(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022163657
(43)【公開日】2022-10-26
(54)【発明の名称】ページ提供のための情報を処理する電子装置およびその方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/02 20120101AFI20221019BHJP
【FI】
G06Q30/02 446
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021082405
(22)【出願日】2021-05-14
(31)【優先権主張番号】10-2021-0048655
(32)【優先日】2021-04-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVA
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ジン・ヨン・チェ
(72)【発明者】
【氏名】ミョン・ホ・パク
(72)【発明者】
【氏名】ヒュン・ウォン・ジョン
(72)【発明者】
【氏名】ヒュン・グ・キム
(72)【発明者】
【氏名】イン・ホ・チェ
(72)【発明者】
【氏名】ア・ラム・ソン
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB08
(57)【要約】
【課題】ページ提供のための情報を処理する電子装置およびその方法を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る、電子装置で情報を処理する方法は、使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得する段階;第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認する段階;およびアドレス情報によって使用者端末に第2ページを提供する段階を含む。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置で情報処理方法であって、
使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得する段階と、
前記第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認する段階と、
前記アドレス情報によって前記使用者端末に前記第2ページを提供する段階と、を含む、情報処理方法。
【請求項2】
前記第1ページに関する情報は、あらかじめ決定された桁数の一連番号を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記アドレス情報であるURL(Uniform Resource Locator)が前記第1ページに関する情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記第1ページに関する情報は、前記第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素を結び付ける(concatenate)ことによって獲得されることを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記第1ページに関する情報は、
前記第1ページのページの種類またはページの形態に関連した情報、
前記第1ページに関連した費用情報、
前記第1ページの具現が可能な使用者端末の種類に関連した情報および、
前記第1ページに関連した供給者(provider)情報、
のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記第1ページは広告領域を含み、
前記使用者端末は前記広告領域に対する使用者入力を通じて前記第2ページへの接続を要請することを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記第2ページに対応する使用者入力を前記使用者端末から受信する段階と、
前記第2ページに対応する使用者入力に基づいて、前記広告領域に対する効果を分析する段階と、をさらに含むことを特徴とする、請求項6に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記確認する段階は、
前記使用者端末が前記接続要請のために利用したプログラムに対応する第1識別情報を確認する段階を含むことを特徴とする、請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項9】
前記プログラムは、前記使用者端末に設置されたウェブブラウザおよび前記使用者端末に設置されたアプリケーションのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする、請求項8に記載の情報処理方法。
【請求項10】
前記プログラムに基づいて前記使用者端末の画面に使用者入力を受信するためのインターフェースが表示されることを特徴とする、請求項8に記載の情報処理方法。
【請求項11】
前記第1識別情報と前記使用者端末の識別情報をマッピングさせたマッピング情報を獲得する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項8に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記マッピング情報を保存する段階をさらに含み、
あらかじめ決定された時間の間前記マッピング情報の保存が維持されることを特徴とする、請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項13】
前記マッピング情報に基づいて、前記プログラム以外の少なくとも一つのプログラムを通じての前記使用者端末の活動内訳を追跡する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記マッピング情報は使用者に対応する識別情報がさらにマッピングされた情報であることを特徴とする、請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項15】
請求項1に記載された方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な非一過性の記憶媒体。
【請求項16】
情報を処理する電子装置であって、
トランシーバー、命令語を保存するメモリおよびプロセッサーを含み、
前記プロセッサーは、前記トランシーバーおよび前記メモリと連結され、
