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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022165226
(43)【公開日】2022-10-31
(54)【発明の名称】ミリ波アンテナ用カバー
(51)【国際特許分類】
   H01Q 1/42 20060101AFI20221024BHJP
   H01Q 15/14 20060101ALI20221024BHJP
   G01S 7/03 20060101ALI20221024BHJP
【FI】
H01Q1/42
H01Q15/14 B
G01S7/03 246
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021070494
(22)【出願日】2021-04-19
(71)【出願人】
【識別番号】000004385
【氏名又は名称】NOK株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109380
【弁理士】
【氏名又は名称】小西 恵
(74)【代理人】
【識別番号】100109036
【弁理士】
【氏名又は名称】永岡 重幸
(74)【代理人】
【識別番号】100125335
【弁理士】
【氏名又は名称】矢代 仁
(72)【発明者】
【氏名】多田 健人
(72)【発明者】
【氏名】山田 武司
【テーマコード(参考)】
5J020
5J046
5J070
【Fターム(参考)】
5J020AA06
5J020BA05
5J020BD03
5J020DA10
5J046AA05
5J046AA13
5J046RA05
5J046RA08
5J070AB24
5J070AF03
5J070AK35
(57)【要約】
【課題】優れた電磁両立性を有するミリ波アンテナ用カバーを提供する。
【解決手段】ミリ波アンテナ用カバーは、平面上に行列をなす多数の正方形の格子を有する厚さ0.035mmの金属格子と、金属格子の両面に接合された、厚さ0.0254mm、比誘電率3.4の樹脂製の2枚の保持フィルムと、保持フィルムの外面にそれぞれ接合された、厚さ1.08mm、比誘電率2.6の樹脂製の2枚のカバーフィルムとを有する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
平面上に行列をなす多数の正方形の格子を有する厚さ0.035mmの金属格子と、
前記金属格子の両面に接合された、厚さ0.0254mm、比誘電率3.4の樹脂製の2枚の保持フィルムと、
前記保持フィルムの外面にそれぞれ接合された、厚さ1.08mm、比誘電率2.6の樹脂製の2枚のカバーフィルムとを有する
ミリ波アンテナ用カバー。
【請求項2】
前記金属格子の格子間隔aと前記金属格子の線幅dの関係は、
a<-2.3027×d 2+4.6746×d+1.933であり、
前記金属格子の格子間隔aは2.3mm以上、4mm以下であり、
前記金属格子の線幅dは0.07mm以上、0.6mm以下である
ことを特徴とする請求項1に記載のミリ波アンテナ用カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミリ波アンテナ用カバーに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されるミリ波レーダーは、電磁波を受信および送信するアンテナと、そのアンテナを駆動する駆動回路を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】国際公開第2018/047937号
【特許文献2】国際公開第2019/172237号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ミリ波レーダーの設計においては、EMC(電磁両立性、Electromagnetic Compatibility)を考慮すべきであることが知られている(特許文献1)。具体的には、レーダーが使用する所望のミリ波の周波数帯(例えば、76.5GHz)の電磁波がレーダーから外部へ、そしてその逆に進行可能である一方で、不要な周波数帯(例えば、1GHz以下)の電磁波がレーダーから外部へ放射されず、外部からレーダーに侵入しないことが好ましい。
【0005】
本発明は、優れた電磁両立性を有するミリ波アンテナ用カバーを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様に係るミリ波アンテナ用カバーは、平面上に行列をなす多数の正方形の格子を有する厚さ0.035mmの金属格子と、前記金属格子の両面に接合された、厚さ0.0254mm、比誘電率3.4の樹脂製の2枚の保持フィルムと、前記保持フィルムの外面にそれぞれ接合された、厚さ1.08mm、比誘電率2.6の樹脂製の2枚のカバーフィルムとを有する。
