(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022163512
(43)【公開日】2022-10-26
(54)【発明の名称】食器洗浄機
(51)【国際特許分類】
A47L 15/46 20060101AFI20221019BHJP
【FI】
A47L15/46 Z
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021068502
(22)【出願日】2021-04-14
(71)【出願人】
【識別番号】500201602
【氏名又は名称】シロカ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】弁理士法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】金井 まり
(72)【発明者】
【氏名】小川 大助
【テーマコード(参考)】
3B082
【Fターム(参考)】
3B082DC00
(57)【要約】
【課題】食器洗浄機の利便性を向上させる。
【解決手段】食器を洗浄する食器洗浄機は、前記食器を収容する収容庫と、前記収容庫内に水を噴出して前記収容庫内の前記食器を洗浄するノズル部材と、前記収容庫内に設けられた紫外線ランプと、を備え、前記収容庫内に収容された物品に対して、前記ノズル部材による洗浄を行わずに前記紫外線ランプによる紫外線の照射を行うモードを有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食器を洗浄する食器洗浄機であって、
前記食器を収容する収容庫と、
前記収容庫内に水を噴出して前記収容庫内の前記食器を洗浄するノズル部材と、
前記収容庫内に設けられた紫外線ランプと、
を備え、
前記収容庫内に収容された物品に対して、前記ノズル部材による洗浄を行わずに前記紫外線ランプによる紫外線の照射を行うモードを有する、ことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項2】
前記収容庫は、前記物品が載置される載置台を、前記紫外線ランプからの距離が互いに異なる複数の位置の各々に配置可能に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
【請求項3】
前記モードでは、前記紫外線ランプによる前記物品への紫外線の照射時間を変更可能である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の食器洗浄機。
【請求項4】
前記食器洗浄機は据え置き型である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項5】
前記紫外線ランプは、前記収容庫の上面に設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項6】
前記食器洗浄機は、前記ノズル部材として、前記収容庫の下面に設けられた第1ノズル部材と、前記収容庫の上面に設けられた第2ノズル部材とを備え、
前記紫外線ランプは、前記収容庫の前記上面における前記第2ノズル部材の隣に設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項7】
前記収容庫内に収容された前記物品に対して、前記ノズル部材による洗浄と前記紫外線ランプによる紫外線の照射とを行う第2モードを更に有する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食器洗浄機に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、洗浄槽内に収納された食器を洗浄した後に、加熱機構により洗浄槽内を加熱するとともに、紫外線灯により洗浄槽内に紫外線を照射するように構成された食器洗浄機が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、食器に限られず、水に濡らしたくない物、および/または、水に濡らしてはいけない物など様々な物品についても、紫外線の照射による減菌処理(除菌処理、滅菌処理)を行うことが望まれている。したがって、このような物に対する減菌処理も食器洗浄機で実施することができれば、食器洗浄機の利便性が向上しうる。
【0005】
そこで、本発明は、食器洗浄機の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての食器洗浄機は、食器を洗浄する食器洗浄機であって、前記食器を収容する収容庫と、前記収容庫内に水を噴出して前記収容庫内の前記食器を洗浄するノズル部材と、前記収容庫内に設けられた紫外線ランプと、を備え、前記収容庫内に収容された物品に対して、前記ノズル部材による洗浄を行わずに前記紫外線ランプによる紫外線の照射を行うモードを有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、例えば、食器洗浄機の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図3】UVモードによる減菌処理を行う対象物品を収容庫の内部に配置する例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