使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得し、前記第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認し、前記アドレス情報によって前記使用者端末に前記第2ページを提供する、電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ページ提供のための情報を処理する電子装置およびその方法に関する。より具体的には、本開示は、使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得し、第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認して、アドレス情報によって使用者端末に第2ページを提供する電子装置およびその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の広告は、新聞、雑誌、ラジオおよび放送などの大衆メディアを通じて使用者に露出された。しかし、移動通信技術の発達により、PC(Personal Computer)やモバイルデバイス(Mobile Device)を通じてメディアに接する使用者が幾何級数的に増加すると共に、ウェブサイトやアプリケーションを通じてのオンライン広告が一般的な広告手段として位置づけられている。
【0003】
オンライン広告の一例示として、リンクやバナーなどを使用者に露出させる形態の広告が存在する。さらに、リンクやバナーなどに関する使用者入力を受信する場合、広告の対象を使用者に提供するためのページを使用者にさらに提供することができる。
【0004】
これに関連して、KR101833728B1やKR100881832B1などの先行文献を参照することができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本実施形態が解決しようとする課題は、前述した問題点を解決するために、使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得し、第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認して、アドレス情報によって使用者端末に第2ページを提供する電子装置およびその方法を提供することにある。
【0006】
本実施形態が達成しようとする技術的課題は、前記のような技術的課題に限定されず、以下の実施形態からさらに他の技術的課題が類推され得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施形態に係る電子装置で情報を処理する方法は、使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得する段階;前記第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認する段階;および前記アドレス情報によって前記使用者端末に前記第2ページを提供する段階を含む。
【0008】
一実施形態によると、前記第1ページに関する情報は、あらかじめ決定された桁数の一連番号を含むことができる。
【0009】
一実施形態によると、前記アドレス情報であるURL(Uniform Resource Locator)が、前記第1ページに関する情報を含むことができる。
【0010】
一実施形態によると、前記第1ページに関する情報は、前記第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素を結び付ける(concatenate)ことによって獲得され得る。
【0011】
一実施形態によると、前記第1ページに関する情報は、前記第1ページのページの種類またはページの形態に関連した情報、前記第1ページに関連した費用情報、前記第1ページの具現が可能な使用者端末の種類に関連した情報、および前記第1ページに関連した供給者(provider)情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0012】
一実施形態によると、前記第1ページは広告領域を含み、前記使用者端末は、前記広告領域に関する使用者入力を通じて前記第2ページへの接続を要請することができる。
【0013】
一実施形態によると、前記情報処理方法は、前記第2ページに対応する使用者入力を前記使用者端末から受信する段階;および前記第2ページに対応する使用者入力に基づいて、前記広告領域に関する効果を分析する段階をさらに含むことができる。
【0014】
一実施形態によると、前記確認する段階は、前記使用者端末が前記接続要請のために利用したプログラムに対応する第1識別情報を確認する段階を含むことができる。
【0015】
一実施形態によると、前記プログラムは、前記使用者端末に設置されたウェブブラウザおよび前記使用者端末に設置されたアプリケーションのうち少なくとも一つを含むことができる。
【0016】
一実施形態によると、前記プログラムに基づいて、前記使用者端末の画面に使用者入力を受信するためのインターフェースが表示され得る。
【0017】
一実施形態によると、前記情報処理方法は、前記第1識別情報と前記使用者端末の識別情報をマッピングさせたマッピング情報を獲得する段階をさらに含むことができる。
【0018】
一実施形態によると、前記情報処理方法は、前記マッピング情報を保存する段階をさらに含み、あらかじめ決定された時間の間、前記マッピング情報の保存が維持され得る。
【0019】
一実施形態によると、前記情報処理方法は、前記マッピング情報に基づいて、前記プログラム以外の少なくとも一つのプログラムを通じて前記使用者端末の活動内訳を追跡する段階をさらに含むことができる。
【0020】
一実施形態によると、前記マッピング情報は、使用者に対応する識別情報がさらにマッピングされた情報であり得る。
【0021】
一実施形態に係る情報を処理する電子装置は、トランシーバー、命令語を保存するメモリおよびプロセッサーを含み、前記プロセッサーは、前記トランシーバーおよび前記メモリと連結されて、使用者端末から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得し、前記第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認し、前記アドレス情報によって前記使用者端末に前記第2ページを提供する。
【0022】
その他の実施形態の具体的な事項は、詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0023】
本開示によると、ページ提供のための情報を処理する電子装置およびその方法は、接続要請情報が伝送された第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認し、確認されたアドレス情報によって使用者端末に第2ページを提供することによって、第1ページの特徴を反映するアドレス情報による第2ページを提供することができる。
【0024】
本開示によると、アドレス情報によって使用者がどのような経路を通じて第2ページを通じて接続したかを把握することができる。また、第1ページに関する情報および第2ページに対応する使用者入力間の関連関係を分析することができる。例えば、広告領域に関する使用者入力を通じて使用者が第2ページに接続された場合、広告領域に関する効果を分析することができる。
