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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022166966
(43)【公開日】2022-11-04
(54)【発明の名称】表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09F 7/00 20060101AFI20221027BHJP
   G09F 7/10 20060101ALI20221027BHJP
   G09F 7/04 20060101ALI20221027BHJP
【FI】
G09F7/00 E
G09F7/10
G09F7/04 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021072432
(22)【出願日】2021-04-22
(71)【出願人】
【識別番号】000211307
【氏名又は名称】中国電力株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100106002
【弁理士】
【氏名又は名称】正林 真之
(74)【代理人】
【識別番号】100120891
【弁理士】
【氏名又は名称】林 一好
(72)【発明者】
【氏名】赤木 雄基
(72)【発明者】
【氏名】西元 雅人
(57)【要約】
【課題】表示装置に振動が加わった場合であっても、表示状態が保持される表示装置を提供する。
【解決手段】表示窓12が設けられた前板10と、前記前板10と平行に配置され、前記表示窓12の位置に配置される第1状態表示部21を有する後板20と、前記前板10と前記後板20との間に配置され、第2状態表示部31を有する表示切替板30と、前記表示切替板30を、前記第2状態表示部31が前記第1状態表示部21の前を覆って、前記第2状態表示部31が前記表示窓12から見える第1位置と、前記第2状態表示部31が前記第1状態表示部21の前から退避して、前記第1状態表示部21が前記表示窓12から見える第2位置の間でスライド移動可能に保持するスライド枠板50と、前記表示切替板30を、前記第1位置又は前記第2位置に保持する保持構造40を備える表示装置1を提供する。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示窓が設けられた前板と、前記前板と平行に配置され、前記表示窓の位置に配置される第1状態表示部を有する後板と、前記前板と前記後板との間に配置され、第2状態表示部を有する表示切替板と、前記表示切替板を、前記第2状態表示部が前記第1状態表示部の前を覆って、前記第2状態表示部が前記表示窓から見える第1位置と、前記第2状態表示部が前記第1状態表示部の前から退避して、前記第1状態表示部が前記表示窓から見える第2位置の間でスライド移動可能に保持するスライド枠板と、前記表示切替板を、前記第1位置又は前記第2位置に保持する保持構造を備える表示装置。
【請求項2】
前記保持構造は、前記表示切替板が前記第1位置と前記第2位置との間にある場合、前記表示切替板を前記第1位置又は前記第2位置のどちらかの位置に付勢する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記保持構造は、前記後板に設けられた、磁石又は磁性体の一方と、前記表示切替板に設けられた、前記一方に対して吸引力を有する磁石又は磁性体を備える請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記保持構造は、前記スライド枠板に設けられた凹部と、前記表示切替板に設けられ、且つ前記凹部と係合する係合凸部を備える請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、左右方向に異なる状態表示部を有する表示板を長方形の枠板の内部にスライド自在に収容し、スライドの際に操作者が保持する突起部を表示板の表面に設け、スライドの際の操作者の指と表示板との間の滑りを防止しているスライド式の表示装置がある(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実登3211457号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の表示装置は、例えば表示装置が持ち運び式の場合、持ち運びの振動で表示板が動いてしまう可能性があった。
【0005】
本発明は、振動が加わった場合であっても、表示状態が保持される表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、表示窓が設けられた前板と、前記前板と平行に配置され、前記表示窓の位置に配置される第1状態表示部を有する後板と、前記前板と前記後板との間に配置され、第2状態表示部を有する表示切替板と、前記表示切替板を、前記第2状態表示部が前記第1状態表示部の前を覆って、前記第2状態表示部が前記表示窓から見える第1位置と、前記第2状態表示部が前記第1状態表示部の前から退避して、前記第1状態表示部が前記表示窓から見える第2位置の間でスライド移動可能に保持するスライド枠板と、前記表示切替板を、前記第1位置又は前記第2位置に保持する保持構造を備える表示装置を提供する。
