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特開2022-165919アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法及びその方法の実行のためのまつげパーマ施術セット
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022165919
(43)【公開日】2022-11-01
(54)【発明の名称】アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法及びその方法の実行のためのまつげパーマ施術セット
(51)【国際特許分類】
   A45D 2/48 20060101AFI20221025BHJP
【FI】
A45D2/48
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022063310
(22)【出願日】2022-04-06
(31)【優先権主張番号】10-2021-0051336
(32)【優先日】2021-04-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(31)【優先権主張番号】10-2021-0087104
(32)【優先日】2021-07-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】522137758
【氏名又は名称】キム、ジュ ヒョン
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【弁理士】
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】キム、ジュ ヒョン
(57)【要約】      (修正有)
【課題】アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法及びその方法の実行のためのまつげパーマ施術セットを提供する。
【解決手段】まつげ下部分にパッチ本体部のベースラインが接するようにしながらシリコーンアイパッチを付着する付着段階、付着した前記シリコーンパッチを媒介としてまつげを梳かして前記シリコーンアイパッチ側に広げた後、1次パーマを進行する1次パーマ進行段階、垂直型ロッドと支持台を含むまつげ交差支持部を組立てた後、前記まつげ交差支持部をまつげに隣接したシリコーンアイパッチに固定して1次パーマが進行されたまつげが交差するように立てて支持するまつげ交差支持段階、交差支持されたまつげを梳かして広げた後、2次パーマを進行する2次パーマ進行段階、前記2次パーマが進行完了した以後に所定時間が経過すると、前記まつげ交差支持部を除去するまつげ交差支持部除去段階。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
施術対象のまつげの下部分にパッチ本体部のベースラインが接するようにしながらシリコーンアイパッチを付着するシリコーンアイパッチ付着段階;
付着した前記シリコーンアイパッチを媒介としてまつげを梳かして前記シリコーンアイパッチ側に広げた後、1次パーマを進行する1次パーマ進行段階;
前記1次パーマが進行された状態で垂直型ロッドと支持台を含むまつげ交差支持部を組立てた後、前記まつげ交差支持部をまつげに隣接したシリコーンアイパッチに固定して1次パーマが進行されたまつげが交差するように立てて支持するまつげ交差支持段階;
交差支持されたまつげを梳かして広げた後、2次パーマを進行する2次パーマ進行段階;及び
前記2次パーマが進行完了した以後に所定時間が経過すると、前記まつげ交差支持部を除去するまつげ交差支持部除去段階を含むことを特徴とする、アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法。
【請求項2】
前記まつげ交差支持部除去段階の進行後に、第1単位ロッドと第2単位ロッドの組み立てからなった組み立て型水平式ロッドをまつげを基準として前記シリコーンアイパッチの反対側に配置する組み立て型水平式ロッド配置段階をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法。
【請求項3】
前記組み立て型水平式ロッド配置段階の進行後に、前記組み立て型水平式ロッド上にまつげを梳かして広げた後、3次パーマを進行する3次パーマ進行段階をさらに含むことを特徴とする、請求項2に記載のアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法。
【請求項4】
前記3次パーマを進行するとき、第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチで覆うホイルアイパッチ配置段階をさらに含むことを特徴とする、請求項3に記載のアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法。
【請求項5】
施術対象のまつげの下部分に配置されるシリコーンアイパッチ;
前記シリコーンアイパッチ上に設置されるが、まつげが交差するように立てて支持するまつげ交差支持部;