【0007】
この態様においては、ミリ波アンテナ用カバーが優れた電磁両立性を有する。すなわち、所望のミリ波の周波数帯(例えば、76.5GHz)の電磁波がレーダーから外部へ、そしてその逆に進行可能である一方で、不要な周波数帯(例えば、1GHz以下)の電磁波がレーダーから外部へ放射されず、外部からレーダーに侵入しない。
【0008】
好ましくは、前記金属格子の格子間隔aと前記金属格子の線幅dの関係は、a< -2.3027×d 2+4.6746×d+1.933である。但し、前記金属格子の格子間隔aは2.3mm以上、4mm以下であり、前記金属格子の線幅dは0.07mm以上、0.6mm以下である。この場合、さらに優れた電磁両立性を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーを有するケースの断面図である。
図2】実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの金属格子の正面図である。
図3図2の金属格子の一部を破断した斜視図である。
図4図2および図3の金属格子に2枚の保持フィルムが配置された構造体の側面図である。
図5図4の構造体に2枚のカバーフィルムが配置されたミリ波アンテナ用カバーの側面図である。
図6】空気と固体の電気的物性を示す概略図である。
図7】実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの各部の電気的物性と空気の電気的物性を示す概略図である。
図8】ミリ波アンテナ用カバーの電磁波の透過率を決定づける因子を示す表である。
図9】実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの金属格子の線幅と格子間隔を変化させ、76.5GHzの電磁波の透過率を計算した結果を示す表である。
図10】実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの金属格子の線幅と格子間隔を変化させ、1GHzの電磁波の透過率を計算した結果を示す表である。
図11】実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの性能計算結果を示すグラフである。
図12】実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの性能計算結果を示す他のグラフである。
図13】変形例に係るミリ波アンテナ用カバーの金属格子の正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を参照しながら本発明に係る実施形態を説明する。図面の縮尺は必ずしも正確ではなく、一部の特徴は誇張または省略されることもある。
【0011】
図1に示すように、本発明の実施形態に係るミリ波アンテナ用カバー4は、アンテナ1と電子回路2を内蔵するハウジング3の蓋つまりレドームとして使用される。
【0012】
アンテナ1は、76.5GHzの電磁波を送信する送信アンテナでもよいし、同じ周波数の電磁波を受信する受信アンテナでもよいし、76.5GHzの電磁波を送受信する送受信アンテナでもよい。電子回路2は、少なくともアンテナ1を駆動する駆動回路および電源を有する。
【0013】
ハウジング3は、その内部空間にアンテナ1と電子回路2を収容し、これらを保護する。ハウジング3は、鉄等の金属製の電磁シールド材料または樹脂等に金属メッキが施された複合材料である電磁シールド材料から形成されており、内部からの不要電磁波の放射を抑制し、外部の電子機器からの干渉、混信を防止する。したがって、ハウジング3は、所望のミリ波の周波数帯(例えば、76.5GHz)の電磁波も不要な周波数帯(例えば、1GHz以下)も透過させない。
【0014】
ミリ波アンテナ用カバー4は、ハウジング3の内部のアンテナ1と電子回路2を保護するとともに、所望のミリ波の周波数帯(例えば、76.5GHz)の電磁波を透過させ、不要な周波数帯(例えば、1GHz以下)の透過を抑制する電磁フィルターとして機能する。理想的には、ミリ波アンテナ用カバー4の周波数76GHzから77GHzの電磁波に対する透過率は90%以上であり、周波数1GHzの電磁波に対する透過率は5%以下である。
【0015】
ミリ波アンテナ用カバー4は、図2および図3に示す金属格子10を有する。金属格子10は、多数の正方形の格子を有する。多数の正方形の格子は平面上に規則的に行列をなす。すなわち各行で格子は一直線上に揃えられ、各列でも格子は一直線上に揃えられている。金属格子10の全体の縦の長さは100mm、横の長さは70mmである。金属格子10は線幅dと、格子間隔aを有する。格子間隔aは、格子の隣り合う線の間隔である。金属格子10の厚さtは、0.035mmである。金属格子10は、例えば、厚さ0.035mmの銅箔をエッチングすることで製造される。
