IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理の特許一覧

<>
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図1
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図2
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図3
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図4
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図5
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図6
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図7
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図8
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図9
  • 特開-木造住宅吊上げ用トラス形フレーム 図10
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022160972
(43)【公開日】2022-10-20
(54)【発明の名称】木造住宅吊上げ用トラス形フレーム
(51)【国際特許分類】
   E04G 23/06 20060101AFI20221013BHJP
【FI】
E04G23/06 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021088790
(22)【出願日】2021-04-07
(71)【出願人】
【識別番号】504196492
【氏名又は名称】株式会社高橋監理
(72)【発明者】
【氏名】高橋 龍夫
【テーマコード(参考)】
2E176
【Fターム(参考)】
2E176AA09
2E176CC04
(57)【要約】
【課題】 木造住宅を吊上げるための吊上用フレームを軽量で横巾が狭いトラス形で構成することにより、隣家の建物との隙間が狭い住宅地においても複数の作業員により設置することができる木造住宅吊上げ用フレームを提供することを課題とする。
【解決手段】 平行弦トラスで構成した複数個の平行弦トラス形骨組みを木造住宅を取り囲むように配置し、隣り合う平行弦トラス形骨組みの上弦材と下弦材の端部をトラス固定金具で固定すると共に、木造住宅の土台の下部にフランジを上下に位置して挿入した複数本の架台用H型鋼を、前記平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面と下弦材が直角に交わる角部に固定した木造住宅吊上げ用トラス形フレームを提供する。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
既存の木造住宅を吊上げるため、木造住宅の土台の下部に複数本の架台用H型鋼を挿入し木造住宅を安定させた状態で吊上げるための木造住宅固定用フレームにおいて、
平行弦トラスで構成した複数個の平行弦トラス形骨組みを木造住宅を取り囲むように配置し、隣り合う平行弦トラス形骨組みの上弦材と下弦材の端部をトラス固定金具で固定すると共に、木造住宅の土台の下部にフランジを上下に位置して挿入した複数本の架台用H型鋼を、前記平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面と下弦材が直角に交わる角部に固定したことを特徴とする木造住宅吊上げ用トラス形フレーム。
【請求項2】
平行弦トラス形骨組みは、上弦材と下弦材を同一規格のH型鋼で成形し互いのウェブ面を向き合うように配置すると共に、上弦材と下弦材に固定する第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材と、第1の斜材、第2の斜材、第3の斜材と、方杖を同一規格の溝形鋼で成形し、上弦材と下弦材の一方の端部に第1の垂直材の上端部と下端部を直角に固定し、さらに第1の垂直材と隣り合う第2の垂直材と第3の垂直材を同一間隔で上弦材と下弦材に直角に固定し、さらに他方の下弦材の端部と隣に位置する第3の垂直材と上弦材が当接する角部に第3の斜材を固定し、前記第3の斜材のウェブの中央と上弦材の端部を方杖で固定したことを特徴とする請求項1に記載の木造住宅吊上げ用トラス形フレーム。
【請求項3】
上弦材と下弦材を同一長さで成形し、前記上弦材と下弦材に対して第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材と、第1の斜材、第2の斜材、第3の斜材と、方杖をコの字面が同一方向に向くように固定したことを特徴とする請求項1又は2に記載の木造住宅吊上げ用トラス形フレーム。
【請求項4】
