IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ クーパン コーポレイションの特許一覧

特開2022-164510情報提供方法およびこれを遂行する電子装置
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022164510
(43)【公開日】2022-10-27
(54)【発明の名称】情報提供方法およびこれを遂行する電子装置
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20221020BHJP
   G06Q 30/06 20120101ALI20221020BHJP
【FI】
G06Q50/10
G06Q30/06 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021082404
(22)【出願日】2021-05-14
(31)【優先権主張番号】10-2021-0049906
(32)【優先日】2021-04-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WINDOWS
2.JAVA
3.MacOS
(71)【出願人】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】ス・ジン・キョン
(72)【発明者】
【氏名】ウン・ソル・イ
(72)【発明者】
【氏名】ソン・イル・キム
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB47
5L049CC12
(57)【要約】      (修正有)
【課題】電子商取引システムで使用者が購入した商品に関連したブランドメンバーシップの加入を案内したり、加入したブランドメンバーシップに関連した特典情報を提供するなど、商品を販売するプラットホームを提供する電子装置でブランドメンバーシップを統合的に管理する機能を提供できる電子装置の情報提供方法およびこれを遂行する電子装置を提供する。
【解決手段】電子装置の情報提供方法は、少なくとも一つの商品情報を獲得する段階と、少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階と、指定された条件に基づいてブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階と、を含む。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置の情報提供方法であって、
少なくとも一つの商品情報を獲得する段階と、
前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階と、
指定された条件に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階と、を含む、電子装置の情報提供方法。
【請求項2】
前記少なくとも一つの商品情報を獲得する段階は、
使用者によって購入された少なくとも一つの商品に関連した情報を獲得する段階を含む、請求項1に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項3】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記ブランドメンバーシップに対する前記使用者の加入(subscription)の有無を識別する段階と、
前記使用者の加入の有無に基づいて、前記ブランドメンバーシップに対する加入案内情報または前記ブランドメンバーシップ関連特典情報のうちいずれか一つを提供する段階と、を含む、請求項2に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項4】
前記ブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階は、
データベースにあらかじめ保存された複数の商品に対応する複数のブランドメンバーシップ関連情報のうち前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階を含む、請求項1に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項5】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
使用者の購入履歴情報に基づいて、使用者によって加入され得る所定のブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含む、請求項4に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項6】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記少なくとも一つの商品の購入と関連した配送先情報または決済地域情報のうち少なくとも一つに対応するブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含む、請求項2に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項7】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記少なくとも一つの商品の配送情報に基づいて、前記少なくとも一つの商品が前記使用者に配送完了することに対する応答として前記ブランドメンバーシップ関連情報の提供の有無を決定する段階を含む、請求項2に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項8】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記少なくとも一つの商品の購入を確定する使用者入力に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階を含む、請求項1に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項9】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記少なくとも一つの商品の購入完了案内情報を表示する使用者インターフェース上に、前記ブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項10】
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記少なくとも一つの商品に対応する商品カテゴリー情報を確認する段階と、
前記商品カテゴリー情報に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階と、を含む、請求項1に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項11】
前記指定された条件は、
前記少なくとも一つの商品または前記少なくとも一つの商品に対応するブランドの他の商品のうち少なくとも一つに関する決済回数関連条件、決済金額関連条件、および決済手段関連条件のうち少なくとも一つを含み、
前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
前記指定された条件を満足する少なくとも一部のブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項12】
前記加入案内情報の提供に基づいて、使用者端末から前記ブランドメンバーシップに対する加入要請情報を受信する場合、前記加入要請情報の少なくとも一部を前記ブランドメンバーシップに相応する外部サーバーに伝送する段階と、
前記外部サーバーから前記ブランドメンバーシップ関連特典情報を受信する段階と、
前記ブランドメンバーシップ関連特典情報の受信に基づいて、前記使用者端末に前記ブランドメンバーシップに関連した通知情報を出力する段階と、をさらに含む、請求項3に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項13】
前記使用者端末は前記電子装置および前記外部サーバーのうち少なくとも一つから前記ブランドメンバーシップに関連した通知情報の出力命令を受信する段階をさらに含む、請求項12に記載の電子装置の情報提供方法。
【請求項14】
電子装置であって、
通信モジュール;
データベース;および
前記データベースと電気的に連結されたプロセッサを含み、
前記プロセッサは、
特定の使用者によって購入された少なくとも一つの商品情報を獲得し、
前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認し、
指定された条件に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供するように設定された、電子装置。
【請求項15】
前記プロセッサは、
前記使用者の購入履歴情報または前記少なくとも一つの商品の配送情報に基づいて前記指定された条件を満足するブランドメンバーシップ関連情報を識別し、
