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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022166321
(43)【公開日】2022-11-01
(54)【発明の名称】情報伝送方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04W 72/04 20090101AFI20221025BHJP
   H04W 56/00 20090101ALI20221025BHJP
   H04W 48/10 20090101ALI20221025BHJP
【FI】
H04W72/04 136
H04W56/00 130
H04W48/10
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022135402
(22)【出願日】2022-08-26
(62)【分割の表示】P 2020543662の分割
【原出願日】2017-11-01
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.WCDMA
(71)【出願人】
【識別番号】516227559
【氏名又は名称】オッポ広東移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】GUANGDONG OPPO MOBILE TELECOMMUNICATIONS CORP., LTD.
【住所又は居所原語表記】No. 18 Haibin Road,Wusha, Chang’an,Dongguan, Guangdong 523860 China
(74)【代理人】
【識別番号】100120031
【弁理士】
【氏名又は名称】宮嶋 学
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100152205
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 昌司
(74)【代理人】
【識別番号】100137523
【弁理士】
【氏名又は名称】出口 智也
(72)【発明者】
【氏名】タン、ハイ
(57)【要約】      (修正有)
【課題】端末装置によるSS block(Synchronization Signal block)検出の複雑度を低減するのに役立つ情報伝送方法及び装置を提供する。
【解決手段】方法は、端末装置がネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信することであって、第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含むことと、第1情報が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを示す場合、端末装置が第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することと、を含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法であって、
端末装置がネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信することであって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含むことと、
前記第1情報が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを示す場合、前記端末装置が前記第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することと、を含むことを特徴とする、前記情報伝送方法。
【請求項2】
前記情報伝送方法は、更に、
前記端末装置が前記第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを受信することを含み、前記第2同期信号ブロックが第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことを特徴とする
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項3】
前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドと、が少なくとも部分的に重なることを特徴とする
請求項2に記載の情報伝送方法。
【請求項4】
前記情報伝送方法は、更に、
前記第3情報がRMSIの存在することを示す場合に、前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することを含むことを特徴とする
請求項2又は3に記載の情報伝送方法。
【請求項5】
前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することは、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出し、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、を含むことを特徴とする
請求項4に記載の情報伝送方法。
【請求項6】
前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であることを特徴とする
請求項1~5のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項7】
前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項1~6のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項8】
情報伝送方法であって、
ネットワーク装置が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを決定することと、
前記ネットワーク装置が端末装置へ第1同期信号ブロックを送信することであって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、前記第1情報がRMSIの存在しないことを示すことに用いられ、前記第2情報が第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられることと、を含むことを特徴とする、前記情報伝送方法。
【請求項9】
前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことを特徴とする
請求項8に記載の情報伝送方法。
【請求項10】
前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドと、が少なくとも部分的に重なることを特徴とする
請求項9に記載の情報伝送方法。
【請求項11】
前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であることを特徴とする
請求項8~10のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項12】
前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項8~11のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項13】
情報伝送装置であって、
ネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信するように構成される通信モジュールであって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含む通信モジュールと、
前記第1情報が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを示す場合、前記第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得するように構成される取得モジュールと、を備えることを特徴とする、前記情報伝送装置。
【請求項14】
前記通信モジュールは、更に、
前記第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを受信することに用いられ、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことを特徴とする
請求項13に記載の情報伝送装置。
【請求項15】
前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドと、が少なくとも部分的に重なることを特徴とする
請求項14に記載の情報伝送装置。
【請求項16】
前記取得モジュールは、更に、
前記第3情報がRMSIの存在することを示す場合、前記第4情報に基づいてRMSIを取得することに用いられることを特徴とする