架台用H型鋼の下部のフランジに成形した穴と、下弦材の上側の2枚のフランジの間に埋め込むように固定したH型鋼固定プレートに成形した穴を重ねてボルトを挿入し、架台用H型鋼の下部のフランジと下弦材をボルトとナットで固定すると共に、架台用H型鋼の上部のフランジ上面と、第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面が直角に交わる角部にL字形に成形したL形H型鋼固定プレートを配置し、架台用H型鋼の上部のフランジに成形した穴と第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブに成形した側面固定穴にL形H型鋼固定プレートのそれぞれの面に成形した2箇所の穴を重ねてボルトを挿入し、架台用H型鋼の上部のフランジと第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材をボルトとナットで固定したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の木造住宅吊上げ用トラス形フレーム。
【請求項5】
平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材のフランジに複数個のトラス固定用穴を成形し、本発明の木造住宅吊上げ用トラス形フレームを吊上げるため、油圧式木造住宅吊上げ装置のローラーチェーン先端部に取り付けたU字形吊上げ金物に成形した複数個のトラス固定穴と、平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のフランジに成形した複数個のトラス固定用穴を重ねてボルトとナットで固定したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の木造住宅吊上げ用トラス形フレーム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、台風等の自然災害における河川の氾濫等において住宅の浸水や破損を防ぐため、既存の木造住宅を安定させた状態で吊上げ高床式住宅に改造するための木造住宅用固定フレームに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、大型台風により河川が氾濫して住宅等の床上まで浸水するという被害が多発している。
さらに、増水した河川の水により下水が逆流してマンホール等から下水が噴き出し住宅内部に浸水するという水害も発生している。
【0003】
このような住宅への浸水被害を事前に抑制するためには、
(1)敷地を盛土し、宅地の地盤を高くしたうえで住宅を建築する。
(2)住宅の周囲にコンクリートを打設して擁壁(型枠にコンクリートを打ち込み形成した壁や、コンクリートブロックを使用した壁状の構造物)を構築すると共に、敷地の出入口(門扉)に洪水等の水害が発生した場合に備えて土のう、防水シート、止水装置等を設置する。
これまでは、このような対策が行われてきた。
【0004】
しかしながら、上記のような水害対策をしていても、市町村が作成した洪水ハザードマップで表示した特別警戒水位以上の高さの水が押し寄せ、住宅の1階部分まで浸水したといった事例も数多く報告されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
そこで、本出願人は、特許文献1に記載された「高床工法」を発明し出願した。この発明によれば、既存の木造住宅を2階以上の高さに吊上げるための住宅嵩上げ工法において、土台の下の基礎に複数の架台用穴を開けると共に、木造住宅の全ての土台を同時に支え吊上げることが出来るように基礎コンクリートに成形した架台用穴に複数の架台用H型鋼を挿入し、木造住宅を囲うように、その出隅に複数本の引上用鋼材を建て、架台用H型鋼の両端の上面に、それぞれ吊上用H型鋼を載せ、架台用H型鋼の上側のフランジと吊上用H型鋼の下側のフランジをフランジ固定金具で固定し、吊上用H型鋼に滑車を取り付けると共に、引上用H型鋼の上部に滑車を取り付け、滑車に取り付けたワイヤーロープを巻取機で巻き取ることにより木造住宅を吊上げることが可能になった。
【特許文献1】特願2020-120931
【0006】
しかしながら、本出願人が出願した特許文献1の発明においては、架台用H型鋼の両端の上面に載せた吊上用H型鋼で木造住宅の全ての荷重を支えるため、大きくて頑丈な吊上用H型鋼が必要となり、洪水等の水が押し寄せてくる可能性のある川沿いの狭い敷地の密集した住宅地で、隣家との狭い敷地の間に長くて重い吊上用H型鋼を搬入して設置するには多くの問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、かかる課題を解決するためになされたもので、木造住宅を吊上げるための吊上用フレームを軽量で横巾が狭いトラス形で構成することにより、隣家の建物との隙間が狭い住宅地においても複数の作業員により設置することができる木造住宅吊上げ用フレームを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、既存の木造住宅を吊上げるため