【0016】
図4に示すように、厚さ0.0254mm、比誘電率3.4のポリイミド製の2枚の保持フィルム11が金属格子10の両面に配置されており、これにより構造体12が設けられている。
【0017】
図5に示すように、保持フィルム11の外面(すなわち構造体12の両面)には、厚さ1.08mm、比誘電率2.6のポリプロピレン製の2枚のカバーフィルム14がそれぞれ配置されている。このように厚い保持フィルム11が構造体12の両面に配置されることにより、構造体12が補強されている。
【0018】
カバーフィルム14、保持フィルム11、金属格子10、保持フィルム11、およびカバーフィルム14を積層し、接着剤(例えばエポキシ接着剤)でこれらの層を接着するとともに、60tの荷重を与えることによりプレス成形し、ミリ波アンテナ用カバー4を製造することができる。これらの層の間に空気はなく、また接着剤の厚さは無視できるほど小さい。接着剤を使用しなくても、樹脂材料への加熱処理、酸素プラズマ処理または紫外線処理によって、これらの層を接合してもよい。あるいは、カバーフィルム14、保持フィルム11、金属格子10、保持フィルム11、およびカバーフィルム14は接合せずに、図示しない保持装置で挟んで密着させてもよい。プレス成形後の上記の各部の寸法(各要素の厚さ、格子の線幅d、格子の間隔a)は、プレス成形前の各部の寸法と変わらなかった。
【0019】
保持フィルム11とカバーフィルム14の全体の寸法は、金属格子10の全体を覆うように、金属格子10と同じであり、縦の長さは100mm、横の長さは70mmである。
【0020】
適切なEMCを達成するには、金属格子10の格子間隔aと金属格子10の線幅dを適切に決定するべきである。以下、そのための理論を説明する。
【0021】
図6に、大気20中に配置された固体の物質21を示す。大気20は、ターゲット波長に対するインピーダンスZ0、伝播定数γ0、比誘電率ε0、および比透磁率μ0を有し、物質21は、ターゲット波長に対するインピーダンスZc、伝播定数γc、比誘電率εc、比透磁率μc、および厚さtを有する。
【0022】
高周波数における物質の透過率Tは、伝送線路理論に従って四端子定数を用いて式(1)で表される。
【数1】
【0023】
ここで、A,B,C,Dは下記の行列で表された関係式(2)で表現される。
【数2】
【0024】
この行列において、インピーダンスZcおよび伝播定数γcは、下記の式から計算される。
【数3】
【0025】
この式のλ0は、大気20中のターゲットの電磁波の波長である。76.5GHzの電磁波の場合、波長は3.91885566mmである。
【0026】
したがって、物質の比誘電率εc、比透磁率μc、および厚さtが決まれば、特定周波数における物質の透過率Tが計算できる
【0027】
図7に、大気20中に配置されたミリ波アンテナ用カバー4を示す。各材料は、ターゲット波長に対するインピーダンスZ、伝播定数γ、比誘電率ε、比透磁率μ、および厚さtを有する。下付き文字の添え字は、各因子がその構成要素に固有であることを示す。この実施形態のように、両方の保持フィルム11が同じ材料で同じ厚さであり、両方のカバーフィルム14が同じ材料で同じ厚さである場合、添え字1,2を区別する必要はない。さらに金属格子10は、アドミッタンスYFを有する。
【0028】
ここで銅箔からなる金属格子10の厚さtは、大気20中のターゲット波長に比べて十分に薄いため、γ≪1である。このため、sinh γ ≒ γ、cosh γ ≒ 1である。したがって、金属格子10の四端子定数は以下のように示される。
【数4】
【0029】
アドミッタンスYFに関しては、N. Macuvitz, "Waveguide Handbook", Office of Scientific Research and Development, National Defense Research Committee, 1st Edition, McGraw-Hill Book Company, 1951(http://www.introni.it/pdf/10%20-%20Waveguide%20Handbook.pdf)の「5.21 Inductive Posts」に従って、下記の式から計算される。
【数5】
【0030】
ここで変数roは下記の式から計算される
【数6】
【0031】
したがって、ミリ波アンテナ用カバー4の四端子定数は以下で示され、式(1)より透過率Tを計算することができる。
【数7】
【0032】
ここで、各行列の意味は、式(2)と添え字から明らかであろう。
【0033】
上記の手順で透過率Tを計算するのに必要な変数は、図8の表の「YES」で示された因子およびターゲットの電磁波の周波数である。いずれの構成要素の比透磁率も、透過率Tの計算には無関係である。
【0034】
