(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022161782
(43)【公開日】2022-10-21
(54)【発明の名称】血圧計測機能
(51)【国際特許分類】
A61B 5/0225 20060101AFI20221014BHJP
A61B 5/022 20060101ALI20221014BHJP
【ＦＩ】
A61B5/0225 A
A61B5/022 400A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021089629
(22)【出願日】2021-04-09
(71)【出願人】
【識別番号】508061941
【氏名又は名称】株式会社アイテクノ
(72)【発明者】
【氏名】笠原 尚英
【テーマコード（参考）】
4C017
【Ｆターム（参考）】
4C017AA08
4C017DE01
4C017DE05
4C017FF08
(57)【要約】
【課題】 血圧測定装置に於いて、人間用あるいは動物用で腕、足あるいは尾にて計る。
血圧検出には脈波で検出が行われ、一般にはオッシロメトリック法で行われる。この検出方法は加圧した空気圧の変化で圧力センサーにて検出される。
一般に加圧当初ある圧力まで加圧し、減圧時に脈波検出にて計測される。だが、当初の加圧より高い血圧の被験者の場合再加圧し、計測しなければならない。
血圧が高いと分かっている被験者に対しては、ショックの少ない低圧からの加圧により、脈波がなくなるまで、連続加圧が出来るのでこのような血圧計が望まれる。
【解決手段】 血圧測定に時に血圧が高いと分かっている被験者には低圧から加圧する血圧計があれば良いことになるので、加圧方法を、一般的な加圧後減圧測定方式と低圧から徐々に加圧しながら計測する血圧測定が出来る機能の両機能切換可能な血圧計
【選択図】図１
血圧検出には脈波で検出が行われ、一般にはオッシロメトリック法で行われる。この検出方法は加圧した空気圧の変化で圧力センサーにて検出される。
一般に加圧当初ある圧力まで加圧し、減圧時に脈波検出にて計測される。だが、当初の加圧より高い血圧の被験者の場合再加圧し、計測しなければならない。
血圧が高いと分かっている被験者に対しては、ショックの少ない低圧からの加圧により、脈波がなくなるまで、連続加圧が出来るのでこのような血圧計が望まれる。
【解決手段】 血圧測定に時に血圧が高いと分かっている被験者には低圧から加圧する血圧計があれば良いことになるので、加圧方法を、一般的な加圧後減圧測定方式と低圧から徐々に加圧しながら計測する血圧測定が出来る機能の両機能切換可能な血圧計
【選択図】図１
【特許請求の範囲】
【請求項1】
血圧測定装置において、血圧測定用ゴム製カフに当初血圧以上に空気圧を入れ、減圧時に血流脈波を検出する機能と、逆方向に血圧測定用ゴム製カフに空気圧を加えながら、血流を絞って血流脈波を検出する加圧時血流脈波を検出する機能の両方向のカフ加圧による脈波検出機能を備えた血圧測定装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
カフ加圧測定用血圧計
【背景技術】
【0002】
血圧計ではゴム製カフ（以下カフ）を用い空気加圧による止血から、徐々にカフ圧力を下げ、血流検出による最大圧検出、平均血圧、最少血圧の検出をする。
【0003】
血流の検出には光による光電検出法と空気圧によるオッシロメトリック法及び旧来の聴診器による検査方法が行われてる。
【0004】
血圧測定には一般にはカフに血液を止めるため、最初に加圧し、その後カフ内圧を下げながら、血液の流れで、血圧を測定する。
【0005】
だが急加圧ショックを与えない様にするには、低圧から徐々に、カフ圧をあげる測定方法であれば、精神状態に影響が少ないと考えられ、より正確な血圧測定が可能となる。
【0006】
本提案では当初、最高圧以上にカフ内加圧して減圧時に血圧測定する機能と、徐々にカフ内加圧を上げて血圧測定が可能とする血圧計
【0007】
【先行技術文献】
【0008】
【特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
血圧測定に於いて被験者に、旧来の血圧測定の方法で血圧測定ができる。だが予測最大血圧以上の血圧の被験者には再度加圧した場合、鬱血（うっけつ）による血液滞留で正確には計りにくい。
【0010】
血圧測定のカフ加圧を、無加圧から、徐々に加圧する機能の追加により、急加圧によるショックが減らせるので、旧来の最大加圧以上から減圧測定機能と無加圧から最大血圧に加圧測定する機能を備えると良い。
【0011】
無加圧から最大血圧に上昇させるにはポンプで加圧時に加圧脈の発生のないポンプで加圧するか、圧力変動の脈波を消去しなければならない。
【0012】
一度加圧した空気をエアータンクに溜め、少しずつ弁を操作し、カフに供給するしかないが弁制御に於いて制御回路が必要となる。
【発明の効果】
【0013】
通常の血圧測定には加圧後減圧方法で計測が出来る。但し、高血圧の患者などには低圧から加圧する方法も用いる事が出来るので、鬱血などによる不正確計測にならずに血圧測定が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】血圧計本体空気回路接続図
【符号の説明】
【0015】
１ 空気ポンプ
２ 空気ポンプ駆動電源ライン
３ 血圧計内空気パイプ
４ 空気タンク
５ 中間空気加圧電磁弁
６ 減圧、排気電磁弁
７ 一時空気タンク圧力センサー
８ 一時圧力センサーケーブル
９ カフ圧センサー
１０ カフ圧センサーケーブル
１１ ４方向空気継手
１２ 血圧計パネル空気継手
１３ 計測用カフ
１４ 計測用空気パイプ
２ 空気ポンプ駆動電源ライン
３ 血圧計内空気パイプ
４ 空気タンク
５ 中間空気加圧電磁弁
６ 減圧、排気電磁弁
７ 一時空気タンク圧力センサー
８ 一時圧力センサーケーブル
９ カフ圧センサー
１０ カフ圧センサーケーブル
１１ ４方向空気継手
１２ 血圧計パネル空気継手
１３ 計測用カフ
１４ 計測用空気パイプ
【図1】