、木造住宅の土台の下部に複数本の架台用H型鋼を挿入し木造住宅を安定させた状態で吊上げるための木造住宅固定用フレームにおいて、平行弦トラスで構成した複数個の平行弦トラス形骨組みを木造住宅を取り囲むように配置し、隣り合う平行弦トラス形骨組みの上弦材と下弦材の端部をトラス固定金具で固定すると共に、木造住宅の土台の下部にフランジを上下に位置して挿入した複数本の架台用H型鋼を、前記平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面と下弦材が直角に交わる角部に固定したことを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構造に加え、平行弦トラス形骨組みは、上弦材と下弦材を同一規格のH型鋼で成形し互いのウェブ面を向き合うように配置すると共に、上弦材と下弦材に固定する第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材と、第1の斜材、第2の斜材、第3の斜材と、方杖を同一規格の溝形鋼で成形し、上弦材と下弦材の一方の端部に第1の垂直材の上端部と下端部を直角に固定し、さらに第1の垂直材と隣り合う第2の垂直材と第3の垂直材を同一間隔で上弦材と下弦材に直角に固定し、さらに他方の下弦材の端部と隣に位置する第3の垂直材と上弦材が当接する角部に第3の斜材を固定し、前記第3の斜材のウェブの中央と上弦材の端部を方杖で固定したことを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構造に加え、上弦材と下弦材を同一長さで成形し、前記上弦材と下弦材に対して第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材と、第1の斜材、第2の斜材、第3の斜材と、方杖をコの字面が同一方向に向くように固定したことを特徴とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の構造に加え、架台用H型鋼の下部のフランジに成形した穴と、下弦材の上側の2枚のフランジの間に埋め込むように固定したH型鋼固定プレートに成形した穴を重ねてボルトを挿入し、架台用H型鋼の下部のフランジと下弦材をボルトとナットで固定すると共に、架台用H型鋼の上部のフランジ上面と、第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面が直角に交わる角部にL字形に成形したL形H型鋼固定プレートを配置し、架台用H型鋼の上部のフランジに成形した穴と第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブに成形した側面固定穴にL形H型鋼固定プレートのそれぞれの面に成形した2箇所の穴を重ねてボルトを挿入し、架台用H型鋼の上部のフランジと第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材をボルトとナットで固定したことを特徴とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の構造に加え、平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材のフランジに複数個のトラス固定用穴を成形し、本発明の木造住宅吊上げ用トラス形フレームを吊上げるため、油圧式木造住宅吊上げ装置のローラーチェーン先端部に取り付けたU字形吊上げ金物に成形した複数個のトラス固定穴と、平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のフランジに成形した複数個のトラス固定用穴を重ねてボルトとナットで固定したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、既存の木造住宅を吊上げるため、木造住宅の土台の下部に複数本の架台用H型鋼を挿入し木造住宅を安定させた状態で吊上げるための木造住宅固定用フレームにおいて、平行弦トラスで構成した複数個の平行弦トラス形骨組みを木造住宅を取り囲むように配置し、隣り合う平行弦トラス形骨組みの上弦材と下弦材の端部をトラス固定金具で固定すると共に、木造住宅の土台の下部にフランジを上下に位置して挿入した複数本の架台用H型鋼を、前記平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面と下弦材が直角に交わる角部に固定したことにより、隣家との隙間が狭い土地においても、木造住宅吊上げ用トラス形フレームを設置することが可能になった。