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<図1>
  • 特開-撮影装置 図1
  • 特開-撮影装置 図2
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  • 特開-撮影装置 図11
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022160047
(43)【公開日】2022-10-19
(54)【発明の名称】撮影装置
(51)【国際特許分類】
   H04N 7/15 20060101AFI20221012BHJP
   G03B 17/56 20210101ALI20221012BHJP
   G03B 31/00 20210101ALI20221012BHJP
   H04N 5/232 20060101ALI20221012BHJP
   H04N 7/14 20060101ALI20221012BHJP
   G03B 15/00 20210101ALN20221012BHJP
【FI】
H04N7/15
G03B17/56 A
G03B31/00 A
H04N5/232 300
H04N7/14 140
H04N7/14 120
G03B15/00 D
G03B15/00 H
G03B15/00 N
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021064548
(22)【出願日】2021-04-06
(71)【出願人】
【識別番号】509176569
【氏名又は名称】株式会社アイ・コミュニケーション
(74)【代理人】
【識別番号】100097559
【弁理士】
【氏名又は名称】水野 浩司
(74)【代理人】
【識別番号】100123674
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 亮
(72)【発明者】
【氏名】目次 真司
【テーマコード(参考)】
2H105
5C122
5C164
【Fターム(参考)】
2H105AA03
5C122DA08
5C122EA42
5C122FJ01
5C122FK37
5C122FK41
5C122FK42
5C122GC53
5C122GD01
5C122HA01
5C122HB05
5C164FA10
5C164FA28
5C164GA08
5C164VA04P
5C164VA06S
5C164VA32P
(57)【要約】      (修正有)
【課題】会議の話者同士の視線を合わせて対面感覚で話合うことができ、かつ、席を離れることが分からないようにするweb用カメラ装置を提供する。
【解決手段】web用カメラ装置10は、先端にカメラ部40を備えたフレキシブルアーム30の他端を保持し、カメラ部を駆動する制御部を有する装置本体部50を備える。装置本体部は、底面を吸着パットで形成し、表面側に映像スイッチ52と、ストップモーションスイッチ53と、を備える。制御部は、映像スイッチの操作でカメラ部からの映像を内部に取り込み画像メモリに順次記憶するか又は撮影を停止し、ストップモーションスイッチの操作で操作時点の駒画像を画像メモリから複写し、メモリに記憶又は複写を停止し、映像スイッチによる撮影指示で画像メモリの駒画像を順に取り出して、ストリーム画像として外部に出力するか又はストップモーションスイッチの操作で、複写画像を取り出して外部に出力する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端にカメラ部を備えたフレキシブルアームの他端を保持し、前記カメラ部を駆動する制御部を有する本体部を備え、
前記本体部は、
底面が吸着パットで形成され、さらに、表面側に映像スイッチと、ストップモーションスイッチとを備えており、
前記制御部は、
前記映像スイッチの操作で前記カメラ部からの映像を内部に取り込んで画像メモリに順次記憶又は前記カメラ部の撮影を停止する手段と、
前記ストップモーションスイッチの操作に伴って、この操作時点に該当する駒画像を前記画像メモリから複写し、複写画像としてメモリに記憶又は複写を停止する手段と、
前記映像スイッチによる撮影指示に伴って、前記画像メモリの駒画像を順に取り出してストリーム画像として、外部に出力又は前記ストップモーションスイッチのストップモーション指示に伴って前記メモリの複写画像を取り出して外部に出力する手段と、
を有することを特徴とする撮影装置。
【請求項2】
前記本体部は、
さらに、表面側にマイクロフォンと、音声スイッチとを備え、
前記制御部は、
前記音声スイッチの操作に伴って、前記マイクロフォンを駆動又は停止させる手段と、
前記マイクロフォンの音声信号を前記ストリーム画像と共に前記外部に送出する手段と、を有することを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
【請求項3】
前記本体部は、
縦横がキーボードのキー無しエリアのサイズにされていることを特徴とする請求項1又は2記載の撮影装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、Web用の撮影装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年は、リモートワークが主流になってきており、企業、個人、団体でもwebカメラを用いてテレビ会議を行うようになってきている。