【0025】
発明の効果は以上で言及した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は、請求範囲の記載から当該技術分野の通常の技術者に明確に理解され得るであろう。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1】一実施形態に係るページ提供のための情報処理システムを示す概略的な構成図である。
【
図2】一実施形態に係るページ提供のための情報処理システムでの電子装置の情報処理方法の動作フローチャートである。
【
図3】一実施形態に係る第1ページに関する情報を例示的に説明するための図面である。
【
図4】一実施形態に係る第1ページに関する情報を例示的に説明するための図面である。
【
図5】一実施形態に係る第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素の値を決定する動作を例示的に説明するための図面である。
【
図6】一実施形態に係る第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素の値を入力するインターフェースを例示的に説明するための図面である。
【
図7】一実施形態に係るマッピング情報を例示的に説明するための図面である。
【
図8】一実施形態に係るページ提供のための情報を処理する電子装置の構成の例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
実施形態で使われる用語は、本開示における機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0028】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「~部」、「~モジュール」などの用語は、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたり、ハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0029】
明細書全体において記載された、「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0030】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他端末に接続することができるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは、例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0031】
以下では、添付した図面を参照して、本開示の実施形態に関して本開示が属する技術分野において通常の知識を有する者が容易に実施することができるように詳細に説明する。しかし、本開示は、多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0032】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0033】
実施形態を説明するにあたり、本発明が属する技術分野において広く知られており、本発明と直接的に関連のない技術内容については説明を省略する。これは不要な説明を省略することによって、本発明の要旨を曖昧にせずより明確に伝達するためである。
【0034】
同様の理由により、添付図面において、一部の構成要素は誇張または省略されたり、概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは、実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面において同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0035】
本発明の利点および特徴、そして、それらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし、本実施形態は、本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指称する。
【0036】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーに搭載され得るため、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサーを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロック(ら)において説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは、特定方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存することも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションは、フローチャートブロック(ら)において説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションは、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上において一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成し、コンピュータまたはその他のプログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションは、フローチャートブロック(ら)において説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0037】
また、各ブロックは、特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例では、ブロックにおいて言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目されたい。例えば、連続して図示されている二つのブロックは、事実上実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0038】
図1は、一実施形態に係るページの提供のための情報処理システムを示す概略的な構成図である。
【0039】
多様な実施形態によると、ページの提供のための情報処理システム100は、電子装置110および使用者端末120を含む。実施形態によって、ページの提供のための情報処理システム100は、電子装置110、使用者端末120、その他の外部装置のうち少なくとも一部間の情報の送受信を支援するネットワーク網をさらに含むことができる。
【0040】