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、平行弦トラス形骨組みは、上弦材と下弦材を同一規格のH型鋼で成形し互いのウェブ面を向き合うように配置すると共に、上弦材と下弦材に固定する第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材と、第1の斜材、第2の斜材、第3の斜材と、方杖を同一規格の溝形鋼で成形し、上弦材と下弦材の一方の端部に第1の垂直材の上端部と下端部を直角に固定し、さらに第1の垂直材と隣り合う第2の垂直材と第3の垂直材を同一間隔で上弦材と下弦材に直角に固定し、さらに他方の下弦材の端部と隣に位置する第3の垂直材と上弦材が当接する角部に第3の斜材を固定し、前記第3の斜材のウェブの中央と上弦材の端部を方杖で固定したことにより、建築面積の異なる大小の既存の木造住宅に対しても、同一形状をした複数個の平行弦トラス形骨組みを結合させることにより対応することが出来るようになると共に、隣家の建物との隙間が狭い木造住宅の場合でも複数の作業員により木造住宅吊上げ用トラス形フレームを簡単に設置することが可能で、さらに同一形状の鋼材を用いて平行弦トラス形骨組みを製作することにより、平行弦トラス形骨組みを誰でも容易に組み立てることが可能になった。
【0015】
請求項3に記載の発明によれば、上弦材と下弦材を同一長さで成形し、前記上弦材と下弦材に対して第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材と、第1の斜材、第2の斜材、第3の斜材と、方杖をコの字面が同一方向に向くように固定したことにより、同一部材を使って製造することにより、製造現場のミスを防止し誰でも簡単に平行弦トラス形骨組みを組み立てることが可能になった。
【0016】
請求項4に記載の発明によれば、架台用H型鋼の下部のフランジに成形した穴と、下弦材の上側の2枚のフランジの間に埋め込むように固定したH型鋼固定プレートに成形した穴を重ねてボルトを挿入し、架台用H型鋼の下部のフランジと下弦材をボルトとナットで固定すると共に、架台用H型鋼の上部のフランジ上面と、第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブ面が直角に交わる角部にL字形に成形したL形H型鋼固定プレートを配置し、架台用H型鋼の上部のフランジに成形した穴と第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のウェブに成形した側面固定穴にL形H型鋼固定プレートのそれぞれの面に成形した2箇所の穴を重ねてボルトを挿入し、架台用H型鋼の上部のフランジと第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材をボルトとナットで固定したことにより、木造住宅の土台の下部に挿入した架台用H型鋼を簡単に平行弦トラス形骨組みに固定することが可能になった。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、第2の垂直材、第3の垂直材のフランジに複数個のトラス固定用穴を成形し、本発明の木造住宅吊上げ用トラス形フレームを吊上げるため、油圧式木造住宅吊上げ装置のローラーチェーン先端部に取り付けたU字形吊上げ金物に成形した複数個のトラス固定穴と、平行弦トラス形骨組みの第1の垂直材、又は第2の垂直材、又は第3の垂直材のフランジに成形した複数個のトラス固定用穴を重ねてボルトとナットで固定したことにより、既存の木造住宅を安定した状態で吊上げることが可能になった。
【実施例0018】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1乃至図10には、この発明の実施の形態を示す。
【0020】
図1は、一点鎖線で示す木造住宅1と、前記木造住宅1の下部の土台3と基礎コンクリート4を実線で示すと共に、基礎コンクリート4に土台3を下から支え木造住宅1を吊上げるための架台用H型鋼6(図2で示す)を挿入するための複数個の基礎コンクリート凹部5(開口寸法は架台用H型鋼6の寸法に合わせて概ね縦300mm、横150mm)を開口し、さらに木造住宅1を取り囲むように複数個の平行弦トラス形骨組み2を配置した状態を示す。
【0021】
図2は、図1で説明した基礎コンクリート4に開口した複数個の基礎コンクリート凹部5に架台用H型鋼6を挿入した状態を示す。架台用H型鋼6は土台3を下から支えて木造住宅1を安定した状態で吊上げるためのH型鋼で、基礎コンクリート4に開口した基礎コンクリート凹部5に架台用H型鋼6(H型鋼の寸法は、縦300mm、横150mm、ウェブ厚さ6.5mm、フランジ厚さ9mm、長さは木造住宅の建築面積と土台位置により異なる)を挿入した状態を示す。なお、架台用H型鋼6は図5で示すように両端を平行弦トラス形骨組み2に固定させるため、基礎コンクリート4の外面より概ね200mm外側にせり出した状態で設置させる。
【0022】
図3は、図1図2で説明した平行弦トラス形骨組み2を斜視図と分解図で示す。図3aは図1図2で説明した平行弦トラス形骨組み2を斜視図で示すと共に、図3bでは図3aで示した平行弦トラス形骨組み2を分解図で示す。平行弦トラス形骨組み2は、上弦材13と下弦材21を同一形状のH型鋼(高さ100mm、フランジ巾100mm、フランジ厚さ8mm、ウェブ厚さ6mm、長さ2730mmのH型鋼)で成形し、互いのウェブ面を向き合うように上下に平行に配置すると共に、上弦材13、下弦材21を固定するための第1の垂直材9、第1の斜材25、第2の垂直材26、第2の斜材27、第3の垂直材28、第3の斜材29、方杖30を同一規格の溝形鋼(ウェブ巾100mm、フランジ巾50mm、厚さ5mm)で成形し、第1の垂直材9、第2の垂直材26、第3の垂直材28の長さは、共に700mm、第1の斜材25、第2の斜材27、第3の斜材29の長さは、フランジとウェブの何れの対辺においても共に1052mm、方杖30の長さはフランジ先端部で476mm、ウェブ面が525mmで成形される。