請求項14又は15に記載の情報伝送装置。
【請求項17】
前記取得モジュールは、具体的に、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出して、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、に用いられることを特徴とする
請求項16に記載の情報伝送装置。
【請求項18】
前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であることを特徴とする
請求項13~17のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項19】
前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項13~18のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項20】
情報伝送装置であって、
残り最小システム情報(RMSI)がないことを決定するように構成される決定モジュールと、
端末装置へ第1同期信号ブロックを送信するように構成される通信モジュールであって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、前記第1情報がRMSIの存在しないことを示すことに用いられ、前記第2情報が第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられる通信モジュールと、を備えることを特徴とする、前記情報伝送装置。
【請求項21】
前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことを特徴とする
請求項20に記載の情報伝送装置。
【請求項22】
前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドと、が少なくとも部分的に重なることを特徴とする
請求項21に記載の情報伝送装置。
【請求項23】
前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であることを特徴とする
請求項20~22のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項24】
前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項20~23のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は通信分野に関し、より具体的に、情報伝送方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
5Gの新無線(NR:New Radio)システムにおいて、端末装置はネットワークにアクセスする必要があるとき、ネットワークからシステム情報を取得する必要がある。具体的に、物理放送チャネル(PBCH又はNR-PBCH:Physical Broadcast Channel)を介してシステム情報の一部を取得してもよく、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:Physical Downlink Shared Channel、又はNR-PDSCHと呼ぶこともできる)を介して残り最小システム情報(RMSI:Remaining Minimum System Information)を取得してもよい。NR-PDSCHに対応するダウンリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)は物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:Physical Downlink Control Channel、又はNR-PDCCHと呼ぶこともできる)に含まれており、NR-PDCCHの位置する時間周波数リソース位置はNR-PBCHで搬送される制御リソースセット(CORESET:Control Resource Set)情報で示されるものである。NR-PBCHには更に該NR-PBCHに対応する同期信号ブロック(SS block:Synchronization Signal block)がRMSIに関連付けられるかどうかを示すための指示情報が運ばれてもよい。該指示情報は該SS blockがRMSIに関連付けられていないことを示す場合、端末装置は対応するRMSIを受信する必要がないが、端末装置は他のSS blockをブラインド検出してRMSIを取得する必要があり、このため、端末装置によるSS block検出の複雑度が増やす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本願の実施例は端末装置によるSS block検出の複雑度を低減するのに役立つ情報伝送方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
第1態様に係る情報伝送方法であって、
端末装置がネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信することであって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含むことと、
前記第1情報が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを示す場合、前記端末装置が前記第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することと、を含む。
【0005】
従って、本願の実施例の情報伝送方法によれば、前記端末装置は第1のPBCHで搬送される第1情報がRMSIの存在しないことを示す場合に、前記第1のPBCHで搬送される第2情報によって第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することができ、更に第2同期信号ブロックのリソース情報に基づいて第2同期信号ブロックを受信することができ、端末装置が他の同期信号ブロックをブラインド検出する複雑度を低減させる。
【0006】
第1態様を参照して、第1態様のいくつかの可能な実現方式では、前記情報伝送方法は、更に、
前記端末装置が前記第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを受信することを含み、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示す。
【0007】
第1態様を参照して、第1態様のいくつかの可能な実現方式では、前記情報伝送方法は、更に、
前記第3情報がRMSIの存在することを示す場合、前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することを含む。
【0008】
第1態様を参照して、第1態様のいくつかの可能な実現方式では、前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することは、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出し、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、を含む。
【0009】
第1態様を参照して、第1態様のいくつかの可能な実現方式では、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報である。
【0010】
第1態様を参照して、第1態様のいくつかの可能な実現方式では、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドと、が少なくとも部分的に重なる。
【0011】
つまり、PBCHで搬送される指示情報がRMSIの存在することを示す場合、PBCHにおける第2ビットフィールドを利用してRMSIを受信するための制御情報のリソース集合の情報を搬送してもよく、PBCHで搬送される指示情報がRMSIの存在しないことを示す場合、第4情報は、実際に意味がなくなる。従って、第2ビットフィールドを利用して第4情報を継続搬送せずに、第2ビットフィールドの一部又は全部を利用して前記第2情報を搬送してもよい。言い換えると、異なるシーンにおいて、PBCHにおける特定のビットフィールド(すなわち、第1ビットフィールドと第2ビットフィールドとの重なる部分)を多重化して異なる情報を搬送してもよく、それによりシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。
【0012】
第1態様を参照して、第1態様のいくつかの可能な実現方式では、前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0013】
第2態様に係る情報伝送方法であって、
