(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022164540
(43)【公開日】2022-10-27
(54)【発明の名称】ビデオ通話サービスを提供する方法、システム及びコンピュータプログラム製品
(51)【国際特許分類】
H04N 7/14 20060101AFI20221020BHJP
H04M 3/42 20060101ALI20221020BHJP
H04M 11/06 20060101ALI20221020BHJP
【FI】
H04N7/14 150
H04M3/42 A
H04M11/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】15
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021187207
(22)【出願日】2021-11-17
(31)【優先権主張番号】10-2021-0050122
(32)【優先日】2021-04-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0050137
(32)【優先日】2021-04-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0050138
(32)【優先日】2021-04-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
2.BLUETOOTH
(71)【出願人】
【識別番号】519130063
【氏名又は名称】ハイパーコネクト インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100210239
【弁理士】
【氏名又は名称】富永 真太郎
(72)【発明者】
【氏名】サンギル アン
(72)【発明者】
【氏名】ビュンジョン キム
(72)【発明者】
【氏名】ウンヒ チェ
【テーマコード(参考)】
5C164
5K201
【Fターム(参考)】
5C164FA09
5C164UB92S
5C164VA03S
5C164VA07S
5C164VA10S
5C164VA16P
5C164VA45P
5K201BA18
5K201BC24
5K201BC28
5K201BC30
5K201CA01
5K201CA06
5K201CB13
5K201CC01
5K201EC06
5K201ED04
(57)【要約】 (修正有)
【課題】ビデオ通話サービスを提供する方法、システム及びプログラムを提供する。
【解決手段】サーバ及び複数のユーザー端末が、ネットワークを利用して通信を行うシステムにおいて、サーバがビデオ通話を仲介する方法は、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチング如何に基づいて910、第1端末と第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介し920、既設定の時間が経過した後に予備通話を継続するか否かに対する応答を、第1端末及び第2端末から受信し930、受信した応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定する940。
【選択図】
図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバの動作方法において、
第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したか否かを確認するステップと、
前記マッチング如何に基づいて、前記第1端末と前記第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介するステップと、
前記既設定の時間が経過した後に本通話を進行するか否かに対する応答を、前記第1端末及び前記第2端末それぞれから受信するステップと、
前記応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定するステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記本通話を進行するか否かを決定するステップは、
前記第1端末及び前記第2端末それぞれから、前記本通話の進行を承諾する応答を受信する場合、前記本通話を進行し、
前記第1端末及び前記第2端末のうち少なくとも一つから、前記本通話の進行を辞退する応答を受信する場合、前記本通話を進行しない、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記既設定の時間に、前記第1端末及び前記第2端末それぞれのディスプレイに表示される第1 グラフィカルユーザーインターフェースと、前記本通話が進行される間に、前記第1端末及び前記第2端末それぞれのディスプレイに表示される第2グラフィカルユーザーインターフェースとは相異なるものである、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第1グラフィカルユーザーインターフェースは、
前記予備通話を行う相手端末の画像領域と、前記画像領域の少なくとも一部を覆うブロック領域とを含み、
経時的に前記画像領域に対する可視性が変化する、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記第2グラフィカルユーザーインターフェースは、前記本通話が進行される場合、前記ブロック領域が消滅される、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記既設定の時間に仲介するステップは、
前記第1端末のディスプレイ及び前記第2端末のディスプレイそれぞれに、前記既設定の時間を順次カウントダウンするグラフィカルユーザーインターフェースを表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記マッチングが完了したか否かを確認するステップは、
前記第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて、前記第1端末が送信した第1好感信号を受信するステップと、
前記第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて、前記第2端末が送信した第2好感信号を受信するステップと、
前記第2端末から前記第1端末へ前記予備通話を発信するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記予備通話は音声通話に該当し、前記本通話はビデオ通話に該当する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
請求項1に記載の方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
【請求項10】
通話を仲介する装置において、
少なくとも一つのプログラムを保存するメモリと、
前記少なくとも一つのプログラムを実行することにより、前記通話を仲介する少なくとも一つのプロセッサと、を含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したか否かを確認し、前記マッチング如何に基づいて、前記第1端末と前記第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介し、前記既設定の時間が経過した後に本通話を継続するか否かに対する応答を、前記第1端末及び前記第2端末それぞれから受信し、前記応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定する、装置。
【請求項11】
前記プロセッサは、
前記第1端末及び前記第2端末それぞれから、前記本通話の進行を承諾する応答を受信する場合、前記本通話を進行し、
前記第1端末及び前記第2端末のうち少なくとも一つから、前記本通話の進行を辞退する応答を受信する場合、前記本通話を進行しない、請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記既設定の時間に、前記第1端末及び前記第2端末それぞれのディスプレイに表示される第1グラフィカルユーザーインターフェースと、前記本通話が進行される間に、前記第1端末及び前記第2端末それぞれのディスプレイに表示される第2グラフィカルユーザーインターフェースとは相異なるものである、請求項10に記載の装置。
【請求項13】
第1端末において、
第2端末の第2ユーザーからサーバへ送信された好感信号を受信し、前記第2端末の第2ユーザーに対する好感信号をサーバに送信し、前記サーバから、前記第1端末と前記第2端末との間の通信連結を確立するための要請を受信する通信部と、
前記要請によって、前記第2端末と既設定の時間に予備通話を行う制御部と、を含み、
前記通信部は、前記既設定の時間が経過した後に前記第2端末との本通話を進行するか否かに対する応答を、前記サーバに送信する、端末。
【請求項14】
前記既設定の時間に、前記第1端末のディスプレイに表示される第1グラフィカルユーザーインターフェースと、前記本通話が進行される間に、前記第1端末のディスプレイに表示される第2グラフィカルユーザーインターフェースとは相異なるものである、請求項13に記載の端末。