電子装置110および使用者端末120のそれぞれは、トランシーバー、メモリ、およびプロセッサーを含むことができる。また、電子装置110および使用者端末120のそれぞれは、少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、またはハードウェアおよびソフトウェアの結合で具現され得る。一方、実施形態の全般において、電子装置110および使用者端末120は、分離したサーバーとして言及されるが、これは論理的に分けられた構造であり得、一つのサーバーで分離された機能によって具現され得る。
【0041】
一実施形態によると、電子装置110および使用者端末120は、ネットワークサーバーにおいて具現される多数のコンピュータシステムまたはコンピュータソフトウェアを含むことができる。例えば、電子装置110および使用者端末120のうち少なくとも一部は、イントラネットまたはインターネットのようなコンピュータネットワークを通じて他のネットワークサーバーと通信することができる下位装置と連結されて作業遂行要請を受け付け、それに対する作業を遂行して遂行結果を提供するコンピュータシステムおよびコンピュータソフトウェアを指称することができる。その他にも、電子装置110および使用者端末120のうち少なくとも一部は、ネットワークサーバー上で動作することができる一連の応用プログラムと、内部に構築されている各種データベースを含む広義の概念として理解され得る。例えば、電子装置110および使用者端末120のうち少なくとも一部は、ドス(DOS)、ウインドウズ(Windows(登録商標))、リナックス(登録商標)(Linux(登録商標))、ユニックス(UNIX(登録商標))、またはマック OS(MacOS(登録商標))等の運営体制によって多様に提供されるネットワークサーバープログラムを利用して具現され得る。
【0042】
電子装置110は、多様な情報をウェブページとして構成して提供する装置である。電子装置110は、使用者にアイテム販売情報またはサービス提供情報を提供する役割を遂行する装置であってもよいが、電子装置110の役割がこれに限定されるものではない。
【0043】
電子装置110は、使用者端末120から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得する。第1ページは、第2ページに関連した情報を含むことができる。使用者端末120は、第1ページが含むインターフェースに関する使用者入力を通じて第2ページへの接続を要請することができる。一実施形態によると、使用者端末120は、第1ページが含む広告領域に関する使用者入力を通じて第2ページへの接続を要請することができる。この場合、広告領域が第2ページへの接続のためのインターフェースに対応したり、広告領域が第2ページへの接続のためのインターフェースに含まれ得る。
【0044】
電子装置110は、第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認する。第1ページに関する情報は、第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素を結び付ける(concatenate)ことによって獲得され得る。また、アドレス情報は、URL(Uniform Resource Locator)に対応し得る。
【0045】
電子装置110は、アドレス情報によって使用者端末120に第2ページを提供する。第2ページは、第1ページで獲得された接続要請情報に関連した情報を含むことができる。一実施形態によると、第2ページは、第1ページが含む広告領域に対応する情報を含むことができる。例えば、第2ページは、広告の対象となったアイテムの販売情報またはサービスの提供情報を提供することができる。
【0046】
電子装置110の動作に関連したより詳細な事項は
図2で後述する。
【0047】
使用者端末120は、使用者によって操作および管理される端末であり、使用者入力を受信してこれに対応する動作を遂行することができる。例えば、使用者端末120は、第1ページを使用者に提供し、第1ページを通じて第2ページへの接続要請に対応する使用者入力を受信し、第2ページへの接続要請を電子装置110に提供することができる。また、使用者端末120は、電子装置110から第2ページの提供を受けてこれを使用者に提供することができる。
【0048】
使用者端末120は、コンピュータ装置、移動通信端末およびサーバーなどを含むことができる。使用者端末120は、使用者入力を受信するためのタッチパッド、マウス、キーボードなどの入力装置を含んだり、入力装置に連結され得る。また、使用者端末120は、使用者に情報を提供するための画面やスピーカーなどの出力装置を含んだり、出力装置に連結され得る。さらに、使用者端末120の入力装置および出力装置は、一体で構成されるか互いに関連され得、例えば、使用者端末の画面に使用者入力を受信するためのインターフェースが表示され得る。
【0049】
多様な実施形態に係る一連の情報処理方法に関連した動作は、単一の物理的装置によって具現され得、複数の物理的装置が有機的に結合された方式で具現されてもよい。例えば、ページ提供のための情報処理システム100に含まれた構成のうち一部は、いずれか一つの物理的装置によって具現され、残りの一部は、他の物理的装置で具現され得る。例えば、いずれか一つの物理的装置は、電子装置110の一部で具現され得、他の物理的装置は、使用者端末120の一部またはその他外部装置の一部で具現されてもよい。場合により、ページ提供のための情報処理システム100に含まれたそれぞれの構成要素は、それぞれ互いに異なる物理的装置に分散して配置され、分散配置された構成要素が有機的に結合されて、ページ提供のための情報処理システム100の機能および動作を遂行するように具現されてもよい。例えば、本明細書の電子装置110は、少なくとも一つのサブ装置を含み、電子装置110により遂行されるものとして記載された一部の動作は、第1サブ装置によって遂行され、他の一部の動作は、第2サブ装置によって遂行されてもよい。
【0050】
図2は、一実施形態に係るページ提供のための情報処理システムにおける電子装置の情報処理方法の動作フローチャートである。
【0051】
図2を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は、使用者端末120から第1ページを通じて第2ページへの接続を要請する情報を獲得する(210)。前述したように、第1ページは第2ページに関連した情報を含むことができる。
【0052】
電子装置110は、第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認する(220)。前述したように、第1ページに関する情報は、第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素を結び付けさせることによって獲得され得、アドレス情報はURLに対応し得る。この場合、URLが第1ページに関する情報を含むことができる。例えば、第1ページに関する情報が「1221159」を含む場合、アドレス情報はhttp://www.XXXXXXXX.com/service/category1_1221159等に対応し得る。