ネットワーク装置が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを決定することと、
前記ネットワーク装置が端末装置へ第1同期信号ブロックを送信することであって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、前記第1情報がRMSIの存在しないことを示すことに用いられ、前記第2情報が第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられることと、を含む。
【0014】
第2態様を参照して、第2態様のいくつかの実現方式では、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示す。
【0015】
第2態様を参照して、第2態様のいくつかの実現方式では、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報である。
【0016】
第2態様を参照して、第2態様のいくつかの実現方式では、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドとが少なくとも部分的に重なる。
【0017】
第2態様を参照して、第2態様のいくつかの実現方式では、前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0018】
第3態様に係る情報伝送装置であって、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる。具体的に、該装置は上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するように構成されるユニットを備える。
【0019】
第4態様に係る情報伝送装置であって、メモリ、プロセッサ、入力インターフェース及び出力インターフェースを備える。メモリ、プロセッサ、入力インターフェース及び出力インターフェースがバスシステムによって接続される。該メモリは命令を記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶される命令を実行することに用いられ、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる。
【0020】
第5態様に係る情報伝送装置であって、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる。具体的に、該装置は上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するように構成されるユニットを備える。
【0021】
第6態様に係る情報伝送装置であって、メモリ、プロセッサ、入力インターフェース及び出力インターフェースを備える。メモリ、プロセッサ、入力インターフェース及び出力インターフェースがバスシステムによって接続される。該メモリは命令を記憶することに用いられ、該プロセッサは該メモリに記憶される命令を実行することに用いられ、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行することに用いられる。
【0022】
第7態様に係るコンピュータ記憶媒体であって、上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するために用いた、上記態様を実行するために設計したプログラムを含むコンピュータソフトウェア命令を記憶することに用いられる。
【0023】
第8態様に係る命令を含むコンピュータプログラム製品であって、コンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記第1態様又は第1態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行する。
【0024】
第9態様に係るコンピュータ記憶媒体であって、上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行するために用いた、上記態様を実行するために設計したプログラムを含むコンピュータソフトウェア命令を記憶することに用いられる。
【0025】
第10態様に係る命令を含むコンピュータプログラム製品であって、コンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータが上記第2態様又は第2態様のいずれか1つの可能な実現方式における方法を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
図1図1は本願の実施例の応用シーンの模式図である。
図2図2は本願の実施例の情報伝送方法のフローチャートである。
図3図3は本願の他の実施例の情報伝送方法のフローチャートである。
図4図4は本願の実施例の情報伝送装置のブロック図である。
図5図5は本願の他の実施例の情報伝送装置のブロック図である。
図6図6は本願の実施例の情報伝送装置のブロック図である。
図7図7は本願の他の実施例の情報伝送装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
以下、図面を参照しながら本願の実施例の技術案を説明する。
【0028】
本願の実施例の技術案は様々な通信システム、例えば、モバイル通信用グローバル(GSM:Global System of Mobile communication)システム、符号分割多元接続(CDMA:Code Division Multiple Access)システム、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)システム、汎用パケット無線サービス(GPRS:General Packet Radio Service)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)システム、LTE周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システム、LTE時分割複信(TDD:Time Division Duplex)システム、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS:Universal Mobile Telecommunication System)、マイクロ波利用アクセスに関する世界的な相互運用(WiMAX:Worldwide Interoperability for Microwave Access)通信システム又は将来の5Gシステム等に適用されてもよい。
【0029】
図1には本願の実施例に適用される無線通信システム100を示す。該無線通信システム100はネットワーク装置110を備えてもよい。ネットワーク装置100は端末装置と通信する装置であってもよい。ネットワーク装置100は特定の地理的領域に通信カバレッジを提供することができ、且つ該カバレッジ領域内の端末装置(例えば、UE)と通信することができる。好ましくは、該ネットワーク装置100はGSMシステム又はCDMAシステムにおける基地局(BTS:Base Transceiver Station)であってもよく、WCDMAシステムにおける基地局(NB:NodeB)であってもよく、LTEシステムにおける発展型基地局(eNB又はeNodeB:Evolutional Node B)であってもよく、又はクラウド無線アクセスネットワーク(CRAN:Cloud Radio Access Network)における無線制御装置であってもよく、又は、該ネットワーク装置は中継所、アクセスポイント、車載装置、ウェアラブル端末、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク側装置又は将来発展する公衆陸上移動網(PLMN:Public Land Mobile Network)におけるネットワーク装置等であってもよい。
【0030】
該無線通信システム100は更にネットワーク装置110のカバレッジ範囲内の少なくとも1つの端末装置120を備える。端末装置120は可動又は固定であってもよい。好ましくは、端末装置120はアクセス端末、ユーザー装置(UE:User Equipment)、ユーザー要素、加入者局、移動局、トラバーサー、遠隔局、遠隔端末、モバイルデバイス、ユーザー端末、端末、無線通信装置、ユーザーエージェント又はユーザーデバイスを指してもよい。アクセス端末はセルラー方式の電話、コードレスホン、セッション確立プロトコル(SIP:Session Initiation Protocol)電話、ワイヤレスローカルループ(WLL:Wireless Local Loop)局、パーソナルデジタルアシスタント(PDA:Personal Digital Assistant)、無線通信機能を有する携帯端末、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続される他の処理装置、車載装置、ウェアラブル端末、将来の5Gネットワークにおける端末装置又は将来発展するPLMNにおける端末装置等であってもよい。