【請求項15】
前記第1グラフィカルユーザーインターフェースは、前記予備通話を行う相手端末の画像領域と前記画像領域の少なくとも一部を覆うブロック領域とを含み、経時的に前記画像領域に対する可視性が変化し、
前記第2グラフィカルユーザーインターフェースは、前記本通話が進行される場合、前記画像領域のみが表示される、請求項14に記載の端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ビデオ通話サービスを提供する方法、システム及びコンピュータプログラム製品を提供する
【背景技術】
【0002】
無線通信技術が発展するにつれて、高速で大容量のデータ伝送が可能になりつつ、音声通話サービスだけでなく、ビデオ通話サービスの提供が活発になっている。ビデオ通話サービスは、複数の端末間に音声信号と映像信号を送受信する通話サービスを意味する。
【0003】
ユーザーは、スマートフォンまたはスマートタブレットのような携帯用端末機を利用してビデオ通話を行うことが可能であり、ビデオ通話を行うユーザーは、互いに知っている関係であってもよく、互いに知らない関係であってもよい。
【0004】
一方、互いに知らない関係であるユーザー間のビデオ通話が行われる場合、ユーザーは、ビデオ通話の連結または退場に対する心理的負担を感じることになるので、ユーザーがより自由にビデオ通話を行うための解決策が要求される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、ビデオ通話サービスを提供する方法、システム及びコンピュータプログラム製品を提供することにある。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、以上で言及した課題に限定されず、言及されていない本発明の他の課題及び長所は、下記の説明により理解でき、本発明の実施形態によってより明らかに理解できることとなろう。また、本発明が解決しようとする課題及び長所は、特許請求の範囲にしめした手段及びその組み合わせにより実現可能であることが分かるだろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の技術的課題を解決するための技術的手段として、本開示の第1側面は、通話を仲介するサーバの動作方法において、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したか否かを確認するステップと、前記マッチング如何に基づいて、前記第1端末と前記第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介するステップと、前記既設定の時間が経過した後に本通話を継続するか否かに対する応答を、前記第1端末及び前記第2端末それぞれから受信するステップと、前記応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定するステップと、を含むことができる。
【0008】
また、前記本通話を進行するか否かを決定するステップは、前記第1端末及び前記第2端末それぞれから、前記本通話の進行を承諾する応答を受信する場合、前記本通話を進行し、前記第1端末及び前記第2端末のうち少なくとも一つから、前記本通話の進行を辞退する応答を受信する場合、前記本通話を進行しなくてもよい。
【0009】
また、前記既設定の時間に、前記第1端末及び前記第2端末それぞれのディスプレイに表示される第1グラフィカルユーザーインターフェースと、前記本通話が進行される間に、前記第1端末及び前記第2端末それぞれのディスプレイに表示される第2グラフィカルユーザーインターフェースとは相異なってもよい。
【0010】
また、前記第1グラフィカルユーザーインターフェースは、前記予備通話を行う相手端末の画像領域と、前記画像領域の少なくとも一部を覆うブロック領域とを含み、経時的に前記画像領域に対する可視性が変化してもよい。
【0011】
また、前記第2グラフィカルユーザーインターフェースは、前記本通話が進行される場合、前記ブロック領域がなくなってもよい。
【0012】
また、前記既設定の時間に仲介するステップは、前記第1端末のディスプレイ及び前記第2端末のディスプレイそれぞれに、前記既設定の時間を順次カウントダウンするグラフィカルユーザーインターフェースを表示するステップを含んでもよい。
【0013】
また、前記マッチングが完了したか否かを確認するステップは、前記第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて前記第1端末が送信した第1好感信号を受信するステップと、前記第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて前記第2端末が送信した第2好感信号を受信するステップと、前記第2端末から前記第1端末へ前記予備通話を発信するステップと、をさらに含んでもよい。
【0014】
また、前記予備通話は音声通話に該当し、前記本通話はビデオ通話に該当してもよい。
【0015】
本開示の第2側面は、コンピュータプログラム製品において、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したか否かを確認するステップと、前記マッチング如何に基づいて、前記第1端末と前記第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介するステップと、前記既設定の時間が経過した後に本通話を継続するか否かに対する応答を、前記第1端末及び前記第2端末それぞれから受信するステップと、前記応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定するステップと、を行うようにするプログラムが保存された一つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体を含むコンピュータプログラム製品を提供することができる。
【0016】
本開示の第3側面は、通話を仲介する装置において、少なくとも一つのプログラムを保存するメモリと、前記少なくとも一つのプログラムを実行することにより、前記通話を仲介する少なくとも一つのプロセッサと、を含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したか否かを確認し、前記マッチング如何に基づいて、前記第1端末と前記第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介し、前記既設定の時間が経過した後に本通話を継続するか否かに対する応答を、前記第1端末及び前記第2端末それぞれから受信し、前記応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定することができる。
【発明の効果】
【0017】
上述の本開示の課題解決手段によれば、ユーザー間のビデオ通話を既設定の時間にのみ仲介し、既設定の時間以後にはビデオ通話を継続するか否かを決定することにより、ユーザーのビデオ通話に対する負担を解消させることができる。
【0018】
また、本開示の課題解決手段によれば、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、端末のグラフィカルユーザーインターフェースで相手の顔が次第に覆われるので、ビデオ通話を継続するか否かを決定するとき、ユーザーの負担を解消させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】サーバ及び少なくとも一つの端末を含むシステムの一例を示す図面である。
【
図2】端末がプロフィール情報を提供される一例を示す図面である。
【
図3】端末間のマッチングが完了する一例を示す図面である。
【
図4】端末間のマッチングが完了した場合に通話が発信される一例を示す図面である。
【
図5】通話待機時間に端末のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
【
図6】通話待機時間に端末のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの他の例を示す。
【
図7】予備通話が進行される間に端末のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
【
図8】一実施形態による、第1端末、サーバ及び第2端末を含むシステムにおいて、ビデオ通話が行われるプロセスを示す図面である。
【
図9】一実施形態による、ビデオ通話を仲介する方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本実施形態において使用される用語は、本実施形態における機能を考慮しつつ、できる限り現在広く使用されている一般的な用語を選択したが、これは、当業者の意図または判例、新たな技術の出現などによって変わりうる。また、特定の場合は、任意に選定された用語もあり、その場合、該当する実施形態の説明の部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本実施形態において使用される用語は、単純な用語の名称ではなく、その用語が有する意味と、本実施形態の全般にわたった内容とに基づいて定義されなければならない。