まつげを基準として前記シリコーンアイパッチの反対側に配置される組み立て型水平式ロッド;及び
前記組み立て型水平式ロッド上でパーマが進行されるときに補助する第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチを含むことを特徴とする、アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法に適用されるまつげパーマ施術セット。
【請求項6】
前記シリコーンアイパッチは、
まつげの下部分に配置されるように基準を成すベースラインが一側に形成されるパッチ本体部;及び
前記ベースラインの反対側の前記パッチ本体部に広げられるように形成される複数個の切開線を含み、
前記まつげ交差支持部は、
前記まつげを交差させて立てて支持するために配置される垂直型ロッド;及び
前記垂直型ロッドが立てられて支持されるように前記垂直型ロッドを支持する支持台を含み、
前記組み立て型水平式ロッドは、長さ方向に相互脱着可能に組み立て又は分解される第1及び第2単位ロッドを含むことを特徴とする、請求項5に記載のまつげパーマ施術方法に適用されるまつげパーマ施術セット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法及びその方法の実行のためのまつげパーマ施術セットに関し、より詳しくは、より効果的で且つ優れた品質でまつげパーマを施術し得るだけでなく、その効果が長く持続できるようにした、アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法及びその方法の実行のためのまつげパーマ施術セットに関する。
【背景技術】
【0002】
まつげ(eyelash)は、下上のまぶたの端に生えている長さ10mm程度の硬毛であって、上側まぶたに約100~150個、下側まぶたに約70~80個が群生している。
【0003】
まつげは、知覚が非常に鋭敏なので、ほこりなどの異物に接すると、すぐ下上のまぶたを閉めて眼球を保護する機能をする。
【0004】
このようにまつげは、本来、眼球に異物や粉じんあるいは雨水などが流入することを防止する役目をするので、そのままにしておくことが一般的であるが、最近には、このようなまつげに多様な美容技法を適用して目が一層美しく維持されるようにしている実情である。
【0005】
例えば、まつげを上側の外方向に巻き上げたカール(curls)を形成して目が一層大きく見えるようにすると共に鮮明でくっきりとした目模様を作る方法に対しては、美しさを追求する女性たちに好まれている。
【0006】
上述したように、まつげのカールを形成するために、普通、クリップ方式のまつげ成形器具が用いられる。すなわち、クリップ形態で使用者の握力を用いてまつげを加圧してまつげを巻き上げる作業を行う。
【0007】
ただし、このような方法でまつげにカールを形成するためには、まつげを成す毛髪(毛根を含む)が強くなければならない。しかし、まつげが短い場合、毛髪が強くない場合、眼球が突出している場合、まぶたが厚い場合などのように多少正常的ではないとすると、まつげにカールを形成することが容易ではないので、毛髪に力を与える施術、すなわち、パーマ施術が先行されなければならない。
【0008】
ただし、現存するまつげパーマ施術方法の大部分は、グルーやテープなどを選択的に用いる方式であるので、施術が容易ではなく、また、パーマ液がよく浸透しないというその構造的あるいは方法的な限界により施術効果も落ちることがある。
【0009】
特に、現存技術の場合、パーマ液を毛髪に塗布した後、自然的に乾燥する方法でまつげパーマ施術を進行して来たので、時間が長くかかるにもかかわらずパーマ効果が大きくないという点から、これを補完するための技術開発が必要であった。そこで、本出願人は、先行特許を通じてまつげパーマ施術方法に対して登録を獲得したことがあるが、今回は先行技術を一層改善してより効果的にまつげパーマを進行し得るようにする技術を提案するに至った。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
(特許文献1)大韓民国特許庁出願番号第10-2013-0085507号
(特許文献2)大韓民国特許庁出願番号第10-2019-0028700号
(特許文献3)大韓民国特許庁出願番号第20-2006-0003915号
(特許文献4)大韓民国特許庁出願番号第20-2007-0011566号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