【0031】
説明すべきものは、5G NRシステムにおいて、PBCHがNR-PBCHと称されてもよく、PDCCHがNR-PDCCHと称されてもよく、PDSCHがNR-PDSCHと称されてもよく、つまり、5G NRシステムにおいて、上記概念を互いに置換してもよい。
【0032】
5G NRシステムにおいて、共通チャネル(例えば、放送チャネル)及び同期信号はマルチビーム走査方式でセル全体をカバレッジすることができ、セル内の端末装置による受信に役立つ。同期信号のマルチビーム送信は同期信号バースト集合(SS burst set)の方式で実現されてもよく、例えば、1つのSS burst setは1つ又は複数のSS burstを含んでもよく、1つのSS burstは1つ又は複数のSS blockを含んでもよく、1つのSS blockは1つのビームの同期信号及び放送チャネルを搬送することに用いられてもよい。例えば、1つのSS blockに1つのシンボルの主同期信号(PSS:Primary Synchronization Signal)、1つのシンボルの補助同期信号(SSS:Secondary Synchronization Signal)及び2つのシンボルのPBCHが含まれる。
【0033】
具体的に、PBCHはCORESET情報を搬送することに用いられてもよく、CORESET情報は、RMSIを受信するための制御情報を運ぶリソース集合を示す。つまり、CORESET情報を用いて、どのリソースで制御チャネルを検出し、制御情報を取得するかを知ることができる。例えば、CORESET情報は、周波数領域リソース、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボル及び時間長等の情報を含んでもよい。
【0034】
PBCHは更に指示情報を搬送することに用いられてもよく、該指示情報は該SS blockがRMSIの送信に関連付けられるかどうかを示すことに用いられてもよく、又は、該指示情報はRMSIがあるかどうかを示すことに用いられてもよい。該指示情報が1ビットの指示情報であってもよく、RMSIがない場合、端末装置がRMSIを取得せずに、他のSS blockのリソース情報を取得しないため、端末装置はネットワークにアクセスするよう、他のSS blockをブラインド検出してRMSIを取得する必要があり、このため、端末装置の消費電力及びアクセス遅延を増加させてしまう。
【0035】
具体的に、RMSIがPDSCHにより搬送されてもよく、端末装置はPDCCHで搬送されるDCIを受信して、DCIに基づいてPDSCHのスケジューリング情報を取得することができ、該PDSCHのスケジューリング情報によってPDSCHを受信し、更にRMSIを取得することができる。PDCCHを運ぶリソース集合の情報は、PBCHで搬送されるCORESET情報で示されてもよく、端末装置はCORESET情報を取得した後、該CORESETダウンリンクで示すリソース集合からPDCCHを検出して、DCIを取得することができる。
【0036】
図2は本願の実施例に係る情報伝送方法200のフローチャートであり、該方法200は図1で示される通信システム100における端末装置により実行されてもよく、図2に示すように、該方法200は、以下のステップを含んでもよい。
【0037】
S210:端末装置がネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信し、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含む。
【0038】
S220:前記第1情報が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを示す場合、前記端末装置が前記第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得する。
【0039】
具体的には、端末装置は第1同期信号ブロックを受信してもよく、前記第1同期信号ブロックは第1のPBCHを含んでもよく、好ましくは、前記第1同期信号ブロックは更にPSSとSSS等を含んでもよい。前記第1のPBCHで搬送される情報は第1情報と第2情報を含んでもよく、前記第1情報はRMSIがあるかどうかを示すことに用いられてもよい。好ましくは、前記第1情報はRMSIがないことを示すことに用いられる場合、前記第2情報は第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられてもよく、又は、前記第1情報はRMSIがあることを示すことに用いられる場合、前記第2情報はRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことに用いられてもよい。
【0040】
本願の実施例では、前記第1情報がRMSIの存在しないことを示す場合、前記端末装置は前記PBCHで搬送される第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することができ、次に、前記第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを受信することができる。
【0041】
従って、本願の実施例の情報伝送方法によれば、前記端末装置は第1のPBCHで搬送される第1情報がRMSIの存在しないことを示す場合、前記第1のPBCHで搬送される第2情報によって第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することができ、更に第2同期信号ブロックのリソース情報に基づいて第2同期信号ブロックを受信することができ、従って、端末装置が他の同期信号ブロックをブラインド検出する複雑度を低減させ、端末装置の消費電力及びアクセス遅延の低減に役立つ。
【0042】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記方法200は、更に、
前記端末装置が前記第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを受信することを含んでもよく、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示す。
【0043】
具体的に、前記端末装置は第2情報に基づいて第2同期信号ブロックのリソース情報を取得した後、第2同期信号ブロックのリソース情報で示すリソース位置で第2同期信号ブロックを受信して、前記第2同期信号ブロックに含まれる第2のPBCHから、含まれる第3情報と第4情報を取得することができ、更に、第3情報がRMSIの存在することを示す場合、第4情報に基づいてRMSIを取得することができる。
【0044】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することは、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出し、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、を含む。
【0045】
具体的に、第3情報がRMSIの存在することを示す場合、前記第4情報はRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示してもよく、つまり、前記第4情報に基づいてRMSIに関連する制御情報を含むリソース集合を取得することができ、つまり、第4情報で示すリソース集合からPDCCHを検出して、RMSIを含むPDSCHのスケジューリング情報を取得することができ、更にPDSCHのスケジューリング情報に基づいてPDSCHを検出して、PDSCHで搬送されるRMSIを取得することができ、次に、RMSI等のシステム情報に基づいてネットワークにアクセスすることができる。
【0046】
従って、本願の実施例の情報伝送方法によれば、前記端末装置は前記第1のPBCHで搬送される第2情報に基づいて第2同期信号ブロックのリソース情報を取得することができ、更に第2同期信号ブロックのリソース情報に基づいて第2同期信号ブロックを受信して、前記第2のPBCHで搬送される第3情報と第4情報を取得することができ、第3情報がRMSIの存在することを示すことに用いられ、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示し、これにより、前記端末装置は前記第4情報に基づいてRMSIを取得することができ、従って、端末装置が他の同期信号ブロックをブラインド検出する複雑度を低減させ、更に端末装置の消費電力及びアクセス遅延を低減させることができる。
【0047】
説明すべきものは、前記端末装置は更に前記第2情報からより多くの同期信号ブロックのリソース情報を取得することができ、例えば、前記第2情報から第3同期信号ブロック及び第4同期信号ブロックのリソース情報等を取得することができ、本願の実施例は第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得する場合を例として説明するが、本願の実施例はこれに限らない。
【0048】
