(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022163660
(43)【公開日】2022-10-26
(54)【発明の名称】残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ
(51)【国際特許分類】
H05B 45/50 20220101AFI20221019BHJP
H05B 45/30 20200101ALI20221019BHJP
H05B 47/17 20200101ALI20221019BHJP
H05B 45/40 20200101ALI20221019BHJP
H05B 47/20 20200101ALI20221019BHJP
【FI】
H05B45/50
H05B45/30
H05B47/17
H05B45/40
H05B47/20
【審査請求】有
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021092348
(22)【出願日】2021-06-01
(31)【優先権主張番号】202110400384.6
(32)【優先日】2021-04-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】317016394
【氏名又は名称】厦門普為光電科技有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100185694
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 隆志
(72)【発明者】
【氏名】盧福星
(72)【発明者】
【氏名】林智栄
【テーマコード(参考)】
3K273
【Fターム(参考)】
3K273AA10
3K273BA12
3K273BA30
3K273CA02
3K273EA06
3K273EA22
3K273EA36
3K273GA12
3K273GA15
(57)【要約】
【課題】残光防止機能を備えた発光ダイオードランプを提供する。
【解決手段】
本発明の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプは、電源入力端子、制御回路、スイッチ回路、整流回路及び駆動回路を含む。電源入力端子は、第1電源入力端子及び第2電源入力端子を含み、第1電源入力端子が第1ノードに接続され、第2電源入力端子が第2ノードに接続される。制御回路は、第1ノード及び第2ノードにそれぞれ接続される。スイッチ回路は、第1接続端子、第2接続端子、第3接続端子及び第4接続端子を含み、第1接続端子及び第2接続端子が第1ノード及び第2接続端子にそれぞれ接続される。駆動回路は、複数の発光ダイオードを接続することに用いられ、一端が整流回路を通じて第3接続端子に接続され、他端が第4接続端子に接続される。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1電源入力端子及び第2電源入力端子を含み、前記第1電源入力端子が第1ノードに接続され、前記第2電源入力端子が第2ノードに接続される電源入力端子と、
前記第1ノード及び前記第2ノードにそれぞれ接続される制御回路と、
第1接続端子、第2接続端子、第3接続端子及び第4接続端子を含み、前記第1接続端子及び前記第2接続端子が前記第1ノード及び前記第2接続端子にそれぞれ接続されるスイッチ回路と、
整流回路と、
複数の発光ダイオードを接続することに用いられ、一端が前記整流回路を通じて前記第3接続端子に接続され、他端が前記第4接続端子に接続される駆動回路と、を含むことを特徴とする残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項2】
変圧回路をさらに含み、前記第1電源入力端子及び前記第2電源入力端子は、前記変圧回路を通じて前記第1ノード及び前記第2ノードにそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項3】
前記第1電源入力端子及び前記第2電源入力端子が交流電源に接続されている時、前記制御回路は、制御信号を前記スイッチ回路に送信し、前記スイッチ回路をオンにし、前記駆動回路に前記複数の発光ダイオードを駆動させることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項4】
前記第1電源入力端子及び前記第2電源入力端子が交流電源に接続されていない時、前記制御回路は、前記制御信号を前記スイッチ回路に送信することを停止し、前記スイッチ回路をオフにすることを特徴とする請求項3に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項5】
前記スイッチ回路は、前記整流回路と前記駆動回路との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項6】
前記スイッチ回路は、機械スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項7】