前記ブランドメンバーシップに対する前記使用者の加入の有無に基づいて、前記識別されたブランドメンバーシップに対する加入案内情報または前記ブランドメンバーシップの特典情報のうち少なくとも一つを提供するように設定された、請求項14に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施形態は情報提供方法およびこれを遂行する電子装置に関する。
【背景技術】
【0002】
インターネット技術が発展し、スマートフォン、タブレットPCなどの携帯端末が普及するにつれて電子商取引市場が商用化されている。特に最近では感染病拡散などを理由に、使用者(消費者、購入者)がオフライン売り場に直接訪問して商品を購入する比重は多少減少した反面、電子商取引市場でPCや携帯端末などを利用してオンラインで商品を購入する比重は少しずつ増加する傾向である。
【0003】
一方、電子商取引市場で使用者が購入する商品を選択するのには商品のメーカーや商品のブランドが主要な影響を及ぼし得る。例えばオンライン上で商品を購入する場合、使用者は商品を直接触ってみたり目で確認できない状態で商品のイメージや説明のみを見て購入する商品を選択しなければならないため負担感を感じ得、その結果、商品の既存の購入経験を活用してメーカーまたはブランドに依存して購入する商品を選択する可能性が高い。すなわち、電子商取引市場ではブランドの競争力がオフライン市場でよりも商品の販売/購入により重要な要素となり得る。
【0004】
これに伴い、販売者(またはメーカー)は自身が販売する商品のブランドメンバーシップサービスを運営することによって、ブランドの製品を特定ターゲットの使用者に優先的に広報したり自身のブランドに関心を示した使用者に他使用者と区別される購入特典サービスを提供している。例えば、特定ブランドのメンバーシップに加入した使用者は、販売者から該当ブランドと関連した新製品が発売される場合、新製品情報をあらかじめ案内してもらうことができ、ブランド製品と関連して所定の購入特典を提供してもらうことができる。
【0005】
しかし、従来の場合には、使用者がいちいち各ブランド別に運営されるサイトでそれぞれのブランドメンバーシップに加入しなければならない不便さがあり、販売者側でも製品の広報や購入特典情報を販売サイトと統合されたプラットホームで提供できない困難な点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本開示の多様な実施形態は、前述した問題点を解決するために、電子商取引システムで使用者が購入した商品に関連したブランドメンバーシップの加入を案内したり、加入したブランドメンバーシップに関連した特典情報を提供するなど、商品を販売するプラットホームを提供する電子装置でブランドメンバーシップを統合的に管理する機能を提供できる電子装置の情報提供方法およびこれを遂行する電子装置を提案しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
多様な実施形態に係る電子装置の情報提供方法は、少なくとも一つの商品情報を獲得する段階;および前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階;および指定された条件に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階を含むことができる。
【0008】
例えば前記少なくとも一つの商品情報を獲得する段階は、使用者によって購入された少なくとも一つの商品に関連した情報を獲得する段階を含むことができる。
【0009】
例えば前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、
【0010】
前記ブランドメンバーシップに対する前記使用者の加入(subscription)の有無を識別する段階;および前記使用者の加入の有無に基づいて、前記ブランドメンバーシップに対する加入案内情報または前記ブランドメンバーシップ関連特典情報のうちいずれか一つを提供する段階を含むことができる。
【0011】
例えば、前記ブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階は、データベースにあらかじめ保存された複数の商品に対応する複数のブランドメンバーシップ関連情報のうち前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認する段階を含むことができる。
【0012】
例えば、前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、使用者の購入履歴情報に基づいて、使用者によって加入され得る所定のブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含むことができる。
【0013】
例えば、前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、前記少なくとも一つの商品の購入と関連した配送先情報または決済地域情報のうち少なくとも一つに対応するブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含むことができる。
【0014】
例えば前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、前記少なくとも一つの商品の配送情報に基づいて、前記少なくとも一つの商品が前記使用者に配送完了することに対する応答として前記ブランドメンバーシップ関連情報の提供の有無を決定する段階を含むことができる。
【0015】
例えば前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、前記少なくとも一つの商品の購入を確定する使用者入力に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階を含むことができる。
【0016】
例えば、前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、前記少なくとも一つの商品の購入完了案内情報を表示する使用者インターフェース上に、前記ブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含むことができる。
【0017】
例えば前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、前記少なくとも一つの商品に対応する商品カテゴリー情報を確認する段階;および前記商品カテゴリー情報に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階を含むことができる。
【0018】
例えば、前記指定された条件は、前記少なくとも一つの商品または前記少なくとも一つの商品に対応するブランドの他の商品のうち少なくとも一つに関する決済回数関連条件、決済金額関連条件、および決済手段関連条件のうち少なくとも一つを含み、前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供する段階は、前記指定された条件を満足する少なくとも一部のブランドメンバーシップ関連情報を提供する段階を含むことができる。
【0019】
多様な実施形態に係る電子装置は、通信モジュール;データベース;および前記データベースと電気的に連結されたプロセッサを含み、前記プロセッサは、特定の使用者によって購入された少なくとも一つの商品情報を獲得し、前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を確認し、指定された条件に基づいて前記ブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を提供するように設定され得る。
【発明の効果】
【0020】
多様な実施形態によると、電子商取引システムで使用者が購入した商品のブランドメンバーシップの加入を案内したり、または加入したブランドメンバーシップに関連した特典情報を提供することによって、販売者としては特定ブランドの商品を広報する機会を得ることができ、使用者の立場では商品の購入特典を享有することによってオンラインショッピングでの購入満足感を増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本開示の多様な実施形態に係る情報提供システムを示す概略的な図面である。
図2】本開示の一実施形態に係る電子装置の概略的な構成ブロック図である。
図3】本開示の一実施形態に係る電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