本発明の目的は、より効果的で且つ優れた品質でまつげパーマを施術し得るだけでなく、その効果が長く持続できるようにした、アイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法及びその方法を行うためのまつげパーマ施術セットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的は、施術対象のまつげの下部分にパッチ本体部のベースラインが接するようにしながらシリコーンアイパッチを付着するシリコーンアイパッチ付着段階;付着された前記シリコーンアイパッチを媒介としてまつげを梳かして前記シリコーンアイパッチ側に広げた後、1次パーマを進行する1次パーマ進行段階;前記1次パーマが進行された状態で垂直型ロッドと支持台を含むまつげ交差支持部を組立てた後、前記まつげ交差支持部をまつげに隣接したシリコーンアイパッチに固定して1次パーマが進行されたまつげが交差するように立てて支持するまつげ交差支持段階;交差支持されたまつげを梳かして広げた後、2次パーマを進行する2次パーマ進行段階;及び前記2次パーマが進行完了した以後に所定時間が経過すると、前記まつげ交差支持部を除去するまつげ交差支持部除去段階を含むことを特徴とするアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法により達成される。
【0013】
前記まつげ交差支持部除去段階の進行後に、第1単位ロッドと第2単位ロッドの組み立てからなった組み立て型水平式ロッドをまつげを基準として前記シリコーンアイパッチの反対側に配置する組み立て型水平式ロッド配置段階をさらに含むことができる。
【0014】
前記組み立て型水平式ロッド配置段階の進行後に、前記組み立て型水平式ロッド上にまつげを梳かして広げた後、3次パーマを進行する3次パーマ進行段階をさらに含むことができる。
【0015】
前記3次パーマを進行するとき、第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチで覆うホイルアイパッチ配置段階をさらに含むことができる。
【0016】
前記目的は、施術対象のまつげの下部分に配置されるシリコーンアイパッチ;前記シリコーンアイパッチ上に設置されるが、まつげが交差するように立てて支持するまつげ交差支持部;まつげを基準として前記シリコーンアイパッチの反対側に配置される組み立て型水平式ロッド;及び前記組み立て型水平式ロッド上でパーマが進行されるときに補助する第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチを含むことを特徴とするアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法に適用されるまつげパーマ施術セットにより達成される。
【0017】
前記シリコーンアイパッチは、まつげの下部分に配置されるように基準を成すベースラインが一側に形成されるパッチ本体部;及び前記ベースラインの反対側の前記パッチ本体部に広げられるように形成される複数個の切開線を含み、前記まつげ交差支持部は、前記まつげを交差させて立てて支持するために配置される垂直型ロッド;及び前記垂直型ロッドが立てられて支持されるように前記垂直型ロッドを支持する支持台を含み、前記組み立て型水平式ロッドは、長さ方向に相互脱着可能に組み立て又は分解される第1及び第2単位ロッドを含むことができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によると、一層効果的で且つ優れた品質でまつげパーマを施術し得るだけでなく、その効果が長く持続できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の一実施例によるアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法のフローチャートである。
図2図1のまつげパーマ施術方法の実行のためのまつげパーマ施術セットの構成図である。
図3】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図4】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図5】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図6】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図7】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図8】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図9】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図10】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図11】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
図12】本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付した図面と一緒に詳細に後述する実施例を参照すれば明確になる。
【0021】
しかし、本発明は、以下で開示する実施例に限定されるものではなく、相異する多様な形態で具現される。
【0022】
本明細書で、本実施例は、本発明の開示が完全となるようにし、本発明が属する技術分野において通常の知識を有した者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものである。また、本発明は、請求項の範疇により定義されるのみである。