理解すべきものは、本願の実施例では、第1情報はRMSIがあるかどうかを示すことに用いられてもよく、又は、第1情報は第1同期信号ブロックがRMSIの送信に関連付けられるかどうかを示すことに用いられてもよく、同様に、前記第3情報もRMSIがあるかどうかを示すことに用いられてもよく、又は、前記第3情報は第2同期信号ブロックがRMSIの送信に関連付けられるかどうかを示すことに用いられてもよい。好ましくは、該第1情報及び第3情報を搬送するためのビットフィールドは同じビットフィールドであってもよく、1つの具体的な実施例では、該第1情報及び第3情報は以上に記載の1ビットの指示情報に対応してもよい。
【0049】
好ましくは、本願の実施例では、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドとが少なくとも部分的に重なる。
【0050】
理解すべきものは、本願の実施例は第1ビットフィールド及び第2ビットフィールドのサイズを制限せず、例えば、第1ビットフィールドが第2ビットフィールドより大きくてもよく、第2ビットフィールドが第1ビットフィールドより大きくてもよく、第1ビットフィールドが第2ビットフィールドに等しくてもよく、該第1ビットフィールドと第2ビットフィールドとが少なくとも部分的に重なればよい。
【0051】
つまり、PBCHで搬送される指示情報がRMSIの存在することを示す場合、PBCHにおける第2ビットフィールドを利用してRMSIを受信するための制御情報のリソース集合を搬送してもよく、PBCHで搬送される指示情報がRMSIの存在しないことを示す場合、第4情報は、実際に意味がなくなる。従って、第2ビットフィールドを利用して第4情報を継続搬送せずに、第2ビットフィールドの一部又は全部を利用して前記第2情報を搬送してもよい。つまり、異なるシーンにおいて、PBCHにおける特定のビットフィールド(すなわち、第1ビットフィールドと第2ビットフィールドとの重なる部分)を多重化して異なる情報を搬送してもよく、それによりシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。
【0052】
例えば、第2情報を搬送するための第1ビットフィールドが8ビット、第4情報を搬送するための第2ビットフィールドが10ビットであって、第1ビットフィールド及び第2ビットフィールドの開始位置が同じである場合、第1ビットフィールドと第2ビットフィールドとの重なる領域が8ビットであり、第3情報がRMSIの存在することを示す場合、第2ビットフィールドを利用してRMSIを受信するための制御情報のリソース集合を搬送してもよく、第1情報がRMSIの存在しないことを示す場合、第4情報は、実際に意味がなくなる。従って、第2ビットフィールドを利用して第4情報を継続搬送しなくてもよく、この場合、第1ビットフィールドを利用して他の同期信号ブロックのリソース情報を搬送してもよく、それによりシグナリングオーバーヘッドを低減することができる。
【0053】
好ましくは、第1ビットフィールドと第2ビットフィールドとが同じビットフィールドを再利用し、つまり、第1ビットフィールドと第2ビットフィールドとが完全に重なる。
【0054】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドは従来のCORESET指示フィールドであってもよく、該CORESET指示フィールドはCORESET情報を搬送することに用いられてもよく、つまり、端末装置はCORESET情報に基づいてどのリソースにおいて制御チャネルを検出するかを取得することができる。この場合、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドは前記CORESET指示フィールドの一部又は全部を含んでもよい。
【0055】
つまり、PBCHで搬送されるCORESET指示フィールドの一部又は全部を利用して前記第2情報を搬送してもよい。例えば、第1のPBCHで搬送される第1情報がRMSIの存在しないことを示す場合、第1のPBCHのCORESET指示フィールドで搬送されるCORESET情報は実際には意味がなくなり、換言すれば、該CORESET指示フィールドにCORESET情報を記入する必要がなくなる。この場合、該CORESET指示フィールドの一部又は全部を利用して第2同期信号ブロックのリソース情報を記入してもよい。このように、前記端末装置はCORESET指示フィールドに記入された第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを検出することができる。これにより、端末装置が他のSS blockを検出する複雑度を低減させることができ、且つ従来のCORESET指示フィールドを利用して他の同期信号ブロックのリソース情報を搬送することにより、従来技術との互換性を向上させることができるとともに、シグナリングオーバーヘッドの低減にも役立つ。
【0056】
好ましくは、本願の実施例では、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は前記第2同期信号ブロックの時間領域リソースの情報及び/又は周波数領域リソースの情報を含んでもよい。
【0057】
例えば、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソースの情報は前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報であってもよく、前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であってもよい。
【0058】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0059】
つまり、該RMSIは端末装置がネットワークにアクセスすることに用いられてもよい。
【0060】
以上は図2を参照しながら端末装置の観点から本願の実施例に係る情報伝送方法を詳しく説明したが、以下に図3を参照しながらネットワーク装置の観点から本願の他の実施例に係る情報伝送方法を詳しく説明する。理解すべきものは、ネットワーク装置側の説明は端末装置側の説明に対応し、類似の説明は以上の説明を参照してもよく、重複を避けるため、ここで詳細な説明は省略する。
【0061】
図3は本願の他の実施例に係る情報伝送方法300のフローチャートであり、該方法300は図1に示される通信システムにおけるネットワーク装置により実行されてもよく、図3に示すように、該方法300は、以下のステップを含んでもよい。
【0062】
S310:ネットワーク装置が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを決定する。
【0063】
S320:前記ネットワーク装置が端末装置へ第1同期信号ブロックを送信し、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、前記第1情報がRMSIの存在しないことを示すことに用いられ、前記第2情報が第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられる。
【0064】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示す。
【0065】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2同期信号ブロックのリソース情報が前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報である。
【0066】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドとが少なくとも部分的に重なる。
【0067】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0068】
以上は図2及び図3を参照しながら本願の方法実施例を詳しく説明したが、以下に図4図7を参照しながら本願の装置実施例を詳しく説明し、理解すべきものは、装置実施例は方法実施例に対応し、類似の説明は方法実施例を参照してもよい。
【0069】
図4は本願の実施例に係る情報伝送装置のブロック図である。図4における装置400は、
ネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信するように構成される通信モジュール410であって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含む通信モジュール410と、
前記第1情報が残り最小システム情報(RMSI)の存在しないことを示す場合、前記第2情報から第2同期信号ブロックのリソース情報を取得するように構成される取得モジュール420と、を備える。
【0070】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記通信モジュール410は、更に、前記第2同期信号ブロックのリソース情報に基づき、前記第2同期信号ブロックを受信することに用いられ、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示す。