本発明に係る一実施形態の食器洗浄機10について説明する。
図1は、本実施形態の食器洗浄機10の構成例を示している。
図1(a)は、食器洗浄機10の前面図を示しており、
図1(b)は、食器洗浄機10の背面図を示している。本実施形態の食器洗浄機10は、据え置き型(卓上型、移動可能型)の食器洗浄機であり、前面(-Y方向側の面)が開放している本体部11と、本体部11の前面に開閉可能に取り付けられたドア12(前扉)とを有する。食器洗浄機10は、本体部11およびドア12によって構成された収容庫13の内部(収容庫内)に食器を収容し、収容庫13の内部に収容された食器を洗浄する。
【0011】
食器洗浄機10は、
図1(a)に示されるように、収容庫13の内部にノズル部材14およびランプ15を有する。ノズル部材14は、水を噴出する複数の噴出孔(ノズル)を有するとともに、回動可能に構成され、回動しながら複数の噴出孔から収容庫13の内部に水を噴出することによって収容庫13の内部の食器を洗浄する。本実施形態の食器洗浄機10は、ノズル部材14として、収容庫13の下面(下部)に設けられた第1ノズル部材14aと、収容庫13の上面(上部)に設けられた第2ノズル部材14bとを有する。第2ノズル部材14bは、第1ノズル部材14aより小さい寸法を有する。また、ランプ15は、収容庫13の内部に紫外線(UV)を照射する紫外線ランプとしての機能を有する。本実施形態の食器洗浄機10では、ランプ15は、収容庫13の上面における第2ノズル部材14bの隣に設けられている。ランプ15は、収容庫13の内部を照明するための可視光を射出する照明ランプ(庫内灯)としての機能を有してもよい。
【0012】
また、収容庫13の内部(下面)には、収容庫13の内部から排水するための排水口を覆うメッシュトレイ16が設けられている。そして、メッシュトレイ16には、残菜フィルタ17が取り付けられている。メッシュトレイ16および残菜フィルタ17は、収容庫13の下面から取り外し可能に構成されている。これにより、メッシュトレイ16および残菜フィルタ17に付着した残菜を容易に取り除くことができる。なお、本実施形態の残菜フィルタ17には、銀イオン(Ag)を用いた抗菌アタッチメントが取り付けられている。
【0013】
ドア12は、その下部(下端部)にヒンジ部材を有しており、当該下部を中心としてθX方向(X軸周りの回転方向)に回動することにより、収容庫13(本体部11)を開閉可能に構成されている。また、ドア12には、
図1(a)に示されるように、窓部12aと洗剤投入部12bとが設けられている。窓部12aは、ドア12が閉じている状態においてユーザが収容庫13の内部を確認することができるように設けられており、可視光を透過する光透過部材によって構成されうる。但し、窓部12a(光透過部材)は、紫外線を透過しづらい構成であるとよい。一例として、窓部12a(光透過部材)の紫外線透過率は、5%以下、より好ましくは3%以下でありうる。洗剤投入部12bは、収容庫13の内部で食器を洗浄するために用いる洗剤を投入する部分であり、ドア12の内側に設けられた凹部によって構成されている。
【0014】
食器洗浄機10の外面には、
図1(a)に示されるように、給水口18が設けられている。給水口18は、洗浄水を食器洗浄機10に供給するための開口であり、排気口としての機能も有する。洗浄水としては、水道水であってもよいし、洗浄剤を含む水であってもよい。給水口18には、蓋18aが着脱可能に取り付けられうる。また、食器洗浄機10の背面には、
図1(b)に示されるように、給水ホース接続口19aと、排水ホース接続口19bと、電源コード19cと、アース線19dとが設けられている。給水ホース接続口19aには、食器洗浄機10に水道水を供給するための給水ホースが接続され、排水ホース接続口19bには、食器洗浄機10から水を排出するための排水ホースが接続される。電源コード19cは、食器洗浄機10に電力を供給するためのコードであり、その先端にはプラグ19eが設けられている。
【0015】
次に、本実施形態の食器洗浄機10の操作部20について説明する。
図2は、ドア12が閉まっている状態の食器洗浄機10の前面図である。
図2に示されるように、操作部20は、ドア12の外側における窓部12aの上方(+Z方向側)に設けられている。また、
図2には、操作部20の拡大図が図示されている。
【0016】
操作部20は、例えば、各種ボタン21~25と、表示部26~27とを有する。