前記整流回路は、ブリッジ整流器であることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項8】
前記制御回路は、ブリッジ整流器及び制御チップを含むことを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項9】
前記第1電源入力端子は、活線であり、前記第2電源入力端子は、中性線であることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項10】
前記第1電源入力端子は、中性線であり、前記第2電源入力端子は、活線であることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発光ダイオードランプに関し、特に、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプに関する。
【背景技術】
【0002】
図1に示すように、一般的に、発光ダイオード(LED)ランプ1は、金属ヒートシンク11(アルミ材等の金属部材)、グローブ12、発光ダイオード13(LED素子)及び回路基板(プリント回路板)からなる。より良好な放熱効果を達成できるようにするため、発光ダイオード13を設置する回路基板14には、金属ヒートシンク11を可能な限り近接して貼付する必要がある。また、安全規制の要求を満たすために、金属ヒートシンク11の多くは、いずれも接地処理を行っている。
【0003】
発光ダイオードランプ1の入力端子は、3本の線、即ち、活線(L)、中性線(N)、接地線(P/PE)を有する。ここで、発光ダイオードランプ1のオンまたはオフを制御するためのスイッチは、活線または中性線の1本に接続するだけでよくなっている。そのため、使用者は、しばしば、取り付けの誤り又はその他の各種原因により、スイッチが遮断するものが接地線との電圧差がない中性線となり、故に発光ダイオードランプ1をオフにすることはできるが、駆動回路と金属ヒートシンクの間に依然として一定の交流電流が存在することになる。
【0004】
回路基板14上の発光ダイオード13に用いられる銅箔、絶縁体の回路基板14及び接地線に接続された金属ヒートシンク11の三者の間に寄生容量が形成され、駆動回路のループと接地線との間に交流電流が存在し、絶えず寄生容量が充放電され、それにより、発光ダイオード13に残光が発生することになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態は、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプを提供し、それは、電源入力端子、制御回路、スイッチ回路、整流回路及び駆動回路を含む。電源入力端子は、第1電源入力端子及び第2電源入力端子を含み、第1電源入力端子が第1ノードに接続され、第2電源入力端子が第2ノードに接続される。制御回路は、第1ノード及び第2ノードにそれぞれ接続される。スイッチ回路は、第1接続端子、第2接続端子、第3接続端子及び第4接続端子を含み、第1接続端子及び第2接続端子が第1ノード及び第2接続端子にそれぞれ接続される。駆動回路は、複数の発光ダイオードを接続することに用いられ、一端が整流回路を通じて第3接続端子に接続され、他端が第4接続端子に接続される。
【0007】
一実施形態において、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプは、変圧回路をさらに含み、第1電源入力端子及び第2電源入力端子は、変圧回路を通じて第1ノード及び第2ノードにそれぞれ接続される。
【0008】
一実施形態において、第1電源入力端子及び第2電源入力端子が交流電源に接続されている時、制御回路は、制御信号をスイッチ回路に送信し、スイッチ回路をオンにし、駆動回路に前記複数の発光ダイオードを駆動させる。
【0009】
一実施形態において、第1電源入力端子及び第2電源入力端子が交流電源に接続されていない時、制御回路は、制御信号をスイッチ回路に送信することを停止し、スイッチ回路をオフにする。
【0010】
一実施形態において、スイッチ回路は、整流回路と駆動回路との間に配置される。
【0011】
一実施形態において、スイッチ回路は、機械スイッチ、例えば、リレー又はその他の類似する部材である。
【0012】
一実施形態において、整流回路は、ブリッジ整流器又はその他の類似する部材である。
【0013】
一実施形態において、制御回路は、ブリッジ整流器及び制御チップを含む。
【0014】
一実施形態において、第1電源入力端子は、活線であり、第2電源入力端子は、中性線であるか、又は、第1電源入力端子は、中性線であり、第2電源入力端子は、活線である。
【発明の効果】
【0015】
要約すると、本発明による残光防止機能を備えた発光ダイオードランプは、以下の利点のうちの1つまたは複数を有することができる。
(1)本発明の一実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプは、制御回路を含み、且つ主ループの整流回路の前にスイッチ回路を配置し、制御回路は、第1電源入力端子及び第2電源入力端子のうちの一方が交流電源に接続されていない時、制御信号をスイッチ回路に送信することを停止してスイッチ回路をオフにし、主ループと接地線との間に電圧差を存在させなくすることができ、故に残光の問題を有効に解決することができる。