【0071】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記取得モジュール420は、更に、前記第3情報がRMSIの存在することを示す場合、前記第4情報に基づいてRMSIを取得することに用いられる。
【0072】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記取得モジュール420は、具体的に、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出し、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、に用いられる。
【0073】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2同期信号ブロックのリソース情報が前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報である。
【0074】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドとが少なくとも部分的に重なる。
【0075】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0076】
具体的に、該装置400は上記方法300に説明されたネットワーク装置に対応してもよく(例えば、該ネットワーク装置に配置されてもよく又はそのものが該ネットワーク装置である)、且つ、該装置400の各モジュール又はユニットはそれぞれ上記方法300におけるネットワーク装置の実行する各動作又は処理過程を実行することに用いられ、重複を避けるため、ここで詳細な説明は省略する。
【0077】
図5は本願の実施例に係る情報伝送装置のブロック図である。図5における装置500は、
残り最小システム情報(RMSI)がないことを決定するように構成される決定モジュール510と、
端末装置へ第1同期信号ブロックを送信するように構成される通信モジュール520であって、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、前記第1情報がRMSIの存在しないことを示すことに用いられ、前記第2情報が第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられる通信モジュール520と、を備える。
【0078】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2同期信号ブロックが前記第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、前記第3情報がRMSIの存在することを示し、前記第4情報がRMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示す。
【0079】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2同期信号ブロックのリソース情報が前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報である。
【0080】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドと前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドとが少なくとも部分的に重なる。
【0081】
好ましくは、いくつかの実施例では、前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含む。
【0082】
具体的に、該装置500は上記方法300に説明されたネットワーク装置に対応してもよく(例えば、該ネットワーク装置に配置されてもよく又はそのものが該ネットワーク装置である)、且つ、該装置500の各モジュール又はユニットはそれぞれ上記方法300におけるネットワーク装置の実行する各動作又は処理過程を実行することに用いられ、重複を避けるため、ここで詳細な説明は省略する。
【0083】
図6に示すように、本願の実施例は更に情報伝送装置600を提供し、前記装置600は図2における方法200に対応する端末装置の内容を実行できる図4における装置400であってもよい。前記装置600は入力インターフェース610、出力インターフェース620、プロセッサ630及びメモリ640を備え、前記入力インターフェース610、出力インターフェース620、プロセッサ630及びメモリ640がバスシステムによって接続されてもよい。前記メモリ640はプログラム、命令又はコードを記憶することに用いられる。入力インターフェース610が信号を受信し、出力インターフェース620が信号を送信するように制御し及び上記方法実施例における操作を完了するよう、前記プロセッサ630は前記メモリ640におけるプログラム、命令又はコードを実行することに用いられる。
【0084】
理解すべきものは、本願の実施例では、前記プロセッサ630は中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)であってもよく、前記プロセッサ630は更に他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアコンポーネント等であってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は前記プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等であってもよい。
【0085】
前記メモリ640は読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含んでもよく、且つプロセッサ630に命令及びデータを提供する。メモリ640の一部は更に不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでもよい。例えば、メモリ640に更に装置タイプの情報が記憶されてもよい。
【0086】
実現過程において、上記方法の各内容はプロセッサ630におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令で行われてもよい。本願の実施例に開示される方法の内容はハードウェアプロセッサで実行して完成し、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完成するように直接具現されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ又は電気消去可能プログラム可能メモリ、レジスタ等の本分野で成熟している記憶媒体に位置してもよい。前記記憶媒体はメモリ640に位置し、プロセッサ630はメモリ640における情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法の内容を行う。重複を避けるため、ここで詳細な説明は省略する。
【0087】
1つの具体的な実施形態では、図4における装置400に含まれる取得モジュール420は図6におけるプロセッサ630により実現されてもよく、図4における装置400に含まれる通信モジュール410は図6における前記入力インターフェース610及び前記出力インターフェース620により実現されてもよい。
【0088】
図7に示すように、本願の実施例は更に情報伝送装置700を提供し、前記装置700は図3における方法300に対応するネットワーク装置の内容を実行できる図5における装置500であってもよい。前記装置700は入力インターフェース710、出力インターフェース720、プロセッサ730及びメモリ740を備え、前記入力インターフェース710、出力インターフェース720、プロセッサ730及びメモリ740がバスシステムによって接続されてもよい。前記メモリ740はプログラム、命令又はコードを記憶することに用いられる。入力インターフェース710が信号を受信し、出力インターフェース720が信号を送信するように制御し及び上記方法実施例における操作を完了するよう、前記プロセッサ730は前記メモリ740におけるプログラム、命令又はコードを実行することに用いられる。
【0089】
理解すべきものは、本願の実施例では、前記プロセッサ730は中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)であってもよく、前記プロセッサ730は更に他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラマブルロジックデバイス、個別ゲート又はトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェアコンポーネント等であってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は前記プロセッサはいかなる通常のプロセッサ等であってもよい。