ボタン21は、電源をONしたりOFFしたりするための電源ボタンである。ボタン22は、食器洗浄機10の動作モードを選択するための選択ボタンであり、本実施形態の場合、標準モードを選択するための選択ボタン22aと、UVモードを選択するための選択ボタン22bとを含みうる。食器洗浄機10の動作モードについては後述する。ボタン23aは、食器洗浄機10の動作予約を設定するための予約ボタンであり、ボタン23bは、洗浄後において食器の乾燥を維持させるためのドライキープボタンである。ボタン24は、食器の洗浄コースを選択するための選択ボタンであり、本実施形態の場合、4つコースの中から1つを選択可能である。ボタン25は、ユーザにより選択・設定された動作(モード、コース)を食器洗浄機10に開始させるためのスタートボタンである。ボタン25は、食器洗浄機10の動作を一時停止させるためのボタンとして機能してもよい。
【0017】
表示部26は、ユーザに情報を表示するためのディスプレイであり、例えば、食器洗浄機10の動作の開始および/または終了の予約時刻、当該動作の終了予定時刻、当該動作の終了までに要する時間などを表示しうる。表示部26は、ユーザにより設定された機能(例えばチャイルドロック機能、ドライキープ機能、庫内洗浄など)、および/または、ユーザへの要求(例えば給水など)を表示してもよい。また、表示部27は、各種ボタン21~25がユーザにより選択されたか否かを示すランプであり、各種ボタン21~25に対してそれぞれ設けられている。
【0018】
本実施形態の食器洗浄機10は、前述したように、動作モードとして、標準モードとUVモードとを有する。標準モード(第2モード)は、ノズル部材14(第1ノズル部材14a、第2ノズル部材14b)による洗浄とランプ15(紫外線ランプ)による紫外線の照射とを行うモードである。ランプ15による紫外線の照射は、ノズル部材14による洗浄の後に行われうる。標準モードは、操作部20のボタン22aを押下することにより選択可能である。一方、UVモード(第1モード)は、ノズル部材14による洗浄を行わずにランプ15(紫外線ランプ)による紫外線の照射のみを行うモードである。UVモードは、操作部20のボタン22bを押下することにより選択可能である。このようなUVモードを設けることにより、食器に限られず、水に濡らしたくない物、および/または、水に濡らしてはいけない物などの様々な物品についても、紫外線の照射による減菌処理(除菌処理、滅菌処理)のみを行うことができるため、食器洗浄機10の利便性を向上させることができる。
【0019】
図3は、UVモードによる減菌処理を行う対象の物品(以下では「対象物品」と表記することがある)を収容庫13の内部に配置する例を示している。対象物品は、食器洗浄機10の収容庫13の内部に配置される載置台30の上に載置される。載置台30は、例えば網状の部材である。また、収容庫13は、ランプ15からの距離(即ち、収容庫13の内部における高さ位置)が互いに異なる複数の位置の各々に載置台30を配置可能に構成されている。
【0020】
図3(a)は、比較的薄い対象物品が載置された載置台30を収容庫13の内部に配置する例を示している。
図3(a)では、対象物品としてマスクが例示されている。この場合、載置台30は、収容庫13の内側面に設けられた支持部材13a(
図1(a)参照)によって支持された状態で収容庫13の内部に配置される。支持部材13aは、例えば、収容庫13の内側面から突出した突起によって構成されており、収容庫13の奥側(+Y方向側)に向かって延設されている。この支持部材13aに沿って載置台30をスライドさせて収容庫13の内部に挿入することにより、載置台30(即ち対象物品)をランプ15に近づけて配置することができる。
【0021】
図3(b)は、比較的高さのある対象物品が載置された載置台30を収容庫13の内部に配置する例を示している。
図3(b)では、対象物品としてコップが例示されている。この場合、載置台30は、食器を配置するためのかご部材31の上に載置され、かご部材31とともに収容庫13の内部に配置される。このように載置台30を収容庫13の内部に配置することにより、比較的高さのある対象物品も収容庫13の内部に配置することが可能となる。
【0022】
ここで、UVモードでは、ランプ15(紫外線ランプ)による対象物品への紫外線の照射時間を変更可能に構成されてもよい。例えば、
図3(b)に示されるように対象物品をランプ15から遠ざけて配置する場合では、
図3(b)に示されるように対象物品をランプ15に近づけて配置する場合に比べ、対象物品へ照射される紫外線の強度が低く、同様の減菌効果を得るには紫外線の照射時間を長くする必要がある。そのため、本実施形態の食器洗浄機10は、ユーザが操作部20を介して紫外線の照射時間を設定することができるように構成されている。これにより、ユーザは、所望の減菌効果が得られるように紫外線の照射時間を設定することができる。一例として、本実施形態の食器洗浄機10は、ユーザが操作部20のボタン22bを押下する回数によって、紫外線の照射時間を切り替え可能(選択可能)に構成されている。なお、紫外線の照射時間は、操作部20の表示部26に表示されうる。
【0023】