(2)本発明の一実施形態では、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの各発光ダイオードが何れも抵抗器と並列に接続されているため、発光ダイオードがオンになっていない時、抵抗器通じてその寄生容量を放電し、残光を消失させることができ、故に残光の問題を解決することができる。
(3)本発明の一実施形態では、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路設計が精巧且つ簡単であるため、コストを大幅に増加させることなく所望の効果を達成することができ、極めて商業的価値を有する。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】従来の発光ダイオードランプの説明図である。
【
図2】本発明の第1実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。
【
図3】本発明の第2実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。
【
図4】本発明の第2実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。
【
図5】本発明の第3実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、実施形態において本発明の詳細な特徴及び利点を説明し、その内容は、当業者が本発明の技術的内容を理解し、それに基づいて実施可能にするのに十分であり、且つ本明細書に開示される内容、請求項及び図面に基づき、当業者は、本発明の目的及び利点を容易に理解することができる。
【0018】
本発明の技術内容、構造特徴、実現する目的及び効果を理解し易くするために、以下に具体的実施形態を図面に合わせて詳しく説明する。
【0019】
図2は本発明の第1実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。
図2に示すように、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ2は、電源入力端子21、変圧回路22、制御回路23、スイッチ回路24、整流回路25及び駆動回路26を含む。
【0020】
第1電源入力端子211及び第2電源入力端子212は、変圧回路22を通じて第1ノードN1及び第2ノードN2にそれぞれ接続される。一実施形態において、変圧回路22は、変圧器又はその他の類似する部材であってもよい。
【0021】
制御回路23は、それぞれ第1ノードN1及び第2ノードN2と接続される。一実施形態において、制御回路23は、制御チップ又はその他の類似する部材であってもよい。
【0022】
スイッチ回路24は、第1接続端子C1、第2接続端子C2、第3接続端子C3及び第4接続端子C4を含む。第1接続端子C1及び第2接続端子C2は、第1ノードN1及び第2ノードN2にそれぞれ接続される。一実施形態において、スイッチ回路24は、機械スイッチ、例えば、リレー又はその他の類似する部材であることができる。別の実施形態において、スイッチ回路24は、その他の各種従来のスイッチ部材であってもよい。
【0023】
駆動回路26は、複数の発光ダイオード(図示せず)に接続することに用いられる。駆動回路26の一端は、整流回路25及び第3接続端子C3に接続され、駆動回路26の他端は、第4接続端子C4に接続される。一実施形態において、駆動回路26は、発光ダイオード駆動器又はその他の類似する部材であることができる。一実施形態において、整流回路25は、ブリッジ整流器又はその他の類似する部材であってもよい。
【0024】
電源入力端子21の第1電源入力端子211及び第2電源入力端子212が交流電源に接続される時、制御回路23は、制御信号をスイッチ回路24に送信し、スイッチ回路24をオンにし、駆動回路26を含む主ループを交流電源に接続させ、駆動回路26に前記複数の発光ダイオードを駆動させる。
【0025】
反対に、電源入力端子21の第1電源入力端子211及び第2電源入力端子212が交流電源に接続されていない時、制御回路23は、制御信号をスイッチ回路24に送信することを停止し、スイッチ回路24をオフにする。この時、交流電源は、駆動回路26を含む主ループに接続することができないため、交流電源の電気信号が寄生によって主ループに結合することができず、主ループと接地線との間に電圧差を存在させず、これにより、前記複数の発光ダイオードは、残光を発生しない。
【0026】
図3及び
図4は、本発明の第2実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。
図3に示すように、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ3は、電源入力端子31、変圧器32、制御回路33、リレー34、ブリッジ整流器35及びLED駆動器36を含む。
【0027】