図4a】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図4b】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図5a】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図5b】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図5c】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6a】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6b】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6c】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6d】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6e】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6f】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6g】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
図6h】本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する使用者インターフェース画面を概略的に示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
実施形態で使われる用語は、本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われる一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などにより変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたった内容に基づいて定義されるべきである。
【0023】
明細書全体においてある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」などの用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現されたりハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0024】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を包括することができる。
【0025】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置として、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0026】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施形態について、本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0027】
以下、本発明の実施形態を添付された図面を参照して詳細に説明する。
実施形態を説明するにおいて、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関わらない技術内容については説明を省略する。これは不要な説明を省略することによって本発明の要旨を曖昧にせず明確に伝達するためである。
【0028】
同様の理由により、添付図面において一部の構成要素は誇張または省略されたり概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0029】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すると明確となるであろう。しかし、本発明は以下で開示される実施形態に限定されるものではなく互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施形態は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0030】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは特定方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行されてコンピュータで実行されるプロセスを生成して、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を遂行するインストラクションはフローチャートブロック(ら)で説明された機能を実行するための段階を提供することも可能である。
【0031】
また、各ブロックは特定された論理的機能(ら)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を示すことができる。また、いくつかの代替実行例ではブロックで言及された機能が順序を外れて発生することも可能であることに注目されたい。例えば、連続して図示されている二つのブロックは事実上実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能により逆順で遂行されることも可能である。
【0032】
図1は、本開示の多様な実施形態に係る商品関連情報を提供するシステムを示す概略的な図面である。
【0033】
多様な実施形態によると、情報提供システムは、電子装置100(例:サーバー)、使用者端末200、およびネットワーク50のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0034】
電子装置100は、電子商取引で商品の販売と関連した各種情報を提供するための一連の機能処理を遂行する装置であって、使用者端末200からネットワーク50を通じて受信される使用者入力に基づいて設定された動作を遂行し、それによる情報を使用者端末200に提供することができる。
【0035】
例えば、電子装置100は、ネットワークサーバーで具現される多数のコンピュータシステムまたはコンピュータソフトウェアを含むことができる。例えば電子装置100は、イントラネットまたはインターネットのようなコンピュータネットワークを通じて他のネットワークサーバーと通信できる下位装置と連結されて作業遂行要請を受け付け、それに対する作業を遂行して遂行結果を提供するコンピュータシステムおよびコンピュータソフトウェアを指称し得る。その他にも、ネットワークサーバー上で動作できる一連のアプリケーションと、内部に構築されている各種データベースを含む広義の概念として理解され得る。例えば、電子装置100は、ドス(DOS)、ウインドウ(Windows)、リナックス(登録商標)(Linux(登録商標))、ユニックス(UNIX(登録商標))、またはMac OS(MacOS)等の運営体制により多様に提供されるネットワークサーバープログラムを利用して具現され得る。
【0036】
例えば、電子装置100は使用者が購入できる所定の商品情報を管理および提供することができ、ひいては多様な商品に対応するそれぞれのブランドメンバーシップ関連情報を管理および提供することができる。例えば電子装置100は、特定の使用者情報(例:使用者識別情報または使用者アカウント情報)に対応する所定の商品(例:使用者によって購入された商品)と関連したブランドメンバーシップ関連情報をカテゴリー化して提供することができる。例えば電子装置100は外部装置(例:ブランド管理サーバー、または販売者側装置など)から各ブランドのメンバーシップ関連情報を獲得して管理することができる。
【0037】
例えば電子装置100は使用者情報に対応する所定商品に基づいて、使用者が加入できるブランドメンバーシップをリスト化したり、使用者によって加入したブランドメンバーシップ特典情報を提供することができる。また、電子装置100は使用者から特定ブランドメンバーシップの加入(お気に入り登録)を解約する要請入力を受信することにより、前記ブランドメンバーシップを加入したブランドメンバーシップ目録から除外し、前記ブランドメンバーシップ関連特典情報を提供しないことができる。
【0038】
電子装置100は、前述した商品販売と関連した多様な情報(例:商品情報、ブランドメンバーシップ関連情報など)をウェブページまたは使用者端末200に設置されるアプリケーションを通じて表示される使用者インターフェースの形態で提供するフロントエンドサーバーとして機能することができる。ただし、これは例示的な記載に過ぎず、多様な実施形態において、電子装置100は別途に設けられたフロントエンドサーバーに関連情報を伝送し、前記フロントエンドサーバーから使用者端末200側に表示画面に関連したデータを提供する方式で具現されてもよい。
【0039】
ネットワーク50は、電子装置100と使用者端末200、または電子装置100と外部装置(例:物流管理サーバーなど)を連結する役割をすることができる。例えば、ネットワーク50は、使用者端末200または外部装置が前記電子装置100と連結されてパケットデータを送受信できるように接続経路を提供することができる。
【0040】
例えば使用者端末200はネットワーク50を通じて電子装置100または他の外部装置と連結されて電子商取引を具現する商品販売関連情報を送受信することができる。
【0041】
電子装置100は、使用者端末200または他の外部装置から受信した情報をデータベースに保存したり、前記データベースに保存された情報を使用者端末200または外部装置に伝送することができる。
【0042】