【0023】
したがって、いくつかの実施例で、よく知られた構成要素、よく知られた動作及びよく知られた技術は、本発明が曖昧に解釈されることを避けるために具体的に説明されない。
【0024】
明細書全体にわたって同一参照符号は同一構成要素を指称する。また、本明細書で用いられた(言及された)用語は、実施例を説明するためのものであり、本発明を制限しようとするものではない。
【0025】
本明細書で、単数形は文語句で特に言及しない限り、複数形も含む。また、「含む(又は具備する)」と言及した構成要素及び動作(作用)は、一つ以上の他の構成要素及び動作の存在又は追加を排除しない。
【0026】
異に定義しない限り、本明細書で用いられるすべての用語(技術及び科学的用語を含む)は、本発明が属する技術分野において通常の知識を有した者に共通的に理解され得る意味で用いられる。
【0027】
また、一般的に用いられる辞典に定義されている用語は、定義されていない限り、理想的に又は過度に解釈されない。
【0028】
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施例を説明する。
【0029】
図1は、本発明の一実施例によるアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法のフローチャートであり、図2は、図1のまつげパーマ施術方法の実行のためのまつげパーマ施術セットの構成図であり、図3図12は、本発明の一実施例によるまつげパーマ施術方法を説明するための過程を段階別に示した図である。
【0030】
これら図面を参照すると、本発明は、より効果的であり且つ優れた品質でまつげパーマを施術し得るだけでなく、その効果が長く持続できるようにする。
【0031】
このような効果を提供し得る本発明の一実施例によるアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法は、図1に示したように、シリコーンアイパッチ付着段階(S11)、1次パーマ進行段階(S12)、まつげ交差支持段階(S13)、2次パーマ進行段階(S14)、まつげ交差支持部除去段階(S15)、組み立て型水平式ロッド配置段階(S16)、3次パーマ進行段階(S17)及びホイルアイパッチ配置段階(S18)を含み、これら段階を進行することによって優れた品質でまつげパーマを施術し得るようにする。
【0032】
一方、このような方法を進行するためには、それに適合した装置、すなわち、まつげパーマ施術セットが必要である。このようなまつげパーマ施術セットに対して、図2を参照して先に説明する。
【0033】
本実施例によるまつげパーマ施術セットは、シリコーンアイパッチ110、まつげ交差支持部120、組み立て型水平式ロッド150、第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチ170a、170bを含むことができる。
【0034】
シリコーンアイパッチ110は、施術対象のまつげの下部分に配置される部分である。顔面に広く配置され得る。
【0035】
このようなシリコーンアイパッチ110は、まつげの下部分に配置されるように基準を成すベースライン112が一側に形成されるパッチ本体部111と、ベースライン112の反対側パッチ本体部111に広げられるように形成される複数個の切開線113を含むことができる。切開線113によってパッチ本体部111が平らに広げられる。
【0036】
まつげ交差支持部120は、シリコーンアイパッチ110上に設置されるが、まつげが交差するように立てて支持する役目をする。すなわち、まつげを立てて梳かした後、パーマをかけるための手段である。
【0037】
このようなまつげ交差支持部120は、まつげを交差させて立てて支持するために配置される垂直型ロッド130と、垂直型ロッド130が立てられて支持されるように前記垂直型ロッド130を支持する支持台140を含むことができる。垂直型ロッド130と支持台140は、両面テープなどで付着し得る。
【0038】
組み立て型水平式ロッド150は、まつげを基準としてシリコーンアイパッチ110の反対側に配置される構造物である。合成樹脂で製作され得、組み立て連結して用いることができる。
【0039】
このような組み立て型水平式ロッド150は、長さ方向に相互脱着可能に組み立て又は分解される第1及び第2単位ロッド150a、150bを含むことができる。勿論、3個以上の単位ロッドが用いられてもよい。
【0040】
第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチ170a、170bは、組み立て型水平式ロッド150上でパーマが進行されるときに補助する役目をする。すなわち、熱気が漏れないように保温する。
【0041】
熱赤外線放射器180は、パーマ液を加熱するときに用いることができる。勿論、これら構成以外に、タイマーなどが追加で適用され得る。
【0042】
一方、本発明の一実施例によるアイパッチと組み立て可能なロッドを用いたまつげパーマ施術方法に対して説明する。図3のA領域にあるまつげを施術するものと仮定する。
【0043】