【0090】
前記メモリ740は読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含んでもよく、且つプロセッサ730に命令及びデータを提供する。メモリ740の一部は更に不揮発性ランダムアクセスメモリを含んでもよい。例えば、メモリ740に更に装置タイプの情報が記憶されてもよい。
【0091】
実現過程において、上記方法の各内容はプロセッサ730におけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形式の命令で行われてもよい。本願の実施例に開示される方法の内容はハードウェアプロセッサで実行して完成し、又はプロセッサにおけるハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせで実行して完成するように直接具現されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラム可能読み出し専用メモリ又は電気消去可能プログラム可能メモリ、レジスタ等の本分野で成熟している記憶媒体に位置してもよい。前記記憶媒体はメモリ740に位置し、プロセッサ730はメモリ740における情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法の内容を行う。重複を避けるため、ここで詳細な説明は省略する。
【0092】
1つの具体的な実施形態では、図5における装置500に含まれる決定モジュール510は図7におけるプロセッサ730により実現されてもよく、図5における装置500に含まれる通信モジュール520は図7における前記入力インターフェース710及び前記出力インターフェース720により実現されてもよい。
【0093】
本願の実施例は更にコンピュータ可読記憶媒体を提供し、該コンピュータ可読記憶媒体に1つ又は複数のプログラムが記憶され、該1つ又は複数のプログラムは命令を含み、該命令が複数のアプリケーションプログラムを含むポータブル電子機器により実行されるとき、該ポータブル電子機器が図2及び図3に示される実施例の方法を実行することができる。
【0094】
本願の実施例は更にコンピュータプログラムを提供し、該コンピュータプログラムは命令を含み、該コンピュータプログラムがコンピュータにより実行されるとき、コンピュータが図2及び図3に示される実施例の方法の対応プロセスを実行することができる。
【0095】
当業者であれば意識できるように、本明細書に開示される実施例を参照して説明した各例示的なユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせで実現できる。これらの機能をハードウェアそれともソフトウェア方式で実行するかは、技術案の特定応用及び設計制約条件によって決定される。当業者は各特定応用に対して異なる方法でここの説明される機能を実現することができるが、このような実現は本願の範囲を超えるものと見なされるべきではない。
【0096】
当業者であれば明確に理解できるように、説明を容易且つ簡単にするために、上記説明されるシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程は、前述の方法実施例における対応過程を参照してもよく、ここで詳細な説明は省略する。
【0097】
本願に係るいくつかの実施例において、理解すべきものは、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよい。例えば、以上に説明される装置実施例は模式的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区分は論理機能上の区分に過ぎず、実際に実現するとき、他の区分方式があってもよく、例えば複数のユニット又はコンポーネントは他のシステムに結合又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は省略してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、表示又は検討される相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又は他の形式であってもよい。
【0098】
分離部材として説明される前記ユニットは物理的に分離してもよく、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく、物理ユニットでなくてもよく、つまり、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークユニットに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のユニットを選択して本実施例案の目的を実現してもよい。
【0099】
また、本願の各実施例では、各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。
【0100】
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるときは、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づき、本願の技術案の本質的又は従来技術に貢献する部分、又は前記技術案の一部はソフトウェア製品の形式で具現されてもよく、前記コンピュータソフトウェア製品は、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置等)に本願の各実施例に記載の情報伝送方法の全部又は一部のステップを実行させるための若干の命令を含む1つの記憶媒体に記憶される。そして、上記記憶媒体はUSBメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
【0101】
以上の説明は本願の具体的な実施形態であって、本願の保護範囲を制限するためのものではなく、当業者が本願に開示される技術的範囲内で容易に想到して得る変更や置換は、いずれも本願の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本願の保護範囲は特許請求の範囲に準じるべきである。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
【手続補正書】
【提出日】2022-09-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報伝送方法であって、
端末装置がネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信することを含み、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、
前記第1情報は、残り最小システム情報(RMSI)が関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第1情報がRMSIに関連付けられないことを示す場合、前記第2情報は、第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられ、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックのリソース位置を示すことに用いられ、
前記第2同期信号ブロックが第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、
前記第3情報は、RMSIが関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第3情報がRMSIに関連付けられることを示す場合、前記第4情報は、RMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことに用いられ、
前記情報伝送方法は、更に、前記端末装置が前記第2同期信号ブロックのリソース位置で前記第2同期信号ブロックを受信することを含むことを特徴とする、前記情報伝送方法。
【請求項2】
前記第1のPBCHは、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドを含み、前記第2のPBCHは、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドを含み、前記第1ビットフィールドと前記第2ビットフィールドは同じビットフィールドであることを特徴とする
請求項1に記載の情報伝送方法。
【請求項3】
前記第1のPBCHで前記第1情報を搬送するためのビットフィールドと、前記第2のPBCHで前記第3情報を搬送するためのビットフィールドは同一であることを特徴とする
請求項1又は2に記載の情報伝送方法。
【請求項4】
前記情報伝送方法は、更に、
前記第3情報がRMSIに関連付けられることを示す場合に、前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することを含むことを特徴とする