例えば電子装置100はオンライン商店のためのプラットホームを提供することができる。具体的には、電子装置100はオンライン商店を利用するためのアプリケーションを使用者端末200に提供することができ、電子装置100は、アプリケーションを実行して商品を購入することができる。例えば、電子装置100はオンライン商店を運用するサーバーに含まれ得る。
【0043】
一方、多様な実施形態において、電子装置100で処理され得る機能のうち少なくとも一部の機能は使用者端末200を通じて具現されてもよい。例えば使用者はネットワーク50を通じてアプリケーションの形態の情報提供システム関連プログラムを受信し、これを使用者端末200に設置して使うことができ、前記アプリケーションの形態のプログラムは後述する電子装置100で処理される機能のうち少なくとも一部を代わりに遂行することができる。
【0044】
多様な実施形態に係る情報提供システムは、単一の物理的装置で具現され得、複数の物理的装置が有機的に結合された方式で具現されてもよい。例えば、電子装置100で提供する機能のうち一部はいずれか一つの物理的装置によって具現され、残りの一部は他の物理的装置によって具現され得る。例えば、いずれか一つの物理的装置は、電子装置100の一部で具現され得、他の物理的装置は、使用者端末200の一部またはそれ以外の他の外部装置の一部で具現され得る。場合により、情報提供システムに含まれたそれぞれの構成要素はそれぞれ互いに異なる物理的装置に分散して配置され、前記分散配置された構成要素が有機的に結合されて本開示の情報提供システムの機能および動作を遂行するように具現されてもよい。
【0045】
図2は、本開示の一実施形態に係る電子装置の概略的な構成ブロック図である。
【0046】
図2を参照すると、多様な実施形態に係る電子装置100(例:サーバー)は、プロセッサ110、データベース120、および通信モジュール130のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0047】
プロセッサ110は、本開示の多様な実施形態に係る情報提供方法を遂行するための多様な機能を処理することができ、電子装置100の他の構成要素(例:データベース120、通信モジュール130)と電気的に連結されて前記構成要素の動作を全般的に制御することができる。
【0048】
例えば、プロセッサ110は、通信モジュール130を利用して、所定の情報(例えば、特定商品情報、使用者情報、商品に関連したブランドメンバーシップ情報など)を獲得することができ、これをデータベース120に保存して管理することができる。また、通信モジュール130を利用してプロセッサ110により処理された特定情報を通信モジュール130を利用して外部装置(例:使用者端末200またはフロントエンドサーバーなど)に提供することができる。
【0049】
例えば、プロセッサ110は、使用者によって選択されたり前記使用者によって購入された少なくとも一つの商品関連情報を獲得することができ、前記少なくとも一つの商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報が存在するかどうかを確認することができる。
【0050】
例えば、前記少なくとも一つの商品がAブランドの「A1」商品およびBブランドの「B1」商品を含む場合、プロセッサ110はAブランドに対応するメンバーシップ関連情報とBブランドに対応するメンバーシップ関連情報がそれぞれ存在するかどうかを確認することができる。例えばAブランドの販売社はAブランドのメンバーシップ関連プロモーションイベントを進行している可能性があり、これと関連したブランドメンバーシップ関連情報を電子装置100に提供した可能性もあり、これに伴い、プロセッサ110は前記Aブランドのメンバーシップ関連情報を獲得してデータベース120に保存することができる。一方、Bブランドの販売社はBブランドのメンバーシップ関連プロモーションを進行していない可能性があり、したがってBブランドメンバーシップ関連情報はデータベース120に保存されていない可能性がある。この場合プロセッサ110は「A1」商品と「B1」商品に関する商品情報に基づいてAブランドメンバーシップ関連情報のみをデータベース120から確認することができる。
【0051】
一方、プロセッサ110は指定された条件に基づいて、前記確認されたブランドメンバーシップ関連情報が前記指定された条件を満足するかどうかを判断することができる。
【0052】
例えば、プロセッサ110は使用者が前記ブランドメンバーシップに加入したかどうかを確認し、使用者が前記ブランドメンバーシップに加入していないものと判断される場合に限って、ブランドメンバーシップ関連情報として前記ブランドメンバーシップの加入を案内する情報を提供することができる。また、プロセッサ110は使用者の購入履歴情報に基づいて前記未加入ブランドメンバーシップが前記使用者によって加入され得るかどうかを識別することができ、使用者によって加入され得るブランドメンバーシップに限って前記加入案内情報を提供してもよい。例えば、プロセッサ110は、使用者によって加入され得ないブランドメンバーシップと判断された場合には、前記ブランドメンバーシップの加入条件情報および加入時の特典情報のうち少なくとも一つを提供してもよい。
【0053】
例えば、プロセッサ110は使用者が前記ブランドメンバーシップにすでに加入したものと判断する場合、前記ブランドメンバーシップに関連した特典情報、前記ブランドメンバーシップでの使用者の等級情報、前記等級に対応する特典情報、および前記ブランドに該当する他の商品の販売情報のうち少なくとも一つを提供することができる。例えばプロセッサ110は使用者の購入履歴情報に基づいて、前記ブランドメンバーシップと関連して使用者の等級がアップグレードされるための条件情報(例:同一のブランド商品をN回追加購入時にVIP等級達成など)を提供してもよい。
【0054】
一方、プロセッサ110は商品の配送情報に基づいて購入商品のブランドメンバーシップ関連情報を提供することができる。例えば、プロセッサ110は通信モジュール130を利用して外部装置、例えば物流管理サーバーから購入された商品の配送情報を受信することができる。例えば、プロセッサ110は前記配送情報に基づいて購入商品が購入時に設定された配送目的地に配送が完了したものと判断される場合、前記配送完了に対する応答として前記ブランドメンバーシップ関連情報を使用者端末200に提供することができる。
【0055】
他の例として、プロセッサ110は商品の購入を確定する使用者入力を受信する場合、前記使用者入力に対する応答として前記ブランドメンバーシップ関連情報を提供することができる。例えば、プロセッサ110は特定商品の配送完了および購入確定完了時に限って前記ブランドメンバーシップ関連情報を提供してもよい。
【0056】
プロセッサ110は、例えばブランドメンバーシップ関連情報を所定の商品カテゴリーに基づいて区分し、区分されたカテゴリー情報に基づいて設定された条件を満足する少なくとも一部のブランドメンバーシップ関連情報を提供することができる。例えば、プロセッサ110は商品カテゴリー単位で該当カテゴリーに属するブランドメンバーシップの加入や加入取り消し機能を提供することができる。一実施形態によると、ブランドメンバーシップ加入に関連した指定された条件はカテゴリー単位に該当し得、プロセッサ110は使用者が特定商品のカテゴリーに属する商品を設定された回数または決済金額だけ指定された決済手段を通じて購入したかに基づいて、前記カテゴリー単位の指定された条件を満足するかどうかを識別することができる。
【0057】
例えば、プロセッサ110は、決済回数情報、決済金額情報、または決済手段情報のうち少なくとも一部に基づいて、設定された条件を満足する少なくとも一部のブランドメンバーシップ関連情報を提供することができる。
【0058】
プロセッサ110は、その他にも後述する本開示の多様な実施形態に係る情報提供に関連した多様な機能を具現することができる。
【0059】
データベース120は、電子装置100の所定の保存空間に具現されたデータ構造であって、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能が自由に遂行され得る。例えば、データベース120はデータの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールドまたは構成要素を有することができる。
【0060】
データベース120は電子装置100の多様な機能に関連したデータを保存することができる。例えば、データベース120は、本開示の多様な実施形態に係る情報提供方法に関連した各種データを保存することができ、プロセッサ110の実行動作のための命令語またはデータを保存することができる。
【0061】
通信モジュール130は電子装置100のデータベース120に保存された情報またはプロセッサ110により処理された所定の情報を他の装置に伝送したり、他の装置から電子装置100で情報を受信する機能を遂行することができる。例えば、通信モジュール130は使用者端末200からの所定の使用者入力情報(例:関心商品設定入力、商品検索入力、配送住所地設定入力、決済要請入力など)を受信することができる。例えば、通信モジュール130は情報を送受信するためのトランシーバーを含むことができる。
【0062】
図3は、本開示の一実施形態に係る電子装置の情報提供方法に関するフローチャートである。
【0063】