【0021】
本実施形態についての説明において、ある部分が他の部分と接続されているとするとき、これは、直接接続されている場合だけでなく、その間に他の構成要素を挟んで電気的に接続されている場合も含む。また、ある部分がある構成要素を含むとするとき、これは、特に逆になる記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく、他の構成要素をさらに含んでもよいということを意味する。
【0022】
本実施形態において使用される「構成される」または「含む」などの用語は、明細書上に記載された様々な構成要素、または複数のステップを必ずしも全て含むものと解釈されるものではなく、そのうち一部の構成要素または一部のステップは含まれないこともあり、追加的な構成要素またはステップをさらに含んでもよいものと解釈されなければならない。
【0023】
下記の実施形態についての説明は、権利範囲を制限するものと解釈されるものではなく、当該技術分野の当業者が容易に類推可能なものは、本実施形態の権利範囲に属するものと解釈されなければならない。以下、添付された図面を参照して、例示だけのための実施形態を詳細に説明する。
【0024】
図1は、サーバ及び少なくとも一つの端末を含むシステムの一例を示す図面である。
一実施形態によるシステム1000は、サーバ1100及び複数のユーザー端末1200ないし1240を含むことができる。複数のユーザー端末1200ないし1240は、便宜上、5個と示されているが、これに限定されるものではない。
【0025】
例えば、システム1000は、ビデオ通話サービスを提供するシステムでもある。ビデオ通話サービスは、複数のユーザーが各自の端末を利用して、自分の映像を相手に伝送し、相手の映像を受信することにより、意思をやり取りすることが可能なサービスを意味する。ビデオ通話サービスを利用するユーザーは、各自の端末を介して、映像と音声をやり取りすることができ、チャット機能を介して、テキストをやり取りすることもできる。
【0026】
ビデオ通話サービスを利用しようとするユーザーは、ビデオ通話を行おうとする相手を直接指定し、相手がこれを承諾する場合、ビデオ通話サービスを利用することができる。あるいは、ビデオ通話サービスを提供するサーバ1100において、ランダムにまたは所定の方式によって相手を指定することができ、ユーザーは、指定された相手とビデオ通話サービスを利用することができる。
【0027】
サーバ1100及び複数のユーザー端末1200ないし1240は、ネットワークを利用して通信を行うことができる。例えば、ネットワークは、近距離通信網(Local Area Network; LAN)、広域通信網(Wide Area Network; WAN)、付加価値通信網(Value Added Network; VAN)、移動通信網(mobile radio communication network)、衛星通信網及びこれらの組み合わせを含み、
図1に示された各ネットワーク構成主体が互いに円滑に通信可能にする包括的な意味のデータ通信網であり、有線インターネット、無線インターネット及びモバイル無線通信網を含むこともできる。また、無線通信は、例えば、無線LAN(Wi-Fi)、ブルートゥース、ブルートゥース低エネルギー(Bluetooth low energy)、ジグビー、WFD(Wi-Fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA; infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)などがあるが、これらに限定されるものではない。
【0028】
複数のユーザー端末1200ないし1240は、スマートフォン、タブレットPC(personal computer)、PC、スマートTV、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、ラップトップ、メディアプレーヤー、マイクロサーバ、GPS(global positioning system)装置、電子書籍端末、デジタル放送用端末、ナビゲーション、キオスク、MP3プレーヤー、デジタルカメラ、家電機器、カメラが搭載されたデバイス、及びその他のモバイルまたは非モバイルのコンピューティング装置であるが、これらに制限されるものではない。
【0029】
サーバ1100は、複数のユーザー端末1200ないし1240の間を連結する仲介装置でもある。サーバ1100は、複数のユーザー端末1200ないし1240の間でデータを送受信可能に仲介サービスを提供することができる。サーバ1100は、ネットワークを介して、複数のユーザー端末1200ないし1240へデータを伝送したり、複数のユーザー端末1200ないし1240からデータを受信したりすることができる。
【0030】
サーバ1100は、複数のユーザー端末1200ないし1240それぞれから、プロフィール情報を受信することができる。プロフィール情報は、各ユーザーの写真、各ユーザーの映像、趣味情報、ニックネーム(nickname)情報、背丈情報、生年月日情報、性別情報、居住地域情報及び学校情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。
【0031】
例えば、第1端末1200のユーザーは、サーバ1100が提供するアプリケーションを実行することができ、第1端末1200は、サーバ1100から第2端末1210ないし1240のユーザーのうち少なくとも一部のユーザーのプロフィール情報を受信することができる。
【0032】
すなわち、第1端末1200のユーザーは、第2端末1210ないし1240のユーザーのうち一部のユーザーのプロフィールを提供されることができる。例えば、第1端末1200のユーザーは、提供されたプロフィールに基づいて、第2端末1210ないし1240のユーザーのうち好感の持てるユーザーを含むリストを生成することができる。
【0033】
図2は、端末がプロフィール情報を提供される一例を示す図面である。
【0034】
第1端末1200の第1ユーザーは、サーバ1100から、第2端末1210ないし1240のユーザーのうち一部のユーザーのプロフィール情報を受信することができる。例えば、
図2は、サーバ1100から受信した複数のプロフィール情報のうち、第2端末1210の第2ユーザーのプロフィール情報210が第1端末1200のディスプレイ200に表示される一例を示すことができる。プロフィール情報210は、第2端末1210の第2ユーザーの顔を含むイメージまたは映像を含むことができるが、これに制限されるものではない。
【0035】
例えば、第1端末1200のディスプレイ200には、好感アイコン220及び反感アイコン230が表示可能である。第1端末1200の第1ユーザーは、ディスプレイ200に表示された第2ユーザーのプロフィール情報210に基づいて、好感アイコン220及び反感アイコン230のうち一つを選択することができる。第1端末1200の第1ユーザーは、第2ユーザーとのビデオ通話を進行したい場合、好感アイコン220を選択することができ、第2ユーザーとのビデオ通話を進行したくない場合、反感アイコン230を選択することができる。
【0036】
一方、第1端末1200は、第1ユーザーが第2ユーザーのプロフィール情報210に基づいて好感信号を入力したという情報を、サーバ1100に伝達することができる。また、第2端末1210は、第1端末1200またはサーバ1100から、第1端末1200の第1ユーザーが反感信号を入力したという情報を受信することができる。
【0037】
上述のように、ユーザーが好感アイコン220を押す場合に、好感信号がサーバ1100に伝達されるが、これに制限されるものではない。例えば、ユーザーが好感アイコン220をスワイプ(swipe)またはドラッグする場合にも、好感信号がサーバ1100に伝達されることが可能である。同様に、ユーザーが反感アイコン230を押す場合に、反感信号がサーバ1100に伝達されるが、これに制限されるものではなく、反感信号は、ユーザーが反感アイコン230をスワイプまたはドラッグする場合にもサーバ1100に伝達されることが可能である。
【0038】
図3は、端末間のマッチングが完了する一例を示す図面である。
【0039】
図2で述べられたように、サーバ1100は、第2端末1210のプロフィール情報に基づいて第1端末1200が送信した好感信号を受信することができる。
同様に、第1端末1200の第1ユーザーのプロフィール情報310が、第2端末1210のディスプレイ300に表示可能である。また、第2端末1210のディスプレイ300には、好感アイコン320及び反感アイコン330が表示可能である。第2端末1210の第2ユーザーは、第1ユーザーとのビデオ通話を進行したい場合、好感アイコン320を選択することができ、第1ユーザーとのビデオ通話を進行したくない場合、反感アイコン330を選択することができる。
【0040】
また、第2端末1210は、第2ユーザーが第1ユーザーのプロフィール情報310に基づいて好感信号を入力したという情報を、サーバ1100に伝達することができる。上述のように、第2ユーザーが好感アイコン320を押す場合に、好感信号がサーバ1100に伝達されるが、これに制限されるものではない。例えば、第2ユーザーが好感アイコン320をスワイプまたはドラッグする場合にも、好感信号がサーバ1100に伝達されることが可能である。