電源入力端子31は、第1電源入力端子311及び第2電源入力端子312を含む。一実施形態では、第1電源入力端子311が活線であり、第2電源入力端子312が中性線であってもよい。
【0028】
第1電源入力端子311及び第2電源入力端子312は、変圧器32を通じて第1ノードN1及び第2ノードN2にそれぞれ接続される。
【0029】
制御回路33は、第1ノードN1及び第2ノードN2にそれぞれ接続される。本実施形態では、制御回路33は、主に、ブリッジ整流器B、制御チップP、コンデンサC1~C3、ダイオードD1~D2、インダクタL及び抵抗器R等の構成部材を含む。当然ながら、本実施形態は一例に過ぎず、制御回路33は、更に各種異なる回路設計によって実現することができる。
【0030】
リレー34は、第1接続端子C1、第2接続端子C2、第3接続端子C3及び第4接続端子C4を含む。第1接続端子C1及び第2接続端子C2は、第1ノードN1及び第2ノードN2にそれぞれ接続される。
【0031】
発光ダイオード駆動器36は、複数の発光ダイオード(図示せず)を接続することに用いられる。発光ダイオード駆動器36の一端は、ブリッジ整流器35を通じて第3接続端子C3に接続され、発光ダイオード駆動器36の他端は、第4接続端子C4に接続される。
【0032】
図4に示すように、電源入力端子31の第1電源入力端子311及び第2電源入力端子312が交流電源に接続されて電気信号ACを受信する時、制御回路23は、制御信号Csをリレー34に送信してリレー34をオンにし、発光ダイオード駆動器36を含む主ループを交流電源に接続させ、発光ダイオードドライバ36に前記複数の発光ダイオードを駆動して発光させる。
【0033】
反対に、電源入力端子31の第1電源入力端子311及び第2電源入力端子312が交流電源に接続されていない時、制御回路33は、制御信号Csをリレー34に送信することを停止し、リレー34をオフにする(
図3参照)。このとき、交流電源は、発光ダイオード駆動器36を含む主ループに接続することができないため、交流電源の電気信号が寄生によって主ループに結合することができず、主ループと接地線との間に電圧差を存在させず、このため、前記複数の発光ダイオードは、残光を発生することがない。
【0034】
上記から分かるように、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ3は、制御回路33を含み且つ主ループのブリッジ整流器35の前にリレー34が配置され、制御回路33は、電源入力端子31の電源入力端子311及び第2電源入力端子312の一方が交流電源に接続されていない時、制御信号Csをリレー34に送信することを停止してリレー34をオフにし、主ループと接地線との間に電圧差を存在させなくすることができるため、残光の問題を有効に解決することができる。
【0035】
図5を参照し、それは、本発明の第3実施形態の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路図である。図に示すように、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ4は、抵抗器Rと並列に接続された複数の発光ダイオード47(LED素子)を含む。 発光ダイオードランプ4の一端は、第1直流入力端子DC+に接続され、発光ダイオードランプ4の他端は、第2直流入力端子DC-に接続される。
【0036】
発光ダイオード47は、オンにされていない時にハイインピーダンス状態を呈し、且つ10KΩよりはるかに大きくなる。この特性により、各発光ダイオード47の寄生容量の電圧差は、抵抗器R(例えば、10KΩ)を通じて放電することができるため、起電力のバランスをとることができる。従って、発光ダイオード47の残光を有効に排除することができる。正常動作時、3Vの発光ダイオード47に抵抗の損失を加えても僅かに0.0009Wであるため、損失はほとんどなく、且つコストが比較的低くなる。
【0037】
このメカニズムにより、残光を有効に排除することができ、且つ同時に損失を低減し、コストを削減することができる。
【0038】
要約すると、本発明の一実施形態によれば、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプは、制御回路を含み且つ主ループの整流回路の前にスイッチ回路を配置し、制御回路は、第1電源入力端子及び第2電源入力端子のうちの一方が交流電源に接続されていない時、制御信号をスイッチ回路に送信することを停止してスイッチ回路をオフにし、主ループと接地線との間に電圧差を存在させなくすることができ、故に残光の問題を有効に解決することができる。
【0039】
本発明の一実施形態によれば、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの各発光ダイオードが何れも抵抗器と並列に接続されているため、発光ダイオードがオンになっていない時、抵抗器通じてその寄生容量を放電し、残光を消失させることができ、故に残光の問題を解決することができる。
【0040】
本発明の一実施形態では、残光防止機能を備えた発光ダイオードランプの回路設計が精巧且つ簡単であるため、コストを大幅に増加させることなく所望の効果を達成することができ、極めて商業的価値を有する。