【0023】
このように成形した下弦材21の一方の端部69に巾84mm、長さ175mm、厚さ9mmの平板鋼板で成形した第1のH型鋼固定プレート71を左右のフランジ上端部の間に埋め込むように固定すると共に、さらに下弦材21の端部69から885mm離れたフランジ上端部に巾84mm、長さ200mm、厚さ9mmの平板鋼板で成形した第2のH型鋼固定プレート73を下弦材21のフランジ上端部の間に埋め込むように固定し、さらに下弦材21の端部69から1795mm離れたフランジ上端部に巾84mm、長さ200mm、厚さ9mmの平板鋼板で成形した第3のH型鋼固定プレート19を下弦材21のフランジ上端部の間に埋め込むように固定し、つづいて下弦材21のフランジ上端部の他方の端部70に巾84mm、長さ25mm、厚さ9mmの平板鋼板で成形した補強プレート75をフランジ上端部の間に埋め込むように固定し、このように下弦材21に固定した第1のH型鋼固定プレート71の端部69から158mm離れた左右中央部に直径14mmの穴72を成形すると共に、さらに端部69から1068mm離れた第2のH型鋼固定プレート73の左右中央部に直径14mmの穴74を成形し、さらに端部69から1978mm離れた第3のH型鋼固定プレート19の左右中央部に直径14mmの穴20を成形した状態を示す。
【0024】
このように成形した上弦材13と下弦材21に対して、上弦材13の端部31のフランジ下部と第1の垂直材9の上端部33を、第1の垂直材9のフランジの角部37と上弦材13のフランジの角部8が当接する位置で直角に溶接で接合すると共に、下弦材21のフランジ上部と第1の垂直材9の下端部34を、第1の垂直材9のフランジの角部36と下弦材21のフランジの角部11が当接する位置で直角に溶接で接合させ、さらに上弦材13の端部31から910mm離れた位置のフランジ下部と第2の垂直材26の上端部43の角部46を直角に溶接で接合させると共に、さらに下弦材21の端部69から910mm離れた位置のフランジ上部と第2の垂直材26のフランジの下端部44の角部47を直角に溶接で接合させ、さらに上弦材13の端部31から1795mm離れた位置のフランジ下部と第3の垂直材28の上端部54の角部57を直角に溶接で接合させると共に、さらに下弦材21の端部69から1795mm離れた位置のフランジ上部と第3の垂直材28の下端部55の角部58を直角に溶接で接合させ、さらに第1の斜材25の上端部39のフランジ先端の角部41を第1の垂直材9の上端部33の角部35に当接させた状態で上弦材13のフランジ下部と第1の斜材25の上端部39を溶接で接合させると共に、さらに第1の斜材25の下端部40の角部42を第2の垂直材26の下端部44の角部47に当接させた状態で下弦材21の上部のフランジと第1の斜材25の下端部40を溶接で接合させ、つづいて第2の斜材27の上端部50のフランジ先端の角部52を第2の垂直材26の上端部43の角部45に当接させた状態で上弦材13のフランジ下部と第2の斜材27の上端部50を溶接で接合させると共に、さらに第2の斜材27の下端部51の角部53を第3の垂直材28の下端部55の角部58に当接させた状態で下弦材21のフランジ上部と第2の斜材27の下端部51を溶接で接合させ、つづいて第3の斜材29の上端部61のフランジ先端の角部63を第3の垂直材28の上端部54の角部56と当接させた状態で上弦材13のフランジ下部と第3の斜材29の上端部61を溶接で接合させると共に、第3の斜材29の下端部62の角部64を下弦材21の端部70の角部23に当接させた状態で下弦材21のフランジ上部と第3の斜材29の下端部62を溶接で接合させ、このように構成した第3の斜材29のウェブ面65の中央に方杖30の下端部67を接合させると共に、方杖30の上端部66の角部68を上弦材13の端部32の角部16と当接させた状態で上弦材13のフランジ下部と方杖30の上端部66を溶接で結合させることにより図3aで示した平行弦トラス形骨組み2が構成される。
【0025】