【0041】
このとき、サーバ1100は、第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて第1端末1200が送信した好感信号と、第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて第2端末1210が送信した好感信号の両方を受信した場合、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のマッチングが完了したと判断することができる。すなわち、サーバ1100は、第1ユーザーが第2ユーザーのプロフィール情報210に基づいて反感アイコン230を選択したという情報、または、第2ユーザーが第1ユーザーのプロフィール情報310に基づいて反感アイコン330を選択したという情報を受信した場合には、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のマッチングが完了していないと判断することができる。
【0042】
図4は、端末間のマッチングが完了した場合に通話が発信される一例を示す図面である。
【0043】
サーバ1100は、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間のマッチングが完了した場合に、第1端末1200と第2端末1210との間の通話サービスを提供することができる。
【0044】
例えば、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間のマッチングが完了した場合に、第1端末1200または第2端末1210で自動的に通話を発信するようにすることができる。すなわち、第1ユーザーまたは第2ユーザーが、第1端末1200または第2端末1210に通話を行うための入力を行わないとしても、自動的に通話を発信するようにすることができる。
【0045】
第2端末1210は、第1端末1200からサーバへ送信された第1好感信号を受信することができる。また、第2端末1210は、第1端末1200の第1ユーザーに対する第2好感信号をサーバ1100に送信することができる。この場合、サーバ1100は、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したと判断することができる。これによって、サーバ1100は、第1端末1200と第2端末1210との間の通話連結を確立するための信号を、第1端末1200または第2端末1210に送信することができる。
【0046】
図4を参照すれば、第2端末1210は、第1好感信号を受信した後に第2好感信号を第1端末1200に送信することができる。すなわち、サーバ1100は、第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて第1端末1200が送信した好感信号を受信した後、第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて第2端末1210が送信した好感信号を受信することができる。この場合、サーバ1100は、第2端末1210から第1端末1200へ自動的に通話を発信(または開始します)するようにすることができる。例えば、第2端末1210の第2ユーザーが通話を発信するための別途の動作を行わないとしても、第2端末1210から第1端末1200へ通話が発信されることが可能である。
【0047】
一方、第1端末1200は、第2端末1210から自動的に発信された通話を承諾するか否かを決定することができる。第1端末1200が通話を承諾する応答をサーバ1100に送信した場合には、第1端末1200と第2端末1210との間の通話が行われることが可能である。しかし、第1端末1200が通話を辞退する応答をサーバ1100に送信するか、あるいは第1端末1200が何らの応答をしない場合には、第1端末1200と第2端末1210との間の通話は失敗しうる。しかし、第1端末1200は、第1端末1200からサーバ1100へ好感信号を送信したユーザーを含むリストを保存することができ、当該リストに第2端末1210の第2ユーザーが含まれているので、いつでも第2端末1210に通話を発信することができる。同様に、第2端末1210に保存されたリストには、第1端末1200の第1ユーザーが含まれているので、第2端末1210は、いつでも第1端末1200に通話を発信することができる。
一方、第1端末1200の第1ユーザーが、サーバ1100が提供するアプリケーションに接続していない状態であるとしても、第1端末1200は、第2端末1210から発信された通話を受信することができる。
【0048】
このように、ユーザー間のマッチングが完了した場合には、自動的に通話が発信されるようにすることにより、ユーザーが相手に通話を直接かけなければならない負担を解消することができる。
【0049】
サーバ1100が第2端末1210から第1端末1200へ通話を発信する場合、通話待機時間が経過した後に第1ユーザーと第2ユーザーとの間の予備通話が行われることが可能である。すなわち、通話待機時間が経過した後に、第1端末1200の第1ユーザーは、発信された通話を承諾するか否かを決定することができ、第1端末1200の第1ユーザーが、発信された通話を承諾する場合には、第1端末の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間の予備通話が連結可能である。
【0050】
予備通話は、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間の本通話が進行される前に行われることが可能である。すなわち、予備通話は、第1ユーザー及び第2ユーザーが本通話を進行するか否かを決定する前に行われることが可能である。例えば、予備通話は、既設定の時間に仲介されるビデオ通話または音声通話に該当することができる。
【0051】
第1端末1200の第1ユーザー及び第2端末1210の第2ユーザーは、予備通話が終了した後に、本通話を進行するか否かを決定することができる。
【0052】
例えば、予備通話は音声通話に該当し、本通話はビデオ通話に該当することができる。すなわち、本通話であるビデオ通話を行う前に、音声通話を通じて、ビデオ通話を行うか否かを決定することができるので、ユーザーは、ビデオ通話を行うにあたって負担を少なく有することができる。また、予備通話がビデオ通話である場合よりも、音声通話である場合には、ビデオ通話である本通話への転換率を高くすることができる。一方、これに制限されるものではなく、予備通話はビデオ通話に該当し、本通話もビデオ通話に該当することもできる。
【0053】
図5A-5Dは、通話待機時間に端末のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
【0054】
図4で述べられたように、第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて第1端末が送信した好感信号を受信した以後に、第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて第2端末が送信した好感信号を受信する場合に、サーバ1100は、自動的に第2端末1210から第1端末1200へ通話を発信するようにすることができる。
【0055】
一方、第2端末1210から第1端末1200へ通話を発信する場合、通話待機時間が経過した後に、第2端末1210の第2ユーザーと第1端末1200の第1ユーザーとの間の通話が連結可能である。
【0056】
例えば、通話待機時間が経過した後に、第1端末1200の第1ユーザーは、発信された通話を承諾するか否かを決定することができる。第1端末1200の第1ユーザーが、発信された通話を承諾する場合には、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間の予備通話が連結され、第1端末1200の第1ユーザーが、発信された通話を辞退する場合には、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間の予備通話が連結されない。
【0057】
通話待機時間に、第1端末1200及び第2端末1210それぞれのカメラが活性化されることが可能である。
図5A-5Dは、通話待機時間に第2端末1210のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
【0058】
図5A-5Dを参照すれば、通話待機時間に第2端末1210のカメラが活性化され、カメラで撮影される第2ユーザーのイメージが第2端末1210のディスプレイ500に表示可能である。
図5A-5Dには示されていないが、第1端末1200のカメラで撮影される第1ユーザーのイメージが第1端末1200のディスプレイに同様に表示可能である。これによって、ユーザーは、通話が連結される前に自分の顔を点検することができる。
【0059】
また、通話待機時間は順次カウントダウン可能であり、第2端末1210のディスプレイ500には、通話待機時間が順次カウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。一方、