図3を参照すると、多様な実施形態に係る情報提供方法によると、電子装置100(例:プロセッサ110)は、段階310で、少なくとも一つの商品情報を獲得することができる。
【0064】
電子装置100は、段階310で使用者に対応する(または使用者識別字(例:使用者アカウント情報)に対応する)少なくとも一つの商品情報を確認することができる。例えば電子装置100は使用者が注文および決済を完了して購入を完了した商品(ら)(例:購入確定商品)、使用者が特定検索語を利用して検索した検索結果と関連した商品(ら)、または使用者が関心商品として指定した商品(ら)のうち少なくとも一つに関する情報を確認することができる。
【0065】
一例として、電子装置100は段階310で特定の使用者によって購入された少なくとも一つの商品に関連した情報を獲得することができる。例えば使用者端末200は所定の商品に対する購入と関連した使用者入力(例:注文/購入要請入力および決済入力など)情報を受信することができ、電子装置100はこのような購入関連使用者入力情報に基づいて使用者の商品注文情報(または商品購入情報)を獲得することができる。例えば電子装置100は、使用者が所定期間の間購入した商品(ら)の情報をデータベース120に保存することができる。例えば電子装置100はリアルタイムに使用者端末200(または購入承認に関連した作業を遂行する外部サーバー)から商品の購入情報を受信することができ、受信された商品購入情報を保存したり管理することができる。
【0066】
他の例として、電子装置100は使用者から選択された所定の商品(例えば、使用者が特定商品の詳細情報を確認するために選択した商品(ら)または使用者が関心目録(例:ショッピングカート目録)として指定した商品(ら))に関する情報を獲得することができる。例えば、電子装置100は前記使用者によって選択された所定の商品情報を利用して、使用者がまだ商品を購入していないが、該当商品を購入する場合に前記商品と関連して提供され得るブランドメンバーシップ関連特典情報を確認して使用者端末200に提供することができる。
【0067】
段階320で、多様な実施形態に係る電子装置100(例:プロセッサ110)は前記段階310で獲得した少なくとも一つの商品情報に基づいて、商品に関連した少なくとも一つのブランドメンバーシップ関連情報を確認することができる。
【0068】
例えば、それぞれの商品は所定のブランドメンバーシップとマッピングされていてもよく、マッピングされていなくてもよい。ある商品のメーカーは自分たちが販売するブランド商品に関してブランドメンバーシップサービスを提供しないこともある。電子装置100は少なくとも一つの商品のうち対応するブランドメンバーシップが存在する所定の商品に対するブランドメンバーシップ関連情報を確認することができる。
【0069】
例えば、電子装置100はデータベース120上に複数の商品にマッピングされたブランドメンバーシップ関連情報(ら)をあらかじめ保管することができる。電子装置100は特定の購入商品情報が受信されると、データベース120から該当商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報が存在するかを確認することができる。例えば前記購入商品情報には使用者が購入した商品のカテゴリー情報、前記商品のブランド情報、および前記商品の購入価格情報のうち少なくとも一つが含まれ得る。
【0070】
例えば、電子装置100は特定の使用者がA社ブランドの商品「A1」、B社ブランドの商品「B1」および「B2」、およびC社ブランドの商品「C1」をそれぞれ購入したことを確認する場合、各商品に対応するブランド(Aブランド、Bブランド、およびCブランド)を識別することができ、それぞれのブランド販売社でブランドメンバーシップサービスを運用するかどうか、すなわち各商品のブランドに対応するブランドメンバーシップ情報が存在するかどうかを識別することができる。例えば、電子装置100はそれぞれのブランドのうち少なくとも一部(例:AブランドおよびBブランド)に対してのみブランドメンバーシップ情報が存在することを確認することができる。
【0071】
次に、段階330で、多様な実施形態に係る電子装置100(例:プロセッサ110)は、前記段階320で確認したブランドメンバーシップ関連情報のうち少なくとも一部を指定された条件に基づいて提供することができる。
【0072】
例えば使用者が購入した商品のうちブランドメンバーシップ関連情報が存在する一つ以上の商品が識別された場合、電子装置100は前記識別された商品それぞれに対応するブランドメンバーシップと関連して使用者が前記ブランドメンバーシップサービスにすでに加入したかどうかを確認することができる。電子装置100は、使用者が前記ブランドメンバーシップサービスに加入していない場合に限って、段階330で該当ブランドメンバーシップの加入案内情報を提供することができる。
【0073】
一方、電子装置100は使用者が前記ブランドメンバーシップサービスにすでに加入したものと判断される場合、段階330で、該当ブランドメンバーシップの等級関連情報を提供したり使用者の等級に対応する特典情報またはブランド商品広報情報を提供してもよい。
【0074】
一方、一実施形態によると、電子装置100は所定の購入商品のうちブランドメンバーシップ関連情報が存在する少なくとも一つの商品を識別した場合、前記識別された商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報のうち使用者が加入できるブランドメンバーシップ関連情報を確認することができる。
【0075】
例えば電子装置100は使用者の購入履歴情報(例:購入価格情報、購入回数情報、購入時期情報、購入手段情報など)に基づいて加入権限が付与された少なくとも一つのブランドメンバーシップ関連情報を確認することができる。
【0076】
例えばあるブランドメンバーシップは、ブランド商品の決済回数関連条件(例:該当ブランドに該当する商品をN回以上購入時にブランドメンバーシップ加入可能)、決済金額関連条件(例:該当ブランドに該当する商品を指定された金額(例:合計10万円)以上購入時にブランドメンバーシップ加入可能)、決済手段関連条件(例:ブランド商品を特定クレジットカードまたはポイントを利用して購入した場合に限って、ブランドメンバーシップ加入可能)があらかじめ設定されていてもよい。例えば電子装置100は、段階330で、ブランドメンバーシップに設定された条件を満足するかどうかを確認し、使用者が加入できると確認されたブランドメンバーシップ関連情報のみを抽出して提供することができる。
【0077】
一方、それぞれのブランドメンバーシップ関連情報(例:ブランドメンバーシップ加入案内情報またはブランドメンバーシップ関連特典情報など)は、使用者に対応する国情報によって異なるように提供されてもよい。例えば、電子装置100は購入商品情報または使用者アカウント情報に基づいて該当商品購入と関連した配送先情報または決済地域情報を確認することができ、これに基づいて使用者に対応する国情報を確認することができる。例えば特定ブランドメンバーシップサービスで、国別に異なるブランドメンバーシップ政策を適用する場合、電子装置100は設定された国情報に基づいて対応するブランドメンバーシップ関連情報を提供してもよい。
【0078】
ある実施形態によると、電子装置100は外部装置(例:物流管理サーバー)から購入された商品の配送情報を受信することができ、前記配送情報に基づいてブランドメンバーシップ関連情報の提供の有無を決定することができる。例えば、電子装置100は前記配送情報に基づいて購入された商品が使用者によって設定された配送先に配送完了したか(または設定された物流センターから出庫完了したか)を確認することができる。例えば、電子装置100は商品が設定された配送先に配送が完了したことに応答して前記商品に対応するブランドメンバーシップ関連情報を前記使用者の使用者端末200に出力するように設定され得る。
【0079】
他の例として、電子装置100は商品が配送完了した後、前記商品の購入を確定する使用者入力が受信されることに基づいて前記商品のブランドメンバーシップ関連情報を提供してもよい。すなわち、電子装置100は商品の配送が完了し、前記購入確定に関連した使用者入力を受信する前までは、商品の購入が完了していないものと判断することができ、前記商品の配送が完了した後、使用者端末200から前記商品の購入を確定する使用者入力を受信してはじめて商品の購入が完了したものと判断してブランドメンバーシップ関連情報を出力することができる。さらに他の実施形態によると、電子装置100は配送完了後、設定された期間(例:N day)の間使用者から前記購入確定に関する使用者入力が受信されない場合、自動で前記購入の完了を確定してもよい。
【0080】
ただし、このような例に制限されるものではなく、一実施形態によると、電子装置100は使用者の決済完了に対応して即刻に決済された商品に対するブランドメンバーシップ関連情報を出力してもよい。例えば、使用者が前記ブランドメンバーシップ関連情報の出力を確認し、前記決済完了後に直ちに特定ブランドメンバーシップに加入したが、後ほど払い戻し要請、配送遅延、返品などの理由で該当商品に対する決済が取り消しになる場合を考慮して、電子装置100は前記決済完了に対応してブランドメンバーシップ関連情報が出力され、これに伴い、使用者から前記ブランドメンバーシップに対する加入要請入力を受信する場合、前記加入要請入力に関する情報を特定日(例:配送完了時点、配送完了後購入確定に関する使用者入力を受信する時点、配送完了後特定時間が経過した時点など)までデータベースに臨時的に保管し、前記特定日まで決済取り消しが確認されない場合に限って外部のブランドメンバーシップ管理サーバーに使用者の加入情報を伝送してもよい。