図4は、図3で説明した2組の平行弦トラス形骨組み2を固定した状態を示す。図4aは2組の平行弦トラス形骨組み2を横並びに配置した状態を斜視図で示すと共に、横並びに配置した2組の平行弦トラス形骨組み2の上弦材13と下弦材21の互いの端部を固定して一体化させるため、上弦材13の一方の端部31(図3bで示す)のフランジに複数個の穴7、穴12を成形すると共に、他方の端部32(図3bで示す)のフランジにも複数個の穴14、穴15を成形し、同様に、下弦材21の一方の端部69(図3bで示す)のフランジに複数個の穴17(点線で示す)、穴18を成形すると共に、他方の端部70(図3bで示す)のフランジにも複数個の穴22、穴24(点線で示す)を成形し、このように成形した2組の平行弦トラス形骨組み2の上弦材13と下弦材21の互いの端部を結合させて一体化させるため、2組の平行弦トラス形骨組み2の互いの上弦材13と下弦材21の端部を当接させ、一方の平行弦トラス形骨組み2の上弦材13の端部32(図3bで示す)に成形した穴14、穴15と、横並びに配置した他方の平行弦トラス形骨組み2の上弦材13の端部31(図3bで示す)に成形した穴7、穴12に、長方形の平板鋼板で成形したトラス固定金具81とトラス固定金具89を上弦材13の2枚のフランジ外面に対して互いに向い合うように配置すると共に、同様に下弦材21の端部70(図3bで示す)に成形した穴22、穴24(点線で示す)と、他方の平行弦トラス形骨組み2の下弦材21の端部69(図3bで示す)に成形した穴17(点線で示す)、穴18の2枚のフランジ外面に対して長方形の平板鋼板で成形したトラス固定金具85とトラス固定金具95を互いに向い合うように配置し、つづいてトラス固定金具81を上弦材13のフランジ外面に当接させ、ボルト80とナット83でトラス固定金具81と上弦材13の一方のフランジをサンドイッチ状に固定し、さらに上弦材13の他方のフランジ外面にトラス固定金具89を当接させ、ボルト90とナット88でトラス固定金具89と上弦材13の他方のフランジをサンドイッチ状に固定させることにより隣り合う2組の平行弦トラス形骨組み2の上弦材13を固定し、さらに、互いに当接した下弦材21の両端部の一方のフランジ外面にトラス固定金具85を当接させ、ボルト84とナット87でトラス固定金具85と下弦材21の一方のフランジをサンドイッチ状に固定し、さらに下弦材21の他方のフランジ外面にトラス固定金具95を当接させ、ボルト94とナット92でトラス固定金具95と下弦材21の他方のフランジをサンドイッチ状に固定させることにより隣り合う2組の平行弦トラス形骨組み2が固定される。
【0026】
図4cは、図3aで説明した平行弦トラス形骨組み2を逆方向から見た状態を斜視図で示す。
【0027】
図5は、図2で説明した木造住宅1を取り囲むように配置した複数個の平行弦トラス形骨組み2の両端部の上弦材13と下弦材21のフランジをL形トラス固定金具101とボルト・ナット(図示せず)で固定することにより木造住宅吊上げ用トラス形フレーム100を構成した状態を斜視図で示すと共に、土台3の下部の基礎コンクリート4に挿入した架台用H型鋼6の両端部を平行弦トラス形骨組み2の下弦材21の上部と第2の垂直材26のウェブ面が当接する角部に載せ、L形鋼材で成形したL形H型鋼固定プレート103の両面の2箇所に成形した穴(図示せず)と、第2の垂直材26のウェブ面に成形した側面固定穴49(図3bで示す)と架台用H型鋼6の上部フランジに成形した穴(図示せず)を重ねてボルトとナット102、ボルトとナット104で架台用H型鋼6の上部フランジと第2の垂直材26を固定すると共に、架台用H型鋼6の下部フランジに成形した穴(図示せず)と第2のH型鋼固定プレート73(図3bで示す)に成形した穴74を重ねて点線で示したボルトとナット105で架台用H型鋼6の下部フランジと下弦材21を固定した状態を示す。このように構成することにより、架台用H型鋼6と平行弦トラス形骨組み2を簡単に固定することが出来るようになった。なお、平行弦トラス形骨組み2の第2の垂直材26に架台用H型鋼6を固定する位置については、木造住宅1の建築面積の大小により平行弦トラス形骨組み2を組み合わせる位置と個数が異なるため、図5bで示した位置に限定せず、図3で説明した平行弦トラス形骨組み2の第1の垂直材9、第2の垂直材26、第3の垂直材28の何れの垂直材の位置に取り付けることも可能である。
【0028】
図6図7は、図5で説明した木造住宅吊上げ用トラス形フレーム100を安定した状態で高く吊上げるための油圧式木造住宅吊上げ装置110を示す。図6aは、油圧式木造住宅吊上げ装置110に点線で表示した平行弦トラス形骨組み2を取り付けた状態を斜視図で示すと共に、図6bでは油圧シリンダー118に作動油を流入させることによりピストンロッド126が伸びて上昇し、第3のスプロケット115が点線で表示した平行弦トラス形骨組み2を吊上げた状態を示す。図7は、図6で説明した油圧式木造住宅吊上げ装置110に平行弦トラス形骨組み2を取り付けた状態を断面図で示す。図7aは、油圧式木造住宅吊上げ装置110に点線で表示した平行弦トラス形骨組み2を取り付けた状態を断面図で示すと共に、図7cは、図7aで示した油圧シリンダー118に作動油を流入させることによりピストンロッド126が伸びて上昇し、第3のスプロケット115が点線で示した平行弦トラス形骨組み2を吊上げた状態を示す。