図5A-5Dでは、通話待機時間が10秒に設定されているが、これに制限されるものではない。通話待機時間が10秒である場合、第2端末1210のディスプレイ500には、「10」から「1」まで通話待機時間が順次カウントされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。例えば、第2端末1210のディスプレイ500には、「10」から「1」まで1秒単位でカウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示されるが、
図5A-5Dでは、通話待機時間のカウントダウンが開始する時点、7秒が残った時点、3秒が残った時点、及びカウントダウンが終了した時点のみを簡略に示している。
【0060】
また、通話待機時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ500に表示された第2ユーザーの画像領域510に対する可視性が変化することができる。通話待機時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の幅または不透明度が変化することができる。すなわち、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520が変化するにつれて、ディスプレイ500に表示された第2ユーザーの画像領域510に対する可視性が変化することができる。
【0061】
例えば、通話待機時間のカウントダウンが開始する時点には、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520が、第2ユーザーの画像領域510を全て覆うことができる。通話待機時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520も漸進的に変化することができる。これによって、通話待機時間のカウントダウンが終了する時点には、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520が消滅され、第2ユーザーの画像領域510が完全に現われることが可能である。 第2のユーザの画像領域510の啓示は、予備呼び出しとの対称性を可能にする、ユーザが準備するのを助けるためにカウントダウンを強調するなどの(ただしこれらに限定されない)様々な利点を提供し得る。 第2の端末1210の画像領域510は、キャッチホン時間中にカバーされない場合がある。
【0062】
例えば、通話待機時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の幅は次第に減少し、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の不透明度は次第に 減少することができる。
【0063】
図5Aを参照すれば、通話待機時間のカウントダウンが開始する時点で、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の幅は、第2端末1210のディスプレイ500の幅と同一であり、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の不透明度は、第2ユーザーの画像領域510を覆うほどの既設定の値を有することができる。
【0064】
図5Bを参照すれば、通話待機時間が7秒残った場合、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の幅は、第2端末1210のディスプレイ500の幅に0.7を乗じた値に設定可能であり、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の不透明度は、第2ユーザーの画像領域510を覆うほどの既設定の値に0.7を乗じた値に設定可能である。
【0065】
また、
図5Cを参照すれば、通話待機時間が3秒残った場合、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の幅は、第2端末1210のディスプレイ500の幅に0.3を乗じた値に設定可能であり、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の不透明度は、第2ユーザーの画像領域510を覆うほどの既設定の値に0.3を乗じた値に設定可能である。
【0066】
また、
図5Dを参照すれば、通話待機時間が終了した場合、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520は消滅され、第2ユーザーの画像領域510が完全に現われることが可能である。
【0067】
上述のように、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の幅は、第2端末1210のディスプレイ500の幅に一定の割合を乗じた値に決定可能である。例えば、前記一定の割合は、カウントダウンが進行されるにつれて、残った通話待機時間を通話待機時間で割った値に設定されるが、これに制限されるものではない。同様に、第2端末1210のディスプレイ500の少なくとも一部を覆う領域520の不透明度は、既設定の不透明度に一定の割合を乗じた値に決定可能である。このとき、既設定の不透明度は、第2ユーザーの画像領域510を完全に覆うことができるほどの値に設定され、一定の割合は、カウントダウンが進行されるにつれて、残った通話待機時間を通話待機時間で割った値に設定されるが、これに制限されるものではない。
【0068】
一方、通話待機時間に、第1端末1200のディスプレイには、同様に第1ユーザーのイメージが表示可能であり、通話待機時間が順次カウントされるにつれて、第1端末1200のグラフィカルユーザーインターフェースの少なくとも一部を覆う領域の変化は、上述した通りである。
【0069】
図6は、通話待機時間に端末のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの他の例を示す。
【0070】
図6は、第2端末1210から第1端末1200へ通話を発信する場合、第1端末1200のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
まず、第2端末1210から第1端末1200へ通話を発信する場合、第1端末1200のディスプレイ600には、第2端末1210の第2ユーザーから通話が発信されたことを報知するメッセージ窓610が表示可能である。
【0071】
第2端末1210の第2ユーザーから通話が発信されたことを報知するメッセージ窓610が表示された以後、第1端末1200のカメラが活性化可能である。第1端末1200のディスプレイ600には、カメラで撮影される第1ユーザーのイメージが表示可能であり、これと共に通話待機時間が順次カウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。通話待機時間が順次カウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースは、
図4で述べられた通りである。
【0072】
一方、通話待機時間が終了した後に、第1端末1200のディスプレイには、第2端末1210の第2ユーザーとの通話を承諾するか否かを問うメッセージ窓620が表示可能である。
【0073】
第1端末1200の第1ユーザーが、発信された通話を承諾のボタンを選択する場合には、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間の予備通話が連結される。また、第1端末1200の第1ユーザーが、発信された通話を辞退のボタンを選択する場合には、第1端末1200の第1ユーザーと第2端末1210の第2ユーザーとの間の予備通話が連結されない。
【0074】
例えば、第1端末1200の第1ユーザーが、発信された通話を承諾のボタンを選択した場合、サーバ1100は、第1端末1200と第2端末1210との間の予備通話を既設定の時間に仲介することができる。
【0075】
予備通話が仲介される既設定の時間が経過した後に、サーバ1100は、第1端末の第1ユーザー及び第2端末の第2ユーザーから、本通話を行うか否かに対する応答を受信し、本通話を進行するか否かを決定することができる。
【0076】
一方、予備通話が進行される間に、第1端末1200及び第2端末1210それぞれのディスプレイに表示される第1グラフィカルユーザーインターフェースと、本通話が進行される間に、第1端末1200及び第2端末1210それぞれのディスプレイに表示される第2グラフィカルユーザーインターフェースとは相異なりうる。予備通話が進行される間に、第1端末1200及び第2端末1210それぞれのディスプレイに表示される第1グラフィカルユーザーインターフェースに関し、下記の
図7A-7Dで説明する。
【0077】
図7A-7Dは、予備通話が進行される間に端末のディスプレイに表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
【0078】