【0003】
しかし、図11に示すように、テレビ会議は、パソコンの上に固定取り付けられたwebカメラを用いる、或いは外付けのWebカメラを用いて自分の顔を撮影しながら会議を行う。
【0004】
このため、カメラは、顔を斜め方向で撮影することになるので、真っすぐに顔が撮影されない。従って、カメラとの目線が合わない。
一方、近年は過疎化が進行し、高齢者が殆んどになってきている地域もあり、双方向通信で近所の方又は役場の方と心配事等を相談できるシステムもある。また、若い世代では引き籠りも近年は珍しくない。
【0005】
このような方には、カウンセリングが行われる場合もある。リモートでカウンセリングを行うには、対面式と同様に、対話者同士が視線を合わすことが重要である。
このようなことを解消するために、例えば以下の特許文献1のカメラ設置装置なるものがある。
【0006】
特許文献1のカメラ設置装置は、アイコンタクトが行えるものであり、表示器の上に、カメラのアームを取り付ける。このアームは自在な方向にむけられるように、上下方向、水平方向へ可動できる構造を持っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2010-147535号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、カメラは、顔を斜め方向で撮影することになるので、真っすぐに顔が撮影されない。従って、図11に示すように、カメラとの目線が合わないので、会議中の真剣度を損なう印象を与える。
【0009】
特許文献1は、アームは自在な方向にむけられるように、上下方向、水平方向へ可動できる構造を持っていると記載してはいるが、その構造は複雑である。つまり、アーム自体がフレキシブルなものではない。
一方、web会議においては、何等かの理由で中席したい場合がある。しかし、webカメラの映像オフボタンを押した場合は、図9に示すように自分のwebカメラ画像自体が映らなくなる。
このため、他のwebメンバーに取っては会議を休んでいるように感じさせることがあった。
【0010】
本発明は、以上の課題を鑑みてなされたもので、会議の話者の目と自分の目との視線を合わせて対面間隔で話合うことができ、かつ中席が分からないようにするwebカメラを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る撮影装置は、先端にカメラ部を備えたフレキシブルアームの他端を保持し、前記カメラ部を駆動する制御部を有する本体部を備え、
前記本体部は、
底面が吸着パットで形成され、さらに、表面側に映像スイッチと、ストップモーションスイッチとを備えており、
前記制御部は、
前記映像スイッチの操作で前記カメラ部からの映像を内部に取り込んで画像メモリに順次記憶又は前記カメラ部の撮影を停止する手段と、
前記ストップモーションスイッチの操作に伴って、この操作時点に該当する駒画像を前記画像メモリから複写し、複写画像としてメモリに記憶又は複写を停止する手段と、
前記映像スイッチによる撮影指示に伴って、前記画像メモリの駒画像を順に取り出してストリーム画像として、外部に出力又は前記ストップモーションスイッチのストップモーション指示に伴って前記メモリの複写画像を取り出して外部に出力する手段とを備える。
【発明の効果】
【0012】
以上のように、本発明によれば、会議の話者の目と自分の目との視線を合わせて対面間隔で話合うことができ、かつ中席が分からないようにできる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施の形態1のweb用カメラ装置の正面図である。
図2】本実施の形態1のweb用カメラ装置10の使用例の説明図である。
図3】web用カメラ装置10の制御部の概略構成図である。
図4】本実施の形態の画像切替の説明図である。
図5】本実施の形態の効果の説明図である。
図6】実施の形態2の斜視図である。
図7】実施の形態3の説明図(1)である。
図8】実施の形態3の説明図(2)である。
図9】実施の形態4の構成図(1)である
図10】実施の形態4の構成図(2)である
図11】従来のweb会議の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について説明する。
なお、以下に説明する本実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や
方法を例示するものであって、本発明の技術的思想(構造、配置)は、下記のものに特定
するものではない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内に
おいて、種々の変更を加えることができる。
【0015】
なお、図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なる。
【0016】
<実施の形態1>
図1は本実施の形態1のweb用カメラ装置の正面図である。図2は本実施の形態1のweb用カメラ装置10の使用例の説明図である。図1に示すように、web用カメラ装置10は、フレキシブルアーム30(例えば、長さ18cm~28cm:径8mm~1.8mm:材質はゴム、金属)の先端にCCD内臓のカメラ部40を有している。また、フレキシブルアーム30の他方は装置本体部50に接続されている。この装置本体部50の底面には吸着パットが圧着形成されている。
