記決済期限情報を表示し、第2使用者インターフェースを通じてショッピングカートに含まれたそれぞれの商品に対応する決済期限情報を表示する場合には、決済締め切り時刻前の形態で前記決済期限情報を表示することができる。ただし、このような実施形態に限定されるものではなく、多様な設計変更が適用され得ることは言うまでもない。
【0102】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定の用語が使われているが、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明である。
【0103】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、CD-ROM(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0104】
本実施形態は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャヴァ(Java)、アセンブラ(assembler)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成として限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0105】
前述した実施形態は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【外国語明細書】