【0053】
さらに具体的には、一実施形態に係るアドレス情報は、ランディング(landing)URLに対応し得る。この場合、アドレス情報はランディングページ(検索エンジン、広告などを経由して接続する利用者が最初に見ることになるウェブページ)の第2ページのアドレスを含む情報であり得る。
【0054】
第1ページに関する情報は、「1221159」等のあらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含んだり、「qjcowhe」等のあらかじめ決定された桁数の文字の羅列を含んだり、「2jyd72n」等のあらかじめ決定された桁数の数字および文字の組み合わせを含むことができる。第1ページに関する情報があらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含む場合、あらかじめ決定された桁数の数字の羅列は一連番号(serial number)に対応し得る。
【0055】
一実施形態によると、第1ページに関する情報は、特定の進法によって表示された数字および文字の組み合わせを含むことができる。例えば、第1ページに関する情報は、「1221159」を16進法で表示した、「12a227」を含むことができる。このように、特定の進法により第1ページに関する情報を表示することによって、データ送受信の効率性が増加したり、使用者端末120およびその他の外部装置との互換性が確保され得る。
【0056】
以下では、第1ページに関する情報が、あらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含む実施形態を説明する。ただし、これは説明の便宜のためのものに過ぎず、第1ページに関する情報があらかじめ決定された桁数の数字および文字の組み合わせを含んだり、あらかじめ決定された桁数の文字の羅列を含んだり、その他の特殊文字を含むなどの多様な実施形態が実施され得、権利範囲を限定する方向として解釈されてはならないであろう。
【0057】
一実施形態によると、第1ページに関する情報は、第1ページのページの種類またはページの形態に関連した情報、第1ページに関連した費用情報、第1ページの具現が可能な使用者端末120の種類に関連した情報、および第1ページに関連した供給者(provider)情報のうち少なくとも一つを含むことができる。一例示によると、第1ページに関する情報は、第1ページに関連した費用情報に対応する番号である1と、第1ページのページの種類またはページの形態に対応する番号である22と、第1ページの具現が可能な使用者端末120の種類に関連した情報に対応する番号である1と、第1ページに関連した供給者情報に対応する番号である159を順次結びつけた「1221159」に対応し得る。
【0058】
第1ページに関する情報およびアドレス情報に関連したより詳細な事項は
図3ないし
図6で後述する。
【0059】
第1ページに関する情報が反映されたアドレス情報を確認する動作に関連して、電子装置110は、使用者端末120が接続要請のために利用したプログラムに対応する第1識別情報を確認することができる。また、電子装置110は、第1識別情報と使用者端末120の識別情報をマッピング(mapping)させたマッピング情報を獲得することができる。獲得されたマッピング情報に基づいて、電子装置110は、第1識別情報に対応するプログラム以外の少なくとも一つのプログラムを通じて使用者端末120の活動内訳を追跡することができる。
【0060】
第1識別情報およびマッピング情報に関連したより詳細な事項は
図7で後述する。
【0061】
電子装置110は、アドレス情報によって使用者端末120に第2ページを提供する(230)。
【0062】
より具体的には、電子装置110または外部装置は、第1ページに関する情報および第2ページに対応する使用者入力間の関連関係を分析することができる。例えば、電子装置110または外部装置は、第1ページに関する情報および第2ページに対応する使用者入力を含む複数のデータを収集し、収集されたデータを統計的に分析したり機械学習(machine learning)モデルなどの計算モデルに入力することによって、第1ページに関する情報と第2ページに対応する多様な使用者入力間の関係を分析することができる。
【0063】
一実施形態によると、第1ページが広告領域を含み、使用者端末120が広告領域に関する使用者入力を通じて第2ページへの接続を要請することができる。この場合、広告領域が第2ページへの接続のためのインターフェースに対応するか、広告領域が第2ページへの接続のためのインターフェースに含まれ得る。この場合、第2ページに対応する使用者入力を使用者端末120から受信し、第2ページに対応する使用者入力に基づいて広告領域に対する効果が分析され得る。
【0064】
一例示として、使用者が検索エンジンを通じてアイテム情報を検索してその検索結果である第1ページにキーワード広告が露出され、使用者端末120からキーワード広告に対する選択入力が受信される場合、これはアイテムを販売する第2ページへの接続要請に対応するため、電子装置110は使用者端末120に第1ページに関する情報が反映された(例えば、特定のアイテム情報を検索したことに対応する情報および検索結果のキーワード広告を選択したことに対応する情報を含む)アドレス情報によって、使用者端末120に第2ページを提供することができる。このように検索エンジンを通じてアイテム情報を検索して、キーワード広告に関する選択入力を通じて第2ページに接続された合計2548回のケースに関連して、162回のケースで第2ページでのアイテム購入の入力が受信され、55回のケースで第2ページにおいてメンバーシップ加入の入力が受信されたとすれば、これを統計的に分析して該当キーワード広告は、6.35%のアイテム購入の誘導効果と2.16%のメンバーシップ加入の誘導効果が存在すると判断され得る。または、前述したように、このようなデータを計算モデルに入力することによって、分析結果を導き出すことも可能である。
【0065】
第1ページに関する情報をアドレス情報に反映することにより、第1ページに関する情報を別途保存しなくても第1ページに関する情報が把握され得、ひいては第1ページに関する情報と第2ページでの入力間の関係が容易に分析され得る。
【0066】
図3は、一実施形態に係る第1ページに関する情報を例示的に説明するための図面である。
【0067】
図3を参照すると、一実施形態に係る第1ページに関する情報300は、第1ページに関連した費用情報、第1ページのページの種類またはページの形態に関連した情報、第1ページの具現が可能な使用者端末の種類に関連した情報、および第1ページに関連した供給者情報のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0068】