【0081】
一方、電子装置100は特定商品が購入完了した場合、使用者に商品の購入が完了したことを案内する使用者インターフェース画面(例:thank you page)を提供することができる。この時、電子装置100は前記購入完了案内情報を表示する使用者インターフェース上に購入商品と関連したブランドメンバーシップ関連情報を提供することができる。
【0082】
例えば、前記ブランドメンバーシップ関連情報は、ブランドメンバーシップサービスに加入を案内する情報(例:ブランドメンバーシップの加入同意ページに画面を切り替えできるリンク情報など)、ブランドメンバーシップサービス加入時に享受できる特典情報、ブランドメンバーシップにすでに加入した場合、該当ブランドメンバーシップの使用者等級関連情報および前記等級に対応する特典情報、およびブランドと関連した他の商品の推薦情報のうち少なくとも一部を含むことができる。
【0083】
一方、一例によると、電子装置100は使用者によって加入したそれぞれのブランド(ら)に関するメンバーシップ目録情報を提供することができ、特に前記ブランドメンバーシップ目録を特定カテゴリー(例:化粧品カテゴリー、衣類カテゴリー、食飲料カテゴリーなど)によりそれぞれ区分して提供することができる。この場合電子装置100は、カテゴリー単位でブランドメンバーシップを管理(例:お気に入り登録(加入)またはお気に入り登録を解除(加入取り消し))する使用者入力を受信し、受信された使用者入力に対応してカテゴリーに含まれたブランドメンバーシップ(ら)をカテゴリー単位で一括的に管理してもよい。
【0084】
図4aおよび図4bは、本開示の一実施形態に係る電子装置で提供する購入完了情報と関連した使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
【0085】
図4aおよび図4bを参照すると、一実施形態に係る電子装置100は少なくとも一つの商品が購入(または注文)された場合、前記商品の購入完了(または注文完了)を案内する使用者インターフェース画面(またはウェブページ)情報を提供することができる。例えば電子装置100は使用者端末200に前記情報を提供することができ、使用者は、使用者端末200を通じて、前記商品の購入完了情報が表示される使用者インターフェース画面を確認することができる。
【0086】
図4aを参照すると一実施形態に係る電子装置100は、前記購入が完了した商品に関連したブランドメンバーシップ関連情報410を前記商品の購入完了を案内する使用者インターフェース上に提供することができる。
【0087】
例えば、電子装置100は使用者がAブランドの特定商品を購入する場合、前記商品の購入完了に対応して前記購入商品に関連した配送日程情報(例:「明日(土)明け方到着配送」)、配送先情報(例:「宛先:ソウル特別市ソンパ区」)、および決済金額情報(例:総商品価格、配送料、割引価格、総決済金額など)のうち少なくとも一つを前記購入完了情報関連使用者インターフェース上に提供することができる。
【0088】
それだけでなく、前記電子装置100は、前記購入商品に対応するブランド(例:Aブランド)のメンバーシップ関連情報410を前記購入完了情報関連使用者インターフェース上に提供することができる。例えば、前記ブランドメンバーシップ関連情報410にはブランドの標章やブランド名が表示され得、ブランドの加入(またはお気に入り登録)を申請できるページ画面に切り替える「お気に入り登録を申請する」ボタン(またはアイコン)411がさらに表示され得る。
【0089】
電子装置100は前記使用者によって購入された少なくとも一つの商品のうち、一つのブランドメンバーシップ関連情報のみが前記使用者に加入を推薦するブランドとして確認される場合、図4aに図示されたように、一つのブランドメンバーシップ関連情報410のみを使用者インターフェース上に提供することができる。
【0090】
電子装置100は、前記購入した商品に対応するブランドメンバーシップが二つ以上である場合にも、複数のブランドメンバーシップのうちいずれか一つの情報のみを前記購入完了情報関連使用者インターフェース上に提供してもよい。例えば使用者がAブランドの商品とBブランドの商品を同時に購入した場合、電子装置100は前記購入した商品に対応するブランドメンバーシップとして、AブランドメンバーシップとBブランドメンバーシップをそれぞれ確認することができる。例えば、使用者がこれらのうちいずれか一つのみを加入しており、他の一つを加入していない場合、電子装置100は使用者が加入していないブランドメンバーシップに関する情報のみを提供することができる。一方、もし使用者がAブランドメンバーシップとBブランドメンバーシップにすべて加入していない場合、電子装置100は前記複数のブランドメンバーシップのうち、あらかじめ設定された優先順位関連条件に基づいていずれか一つのブランドメンバーシップ関連情報のみを提供してもよい。例えば、電子装置100はそれぞれのブランドメンバーシップに関連した使用者選好度情報に基づいて一つのブランドメンバーシップを選定することができ、または最も優秀な特典を提供するブランドメンバーシップを選定し、選定されたいずれか一つのブランドメンバーシップ関連情報のみを提供することができる。
【0091】
一方、図示されてはいないが、一実施形態によると、電子装置100は使用者が購入した商品に関連した特定ブランドメンバーシップに対する使用者加入を誘導するために、前記使用者が前記ブランドメンバーシップに加入する場合に受け得る所定の特典情報を提供してもよい。これと関連して、電子装置100は購入完了を案内する使用者インターフェース上に、前記ブランドメンバーシップ特典情報を直接的に表示することができ、このような方式以外にも、前記ブランドメンバーシップの詳細特典情報と関連した他の使用者インターフェースに切り替えることができるリンクまたはアイコン情報(例:「特典を見る」ボタン)を提供してもよい。例えば、使用者端末200に出力される購入完了情報関連使用者インターフェース画面は前記リンクまたはアイコン(例:「特典を見る」ボタン)に対する使用者入力に基づいて、ブランドメンバーシップ特典関連情報を表示する使用者インターフェースに切り替えられ得る。
【0092】
一方、図4aでは、電子装置100が前記購入した商品に対応するブランドメンバーシップに使用者が加入していないものと判断された場合を前提にして説明したが、他の実施形態によると、電子装置100は使用者が前記購入した商品に対応するブランドメンバーシップにすでに加入した場合、前記購入完了情報関連使用者インターフェース上に、前記ブランドメンバーシップの他の推薦商品情報を表示したり、現在適用可能な特典情報を表示したり、現在のメンバーシップ等級情報(例:等級条件、等級特典など)を表示してもよい。
【0093】
図4bを参照すると、さらに他の実施形態に係る電子装置100は購入した商品に対応するブランドメンバーシップが二つ以上である場合、複数のブランドメンバーシップのうち少なくとも一部(例:AブランドおよびLブランド)に対するブランドメンバーシップ関連情報420を購入完了案内ページに提供することができる。前記ブランドメンバーシップ関連情報420には、それぞれのブランドに対する標章、ブランド名、および各ブランドメンバーシップの加入を申請できるリンク(例:「お気に入り登録を申請する」ボタン421、422)情報が含まれ得る。
【0094】
例えば、前記購入した商品に対応して使用者が加入できるブランドメンバーシップの個数が1個または2個である場合、電子装置100は該当ブランドメンバーシップ(ら)に関する情報のみを前記購入完了案内ページに露出することができる。例えば、前記購入した商品に対応して使用者が加入できるブランドメンバーシップの個数が2個を超過する場合、電子装置100はこれらのうちあらかじめ設定された条件に基づいて2個のブランドメンバーシップ関連情報のみを前記購入完了案内ページに露出し、その他の残りの加入可能なブランドメンバーシップ関連情報を確認できるリンク(例:「購入したブランドをさらに見る」ボタン423)情報を追加的に提供することができる。例えば、電子装置100は前記リンクをクリックする使用者入力を受信することに対する応答として、現在の購入に対応して加入可能な全体のブランドメンバーシップ目録情報が表示されるように制御することができる。
【0095】
一実施形態によると、電子装置100は他の使用者のブランドメンバーシップ選好度情報に基づいて、使用者が加入する可能性が高い二つのブランドメンバーシップに関する情報を前記購入完了案内ページ画面に表示することができる。他の実施形態によると、電子装置100は特典情報(例:割引率)が優秀なブランドメンバーシップを選定して該当ブランドメンバーシップに関する情報を優先的に購入完了案内ページ上に表示してもよい。その他にも電子装置100は、商品の販売価格が高い順に購入完了案内ページに表示するブランドメンバーシップを選定したり、その他の設定方式で購入完了案内ページに表示する所定個数(例:2個)のブランドメンバーシップを選定することができる。