【0017】
前述のフレキシブルアーム30は、自在に曲げることが可能であり、自身の目をカメラ部40の撮像側に合わせるようにして、web相手(リモート相手)と目線が合うようにする。
【0018】
また、装置本体部50には、マイク15と、音声オンオフスイッチ51と、映像オンオフスイッチ52と、ストップモーションスイッチ53を備えている。また、装置本体部50は、パソコン20にUSBケーブル55で接続されている。
【0019】
前述のストップモーションスイッチ53は、Web会議中に、例えば席を離れる際等に押すのが好ましい。戻ってきた場合は再度このストップモーションスイッチ53を押して自身のカメラ画像を相手に送信させる。
【0020】
一方、web用カメラ装置10は例えば、図2に示すように、キーボードのキー部分が存在しない場所に、吸着パットにより固着されるのが好ましい。無論、机の上でも構わない。
なお、図2には、パソコンの画面に、自分を話者とした場合の画像A6を示し、かつカメラアイコンC1、マイクアイコンB1を示し、脇には他のリモート会議参加者A1、・・A5を示している。
【0021】
これらの他のリモート会議参加者A1、・・A5がweb用カメラ装置10を用いて話者となっている場合は、その話者の画像と自分は目線が合うことになるので、真剣に打ち合わせができる。
【0022】
(web用カメラ装置10の制御部)
図3はweb用カメラ装置10の制御部の概略構成図である。図3に示すように、制御部は、画像処理部61と、画像読取出力部63と、画像複写部64と、画像切替指示部66と、出力制御インターフェース部77と、ボタンコントローラ68と、マイクコントローラ75等を備えている。これらの各部は、CPU、RAM、ROM、プログラム等で構成される。
画像処理部61は、カメラ40(CCD内蔵)からのフレーム毎の画像データ(駒画像ともいう)に対して、歪曲補正、ホワイトバラ ンス調整、色補間処理等の画像処理を施して、JPEG形式等に変換して画像メモリ71に順次記憶する(駒画像)。
【0023】
前述の画像メモリ71への画像データ(駒画像)の記憶は、1秒~3秒分の駒画像を記憶している。
【0024】
画像読取出力部63は、画像切替指示部66又は画像処理処理部61からの指示に基づいて、画像メモリ71の画像データ(駒画像)又はメモリのコピー画像を読み出して出力制御インターフェース部77に出力する。
【0025】
出力制御インターフェース部77は、画像読取出力部63からの画像データ又はマイクコントローラ75からの音声データを入力し、USBプロトコルでパソコン20にUSBカーブル55を介して出力する。
【0026】
ボタンコントローラ68は、音声オンオフスイッチ51と、映像オンオフスイッチ52と、ストップモーションスイッチ53とに接続され、映像オンオフスイッチ52の押下で映像オン指示が保持(ホールド:例えばフリップフリップ回路)されているかどうかを判断し、保持されていない場合は画像処理部61に対して撮像オン指示を出力してカメラ40を駆動させる。
【0027】
また、映像オン指示が保持されている場合は、映像オフと判断して画像処理部61に対して映像オフ指示を出力して撮影停止させる。
【0028】
また、ボタンコントローラ68は、音声オンオフスイッチ51の押下で音声オン指示が保持(ホールド:例えばフリップフリップ回路)されているかどうかを判断し、保持されていない場合はマイクコントローラ75に対して音声オン指示を出力してマイク15をオン状態にする。また、音声オン指示が保持されている場合は、音声オフと判断してマイクコントローラ75に対して音声オフ指示を出力してマイク15の駆動を停止させる。
【0029】
一方、ボタンコントローラ68は、ストップモーションスイッチ53の押下でストップモーション指示が保持(ホールド:例えばフリップフリップ回路)されているかどうかを判断し、保持されていない場合は画像切替指示部66及び画像複写部64にストップモーション指示を出力し、ストップモーション指示が保持されている場合は、ストップモーション停止と判断して画像切替部66に対してストップモーション停止指示を出力する。
【0030】
画像複写部64は、ストップモーション指示の入力に伴って、この時点に該当する画像メモリ71に記憶されているカメラ40で撮影した駒画像(自身の顔)を読み出し、これを複写(コピー)画像としてメモリ73に記憶する。
【0031】
例えば、ストップモーション指示が2021年4月1日10時10分10秒の場合は、2021年4月1日10時10分10秒に対して前後1.5秒(1秒前でも構わない)の駒画像をコピーする(以下、コピー画像という)。
【0032】
画像切替指示部66は、ストップモーション指示の入力に伴って、画像読取出力部63に対してコピー画像読取指示を出力する。また、ストップモーション停止指示の入力に伴って、画像読取出力部63に対してカメラ画像読取指示を出力する。
【0033】
すなわち、ストップモーションボタン53の操作に伴って、画像複写部64、画像切替部66、画像読取部63は図4に示す処理を行っている。
【0034】