第1ページに関連した費用情報は、第1ページの運営費用情報、第1ページから第2ページへの接続のためのインターフェースを提供するのに関連した費用情報、および第1ページに広告領域を表示するために第1ページのサービス提供者に支給する費用情報のうち少なくとも一つを含むことができる。以下では、説明の便宜のために費用情報を「インフロー(Inflow、310)」と指称する。
【0069】
第1ページのページの種類に関連した情報は、第1ページがいかなる類型のページに対応するかに対応し得る。また、第1ページのページの形態に関連した情報は、ページがいかなる情報を含むかおよびページが含む情報がいかなる方式でページに表示されるかに関連した情報に対応し得る。例えば、第1ページのページの種類は、検索ポータルのメインページに関連した第1類型、検索エンジンへの検索結果に関連した第2類型、Eメールサービスページに関連した第3類型などを含むことができる。また、第1ページの形態は、含む広告の種類(キーワード広告、バナー広告、マスコミ露出型広告、バイラルマーケティング広告など)、広告の対象(メンバーシップ加入の誘導、アイテム購入の誘導、企業のイメージ改善、発売予定のサービスの広報など)、および情報がいかなる方式でページに表示されるかに関連した情報(上段露出、ポップアップ露出、キーワード自動完成型露出など)を含むことができる。以下では、説明の便宜のために第1ページのページの種類およびページの形態に関連した情報を「チャネル(Channel、320)」と指称する。
【0070】
第1ページの具現が可能な使用者端末120の種類に関連した情報は、第1ページの表示が可能な使用者端末120の種類および第2ページへの接続のためのインターフェースの表示が可能な使用者端末120の種類などを含む情報であり得る。例えば、第1ページがPCおよびモバイル端末で表示が可能な反面、第2ページへの接続のためのインターフェースは、PCでは表示が可能であるがモバイル端末では表示が不可能な場合、これを知らせる情報が使用者端末120の種類に関連した情報に含まれ得る。また、PCの運営体制やモバイル端末の機種などにより、一部のPCでは表示が可能な情報が残りのPCでは表示が不可能であるか、一部のモバイル端末では表示が可能な情報が残りのモバイル端末では表示が不可能なこともある。以下では、説明の便宜のために、第1ページの具現が可能な使用者端末120の種類に関連した情報を「プラットホーム(Platform、330)」と指称する。
【0071】
第1ページに関連した供給者情報は、第1ページのサービス提供者情報、第1ページから第2ページへの接続のためのインターフェースを提供する特定の提供者情報および第2ページのサービス提供者情報(第2ページへの接続のためのインターフェースが第1ページで開示されるため、第2ページのサービス提供者情報も第1ページに関連した供給者情報である)のうち少なくとも一つを含むことができる。以下では、説明の便宜のために、第1ページに関連した供給者情報を「ベンダ(Vendor、340)」と指称する。
【0072】
第1ページに関する情報300は、「1221159」等のあらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含み、
【0073】
「qjcowhe」等のあらかじめ決定された桁数の文字の羅列を含んだり、「2jyd72n」等のあらかじめ決定された桁数の数字および文字の組み合わせを含むことができる。第1ページに関する情報300があらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含む場合、あらかじめ決定された桁数の数字の羅列は一連番号(serial number)に対応し得る。
【0074】
第1ページに関する情報300は、第1ページに関連した費用情報、第1ページのページの種類またはページの形態に関連した情報、第1ページの具現が可能な使用者端末の種類に関連した情報、および第1ページに関連した供給者情報のうち少なくとも一つを反映するあらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含むことができる。前述したように、第1ページに関する情報300は、数字の羅列の他にも文字や特殊文字などをさらに含むなど、多様な方式で数字列または文字列の形態で表示され得るが、以下では、説明のために第1ページに関する情報300があらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含む実施形態を説明する。
【0075】
図4は、一実施形態に係る第1ページに関する情報を例示的に説明するための図面である。
【0076】
図4を参照すると、一実施形態に係る第1ページに関する情報300は、インフロー310、チャネル320、プラットホーム330、およびベンダ340を含み、それぞれに対してその類型によって数字を割当てることができる(400)。例えば、サービス提供者に費用が支給された場合(「Paid」)インフロー310に1が割当てられ、費用が支給されていない場合(「NonPaid」)インフロー310に2が割当てられ、電子装置110で費用を管理しない場合(「NonAttribute」)インフロー310に8が割当てられ得る。
【0077】
チャネル320、プラットホーム330、およびベンダ340に関連しても、これと同様に、その類型によって数字が割当てられ得、割当てられた数字を構成要素にして結び付けさせる動作を遂行することによって生成された数字の羅列に対応する一連番号が第1ページに関する情報300に含まれ得る。例えば、サービス提供者に費用が支給されてインフロー310に1が割当てられて、ページの種類およびページの形態に関連した情報が、「その他」に該当して(「OtherRecruit」)チャネル320に22が割当てられ、第1ページの具現が可能な使用者端末120の種類が「PC」に該当してプラットホーム330に1が割当てられ、供給者がAAA社に該当してベンダ340に159が割当てられる場合、「1221159」の一連番号が生成され得る(410)。
【0078】
これと同様に、電子装置110において費用を管理しないためインフロー310に8が割当てられ、ページの種類およびページの形態に関連した情報が、「画面の表示」に該当してチャネル320に20が割当てられ、第1ページの具現が可能な使用者端末120の種類が、「モバイル端末」に該当して(「Mobile」)プラットホーム330に2が割当てられ、供給者がBBB社に該当してベンダ340に158が割当てられる場合、「8202158」の一連番号が生成され得る(420)。
【0079】
図面符号430および440の場合にもこれと同様に、インフロー310、チャネル320、プラットホーム330、およびベンダ340に割当てられた番号を順次結び付けさせることによって「2183157」および「8229156」の一連番号が生成され得る。
【0080】