油圧式木造住宅吊上げ装置110は、油圧シリンダー118と、第1のスプロケット111、第2のスプロケット132、第3のスプロケット115、ローラーチェーン120で構成され、油圧シリンダー118を安定した状態で作動させるため、平板状のベースプレート鋼板123にH型鋼で成形したフレーム引上用H型鋼114(図6で示す)とローラーチェーン固定用H型鋼119(図6で示す)を互いのウェブ面が向き合うように固定すると共に、ローラーチェーン固定用H型鋼119とフレーム引上用H型鋼114を頑強に補強するためローラーチェーン固定用H型鋼119とフレーム引上用H型鋼114の左右のフランジを互いに2枚の上部連結用鋼板117と2枚の下部連結用鋼板125でサンドイッチ状に固定し、つづいて固定したローラーチェーン固定用H型鋼119のウェブ面に油圧シリンダー118の側面を当接させた状態で油圧シリンダー118をボルト133でベースプレート鋼板123に取り付け、このように固定したフレーム引上用H型鋼114の上端に第1のスプロケット111を取り付けると共に、フレーム引上用H型鋼114の概ね上下中央のフランジ先端部に固定した第2のスプロケット取付用H型鋼材130(図7aで点線で示す)の下面に第2のスプロケット132を取り付け、さらに油圧シリンダー118のピストンロッド126の上端に第3のスプロケット115を取付け、このように構成した第1のスプロケット111、第2のスプロケット132、第3のスプロケット115にローラーチェーン120を噛み合わせ、さらにローラーチェーン120の一端に木造住宅吊上げ用フレーム100(図5で示す)を吊上げるためのU字形吊上げ金物121(図8で詳しく説明する)を取り付け、つづいてローラーチェーン120を第1のスプロケット111に噛み合わせ、さらにローラーチェーン120を第2のスプロケット132に噛み合わせ、さらにローラーチェーン120を第3のスプロケット115に噛み合わせ、最後にローラーチェーン120の他端をローラーチェーン固定用H型鋼119に固定したローラーチェーン固定用プレート131に取り付けた状態を示す。なお、油圧式木造住宅吊上げ装置110を地表面に対して水平に設置するため、油圧式木造住宅吊上げ装置110の下部の左右2枚の下部連結用鋼板125に、平板鋼板をL字形に形成した4組のベースジャッキ取付部材124を取り付け、前記ベースジャッキ取付部材124にジャッキベース122を取り付けることにより、傾斜した土地においても木造住宅吊上げ用トラス形フレーム100に取り付けた複数基の油圧式木造住宅吊上げ装置110を簡単に地表面と水平に設置することが可能になった。
【0029】
図7bは、図7aで説明したローラーチェーン120の先端に取り付けたU字形吊上げ金物121が平行弦トラス形骨組み2の下弦材21の下端部を引っ掛けた状態を拡大図で示す。U字形吊上げ金物121は平行弦トラス形骨組み2の下部の下弦材21の外側のフランジ下部に引っ掛けて木造住宅吊上げ用トラス形フレーム100(図5で示す)を吊上げるための金物で、図8aの分解図で示すように、平板鋼板で長方形に成形した厚さ9mm、縦550mm、横125mmのトラス固定鋼板150の上側に、厚さ24mm、奥行50mm、巾100mmの平板鋼板でローラーチェーン取付けボルト145を挿入するための直径18mmの複数個の穴147を成形したローラーチェーン固定プレート146を溶接で接合すると共に、トラス固定鋼板150の下部側面に厚さ12mm、高さ25mm、巾125mmの底板137を接合し、さらに底板137の側面に厚さ12mm、高さ50mm、巾125mmの当て板138を接合し、さらにトラス固定鋼板150を補強するためトラス固定鋼板150の両側に厚さ12mm、縦550mm、横50mmの補強板149、152を配置した状態を示す。図8bは、図8aで説明した各々の部材を溶接で接合した状態を示す。このようにトラス固定鋼板150と底板137と当て板138でU字形をしたフレーム下引っ掛け部154を構成することによりU字形吊上げ金物121で平行弦トラス形骨組み2の下弦材21の外側のフランジ下部を容易に引っ掛けることが出来るようになった。さらに木造住宅1を安定した状態で吊上げるため、U字形吊上げ金物121のトラス固定鋼板150に成形した複数個のトラス固定穴151と、平行弦トラス形骨組み2の垂直材(図3で説明した第1の垂直材9、第2の垂直材26、第3の垂直材28の何れも該当する)のフランジ面に成形したトラス固定用穴(図3で説明したトラス固定用穴38、トラス固定用穴48、トラス固定用穴59の何れも該当する)を重ね合せ、ボルト135とナット136でU字形吊上げ金物121をトラス固定鋼板150に密着させて固定することにより木造住宅吊上げ用トラス形フレーム100(図5で示す)を安定した状態で吊上げることが可能になった。
【0030】
図9は、図5で説明した木造住宅1を取り囲むように配置した木造住宅吊上げ用トラス形フレーム100に図6で説明した4基の油圧式木造住宅吊上げ装置110を取り付けた状態を示す。なお、木造住宅1を吊上げる際に、木造住宅1の荷重の全てを油圧式木造住宅吊上げ装置110で支えるため、油圧式木造住宅吊上げ装置110を設置する地面にコンクリート等が敷設されていない場合、油圧式木造住宅吊上げ装置110を設置する地表面に複数本の溝形鋼160(溝形鋼の寸法は幅100mm、高さ50mm、厚さ5mm、長さは木造住宅の大きさにより決定する)を設置し油圧式木造住宅吊上げ装置110を支えるジャッキベース122の位置の溝形鋼160に角材161(寸法は90mm角)を嵌め込むことにより土圧を均等に安定させた状態で木造住宅1を吊上げることが可能になる。