予備通話が進行される間に、第1端末1200及び第2端末1210それぞれのディスプレイには、予備通話を行う相手端末のユーザーの画像領域と、画像領域の少なくとも一部を覆うブロック領域とが表示可能である。例えば、予備通話が仲介される既設定の時間が経過するにつれて、ブロック領域が変化することができ、ブロック領域に基づいて、相手端末のユーザーの画像領域に対する可視性が変化することができる。
【0079】
例えば、予備通話が進行される既設定の時間に、第1端末1200及び第2端末1210それぞれのカメラが活性化可能である。第1端末1200のディスプレイには、第2端末1210のカメラで撮影される第2ユーザーのイメージが表示可能であり、第2端末1210のディスプレイには、第1端末1200のカメラで撮影される第1ユーザーのイメージが表示可能である。
図7A-7Dは、既設定の時間に第2端末1210のディスプレイ700に表示されるグラフィカルユーザーインターフェースの一例を示す。
【0080】
図7A-7Dを参照すれば、既設定の時間は順次カウントダウン可能であり、第2端末1210のディスプレイ700には、既設定の時間が順次カウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。一方、
図7A-7Dでは、既設定の時間が30秒に設定されているが、これに制限されるものではない。既設定の時間が30秒である場合、第2端末1210のディスプレイ700には、「30」から「1」まで既設定の時間が順次カウントされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。例えば、第2端末1210のディスプレイ700には、「30」から「1」まで1秒単位でカウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示されるが、
図7A-7Dでは、既設定の時間のカウントダウンが開始する時点、15秒残った時点、3秒残った時点、及びカウントダウンが終了した時点のみを簡略に示している。
【0081】
また、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ700に表示された第1ユーザーの画像領域710に対する可視性が変化することができる。既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の幅または不透明度が変化することができる。すなわち、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720が変化するにつれて、ディスプレイ700に表示された第1ユーザーの画像領域710に対する可視性が変化することができる。
【0082】
例えば、既設定の時間のカウントダウンが開始する時点には、第1ユーザーの画像領域710が完全に現われることが可能である。既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720も漸進的に変化することができる。これによって、既設定の時間のカウントダウンが終了する時点には、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720は、第1ユーザーの画像領域710を完全に覆うことができる。
【0083】
例えば、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の幅は次第に増加することができる。あるいは、第2端末1210のディスプレイの少なくとも一部を覆うブロック領域720の不透明度は次第に増加することができる。
【0084】
図7Aを参照すれば、既設定の時間のカウントダウンが開始する時点では、第1ユーザーの画像領域710が完全に現われることが可能である。
【0085】
図7Bを参照すれば、既設定の時間が15秒残った場合、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の幅は、第2端末1210のディスプレイ700の幅に0.5を乗じた値に設定可能であり、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の不透明度は、第1ユーザーの画像領域710を覆うほどの既設定の値に0.5を乗じた値に設定可能である。
【0086】
また、
図7Cを参照すれば、既設定の時間が3秒残った場合、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の幅は、第2端末1210のディスプレイ700の幅に0.9を乗じた値に設定可能であり、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の不透明度は、第1ユーザーの画像領域710を覆うほどの既設定の値に0.9を乗じた値に設定可能である。
【0087】
また、
図7Dを参照すれば、既設定の時間が終了した場合、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の幅は、第2端末1210のディスプレイ700の幅と同一に設定可能であり、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の不透明度は、第1ユーザーの画像領域710を覆うほどの既設定の値と同一に設定可能である。
【0088】
上述のように、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の幅は、第2端末1210のディスプレイ700の幅に一定の割合を乗じた値に決定可能である。例えば、一定の割合は、カウントダウンが開始するにつれて経過した時間を既設定の時間で割った値に設定されるが、これに制限されるものではない。同様に、第2端末1210のディスプレイ700の少なくとも一部を覆うブロック領域720の不透明度は、既設定の不透明度に一定の割合を乗じた値に決定可能である。このとき、既設定の不透明度は、第1ユーザーの画像領域710を完全に覆うことができるほどの値に設定され、一定の割合は、カウントダウンが開始するにつれて経過した時間を既設定の時間で割った値に設定されるが、これに制限されるものではない。
【0089】
また、既設定の時間に、第1端末1200のディスプレイには、同様に第2端末1210の第2ユーザーのイメージが表示可能であり、既設定の時間が順次カウントされるにつれて、第1端末1200のディスプレイの少なくとも一部を覆う領域の変化は、上述した通りである。
【0090】
上述のように、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、端末のグラフィカルユーザーインターフェースで相手の顔が次第に覆われるので、予備通話が終了した後に本通話を進行するか否かを決定するとき、ユーザーの負担を解消させることができる。
【0091】
一方、
図7Dを参照すれば、既設定の時間が経過した後に、第2端末1210のディスプレイ700には、第1ユーザーとの本通話を進行するか否かに対する応答を要請するメッセージ窓730が表示可能である。また、既設定の時間が経過した後に、第1端末1200のディスプレイには、第2ユーザーとの本通話を進行するか否かに対する応答を要請するメッセージ窓が同様に表示可能である。第1ユーザー及び第2ユーザーの応答は、サーバ1100へ伝送可能であり、サーバ1100は、当該応答に基づいて、本通話を進行するか、または進行しない。
【0092】
例えば、サーバ1100は、第1端末1200及び第2端末1210それぞれから、本通話を進行するか否かに対して承諾する応答を受信する場合、本通話を進行することができる。また、サーバ1100は、第1端末1200または第2端末1210から、本通話を進行するか否かに対して辞退する応答を受信する場合には、本通話を進行しない。
【0093】
図8は、一実施形態による、第1端末、サーバ及び第2端末を含むシステムにおいて、ビデオ通話が行われるプロセスを示す図面である。
【0094】
図8を参照すれば、ステップ801で、サーバ1100は、第1端末1200へ第2端末1210の第2ユーザーのプロフィール情報を伝送することができる。また、ステップ802で、サーバ1100は、第2端末1210へ第1端末1200の第1ユーザーのプロフィール情報を伝送することができる。
【0095】
ステップ803で、第1端末1200の第1ユーザーは、第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて、好感アイコンをクリックすることができる。第1端末1200の第1ユーザーが好感アイコンをクリックすれば、サーバは、第1ユーザーが第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンを選択したという情報を、第1端末1200から受信することができる。
【0096】