【0007】
前記保持構造は、前記表示切替板が前記第1位置と前記第2位置との間にある場合、前記表示切替板を前記第1位置又は前記第2位置のどちらかの位置に付勢することが好ましい。
【0008】
前記保持構造は、前記後板に設けられた、磁石又は磁性体の一方と、前記表示切替板に設けられた、前記一方に対して吸引力を有する磁石又は磁性体を備えることが好ましい。
【0009】
前記保持構造は、前記スライド枠板に設けられた凹部と、前記表示切替板に設けられ、且つ前記凹部と係合する係合凸部を備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、振動が加わった場合であっても、表示状態が保持される表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】第1実施形態の表示装置1の分解図である。
図2】第1実施形態の表示装置1の組み立てられた状態の斜視図である。
図3】(a)から(d)は、第2実施形態の表示装置101の動作を説明する図である。
図4】第3実施形態の表示装置201を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明において、表示装置として、例えば、発電所等において複数の排水弁の開閉状況を集中管理するために用いられる表示装置1,101,201について説明する。なお、これに限定されないが、実施形態の表示装置1は、持ち運び可能であって、特定の場所に配置された排水弁の管理のみならず、他の場所に配置された排水弁の管理も行うことができる、汎用的な表示装置1,101,201である。
【0013】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の表示装置1の分解図である。図2は、第1実施形態の表示装置1の組み立てられた状態の斜視図である。
表示装置1は、表示窓12が設けられた前板10と、前板10と平行に配置された後板20と、前板10と後板20との間に配置された表示切替板30と、表示切替板30をスライド可能に保持するスライド枠板50と、表示切替板30を、第1位置又は第2位置に保持する保持構造40を備える。
以下の説明において、表示装置1の前板10が設けられている側を前、後板20が配置されている方側を後、前後方向と直交し且つ表示切替板30がスライドする方向を横方向、前後方向及び横方向と直交する方向を縦方向として説明する。
【0014】
(前板10)
前板10は横方向に長い長方形の板部材で、複数の情報表示領域11が設けられている。実施形態で情報表示領域11は横方向に2列、縦方向に4列の合計8個設けられている。情報表示領域11は、それぞれ横方向に長い長方形の領域である。情報表示領域11の横方向の一方の領域が対象表示部13で、他方が表示窓12となっている。
【0015】
対象表示部13は、前板10の他の部分と異なる色が背景色として選択されていることが好ましく、例えば前板10の対象表示部13以外の部分は水色で、対象表示部13は、遠くから見やすいように背景色が白色等であることが好ましい。そして、対象表示部13は、実施形態の場合、複数の排水弁のうちのどの排水弁の状態であるかを示す、排水弁の名称や番号が、例えば白色の背景に対して目立つように黒色で表記されている。図1及び図2においては、一例として排水弁の名称や番号として「1A」、「1B」、「No.7」等が表記されている。
【0016】
表示窓12は、矩形の開口部であるが、対象表示部13側の縦辺の中央部の一部の領域が、対象表示部13側に窪んだ切欠部14が設けられている。
【0017】
(後板20)
後板20は、外周が前板10と同じ大きさの横方向に長い長方形の板部材で、前板10と平行に配置されている。後板20には、前板10の表示窓12のそれぞれと対応する位置に、実施形態では第1状態として「閉」の文字が記された第1状態表示部21が設けられている。
【0018】
(スライド枠板50)
スライド枠板50は、外周が前板10と同じ大きさの横方向に長い長方形の板部材で、前板10と後板20との間に、それらと平行に配置されている。スライド枠板50には、前板10の情報表示領域11のそれぞれと対応する位置に、矩形開口部51が設けられている。
【0019】
(表示切替板30)
表示切替板30は矩形部材であり、縦方向長さは、矩形開口部51と略同じ長さで、横方向長さは、第1状態表示部21の前面を覆うことが可能な大きさである。表示切替板30の数は、スライド枠板50の矩形開口部51の数と等しく、矩形開口部51内にそれぞれ配置されている。表示切替板30は、矩形開口部51内を横方向にスライド可能である。表示切替板30の前面には、実施形態では「開」の文字である第2状態が記された第2状態表示部31が設けられている。
【0020】
表示切替板30は、図2に示すように、第1状態表示部21の前を覆って、表示切替板30の「開」の文字が表示窓12から見える第1位置P1と、第1状態表示部21の前から退避して、後板20の「閉」の文字が表示窓12から見える第2位置P2との間を移動可能である。