【0031】
図10は、図9で説明した4基の油圧式木造住宅吊上げ装置110の油圧シリンダー118に作動油を流入させることによりピストンロッド126が伸びて油圧式木造住宅吊上げ装置110が木造住宅1を吊上げた状態を示す。
【0032】
以上、実施の形態に基づいて、本発明に係る木造住宅吊上げ用トラス形フレームについて詳細に説明してきたが、本発明は、以上の実施の形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の改変をなしても、本発明の技術的範囲に属するのはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本発明の実施の形態に係る、木造住宅の周囲に配置した平行弦トラス形骨組みを斜視図で示す。
図2】同実施の形態に係る、図1で示した木造住宅の土台下の基礎コンクリートに架台用H型鋼を挿入した状態を斜視図で示す。
図3】同実施の形態に係る、図1で示した平行弦トラス形骨組みを分解図で示す。
図4】同実施の形態に係る、図3で示した2組の平行弦トラス形骨組みを横並びに固定した状態を斜視図で示す。
図5】同実施の形態に係る、図2で示した木造住宅の土台下に配置した架台用H型鋼を平行弦トラス形骨組みに固定した状態を斜視図で示す。
図6】同実施の形態に係る、油圧式木造住宅吊上げ装置を斜視図で示す。
図7】同実施の形態に係る、図6で示した油圧式木造住宅吊上げ装置の油圧シリンダーとスプロケットとローラーチェーンを断面図で示す。
図8】同実施の形態に係る、油圧式木造住宅吊上げ装置のローラーチェーン先端に取り付けるためのU字形吊上げ金物を分解図と斜視図で示す。
図9】同実施の形態に係る、図5で示した木造住宅に取り付けた木造住宅吊上げ用トラス形フレームに油圧式木造住宅吊上げ装置を取り付けた状態を斜視図で示す。
図10】同実施の形態に係る、図9で示した油圧式木造住宅吊上げ装置で木造住宅を吊上げた状態を斜視図で示す。
【符号の説明】
【0034】
1 木造住宅
2 平行弦トラス形骨組み
3 土台
4 基礎コンクリート
5 基礎コンクリート凹部
6 架台用H型鋼
7 穴
8 角部
9 第1の垂直材
10 側面固定穴
11 角部
12 穴
13 上弦材
14 穴
15 穴
16 角部
17 穴
18 穴
19 第3のH型鋼固定プレート
20 H型鋼固定穴
21 下弦材
22 穴
23 角部
24 穴
25 第1の斜材
26 第2の垂直材
27 第2の斜材
28 第3の垂直材
29 第3の斜材
30 方杖
31 端部
32 端部
33 上端部
34 下端部
35 角部
36 角部
37 角部
38 トラス固定用穴
39 上端部
40 下端部
41 角部
42 角部
43 上端部
44 下端部
45 角部
46 角部
47 角部
48 トラス固定用穴
49 側面固定穴
50 上端部
51 下端部
52 角部
53 角部
54 上端部
55 下端部
56 角部
57 角部
58 角部
59 トラス固定用穴
60 側面固定穴
61 上端部
62 下端部
63 角部
64 角部
65 ウェブ面
66 上端部
67 下端部
68 角部
69 端部
70 端部
71 第1のH型鋼固定プレート
72 穴
73 第2のH型鋼固定プレート
74 穴
75 補強プレート
80 ボルト
81 トラス固定金具
82 穴
83 ナット
84 ボルト
85 トラス固定金具
86 穴
87 ナット
88 ナット
89 トラス固定金具
90 ボルト
91 穴
92 ナット
93 穴
94 ボルト
95 トラス固定金具
100 木造住宅吊上げ用トラス形フレーム
101 L形トラス固定金具
102 ボルトとナット
103 L形H型鋼固定プレート
104 ボルトとナット
105 ボルトとナット
110 油圧式木造住宅吊上げ装置
111 第1のスプロケット
112 軸受ベアリング
113 軸
114 フレーム引上用H型鋼
115 第3のスプロケット
116 軸受ベアリング
117 上部連結用鋼板
118 油圧シリンダー
119 ローラーチェーン固定用H型鋼
120 ローラーチェーン
121 U字形吊上げ金物
122 ジャッキベース
123 ベースプレート鋼板
124 ジャッキベース取付部材
125 下部連結用鋼板
126 ピストンロッド
130 第2のスプロケット取付用H型鋼材
131 ローラーチェーン固定用プレート
132 第2のスプロケット
133 ボルト
134 フレーム下フランジ部
135 ボルト
136 ナット
137 底板
138 当て板
139 ローラーチェーン取付ナット
145 ローラーチェーン取付けボルト
146 ローラーチェーン固定プレート
147 穴
148 トラス固定鋼板上端部
149 補強板
150 トラス固定鋼板
151 トラス固定穴
152 補強板
153 トラス固定鋼板下端部
154 フレーム下引っ掛け部
160 溝形鋼
161 角材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10