【0096】
一方、多様な実施形態において、電子装置100が購入完了ページ上に表示するブランドメンバーシップの個数は1個や3個以上であってもよい。例えば電子装置100は前記購入完了ページに3個のブランドメンバーシップに関する情報を表示し、使用者が加入可能なブランドメンバーシップが3個を超過してさらに存在する場合、「購入したブランドをさらに見る」ボタンを共に露出することができる。
【0097】
図5a~図5cは、本開示の一実施形態に係る電子装置で提供するブランドメンバーシップ加入関連使用者インターフェース画面を概略的に図示した図面である。
【0098】
多様な実施形態によると、電子装置100は特定ブランドメンバーシップに対する加入を申請する使用者入力に基づいて、図5aおよび図5bに図示されたようなブランドメンバーシップ加入案内画面情報を提供することができる。例えば、電子装置100は、商品の購入完了情報を表示する使用者インターフェース(図4aおよび図4b参照)で特定ブランドメンバーシップ加入(お気に入り登録)を申請するリンクまたはアイコン(例:Aブランドのお気に入り登録を申請するボタン(図4aの411、図4bの421)、Lブランドのお気に入り登録を申請するボタン(図4bの422))に対する使用者入力の受信を確認するにより、個別ブランドメンバーシップ加入申請案内ページに画面を切り替えることができる。
【0099】
例えば、電子装置100は前記ブランドメンバーシップの加入に関連した使用者インターフェース上に、前記ブランドメンバーシップ(例:Aブランドメンバーシップ)に加入する場合に受け得る詳細特典情報(および/または加入関連留意事項情報)512、522を提供することができる。例えば、前記詳細特典情報は、前記ブランドの商品購入時に適用され得る割引特典情報(例:Aブランド商品購入時に一括的に5%割引特典を適用など)または前記ブランドの新製品発売関連案内情報(例:Aブランド新商品に対する優先購入機会の提供など)のうち少なくとも一つを含むことができる。また、図5aに図示されてはいないが、電子装置100は前記ブランドメンバーシップ特典関連使用者インターフェース上に前記ブランド(Aブランド)に該当する推薦商品情報を提供したり、前記ブランドメンバーシップの加入条件情報を提供したり、または前記ブランドメンバーシップの各等級別条件と前記等級別特典情報を提供してもよい。一方、電子装置100は前記ブランドメンバーシップ加入関連使用者インターフェース(ページ)で加入申請に必要な使用者の約款同意入力を要請する情報514、516、524、526をさらに提供することができる。
【0100】
例えば、電子装置100は図5aに図示されたようなブランドメンバーシップ加入関連ページの約款同意関連項目514で、前記ブランドメンバーシップ加入時に必須として要求される少なくとも一つの同意項目に対する同意入力がすべて受信(チェック)されたものと確認されると、図5aの約款同意を要請するメッセージ(例:「約款に同意してください」516)が表示された部分を加入申請要請に対応する仮想ボタン(例:「申請する」ボタン526)部分に切り替えて表示することができる。このように図5aから図5bに画面が切り替えられた状態で前記「申請する」ボタン526に対する使用者入力が受信されると、電子装置100は最終的に図5cに図示されたような該当ブランドメンバーシップの加入申請(お気に入り登録申請)が完了したことを示す使用者インターフェースに画面を切り替えることができる。
【0101】
図6a~図6hは、本開示の多様な実施形態に係る電子装置で提供するブランドメンバーシップの管理と関連した使用者インターフェースを図示した概略的な図面である。
【0102】
多様な実施形態によると、電子装置100は使用者によって加入したまたは加入できる一つ以上のブランドに関するメンバーシップ関連情報を使用者に提供し、前記使用者から前記一つ以上のブランドメンバーシップに対する加入申請または加入解約申請入力を受信して関連機能を遂行することができる。
【0103】
例えば、電子装置100は、図6aに図示されたような一実施形態に係る使用者情報関連ページ(使用者インターフェース)上にブランドメンバーシップ管理メニュー項目(例:「ビューティーお気に入り登録サービス管理」項目、610)を含ませることができる。電子装置100は前記ブランドメンバーシップ管理メニューに進入するための使用者入力情報を受信することによって、図6b、図6e、または図6hに図示されたようにブランドメンバーシップ目録情報を提供することができる。例えば、前記使用者情報関連ページは、使用者の購入関連情報を表示するページや使用者情報を変更設定するページを含むことができる。一実施形態によると、ブランドメンバーシップ管理メニューは使用者の関心度が高いカテゴリーに属するブランド(例:ビューティーブランド)のメンバーシップ関連サービスに対する管理メニューで構成されてもよい。
【0104】
図6bを参照すると、一実施形態に係る電子装置100は、前記ブランドメンバーシップ管理メニュー(例:「ビューティーお気に入り登録サービス管理」メニュー)から少なくとも一つのブランドメンバーシップの目録情報を提供することができる。例えば、ブランドメンバーシップ目録情報は、使用者が加入した(現在お気に入り登録中である)一つ以上のブランド(例:Aブランド、Lブランド、Cブランド)に関するものであり得る。または図6bに図示されたものとは異なって、他の例によるブランドメンバーシップ目録情報は、使用者が関連商品を購入完了することにより前記使用者に加入資格が付与されている、すなわち使用者によって加入され得る一つ以上のメンバーシップ目録情報(例:図6e参照)に関するものであってもよい。
【0105】
例えば、電子装置100は図6bのような使用者インターフェースから使用者によって特定ブランドメンバーシップ(例:Aブランドメンバーシップ)を選択する入力を受信する場合、前記使用者によって選択されたブランドメンバーシップに関連した情報を図6cのような使用者インターフェースとして提供することができる。例えば、前記特定ブランドメンバーシップの選択入力は前記特定ブランドの標章やブランド名が表示された部分に対応する入力に該当し得る。
【0106】
例えば、図6cを参照すると、電子装置100は前記ブランドメンバーシップ管理メニューから特定ブランドメンバーシップが選択される場合、該当ブランドメンバーシップに関連した使用者加入情報(例:加入日時情報、個人情報同意の有無関連情報など)、購入情報、会員情報(例:会員等級情報)、および特典詳細情報(例:使用者が現在受け得る特典情報および/または使用者が現在まで受けた特典情報)のうち少なくとも一部を提供することができる。
【0107】
一方、電子装置100は、図6bに図示された通り、前記選択されたブランドメンバーシップのうち少なくとも一部の加入を解約できる機能を提供する使用者インターフェースを提供してもよく、使用者によって特定ブランドメンバーシップまたは全体のブランドメンバーシップに対する加入解約要請が受信される場合、該当ブランドメンバーシップに対してそれ以上関連した特典情報を提供しないように設定を変更して管理することができる。一例として、電子装置100は、使用者から特定ブランドメンバーシップに対する加入要請または加入解約要請を受信する場合、それぞれのブランド販売社に対応する外部装置(ら)に前記使用者の加入情報または加入解約情報を伝送してもよい。
【0108】
例えば、一実施形態に係る電子装置100は、使用者から特定ブランドメンバーシップに対する加入要請が受信されると、該当加入要請に関連した情報を該当ブランドメンバーシップを管理する外部装置(例:ブランド販売社に対応する外部装置)に提供し、前記外部装置から加入承認に関連した情報を獲得することができる。例えば電子装置100は前記加入要請に関連した情報として電子装置100で保管している前記使用者の個人情報(例:使用者識別情報、使用者認証情報、使用者住所地情報、電話番号情報、個人情報提供同意の有無に関する入力情報、使用者端末関連情報、メンバーシップ加入要請日時情報、使用者購入履歴情報など)のうち少なくとも一部を、前記ブランドメンバーシップを管理する外部装置に提供することができる。また、電子装置100は前記外部装置から加入承認案内情報および加入承認により付与される特典情報を受信することができる。一方、前記外部装置は、前記ブランドメンバーシップに対する加入承認により、使用者に対応する使用者端末200に直接ブランドメンバーシップに関連した特典情報(例:新商品発売関連情報、ブランド製品割引情報、ブランドメンバーシップ関連等級情報など)を伝送して使用者端末200側にプッシュ通知が提供されるようにしてもよい。例えば、前記外部装置は前記ブランドメンバーシップ関連特典情報を電子装置100に提供して前記電子装置100で使用者端末200に提供するウェブページまたはアプリケーションを通じて前記特典情報と関連したプッシュ通知が使用者端末200に出力されるように制御したり、自主的に提供するウェブページまたはアプリケーション(またはSMSメッセージなど)を通じて前記特典情報と関連したプッシュ通知を前記使用者端末200に出力するように制御することができる。一方、電子装置100は前述した通り、使用者からブランドメンバーシップの加入解約要請入力を受信する場合にもこれと関連した加入解約要請情報を前記外部装置に伝送し、前記外部装置から使用者端末200側にこれ以上ブランドメンバーシップ関連特典情報プッシュ通知が提供されないように制限する命令および/または前記使用者に対応する個人情報の破棄要請命令を伝送することができる。