また、ステップ804で、第2端末1210の第2ユーザーは、第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて、好感アイコンをクリックすることができる。第2端末1210の第2ユーザーが好感アイコンをクリックすれば、サーバは、第2ユーザーが第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンを選択したという情報を、第2端末1210から受信することができる。サーバ1100は、第1ユーザーが第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンを選択したという情報と、第2ユーザーが第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンを選択したという情報の両方を受信した場合、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のマッチングが完了したと判断することができる。
【0097】
ステップ805で、サーバ1100は、第2端末1210から第1端末1200へ自動的に通話を発信することができる。すなわち、サーバ1100は、第2ユーザーが通話を行うための入力を行わないとしても、自動的に第1端末1200へ通話を発信するようにすることができる。
【0098】
第2端末から第1端末1200へ通話が自動的に発信された場合、第1端末1200のディスプレイには、第2端末1210の第2ユーザーから通話が発信されたことを報知するメッセージ窓が表示可能である。第2端末1210から第1端末1200へ通話が自動的に発信された場合、通話待機時間が経過した後に、第2ユーザーと第1ユーザーとの間の予備通話が連結可能である。通話待機時間は順次カウントダウン可能であり、第1端末1200及び第2端末1210のディスプレイには、通話待機時間が順次カウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。
【0099】
ステップ806で、第1端末1200は、通話待機時間が終了した後に、通話を承諾することができる。例えば、通話待機時間が終了した後に、第1端末1200のディスプレイには、第2端末1210の第2ユーザーとの通話を承諾するか否かを問うメッセージ窓が表示可能である。
【0100】
ステップ807で、サーバ1100は、第1端末1200と第2端末1210との間の予備通話を仲介する時間を設定することができる。例えば、サーバ1100は、設定された時間だけ予備通話を仲介し、設定された時間が経過した後に本通話を進行するか否かを決定することができる。
【0101】
ステップ808で、サーバ1100は、設定された時間が順次カウントダウンされるにつれて変化するブロック領域を設定することができる。例えば、サーバ1100は、設定された時間が順次カウントダウンされるにつれて変化するブロック領域の幅及び不透明度を設定することができる。ブロック領域は、第1端末及び第2端末それぞれのディスプレイの少なくとも一部を覆う領域に該当することができる。ブロック領域の幅は、設定された時間が順次カウントダウンされるにつれて増加し、ブロック領域の不透明度は、設定された時間が順次カウントダウンされるにつれて増加することができる。例えば、ブロック領域の幅は、ディスプレイの幅に一定の割合を乗じた値に決定可能である。前記一定の割合は、カウントダウンが既に行われた時間を、カウントダウンを行う時間で割った値に決定されるが、これに制限されるものではない。同様に、ブロック領域の不透明度は、既設定の不透明度に一定の割合を乗じた値に決定可能である。前記一定の割合は、カウントダウンが既に行われた時間を、カウントダウンを行う時間で割った値に決定されるが、これに制限されるものではない。
【0102】
ステップ809で、サーバ1100は、ブロック領域を第1端末及び第2端末のディスプレイに出力することができる。例えば、サーバ1100は、設定された幅及び不透明度に基づいて変化するブロック領域を、第1端末1200及び第2端末1210のディスプレイに出力することができる。決定された幅及び不透明度に基づいて変化するブロック領域を、第1端末1200及び第2端末1210のディスプレイに出力することにより、第1端末1200のディスプレイに表示された第2ユーザーの画像領域に対する可視性が変化し、第2端末1210のディスプレイに表示された第1ユーザーの画像領域に対する可視性が変化することができる。
【0103】
ステップ810で、サーバ1100は、設定された時間が経過した後に本通話を進行するか否かを問うメッセージ窓を、第1端末1200及び第2端末1210のディスプレイに出力することができる。
【0104】
ステップ811で、第1端末1200は、本通話を進行するか否かに対して承諾するか、または辞退する応答をサーバ1100へ伝送することができる。また、ステップ812で、第2端末1210は、本通話を進行するか否かに対して承諾するか、または辞退する応答をサーバ1100へ伝送することができる。
【0105】
ステップ813で、サーバ1100は、受信した応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定することができる。例えば、サーバ1100は、第1端末1200及び第2端末1210それぞれから、本通話を進行するか否かに対して承諾する応答を受信する場合、本通話を延長することができる。また、サーバ1100は、第1端末1200または第2端末1210から、本通話を進行するか否かに対して辞退する応答を受信する場合には、本通話を進行しない。
【0106】
図9は、一実施形態による、通話を仲介する方法のフローチャートである。
【0107】
図9を参照すれば、ステップ910で、サーバ1100は、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了したか否かを確認することができる。
【0108】
例えば、サーバ1100は、第2端末の第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて第1端末が送信した好感信号と、第1端末の第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて第2端末が送信した好感信号の両方を受信した場合、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のマッチングが完了したと判断することができる。すなわち、サーバ1100は、第2端末の第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて第1端末が送信した反感信号、または第1端末の第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて第2端末が送信した反感信号を受信した場合には、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のマッチングが完了していないと判断することができる。
【0109】
ステップ920で、サーバは、マッチング如何に基づいて、第1端末と第2端末との間の予備通話を既設定の時間に仲介することができる。
【0110】
サーバ1100は、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了した場合に、第1端末と第2端末との間の通話サービスを提供することができる。サーバ1100は、第1端末と第2端末との間の通信連結を確立するための要請を、第1端末または第2端末へ伝送することができる。
【0111】
すなわち、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間のマッチングが完了した場合に、第1端末または第2端末で自動的に通話を発信するようにすることができる。第1ユーザーまたは第2ユーザーが、第1端末または第2端末に通話を行うための入力を行わないとしても、自動的に通話を発信するようにすることができる。また、第2端末から第1端末へ通話が自動的に発信された場合、第1端末のディスプレイには、第2端末の第2ユーザーから通話が発信されたことを報知するメッセージ窓が表示可能である。
【0112】
一方、第2端末から第1端末へ通話が自動的に発信された場合、通話待機時間が経過した後に、第2端末の第2ユーザーと第1端末の第1ユーザーとの間の予備通話が連結可能である。例えば、予備通話は、既設定の時間に仲介されるビデオ通話または音声通話に該当することができる。通話待機時間に、第1端末及び第2端末それぞれのカメラが活性化可能である。通話待機時間は順次カウントダウン可能であり、第1端末及び第2端末のディスプレイには、通話待機時間が順次カウントダウンされるグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。通話待機時間が終了した後に、第1端末のディスプレイには、第2端末の第2ユーザーとの通話を承諾するか否かを問うメッセージ窓が表示可能である。第1端末の第1ユーザーが、発信された通話を承諾のボタンを選択する場合には、第1端末の第1ユーザーと第2端末の第2ユーザーとの間の予備通話が連結可能である。
【0113】
このとき、サーバは、第1端末と第2端末との間の予備通話を既設定の時間にのみ仲介することができる。既設定の時間に、第1端末及び第2端末それぞれのカメラが活性化可能である。第1端末のディスプレイには、第2端末のカメラで撮影される第2ユーザーのイメージが表示可能であり、第2端末のディスプレイには、第1端末のカメラで撮影される第1ユーザーのイメージが表示可能である。
【0114】
