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  • 特開-オゾン水噴霧装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022160379
(43)【公開日】2022-10-19
(54)【発明の名称】オゾン水噴霧装置
(51)【国際特許分類】
   B05B 9/03 20060101AFI20221012BHJP
   B05B 12/12 20060101ALI20221012BHJP
   B05C 11/10 20060101ALN20221012BHJP
   B05C 11/00 20060101ALN20221012BHJP
【FI】
B05B9/03
B05B12/12
B05C11/10
B05C11/00
【審査請求】有
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022062340
(22)【出願日】2022-04-04
(31)【優先権主張番号】202120692626.9
(32)【優先日】2021-04-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】516350433
【氏名又は名称】奥佳華智能健康科技集団股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】XIAMEN COMFORT SCIENCE&TECHNOLOGY GROUP CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】5 Floor, Qianpu Road 168#, Siming Xiamen, Fujian, 361008, China
(71)【出願人】
【識別番号】519151208
【氏名又は名称】▲ザン▼州蒙発利実業有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZHANGZHOU EASEPAL INDUSTRIAL CORPORATION
【住所又は居所原語表記】NO.288,JIAOSONG ROAD,TAIWANESE INVESTMENT ZONE,ZHANGZHOU FUJIAN CHINA
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】聶 健
(72)【発明者】
【氏名】馬 紅亮
(72)【発明者】
【氏名】胡 栄華
【テーマコード(参考)】
4F033
4F035
4F042
【Fターム(参考)】
4F033RA14
4F033RD07
4F033RD09
4F033RD10
4F033RE01
4F033RE08
4F033RE11
4F033RE17
4F033RE19
4F035AA04
4F035BB07
4F035BB35
4F042BA08
4F042BA09
4F042CB02
4F042CB20
4F042DH09
(57)【要約】      (修正有)
【課題】パイプ内のオゾン水濃度を維持することができ、ノズルから噴出されたオゾン水が消毒作用を有するように保証する、オゾン水噴霧装置を提供する。
【解決手段】タンク1、ノズル、第1水路3及び第2水路4を含み、タンク内にはオゾン発生器5が設けられ、第1水路はタンクの出水口及びノズルに連結され、第2水路は第1水路及びタンクの回水口に連結され、第1水路には噴水ポンプ6が設けられ、噴水ポンプをオンにする際に、タンク内の水は第1水路を通じてノズルへ流され、第2水路には水戻りポンプ7が設けられ、水戻りポンプをオンにする際に、第1水路内の水はタンクへ回流される。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンク、ノズル、第1水路及び第2水路を含むオゾン水噴霧装置であって、
前記タンク内にはオゾン発生器が設けられ、
前記第1水路は前記タンクの出水口及び前記ノズルに連結され、
前記第2水路は前記第1水路及び前記タンクの回水口に連結され、
前記第1水路には噴水ポンプが設けられ、前記噴水ポンプをオンにする際に、前記タンク内の水は前記第1水路を通じて前記ノズルへ流され、
前記第2水路には水戻りポンプが設けられ、前記水戻りポンプをオンにする際に、前記第1水路内の水は前記タンクへ回流される、ことを特徴とするオゾン水噴霧装置。
【請求項2】
前記タンク、前記ノズル、前記第1水路及び前記第2水路が設けられているケースを更に含む、ことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水噴霧装置。
【請求項3】
前記ケースには前記タンクに連通する注水口が設けられ、
前記ケースには前記注水口に対応して密閉蓋が設けられ、
前記ケースには磁石が設けられ、該磁石により前記密閉蓋を吸引することで、前記密閉蓋が前記注水口を閉じることができる、ことを特徴とする請求項2に記載のオゾン水噴霧装置。
【請求項4】
前記密閉蓋には中空シリコーンが設けられ、前記密閉蓋が前記ケースを閉じるとき、前記中空シリコーンは前記注水口に接着し、
前記タンク内の気圧が増大する際に、前記中空シリコーンは圧着し変形されて、前記タンク内の気体が前記中空シリコーンと前記注水口の隙間から流出される、ことを特徴とする請求項3に記載のオゾン水噴霧装置。
【請求項5】
主制御パネルを更に含み、前記主制御パネルにより、前記噴水ポンプ、前記水戻りポンプ及び前記オゾン発生器のオンまたはオフを制御する、ことを特徴とする請求項1に記載のオゾン水噴霧装置。
【請求項6】
前記ノズルには赤外線センサーが設けられ、前記赤外線センサーは前記主制御パネルに接続され、前記赤外線センサーは物体の近接を感知すると、情報を前記主制御パネルへ送信し、前記回路基板により前記噴水ポンプを制御してオンにさせる、ことを特徴とする請求項5に記載のオゾン水噴霧装置。
【請求項7】