【0109】
再び図6bを参照して説明すると、電子装置100は、それぞれのブランドメンバーシップに対する加入取り消し(またはお気に入り登録解除)と関連したメニューボタン(例:「お気に入り登録を取り消す」メニュー)621、622、623を前記ブランドメンバーシップ目録情報の表示画面に提供することができ、また、加入したブランドメンバーシップ全体に対する加入取り消し(またはお気に入り登録解除)と関連したメニューボタン(例:「ビューティーお気に入り登録サービスを取り消す」メニュー)625を提供してもよい。例えば、前記加入したブランドメンバーシップ全体に対する加入取り消し関連機能は、使用者が加入したすべてのブランドメンバーシップ(ら)に対する加入取り消し機能に該当するか、または使用者が加入したブランドのうち特定カテゴリー(例:化粧品)に属するブランドメンバーシップ(ら)に対する加入取り消し機能に該当し得る。
【0110】
例えば、電子装置100が前記特定ブランド(例:Aブランド)のメンバーシップに対する加入(お気に入り登録)を取り消す使用者入力(例:Aブランドのお気に入り登録を取り消すメニューボタン621に対応する使用者入力)を受信する場合、電子装置100は、図6dに図示されたように、該当ブランド(例:Aブランド)のメンバーシップ加入(お気に入り登録)を取り消すかどうかを使用者に再確認する使用者インターフェース画面に切り替えて提供することができる。例えば、前記特定ブランドメンバーシップの加入取り消しの有無を確認する使用者インターフェース画面は、Aブランドメンバーシップの加入取り消しと関連した所定の案内情報、前記ブランドメンバーシップの加入取り消し意思を最終的に確認するメニュー(例:「お気に入り登録を取り消す」メニューボタン634、「継続してお気に入り登録する」メニューボタン632)が表示されるポップアップ画面630の形態で提供され得る。
【0111】
例えば、前記図6dのAブランドメンバーシップの加入取り消しと関連したインターフェース画面で使用者が「お気に入り登録を取り消す」メニューボタン634をクリックすると、電子装置100は前記使用者入力に基づいて前記Aブランドメンバーシップの加入(お気に入り登録)を取り消すことができ、関連情報を外部装置(例:Aブランドメンバーシップに対応するブランドメンバーシップ管理サーバー)に伝送することができる。
【0112】
一方、電子装置100は前記Aブランドメンバーシップの加入(お気に入り登録)取り消し結果として、図6eに図示されたようにブランドメンバーシップ目録情報を表示するインターフェース画面で、前記Aブランドをお気に入り登録が取り消しになった少なくとも一つのブランドメンバーシップ目録情報(例:「お気に入り登録取り消しブランド」640)に表示することができる。また、前記お気に入り登録が取り消しになったブランドメンバーシップ目録に含まれたブランドメンバーシップそれぞれに対して「お気に入り登録を申請する」メニューボタン642を共に提供し、使用者からそれぞれのブランドメンバーシップに対するお気に入り登録(再)申請を誘導することができる。一方、多様な実施形態で、前記「お気に入り登録取り消しブランド」目録情報は、「お気に入り登録可能なブランド」目録情報で代替され得、使用者が既に特定ブランドメンバーシップに加入(お気に入り登録)してから加入を取り消した場合だけでなく、使用者が加入する権限があるが既存に加入していないブランドメンバーシップ(ら)に対する情報も前記「お気に入り登録可能なブランド」目録に含まれ得る。ある実施形態で電子装置100は前記使用者の加入履歴に基づいて加入後に加入が取り消しになったブランドメンバーシップとそれ以外のブランドメンバーシップを区別して表示してもよい。
【0113】
一方、電子装置100は使用者がお気に入り登録中である(使用者が加入した)ブランドメンバーシップ目録(またはお気に入り登録中であるブランドメンバーシップのうち特定カテゴリーに属するブランドメンバーシップ目録)に含まれたそれぞれのブランドメンバーシップに対して、一括的にお気に入り登録を取り消す機能を提供することができる。例えば、図6b(または図6e)で全体のブランドメンバーシップのお気に入り登録を取り消す使用者入力(例:「ビューティーお気に入り登録サービスを取り消す」メニューボタン625に対応する使用者入力)を受信することによって、電子装置100は図6fに図示されたようなお気に入り登録取り消しと関連した使用者再確認要請ポップアップ情報650を含むページ画面を提供し、該当ページ画面で使用者から「取り消す」メニューボタン652に対する入力を受信すると、図6gに図示されたようなお気に入り登録取り消し完了を案内するポップアップ情報660を含むページに画面を切り替えることができる。また、図6gに図示されたページ画面で確認ボタン662に対応する使用者入力を受信することによって、電子装置100は図6hに図示されたような更新されたブランドメンバーシップ目録情報に関するページ画面を表示することができる。例えば、前記図6hに表示されたように、お気に入り登録中である全体のブランドメンバーシップに対するお気に入り登録取り消しを申請する使用者入力に対応し、電子装置100は該当使用者がお気に入り登録中であるブランドメンバーシップが存在しないという情報を出力することができる。
【0114】
例えば、電子装置100は使用者が特定ブランドメンバーシップに対するお気に入り登録のみを取り消す場合と、お気に入り登録中である全体のブランドメンバーシップのお気に入り登録をすべて取り消す場合とを異ならせて取り扱って関連情報を処理することができる。例えば、電子装置100は特定ブランドメンバーシップに対する個別的なお気に入り登録(加入)取り消し申請が発生する場合、該当申請により前記お気に入り登録取り消しになったブランドメンバーシップに対応するブランドメンバーシップ関連外部サーバーに使用者の個人情報提供同意を撤回する命令関連情報を提供することができる。一方、電子装置100は使用者によって加入した全体のブランドメンバーシップに対するすべてのお気に入り登録(加入)取り消し申請が発生する場合、すなわちブランドメンバーシップに関するサービス自体に対する取り消し申請が発生する場合、前記全体のブランドメンバーシップそれぞれに対応する外部サーバー(ら)それぞれに使用者の個人情報提供同意を撤回する命令に関連した情報を提供するだけでなく、前記電子装置100に保存された使用者の個人情報の収集および利用の同意を撤回する命令に関連した情報を生成して管理することができる。例えば、電子装置100は前記電子装置100内での個人情報の収集および利用同意撤回と関連した命令に基づいて、既保存された使用者のブランドメンバーシップサービスと関連した情報を削除する作業を遂行してもよい。
【0115】
多様な実施形態に係る電子装置100は使用者によって購入された所定商品に関連したブランドメンバーシップの加入を誘導し、関連特典情報を提供したり関連ブランド商品を推薦することによって、使用者が関心を示す可能性が高い商品を推薦したり関連特典情報を提供することができ、これを通じて満足感を感じるようにすることができる。
【0116】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施形態について開示され、たとえ特定の用語が使われているが、これは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施形態の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例も実施可能であることは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明である。
【0117】
前述した実施形態に係る電子装置または使用者端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、CD-ROM(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータ読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0118】
本実施形態は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)などのような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施形態はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャヴァ(Java)、アセンブラ(assembler)などのようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成として限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0119】
前述した実施形態は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
図1
図2
図3
図4a
図4b
図5a
図5b
図5c
図6a
図6b
図6c
図6d
図6e
図6f
図6g
図6h
【外国語明細書】