例えば、図4に示すように、カメラ40からのストリーム画像であるカメラ画像(駒画像F1、駒画像F2、・・・)が画像メモリ71に記憶されている場合に、ストップモーションボタン53が押下された時に、画像複写部64がF3コピー画像Giとしてメモリ73に記憶し、ストップモーションボタン53がオフにされるまで、画像切替指示部66が画像読取出力部63に対してコピー画像読取指示を出力する。
【0035】
つまり、コピー画像Giが連続して出力される。従って、図5に示すように(H参照)、web会議(リモート会議)に参加していた方が用事で席を外したとしても、その方の画像は、離席した時点での画像となっているので、他の会議参加者に違和感を与えない。このため、web会議参加者が緊張感を保ったままで会議が継続されることになる。
【0036】
一方、ストップモーションボタン53がオフとされた場合は、画像切替指示部66が画像読取出力部63に対してカメラ画像の読み取りを指示するので、図4に示すように、そのオフ時点の駒画像(F100)が画像読取出力部63に読み取られて、他のweb会議(リモート会議)参加者の端末に送信されることになる。
【0037】
このため、会議に参加していた方が用事で席を外したとしても、その方の画像は、離席した時点での画像となっているので、他の会議参加者に違和感を与えない。このため、web会議参加者が緊張感を保ったままで会議が継続されることになる。
【0038】
<実施の形態2>
フレキシブルアーム30で目線を合わせるとしても、完全に目線を思いのまま合わすこと困難である。
【0039】
このため、フレキシブルアーム30の先端のカメラ40との間に、図6に示すカメラ角度微調整器410を設けた例を一例として以下に説明する。
カメラ角度微調整器410は、四角型(〇型でも構わない)のカメラ角度微調整本体部411と、アーム側円柱状突起416と、カメラ側円柱状突起412等で構成する。
【0040】
アーム側円柱状突起416は、カメラレンズ402に嵌め込まれる(螺子式が好ましい)。また、アーム側円柱状突起416は、フレキシブルアーム30の先端側に嵌め込まれる(摺動式が好ましい)。アーム側円柱状突起416には、スクリュー螺子420用の孔(図示せず)が形成されている。
【0041】
さらに、フレキシブルアーム30の先端側には、長い切り込み(長型切込開口422)を形成している。
この長型切込開口422を介してスクリュー螺子420をアーム側円柱状突起416の孔入れて、カメラ角度微調整本体部411を回転させることで、所望の角度にして、スクリュー螺子420で固定する。
【0042】
これによって、フレキシブルアーム30で、調整できなかった角度にすることができるので、カメラレンズの撮影方向と顔の目との目線とをさらに一致させることができる。
【0043】
<実施の形態3>
図7及び図8は実施の形態3の説明図である。図7は、キーボード22を示す。例えば、横○○cm、縦〇〇cmのキーボード22の場合は、キーボード22の隅側に横bcm、縦acmのキー無しエリア24が存在する。
【0044】
このため、図8に示すように、装置本体50を長方形状(横〇〇、縦○○、高さ〇〇)にして、この底面に吸着パット56を張り付ける。
これにより、キーボード22のキー無しエリア24に、本webカメラ装置を固着して、自身の顔を真っすぐに撮影できる。
【0045】
<実施の形態4>
上記実施の形態1では、本体部にマイク15と、音声オンオフスイッチ51と、映像オンオフスイッチ52と、ストップモーションスイッチ53と、ボタンコントローラ68とを備え、制御部に画像読取出力部63と、画像複写部64と、画像切替指示部66と、出力制御インターフェース部77と、マイクコントローラ75と、を備えた例を説明したが、これらのユニットボックスに纏めて、例えば、図9又は図10のようにしても良い。
【0046】
図9はスイッチを1個とした例であり、第1のスイッチユニット530と称する。この第1のスイッチユニット530は、上側ボックス534と、この上側ボックス534の底面に圧着された吸着パット531とで構成されている。上側ボックス534の上面にはスイッチ536を設けている。そして、USBケーブル(552又は558若しくは550)で接続され、USBコネクタ556、554(二股)等で接続されている。
【0047】
スイッチ536は、音声オンオフスイッチ又は映像オンオフスイッチ若しくはストップモーションスイッチである。
【0048】
図10は、各スイッチを一つのボックスユニット600(マイクを内蔵してもよい)に、音声オンオフスイッチ605と、映像オンオフスイッチ607と、ストップモーションスイッチ609とを備えた例であり、上側ボックス603にこれらを備える。また、底面には、吸着パット601を備え、USBコネクタ556付のケーブル552で接続する。
【0049】
従って、Web会議で席を離席する又は話に強制的に入る、映像を読み込むときに、単にボタンを緊急スイッチの様に押下するだけでよい。
なお、音声は、圧縮音声に変換するのが好ましい。さらに、USBに代えて内部に近距離無線通信を備えてもよい。
【符号の説明】
【0050】
10 web用カメラ装置
30 フレキシブルアーム
40 カメラ部
50 装置本体部
51 音声オンオフスイッチ
52 映像オンオフスイッチ
53 ストップモーションスイッチ
61 画像処理部
63 画像読取出力部
64 画像複写部
66 画像切替指示部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11