カバーフィルム14の厚さtを1.08mm、比誘電率εを2.6と決め、保持フィルム11の厚さtを0.0254mm、比誘電率εを3.4と決め、金属格子10の厚さtを0.035mmと決め、ターゲットの電磁波の周波数を76.5GHzと決めると、金属格子10の線幅dと格子間隔aだけが変数として残る。
【0035】
図9は、実施形態に係るミリ波アンテナ用カバー4の金属格子の線幅dと格子間隔aを変化させ、76.5GHzの電磁波の透過率を計算した結果を示す。図10は、実施形態に係るミリ波アンテナ用カバー4の金属格子の線幅dと格子間隔aを変化させ、1GHzの電磁波の透過率を計算した結果を示す表である。図9図10の対比から明らかなように、実施形態に係るミリ波アンテナ用カバー4によれば、周波数76.5GHzの電磁波に対する透過率は非常に高く、周波数1GHzの電磁波に対する透過率は非常に低い。
【0036】
したがって、厚さ0.035mmの金属格子10と、金属格子10の両面に接合された、厚さ0.0254mm、比誘電率3.4のポリイミド製の2枚の保持フィルム11と、保持フィルム11の外面にそれぞれ接合された、厚さ1.08mm、比誘電率2.6のポリプロピレン製の2枚のカバーフィルム14を有する実施形態に係るミリ波アンテナ用カバー4は、優れたEMCを発揮する。上記の通り、いずれの構成要素の比透磁率も透過率Tの計算には無関係であるので、保持フィルム11は、ポリイミドに代えて、比誘電率3.4の他の樹脂から形成されていてもよい。カバーフィルム14も、ポリプロピレンに代えて、比誘電率2.6の他の樹脂から形成されていてもよい。
【0037】
さらに図9の結果を詳細に検討する。上記の通り、理想的には、ミリ波アンテナ用カバー4の周波数76GHzから77GHzの電磁波に対する透過率は90%以上である。したがって、線幅dが0.07mmである場合、格子間隔aは2.3mm以上が好ましい。同様に、線幅dが0.1mmである場合、格子間隔aは2.5mm以上が好ましい。線幅dが0.2mmである場合、格子間隔aは2.9mm以上が好ましい。線幅dが0.3mmである場合、格子間隔aは3.2mm以上が好ましい。線幅dが0.4mmである場合、格子間隔aは3.5mm以上が好ましい。線幅dが0.5mmである場合、格子間隔aは3.8mm以上が好ましい。線幅dが0.6mmである場合、格子間隔aは4mm以上が好ましい。
【0038】
以上の結果から、金属格子10の格子間隔aと金属格子10の線幅dの関係は、a< -2.3027×d 2+4.6746×d+1.933であることが好ましい。但し、金属格子10の格子間隔aは、図9で確認できた2.3mm以上、4mm以下であり、金属格子10の線幅dは、図9で確認できた0.07mm以上、0.6mm以下である。
【0039】
図11は、実施形態に係るミリ波アンテナ用カバーの性能計算結果、具体的には電磁波の周波数に対する透過率を示すグラフである。実施形態において、金属格子10の線幅dは0.2mm、格子間隔aは3.5mmであった。比較のため、厚さ1.08mmのポリプロピレンだけで形成された板の電磁波の周波数に対する透過率も図11に示す。また、図12は、図11のうちの周波数76GHzから77GHzの範囲を拡大したグラフである。
【0040】
計算結果において、1GHzの周波数において、実施形態では透過率はわずか0.05(5%)であり、ポリプロピレンの板の透過率は1(100%)であった。これに対して、76~77GHzの周波数において、実施形態では透過率は0.9975~0.9977もあり、ポリプロピレンの板の透過率は0.9978~0.9980であった。したがって、実施形態の優れたEMCが確認された。
【0041】
図13は、変形例に係るミリ波アンテナ用カバーの金属格子16の正面図である。金属格子16においては、格子の各行、各列が傾斜している。この変形例は、アンテナ1が直線偏波用のアンテナである場合に、適しており、格子の傾斜角度は偏波の角度に適合させられている。上述の図2の金属格子10は、偏波が垂直偏波および/または水平偏波である場合に適している。
【0042】
以上、本発明の好ましい実施形態を参照しながら本発明を図示して説明したが、当業者にとって特許請求の範囲に記載された発明の範囲から逸脱することなく、形式および詳細の変更が可能であることが理解されるであろう。このような変更、改変および修正は本発明の範囲に包含されるはずである。
【0043】
上記の実施形態は、自動車に搭載されるミリ波レーダーに関するが、ミリ波を送信および/または受信するセンサー、イメージングデバイス、その他のミリ波通信機器にも本発明を利用することができる。
【符号の説明】
【0044】
3 ハウジング
4 ミリ波アンテナ用カバー
10,16 金属格子
11 保持フィルム
12 構造体
14 カバーフィルム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13