上述したように、本実施形態の食器洗浄機10は、ノズル部材14による洗浄を行わずにランプ15(紫外線ランプ)による紫外線の照射のみを行うUVモードを有する。これにより、食器に限られず、様々な物品に対して、紫外線の照射による減菌処理(除菌処理、滅菌処理)のみを行うことができるため、食器洗浄機10の利便性を向上させることができる。
【0024】
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。
【符号の説明】
【0025】
10:食器洗浄機、11:本体部、12:ドア、13:収容庫、14:ノズル部、15:ランプ(紫外線ランプ)、20:操作部
【手続補正書】
【提出日】2022-08-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
食器を洗浄する食器洗浄機であって、
前記食器を収容する収容庫と、
前記収容庫内に水を噴出して前記収容庫内の前記食器を洗浄するノズル部材と、
前記収容庫内に設けられた紫外線ランプと、
を備え、
前記収容庫内に収容された物品に対して、前記ノズル部材による洗浄を行わずに前記紫外線ランプによる紫外線の照射を行うモードを有し、
前記収容庫内には、前記食器が配置されるかご部材と、前記物品が載置される載置台とを配置可能であり、
前記載置台は、前記モードにおいて、前記かご部材の上の第1位置と、前記第1位置より前記紫外線ランプに近い第2位置との各々に配置可能であり、
前記収容庫の内側面には、前記第2位置において前記載置台を支持する支持部材が設けられている、ことを特徴とする食器洗浄機。
【請求項2】
前記収容庫は、前記物品が載置される載置台を、前記紫外線ランプからの距離が互いに異なる複数の位置の各々に配置可能に構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の食器洗浄機。
【請求項3】
前記モードでは、前記紫外線ランプによる前記物品への紫外線の照射時間を変更可能である、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の食器洗浄機。
【請求項4】
前記食器洗浄機は据え置き型である、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項5】
前記紫外線ランプは、前記収容庫の上面に設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項6】
前記食器洗浄機は、前記ノズル部材として、前記収容庫の下面に設けられた第1ノズル部材と、前記収容庫の上面に設けられた第2ノズル部材とを備え、
前記紫外線ランプは、前記収容庫の前記上面における前記第2ノズル部材の隣に設けられている、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項7】
前記収容庫内に収容された前記物品に対して、前記ノズル部材による洗浄と前記紫外線ランプによる紫外線の照射とを行う第2モードを更に有し、
前記かご部材は、前記第2モードで洗浄する対象の前記食器が配置される部材である、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項8】
前記支持部材は、前記支持部材に沿って前記載置台をスライドさせて前記収容庫内に挿入することができるように構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項9】
前方が開放している本体部と、前記本体部の前方を開閉するための前扉とを更に有し、
前記収容庫は、前記本体部および前記前扉によって規定され、
前記支持部材は、前記前扉を開いた状態で前記本体部の前方から前記収容庫の内部に前記載置台を挿入することができるように構成されている、ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
【請求項10】
前記支持部材は、前記収容庫の内側面から突出した突起によって構成されており、前記収容庫の奥側に向かって延設されている、ことを特徴とする請求項9に記載の食器洗浄機。
【請求項11】
前記かご部材は、前記前扉を開いた状態で前記本体部の前方から前記収容庫の内部に挿入可能である、ことを特徴とする請求項9又は10に記載の食器洗浄機。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての食器洗浄機は、食器を洗浄する食器洗浄機であって、前記食器を収容する収容庫と、前記収容庫内に水を噴出して前記収容庫内の前記食器を洗浄するノズル部材と、前記収容庫内に設けられた紫外線ランプと、を備え、前記収容庫内に収容された物品に対して、前記ノズル部材による洗浄を行わずに前記紫外線ランプによる紫外線の照射を行うモードを有し、前記収容庫内には、前記食器が配置されるかご部材と、前記物品が載置される載置台とを配置可能であり、前記載置台は、前記モードにおいて、前記かご部材の上の第1位置と、前記第1位置より前記紫外線ランプに近い第2位置との各々に配置可能であり、前記収容庫の内側面には、前記第2位置において前記載置台を支持する支持部材が設けられている、ことを特徴とする。