既設定の時間には、第1端末及び第2端末それぞれに既設定の時間を順次カウントダウンするグラフィカルユーザーインターフェースが表示可能である。既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、第1端末のディスプレイに表示された第2ユーザーの画像領域に対する可視性が変化し、第2端末のディスプレイに表示された第1ユーザーの画像領域に対する可視性が変化することができる。
【0115】
例えば、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて、第1端末のディスプレイの少なくとも一部を覆う第1領域の幅が増加し、第1領域の不透明度が 増加し、第2端末のディスプレイの少なくとも一部を覆う第2領域の幅が増加し、第2領域の不透明度が増加することができる。
【0116】
ステップ930で、サーバは、既設定の時間が経過した後に本通話を進行するか否かに対する応答を、第1端末及び第2端末それぞれから受信することができる。
既設定の時間が経過した後に、第2端末のディスプレイには、第1ユーザーとの本通話を進行するか否かに対する応答を要請するメッセージ窓が表示可能である。また、既設定の時間が経過した後に、第1端末のディスプレイには、第2ユーザーとの本通話を進行するか否かに対する応答を要請するメッセージ窓が同様に表示可能である。第1ユーザー及び第2ユーザーの応答は、サーバ1100へ伝送可能である。例えば、本通話は、ビデオ通話または音声通話に該当することができる。
【0117】
ステップ940で、サーバ1100は、当該応答に基づいて、本通話を進行するか否かを決定することができる。
【0118】
例えば、サーバ1100は、第1端末の第1ユーザー及び第2端末の第2ユーザーそれぞれから、本通話を進行するか否かに対して承諾する応答を受信する場合、本通話を進行することができる。また、サーバ1100は、第1ユーザーまたは第2ユーザーから、本通話を進行するか否かに対して辞退する応答を受信する場合には、本通話を進行しない。
【0119】
【0120】
図10を参照すれば、サーバ1100は、通信部1010、プロセッサ1020及びDB1030を含むことができる。
図10のサーバ1100は、
図1のサーバ1100と同一でありうる。
図10のサーバ1100には、実施形態に係る構成要素のみが示されている。したがって、
図10に示した構成要素外に他の汎用的な構成要素がさらに含まれてもよいことを、当該技術分野における通常の知識を有する者であれば理解することができる。
【0121】
通信部1010は、端末との有線/無線の通信を可能にする一つ以上の構成要素を含んでもよい。例えば、通信部1010は、近距離通信部(図示せず)、移動通信部(図示せず)及び放送受信部(図示せず)のうち少なくとも一つを含んでもよい。
【0122】
DB1030は、サーバ1100内で処理される各種データを格納するハードウェアであり、プロセッサ1020の処理及び制御のためのプログラムを保存することができる。
【0123】
DB1030は、DRAM(dynamic random access memory)、SRAM(static random access memory)などのようなRAM(random access memory)、ROM(read-only memory)、EEPROM(electrically erasable programmable read-only memory)、CD-ROM、ブルーレイ、または他の光学ディスクストレージ、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、またはフラッシュメモリを含んでもよい。
【0124】
プロセッサ1020は、サーバ1000の全般的な動作を制御する。例えば、プロセッサ1020は、DB1030に保存されたプログラムを実行することにより、入力部(図示せず)、ディスプレイ(図示せず)、通信部1010、DB1030などを全般的に制御することができる。プロセッサ1020は、DB1030に保存されたプログラムを実行することにより、サーバ1100の動作を制御することができる。
【0125】
プロセッサ1020は、ASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、制御機(controllers)、マイクロコントローラ(micro-controllers)、マイクロプロセッサ(microprocessors)、その他の機能の行うための電気的ユニットのうち少なくとも一つを利用して実装可能である。
【0126】
サーバ1100は、通信部1010を通じて、少なくとも一つのユーザー端末との通信を行うことができる。
【0127】
通信部1010は、少なくとも一つの端末から、他の端末のユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンまたは反感アイコンを選択したという情報を受信することができる。通信部1010が、第1ユーザーが第2ユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンを選択したという情報と、第2ユーザーが第1ユーザーのプロフィール情報に基づいて好感アイコンを選択したという情報の両方を受信した場合、プロセッサ1020は、第1ユーザーと第2ユーザーとの間のマッチングが完了したと判断することができる。
【0128】
プロセッサ1020は、マッチング如何に基づいて、第1端末と第2端末との間の予備通話を一定の時間に仲介することができる。プロセッサ1020は、予備通話を仲介する時間を設定可能であり、設定された時間にカウントダウンを行うことができる。プロセッサ1020は、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて変化するブロック領域の幅を決定し、既設定の時間が順次カウントダウンされるにつれて変化するブロック領域の不透明度を決定することができる。プロセッサ1020は、決定された幅及び不透明度に基づいて、前記ブロック領域を第1端末及び第2端末それぞれのグラフィカルユーザーインターフェースに出力することができる。
【0129】
通信部1010は、既設定の時間が経過した後に本通話を進行するか否かに対する応答を、第1端末及び第2端末それぞれから受信することができる。
【0130】
プロセッサ1020は、受信した応答に基づいて、既設定の時間が経過した後にも本通話を進行するか否かを決定することができる。プロセッサ1020は、第1端末及び第2端末それぞれから、本通話を進行するか否かに対して承諾する応答を受信する場合、本通話を進行することができる。また、プロセッサ1020は、第1端末または第2端末から、本通話を進行するか否かに対して辞退する応答を受信する場合には、本通話を進行しない。
【0131】
本開示の多様な実施形態は、機器(machine)により読み取り可能な記録媒体(storage medium)に保存された一つ以上の命令語を含むソフトウェア(例:プログラム)として実装可能である。例えば、機器のプロセッサは、記録媒体から保存された一つ以上の命令語のうち少なくとも一つの命令を呼び出し、それを実行することができる。これは、機器が前記呼び出された少なくとも一つの命令語によって少なくとも一つの機能を行うように運用されることを可能にする。前記一つ以上の命令語は、コンパイラにより生成されたコード、あるいはインタプリタにより実行可能なコードを含んでもよい。機器で読み取り可能な記録媒体は、非一時的な(non-transitory)記録媒体の形態で提供可能である。ここで、「非一時的」とは、記録媒体が実在(tangible)する装置であり、信号(signal)(例:電磁波)を含まないということを意味するだけであり、当該用語は、データが記録媒体に半永久的に格納される場合と、臨時的に保存される場合とを区分しない。
【0132】
一実施形態によれば、本開示の多様な実施形態による方法は、コンピュータプログラム製品(computer program product)に含まれて提供できる。コンピュータプログラム製品は、商品であり、販売者と購買者との間に取り引き可能である。コンピュータプログラム製品は、機器で読み取り可能な記録媒体(例:compact disc read only memory(CD-ROM))の形態で配布されるか、あるいはアプリケーションストア(例:プレーストア(登録商標))を通じて、または二つのユーザー装置の間に直接またはオンラインで配布(例:ダウンロードまたはアップロード)されることが可能である。オンライン配布の場合に、コンピュータプログラム製品の少なくとも一部は、製造社のサーバ、アプリケーションストアのサーバ、または中継サーバのメモリのような機器で読み取り可能な記録媒体に少なくとも一時保存されるか、あるいは臨時的に生成されることが可能である。
【0133】
また、本明細書において、「部」は、プロセッサまたは回路のようなハードウェア構成(hardware component)、及び/またはプロセッサのようなハードウェア構成により実行されるソフトウェア構成(software component)でもある。
【0134】
本実施形態の範囲は、前記詳細な説明よりは、後述する特許請求の範囲により表され、特許請求の範囲の意味及び範囲、並びにその均等概念から導出される全ての変更または変形された形態が含まれるものと解釈されなければならない。