前記タンクの背部には水位感知回路基板が配設され、前記水位感知回路基板には複数のバネが設けられ、前記水位感知回路基板は前記主制御パネルに接続する、ことを特徴とする請求項6に記載のオゾン水噴霧装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は衛生消毒分野に関し、具体的には、オゾン水噴霧装置に関する。
【背景技術】
【0002】
オゾンは強い酸化性を有し、高効率の消毒剤であるが、オゾンは非常に不安定で、かつ分解スピードが速いため、一般的には現場で調製する必要がある。市販のオゾン水噴霧装置は先にオゾン水を生成し、更にノズルを通じて噴出され、パイプ内のオゾン水の濃度は徐々に低減され、所定時間を経ってノズルから噴出されたオゾン水は消毒作用を有しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は従来技術の有する問題点を解決可能なオゾン水噴霧装置を提供し、該オゾン水噴霧装置は、パイプ内のオゾン水濃度を維持することができ、ノズルから噴出されたオゾン水が消毒作用を有するように保証する。
【0004】
本発明により提供されるオゾン水噴霧装置は、タンク、ノズル、第1水路及び第2水路を含み、前記タンク内にはオゾン発生器が設けられ、前記第1水路は前記タンクの出水口及び前記ノズルに連結され、前記第2水路は前記第1水路及び前記タンクの回水口に連結され、前記第1水路には噴水ポンプが設けられ、前記噴水ポンプをオンにする際に、前記タンク内の水は第1水路を通じて前記ノズルへ流され、前記第2水路には水戻りポンプが設けられ、前記水戻りポンプをオンにする際に、前記第1水路内の水は前記タンクへ回流される。
【0005】
本発明は従来技術に比べて次のような有益効果を有する。すなわち、該オゾン水噴霧装置には噴水ポンプ及び水戻りポンプが設けられ、噴水ポンプはタンク内の新しく生成されたオゾン水をノズルに運んで噴出させ、水戻りポンプはポパイプ内に残されて失効されたオゾン水をタンクへ戻させ、噴水ポンプ及び水戻りポンプの交互作業により、パイプ内のオゾン水濃度を維持して、ノズルから噴出されたオゾン水が消毒作用を果たすように保証する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】本発明の実施例におけるオゾン水噴霧装置の外観図である。
図2図1におけるオゾン水噴霧装置の内部構造を示す図である。
図3図1におけるオゾン水噴霧装置の回水モードを示す図である。
図4図1におけるオゾン水噴霧装置の噴水モードを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
図に示すように、本発明の実施形態はオゾン水噴霧装置を提供し、タンク1、ノズル2、第1水路3及び第2水路4を含み、該タンク1内にはオゾン発生器5が設けられている。第1水路3はタンク1の出水口及びノズル2に連結され、第2水路4は第1水路3及びタンク1の回水口に連結され、第1水路3には噴水ポンプ6が設けられる。噴水ポンプ6がオンになると、タンク1内の水は第1水路3を通じてノズル2へ流され、第2水路4には水戻りポンプ7が設けられ、水戻りポンプ7がオンになると、第1水路3内の水はタンク1へ戻される。噴水ポンプ6はタンク1内の新しく生成されたオゾン水をノズル2へ運んで噴出させ、水戻りポンプ7はパイプに残されて失効されたオゾン水をタンク1へ戻させる。噴水ポンプ6及び水戻りポンプ7の交互作用により、パイプ内のオゾン水濃度を維持して、ノズル2から噴出されたオゾン水が消毒作用を有するように保証する。
【0008】
オゾン水噴霧装置はケース8を更に含み、該ケース8内には、タンク1、ノズル2、第1水路3及び第2水路4が設けられている。
【0009】
該ケース8には該タンク1に連通する注水口9が設けられ、該ケース8には該注水口9に対応して密閉蓋10が設けられる。該ケース8には磁石11が設けられて、該密閉蓋10を吸着することで、該密閉蓋10が該注水口9を閉じることができる。該密閉蓋10には中空シリコーン12が設けられ、密閉蓋10が該ケース8を閉じる際に、該中空シリコーン12は該注水口9に接着し、該タンク1内の気圧が増大するとき、該中空シリコーン12は押圧されて変形することで、該タンク1内の気体を該中空シリコーン12及び注水口9の隙間から流出させる。該注水口9は該タンク1に水を添加し、該オゾン発生器5がオゾンを生成すると同時に、大量の気体を発生して、タンク1内の気圧を増大させ、該中空シリコーン12は注水口9を密閉すると同時に、圧力除去作用も果たし、タンク1内の気圧が大きすぎて、即時に圧力が除去されなくても、密閉蓋10が磁石11によりケース8上を吸着するため、密閉蓋10が跳ね外されて大きな衝撃は生じない。
【0010】
オゾン水噴霧装置は主制御パネルを更に含み、該主制御パネルは該噴水ポンプ6、水戻りポンプ7及びオゾン発生器5に連結されて、オンまたはオフを制御する。
【0011】
該ノズル2には赤外線センサー15が設けられ、該赤外線センサー15は該主制御パネルに接続する。該赤外線センサー15が物体の接近を感知すると、該主制御パネルに情報を送信し、該主制御パネルは該噴水ポンプ6を制御してオンにする。該赤外線センサー15を設けることにより、使用者は接触しない状態で、該オゾン水噴霧装置を制御することができ、複数人の接触による交差感染を防ぐことができる。
【0012】
該タンク1の背部には水位感知回路基板13が配設され、該水位感知回路基板13には複数の感知バネ14が設けられ、該水位感知回路基板13は該主制御パネルに接続する。主制御パネルを設けることにより、該水位感知バネにより検出された水位を通じて該オゾン発生器5の作業スピードを制御することができる。
【0013】
当然、当業者は本発明に対していろんな修正と変更を行うことができるが、本発明の精神と範囲を超えない。これにより、本発明のいろんな修正及び変更は本発明の特許請求の範囲及び同等技術の範囲内に属し、本発明も上述の修正及び変更も含む意図を有する。
【符号の説明】
【0014】
タンク1、ノズル2、第1水路3、第2水路4、オゾン発生器5、噴水ポンプ6、水戻りポンプ7、ケース8、注水口9、密閉蓋10、磁石11、中空シリコーン12、水位感知回路基板13、感知バネ14、赤外線センサー15
図1
図2
図3
図4