図面符号410および440の例示において、インフロー310、チャネル320、プラットホーム330、およびベンダ340に割当てられた番号が順次結び付けられたが、結び付ける方式が必ずしもインフロー310、チャネル320、プラットホーム330、およびベンダ340の順序で構成されなければならないものではない。例えば、図面符号410の例示において、チャネル320、プラットホーム330、ベンダ340、およびインフロー310の順序で番号が結び付けられることによって一連番号は「2211591」になり得、その他にも多様な方式で一連番号が生成され得る。
【0081】
前述したように、第1ページに関する情報300が反映されたアドレス情報アドレス情報はURLに対応し得る。例えば、図面符号410の例示に対応するアドレス情報は、http://www.XXXXXXXX.com/service/category1_1221159等に対応し、図面符号420の例示に対応するアドレス情報は、http://www.XXXXXXXX.com/service/category1_8202158等に対応し、図面符号430の例示に対応するアドレス情報は、http://www.XXXXXXXX.com/service/category1_21583157等に対応し、図面符号440の例示に対応するアドレス情報は、http://www.XXXXXXXX.com/service/category1_8229156等に対応し得る。
【0082】
第1ページに関する情報300が反映された一連番号およびアドレス情報は、電子装置110によって自動で入力され得、管理者によって手動で入力されてもよい。第1ページに関する情報300が反映された一連番号およびアドレス情報が電子装置110によって自動で入力された場合、登録者の氏名が表示されないか、あるいは代表管理者の氏名が自動で登録者として表示され得る。反面、第1ページに関する情報300が反映された一連番号およびアドレス情報が管理者によって手動で入力される場合、これを入力した管理者の氏名が登録者として表示され得る。
【0083】
管理者が手動で第1ページに関する情報300が反映された一連番号およびアドレス情報を入力するためのインターフェースの一例示を
図6で後述する。
【0084】
図5は、一実施形態に係る第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素の値を決定する動作を例示的に説明するための図面である。
【0085】
図5を参照すると、一実施形態に係るインフロー310の類型によって数字を割当てるより詳細な実施形態が図示される(500)。具体的には、サービス提供者に費用が支給された場合(「Paid」)インフロー310に1が割当てられ(510)、費用が支給されない場合(「NonPaid」)インフロー310に2が割当てられ(520)、ベンダ340によって費用が支援される場合(「VendorFunding」)インフロー310に3が割当てられ得る(530)。また、費用が共同分担となる場合(「CMG」)インフロー310に7が割当てられ(540)、電子装置110において費用を管理しない場合(「NonAttribute」)インフロー310に8が割当てられ(550)、その他の場合(「Others」)インフロー310に9が割当てら得る(560)。
【0086】
チャネル320、プラットホーム330、およびベンダ340の場合にも、前述した通りその類型によって互いに異なる数字が割当てら得る。
【0087】
図6は、一実施形態に係る第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素の値を入力するインターフェースを例示的に説明するための図面である。
【0088】
図6を参照すると、一実施形態に係る第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素の値を入力するインターフェースが図示される(600)。前述したように、第1ページに関する情報300が反映された一連番号およびアドレス情報は、管理者によって手動で入力され得る。この場合、管理者は図面符号600のインターフェースにより第1ページの特徴に対応する一つ以上の構成要素の値をそれぞれ割当てることができる。各構成要素の値は、使用者によって(例えば、キーボードなどの入力装置によって)直接入力されることによって割当てられるか、あるいは各構成要素の選択肢に対する使用者の表示要請に対応する入力によって選択肢が含む値の候補のリストが表示された後、使用者の後続入力によって選択肢が含む候補のうちいずれか一つが選択されることによって構成要素の値が割当てられてもよい。
【0089】
各構成要素の値が割当てられた後、使用者の最終決定入力がある場合、一連番号が生成され得る。一実施形態によると、使用者の最終入力を受信するためのインターフェースは、「登録」等の文面を含むことができる。
【0090】
実施形態によっては、第1ページの特徴に対応するすべての構成要素の値が割当てられた場合、使用者の最終決定入力がなくても一連番号が生成されてもよい。
【0091】
図7は、一実施形態に係るマッピング情報を例示的に説明するための図面である。
【0092】
図7を参照すると、一実施形態に係る電子装置110は、使用者端末120が接続要請のために利用したプログラムに対応する第1識別情報720を確認することができる。第1識別情報720に対応するプログラムは、使用者端末の画面に使用者入力を受信するためのインターフェースを表示するプログラムに対応され得る。例えば、使用者端末120が接続要請のために利用したプログラムは、使用者端末120に設置されたウェブブラウザおよび使用者端末120に設置されたアプリケーションのうち少なくとも一つを含むことができる。これに関連して、互いに異なるプログラムを使う場合には互いに異なる値を有し、互いに同一のプログラムを使う場合には互いに同一の値を有するように第1識別情報720が決定され得る。
【0093】
第1識別情報720は、あらかじめ決定された桁数の数字の羅列に対応され得、実施形態によっては文字や特殊文字などをさらに含むことができる。ただし、以下では、説明のために第1識別情報720があらかじめ決定された桁数の数字の羅列を含む実施形態を説明する。
【0094】
一実施形態に係る第1識別情報720は、使用者端末120が接続要請のためにYYYブラウザを利用した場合は1に対応し(721)、使用者端末120が接続要請のためにZZZブラウザを利用した場合は2に対応し(722)、使用者端末120が接続要請のためにABCアプリケーションを利用した場合、3に対応し得る(723)。
【0095】
また、電子装置110は、第1識別情報720と使用者端末120の識別情報をマッピング(mapping)させたマッピング情報を獲得することができる。電子装置110は、直接第1識別情報720と使用者端末120の識別情報をマッピングさせてマッピング情報を獲得してもよく、使用者端末120からマッピング情報を獲得してもよい。使用者端末120からマッピング情報が獲得される場合、使用者端末120によってマッピングが遂行されたものであり得る。
【0096】