請求項1~3のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項5】
前記端末装置が前記第4情報に基づいてRMSIを取得することは、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出し、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、を含むことを特徴とする
請求項4に記載の情報伝送方法。
【請求項6】
前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であることを特徴とする
請求項1~5のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項7】
前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項1~6のいずれか1項に記載の情報伝送方法。
【請求項8】
情報伝送装置であって、
ネットワーク装置から送信された第1同期信号ブロックを受信するように構成される通信モジュールを含み、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、
前記第1情報は、残り最小システム情報(RMSI)が関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第1情報がRMSIに関連付けられないことを示す場合、前記第2情報は、第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられ、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックのリソース位置を示すことに用いられ、
前記第2同期信号ブロックが第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、
前記第3情報は、RMSIが関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第3情報がRMSIに関連付けられることを示す場合、前記第4情報は、RMSIを受信するための制御情報を含むリソース集合を示すことに用いられ、
前記通信モジュールは、更に、前記第2同期信号ブロックのリソース位置で前記第2同期信号ブロックを受信するように構成されることを特徴とする、前記情報伝送装置。
【請求項9】
前記第1のPBCHは、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドを含み、前記第2のPBCHは、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドを含み、前記第1ビットフィールドと前記第2ビットフィールドは同じビットフィールドであることを特徴とする
請求項8に記載の情報伝送装置。
【請求項10】
前記第1のPBCHで前記第1情報を搬送するためのビットフィールドと、前記第2のPBCHで前記第3情報を搬送するためのビットフィールドは同一であることを特徴とする
請求項8又は9のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項11】
前記取得モジュールは、更に、
前記第3情報がRMSIに関連付けられることを示す場合、前記第4情報に基づいてRMSIを取得するように構成されることを特徴とする
請求項8~10のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項12】
前記取得モジュールは、具体的に、
前記第4情報で示すリソース集合に基づき、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を検出して、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)のスケジューリング情報を取得することと、
前記PDSCHのスケジューリング情報に基づいて前記PDSCHで搬送されるRMSIを取得することと、を実行するように構成されることを特徴とする
請求項11に記載の情報伝送装置。
【請求項13】
前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックの周波数領域リソース位置情報又は前記第1同期信号ブロックに対する前記第2同期信号ブロックの周波数領域位置のオフセット情報であることを特徴とする
請求項8~12のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項14】
前記RMSIは、ページング構成パラメータ、セル選択情報、アクセス制御情報のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする
請求項8~13のいずれか1項に記載の情報伝送装置。
【請求項15】
情報伝送方法であって、
ネットワーク装置から端末装置に第1同期信号ブロックを送信することを含み、前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、
前記第1情報は、残り最小システム情報(RMSI)が関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第1情報がRMSIに関連付けられないことを示す場合、前記第2情報は、第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられ、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックのリソース位置を示すことに用いられ、
前記第2同期信号ブロックが第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、
前記第3情報は、RMSIが関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第3情報がRMSIに関連付けられることを示す場合、前記第4情報は、RMSIを送信するための制御情報を含むリソース集合を示すことに用いられ、
前記情報伝送方法は、更に、前記ネットワーク装置が前記第2同期信号ブロックのリソース位置で前記第2同期信号ブロックを送信することを含むことを特徴とする、前記情報伝送方法。
【請求項16】
前記第1のPBCHは、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドを含み、 前記第2のPBCHは、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドを含み、前記第1ビットフィールドと前記第2ビットフィールドは同じビットフィールドであることを特徴とする
請求項15に記載の情報伝送方法。
【請求項17】
前記第1のPBCHで前記第1情報を搬送するためのビットフィールドと、前記第2のPBCHで前記第3情報を搬送するためのビットフィールドは同一であることを特徴とする
請求項15又は16に記載の情報伝送方法。
【請求項18】
情報伝送装置であって、
端末装置に第1同期信号ブロックを送信するように構成される通信モジュールを含み、
前記第1同期信号ブロックが第1の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第1のPBCHで搬送される情報が第1情報と第2情報を含み、
前記第1情報は、残り最小システム情報(RMSI)が関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第1情報がRMSIに関連付けられないことを示す場合、前記第2情報は、第2同期信号ブロックのリソース情報を示すことに用いられ、前記第2同期信号ブロックのリソース情報は、前記第2同期信号ブロックのリソース位置を示すことに用いられ、
前記第2同期信号ブロックが第2の物理放送チャネル(PBCH)を含み、前記第2のPBCHで搬送される情報が第3情報と第4情報を含み、
前記第3情報は、RMSIが関連付けられるか否かを示すことに用いられ、
前記第3情報がRMSIに関連付けられることを示す場合、前記第4情報は、RMSIを送信するための制御情報を含むリソース集合を示すことに用いられ、
前記通信モジュールは、更に、前記第2同期信号ブロックのリソース位置で前記第2同期信号ブロックを送信するように構成されることを特徴とする、前記情報伝送装置。
【請求項19】
前記第1のPBCHは、前記第2情報を搬送するための第1ビットフィールドを含み、前記第2のPBCHは、前記第4情報を搬送するための第2ビットフィールドを含み、前記第1ビットフィールドと前記第2ビットフィールドは同じビットフィールドであることを特徴とする
請求項18に記載の情報伝送装置。
【請求項20】
前記第1のPBCHで前記第1情報を搬送するためのビットフィールドと、前記第2のPBCHで前記第3情報を搬送するためのビットフィールドは同一であることを特徴とする
請求項18又は19に記載の情報伝送装置。