【0041】
本明細書では上記各実施形態につき説明を行っているが、本発明の特許保護の範囲を制限するものではないことに留意すべきである。従って、本発明の革新的理念に基づく、本明細書に記載の実施形態への変更及び修正、または本発明の明細書及び図面の内容を用いて行われる均等の構造又は均等のプロセスの置換、直接的又は間接的に上記技術案をその他の関連する技術分野に適用することは、何れも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0042】
1 発光ダイオードランプ
11 金属ヒートシンク
12 グローブ
13 発光ダイオード
14 回路基板
2 発光ダイオードランプ
21 電源入力端子
211 第1電源入力端子
212 第2電源入力端子
22 変圧回路
23 制御回路
24 スイッチ回路
25 整流回路
26 駆動回路
3 発光ダイオードランプ
31 電源入力端子
311 第1電源入力端子
312 第2電源入力端子
32 変圧器
33 制御回路
34 リレー
35 ブリッジ整流器
36 発光ダイオード駆動器
4 発光ダイオードランプ
47 発光ダイオード
Cs 制御信号
AC 電気信号
N1 第1ノード
N2 第2ノード
C1 第1接続端子
C2 第2接続端子
C3 第3接続端子
C4 第4接続端子
DC+ 第1直流入力端子
DC- 第2直流入力端子
B ブリッジ整流器
P 制御チップ
C1~C3 コンデンサ
D1~D2 ダイオード
L インダクタンス
R 抵抗器
【手続補正書】
【提出日】2022-08-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1電源入力端子及び第2電源入力端子を含み、前記第1電源入力端子が第1ノードに接続され、前記第2電源入力端子が第2ノードに接続される電源入力端子と、
前記第1ノード及び前記第2ノードにそれぞれ接続される制御回路と、
第1接続端子、第2接続端子、第3接続端子及び第4接続端子を含み、前記第1接続端子及び前記第2接続端子が前記第1ノード及び前記第2ノードにそれぞれ接続されるスイッチ回路と、
整流回路と、
複数の発光ダイオードを接続することに用いられ、一端が前記整流回路を通じて前記第3接続端子に接続され、他端が前記第4接続端子に接続される駆動回路と、を含み、
前記第1電源入力端子及び前記第2電源入力端子が交流電源に接続されている時、前記制御回路は、制御信号を前記スイッチ回路に送信し、前記スイッチ回路をオンにし、前記駆動回路に前記複数の発光ダイオードを駆動させ、前記第1電源入力端子及び前記第2電源入力端子が交流電源に接続されていない時、前記制御回路は、前記制御信号を前記スイッチ回路に送信することを停止し、前記スイッチ回路をオフにし、
前記複数の発光ダイオードは抵抗器と並列に接続され、前記複数の発光ダイオードの寄生容量の電位差は、前記抵抗器を通じて放電することができることを特徴とする残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項2】
変圧回路をさらに含み、前記第1電源入力端子及び前記第2電源入力端子は、前記変圧回路を通じて前記第1ノード及び前記第2ノードにそれぞれ接続されることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項3】
前記スイッチ回路は、前記整流回路と前記駆動回路との間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項4】
前記スイッチ回路は、機械スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項5】
前記整流回路は、ブリッジ整流器であることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項6】
前記制御回路は、ブリッジ整流器及び制御チップを含むことを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項7】
前記第1電源入力端子は、活線であり、前記第2電源入力端子は、中性線であることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【請求項8】
前記第1電源入力端子は、中性線であり、前記第2電源入力端子は、活線であることを特徴とする請求項1に記載の残光防止機能を備えた発光ダイオードランプ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0032】
図4に示すように、電源入力端子31の第1電源入力端子311及び第2電源入力端子312が交流電源に接続されて電気信号ACを受信する時、制御回路
33は、制御信号Csをリレー34に送信してリレー34をオンにし、発光ダイオード駆動器36を含む主ループを交流電源に接続させ、発光ダイオードドライバ36に前記複数の発光ダイオードを駆動して発光させる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正方法】変更
【補正の内容】