一実施形態によると、使用者端末120がXXX携帯電話である場合、使用者端末120の識別情報はabcdに対応し(710)、該当識別情報と第1識別情報720がマッピングされ得る。
【0097】
電子装置110は、マッピング情報を保存することができ、あらかじめ決定された時間の間マッピング情報の保存が維持され得る。マッピング情報が少なくともあらかじめ決定された時間の間電子装置110に保存された状態で維持されるようにすることで、他のプログラムを通じて使用者端末120の活動内訳を追跡することができる。例えば、電子装置110に使用者端末120の識別情報abcdに第1識別情報720 3がマッピングされたマッピング情報が保存された状態で、識別情報abcdに対応する使用者端末120から第1識別情報720 3に対応するプログラムを利用した使用者入力がある場合、電子装置110は、該当使用者入力が同一の使用者端末120によるものであることを確認することができる。すなわち、互いに異なるプログラムを利用した複数の入力の場合にも、マッピングされた使用者端末120の識別情報が同一であれば、複数の入力を互いに関連させて理解することができる。
【0098】
例えば、識別情報abcdに対応する使用者端末120から第1識別情報720 3に対応するプログラムを利用した第1アイテムのショッピングカート追加要請があり、その後、識別情報abcdに対応する使用者端末120から第1識別情報720 2に対応するプログラムを利用した第2アイテムのショッピングカート追加要請がある場合、電子装置110は、第1アイテムおよび第2アイテムを一つのショッピングカートリストに含ませることができる。
【0099】
一実施形態によると、マッピング情報は、使用者に対応する識別情報がさらにマッピングされた情報であり得る(730)。例えば、第1ページおよび第2ページのうち少なくとも一つで使用者端末120から使用者IDを利用したログイン入力があった場合、該当ログインID情報が第1識別情報720および使用者端末120の識別情報とともにマッピングされ得る。
【0100】
使用者に対応する識別情報がマッピング情報にさらにマッピングされた場合、他のプログラムだけでなく他の使用者端末120を通じての使用者の活動内訳を追跡することができる。例えば、電子装置110に使用者識別情報QQQ.使用者端末120の識別情報abcdおよび第1識別情報720 3がマッピングされたマッピング情報が保存された状態で識別情報efghに対応する使用者端末120から使用者入力がある場合にも、該当使用者入力が使用者識別情報QQQに対応するのであれば(例えば、該当使用者IDによってログインされた状態で入力されたとすれば)、電子装置110は、該当使用者入力が同一の使用者によるものであることを確認することができる。すなわち、互いに異なる使用者端末120を利用した複数の入力の場合にも、マッピングされた使用者識別情報が同一であれば複数の入力を互いに関連させて理解することができる。
【0101】
図8は、一実施形態に係るページ提供のための情報を処理する電子装置の構成の例示図である。
【0102】
図8を参照すると、電子装置110は、トランシーバー810、プロセッサー820およびメモリ830を含む。電子装置110は、トランシーバー810を通じて使用者端末120およびその他の外部装置などと連結され、データを交換することができる。
【0103】
プロセッサー820は、
図1ないし
図7を通じて前述した少なくとも一つの装置を含んだり、
図1ないし
図7を通じて前述した少なくとも一つの方法を遂行することができる。メモリ830は、
図1ないし
図7を通じて前述した少なくとも一つの方法を遂行するための情報(第1ページに関する情報300、アドレス情報、第1識別情報720、マッピング情報のうち少なくとも一部を含む)を保存することができる。メモリ830は、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであり得る。
【0104】
プロセッサー820は、プログラムを実行し、情報を提供するための電子装置110を制御することができる。プロセッサー820によって実行されるプログラムのコードは、メモリ830に保存され得る。
【0105】
また、一実施形態の電子装置110は、使用者に情報を提供することができるインターフェースをさらに含むことができる。
【0106】
一方、本明細書と図面には、本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定用語が使われているが、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し、発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも、本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者に自明である。
【0107】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサー、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサー上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体として、マグネチック記憶媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記憶媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサーで実行され得る。
【0108】
本実施形態は、機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは、特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は、一つ以上のマイクロプロセッサーの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java)、アセンブラ(assembler)、パイソン(Python)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は、一つ以上のプロセッサーで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は、電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的かつ物理的な構成として限定されるものではない。前記用語は、プロセッサーなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0109】
前述した実施形態は、一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【符号の説明】
【0110】
100 情報処理システム
110 電子装置
120 使用者端末
810 トランシーバー
820 プロセッサー
830 メモリ
【外国語明細書】