【0021】
第2状態表示部31の前面における図中右側には、前側に突出した把持突起32が設けられている。把持突起32を操作者が把持して横方向に移動させることにより、表示切替板30を横方向にスライドさせることができる。把持突起32が設けられていることにより、表示切替板30のスライドが容易になり、操作性が向上する。
把持突起32の縦横方向の断面は、前板10の切欠部14の縦横方向の断面と略等しく、表示切替板30が第2位置P2にある場合、把持突起32は切欠部14に収納される。
【0022】
また、スライド枠板50の矩形開口部51の縦方向の長さA、表示切替板30の縦方向の長さB、前板10の表示窓12の縦方向の長さCは、A≧B>Cの関係を有している。
【0023】
(保持構造40)
後板20における第1状態表示部21の後側には、磁石又は磁性体の一方である第1保持部材41が配置されている。第1保持部材41は、図中横方向左側の第1左保持部材41Lと、右方向の第1右保持部材41Rとの2つが、第1状態表示部21の「閉」の文字を挟んだ横方向の両側にそれぞれ配置されている。
また、表示切替板30の後側に第1保持部材41と磁力によって吸着可能な磁石又は磁性体である第2保持部材42が埋め込まれている。
第1保持部材41と第2保持部材42とで、保持構造40を構成する。
【0024】
(表示装置1の組み立て)
矩形開口部51の内部にそれぞれ表示切替板30が配置されたスライド枠板50の前側に、前板10を配置し、後側に後板20を配置した状態で、それら3枚の板を貼り合わせる。そうすると、図2に示すように、前板10の表示窓12から、表示切替板30の第2表示部、又は後板20の第1状態表示部21が見える状態の表示装置1が組み立てられる。
【0025】
(表示装置1の操作)
排水弁が開いた状態で、表示切替板30が第2位置P2になっていて表示窓12から第1状態表示部21の「閉」の文字が見えている場合、操作者は、把持突起32を横方向の図中右側にスライド移動させる。そうすると、表示切替板30は第1位置P1となり、後板20の第1状態表示部21の前側を覆い、前板10の表示窓12からは表示切替板30の第2状態表示部31の「開」の文字が見えるようになる。図中排水弁1A、3A、2B、No.7、No、9はこの状態で、これらの排水弁が開いた状態であることを示す。
このとき、表示切替板30の後側に埋め込まれた第2保持部材42は、第1右保持部材41Rとの間の磁力によって、第1右保持部材41R側に吸引されているので、表示切替板30は第1位置P1に保持される。
【0026】
排水弁が閉じた状態で、表示切替板30が第1位置P1になっていて表示窓12から第2状態表示部31の「開」の文字が見えている場合、操作者は、把持突起32を横方向の図中左側にスライド移動させる。そうすると、表示切替板30は第2位置P2となり、後板20の第1状態表示部21の前側から退避し、前板10の表示窓12からは後板20の第1状態表示部21の「閉」の文字が見えようになる。図中排水弁2A、No.8、2Cはこの状態で、これらの排水弁が閉じた状態であることを示す。
このとき、表示切替板30部の後側に埋め込まれた第2保持部材42は、第1左保持部材41Lとの間の磁力によって、第1左保持部材41L側に吸引されているので、表示切替板30は第2位置P2に保持される。
【0027】
以上のように、表示切替板30は、第1位置P1又は第2位置P2にある場合、第2保持部材42と第1保持部材41とによる保持構造40によって、これらの位置に保持される。ゆえに、表示装置1を持ち運んでいる場合等、表示装置1に振動が加わった場合であっても、表示装置1の表示状態が保持される。
【0028】
また、保持構造40が付勢機能も有し、表示切替板30が第1位置P1と第2位置P2との間に位置している場合、表示切替板30の後側に埋め込まれた第2保持部材42は、第1左保持部材41Lと第1右保持部材41Rとの間の吸引力が大きい方に引っ張られる。ゆえに、表示切替板30は、第1位置P1と第2位置P2との間の中間位置に存在することがなく、「開」「閉」いずれかの明確な状態表示が可能となる。
また、この吸引力により、表示切替板30を第1位置P1と第2位置P2との間で移動させる際、第1位置P1又は第2位置P2の最後までスライドさせる必要がない。表示切替板30を、第1位置P1又は第2位置P2の手前で離しても、この吸引力によって第1位置P1又は第2位置P2のいずれかに移動させることが可能となる。
【0029】
例えば、比較として排水弁の開閉表示について、「開」・「閉」を記載したマグネットをホワイトボードに貼り付けていた従来の場合、マグネットが脱落することがあり、開閉状況がわからなくなることがある。しかし、本実施形態によると、スライド枠板50の矩形開口部51の縦方向の長さA、表示切替板30の縦方向の長さB、前板10の表示窓12の縦方向の長さCは、A≧B>Cの関係を有しているので、表示切替板30が前板10から落下することがない。
【0030】
(第2実施形態)