シリコーンアイパッチ付着段階(S11)は、図4及び図5のように、施術対象のまつげの下部分にパッチ本体部111のベースライン112が接するようにしながらシリコーンアイパッチ110を該当位置に付着する過程である。シリコーンアイパッチ110には、粘着物質があるので、該当面の顔によく付着される。
【0044】
1次パーマ進行段階(S12)は、図6のように、既付着されたシリコーンアイパッチ110を媒介としてまつげを梳かしてシリコーンアイパッチ110側に広げた後、1次パーマを進行する過程である。
【0045】
まつげ交差支持段階(S13)は、図7及び図8のように、1次パーマが進行された状態で垂直型ロッド130と支持台140を含むまつげ交差支持部120を組立てた後、まつげ交差支持部120をまつげに隣接したシリコーンアイパッチ110に固定して1次パーマが進行されたまつげが交差するように立てて支持する過程である。
【0046】
2次パーマ進行段階(S14)は、まつげ交差支持部120により交差支持されたまつげを梳かして広げた後、2次パーマを進行する過程であり、まつげ交差支持部除去段階(S15)は、図9のように、2次パーマが進行完了された以後に所定時間が経過すると、まつげ交差支持部120を除去する過程である。
【0047】
組み立て型水平式ロッド配置段階(S16)は、図10のように、第1単位ロッド150aと第2単位ロッド150bの組み立てからなった組み立て型水平式ロッド150をまつげを基準として前記シリコーンアイパッチ110の反対側に配置する過程である。
【0048】
3次パーマ進行段階(S17)は、図11のように、組み立て型水平式ロッド150上にまつげを梳かして広げた後、3次パーマを進行する過程である。
【0049】
ホイルアイパッチ配置段階(S18)は、図12のように、3次パーマを進行するとき、第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチ170a、170bで覆う過程である。
【0050】
以下、本発明の一実施例によるまつげパーマ施術過程を説明する。
【0051】
まず、図4及び図5のように施術対象のまつげの下部分にパッチ本体部111のベースライン112が接するようにしながらシリコーンアイパッチ110を該当位置に付着する。上述したように、シリコーンアイパッチ110のパッチ本体部111の面には、粘着成分を有する粘着物質があって該当面の顔によく付着される。
【0052】
次に、図6のように、既付着されたシリコーンアイパッチ110を媒介としてまつげを梳かしてシリコーンアイパッチ110側に広げた後、1次パーマを進行する。1次パーマを進行する前にまつげを梳かしてシリコーンアイパッチ110側に広げた後に進行すれば、パーマがよくかかる。
【0053】
次に、図7及び図8のように、1次パーマが進行された状態で、垂直型ロッド130と支持台140を含むまつげ交差支持部120を組立てた後、まつげ交差支持部120をまつげに隣接したシリコーンアイパッチ110に固定して1次パーマが進行されたまつげが交差するように立てて支持する。まつげを立てた状態でパーマを追加で進行すると、一層強力であると共にパーマ効果が持続され得る。
【0054】
次に、まつげ交差支持部120により交差支持されたまつげを梳かして広げた後、2次パーマを進行する。その後、図9ように、2次パーマが進行完了された以後に所定時間が経過すると、まつげ交差支持部120を除去する。
【0055】
次に、図10のように、第1単位ロッド150aと第2単位ロッド150bの組み立てからなった組み立て型水平式ロッド150をまつげを基準として前記シリコーンアイパッチ110の反対側に配置する。その後、図11のように、組み立て型水平式ロッド150上にまつげを梳かして広げた後、3次パーマを進行する。3次パーマを進行する前に、まつげを梳かして組み立て型水平式ロッド150側に広げた後に進行すると、パーマがよくかかる。
【0056】
このとき、図12のように、3次パーマを進行するとき、第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチ170a、170bで覆った後、時間が経過するとすべての部品を除去すればよい。
【0057】
以上、説明したような構造を基盤として作用する本実施例によると、より効果的で且つ優れた品質でまつげパーマを施術し得るだけでなく、その効果が長く持続できる。
【0058】
このように、本発明は、記載した実施例に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を脱しないで多様に修正及び変形し得ることは、この技術の分野において通常の知識を有した者に自明である。したがって、このような修正例又は変形例は、本発明の請求範囲に属すると言える。
【符号の説明】
【0059】
110:シリコーンアイパッチ
111:パッチ本体部
112:ベースライン
113:切開線
120:まつげ交差支持部
130:垂直型ロッド
140:支持台
150:組み立て型水平式ロッド
150a:第1単位ロッド
150b:第2単位ロッド
170a、170b:第1及び第2アルミニウムホイルアイパッチ
180:熱赤外線放射器
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12