次に、第2実施形態の表示装置101について説明する。図3は、第2実施形態の表示装置101を説明する図で、図3(a)から(d)は、表示装置101の動作を説明する図である。第2実施形態において、第1実施形態と同様の部分については第1実施形態と同一の符号を付し、説明を省略する。第2実施形態の表示装置101が、第1実施形態の表示装置1と異なる点は、以下である。
【0031】
(前板10)
第1実施形態と同様に表示窓12に切欠部114が設けられている。この切欠部114は、対象表示部13側の縦方向に延びる側辺の上側の領域が、横方向の図中左側に移動することにより矩形を一部拡大するように設けられており、側辺の中央部の領域のみが左側に移動することにより形成された第1実施形態の切欠部14よりも大きい。
【0032】
(スライド枠板50)
スライド枠板50の矩形開口部151の縦方向の長さは、第1実施形態の矩形開口部51の縦方向長さより長い。
また、矩形開口部151の底部には、保持構造140として、図中右側の表出側凹部152と、図中左側の退避側凹部153との2つの凹部が設けられている。表出側凹部152と退避側凹部153とは同形である。
【0033】
(表示切替板130)
表示切替板130は、縦方向長さが、矩形開口部151の縦方向長さより短く、矩形開口部151内で縦方向に上下移動可能である。
表示切替板130の下面には、保持構造140として、表出側凹部152と退避側凹部153と略同形で、表出側凹部152及び退避側凹部153と係合可能な矩形の係合凸部133が設けられている。
【0034】
(第2実施形態の表示装置101の操作)
表示切替板130は、矩形開口部51の内部を移動可能であるが、第1実施形態のように横方向に単純にスライドしない。図3は、表示切替板130を第2位置P2から第1位置P1へと移動させる場合を説明する図である。
【0035】
図3(a)に示すように、表示切替板130を第2位置P2にある場合、第2状態表示部31が第1状態表示部21の前から退避して、「閉」の文字が表示窓12から見える。このとき、係合凸部133は、退避側凹部153に係合している。この係合により、表示切替板130は第2位置P2に保持されている。
【0036】
図3(b)は、図3(a)の状態から、図3(a)に矢印で示した方向に、把持突起32を上辺まで持ち上げて表示窓12の上辺に当接させた状態を示す。表示切替板130は上に移動し、係合凸部133は、退避側凹部153よりも上に移動して係合が解除される。
【0037】
図3(c)は、図3(b)の状態から、図3(b)に矢印で示した方向に、把持突起32を表示窓12の上辺に沿って右側にスライドさせて表示窓12の右辺に当接させた状態を示す。係合凸部133は、退避側凹部153と表出側凹部152との間の平坦部を通過して、表出側凹部152の上まで移動する。
【0038】
図3(d)は、図3(c)の状態から、図3(c)に矢印で示した方向に、把持突起32を表示窓12の右辺に沿って下側にスライドさせた状態を示す。係合凸部133は表出側凹部152と係合する。この係合により、表示切替板130は第1位置P1に保持される。
【0039】
以上、第2実施形態では、第1実施形態のような磁力は利用せず、保持構造140としての係合凸部133と表出側凹部152及び退避側凹部153との係合により保持可能である。ゆえに、表示装置101を例えば持ち運んでいる場合等、表示装置101に振動が加わった場合であっても、表示装置101の表示状態が保持される。
【0040】
(第3実施形態)
次に、第3実施形態の表示装置201について説明する。図4は、第3実施形態の表示装置201を説明する図である。第3実施形態の表示装置201は、第2実施形態の変形例であり、第2実施形態と部分については第1実施形態と同一の符号を付し、説明を省略する。
【0041】
第3実施形態が第2実施形態と異なる点は、保持構造240である。保持構造240としての退避側凹部253と表出側凹部252とは第2実施形態のような矩形の凹部ではなく、縦方向と横方向とを通る断面において、三角形の凹部である。
また、係合凸部233も矩形ではなく、縦方向と横方向とを通る断面において、退避側凹部253と表出側凹部252と係合可能な三角形の凸部である。
【0042】
第3実施形態は、第2実施形態と同様の効果を有するが、さらに第3実施形態によると、例えば、図4に示すように、保持構造240が付勢機能も有し、表示切替板230が第1位置P1と第2位置P2との間に位置している場合、表示切替板230は上に持ち上がった状態である。ここで操作者が把持突起32を離すと、表示切替板230は退避側凹部253の斜面と、表出側凹部252の斜面とのどちらかに沿って滑り落ちる。ゆえに、中途半端な位置にあることがなく、明確な表示が可能となる。
【符号の説明】
【0043】
P1 第1位置
P2 第2位置
1,101,201 表示装置
10 前板
11 情報表示領域
12 表示窓
13 対象表示部
14,114 切欠部
20 後板
21 第1状態表示部
30,130,230 表示切替板
31 第2状態表示部
32 把持突起
40,140,240 保持構造
41 第1保持部材
41L 第1左保持部材
41R 第1右保持部材
42 第2保持部材
50 スライド枠板
51 矩形開口部
133,233 係合凸部
151 矩形開口部
152,252 表出側凹部
153,253 退避側凹部
図1
図2
図3
図4